JPH09163508A - 電気自動車の駆動装置 - Google Patents

電気自動車の駆動装置

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JPH09163508A
JPH09163508A JP7318710A JP31871095A JPH09163508A JP H09163508 A JPH09163508 A JP H09163508A JP 7318710 A JP7318710 A JP 7318710A JP 31871095 A JP31871095 A JP 31871095A JP H09163508 A JPH09163508 A JP H09163508A
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flywheel
voltage
battery
motor
inverter device
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Tomoyasu Hachiro
友康 鉢呂
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気自動車の回生エネルギーを大量且つ迅速
に蓄積すると共に、蓄積したエネルギーを高速で放出し
て走行に寄与させる。 【解決手段】 バッテリー1による直流をインバーター
装置2により交流にしてモーター3を駆動し、モーター
3により駆動輪5を回転させて走行する。バッテリー電
圧が高いときや制動用ペダル11が踏まれているときに
は、バッテリー電圧やインバーター装置2による回生電
圧をフライホイール用インバーター装置20により交流
に変換してフライホイール用モーター21に供給してフ
ライホイール21を回転させエネルギー蓄積をする。バ
ッテリー電圧が低いときや指令用ペダル6が踏まれてい
るときには、フライホイール22により回転させられた
モーター21が発生した交流をインバーター装置20に
より直流に変換して、バッテリー1やインバーター装置
2に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車の駆動
装置に関し、エネルギーロスを減らし効率の良い運転が
できるように工夫したものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の電気自動車の駆動装置を示
す。同図に示すように、バッテリー1は直流電圧をイン
バーター装置2に供給し、インバーター装置2はDC−
AC変換をして交流電流(または交流電圧)をモーター
3に供給する。モーター3としては誘導電動機やブラシ
レスDCモーターが採用されている。この1台のモータ
ー3による駆動力は動力伝達機構4を介して複数の駆動
輪5に伝達される。このようにして駆動輪5が回転する
ことにより電気自動車が走行する。
【0003】指令用ペダル6は、内燃機関を用いた自動
車のアクセルペダルに相当するものである。この指令用
ペダル6が踏み込まれると、制御器7は、ペダル踏み込
み量と後述する速度信号vとに応じた値の指令a(速度
指令またはトルク指令)をインバーター制御装置8に送
る。
【0004】一方、電流検出器9は、インバーター装置
2からモーター3に送られる電流を検出して、検出電流
信号iをインバーター制御装置8に送る。また、回転検
出器10はモーター3に連結されてモーター3と共に回
転する。この回転検出器10としては、モーター10が
誘導電動機であるときには速度検出器を採用し、モータ
ー3がブラシレスDCモーターであるときには磁極位置
検出器を採用する。そして回転検出器10は速度信号
(磁極位置検出信号)vを、インバーター制御装置8お
よび制御器7に送る。
【0005】インバーター制御装置8は、検出電流信号
iおよび速度信号vを監視しつつ、指令aで与えられる
トルクや速度が得られるように、インバーター装置2の
作動制御をする。
【0006】制動用ペダル11は、内燃機関を用いた自
動車のブレーキペダルに相当するものである。制動用ペ
ダル11が踏み込まれると、機械式の制動機構12が作
動して駆動輪5の回転を制動する。この制動機構12
は、自動車の持つ慣性エネルギーを摩擦熱として放出す
ることにより制動を行うものであり、主ブレーキとして
の信頼性は高い。また、後述する回生エネルギーを利用
した制動機構では制動効果の出にくい低速走行時のブレ
ーキとしては必須のものである。
【0007】バッテリー1とインバーター装置2との間
には、抵抗体R及びスイッチング素子Tでなるダイナミ
ックブレーキ回路13と、コンデンサー14とが介装さ
れている。上記ダイナミックブレーキ回路13とコンデ
ンサー14は、回生エネルギーを利用した制動機構とし
て機能する。即ち、指令用ペダル6が放され指令aが零
となるとインバーター制御装置8は、インバーター装置
2に回生モード指令を送ってインバーター装置2をコン
バーターとして作動させる。指令用ペダル6が放された
時には、モーター3は駆動輪5の駆動力により回転させ
られ発電機として機能する。モーター3で発電された交
流電力は、コンバーターとして機能しているインバータ
ー装置2により直流電力に変換される。変換された直流
電力(回生電力)はバッテリー1に再充電されたり、コ
ンデンサー14に蓄積されたり、ダイナミックブレーキ
回路13の抵抗体Rにより熱として消費される。なお、
ダイナミックブレーキ回路13のスイッチング素子T
は、指令用ペダル6が放された時に、制御器7により必
要に応じて所定時間だけON状態となる。
【0008】バッテリー1に再充電された電力やコンデ
ンサー14に蓄積された電力は、指令ペダル6が再び踏
み込まれたときに、インバーター装置2に送られモータ
ー3の駆動に利用される。走行・停止を繰り返す電気自
動車においては、制動時の慣性エネルギーを回生電力と
してバッテリー1やコンデンサー14に蓄積しておき、
再駆動時に蓄積した回生電力をモーター駆動に利用する
ことにより、効率を高めることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来で
は、効率を高めたり制動のために回生電力をバッテリー
1やコンデンサー14に蓄積したり、制動のために回生
電力をダイナミックブレーキ回路13の抵抗体で熱消費
したりしているが、これらは次のような欠点があった。
【0010】コンデンサー14は、瞬時的にエネルギー
(回生電力)を蓄積することができるので制動時間が短
くてもこの間の回生電力の蓄積ができる長所があるもの
の、蓄積エネルギー密度が小さく、大容量の回生電力の
蓄積はできない。仮に、自動車の慣性エネルギーによる
回生電力をコンデンサーだけで蓄積しようとした場合に
は、コンデンサーの体積が極めて大きくなり、車体への
実装が容易ではなく実用的ではない。
【0011】バッテリー1は大容量の回生電力を蓄積で
きる長所はあるが、短時間では電力の充電はできず、制
動時間が1〜5秒と短いときには、この制動時間で生じ
た回生電力を蓄積することはできない。
【0012】ダイナミックブレーキ回路13では、回生
電力を熱消費するだけであり、効率の向上には寄与しな
い。
【0013】本発明は、上記従来技術に鑑み、大容量の
回生電力を瞬時的に吸収・放出することができ、これに
より効率を向上させることができしかも構成が簡単な電
気自動車の駆動装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、駆動輪に連結されており交流電流が供給されると
駆動して駆動輪を回転させると共に駆動輪により回転さ
せられることにより交流電流を発生する主モーターと、
バッテリーと、力行モード時にはバッテリーによる直流
電圧を受けて交流電流を主モーターに供給すると共に回
生モード時には主モーターによる交流電流を受けて直流
電圧をバッテリー側に戻す主インバーター装置と、指令
用ペダルと、制動用ペダルと、指令用ペダルの踏み込み
量に応じて主インバーター装置を力行モードにしたり回
生モードにしたりする主制御部とを備えた電気自動車の
駆動装置において、フライホイールと、フライホイール
に連結されており交流電流が供給されると駆動してフラ
イホイールを回転させると共にフライホイールにより回
転させられることにより交流電流を発生するフライホイ
ール用モーターと、力行モード時にはバッテリーや主イ
ンバーター装置による直流電圧を受けて交流電流をフラ
イホイール用モーターに供給すると共に回生モード時に
はフライホイール用モーターによる交流電流を受けて直
流電圧をバッテリーや主インバーター装置に戻すフライ
ホイール用インバーター装置と、バッテリーの電圧を検
出して検出電圧信号を出力する直流電圧検出器と、検出
電圧信号が規定値よりも大きいときや制動用ペダルが踏
み込まれている時にはフライホイール用インバーター装
置を力行モードにすると共に、検出電圧信号が規定値よ
りも小さいときや指令用ペダルが踏み込まれている時に
はフライホイール用インバーター装置を回生モードにす
るインバーター用制御部と、を備えたことを特徴とす
る。
【0015】また本発明では、前記フライホイールは、
その回転軸が略鉛直になる状態で電気自動車の車体に備
えられていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。なお、従来技術と同一機能をはたす部分
には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0017】図1は本発明の実施の形態を示す。同図に
示すように、この実施の形態では、フライホイール用イ
ンバーター装置20と、フライホイール用モーター21
と、フライホイール22と、フライホイール用インバー
ター制御装置23と、フライホイール用制御器24と、
回転検出器25と、直流電圧検出器26と、電流検出器
27を備えている。なお他の部分の構成は、図3に示す
従来のものと同様である。
【0018】フライホイール用インバーター装置20
は、力行モードになったり、回生モードになったりす
る。力行モードのときには、インバーター装置20は、
バッテリー1の直流電圧やインバーター装置2による回
生直流電圧を受けてこれを交流に変換し、交流電流(交
流電圧)をフライホイール用モーター21に供給する。
これにより、モーター21が回転駆動する。一方、回生
モードのときには、インバーター装置20は、コンバー
ターとして機能し、モーター21で発電された交流を直
流電圧に変換しこの直流電圧を、インバーター2やバッ
テリー1に送る。
【0019】モーター21は、インバーター装置20か
ら交流電流が供給されているときに回転駆動してフライ
ホイール22を回転させる。また回生時には、モーター
21はフライホイール22の慣性力(回転エネルギー)
により回転させられ交流電流を発生する。
【0020】フライホイール22は、図2に示すよう
に、その回転軸が略鉛直になる状態で自動車の車体30
に、回転自在に備えられている。このフライホイール2
2はモーター21に連結されており、両者間で回転エネ
ルギーが相互に授受される。
【0021】直流電圧検出器26は、バッテリー1の電
圧(インバーター装置2への入力電圧に等しい)を検出
し検出電圧信号wをフライホイール用制御器24に送
る。
【0022】フライホイール用制御器24は、次の様な
判定をする。 検出電圧信号wが規定電圧よりも大きいか小さいか
を判断する。 指令用ペダル6が踏み込まれているか否かを判断す
る。 制動用ペダル11が踏み込まれているか否かを判断
する。 さらに、フライホイール用制御器24は、次のような動
作をする。 (1)検出電圧信号wが規定電圧よりも大きい時や、制
動用ペダル11が踏み込まれている時には、力行指令b
1をインバーター制御装置23に送る。 (2)検出電圧信号wが規定電圧よりも小さい時や、指
令用ペダル6が踏み込まれている時には、回生指令b2
をインバーター制御装置23に送る。
【0023】フライホイール用インバーター制御装置2
3は、力行指令b1を受けると、インバーター装置20
を力行モードにして運転するよう制御する。このため、
インバーター装置20からモーター21に交流電流が供
給され、モーター21の回転駆動によりフライホイール
22が回転する。このためフライホイール22には回転
エネルギーが蓄積される。なお、フライホイール22
は、小型であっても回転数を増すことにより、エネルギ
ー蓄積量を増すことができる。そして、このような力行
運転時には、電流検出器27で検出した検出電流信号i
1が予め設定した上限電圧値を越えないよう、また、回
転検出器25で検出した速度信号v1が予め設定した上
限速度を越えないように、インバーター装置23はイン
バーター装置20の力行運転を制御する。
【0024】フライホイール用インバーター制御装置2
3は、回生指令b2を受けると、インバーター装置20
を回生モードにして運転するよう制御する。このため、
フライホイール22の慣性エネルギーにより回転させら
れたモーター21で発生した 回生交流電流がインバーター装置20に供給され、イン
バーター装置20は回生交流電流を直流電流に変換して
この直流電流をインバーター装置2やバッテリー1に供
給する。
【0025】かかる実施の形態では、電気自動車の速度
や出力トルクを増加しようとして、運転者が指令用ペダ
ル6を踏み込むと、制御器24から回生指令b2が出力
されてインバーター制御装置23によりインバーター装
置20が回生モードになる。このため、モーター21で
発電されインバーター装置20により交流に変換された
交流電圧は、インバーター装置2やバッテリー1に供給
される。つまり、フライホイール22に蓄積されていた
エネルギーが、モーター21,インバーター装置20を
介してインバーター装置2やバッテリー1に送られる。
このためバッテリー1の電力消費を抑え効率の良い運転
ができる。
【0026】また、バッテリー1の電圧が低いときに
は、制御器24から回生指令b2が出力されてインバー
ター制御装置23によりインバーター装置20が回生モ
ードになる。このため、モーター21で発電されインバ
ーター装置20により交流に変換された交流電圧は、イ
ンバーター装置2やバッテリー1に供給される。つま
り、フライホイール22に蓄積されていたエネルギー
が、モーター21,インバーター装置20を介してイン
バーター装置2やバッテリー1に送られる。このため、
バッテリー1の電圧とインバーター装置20の回生電圧
がインバーター装置2に供給され、安定した運転ができ
る。
【0027】バッテリー1の電圧が高いときには、制御
器24から力行指令b1が出力されてインバーター制御
装置23によりインバーター装置20が力行モードにな
る。このため、バッテリー1による余剰電圧やインバー
ター装置2による回生電圧は、インバーター装置20に
より交流電流に変換されてモーター21に供給され、モ
ーター21が回転駆動しフライホイール22が回転す
る。つまり、バッテリー1の余剰エネルギーやインバー
ター2による回生エネルギーは、インバーター装置20
及びモーター21を介してフライホイール22に回転エ
ネルギーとして蓄積される。
【0028】電気自動車の速度を減少しようとして、運
転者が制動用ペダル11を踏み込むと、制御器24から
力行指令b1が出力されてインバーター制御装置23に
よりインバーター装置20が力行モードになる。このた
め、バッテリー1による余剰電圧やインバーター装置2
による回生電圧は、インバーター装置20により交流電
流に変換されてモーター21に供給され、モーター21
が回転駆動しフライホイール22が回転する。つまり、
バッテリー1の余剰エネルギーやインバーター2による
回生エネルギーは、インバーター装置20及びモーター
21を介してフライホイール22に回転エネルギーとし
て蓄積される。
【0029】フライホイール22はその回転軸が鉛直に
なるように設置されているので、フライホイール22が
回転するとその遠心力(コリオリ力)F(図2参照)の
作用により、車体を安定させる作用が発揮される。つま
り車体30が傾いても、フライホイール22のコリオリ
力により、車体30を水平に戻す力が発生し、車体30
を水平に保つことができる。
【0030】カーブ進入時には、制動用ペダル11が踏
み込まれることが多く、この場合には、上述したよう
に、インバーター装置20が力行モードになってフライ
ホイール22の回転数が増加するため、コリオリ力も増
大し、安定したカーブ走行ができる。
【0031】一方、カーブ終了時では指令用ペダル6が
踏み込まれることが多く、この場合には、上述したよう
に、インバーター装置20が回生モードになって、フラ
イホイール22のエネルギーがインバーター装置2に供
給され、良好な加速ができる。
【0032】このようにフライホイール22に対してエ
ネルギーの蓄積・放出をしているが、蓄積(力行)と放
出(回生)の切り換えは電気的に行っているので、高速
でエネルギーの蓄積・放出ができる。よって短い制動時
間(例えば1〜5秒)であってもこの間に発生した慣性
エネルギーをフライホイール22に蓄積することができ
る。
【0033】さらに、本実施の態様では、回生したエネ
ルギーを熱として無駄に消費することがないので、効率
が高い。
【0034】
【発明の効果】本発明では、フライホイール用インバー
タ装置,フライホイール用モーター及びフライホイール
を備え、高速で大エネルギーをフライホイールに対して
蓄積・放出できるようにしたので、加減速を頻繁に行う
電気自動車において、エネルギーロスを減らし効率のよ
い運転ができる。
【0035】またフライホイールに対するエネルギーの
蓄積・放出は、電気的に行うので、応答性がよく、短時
間であってもエネルギーの蓄積・放出ができる。よって
短時間の制動中に生じたエネルギーの蓄積が可能となる
と共に、急加速性能が向上する。更にフライホイールの
回転数を増すことにより、フライホイールへのエネルギ
ー蓄積量を容易に増加でき、またフライホイールを小形
化できる。
【0036】また、フライホイールはその回転軸が略鉛
直となる状態で車体に取り付けられているので、フライ
ホイールの回転により車体の向きが安定して水平状態が
保たれやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すブロック図。
【図2】フライホイールの取り付け状態を示す構成図。
【図3】従来技術を示すブロック図。
【符号の説明】
1 バッテリー 2 インバーター装置 3 モーター 4 動力伝達機構 5 駆動輪 6 指令用ペダル 7 制御器 8 インバーター制御装置 9 電流検出器 10 回転検出器 11 制動用ペダル 12 制動機構 13 ダイナミックブレーキ回路 14 コンデンサー 20 フライホイール用インバーター装置 21 フライホイール用モーター 22 フライホイール 23 フライホイール用インバーター制御装置 24 フライホイール用制御器 25 回転検出器 26 直流電圧検出器 27 電流検出器 30 車体 a 指令 b1 力行指令 b2 回生指令 i,i1 検出電流信号 v,v1 速度信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動輪に連結されており交流電流が供給
    されると駆動して駆動輪を回転させると共に駆動輪によ
    り回転させられることにより交流電流を発生する主モー
    ターと、バッテリーと、力行モード時にはバッテリーに
    よる直流電圧を受けて交流電流を主モーターに供給する
    と共に回生モード時には主モーターによる交流電流を受
    けて直流電圧をバッテリー側に戻す主インバーター装置
    と、指令用ペダルと、制動用ペダルと、指令用ペダルの
    踏み込み量に応じて主インバーター装置を力行モードに
    したり回生モードにしたりする主制御部とを備えた電気
    自動車の駆動装置において、 フライホイールと、 フライホイールに連結されており交流電流が供給される
    と駆動してフライホイールを回転させると共にフライホ
    イールにより回転させられることにより交流電流を発生
    するフライホイール用モーターと、 力行モード時にはバッテリーや主インバーター装置によ
    る直流電圧を受けて交流電流をフライホイール用モータ
    ーに供給すると共に回生モード時にはフライホイール用
    モーターによる交流電流を受けて直流電圧をバッテリー
    や主インバーター装置に戻すフライホイール用インバー
    ター装置と、 バッテリーの電圧を検出して検出電圧信号を出力する直
    流電圧検出器と、 検出電圧信号が規定値よりも大きいときや制動用ペダル
    が踏み込まれている時にはフライホイール用インバータ
    ー装置を力行モードにすると共に、検出電圧信号が規定
    値よりも小さいときや指令用ペダルが踏み込まれている
    時にはフライホイール用インバーター装置を回生モード
    にするインバーター用制御部と、を備えたことを特徴と
    する電気自動車の駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記フライホイール
    は、その回転軸が略鉛直になる状態で電気自動車の車体
    に備えられていることを特徴とする電気自動車の駆動装
    置。
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