JPH06316819A - 繊維機械 - Google Patents

繊維機械

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JPH06316819A
JPH06316819A JP3024554A JP2455491A JPH06316819A JP H06316819 A JPH06316819 A JP H06316819A JP 3024554 A JP3024554 A JP 3024554A JP 2455491 A JP2455491 A JP 2455491A JP H06316819 A JPH06316819 A JP H06316819A
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JP
Japan
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textile
control unit
textile machine
machine according
unit
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JP3024554A
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English (en)
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Roland Beringer
ベリンガー ローラント
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Maschinenfabrik Rieter AG
Original Assignee
Maschinenfabrik Rieter AG
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Publication date
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    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/18Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H67/00Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
    • B65H67/04Arrangements for removing completed take-up packages and or replacing by cores, formers, or empty receptacles at winding or depositing stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements
    • B65H67/0428Arrangements for removing completed take-up packages and or replacing by cores, formers, or empty receptacles at winding or depositing stations; Transferring material between adjacent full and empty take-up elements for cans, boxes and other receptacles
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G21/00Combinations of machines, apparatus, or processes, e.g. for continuous processing
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H5/00Drafting machines or arrangements ; Threading of roving into drafting machine
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 繊維加工処理機を停止させることなく繊維原
料を自動的に供給するようにし、さらに繊維原料のため
の自動搬送装置との共働を実現して、装置全体の良好な
制御を可能にする。 【構成】 本発明による繊維機械には、制御―駆動ユニ
ット17と、繊維原料50、51を供給するための供給
装置2と、さらに繊維加工処理機に配属された送り出し
ユニット3とが設けられている。この場合、繊維原料5
0、51は、供給装置2に配属された繊維原料保管容器
A,Rから取り出される。また送り出しユニット3は、
送り出された繊維原料を相応の収納保管容器F2へ送出
する。上記の繊維機械において、供給装置2に少なくと
も部分的に独立の制御―駆動ユニット13、9を設ける
ように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維材料を加工処理す
るための繊維機械に関する。この場合該繊維機械には、
制御―駆動ユニットと、繊維材料を供給するための供給
装置(2)と、さらに繊維加工処理機に配属された送り
出しユニットとが設けられており、その際、前記繊維材
料は、前記供給装置に配属された繊維材料保管容器から
取り出されるようにし、さらに前記送り出しユニット
は、送り出された繊維材料を相応の収納保管容器へ送出
する。
【0002】
【従来の技術】紡績工場には、各プロセス段階に応じて
種々異なる繊維加工処理機が設けられている。共通の特
徴としてそれら種々の形式の機械は、加工処理すべき繊
維材料のための供給ユニットと送り出しユニットとを有
する。
【0003】一般的にそれらの機械の場合、供給ユニッ
トならびに送り出しユニットは、制御ならびに駆動の点
を考慮して、繊維加工処理機の駆動ユニットおよび制御
ユニットに完全に一体化されている。
【0004】現在の駆動技術によって、例えば電子モー
タによる個別駆動によって、非常に精密に調整されかつ
制御可能な駆動が可能であり、その際、個々の駆動群相
互の連絡を問題なくしかもほどんど無駄なく実施するこ
とができる。
【0005】ドイツ連邦共和国特許2230069号公
報により、繊維材料―この場合にはスライバ―を固有の
駆動部の設けられたケンスプレッシング装置へ送り出す
繊維加工機が公知である。その際、繊維加工機と後続の
ケンスプレッシング装置との間のスライバの供給速度の
相違がセンサ装置により検出され、ケンスプレッシング
装置の駆動部はセンサ装置により検出された値に応じて
制御される。ケンスプレッシング装置ならびに繊維加工
処理機の制御は、中央のマスタコンピュータにより行な
われる。
【0006】しかしこのシステムをそのまま、供給ユニ
ットを用いて繊維材料を繊維加工処理機へ供給すること
に転用することはできない。オートメーション化される
紡績工場と関連づけると、供給ユニットの場合にはさら
に別の要求が満たされなければならず、それは前述の従
来技術には示されていない。つまり例えば、後続の繊維
加工処理機とは独立して供給ユニットを始動させること
も可能でなければならない。これは例えば、繊維材料の
新たな投入が行なわれ、繊維加工処理機への引き渡し/
送り出しのために相応に位置決めしなければならない場
合に必要である。これは例えば、装入される繊維材料が
貯蔵原料として待機位置に保管されている場合に生じ
る。
【0007】さらに公知のドイツ連邦共和国特許223
0644号には、繊維加工処理機のための供給テーブル
が示されており、この場合、スライバ引き出し装置の制
御ないし投入接続が電磁的な結合部を介して行なわれ
る。その際、2つのプレスローラ対にはそれぞれ監視部
材および制御部材が設けられており、それらは作業ベル
トが故障した際に待機位置にある相応の予備ベルトを投
入接続する。スライバを供給するための搬送ローラなら
びにベルトコンベヤの駆動は、制御の面でもまた機械的
にも後続の繊維加工処理機と接続されている。
【0008】
【発明の解決すべき課題】したがって本発明の課題は、
繊維加工処理機に対する供給ユニットのための駆動構成
および制御構成を、この種の供給ユニットに対する特別
な要求をオートメーションの観点において充足ことがで
きるように形成することにある。
【0009】なおこの場合の自動化とは、一方では繊維
加工処理機を停止させることなく繊維材料を自動的に追
従制御することであり、他方では繊維材料のための自動
搬送装置との接続容易性のことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題は、供給装置の
少なくとも一部に独立の制御―駆動ユニットを設けるよ
うにしたことによって解決される。さらに繊維加工処理
機の制御ユニットと供給装置の制御ユニットとの相互連
絡のために、それら双方の制御ユニットを接続路を介し
て接続することが提案される。
【0011】また、繊維加工処理機に配属されている搬
送装置との交差個所に対する特別な要求に適合させる目
的で、送り出しユニットに独立の制御―駆動ユニットを
設けることが提案される。この場合、この制御―駆動ユ
ニットを、繊維加工処理機の制御ユニットと接続するこ
ともできる。
【0012】供給装置とこの供給装置に配属された自動
搬送装置との正確な共働を可能にする目的で、供給装置
および/または送り出し装置の制御ユニットを自動搬送
装置の制御ユニットと接続すると有利である。
【0013】さらに以下に提案されているように、供給
装置および/または送り出し装置に配属された繊維保管
容器に、それらの保管容器の位置を監視するためのセン
サ装置および/またはそれらの保管容器の中身を監視す
るためのセンサ装置を設け、各センサ装置をそれぞれの
制御ユニットと接続すると有利である。
【0014】繊維材料保管容器にケンスを用いる場合に
は、複数個のセンサを、それらのうち一方のセンサがケ
ンスの存在をチェックし他方のセンサがそれらケンスの
充填状態を監視するように構成することができる。正確
に制御するために、また、駆動装置の用途を明確に区分
するために以下のことが提案される。即ち供給装置の制
御ユニットを、操作および/または表示ユニットと、さ
らに各繊維材料保管容器から引き出された繊維材料を搬
送する搬送部材を駆動するための少なくとも1つのモー
タをコントロールする制御―および/または調整用電子
装置と接続し、さらに前記制御装置の制御ユニットを、
この供給装置を監視するためのセンサ装置―例えば繊維
材料の搬送を監視するためのセンサ装置―と接続するこ
とが提案される。
【0015】繊維加工処理機に、例えばドラフトフレー
ムにスライバが供給されると、個々のスライバは床の上
に支持された複数個の循環するベルトコンベヤへ送ら
れ、これにより個々のスライバの供給を正確に制御する
ことができる。その際、各ベルトコンベヤに別個の駆動
モータを配属すると有利である。
【0016】この場合、電気ステッピングモータを使用
することにより、スライバ搬送工程全体にわたって搬送
装置に関する正確な位置の決定、例えば順次供給される
スライバの先端の正確な位置の決定が行なわれる。さら
に提案されているように電子整流式のブラシレスモー
タ、例えば直流モータを用いることにより、ベルトコン
ベヤを過重領域でも短期間問題なく駆動させることがで
きる、という利点が生じる。
【0017】供給される繊維材料の供給速度に関して、
繊維加工処理機と問題のなく共働させる目的で、繊維加
工処理機の制御―監視ユニットと駆動モータの電子制御
装置との間に、案内信号を伝達させるための接続線路を
設けることが提案される。
【0018】その際伝達される案内信号により、供給装
置と繊維加工処理機の加工処理装置―例えばドラフトフ
レーム―との同期が保証される。繊維加工処理機の処理
速度は、供給される繊維材料の量にしたがって変化す
る。この場合、当該の量は、例えばドラフトフレーム前
方に設けられた取り込み量測定装置により検出され、相
応の信号が送出される。
【0019】供給装置と加工処理装置との間で繊維材料
が誤って遅延することがないように、双方の装置の同期
は必ず必要である。
【0020】短期間の障害が発生しても装置全体に影響
が及ばないようにするために、障害信号を濾波するため
の減衰器を接続路内に設けることが提案される。
【0021】
【発明の効果】本発明により提案された構成は、直接的
な制御により装置全体の良好な制御を可能にするもので
ある。さらに独立の駆動部を設けたことにより駆動線路
が短縮され、それにより損失も僅かになる。さらに駆動
部は、そのモジュール化された設計ゆえに個々の用途に
合わせて全く別個に構成することができる。提案された
制御―監視装置と駆動装置との分離により、配属された
繊維材料自動搬送装置に対するより優れた配置ならびに
相互連絡が可能となる。
【0022】本発明の別の利点は、以下の実施例及びそ
の説明により明らにされる。
【0023】
【実施例】図1には繊維加工処理機、例えばドラフト・
フレーム1が示されており、ここでは詳しく示されてい
ないドラフト装置が設けられている。供給ユニットとし
て、供給テーブル2が設けられており、送り出しユニッ
トとしてスライバコイラ3が設けられている。スライバ
を取り出すために供給テーブル2に沿ってケンスA、R
が配置されている。この場合、作業ケンスはAで示され
ており、貯蔵ケンスはRで示されている。ケンスA、R
が占める空間は、一般的にケンスフレーム4と呼ばれて
いる。このケンスフレーム4内には、搬送ユニットによ
りケンスを受け取るための空間を設けることもできる。
これにより搬送装置のロジスティックスおよびその効果
が改善される。
【0024】図示された実施例よりも多くのケンスA、
Rならびに空間Lを用いることもできる。
【0025】矢印Pは、スライバコイラ3に到達するま
での繊維材料の供給路および進行方向を示す。供給テー
ブル2ないしケンスフレーム4には、案内ライン6上を
無人で誘導される運搬車を用いた搬送装置T1が配属さ
れている。
【0026】図面から明らかなように、目下2つのケン
スRが運搬車5上に位置している。この運搬車5はマス
タコンピュータ7により制御される。つまりこの運搬車
は走行命令なし走行指令を、接続線路8を介してマスタ
コンピュータ7から受け取る。接続線路8は無線によ
り、接続ケーブルを介して、あるいはコミュニケーショ
ンステーションにより実現される。さらに供給テーブル
2の駆動部9ならびにセンサ装置10が図示されてい
る。駆動部9は線路11を介して、またセンサ装置10
は線路12を介して制御ユニット13と接続されてい
る。この制御ユニット13は、線路14を介して搬送装
置T1のマスタコンピュータと相互に連絡をとり合う。
【0027】矢印15および16は、ドラフト装置1の
駆動ユニット18の制御ユニット17との間の相互連絡
を示している。図示されたドラフト装置1のセンサ装置
19は、線路21を介して制御ユニット17と接続され
ている。線路22と線路23の両方によって、制御ユニ
ット17とスライバコイラ3の制御ユニット24との間
の相互連絡が可能になる。制御ユニット24は線路25
を介して略辞された駆動部26と接続されており、さら
に線路27を介してスライバコイラ3のセンサ装置28
と接続されている。スライバコイラ3の制御ユニット2
4と別の搬送装置T2のマスタコンピュータ30との間
に接続線路29が設けられている。マスタコンピュータ
30は接続線路32を介して、案内ライン33上を誘導
される運搬車31と連絡をとり合う。
【0028】図示された実施例ではケンスF2が充填場
所に位置しており、他方、続いて案内されるために空の
ケンスF1が準備されている。F3は満罐状態のケンス
を示す。このケンスは充填工程の後でスライバコイラ3
から押し出されたものであり、運搬車31に収容される
ために控えている。
【0029】案内ライン33には折り返し用線路34が
設けられている。
【0030】図2には、供給テーブル2のための駆動部
および制御機構の詳細図が示されている。この場合、接
続線路は制御ユニット13から出発し線路11を介して
モータ36を制御するモータ電子装置35へ導かれてい
る。図面を明瞭にする目的で、図2にはモータ36だけ
が示されているが、それぞれモータ電子装置35を備え
た複数個のモータ36を用いることもできる。モータ電
子装置35とドラフトフレームのための制御ユニット1
7との間に、減衰器38が介在接続されている接続線路
37が設けられている。この接続線路37を介してモー
タ電子装置35つまりモータ36は案内信号を受け取
り、これにより繊維材料の供給速度と加工処理速度との
同期が保証される。モータ36を始動即ち運転開始させ
るために、ひいては供給装置2を始動させるために、モ
ータ電子装置35は線路11を介して制御ユニット13
により制御される。線路40ないし41により、制御ユ
ニット13と表示―操作ユニット39とが接続されてい
る。電圧供給ユニット42は、線路44を介して表示―
操作ユニット39へ、線路43を介して制御ユニット1
3へ、また線路47を介してセンサ装置10へ、さらに
線路46を介してモータ電子装置35へ電流を供給す
る。この場合、誤って接続されないようにするためにこ
の電圧供給ユニット42は、線路45を介してドラフト
フレーム1の制御ユニット17により投入される。つま
り具体的には、制御ユニット17即ちドラフトフレーム
1が投入されてはじめて、電圧供給ユニット42が作動
する。センサ装置10とモータ電子装置35との間の接
続線路48により、モータをコントロールするためにモ
ータ電子装置35を直接割り込み制御することができ
る。これにより所定の場合に、モータ回転数の変更に要
する応動時間を短縮することができる。これは制御ユニ
ット13の計算ユニットがバイパスされるからである。
【0031】図3には1つの実施例が示されている。こ
の場合、供給テーブル2は全部で8つの個別のベルトコ
ンベヤB1〜B8により構成されている。各ベルトコン
ベヤB1〜B8は別個の駆動モータ361〜368を備え
ている。これらの駆動モータ361〜368はそれぞれケ
ンス上方の引き出し位置の上部に設けられているが、こ
こでは図面を明瞭にする目的でケンスAだけが示されて
いる。他の7つのケンスは相応に配置されている。循環
するベルトコンベヤB1〜B8には、それぞれその引き
出し位置に旋回可能なプレスローラ49が配置されてい
る。これらのローラ49は運転中、各ベルトコンベヤB
1〜B8の方向へ押され、したがってベルトコンベヤと
プレスローラ49との間でスライバ挟むことにより、各
スライバを引き出すことができる。この平面図から明ら
かなように、スライバは1つおきに―図示された実施例
の場合4つのスライバ50だけが―ドラフトフレーム1
への引き渡し位置52に送出される。その際に送出され
たスライバ50は―図示されていないが―この引き渡し
位置52において1つのスライバ不織布にまとめられて
から、ドラフトフレーム1のドラフト装置へ導かれる。
他のスライバは―これはこの動作状態では予備スライバ
とも称されるが―センサ列Sの下方のスタート位置に置
かれており、スライバ50の異常に応じて供給される。
つまりベルトコンベヤB1〜B8のうちの1つがそれぞ
れのモータ36によって始動され投入接続されなければ
ならない。スライバないしスライバ破損の監視は、引き
出し位置の領域で直接行なうこともできる。
【0032】案内ライン6を備えた運搬車5は、ここで
は概略的に示されているだけである。この実施例の場
合、ドラフトフレーム1およびスライバコイラ3は、制
御ユニット17により制御される1つのユニットとして
結合されている。ドラフトフレーム1のセンサ装置19
およびスライバコイラ3のセンサ装置28は、線路17
ないし27を介して制御ユニット17と接続されてい
る。それぞれの駆動ユニットはここでは個別には示され
ていない。ドラフトフレーム1からの案内信号は、制御
ユニット17および制御ユニット13を介してモータ3
1〜368の個々の電子制御ユニット351〜358へ伝
送される。この目的で設けられた線路16には、短波信
号を減衰するために減衰器38が組み込まれている。
【0033】各ケンス配置場所にはケンスセンサ53が
配属されており、これは線路54およびセンサ装置10
ならびに線路12を介して制御ユニット13と接続され
ている。図面を明瞭にするために、図3に実施例ではセ
ンサ53だけが示されている。センサ53はケンスが存
在しているか否かをチェックするために用いることもで
きるし、あるいはケンスの内容を検査するために用いる
こともできる。センサ53から得られた信号は搬送装置
を準備するために、ならびに予備スライバの供給を準備
するために重要である。
【0034】図3によるドラフトフレームが始動する
と、手動によりまたは自動的にケンスから取り出された
スライバが、各ベルトコンベヤBと各プレスローラ49
との間の引き出し位置に配置される。操作ユニット39
および制御ユニット13により個々のモータ361〜3
8が始動され、これによりスライバ50、51が所定
の位置へ導かれる。各スライバの先端を所定の位置へ到
達させるために、ベルトコンベヤの停止を例えばセンサ
列Sにより行なうないし制御することができる。その
際、例えば予備スライバ51のスライバ先端をセンサ列
Sのところへ位置させることができ、他方、スライバ5
0のスライバ先端は引き渡し位置52のところまで搬送
されて、そこで不織布にまとめられる。
【0035】この始動の後あるいは8つのスライバが配
置された後でも、スライバ50を後続のドラフト装置へ
装入させることもできるし、あるいは引き続きこのドラ
フト装置から現われるスライバをスライバコイラ3へ手
動によりあるいは自動的に装入することができる。
【0036】運転中にドラフトフレーム1のドラフト装
置の制御動作に応じて、線路16を介してモータ361
〜モータ368のモータ速度を調節することができる。
【0037】スライバ破損に起因するスライバの異常の
場合、あるいはケンスが空のまま走行した場合、センサ
装置10からの通報により予備スライバ51を有する相
応のベルトコンベヤBが投入接続される。これは詳細に
は、送出されたスライバの端部が投入された予備スライ
バ51の先端に重ね合わせられるようにして行なわれ
る。このためには精密なセンサ装置ならびに相応のベル
トコンベヤの正確な始動が要求される。
【0038】スライバの異常ないし空まま走行するケン
スに関する通報は、制御ユニット13により線路14を
介して搬送装置T1のマスタコンピュータ7に伝達され
る。これが伝達される際には空のまま走行するケンスの
存在位置も伝達され、これによりマスタコンピュータ7
は、当該のケンスを収容し満罐状態の新しいケンスと交
換するための明確な走行指示を運搬車5に伝達すること
ができる。図3には別の搬送装置T2は示されていな
い。しかし図1の実施例に示されているものと同様に実
施することができる。図1の実施例は図3とは実質的に
次の点で異なる。即ち図1の場合、ドラフトフレーム1
とスライバコイラ3はそれぞれ固有の制御―駆動ユニッ
トを有しており、それらはそれぞれ制御ユニット17な
いし24を介して相互に連絡されている。図1による実
施例は、その他の点では図3の実施例とは本質的には変
わらない。つまり図3では、フィードラチス2が独特な
実施形態で構造的に詳細に示されているだけである。図
1の実施例による付加的な搬送装置T2は、空のケンス
F1をスライバコイラ3へ搬送し、スライバコイラ3に
おいて押し出された満罐状態のケンスF3を運び出す役
割を有する。この搬送装置T2の制御ユニット30は、
スライバコイラ3の制御ユニット24と接続されてい
る。
【0039】示された実施例はドラフトフレームに関す
るものであるが、本発明による解決手段はこの種の機械
だけに限定されるものではない。本発明による繊維機械
により、繊維加工処理機を停止させることなく繊維原料
を自動的に供給することができ、さらに繊維原料のため
の自動搬送装置との連携が実現され、装置全体の良好な
制御が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】供給ユニットと送り出しユニットを有しかつ搬
送装置を備えた繊維加工処理機の平面図である。
【図2】第1図の供給ユニットの駆動部および制御部の
ブロック図である。
【図3】個々のコンベヤベルトを有する供給ユニットの
実施例の平面図である。
【符号の説明】
1 ドラフトフレーム 2 フィードラチス 3 スライバコイラ 4 ケンスフレーム 5 運搬車 6 案内線路 7 マスタコンピュータ 8 接続線路 9 駆動部 10 センサ装置 11 線路 12 線路 13 制御ユニット 14 線路 15 線路 16 線路 17 ドラフト装置の制御ユニット 18 ドラフト装置の駆動装置 19 ドラフト装置のセンサ装置 20 線路 21 線路 22 接続線路 23 接続線路 24 スライバコイラの制御ユニット 25 線路 26 駆動装置 27 線路 28 センサ装置 29 接続線路 30 マスタコンピュータ 31 運搬車 32 接続線路 33 案内線路 34 折り返し用線路 35 モータ電子装置 36 モータ 37 接続線路 38 減衰器 39 操作/表示ユニット 40 線路 41 線路 42 電圧供給部 43 線路 44 線路 45 線路 46 線路 47 線路 48 接続線路 49 プレスローラ 50 スライバ 51 予備スライバ 52 引き渡し位置 53 ケンスセンサ 54 線路 A 作業ケンス R 予備ケンス L 空位置 F 空のケンス F1 満罐ケンス F2 満罐ケンス T1 搬送装置 T2 搬送装置 B ベルトコンベヤ S センサ

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維材料を加工処理するための繊維機械
    であって、該繊維機械には、制御―駆動ユニット(1
    7)と、繊維材料(50,51)を供給するための供給
    装置(2)と、さらに繊維加工処理機に配属された送り
    出しユニット(3)とが設けられており、 この場合、前記繊維材料(50,51)は、前記供給装
    置(2)に配属された繊維材料保管容器(A,R)から
    取り出されるようにし、さらに前記送り出しユニット
    (3)は、送り出された繊維材料を相応の収納保管容器
    (F2)へ送出するようにした、繊維材料を加工処理す
    るための繊維機械において、 前記供給装置(2)に少なくとも部分的に独立の制御―
    駆動ユニット(13,9)を設けるようにしたことを特
    徴とする、繊維材料を加工処理するための繊維機械。
  2. 【請求項2】 繊維加工処理機(1)の制御ユニット
    (17)が供給装置(2)の制御ユニット(13)と接
    続されている請求項1記載の繊維機械。
  3. 【請求項3】 送り出し装置(3)が独立の制御―駆動
    ユニット(24,26)を備えている請求項1または2
    記載の繊維機械。
  4. 【請求項4】 送り出し装置(3)の制御ユニット(2
    4)が繊維加工処理機(1)の制御ユニット(17)と接
    続されている請求項3記載の繊維機械械。
  5. 【請求項5】 供給装置(2)に配属された繊維材料保
    管容器(A,R)が、制御ユニット(7)により制御さ
    れる自動搬送装置(T1)により搬入または搬出される
    ようにした請求項1から4のいずれか1項記載の繊維機
    械械。
  6. 【請求項6】 送り出し装置(3)に配属された保管容
    器(F)が、制御ユニット(30)により制御される自
    動搬送装置(T2)により搬入または搬出されるように
    した請求項1から5のいずれか1項記載の繊維機械械。
  7. 【請求項7】 搬送装置(T1,T2)が、案内ライン
    (6,33)上を案内される運搬車(5、31)である
    ようにした請求項5または6記載の繊維機械械。
  8. 【請求項8】 供給装置(2)および/または送り出し
    装置(3)の制御ユニット(13,24)が、自動搬送
    装置(T1,T2)のための制御ユニット(30,7)
    と接続されている請求項5または6または7のいずれか
    1項記載の繊維機械械。
  9. 【請求項9】 繊維材料保管容器の位置および/または
    該繊維材料保管容器の内容を監視するために、供給装置
    (2)および/または送り出し装置(3)に配属された
    繊維材料保管容器にセンサ装置(53)が配属されてお
    り、さらに該センサ装置(53)は各制御ユニット(1
    3,24)と接続されている請求項1から9のいずれか
    1項記載の繊維機械械。
  10. 【請求項10】 供給装置(2)の制御ユニット(1
    3)が、操作および/または表示ユニット(39)と、
    さらに各繊維材料保管容器から引き出された繊維材料を
    搬送する搬送部材(B1〜B8)を駆動する少なくとも1
    つのモータ(36)を制御するための制御および/また
    は調整用電子装置(35)とに接続されており、さらに
    前記供給装置(2)の制御ユニット(13)は、該供給
    装置(2)を監視するための、例えば繊維材料の搬送を
    監視するためのセンサ装置(10)と接続されている請
    求項請求項1から9のいずれか1項記載の繊維機械械。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つのモータ(36)を制
    御するために、接続路(12)を介してセンサ装置(1
    0)が制御および/または監視電子装置(35)と直接
    接続されている請求項10記載の繊維機械械。
  12. 【請求項12】 操作および/または表示ユニット(3
    9)が、繊維加工処理機(1)の12つの中央操作―表
    示ユニット内にまとめられている請求項1から11のい
    ずれか1項記載の繊維機械械。
  13. 【請求項13】 供給装置(2)が循環する複数個のベ
    ルトコンベヤ(B1〜B8)から成り、該ベルトコンベ
    ヤは、繊維加工処理機(1)の繊維材料をスライバ(5
    0,51)の形式で供給するようにした請求項1から1
    2のいずれか1項記載の繊維機械械。
  14. 【請求項14】 各ベルトコンベヤ(B1〜B8)に、
    電子制御装置(351〜358)と接続された駆動モータ
    が配属されており、さらに各電子制御装置(351〜3
    8)が制御ユニット(13)と接続されている請求項
    13記載の繊維機械械。
  15. 【請求項15】 駆動モータ(361〜368)が電気的
    なステッピング・モータとして構成されている請求項1
    4記載の繊維機械械。
  16. 【請求項16】 駆動モータ(361〜368)が、電子
    整流式のブラシレスモータとして構成されている請求項
    14記載の繊維機械械。
  17. 【請求項17】 案内信号を伝達するために、繊維加工
    処理機(1)の制御―監視ユニット(17)が接続路
    (37)を介して駆動モータ(36)の電子制御装置
    (35)と接続されている請求項17記載の繊維機械
    械。
  18. 【請求項18】 接続路(37)中に、短時間の信号を
    濾波するための減衰器(38)が設けられている請求項
    17記載の繊維機械械。
  19. 【請求項19】 ベルトコンベヤ(B1〜B8)の個数
    が繊維加工処理機(1)が受け取るスライバ(50,5
    1)の個数よりも大きくなるようにした請求項13から
    18のいずれか1記載の繊維機械械。
  20. 【請求項20】 ベルトコンベヤ(B1〜B8)が、作
    業ベルト(B1)と予備ベルト(B2)との対としてま
    とめられている請求項19記載の繊維機械械。
  21. 【請求項21】 ベルトコンベヤ(B1〜B8)に、各
    々に配属された繊維材料保管容器(A)からスライバ
    (50、51)を引き出すための引き出し装置が設けら
    れている請求項13から20のいずれか1項記載の繊維
    機械械。
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