JPH0631682U - ミシンの操作ペダル装置 - Google Patents
ミシンの操作ペダル装置Info
- Publication number
- JPH0631682U JPH0631682U JP6696992U JP6696992U JPH0631682U JP H0631682 U JPH0631682 U JP H0631682U JP 6696992 U JP6696992 U JP 6696992U JP 6696992 U JP6696992 U JP 6696992U JP H0631682 U JPH0631682 U JP H0631682U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pedal
- sewing machine
- foot
- amount
- rotation
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の操作を必要とするミシンの調節を一本
の足により容易に可能にして作業能率を向上させるよう
にする。 【構成】 フットペダル6およびこのフットペダル6の
ペダル板6aの踏み込み量を検出して、踏み込み量に応
じて信号を出力する検出手段7とからなる第1操作手段
Aと、第1操作手段Aのフットペダル6のペダル板6a
面より突出するようペダル板6aに回動可能に支持され
る回動手段9およびこの回動手段9の回動量を検出し、
回動量に応じて信号を出力する検出手段8とからなる第
2操作手段Bと、を備えて構成する。
の足により容易に可能にして作業能率を向上させるよう
にする。 【構成】 フットペダル6およびこのフットペダル6の
ペダル板6aの踏み込み量を検出して、踏み込み量に応
じて信号を出力する検出手段7とからなる第1操作手段
Aと、第1操作手段Aのフットペダル6のペダル板6a
面より突出するようペダル板6aに回動可能に支持され
る回動手段9およびこの回動手段9の回動量を検出し、
回動量に応じて信号を出力する検出手段8とからなる第
2操作手段Bと、を備えて構成する。
Description
【0001】
この考案はミシンの操作ペダル装置に関し、詳しくは二つの操作手段を備え、 二つの操作手段を一本足で操作可能とするミシンの操作ペダル装置に関するもの である。
【0002】
ミシンにはミシンの駆動、停止を操作するとともにミシンの縫製速度の調節を なすよう速度調節ペダルが設けられている。 速度調節ペダルは解放時においてはミシンを停止状態にし、ペダルの踏み込ま れ量に応じて縫製速度を早くすることが出来るようになっている。 また布地の押えをなす押え金の押え高さの調節をなすための押え調節ペダル等 、ミシンには複数のペダルが設置されている。
【0003】 図4はミシンに設けられたミシンの操作ペダル装置を示す図であり、図におい て3は速度調節ペダルとしての第1フットペダルで、4は押え金の押え高さ調節 ペダルとしての第2フットペダルでありミシンテーブルの下方の床面上に設置さ れていてそれぞれ軸5により先端部を下方に向けて回動可能に支持されてる。
【0004】 そして1は検出手段で、この検出手段1は検出器(ポテンショメーター等)を 二個格納していてそれぞれ第1および第2フットペダル3、4の踏み込み量を検 出し踏み込み量に応じてミシン(不図示)に対して信号を出力するようになって いて、ミシンとは電線2を介して配線されている。 以上のように構成されたミシンの操作ペダル装置は、第1フットペダル3を足 による操作によりミシンの速度を調節することが出来、第2フットペダル4を足 による操作により押え金の上下動を調節することが出来る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 ところが、近年縫製中に縫製速度を変えながら押え金の押え力も微量に変えて 縫製する作業が多くなってきた。 例えば円弧状の縫い目を形成する場合、ミシンの送り歯による布地の直進運動 をなるべく弱いものとするため、布地の押えをなす押え金を微量浮かせるととも に、布地の方向を変える作業を適正なものとするため、縫製速度を変える必要が ある。
【0006】 従って、第1および第2フットペダル3、4を同時に操作しなければならなず 、例えば1つのフットペダルを踏み込みながら他方のフットペダルを戻すような 微妙な操作が必要となり、そのため操作がむずかしくなって作業能率を低下させ てしまうという不都合が生じる。 特に、ミシンにより縫製を行い、また一方縫製物にアイロンをかけるという複 数の作業を同一作業者が行う場合等、作業者は立った状態でのいわゆる立ち作業 の方が、作業が容易、円滑で作業能率が良いが、この立ち作業において作業者は 、図4に示すような二つのフットペダルを同時には操作出来ないという不都合が 生じる。
【0007】
この考案に係るミシンのペダル装置は、上記従来の課題を解決するためになさ れたもので、ミシンの操作ペダル装置をフットペダルおよびこのフットペダルの ペダル板踏み込み量を検出して、踏み込み量に応じて信号を出力する検出手段と からなる第1操作手段と、第1操作手段のフットペダルのペダル板面より突出す るようにペダル板に回動可能に支持さえる回動手段およびこの回動手段の回動量 を検出し、回動量に応じて信号を出力する検出手段とからなる第2操作手段と、 を備えて構成し上記従来の課題を解決しようとするものである。
【0008】
この考案に係るミシンの操作ペダル装置は、フットペダルを踏み込むようにし て第1操作手段を操作し、この踏み込み量に応じてミシンの速度および押え金の 上下動を制御するようにする。そしてフットペダルへの足をペダル板上で進退す るようにすることで第2操作手段の回動手段を回動させ、この回動手段の回動量 に応じてミシンの速度と押え金の微量調節等を制御するようにし、一本足により 二つの操作手段を操作する。
【0009】
図面にもとづいてこの考案の実施例を説明する。図1ないし図3はこの考案に 係るミシンの操作ペダル装置の一実施例を示す図である。 図1においてAは第1操作手段であり、この第1操作手段Aはフットペダル6 と、このフットペダル6に連結されフットペダルの踏み込み量に応じて信号を出 力する検出手段7と、を備えて構成されている。
【0010】 一方Bは第2操作手段であり、この第2操作手段Bは図に示すようにフットペ ダル6のペダル板6aのペダル板面より突出し、ペダル板6aに矢符に示すよう に回動可能に支持される回動手段9と、この回動手段9に連結され回動手段9の 回動量に応じて信号を出力する検出手段8と、を備えて構成されている。 また9aはねじりコイルバネであり、回動手段9を常に定位置となるように回 動手段9の一端に設置されている。
【0011】 以上の構成からなるミシンの操作ペダル装置は、図2の矢符Zに示すようフッ トペダル6を踏み込むようにして第1操作手段Aを操作し、ミシンの速度を調節 することが出来、また足をペダル板6a上で矢符Yに示すように進退させ回動手 段9を回動させることで第2操作手段Bを操作し、押え金の微量調節行うことが 出来、これら二つの調節作業を一本の足により操作可能とすることが可能である 。
【0012】 これにより立ち作業においてもミシンを一本足で容易に操作することが出来、 縫製作業能率を向上させることが可能となる。 ところで、フットペダル6を踏み込み第1操作手段Aの操作の際に、足の裏と ペダル板6aとの僅かな擦れにより支点D、Eによる長さdとeとの差の分だけ 回動手段9を回動させてしまう恐れがあるが、回動手段9に適度な不感帯(入力 が変化しても出力が生じない遊び)を設けるか、あるいはペダル板6aを長く形 成してフットペダル6のみの使用時には足と回動手段9とが接することがないよ うペダル板6aの先端近傍に回動手段9を設置すると良い。
【0013】 一方図3に示すようにフットペダル6のペダル板6aのペダル板面より突出し 、ペダル板6aにX方向およびY方向のいずれにも回動可能に支持される回動手 段としてのボール体Cと、このボール体CのY方向の回動量の検出をなし、回動 量に応じて信号を出力するY方向検出手段10およびボール体CのX方向の回動 量を検出し、回動量に応じて信号を出力するX方向検出手段11を検出手段とし て設け、フットペダル6、Y方向検出手段10、X方向検出手段11の三つを一 本の足で操作するようにして、例えばX方向を速度と押え金の制御、Y方向を他 のミシン制御としても良い。
【0014】
この考案に係るミシンの操作ペダル装置は以上説明したように、フットペダル およびこのフットペダルの踏み込み量を検出して、踏み込み量に応じて信号を出 力する検出手段とからなる第1操作手段と、第1操作手段のフットペダルのペダ ル板面より突出するようペダル板に回動可能に支持される回動手段およびこの回 動手段の回動量を検出し、回動量に応じて信号を出力する検出手段とからなる第 2操作手段と、を備えて構成したので、一本の足によりミシンの複数操作調節を 制御することが出来、縫製作業能率を向上させることが可能となる。
【図1】この考案に係るミシンの操作ペダル装置の一実
施例を示す外観斜視図である。
施例を示す外観斜視図である。
【図2】図1に示したミシンの操作ペダル装置の使用状
態を説明する説明図である。
態を説明する説明図である。
【図3】X方向、Y方向のいずれにも回動するボール体
により回動手段を形成し、この回動量を検出するXおよ
びY検出手段を設けたミシンの操作ペダル装置を示す外
観斜視図である。
により回動手段を形成し、この回動量を検出するXおよ
びY検出手段を設けたミシンの操作ペダル装置を示す外
観斜視図である。
【図4】複数のペダルを備えた従来のミシンの操作ペダ
ル装置を示す外観斜視図である。
ル装置を示す外観斜視図である。
A 第1操作手段 B 第2操作手段 6 フットペダル 7 検出手段 8 検出手段 9 回動手段
Claims (1)
- 【請求項1】 フットペダルおよびこのフットペダルの
ペダル板踏み込み量を検出して、踏み込み量に応じて信
号を出力する検出手段とからなる第1操作手段と、 第1操作手段のフットペダルのペダル板面より突出する
ようペダル板に回動可能に支持される回動手段およびこ
の回動手段の回動量を検出し、回動量に応じて信号を出
力する検出手段とからなる第2操作手段と、を備えて構
成したことを特徴とするミシンの操作ペダル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6696992U JPH0631682U (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | ミシンの操作ペダル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6696992U JPH0631682U (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | ミシンの操作ペダル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631682U true JPH0631682U (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=13331364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6696992U Pending JPH0631682U (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | ミシンの操作ペダル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631682U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013223556A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Aisin Seiki Co Ltd | ミシン |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP6696992U patent/JPH0631682U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013223556A (ja) * | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Aisin Seiki Co Ltd | ミシン |
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