JPH0631796U - 自動車玩具 - Google Patents

自動車玩具

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Publication number
JPH0631796U
JPH0631796U JP074366U JP7436692U JPH0631796U JP H0631796 U JPH0631796 U JP H0631796U JP 074366 U JP074366 U JP 074366U JP 7436692 U JP7436692 U JP 7436692U JP H0631796 U JPH0631796 U JP H0631796U
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JP
Japan
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dynamo
double layer
layer capacitor
electric double
vehicle body
Prior art date
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Pending
Application number
JP074366U
Other languages
English (en)
Inventor
林 弘 志 小
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takara Co Ltd
Original Assignee
Takara Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takara Co Ltd filed Critical Takara Co Ltd
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Publication of JPH0631796U publication Critical patent/JPH0631796U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体に対する外部からの電源用電線の接続を
なくして、車体を瞬発的に、かつ十分な速度で走行可能
にする。 【構成】 車体に車輪と連動するダイナモを設け、上記
車輪を走行面に対しこすり付けて回転させることにより
上記ダイナモの発電電力を電気二重層コンデンサに充電
すると共に、この充電電力の放電により、上記ダイナモ
を上記こすり付け方向に駆動可能にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電気二重層コンデンサの充電電力を受けて駆動されるダイナモに より走行可能となる自動車玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、バッテリ電源を利用して自動走行する自動車玩具が種々提案されて いる。これらの自動車玩具は、一般に、乾電池を車体に設置したものであったり 、車体のモータに対し、長い電線を介して、電池ボックス内の電池から電流をス イッチ供給するというものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来の自動車玩具においては、上記のように乾電池を車 体に設置したものでは、その乾電池が車体の走行上の大きな負荷となり、エネル ギの消耗が著しく、また、速度及び加速度が十分に得られないという問題点があ った。また、車体のモータと電池ボックス内の電池とを長い電線を介して接続し たものでは、車体の走行に従って、その走行方向に追従して電池ボックスを持ち 運ばなければならず、かつ電線が車体走行上の障害になる場合があるという実用 上の問題点があった。
【0004】 本考案は上記のような従来の問題点に着目してなされたものであり、車輪を床 などの走行面にこすり付けて回転させたダイナモの発電電力を電気二重層コンデ ンサに充電し、これを動力源として、ダイナモを駆動して車輪を駆動することに より、エネルギの消耗が少なく、十分な速度が得られ、かつ車体に対する電源用 の電線の接続を不用にできる自動走行可能な自動車玩具を得ることを目的とする 。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案にかかる自動車玩具は、車体に車輪と連動するダイナモを設け、上記車 輪を走行面に対しこすり付けて回転させることにより上記ダイナモの発電電力を 電気二重層コンデンサに充電すると共に、この充電電力の放電により、上記ダイ ナモを上記こすり付け方向に駆動可能にしたものである。
【0006】
【作用】
本考案におけるダイナモは、車輪を走行面に対してこすり付けることにより電 力を発生し、これを二重層コンデンサに充電し、更に、この充電電力を利用し、 直接にまたはスイッチを介して、ダイナモをモータ負荷として駆動可能にし、上 記こすり付け方向に車輪を回転させる。
【0007】
【実施例】
以下に、本考案の一実施例を図について説明する。図1において、1は自動車 玩具の車体に設けられて車輪に連結されたダイナモ、2はこのダイナモ1の発電 電力を充電すると共に、この充電電力を利用して上記ダイナモ1を駆動可能にす る電気二重層コンデンサで、これが大容量、低抵抗であるため、急速充放電特性 にすぐれている。
【0008】 また、3,4は切替スイッチで、接片3a,4aを走行側の接点3b,4bま たは充電側の接点3c,4cに切替接続するように互に連動する。5はダイナモ 1と電気二重層コンデンサ2とを接続する充放電回路中に設けられた逆流防止用 のダイオードブリッジである。さらに、6は充電回路中に設けられた発光体、例 えば発光ダイオードで、充電状態のときに点灯するように、例えば電気二重層コ ンデンサ2に対して並列接続されている。
【0009】 図2は上記自動車玩具の斜視図を示し、7は車体、8は車輪で、車体7の一部 に電気二重層コンデンサ2、切替スイッチ3,4、ダイオードブリッジ5及び発 光ダイオード6などの回路部品を設けた回路基板が取付けられている。9は車体 7の一部に設けられたモータカバーで、このカバー9内には、上記ダイナモ1が 設置されている。 このダイナモ1は図3に示すように回転軸にギヤ11を有し、このギヤ11は 前後いずれかの車輪8の回転軸12に取付けられたギヤ群13に噛合されるよう に、上記ダイナモ1が車体7に支持されている。
【0010】 かかる構成になる自動車玩具では、これを走行させる場合には、車体7を手で つかみ、車輪8を走行面としての例えば床などにこすり付けて、いずれか一方向 に繰り返し強制回転させる。このため、この車輪8の回転はギヤ群13、ギヤ1 1を介してダイナモ1に伝えられ、このダイナモ1は電力を発生する。 また、このとき切替スイッチ3,4の各接片3a,4aを接点3c,4c側に 切り替えておくと、上記ダイナモ1が発生した電力はダイオードブリッジ5及び 切替スイッチ3,4を介して電気二重層コンデンサ2に充電される。この場合に おいて、この電気二重層コンデンサ2の充電電力は、仮にダイナモ1による発電 が停止されても、ダイオードブリッジ5によりダイナモ1への逆流が阻止される 。
【0011】 一方、自動車玩具を自動走行させようとする場合には、切替スイッチ3,4の 接片3a,4aを接点3b,4b側に切り替える。これにより、電気二重層コン デンサ2の充電電力は、各スイッチ3,4を介して、直接、ダイナモ1に供給さ れる。このため、このダイナモ1はモータとして動作して回転し、これが車輪8 に伝えられて走行する。
【0012】 また、上記自動走行のモードにおいては、すなわち、各接片3a,4aがそれ ぞれ接点3b,4b側に接続されている状態を維持した場合においては、上記車 輪8を床に数回こすり付けて車体7から手を離せば、上記のように電気二重層コ ンデンサ2の充電に続く放電によって、直ちに、車体の走行が可能となる。そし て、その床へのこすり付け方向に応じて、電気二重層コンデンサ2の充電極性も 切り替わるため、車体7は上記こすり付け方向に自動走行することとなる。 尚、上記電気二重層コンデンサ2の充電時には、発光体、例えば発光ダイオー ド6が点灯して、充電モードであることを表示することができる。
【0013】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば車体に車輪と連動するダイナモを設け、上記車 輪を走行面に対しこすり付けて回転させることにより、上記ダイナモの発電電力 を電気二重層コンデンサに充電すると共に、この充電電力の放電により、上記ダ イナモを上記こすり付け方向に駆動可能に構成したので、車体に対する外部から の電源用電線の接続をなくして、車体を十分な速度で自動走行させることができ 、かつ大容量、低抵抗の電気二重層コンデンサの充電電力を利用して、軽快な車 体の瞬発走行を実現できるものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による自動車玩具を示す回路
図である。
【図2】本考案の自動車玩具の概略構成を示す斜視図で
ある。
【図3】図2に示す自動車玩具の要部を示す分解斜視図
である。
【符号の説明】
1 ダイナモ 2 電気二重層コンデンサ 3,4 切替スイッチ 6 発光ダイオード 7 車体 8 車輪

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に設けられて、車輪と連動するダイ
    ナモと、上記車輪を走行面に対しこすり付けて回転させ
    ることにより、上記ダイナモの発電電力を充電すると共
    に、この充電電力の放電により、上記ダイナモを上記こ
    すり付け方向に駆動可能にする電気二重層コンデンサと
    を備えた自動車玩具。
  2. 【請求項2】 ダイナモと電気二重層コンデンサとの間
    に、上記ダイナモの発電電力を上記電気二重層コンデン
    サに充電可能にし、かつ該電気二重層コンデンサの充電
    電力の放電により上記タイナモを駆動可能にする切替ス
    イッチを介在した請求項1記載の自動車玩具。
  3. 【請求項3】 電気二重層コンデンサの充電回路中に発
    光体を接続した請求項1記載の自動車玩具。
JP074366U 1992-09-30 1992-09-30 自動車玩具 Pending JPH0631796U (ja)

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JPH0631796U true JPH0631796U (ja) 1994-04-26

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012223208A (ja) * 2011-04-14 2012-11-15 Megahouse Corp 駆動ユニット及び走行玩具
JP5717267B1 (ja) * 2014-07-08 2015-05-13 株式会社タカラトミー 電動式玩具
JP7105340B1 (ja) * 2021-04-30 2022-07-22 株式会社タカラトミー 走行玩具

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