JPH05161933A - 曲面ハニカムパネルおよびその製造方法 - Google Patents
曲面ハニカムパネルおよびその製造方法Info
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- JPH05161933A JPH05161933A JP3305833A JP30583391A JPH05161933A JP H05161933 A JPH05161933 A JP H05161933A JP 3305833 A JP3305833 A JP 3305833A JP 30583391 A JP30583391 A JP 30583391A JP H05161933 A JPH05161933 A JP H05161933A
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- E04C—STRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
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- E04C2/30—Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the shape or structure
- E04C2/32—Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the shape or structure formed of corrugated or otherwise indented sheet-like material; composed of such layers with or without layers of flat sheet-like material
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16S—CONSTRUCTIONAL ELEMENTS IN GENERAL; STRUCTURES BUILT-UP FROM SUCH ELEMENTS, IN GENERAL
- F16S1/00—Sheets, panels, or other members of similar proportions; Constructions comprising assemblies of such members
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D24/00—Producing articles with hollow walls
- B29D24/002—Producing articles with hollow walls formed with structures, e.g. cores placed between two plates or sheets, e.g. partially filled
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- B31D3/02—Making articles of cellular structure, e.g. insulating board honeycombed structures, i.e. the cells having an essentially hexagonal section
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- E04C2/34—Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the shape or structure composed of two or more spaced sheet-like parts
- E04C2/36—Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by the shape or structure composed of two or more spaced sheet-like parts spaced apart by transversely-placed strip material, e.g. honeycomb panels
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Abstract
(57)【要約】
【目的】曲率半径が小さく強度の均一なハニカムパネル
を提供すること、また、容易に製作することができるハ
ニカムパネルの製造方法提供することある。 【構成】同心の二次曲面に成形された面板２，３の間
に、コア素材を略三角形の隙間を設けて配置し接合して
なるハニカムパネルである。また、面板，コア素材，面
板の順に順次重ね合わせ、一括して接合する。
を提供すること、また、容易に製作することができるハ
ニカムパネルの製造方法提供することある。 【構成】同心の二次曲面に成形された面板２，３の間
に、コア素材を略三角形の隙間を設けて配置し接合して
なるハニカムパネルである。また、面板，コア素材，面
板の順に順次重ね合わせ、一括して接合する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、曲面ハニカムパネルお
よびその製造方法に係り、特にパネルの厚さの数倍から
数百倍程度の比較的曲率半径の小さな二次曲面を形成す
るものに好適な曲面ハニカムパネルおよびその製造方法
に関するものである。
よびその製造方法に係り、特にパネルの厚さの数倍から
数百倍程度の比較的曲率半径の小さな二次曲面を形成す
るものに好適な曲面ハニカムパネルおよびその製造方法
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より知られているハニカムパネルの
製造方法としては、例えば実公平２−３３９８０号、特
公平２−４２５８５号等が知られている。これらの製造
方法においては、アルミニウム箔、クラフト紙、プラス
チック等のシート状のコア素材を積層し、ろう材または
接着剤等の固着剤によって一定間隔をおいた位置で該コ
ア素材を千鳥状に固着して、これを積層方向に展張して
ハニカムコアを形成し、このハニカムコアの表裏面に面
板を固着することによって平板状のハニカムパネルを製
造している。
製造方法としては、例えば実公平２−３３９８０号、特
公平２−４２５８５号等が知られている。これらの製造
方法においては、アルミニウム箔、クラフト紙、プラス
チック等のシート状のコア素材を積層し、ろう材または
接着剤等の固着剤によって一定間隔をおいた位置で該コ
ア素材を千鳥状に固着して、これを積層方向に展張して
ハニカムコアを形成し、このハニカムコアの表裏面に面
板を固着することによって平板状のハニカムパネルを製
造している。
【０００３】一方、曲面ハニカムパネルを得る方法とし
ては、例えば実公平２−３３９８０号、特公平２−４２
５８５号等が知られている。
ては、例えば実公平２−３３９８０号、特公平２−４２
５８５号等が知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ハニカムパネルを各種
構造部材として用いる場合には、構成される構造物のデ
ザイン或いは強度確保の観点から該ハニカムパネル自体
が曲面状に形成されていることが要求される。そして、
前記平板状のハニカムパネルを曲げ加工用の機械によっ
て比較的大きな曲率半径に曲げる方法が行なわれている
が、このような方法では、比較的大きな曲率半径すなわ
ちパネルの厚さの数百倍程度のものしか成形できないの
が現状であった。
構造部材として用いる場合には、構成される構造物のデ
ザイン或いは強度確保の観点から該ハニカムパネル自体
が曲面状に形成されていることが要求される。そして、
前記平板状のハニカムパネルを曲げ加工用の機械によっ
て比較的大きな曲率半径に曲げる方法が行なわれている
が、このような方法では、比較的大きな曲率半径すなわ
ちパネルの厚さの数百倍程度のものしか成形できないの
が現状であった。
【０００５】前記従来技術の曲面ハニカムパネルの製造
方法にあっては、材料の熱変形を利用していることか
ら、パネルの板厚の数倍から数百倍程度の比較的曲率半
径の小さい曲面を形成することは技術的に不可能であっ
た。
方法にあっては、材料の熱変形を利用していることか
ら、パネルの板厚の数倍から数百倍程度の比較的曲率半
径の小さい曲面を形成することは技術的に不可能であっ
た。
【０００６】また、ハニカムパネルにＶ字状の切欠きを
形成して曲面を成形する場合には、切欠き接合部におい
てコアが接合されないため、強度的な均一性について配
慮されておらず、さらに、円弧状曲面を形成する場合に
は、多くの切欠きを形成しなければならず、作業性の向
上を図る上で十分な配慮がなされていなかった。
形成して曲面を成形する場合には、切欠き接合部におい
てコアが接合されないため、強度的な均一性について配
慮されておらず、さらに、円弧状曲面を形成する場合に
は、多くの切欠きを形成しなければならず、作業性の向
上を図る上で十分な配慮がなされていなかった。
【０００７】一方、ハニカムパネル自体は、ハニカムコ
アが面板に対して直角に接合されていることおよび両面
板をハニカムコアによって連結していることにより、パ
ネルとして面外曲げ剛性を確保できるものであって、パ
ネル完成後の曲げ加工等によって面板とハニカムコアの
関係が変化すること或いは両面板間にずれが生じること
は前記剛性を確保する点からは不利である。また、曲げ
加工によって、面板とハニカムコアの接合部分の剥離或
いはハニカムコア自体の座屈などが発生することが予想
される。このことも、剛性および強度確保の点から好ま
しくない。
アが面板に対して直角に接合されていることおよび両面
板をハニカムコアによって連結していることにより、パ
ネルとして面外曲げ剛性を確保できるものであって、パ
ネル完成後の曲げ加工等によって面板とハニカムコアの
関係が変化すること或いは両面板間にずれが生じること
は前記剛性を確保する点からは不利である。また、曲げ
加工によって、面板とハニカムコアの接合部分の剥離或
いはハニカムコア自体の座屈などが発生することが予想
される。このことも、剛性および強度確保の点から好ま
しくない。
【０００８】本発明の第１の目的は、比較的曲率半径の
小さい二次曲面を有し、かつ、強度が均一な曲面ハニカ
ムパネルを提供することにある。
小さい二次曲面を有し、かつ、強度が均一な曲面ハニカ
ムパネルを提供することにある。
【０００９】また、本発明の第２の目的は、比較的曲率
半径小さい二次曲面を有するパネルを容易に製作するこ
とができる曲面ハニカムパネルの製造方法を提供するこ
とにある。
半径小さい二次曲面を有するパネルを容易に製作するこ
とができる曲面ハニカムパネルの製造方法を提供するこ
とにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記第１の目的を達成す
るために、本発明は直交する二方向のうち一方向が直線
状をなし、他方向が曲線状をなす二次曲面を有する第１
の面板と、前記第１の面板に対してコアの厚さ寸法に相
当する曲率半径の差を有した同心の二次曲面を有する第
２の面板と、前記第１および第２の面板間に、該各面板
に各端部を接合し、かつ、各面板の直線方向に引き通し
て配置され、曲率半径の小さい面板への接合部側で互い
に接した複数のコア素材とから構成したことを特徴とす
るものである。
るために、本発明は直交する二方向のうち一方向が直線
状をなし、他方向が曲線状をなす二次曲面を有する第１
の面板と、前記第１の面板に対してコアの厚さ寸法に相
当する曲率半径の差を有した同心の二次曲面を有する第
２の面板と、前記第１および第２の面板間に、該各面板
に各端部を接合し、かつ、各面板の直線方向に引き通し
て配置され、曲率半径の小さい面板への接合部側で互い
に接した複数のコア素材とから構成したことを特徴とす
るものである。
【００１１】また、前記第２の目的を達成するために、
本発明は直交する二方向のうち一方向が直線状をなし、
他方向が曲線状をなす二次曲面に成形した成形型に予め
二次曲面に成形された第１の面板を載置するステップ
と、所定形状に成形された複数のコア素材を、相互に位
置決めし、かつ、前記第１の面板の曲面の直線方向に引
き通して、前記第１の面板に載置するステップと、前記
第１の面板の二次曲面と同心の二次曲面に予め成形した
第２の面板を、前記第１の面板の二次曲面と同心となる
ように前記複数のコア素材に載置するステップと、前記
第１の面板，複数のコア素材および第２の面板を、第１
および第２の面板の外側から加圧して接合するステップ
とにより曲面ハニカムパネル製造することを特徴とした
ものである。
本発明は直交する二方向のうち一方向が直線状をなし、
他方向が曲線状をなす二次曲面に成形した成形型に予め
二次曲面に成形された第１の面板を載置するステップ
と、所定形状に成形された複数のコア素材を、相互に位
置決めし、かつ、前記第１の面板の曲面の直線方向に引
き通して、前記第１の面板に載置するステップと、前記
第１の面板の二次曲面と同心の二次曲面に予め成形した
第２の面板を、前記第１の面板の二次曲面と同心となる
ように前記複数のコア素材に載置するステップと、前記
第１の面板，複数のコア素材および第２の面板を、第１
および第２の面板の外側から加圧して接合するステップ
とにより曲面ハニカムパネル製造することを特徴とした
ものである。
【００１２】
【作用】本発明のハニカムパネルにおいては、ハニカム
コアをコア素材の間に略三角形の隙間を形成することに
より二次曲面に沿うように形成しているため、各構成部
材に変形或いは接合部の剥離等が生じることがなく、比
較的曲率半径が小さく強度の均一な構造が得られる。
コアをコア素材の間に略三角形の隙間を形成することに
より二次曲面に沿うように形成しているため、各構成部
材に変形或いは接合部の剥離等が生じることがなく、比
較的曲率半径が小さく強度の均一な構造が得られる。
【００１３】また、成形型の上に面板，複数のコア素材
および面板を、各面板の二次曲面が同心となるように重
ねて順次並べ、加圧接合するだけで、製作できることか
ら、煩雑な作業もなく容易に製作することができる。さ
らに、面板，複数のコア素材および面板は、それぞれ独
立した状態で相互に位置決めされるので、各コア素材よ
りなるハニカムコアの厚さが曲面をなした状態で一定に
なることから、標準化が図れる。
および面板を、各面板の二次曲面が同心となるように重
ねて順次並べ、加圧接合するだけで、製作できることか
ら、煩雑な作業もなく容易に製作することができる。さ
らに、面板，複数のコア素材および面板は、それぞれ独
立した状態で相互に位置決めされるので、各コア素材よ
りなるハニカムコアの厚さが曲面をなした状態で一定に
なることから、標準化が図れる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１〜図３によっ
て説明する。この実施例は、ろう付けアルミハニカムの
例である。図１は本発明によって得られた曲面ハニカム
パネルの一実施例を示し、図２は図１に示した曲面ハニ
カムパネルの曲線方向における断面であり、図３は図２
における各面板およびハニカムコアの関係を拡大して示
した断面図である。
て説明する。この実施例は、ろう付けアルミハニカムの
例である。図１は本発明によって得られた曲面ハニカム
パネルの一実施例を示し、図２は図１に示した曲面ハニ
カムパネルの曲線方向における断面であり、図３は図２
における各面板およびハニカムコアの関係を拡大して示
した断面図である。
【００１５】同図において、ハニカムパネル１は直交す
る二方向のうち一方向が直線状であって他方向が曲線状
である二次曲面に形成された二枚の面板２，３と、その
間に配置されるハニカムコア４とから構成される。前記
面板２，３は予め曲率半径Ｒ0，Ｒ1の二次曲面に成形さ
れている。すなわち、面板２はその曲面内側の曲率半径
がＲ0であり、その曲面外側の曲率半径Ｒ2は面板２の板
厚ｔ2＋曲率半径Ｒ0となる。面板３はその曲面内側の曲
率半径Ｒ1はハニカムコア４の厚さａ＋曲率半径Ｒ2であ
り、その曲面外側の曲率半径Ｒは面板３の板厚ｔ1＋曲
率半径Ｒ1となる。前記ハニカムコア４は薄い板材をハ
ニカムを二分割した台形状に予め成形した複数のコア素
材によって構成される。該複数のコア素材は、連続した
台形部の頂部を背中合わせにするように互いに配置され
る。この状態で、該コア素材は前記面板３の曲面内側に
載せられる。なお、コア素材はその連続長手方向すなわ
ちハニカムコアのＬ方向が面板２または３の曲面の直線
方向となるように配置される。前記面板３上に載置され
た各コア素材は、その板厚に直角な方向すなわち面方向
が面板３に直角に位置するように位置決めされる。した
がって、コア素材と面板３との接触部Ｃは、台形部分の
両側の頂部となる。また、コア素材と面板２との接触部
Ｃは、台形部の傾斜辺の中央部となる。各コア素材間に
あっては、面板３側に隙間ができ、面板２側で台形部分
の頂部で接触する。各コア素材間のなす角度αと面板３
の曲率半径Ｒとの間には次式の関係がある。
る二方向のうち一方向が直線状であって他方向が曲線状
である二次曲面に形成された二枚の面板２，３と、その
間に配置されるハニカムコア４とから構成される。前記
面板２，３は予め曲率半径Ｒ0，Ｒ1の二次曲面に成形さ
れている。すなわち、面板２はその曲面内側の曲率半径
がＲ0であり、その曲面外側の曲率半径Ｒ2は面板２の板
厚ｔ2＋曲率半径Ｒ0となる。面板３はその曲面内側の曲
率半径Ｒ1はハニカムコア４の厚さａ＋曲率半径Ｒ2であ
り、その曲面外側の曲率半径Ｒは面板３の板厚ｔ1＋曲
率半径Ｒ1となる。前記ハニカムコア４は薄い板材をハ
ニカムを二分割した台形状に予め成形した複数のコア素
材によって構成される。該複数のコア素材は、連続した
台形部の頂部を背中合わせにするように互いに配置され
る。この状態で、該コア素材は前記面板３の曲面内側に
載せられる。なお、コア素材はその連続長手方向すなわ
ちハニカムコアのＬ方向が面板２または３の曲面の直線
方向となるように配置される。前記面板３上に載置され
た各コア素材は、その板厚に直角な方向すなわち面方向
が面板３に直角に位置するように位置決めされる。した
がって、コア素材と面板３との接触部Ｃは、台形部分の
両側の頂部となる。また、コア素材と面板２との接触部
Ｃは、台形部の傾斜辺の中央部となる。各コア素材間に
あっては、面板３側に隙間ができ、面板２側で台形部分
の頂部で接触する。各コア素材間のなす角度αと面板３
の曲率半径Ｒとの間には次式の関係がある。
【００１６】
【数１】
【００１７】例えば、前記曲率半径Ｒが５００ｍｍ，ハ
ニカムコア４の厚さａが３０ｍｍ，コアサイズが３／４
インチの場合には、コア素材の台形部傾斜辺中央部と面
板３の内面との隙間Ｇ0は、０．０４ｍｍ程度であり、
該コア素材の反対側の台形頂部と面板２の外面との隙間
Ｇ1は０．０３ｍｍ程度となる。前記各部材がアルミニ
ウム合金であってアルミニウム合金製ろうによって接合
する場合、経験値として前記各間隙が約０．１ｍｍ以下
であればなんら支障なく接合することができる。なお、
前記各面板およびハニカムコアが樹脂製或いは紙製等の
場合であって、これらを樹脂製接着剤によって接合する
場合には、前記間隙はさらに広くても支障はない。
ニカムコア４の厚さａが３０ｍｍ，コアサイズが３／４
インチの場合には、コア素材の台形部傾斜辺中央部と面
板３の内面との隙間Ｇ0は、０．０４ｍｍ程度であり、
該コア素材の反対側の台形頂部と面板２の外面との隙間
Ｇ1は０．０３ｍｍ程度となる。前記各部材がアルミニ
ウム合金であってアルミニウム合金製ろうによって接合
する場合、経験値として前記各間隙が約０．１ｍｍ以下
であればなんら支障なく接合することができる。なお、
前記各面板およびハニカムコアが樹脂製或いは紙製等の
場合であって、これらを樹脂製接着剤によって接合する
場合には、前記間隙はさらに広くても支障はない。
【００１８】前記ハニカムパネルをアルミニウム合金で
構成する場合、前記面板２，３としてはその板厚が１．
０前後〜数ｍｍ程度，ハニカムコアとしては０．２〜数
ｍｍ程度のものを用いる。なお、前記実施例の場合、面
板２よりも面板３の板厚を厚くしている。
構成する場合、前記面板２，３としてはその板厚が１．
０前後〜数ｍｍ程度，ハニカムコアとしては０．２〜数
ｍｍ程度のものを用いる。なお、前記実施例の場合、面
板２よりも面板３の板厚を厚くしている。
【００１９】このような構成において、その製作方法を
前記面板２，３およびハニカムコア４がアルミ合金製で
あって、接合剤としてアルミニウム合金製ろう材を用い
た例について説明する。まず、面板２および３は、それ
ぞれ所定の曲率半径Ｒ0，Ｒ1の二次曲面にロール等によ
り成形される。但し、面板自体の板厚が薄く曲率半径が
比較的大きい場合等の条件によっては、面板が自身で撓
むので事前の前記成形を行なわなくてもよい。しかし、
予め成形しておくほうが製作精度および作業性の点では
有利である。前記面板２，３のパネル内面側すなわちハ
ニカムコア４と接する片面には、ろう材がロール圧延に
て圧着されている。コア素材はろう材が圧延によってク
ラッドされた薄板を切断し、かつ、ハニカムをなす台形
状に順次折り曲げ加工される。このようにして各構成材
料は製作され、これらを次のようにして接合しパネルを
製作する。
前記面板２，３およびハニカムコア４がアルミ合金製で
あって、接合剤としてアルミニウム合金製ろう材を用い
た例について説明する。まず、面板２および３は、それ
ぞれ所定の曲率半径Ｒ0，Ｒ1の二次曲面にロール等によ
り成形される。但し、面板自体の板厚が薄く曲率半径が
比較的大きい場合等の条件によっては、面板が自身で撓
むので事前の前記成形を行なわなくてもよい。しかし、
予め成形しておくほうが製作精度および作業性の点では
有利である。前記面板２，３のパネル内面側すなわちハ
ニカムコア４と接する片面には、ろう材がロール圧延に
て圧着されている。コア素材はろう材が圧延によってク
ラッドされた薄板を切断し、かつ、ハニカムをなす台形
状に順次折り曲げ加工される。このようにして各構成材
料は製作され、これらを次のようにして接合しパネルを
製作する。
【００２０】まず、下型１０上に摩擦減少材例えば黒鉛
の平板を介して前記面板３を載置する。次に、該面板３
の上に前記コア素材を互いの台形頂部を背中合わせにし
て載置する。なお、この時に各コア素材の互いの位置決
めを行なうために、該コア素材に真空排気用に形成した
穴に線材を通せば作業が比較的容易であり、位置決めの
確実なものとなる。前記線材は適当な段階で除去する。
このように各コア素材を位置決めすることにより、各コ
ア素材はそれぞれが角度αとなるように面板３側に隙間
を有し、面板２側が接触した状態となる。この状態で、
該各コア素材上に面板２を載置する。そして、該面板２
の上に摩擦減少材を介して上型２０を載置する。この状
態で、加熱しながら周囲を真空にするとともに前記上型
２０によって加圧する。
の平板を介して前記面板３を載置する。次に、該面板３
の上に前記コア素材を互いの台形頂部を背中合わせにし
て載置する。なお、この時に各コア素材の互いの位置決
めを行なうために、該コア素材に真空排気用に形成した
穴に線材を通せば作業が比較的容易であり、位置決めの
確実なものとなる。前記線材は適当な段階で除去する。
このように各コア素材を位置決めすることにより、各コ
ア素材はそれぞれが角度αとなるように面板３側に隙間
を有し、面板２側が接触した状態となる。この状態で、
該各コア素材上に面板２を載置する。そして、該面板２
の上に摩擦減少材を介して上型２０を載置する。この状
態で、加熱しながら周囲を真空にするとともに前記上型
２０によって加圧する。
【００２１】前記加熱によって、面板２，３およびコア
素材の表面にクラッドしていたろう材が溶けて各部材の
接触部の隙間に入り込む。この状態で冷却すれば、前記
ろう材によって、面板２，３とコア素材および各コア素
材同士が接合される。このようにしてハニカムパネル１
は製作される。
素材の表面にクラッドしていたろう材が溶けて各部材の
接触部の隙間に入り込む。この状態で冷却すれば、前記
ろう材によって、面板２，３とコア素材および各コア素
材同士が接合される。このようにしてハニカムパネル１
は製作される。
【００２２】このような構成によれば、面板２，３およ
びコア素材を順次組み合わせるだけで、下型１０および
上型２０の曲率半径を任意に選択するだけで、パネル自
体の曲率半径を任意に決定することができる。すなわ
ち、パネルの曲率半径の決定に当って材料或いは製作方
法によって制約を受けることがない。また、曲率半径が
異なるパネル同士では、各コア素材間の角度αが異なる
だけであって、構造上の変化はなく、極端な強度，剛性
の差もない。
びコア素材を順次組み合わせるだけで、下型１０および
上型２０の曲率半径を任意に選択するだけで、パネル自
体の曲率半径を任意に決定することができる。すなわ
ち、パネルの曲率半径の決定に当って材料或いは製作方
法によって制約を受けることがない。また、曲率半径が
異なるパネル同士では、各コア素材間の角度αが異なる
だけであって、構造上の変化はなく、極端な強度，剛性
の差もない。
【００２３】なお、二枚の面板の曲率半径を同一あるい
は微妙に変化させ、中心位置をずらすことによってもパ
ネルを製作することはできる。このような場合、ハニカ
ムコアが面板表面に対して厳密に直交した状態とはなら
ないが、傾きがわずかであれば強度的には大差がないも
のとなる。
は微妙に変化させ、中心位置をずらすことによってもパ
ネルを製作することはできる。このような場合、ハニカ
ムコアが面板表面に対して厳密に直交した状態とはなら
ないが、傾きがわずかであれば強度的には大差がないも
のとなる。
【００２４】さらに、各コア素材の面板３側に隙間が形
成されることについては、前記角度αが極端に大きくな
らないようにセルサイズ，曲率半径，ハニカムコアの厚
さａを選定する必要はあるが、セル部分の間隔に比べて
前記隙間は常に狭いため、特に問題となることはない。
成されることについては、前記角度αが極端に大きくな
らないようにセルサイズ，曲率半径，ハニカムコアの厚
さａを選定する必要はあるが、セル部分の間隔に比べて
前記隙間は常に狭いため、特に問題となることはない。
【００２５】前記面板２，３およびコア素材は、それぞ
れ独立した状態で位置決めされるため、それぞれに無用
な外力が作用することがなく、個々の変形がない状態あ
るいは最小限の状態で相互に接合される。したがって、
ハニカムパネル１として完成した状態で、外力を受けた
際に各部材がそれぞれ力を負担することになり、局部的
に応力が集中することがなく強度を均一化することがで
きる。このことは、パネル全体の強度向上につながる。
れ独立した状態で位置決めされるため、それぞれに無用
な外力が作用することがなく、個々の変形がない状態あ
るいは最小限の状態で相互に接合される。したがって、
ハニカムパネル１として完成した状態で、外力を受けた
際に各部材がそれぞれ力を負担することになり、局部的
に応力が集中することがなく強度を均一化することがで
きる。このことは、パネル全体の強度向上につながる。
【００２６】ハニカムパネル１は、下型１０の上に面板
２，複数のコア素材および面板３を、少なくとも各面板
２，３の曲面が同心となるように位置決めしながら順次
載置し、上型２０を該面板３の上に載せて真空状態で加
熱するだけで製作できる。すなわち、予め成形した面板
２，３を位置決めを行った後に、接合を行うため、コア
素材に変形を生じさせることなく容易に接合させること
ができる。また、コア素材同士を別工程で接合してコア
のみを作る従来の方法に比べて、作業手順が少なくな
る。したがって、真空状態での加熱は一回でよい。ま
た、各部材の位置決め配置作業も、面板２，３を予め成
形しておくことにより、特に煩雑な作業は不要であっ
て、容易に製作することができる。さらに、面板２，３
とコア素材は型１０，２０の間で、最終的に位置決めさ
れるため、相互の位置関係に無理がなく、パネルとして
精度のよいのもを製作することができる。また、面板
２，３のそれぞれの表面に生じる歪みを最小限に抑える
ことができる。
２，複数のコア素材および面板３を、少なくとも各面板
２，３の曲面が同心となるように位置決めしながら順次
載置し、上型２０を該面板３の上に載せて真空状態で加
熱するだけで製作できる。すなわち、予め成形した面板
２，３を位置決めを行った後に、接合を行うため、コア
素材に変形を生じさせることなく容易に接合させること
ができる。また、コア素材同士を別工程で接合してコア
のみを作る従来の方法に比べて、作業手順が少なくな
る。したがって、真空状態での加熱は一回でよい。ま
た、各部材の位置決め配置作業も、面板２，３を予め成
形しておくことにより、特に煩雑な作業は不要であっ
て、容易に製作することができる。さらに、面板２，３
とコア素材は型１０，２０の間で、最終的に位置決めさ
れるため、相互の位置関係に無理がなく、パネルとして
精度のよいのもを製作することができる。また、面板
２，３のそれぞれの表面に生じる歪みを最小限に抑える
ことができる。
【００２７】さらに、面板，複数のコア素材および面板
は、それぞれ独立した状態で相互に位置決めされるの
で、各コア素材よりなるハニカムコアの厚さが曲面をな
した状態で一定になることから、パネル厚さを高い精度
で均一化でき、標準化が図れるとともに各種作業の機械
化も容易となる。
は、それぞれ独立した状態で相互に位置決めされるの
で、各コア素材よりなるハニカムコアの厚さが曲面をな
した状態で一定になることから、パネル厚さを高い精度
で均一化でき、標準化が図れるとともに各種作業の機械
化も容易となる。
【００２８】次に、本発明の他の実施例を図５により説
明する。同図において、前記一実施例と同一符号は同一
部材を示すものである。６はパネルの縁に設置され、該
パネルを他の部材に接合する場合に継手となる縁材であ
る。該縁材６は面板２，３およびハニカムコア４に対し
てろう付により接合される。縁材６とハニカムコア４の
コア素材との間には前記一実施例と同様に角度αを設け
ても良いが、該縁材６を介してパネルと他の部材との間
で力を伝達する場合には、図示のように前記角度αを設
ずに面板２，３の直線部に前記縁材６を配置する構成と
したほうが有利である。すなわち、ハニカムコア４と縁
材６が高さ方向全体で接合されるため、縁材６と面板
２，３およびハニカムコア４との間で、力をハニカムコ
ア４を含めて全体に分散して伝えることができる。この
ため、面板３の縁材６近傍の部分に応力集中に伴う座屈
等の変形が生じるのを防止することができる。このこと
は、パネル全体の剛性向上にもなり、各部材の板厚を薄
くして軽量化にもつながる。
明する。同図において、前記一実施例と同一符号は同一
部材を示すものである。６はパネルの縁に設置され、該
パネルを他の部材に接合する場合に継手となる縁材であ
る。該縁材６は面板２，３およびハニカムコア４に対し
てろう付により接合される。縁材６とハニカムコア４の
コア素材との間には前記一実施例と同様に角度αを設け
ても良いが、該縁材６を介してパネルと他の部材との間
で力を伝達する場合には、図示のように前記角度αを設
ずに面板２，３の直線部に前記縁材６を配置する構成と
したほうが有利である。すなわち、ハニカムコア４と縁
材６が高さ方向全体で接合されるため、縁材６と面板
２，３およびハニカムコア４との間で、力をハニカムコ
ア４を含めて全体に分散して伝えることができる。この
ため、面板３の縁材６近傍の部分に応力集中に伴う座屈
等の変形が生じるのを防止することができる。このこと
は、パネル全体の剛性向上にもなり、各部材の板厚を薄
くして軽量化にもつながる。
【００２９】前記実施例においては、コア素材をハニカ
ムすなわち六角形を二分割した台形状に形成した例につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、コア素材を四角形等の他の連続形状に形成しても同
様な効果を達成することができる。また、前記実施例に
おいては、パネルに一つの二次曲面を形成した例につい
て説明したが、前記二次曲面をその曲面を順次逆方向に
連続形成して波形断面をなすパネルを形成することもで
きる。
ムすなわち六角形を二分割した台形状に形成した例につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、コア素材を四角形等の他の連続形状に形成しても同
様な効果を達成することができる。また、前記実施例に
おいては、パネルに一つの二次曲面を形成した例につい
て説明したが、前記二次曲面をその曲面を順次逆方向に
連続形成して波形断面をなすパネルを形成することもで
きる。
【００３０】
【発明の効果】本発明によれば、同心の二次曲面を有す
る面板間に一方を接触させ他方を離して複数のコア素材
を配置することにより、比較的曲率半径が小さくて強度
の均一な曲面ハニカムパネルを提供することができる。
る面板間に一方を接触させ他方を離して複数のコア素材
を配置することにより、比較的曲率半径が小さくて強度
の均一な曲面ハニカムパネルを提供することができる。
【００３１】また、本発明によれば、成形型の上に面
板，複数のコア素材および面板を位置決めをしながら順
次載置し加圧して接合することにより、煩雑な作業を必
要とせず容易にハニカムパネルを製作することができ
る。
板，複数のコア素材および面板を位置決めをしながら順
次載置し加圧して接合することにより、煩雑な作業を必
要とせず容易にハニカムパネルを製作することができ
る。
【図１】本発明の曲面ハニカムパネルの一実施例を示す
一部分を断面とした斜視図である。
一部分を断面とした斜視図である。
【図２】図１の曲面ハニカムパネルの曲線方向の断面図
である。
である。
【図３】図２の一部を拡大した断面図である。
【図４】図１に示したハニカムパネルの製作状況を示す
断面図である。
断面図である。
【図５】本発明による曲面ハニカムパネルの他の実施例
を示した断面図である。
を示した断面図である。
１……ハニカムパネル、２，３……面板、４……ハニカ
ムコア、１０……上型、２０……下型。
ムコア、１０……上型、２０……下型。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武市 通文 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 奥戸 行一郎 東京都港区新橋５丁目11番３号 住友軽金 属工業株式会社内 (72)発明者 入江 宏 東京都港区新橋５丁目11番３号 住友軽金 属工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】直交する二方向のうち一方向が直線状をな
し、他方向が曲線状をなす二次曲面を有する第１の面板
と、 前記第１の面板に対してコアの厚さ寸法に相当する曲率
半径の差を有した同心の二次曲面を有する第２の面板
と、 前記第１および第２の面板間に、該各面板に各端部を接
合し、かつ、各面板の直線方向に引き通して配置され、
曲率半径の小さい面板への接合部側で互いに接した複数
のコア素材とから構成したことを特徴とする曲面ハニカ
ムパネル。 - 【請求項２】直交する二方向のうち一方向が直線状をな
し、他方向が曲線状をなす二次曲面に成形した成形型
に、予め二次曲面に成形した第１の面板を載置するステ
ップと、 所定形状に成形された複数のコア素材を、相互に位置決
めし、かつ、前記第１の面板の曲面の直線方向に引き通
して、前記第１の面板に載置するステップと、 前記第１の面板の二次曲面と同心の二次曲面に予め成形
した第２の面板を、前記第１の面板の二次曲面と同心と
なるように前記複数のコア素材に載置するステップと、 前記第１の面板，複数のコア素材および第２の面板を、
第１および第２の面板の外側から加圧して接合するステ
ップと、 からなる曲面ハニカムパネルの製造方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3305833A JPH05161933A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 曲面ハニカムパネルおよびその製造方法 |
| EP92310520A EP0543636B1 (en) | 1991-11-21 | 1992-11-18 | Panel structure and method for producing panel |
| DE69211959T DE69211959T2 (de) | 1991-11-21 | 1992-11-18 | Plattenstruktur und Verfahren zur dessen Herstellung |
| KR1019920021954A KR100261506B1 (ko) | 1991-11-21 | 1992-11-21 | 패널 구조물 및 패널 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3305833A JPH05161933A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 曲面ハニカムパネルおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05161933A true JPH05161933A (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=17949927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3305833A Pending JPH05161933A (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 曲面ハニカムパネルおよびその製造方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0543636B1 (ja) |
| JP (1) | JPH05161933A (ja) |
| KR (1) | KR100261506B1 (ja) |
| DE (1) | DE69211959T2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2918597B1 (fr) * | 2007-07-11 | 2011-01-14 | Materiaux Et Tech Composites S M T C Soc D | Procede de fabrication d'un panneau de type nid d'abeille, installation pour sa mise en oeuvre et le panneau obtenu. |
| CN109279202B (zh) * | 2018-10-10 | 2024-03-22 | 南京宇创石化工程有限公司 | 一种具有蜂窝结构的铝镁料仓 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2704587A (en) * | 1955-03-22 | Short radii bends in honeycomb | ||
| FR913070A (fr) * | 1945-08-02 | 1946-08-28 | Pleyel Sa | Procédé de fabrication de parois d'éléments de constructions aéronautiques et similaires |
| US3068565A (en) * | 1958-10-16 | 1962-12-18 | Nat Distillers Chem Corp | Method of making honeycomb laminate |
| NL8300719A (nl) * | 1983-02-25 | 1984-09-17 | Johan Josef Magdalena Elisabet | Werkwijze voor het vervaardigen van een dubbelwandig konstruktie-element en volgens die werkwijze verkregen konstruktie-element. |
| FR2564037B1 (fr) * | 1984-05-11 | 1986-10-03 | Inst Francais Du Petrole | Structure alveolaire destinee a recouvrir une surface curviligne et procede de realisation |
| US5064493A (en) * | 1990-10-09 | 1991-11-12 | Lansing Overhaul And Repair, Inc. | Method of producing curved honeycomb core material having crimps in one edge |
-
1991
- 1991-11-21 JP JP3305833A patent/JPH05161933A/ja active Pending
-
1992
- 1992-11-18 EP EP92310520A patent/EP0543636B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-11-18 DE DE69211959T patent/DE69211959T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-11-21 KR KR1019920021954A patent/KR100261506B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR100261506B1 (ko) | 2000-08-01 |
| DE69211959D1 (de) | 1996-08-08 |
| EP0543636A1 (en) | 1993-05-26 |
| EP0543636B1 (en) | 1996-07-03 |
| DE69211959T2 (de) | 1997-02-13 |
| KR930010428A (ko) | 1993-06-22 |
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