JPH06316015A - 金属パネル - Google Patents
金属パネルInfo
- Publication number
- JPH06316015A JPH06316015A JP14113993A JP14113993A JPH06316015A JP H06316015 A JPH06316015 A JP H06316015A JP 14113993 A JP14113993 A JP 14113993A JP 14113993 A JP14113993 A JP 14113993A JP H06316015 A JPH06316015 A JP H06316015A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- structural material
- metal panel
- intermediate layer
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】構造物等の壁面用パネルとして十分な強度を持
ち、かつ軽量で、優れた生産性を備えた金属パネル。 【構成】構造物等の壁面用パネルにおいて、構造材２が
絞り加工またはプレス加工等の方法により、多数の凸型
部分１が成型されたアルミ等の薄手の金属材料であり、
この構造材２の両表面に表面材３をウレタン樹脂または
エポキシ樹脂等により接着することにより、中間層４に
空気を密閉した多数のセル部分５と連続した空間部分６
が形成されていることを特徴とする金属パネル。
ち、かつ軽量で、優れた生産性を備えた金属パネル。 【構成】構造物等の壁面用パネルにおいて、構造材２が
絞り加工またはプレス加工等の方法により、多数の凸型
部分１が成型されたアルミ等の薄手の金属材料であり、
この構造材２の両表面に表面材３をウレタン樹脂または
エポキシ樹脂等により接着することにより、中間層４に
空気を密閉した多数のセル部分５と連続した空間部分６
が形成されていることを特徴とする金属パネル。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は構造物等の壁面に使用
する、中間層に独立した多数のセル部分と連続した空間
部分を有する金属パネルに関する。
する、中間層に独立した多数のセル部分と連続した空間
部分を有する金属パネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の金属パネルの構造材にはハニカム
構造のものが利用されることが多い。ハニカム構造の構
造材自体の厚みは５０μから１００μ程度の薄手の金属
材料が使用されているが、応力の分散作用と独立した多
数のセル部分に密閉された空気の内圧により軽量であり
ながら高い強度を有することができることを特徴してい
る。
構造のものが利用されることが多い。ハニカム構造の構
造材自体の厚みは５０μから１００μ程度の薄手の金属
材料が使用されているが、応力の分散作用と独立した多
数のセル部分に密閉された空気の内圧により軽量であり
ながら高い強度を有することができることを特徴してい
る。
【０００３】しかし、このハニカム構造の構造材の製造
には、糊付け→平版カット→積層→プレス→裁断と多く
の製造行程が必要であり、材料ロスも大きく、更に、表
面材との接着のためには、裁断した構造材を展開して所
定の大きさに固定しておく必要があるため、生産性が非
常に低いという問題があった。
には、糊付け→平版カット→積層→プレス→裁断と多く
の製造行程が必要であり、材料ロスも大きく、更に、表
面材との接着のためには、裁断した構造材を展開して所
定の大きさに固定しておく必要があるため、生産性が非
常に低いという問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記問題点
に着目してなされたものである。その目的は、構造物の
壁面用パネルとして十分な強度を持ち、かつ軽量で、優
れた生産性を実現できる金属パネルを提案することにあ
る。
に着目してなされたものである。その目的は、構造物の
壁面用パネルとして十分な強度を持ち、かつ軽量で、優
れた生産性を実現できる金属パネルを提案することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は構造物等
の壁面用パネルにおいて、構造材が絞り加工またはプレ
ス加工等の方法により、多数の凸型部分が成型されたア
ルミ等の薄手の金属材料であり、この構造材の両表面に
表面材を接着することにより、中間層に空気を密閉した
多数のセル部分と連続した空間部分が形成されているこ
とを特徴とする金属パネル。
の壁面用パネルにおいて、構造材が絞り加工またはプレ
ス加工等の方法により、多数の凸型部分が成型されたア
ルミ等の薄手の金属材料であり、この構造材の両表面に
表面材を接着することにより、中間層に空気を密閉した
多数のセル部分と連続した空間部分が形成されているこ
とを特徴とする金属パネル。
【０００６】構造材に成型された凸型部分の先端部分を
平坦に加工することにより、表面材との接着面積を多く
し、結果として接着強度を高めることができる。
平坦に加工することにより、表面材との接着面積を多く
し、結果として接着強度を高めることができる。
【０００７】構造材に成型された凸型部分の先端部分が
平坦である場合、この平坦部の全部または一部に成型加
工を容易にするための開口部を設けても、表面材を接着
することにより、この開口部が表層材と接着剤により閉
じられるので、セル部分の気密性は保たれ、構造物等の
壁面用パネルとしての強度を損なうことはない。
平坦である場合、この平坦部の全部または一部に成型加
工を容易にするための開口部を設けても、表面材を接着
することにより、この開口部が表層材と接着剤により閉
じられるので、セル部分の気密性は保たれ、構造物等の
壁面用パネルとしての強度を損なうことはない。
【０００８】
【作用】本発明の金属パネルは、中間層に多数のセル部
分を有しているので、ハニカム構造のものと同様に応力
の分散作用とセル部分の内部に密閉された空気の内圧に
より構造物等の壁用パネルとしての強度が高い。本発明
の金属パネルの構造材はアルミ等の薄手の金属材料であ
るため、軽量である。本発明の金属パネルの構造材の加
工はアルミ等の薄手の金属材料に絞り加工またはプレス
加工等の方法で凸型部分１を成型するだけの簡単な加工
工程であり、しかも、長尺に巻き取った材料から連続的
に加工することが可能であるため、優れた生産性があ
る。構造材を連続的に加工する場合、構造材の両表面に
接着する表面材も長尺の巻き取りから引き出せば、構造
材の成型加工と接着工程を連続して行うこともできるた
め、非常に効率よい生産性が実現できる。
分を有しているので、ハニカム構造のものと同様に応力
の分散作用とセル部分の内部に密閉された空気の内圧に
より構造物等の壁用パネルとしての強度が高い。本発明
の金属パネルの構造材はアルミ等の薄手の金属材料であ
るため、軽量である。本発明の金属パネルの構造材の加
工はアルミ等の薄手の金属材料に絞り加工またはプレス
加工等の方法で凸型部分１を成型するだけの簡単な加工
工程であり、しかも、長尺に巻き取った材料から連続的
に加工することが可能であるため、優れた生産性があ
る。構造材を連続的に加工する場合、構造材の両表面に
接着する表面材も長尺の巻き取りから引き出せば、構造
材の成型加工と接着工程を連続して行うこともできるた
め、非常に効率よい生産性が実現できる。
【０００９】
【実施例】図１はこの発明になる金属パネルＡである。
金属パネルＡは凸型部分部１が多数成型された構造材２
と表面材３からなり、構造材２と表面材３とはウレタン
樹脂またはエポキシ樹脂等により接着されており、中間
層４には、独立した多数のセル部分５と連続した空間部
分６がある。
金属パネルＡは凸型部分部１が多数成型された構造材２
と表面材３からなり、構造材２と表面材３とはウレタン
樹脂またはエポキシ樹脂等により接着されており、中間
層４には、独立した多数のセル部分５と連続した空間部
分６がある。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したようにこの金属パネルは、
構造物等の壁面用パネルとして十分な強度を持ち、かつ
軽量で、優れた生産性がある。
構造物等の壁面用パネルとして十分な強度を持ち、かつ
軽量で、優れた生産性がある。
【図１】 本発明の一実施例を示す切欠き斜視図であ
る。
る。
【図２】 本発明品の構造材の一実施例の斜視図であ
る。
る。
【図３】 本発明品の構造材に成型する凸型部分の加工
例である。
例である。
Ａ 金属パネル １ 凸型部分 ２ 構造材 ３ 表面材 ４ 中間層 ５ セル部分 ６ 連続した空間部分 ７ 開口部
Claims (1)
- 【請求項１】多数の凸型部分（１）が形成された構造材
（２）とその両表面に接着された表面材（３）からなる
金属パネルであって、構造材（２）と表面材（３）を接
着した結果、当該金属パネルの中間層（４）に独立した
多数のセル状部分（５）と連続した空間部分（６）が設
けられていることを特徴とする金属パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14113993A JPH06316015A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 金属パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14113993A JPH06316015A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 金属パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06316015A true JPH06316015A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=15285082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14113993A Pending JPH06316015A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 金属パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06316015A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100730572B1 (ko) * | 2005-04-07 | 2007-06-20 | 한국과학기술원 | 샌드위치 판재 제작방법 및 제작용 금형세트 |
| JP2010194943A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Tekutowan:Kk | 機器に用いる複合金属板 |
| JP2016003528A (ja) * | 2014-06-19 | 2016-01-12 | 株式会社アイレック | 水分除去装置、及びその水分除去装置を用いた水分除去システム |
| KR20170017993A (ko) * | 2014-06-04 | 2017-02-15 | 트리스탄 멜랜드 | 구조적 요소 |
| CN108286317A (zh) * | 2018-03-27 | 2018-07-17 | 嘉兴市先超塑胶制品有限公司 | 一种多层结构的铝护墙板 |
| US11230082B2 (en) | 2016-10-24 | 2022-01-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Automobile floor panel and automobile floor panel manufacturing method |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP14113993A patent/JPH06316015A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100730572B1 (ko) * | 2005-04-07 | 2007-06-20 | 한국과학기술원 | 샌드위치 판재 제작방법 및 제작용 금형세트 |
| JP2010194943A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Tekutowan:Kk | 機器に用いる複合金属板 |
| KR20170017993A (ko) * | 2014-06-04 | 2017-02-15 | 트리스탄 멜랜드 | 구조적 요소 |
| JP2017520411A (ja) * | 2014-06-04 | 2017-07-27 | トリスタン メランド | 構造要素 |
| US10427834B2 (en) | 2014-06-04 | 2019-10-01 | Gridesic Holdings Limited | Structural element |
| JP2020152451A (ja) * | 2014-06-04 | 2020-09-24 | グライドシック ホールディングス リミテッド | 構造要素 |
| KR20200126010A (ko) * | 2014-06-04 | 2020-11-05 | 트리스탄 멜랜드 | 구조적 요소 |
| US11312533B2 (en) | 2014-06-04 | 2022-04-26 | Gridesic Holdings Limited | Structural element |
| JP2016003528A (ja) * | 2014-06-19 | 2016-01-12 | 株式会社アイレック | 水分除去装置、及びその水分除去装置を用いた水分除去システム |
| US11230082B2 (en) | 2016-10-24 | 2022-01-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Automobile floor panel and automobile floor panel manufacturing method |
| CN108286317A (zh) * | 2018-03-27 | 2018-07-17 | 嘉兴市先超塑胶制品有限公司 | 一种多层结构的铝护墙板 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6734603B2 (en) | Thin layer composite unimorph ferroelectric driver and sensor | |
| US5399406A (en) | Paneling material and composite panel using the same | |
| US4859517A (en) | Formable honeycomb panel | |
| EP1807229A1 (en) | Curved honeycomb structural and method for procesing the same | |
| CA2407932A1 (en) | Honeycomb structure | |
| JP2000326430A (ja) | ハニカム構造板 | |
| JPH06316015A (ja) | 金属パネル | |
| JP3750481B2 (ja) | 真空断熱材、および断熱パネル | |
| JP3107477B2 (ja) | ハニカムパネル | |
| JPH04183013A (ja) | 圧電共振子の製造方法 | |
| KR20110057998A (ko) | 곡면 허니컴 패널 및 그 제조방법 | |
| JP3201687B2 (ja) | 枠材の製造方法、及び枠組構造物の製造方法 | |
| JPS63236734A (ja) | ステンドグラスの製造方法 | |
| JPS59209132A (ja) | サンドイツチ構造曲面パネルの接着成形用型 | |
| JPS6216063Y2 (ja) | ||
| JPH08216304A (ja) | 積層体の成形用治具 | |
| JPH07291197A (ja) | サンドイッチ球殻構造物及びその製作方法 | |
| JP3080811U (ja) | 集成マイカ板にコイルを埋め込んだボイスコイルボビン。 | |
| JP2004028243A (ja) | 真空体の封止方法と封止材及び封止装置 | |
| JPH04368099A (ja) | 防水機能を有するパネルスピーカ | |
| JPH05161933A (ja) | 曲面ハニカムパネルおよびその製造方法 | |
| JPS6059795B2 (ja) | スピ−カ用振動板 | |
| JPH0265517A (ja) | 圧電振動子 | |
| Hellbaum et al. | Thin layer composite unimorph ferroelectric driver and sensor | |
| JPS63215788A (ja) | 摩擦材の接着方法 |