JPH06318067A - プロモーションツール - Google Patents

プロモーションツール

Info

Publication number
JPH06318067A
JPH06318067A JP3130965A JP13096591A JPH06318067A JP H06318067 A JPH06318067 A JP H06318067A JP 3130965 A JP3130965 A JP 3130965A JP 13096591 A JP13096591 A JP 13096591A JP H06318067 A JPH06318067 A JP H06318067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
instruction
address
rotation
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3130965A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuo Koyama
卓夫 小山
Tetsuya Suzuki
哲也 鈴木
Minoru Uehara
実 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Image Information Systems Inc, Hitachi Ltd, Hitachi Video and Information System Inc filed Critical Hitachi Image Information Systems Inc
Priority to JP3130965A priority Critical patent/JPH06318067A/ja
Publication of JPH06318067A publication Critical patent/JPH06318067A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】表示装置と操作キーボードとを備えた情報処理
機器において、プロモーションツールとして、説明者お
よび顧客の双方についての使い勝手を向上することが可
能な表示を行う。 【構成】顧客側へ表示画面を回転することを指示する指
示キースイッチ6と、この指示キースイッチ6を制御す
る制御手段9と、指示キースイッチ6入力時には、表示
画面の表示内容を180度回転して表示する表示メモリ
制御部8とを設ける。 【効果】指示キースイッチ6を押下することで、説明者
に適した表示画面と顧客に適した表示画面とを切替える
ことができ、プロモーションツールとしての使い勝手を
向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理機器に係り、
特に、プロモーション時に好適な画面表示を行うプロモ
ーションツールに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ノート型パーソナルコンピュータ
やブック型パーソナルコンピュータ等の携帯型パーソナ
ルコンピュータ(以下、携帯型パソコンと略記。)の小
型化が進み、一般に普及するのに伴い、携帯型パソコン
を営業活動に活用する事例が多くなってきている。これ
は、セールスマンが携帯型パソコンを外回りに持ち歩
き、これを使用して、顧客に対し商品説明等のプロモー
ションを行うものである。
【0003】この場合、携帯用パソコンの形態として
は、図2,図3に示すようなものが考えられる。図2に
おいて、1は表示装置、2は操作キーボード、3,4は
ヒンジ部である。表示装置1と操作キーボード2がヒン
ジ部3,4によって接続されているので、顧客へ表示画
面を向けて説明等を行おうとすると、携帯用パソコン全
体を顧客へ向けなければならず、従って、操作キーボー
ド2も顧客側を向くので、顧客および説明者の両者にと
って使いにくい。
【0004】一方、図3においては、表示装置1と操作
キーボード2とがコード5で接続されており、表示装置
1の向きを顧客側に変えられるものの、表示装置1の向
きを変える煩わしさは改善されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、可搬
性には優れているが、顧客および説明者の一般的な位置
関係である向かい合わせでの使い勝手については配慮さ
れておらず、使い勝手の悪さ、煩わしさの問題があっ
た。
【0006】本発明は、顧客および説明者の一般的な位
置関係である向かい合わせでの説明時に、携帯型パソコ
ンやその表示装置等の向きを物理的に変えることなく、
顧客および説明者に対して適切な方向で表示を行うプロ
モーションツールを提供することにある。
【0007】また、本発明は、表示画面中の任意の表示
範囲に対しては、表示方向を変えずに表示を行うプロモ
ーションツールを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、表示装置と入力装置とを有する情報処理
機器において、上記表示装置の表示画面を180度回転
させる指示を受付ける回転表示指示受付け手段と、上記
回転表示指示受付け手段が受付けた回転表示指示を検知
する回転表示指示検知手段と、上記回転表示指示検知手
段が上記回転表示指示を検知した場合に、上記表示装置
の表示画面を180度回転させて表示する回転表示手段
とを有するようにしている。
【0009】なお、上記回転表示指示受付け手段は、具
体的には、上記入力装置に具備された指示キースイッチ
であるようにすることができる。このとき、上記回転表
示指示検知手段は、この指示キースイッチの入力を認識
するキーボード入力制御部として実現することができ
る。また、上記回転表示手段は、表示データが格納され
ている表示メモリからの表示データの呼出しアドレスを
逆順にするアドレス変換手段と、変換されたアドレスか
ら呼出した表示データのビット列を逆順にするビット列
変換手段とを有する表示メモリ制御部として実現するこ
とができる。
【0010】また、本発明は、表示装置と入力装置とを
有する情報処理機器において、上記表示装置の表示画面
のうちの任意の表示範囲を180度回転させる指示を受
付ける回転表示指示受付け手段と、上記回転表示指示受
付け手段が受付けた回転表示指示を検知する回転表示指
示検知手段と、上記表示装置の表示画面のうちの任意の
表示範囲の指定を受付ける表示範囲受付け手段と、上記
表示範囲受付け手段が受付けた表示範囲を検知する表示
範囲検知手段と、上記回転表示指示検知手段が上記回転
表示指示を検知した場合に、上記表示範囲検知手段が検
知した表示範囲の表示画面および上記表示範囲検知手段
が検知した表示範囲以外の表示画面のうちのいずれか一
方を、選択的に180度回転させて表示する回転表示手
段とを有するようにしている。
【0011】この際に、上記表示範囲検知手段が検知し
た表示範囲の表示画面を回転表示するか否かを選択する
選択指示を促すメッセージを表示するメッセージ表示手
段と、上記選択指示を受付ける選択指示受付け手段と、
上記選択指示受付け手段が受付けた選択指示を検知する
選択指示検知手段とを有するようにしてもよく、このと
き、上記回転表示手段は、上記選択指示検知手段が検知
した選択指示が上記表示範囲の表示画面を回転表示する
指示である場合に、該表示範囲の表示画面を180度回
転させて表示し、上記選択指示検知手段が検知した選択
指示が上記表示範囲の表示画面を回転表示しない指示で
ある場合に、該表示範囲以外の表示画面を180度回転
させて表示するようにする。
【0012】上記回転表示手段は、上記回転表示指示検
知手段が上記回転表示指示を検知した場合に、上記表示
範囲検知手段が表示範囲を検知しないならば、全ての表
示画面を、180度回転させて表示するようにすること
が好ましい。
【0013】なお、この場合も、上記回転表示指示受付
け手段は、具体的には、上記入力装置に具備された指示
キースイッチであるようにすることができる。このと
き、上記回転表示指示検知手段は、この指示キースイッ
チの入力を認識するキーボード入力制御部として実現す
ることができる。
【0014】また、上記回転表示手段は、表示メモリか
らの表示データの呼出しアドレスを逆順にするアドレス
変換手段と、変換されたアドレスから呼出した表示デー
タのビット列を逆順にするビット列変換手段と、上記変
換されたアドレスが回転すべき表示範囲に対応する表示
メモリのアドレスであるか否かを判定するアドレス判定
手段とを有し、上記アドレス判定手段の判定の結果、上
記変換されたアドレスが上記回転すべき表示範囲に対応
する表示メモリのアドレスでない場合に、該アドレスに
ついては、上記アドレス変換手段および上記ビット列変
換手段によりアドレスおよびビット列を逆順にしない
で、元のままの表示データを表示する表示メモリ制御部
として実現することができる。
【0015】さらに、上記表示範囲受付け手段は、具体
的には、上記入力装置に配置されているカーソルキー等
の、一般の編集処理時に編集対象を指定するときに使用
するキーであるようにすることができる。このとき、上
記表示範囲検知手段は、このキーの入力を認識するキー
ボード入力制御部として実現することができる。
【0016】
【作用】説明者は、顧客へ表示画面を見せるときには、
指示キースイッチを押下することによって、表示画面の
方向を180度回転させて表示することができる。
【0017】また、任意の表示範囲を指定して、その部
分を180度回転させて表示したり、その部分以外を1
80度回転させて表示したりすることもできるので、例
えば操作メニュー等の、説明者が入力操作に必要な表示
部分を回転表示しなくてすみ、使い勝手も向上する。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0019】図1は、本発明の一実施例を適用した携帯
型パソコンの構成を示すブロック図である。従来例で用
いた図2と同じ部分には同一符号を付している。
【0020】図中、6は表示画面を顧客側へ向けること
を指示する指示キースイッチ、9は指示キースイッチ6
の入力を検知するキーボード入力制御部、8は本実施例
で最も特徴的な表示メモリ制御部、7は表示データを格
納している表示メモリ、10は携帯型パソコンの全体の
処理を司るCPUであり、表示データを表示メモリ7へ
書き込む処理も行う。ここで、表示装置1は、信号線1
00によって8ビットデータを得るものとし、その表示
データは、表示画面の左上から横方向に順次走査するデ
ータであるものとする。
【0021】指示キースイッチ6が押下されると、キー
ボード入力制御部9がそれを検知し、表示メモリ制御部
8へ通知する。そして、表示メモリ制御部8は、表示メ
モリ7に格納されている表示データを、通常表示時の逆
順で読み出し、さらに、表示データのビット順序を、M
SBとLSBとを入替え、信号線100を介して表示装
置1へ送り、180度回転して表示する。
【0022】ここで、通常時および180度回転時の表
示データの関係を、図4,図5を用いて説明する。説明
を簡単にするため、表示色を、白,黒の2色であると仮
定し、従って、表示メモリ7には、表示画面と対応し
て、表示「黒」の部分には表示データ「1」が、表示画
面「白」の部分には表示データ「0」が格納されている
ものとする。さらに、表示解像度を横16ドット,縦4
ラインの子画面を仮定して説明する。
【0023】図4は通常表示時の表示画面を示してい
る。表示メモリ7にも同様に格納されており、斜線部分
が表示メモリ7上では、「1」を示している。表示デー
タは8ビット単位で構成されているので、表示データ
は、表示データ12,13,…,18,19,12,…
の順番で、表示メモリ7から読み出される。表示データ
12のMSB,LSBの関係は、127がMSB、12
0がLSBである。
【0024】図4の表示画面を180度回転表示する
と、図5となる。図4に示す表示データから図5に示す
表示データを発生する方法は、表示データを、表示デー
タ19、18,…,13,12,19,…と逆順で読み
出し、さらに、各表示データについて、8ビットのLS
BとMSBとを入れ替えることによって発生することが
できる。従って、表示データ12と表示データ27,表
示データ13と表示データ26,表示データ14と表示
データ25,表示データ15と表示データ24,…,表
示データ19と表示データ20とが対応する。また、対
応する表示データ12および表示データ27において、
LSBとMSBとを入れ替えたビット127とビット2
70,ビット126とビット271,ビット125とビ
ット272…,ビット120とビット277とが対応す
る。このように、表示データを逆順で読み出し、そし
て、LSBとMSBとを入れ替えることによって、18
0度回転した表示画面を得ることができる。
【0025】本実施例では、子画面によって説明した
が、通常パソコンで使用される横640ドット,縦40
0ライン(または、480ライン)においても同様にで
きることは、明らかである。これ以降、横640ドッ
ト,縦400ラインで説明するものとする。
【0026】図6は、表示LSIとして汎用的な横64
0ドット,縦400ラインの日立製CRTC−HD68
45における表示同期信号と表示データとの関係を示し
ている。図中、28は水平同期信号、29は表示期間信
号、30は垂直同期信号、31は表示データ群である。
【0027】水平同期信号28と同期して表示期間信号
29がアクティブとなり、CRTCは、表示メモリのア
ドレス0,1,2,3,4,…,79を発生する。ここ
で、8ビット×80アドレスで640ドットとなるの
で、CRTCは、表示期間信号29をインアクティブに
する。その後、水平同期信号28が発生するまで、次の
アドレスを順次発生するが、水平同期信号28が発生す
ると、次の表示データであるアドレス80,81,8
2,83,…を発生する。この動作を400ライン繰返
し、400ラインの最後のデータであるアドレス319
99(16進数で7CFF)の表示アドレスを発生した
後、垂直同期信号30を発生して、これまでの動作を繰
り返す。本実施例では、上位アドレスを省略して、表示
メモリ7がアドレス0に番地付けされているものと仮定
しているが、実際的に不都合は生じない。
【0028】次に、上述したCRTCを使用した場合の
本実施例で最も特徴的な表示メモリ制御部8について、
図7を用いて説明する。
【0029】図7は、表示データを逆順で読み出し、さ
らに、表示データのMSBとLSBとを入替える制御を
行う、本実施例で最も特徴的な表示メモリ制御部8の構
成を示すブロック図である。
【0030】図中、32は表示LSIであり、ここで
は、上述したCRTCと仮定している、33は反転装
置、34は減算装置、35はセレクタ、36はビット入
替え装置37はキーボード入力装置からの指示信号、3
8は通常表示時に表示LSIが発生するアドレス、39
は180度回転表示時に発生するアドレス、40は表示
メモリ7から読み出した表示データ、41は表示装置1
へ出力する表示データである。表示LSI32は、図6
を用いて説明した動作を行う。すなわち、表示画面の左
上から横方向に順次走査するための表示データのアドレ
スを順次発生するものである。
【0031】通常表示時は、キーボード入力制御部9か
らの指示信号37によって、セレクタ35は、アドレス
38側に接続されており、ビット入替え装置36は、ビ
ット入替えをしないモードになっている。そこで、表示
LSI32が発生したアドレスはアドレス38に出力さ
れ、セレクタ35を介してそのまま表示メモリ7へ出力
する。このように、通常表示時は、表示メモリ7に対
し、アドレス0,1,2,3,4,…を順次出力し、表
示データを読み出し、表示装置1へ出力するので、プロ
モーションツールとしては、説明者の操作に適した表示
画面が得られる。
【0032】次に、指示キースイッチ6が押下された場
合の動作について説明する。指示キースイッチ6が押下
されると、指示信号37によって表示メモリ制御部8に
通知され、セレクタ35はアドレス39側に接続する。
さらに、ビット入替え装置36は、表示データのLSB
とMSBとを入替えるモードとなる。そこで、表示LS
I32が発生する表示メモリ7のアドレスは反転装置3
3に入力され、反転装置33は、表示LSI32が発生
したアドレスの「1の補数」を発生する。すなわち、反
転装置33は、インバータ回路で構成されており、全て
のアドレス情報に対して反転処理をするものである。例
えば、表示LSI32がアドレス「0」を発生した場
合、反転装置33は、16進数で「FFFF」を出力す
る。そして、反転装置33の出力は減算装置34に入力
される。そして、減算装置34は、入力された表示アド
レスの「1の補数」から16進数で「8300」を引き
算し、アドレス「0」の逆順アドレスを発生する。例え
ば、反転装置33の入力が「FFFF」であれば、「8
300」を減算することで、「7CFF」を発生する。
アドレス「7CFF」は、横640ドット,縦400ラ
インにおける最終アドレスのデータに他ならない。同様
にして、表示LSI32がアドレス「1」を発生したと
すると、反転装置33によって「FFFE」が出力さ
れ、それを減算装置34に入力して、減算装置34から
は、「7CFE」が表示メモリ7へ出力される。これを
繰り返すことによって、逆順のアドレスが表示メモリ7
へ出力される。 次に、ビット入替え装置36の具体的
な回路構成例を図8に示す。
【0033】図中、42はセレクタ回路群である。表示
メモリ7から読み出した表示データに対して、表示デー
タの各ビットに、DD0,DD1,…,DD7という記
号を付した。また、表示装置1への出力データの各ビッ
トには、D0,D1,…,D7という記号を付してい
る。図8では、DD0およびD0をLSB,DD7およ
びD7をMSBとしている。
【0034】次に、ビット入替え装置36の動作を説明
する。キーボード入力制御部からの指示信号37によっ
て、セレクタ群42の出力先を切替える。例えば、通常
動作時は、セレクタ群42の全てのセレクタを上側に接
続、すなわち、DD7とD7,DD6とD6,…,DD
0とD0を接続する。これによって、MSBとLSBと
が逆転することなく、表示データがそのまま表示装置1
へ出力する。一方、180度回転表示時は、セレクタ群
42の全てのセレクタを下側へ接続、すなわち、DD7
とD0,DD6とD1,…,DD0とD7を接続する。
これによって、MSBとLSBとを反転した表示データ
を表示装置1へ出力し、顧客に適した180度回転した
表示画面を実現できる。なお、セレクタ群42として
は、出力段の回路構成を3状態ゲートまたはオープンコ
レクタタイプのゲートを使用することで容易に実現でき
る。
【0035】このように、本発明によれば、図9に示し
た表示画面を使用して顧客に対して説明しようする場
合、指示キースイッチ6を入力するだけで、表示メモリ
制御部8が表示メモリを逆順に呼び出し、さらに、表示
データのMSBとLSBとを入れ替えるので、表示装置
1は図10に示すように顧客に適した180度回転表示
とすることができる。
【0036】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。本実施例は、任意の表示範囲については、指示キー
スイッチ6を押下したときも、表示を180度回転しな
い処理を施すことを可能とする例であり、これについ
て、図11を用いて説明する。
【0037】図11は本発明の他の実施例を適用した情
報処理機器の構成を示すブロック図である。図1と同じ
部分には同一符号を付した。
【0038】図中、44は本実施例で最も特徴的なアド
レス判定部、45はその出力である切り替え信号、46
は指示信号37をマスクするゲート素子である。表示メ
モリ7,表示メモリ制御部8,キーボード入力制御部
9,表示装置1および指示キースイッチ6の動作は、そ
れぞれ、図1を用いて説明したものと同様である。ここ
では、特に、180度回転表示時について説明する。
【0039】CPU10は、予めアドレス判定部44
に、指示キースイッチ6が押下されても180度回転表
示しない表示データのアドレス範囲を指定する。指示キ
ースイッチ6の押下によって、キーボード入力制御部9
は指示信号37を出力する。表示メモリ制御部8は、指
示信号37を受けて、表示メモリのアドレスを逆順で発
生する。そして、アドレス判定部44は、表示メモリ制
御部8の構成要素である表示LSIが発生するアドレス
を監視し、CPU10によって指定されたアドレス範囲
に合致していると、切り替え信号45をインアクティブ
にして、ゲート46を閉じ、表示メモリ制御部8へ表示
メモリのアドレスを通常表示動作のアドレス出力にする
よう促す。一方、合致していなければ、切り替え信号4
5をアクティブとして、表示メモリ制御部8へ表示メモ
リの逆順アドレスで発生するよう指示する。
【0040】ここで、上記180度回転表示しない表示
データのアドレス範囲の指定方法の一例を図12に示
す。180度回転しない表示データのアドレス範囲を左
上隅のアドレスAと右下隅のアドレスBの2つで指定す
る。この2つのアドレスA,Bから、アドレス範囲の幅
をdとする。 このようなアドレス指定方法を用いたア
ドレス判定部44の具体的な例を図13,図14に示
し、その動作を説明する。
【0041】図13は図12に示すアドレス範囲の幅d
を算出する回路の構成例を示す図である。
【0042】図中、47はアドレスA指定レジスタ、4
8はアドレスB指定レジスタ、49、50は「80」を
除数とする除算回路、51は減算回路である。アドレス
範囲の幅dは、アドレスA指定レジスタ47の設定値を
除算回路49によって「80」で割算を行い、その余り
を減算回路51へ出力する。同様に、アドレスB指定レ
ジスタ48の設定値Bを除算回路50で割算を行い、そ
の余りを減算回路51へ出力する。除算回路49,50
の余りを減算回路51で減算することで、アドレス範囲
の幅dを算出することができる。
【0043】図14はアドレス判定部44の回路の構成
例を示す図である。図13と同じ部分には同一符号を付
した。
【0044】図中、52は加算回路、53,54,55
は比較回路、56は加算回路、58は反転素子、57は
フリップフロップ、59はNANDゲート素子である。
【0045】CPUが設定するアドレスA設定レジスタ
47の値Aは、アドレスB設定レジスタ48の値Bに比
して小さいので、比較回路55は、予めA<Bを表すハ
イレベル(H)を出力している。そして、表示LSIが
出力する表示メモリアドレスとAとを比較回路53で比
較し、一致すると、フリップフロップ57をセットし
て、NANDゲート59の出力、すなわち、切り換え信
号45をロウレベル(L)で出力する。これは、図11
に示した表示メモリ制御部8に対しては通常表示動作と
なるので、表示メモリへのアドレスの変換は行われな
い。
【0046】次に、加算回路56によってAと前記アド
レス範囲の幅dとを加算演算し、比較回路54によって
表示メモリアドレスと比較する。両者が一致すれば、フ
リップフロップ57を反転素子58を介してクリアし、
NANDゲート59、すなわち、切り換え信号45をハ
イレベルとして、図11に示した表示メモリ制御部に対
しては、再び180度回転動作となる。さらに、比較回
路54が一致したことを示す信号出力時は、加算回路5
2が動作して、Aと値80とを加算し、アドレスA設定
レジスタ47の値を更新する。値80を加算するという
ことは、次の比較ラインの値にしているものである。こ
のような動作を、A>Bとなるまで繰り返すことで、全
体は180度回転した表示画面となっているものの、C
PUが設定した2点A,Bを始点と終点に持つ範囲の表
示メモリのアドレスのみを、通常表示動作時のアドレス
として、表示画面を180度回転すること無く、説明者
の操作に適切な表示を行うことができる。
【0047】これは、例えば、図15に示すように、説
明者に対して意味のあるメニュー表示60aが表示画面
上に存在する場合に、そのメニュー画面60aが表示さ
れている範囲を指定することで、図16に示すように、
指定した範囲以外には、逆順に呼出されてビット列を入
替えた表示データが表示され、180度回転表示される
が、指定した範囲内には、元のままの表示データ(メニ
ュー画面60a)が表示され、180度回転表示されな
いので、説明者にとっての使い勝手が向上する。
【0048】なお、範囲指定がない場合は、表示画面全
体を180度回転表示するようにする。
【0049】また、本実施例では、始点および終点の2
点を設定するものと仮定して説明したが、範囲の指定法
としてはこれに限定するものではない。
【0050】また、本実施例では、表示LSIが出力す
るアドレスを用いてアドレス判定部44にて比較するこ
とと仮定して説明したが、そのほかに、図11の表示メ
モリ制御部8の出力で比較しても、動作的に何ら問題は
発生せず、等価である。しかし、この場合、アドレスA
設定レジスタ47やアドレスB設定レジスタ48に設定
する値は本実施例とことなる。
【0051】また、本実施例では、指示キースイッチ6
を特別に設けたが、操作キーボード2の中のキースイッ
チと併用しても何ら機能的に違いは生じない。
【0052】また、本実施例では、180度回転表示を
行わないアドレス範囲を指定するものと仮定して説明し
たが、これを逆にして、180度回転表示を行うアドレ
ス範囲を指定する構成も考えられる。
【0053】さらに、操作上は、180度回転表示を行
わないアドレス範囲および180度回転表示を行うアド
レス範囲のいずれを指定する場合も、アドレス範囲の小
さい方を指定する方が楽である。そこで、まず、アドレ
ス範囲を指定し、その後、そのアドレス範囲が180度
回転表示を行わない範囲であるか180度回転表示を行
うアドレス範囲であるかの指示を行うような構成として
もよい。これは、アドレス範囲指定後、上記指示を行う
ようメッセージを表示するようにする方法が考えられ
る。
【0054】以上説明したように、上記実施例では、表
示画面全体を、指示キースイッチ6を押下することによ
り、180度回転させて表示することができるので、説
明者が顧客に説明するときに、顧客に対して見やすい画
面を提供することができる。
【0055】また、上記実施例は、表示画面のうちの任
意の表示範囲については、180度回転させないで表示
し、それ以外の部分を180度回転させて表示すること
ができるので、例えば、操作に必要なメニュー等を表示
した部分については、180度回転させないで表示する
ことができ、説明者の操作に支障をきたさずに、顧客に
対して見やすい画面を提供することができる。
【0056】また、以上は、メニュー表示部分と他の表
示部分とが同一の表示メモリに格納されている情報処理
機器についての実施例であるが、メニュー表示部分と他
の表示部分とを別々のメモリに格納して重ね書きする、
いわゆる、ウィンドウ制御方式を適用した情報処理機器
についても、1つ1つのウィンドウにおいて、本実施例
を適用することができる。この場合は、さらに、任意の
表示範囲の指定をウィンドウ単位で行うこともでき、例
えば、メニュー表示部分のウィンドウを指定すると、メ
ニュー表示部分の下にも表示データが存在するので、図
15の表示画面において、メニュー表示部分60aおよ
び他の表示部分がウィンドウであるとすると、180度
回転表示時の表示画面は、図17に示すようになる。ま
た、ウィンドウ制御方式を利用して、180度回転表示
時に、特にメニュー表示部分のウィンドウについては、
自動的に消去するようにしてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報処理機器をプロモーションツールとして使用し、説
明者が顧客に対して説明を行う場合に、説明者および顧
客の一般的な位置関係である向かい合わせでの説明時
に、説明者のキー操作1つで、表示画面を180度回転
表示し、顧客に向けて表示できるので、従来のように情
報処理機器全体や表示装置の向きを変える必要がなくな
り、使い勝手の悪さおよび煩わしさを改善できるという
効果がある。
【0058】また、メニュー表示等の説明者にとって必
要な内容が表示画面上に存在する場合に、その内容の表
示範囲を180度回転表示しないようにすることができ
るので、説明者にとっての使い勝手を向上させることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した携帯型パソコンの
構成を示すブロック図。
【図2】従来の携帯用パソコンの形態を示す説明図。
【図3】従来の携帯用パソコンの形態を示す説明図。
【図4】本実施例における通常表示時の表示データを示
す説明図。
【図5】本実施例における180度回転表示時の表示デ
ータを示す説明図。
【図6】横640ドット,縦400ラインの表示データ
と表示同期信号との関係を示す説明図。
【図7】本実施例の表示メモリ制御部の構成を示すブロ
ック図。
【図8】本実施例のビット入替え装置の回路構成図。
【図9】通常表示時の表示画面を示す説明図。
【図10】180度回転表示時の表示画面を示す説明
図。
【図11】本発明の他の実施例を適用した情報処理機器
の構成を示すブロック図。
【図12】アドレス範囲の指定の例を示す説明図。
【図13】アドレス範囲の幅を算出する回路の回路構成
図。
【図14】アドレス判定部の回路構成図。
【図15】通常表示時の表示画面を示す説明図。
【図16】180度回転表示時の表示画面を示す説明
図。
【図17】180度回転表示時の表示画面を示す説明
図。
【符号の説明】
1…表示装置、 2…操作キーボード、 6…指示キースイッチ、 7…表示メモリ、 8…表示メモリ制御部、 9…キーボード入力制御部、 10…CPU、 44…アドレス判定部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 哲也 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立画像情報システム内 (72)発明者 上原 実 東京都大田区大森北一丁目18番2号株式会 社日立製作所オーエー事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置と入力装置とを有する情報処理機
    器において、上記表示装置の表示画面を180度回転さ
    せる指示を受付ける回転表示指示受付け手段と、上記回
    転表示指示受付け手段が受付けた回転表示指示を検知す
    る回転表示指示検知手段と、上記回転表示指示検知手段
    が上記回転表示指示を検知した場合に、上記表示装置の
    表示画面を180度回転させて表示する回転表示手段と
    を有することを特徴とするプロモーションツール。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプロモーションツールにお
    いて、上記回転表示手段は、上記表示装置に表示すべき
    表示データが格納されている表示メモリからの表示デー
    タの呼出しアドレスを逆順にするアドレス変換手段と、
    変換されたアドレスから呼出した表示データのビット列
    を逆順にするビット列変換手段とを有することを特徴と
    するプロモーションツール。
  3. 【請求項3】表示装置と入力装置とを有する情報処理機
    器において、上記表示装置の表示画面のうちの任意の表
    示範囲を180度回転させる指示を受付ける回転表示指
    示受付け手段と、上記回転表示指示受付け手段が受付け
    た回転表示指示を検知する回転表示指示検知手段と、上
    記表示装置の表示画面のうちの任意の表示範囲の指定を
    受付ける表示範囲受付け手段と、上記表示範囲受付け手
    段が受付けた表示範囲を検知する表示範囲検知手段と、
    上記回転表示指示検知手段が上記回転表示指示を検知し
    た場合に、上記表示範囲検知手段が検知した表示範囲の
    表示画面および上記表示範囲検知手段が検知した表示範
    囲以外の表示画面のうちのいずれか一方を、選択的に1
    80度回転させて表示する回転表示手段とを有すること
    を特徴とするプロモーションツール。
  4. 【請求項4】請求項3記載のプロモーションツールにお
    いて、上記表示範囲検知手段が検知した表示範囲の表示
    画面を回転表示するか否かを選択する選択指示を促すメ
    ッセージを表示するメッセージ表示手段と、上記選択指
    示を受付ける選択指示受付け手段と、上記選択指示受付
    け手段が受付けた選択指示を検知する選択指示検知手段
    とを有し、上記回転表示手段は、上記選択指示検知手段
    が検知した選択指示が上記表示範囲の表示画面を回転表
    示する指示である場合に、該表示範囲の表示画面を18
    0度回転させて表示し、上記選択指示検知手段が検知し
    た選択指示が上記表示範囲の表示画面を回転表示しない
    指示である場合に、該表示範囲以外の表示画面を180
    度回転させて表示することを特徴とするプロモーション
    ツール。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載のプロモーションツ
    ールにおいて、上記回転表示手段は、上記回転表示指示
    検知手段が上記回転表示指示を検知した場合に、上記表
    示範囲検知手段が表示範囲を検知しないならば、全ての
    表示画面を、180度回転させて表示することを特徴と
    するプロモーションツール。
  6. 【請求項6】請求項3,4または5記載のプロモーショ
    ンツールにおいて、上記回転表示手段は、上記表示装置
    に表示すべき表示データが格納されている表示メモリか
    らの表示データの呼出しアドレスを逆順にするアドレス
    変換手段と、変換されたアドレスから呼出した表示デー
    タのビット列を逆順にするビット列変換手段と、上記変
    換されたアドレスが回転すべき表示範囲に対応する表示
    メモリのアドレスであるか否かを判定するアドレス判定
    手段とを有し、 上記アドレス判定手段の判定の結果、上記変換されたア
    ドレスが上記回転すべき表示範囲に対応する表示メモリ
    のアドレスでない場合に、該アドレスについては、上記
    アドレス変換手段および上記ビット列変換手段によりア
    ドレスおよびビット列を逆順にしないで、元のままの表
    示データを表示することを特徴とするプロモーションツ
    ール。
  7. 【請求項7】請求項1,2,3,4,5または6記載の
    プロモーションツールにおいて、上記回転表示指示受付
    け手段は、上記入力装置に具備された指示キースイッチ
    であることを特徴とするプロモーションツール。
JP3130965A 1991-06-03 1991-06-03 プロモーションツール Pending JPH06318067A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3130965A JPH06318067A (ja) 1991-06-03 1991-06-03 プロモーションツール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3130965A JPH06318067A (ja) 1991-06-03 1991-06-03 プロモーションツール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06318067A true JPH06318067A (ja) 1994-11-15

Family

ID=15046766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3130965A Pending JPH06318067A (ja) 1991-06-03 1991-06-03 プロモーションツール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06318067A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003058137A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Sharp Corp 画面表示方向反転機能付き情報処理装置
JP2010164719A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Brother Ind Ltd 表示装置
JP2011070186A (ja) * 1999-01-28 2011-04-07 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置及び電子機器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011070186A (ja) * 1999-01-28 2011-04-07 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置及び電子機器
JP2003058137A (ja) * 2001-08-10 2003-02-28 Sharp Corp 画面表示方向反転機能付き情報処理装置
JP2010164719A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Brother Ind Ltd 表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100648231B1 (ko) 터치 스크린을 갖는 보조 액정디스플레이 패널을 이용한 포인팅 장치를 구비하는 휴대용 컴퓨터 및 그 방법
JP3062338B2 (ja) 画像処理装置
JPS62173509A (ja) 画像表示装置
JPH06318067A (ja) プロモーションツール
JPH07175628A (ja) カーソルの表示方式
JP3496305B2 (ja) 情報記憶変換装置
JPH11355414A (ja) 電話機
JP2004078815A (ja) 携帯情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JPH07311639A (ja) ポータブルコンピュータ
JPH08297660A (ja) 中国語漢字の入力装置
US20030103087A1 (en) Electronic apparatus having two position input unit
JPS59195743A (ja) ジヨブ状態表示方式
JPH0889346A (ja) 事務機器一体型デスク
JPH08179753A (ja) 表示制御方式
JPS62125475A (ja) カラ−モニタにおけるシステムライン着色方式
KR100606758B1 (ko) 휴대 단말기에서 문자 입력 장치 및 방법
JPH06110578A (ja) ペン入力情報処理装置
JPH0117589B2 (ja)
JP2002032304A (ja) 電子メール機能付き携帯端末及びそのメールアドレス登録方法並びに記録媒体
JP2004077839A (ja) データ変換装置、該データ変換装置を備える表示制御装置および表示装置
JPS6224806B2 (ja)
JPH0784701A (ja) ペン入力情報処理装置
JPH07281790A (ja) 2筐体電子機器
JPH0348788A (ja) レーダ表示装置
KR19990049475A (ko) 조그 다이얼 기능을 갖는 컴퓨터 시스템