JPH06315308A - 収穫機の搬送装置 - Google Patents
収穫機の搬送装置Info
- Publication number
- JPH06315308A JPH06315308A JP12820093A JP12820093A JPH06315308A JP H06315308 A JPH06315308 A JP H06315308A JP 12820093 A JP12820093 A JP 12820093A JP 12820093 A JP12820093 A JP 12820093A JP H06315308 A JPH06315308 A JP H06315308A
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- JP
- Japan
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- conveyor
- harvester
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- conveyer
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- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 農作物の打撲や損傷を防ぎ、効率のよい収穫
作業を行える収穫機の搬送装置。 【構成】 左右の無端回行体39,39間に所定間隔に
横杆38,38,…を架設し、各無端回行体39,39
を複数のガイドローラ44,44,…を介して、急傾斜
状の第1搬送部36と水平状の第2搬送部37とに一体
化した搬送装置28を構成する。横杆38,38,…に
は、所定間隔を設けて複数の爪を立設させた受部47,
51を回動自在に取付け,第1搬送部36の受部47,
51が回行する部位にガイド板53,53を設ける。
作業を行える収穫機の搬送装置。 【構成】 左右の無端回行体39,39間に所定間隔に
横杆38,38,…を架設し、各無端回行体39,39
を複数のガイドローラ44,44,…を介して、急傾斜
状の第1搬送部36と水平状の第2搬送部37とに一体
化した搬送装置28を構成する。横杆38,38,…に
は、所定間隔を設けて複数の爪を立設させた受部47,
51を回動自在に取付け,第1搬送部36の受部47,
51が回行する部位にガイド板53,53を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、馬鈴薯や玉葱などの農
作物を収穫する収穫機の搬送装置に係り、圃場より拾上
げた農作物を選別し回収するための搬送装置に関するも
のである。
作物を収穫する収穫機の搬送装置に係り、圃場より拾上
げた農作物を選別し回収するための搬送装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種農作物の収穫機には、従来種々な
技術が開発され、実用化されている。例えば、図6に示
す収穫機1は、概略次のように構成されている。つま
り、土壌中の農作物を掘り上げて選別しながら回収する
ために、まず掘取具2により農作物を掘起こし、この掘
起こされた農作物は、所定間隔に配した横杆3,3,…
の回転体4で構成される緩傾斜状の第1コンベヤ5によ
り後方に搬送される。
技術が開発され、実用化されている。例えば、図6に示
す収穫機1は、概略次のように構成されている。つま
り、土壌中の農作物を掘り上げて選別しながら回収する
ために、まず掘取具2により農作物を掘起こし、この掘
起こされた農作物は、所定間隔に配した横杆3,3,…
の回転体4で構成される緩傾斜状の第1コンベヤ5によ
り後方に搬送される。
【0003】続いて、同様所定間隔に配した横杆6,
6,…の回転体7に固定されたバケット状の受部8を有
する急傾斜状の第2コンベヤ9により後方上方へ農作物
を搬送させる。
6,…の回転体7に固定されたバケット状の受部8を有
する急傾斜状の第2コンベヤ9により後方上方へ農作物
を搬送させる。
【0004】さらに、この農作物は、次の所定間隔に配
した横杆10,10,…の回転体11で構成される水平
状の選別コンベヤ12に搬送され、作業者の手作業によ
る農作物の良否を選別した後、送りコンベヤ13を介し
て収納袋14やコンテナなどの回収装置15に農作物を
収納している。
した横杆10,10,…の回転体11で構成される水平
状の選別コンベヤ12に搬送され、作業者の手作業によ
る農作物の良否を選別した後、送りコンベヤ13を介し
て収納袋14やコンテナなどの回収装置15に農作物を
収納している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
収穫機1では、搬送される農作物は、第1コンベヤ5か
ら第2コンベヤ9に、第2コンベヤ9から選別コンベヤ
と、異なるコンベヤに移行させるには、それぞれのコン
ベヤ5,9と9,12との間に落差のある間隔A,Bが
生まれる。また、第2コンベヤ9には受部8,8,…が
あるため、この受部8,8間に農作物が挟まりやすくな
る。
収穫機1では、搬送される農作物は、第1コンベヤ5か
ら第2コンベヤ9に、第2コンベヤ9から選別コンベヤ
と、異なるコンベヤに移行させるには、それぞれのコン
ベヤ5,9と9,12との間に落差のある間隔A,Bが
生まれる。また、第2コンベヤ9には受部8,8,…が
あるため、この受部8,8間に農作物が挟まりやすくな
る。
【0006】このため、各コンベヤ5,9,12の搬送
速度を早めると、農作物は加速され、移行先の横杆6,
10や受部8などに強く当接して農作物に打撲が生じた
り、受部8,8間に挟まれて損傷して、農作物の製品価
値が低下する原因となっている。
速度を早めると、農作物は加速され、移行先の横杆6,
10や受部8などに強く当接して農作物に打撲が生じた
り、受部8,8間に挟まれて損傷して、農作物の製品価
値が低下する原因となっている。
【0007】これを解決するためには、これらコンベヤ
5,9,12の速度を遅くすればよいが、収穫作業の効
率が悪くなってしまう。
5,9,12の速度を遅くすればよいが、収穫作業の効
率が悪くなってしまう。
【0008】さらに、農作物を効率よく拾上げるには、
緩傾斜状の第1コンベヤ5は必須構成であるが、第1コ
ンベヤ9と選別コンベヤ12とを独立構成にすること
は、例えば伝動装置が多くなり、複雑な構成となり、部
品点数の面からも製品コストが高くなる。
緩傾斜状の第1コンベヤ5は必須構成であるが、第1コ
ンベヤ9と選別コンベヤ12とを独立構成にすること
は、例えば伝動装置が多くなり、複雑な構成となり、部
品点数の面からも製品コストが高くなる。
【0009】本発明は、このような事情を考慮して創作
されたものであり、その目的とするところは、従来3段
構成のコンベヤを連続的に一体化させる構成にして、農
作物の打撲や損傷を防ぐと共に、効率のよい収穫作業を
行えるようにした収穫機の搬送装置を提供するものであ
る。
されたものであり、その目的とするところは、従来3段
構成のコンベヤを連続的に一体化させる構成にして、農
作物の打撲や損傷を防ぐと共に、効率のよい収穫作業を
行えるようにした収穫機の搬送装置を提供するものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、フレームに設けた左右の側板の前
後端に軸架させた左右のガイドローラ及び駆動輪にそれ
ぞれ無端回行体を掛渡し、この無端回行体間に所定間隔
に複数の横杆を架設したコンベヤ構成の搬送装置におい
て、この搬送装置は複数のガイドローラを介して、急傾
斜状の第1搬送部と水平状の第2搬送部とに一体構成
し、搬送装置の横杆に所定間隔を設けて複数の爪を立設
させた受部を回動自在に取付け、さらに第1搬送部の両
側に第1搬送部に回行される受部の裏面が接する急傾斜
状のガイド板をそれぞれ設置したことを特徴とするもの
である。
的を達成するために、フレームに設けた左右の側板の前
後端に軸架させた左右のガイドローラ及び駆動輪にそれ
ぞれ無端回行体を掛渡し、この無端回行体間に所定間隔
に複数の横杆を架設したコンベヤ構成の搬送装置におい
て、この搬送装置は複数のガイドローラを介して、急傾
斜状の第1搬送部と水平状の第2搬送部とに一体構成
し、搬送装置の横杆に所定間隔を設けて複数の爪を立設
させた受部を回動自在に取付け、さらに第1搬送部の両
側に第1搬送部に回行される受部の裏面が接する急傾斜
状のガイド板をそれぞれ設置したことを特徴とするもの
である。
【0011】また、この受部に立設した各爪は、後方に
若干弯曲させたり、受部に立設させた各爪の先端部に連
結杆を配したことを特徴とするものである。
若干弯曲させたり、受部に立設させた各爪の先端部に連
結杆を配したことを特徴とするものである。
【0012】
【作用】コンベヤを駆動させて収穫機を進行すると、掘
取具で掘起こされた農作物は、搬送装置の急傾斜状の第
1搬送部において、ガイド板で起立された受部の爪によ
り拾上げられ、順次上方に搬送される。そして、この第
1搬送部と一体化の水平状の第2搬送部に搬送され、受
部の爪は下方に回動して横杆間に入り込み、農作物の選
別の妨げとならない。
取具で掘起こされた農作物は、搬送装置の急傾斜状の第
1搬送部において、ガイド板で起立された受部の爪によ
り拾上げられ、順次上方に搬送される。そして、この第
1搬送部と一体化の水平状の第2搬送部に搬送され、受
部の爪は下方に回動して横杆間に入り込み、農作物の選
別の妨げとならない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1は本発明を備えた収穫機をトラクタに
牽引させた概略側面図、図2は本発明の一部省略側面
図、図3は同斜視図、図4は受部の斜視図、図5は受部
の他の例の斜視図である。
ら説明する。図1は本発明を備えた収穫機をトラクタに
牽引させた概略側面図、図2は本発明の一部省略側面
図、図3は同斜視図、図4は受部の斜視図、図5は受部
の他の例の斜視図である。
【0014】図において、20は収穫機で、トラクタ2
1に牽引させてあり、収穫機20の左右両側に設けたフ
レーム22の前方は、油圧ポンプなどの駆動装置23を
設置し、トラクタ21のPTO軸にユニバーサルジョイ
ント24を介して連結させ、収穫機20の動力源として
ある。25は牽引棒である。26は左右のクレーム22
に取付けた側板で、この内側に前方から順に掘取具2
7、本発明のコンベヤ構成の搬送装置28及び収納袋2
9を着脱自在に着脱できる回収装置30をそれぞれ配置
してある。なお、この実施例に示す収穫機20は、トラ
クタ21に牽引させずに、エンジンなど搭載させ、クロ
ーラ機構などを備えた自走式収穫機に代えることができ
る。
1に牽引させてあり、収穫機20の左右両側に設けたフ
レーム22の前方は、油圧ポンプなどの駆動装置23を
設置し、トラクタ21のPTO軸にユニバーサルジョイ
ント24を介して連結させ、収穫機20の動力源として
ある。25は牽引棒である。26は左右のクレーム22
に取付けた側板で、この内側に前方から順に掘取具2
7、本発明のコンベヤ構成の搬送装置28及び収納袋2
9を着脱自在に着脱できる回収装置30をそれぞれ配置
してある。なお、この実施例に示す収穫機20は、トラ
クタ21に牽引させずに、エンジンなど搭載させ、クロ
ーラ機構などを備えた自走式収穫機に代えることができ
る。
【0015】また、このフレーム22の中央部から後方
に亘って、フレーム22の外側にそれぞれステップ31
を設置し、これに作業者が乗り、前記搬送装置28の水
平状の第2搬送部に搬送される農作物の良否を選別する
と共に、この第2搬送部の両外側に設置されている送り
装置32に良品の農作物をそれぞれ移し、この後端の開
口部33から農作物を収納袋29に放出させて収納して
いる。なお、不良品は送り装置32の後端から地上に落
下させる。
に亘って、フレーム22の外側にそれぞれステップ31
を設置し、これに作業者が乗り、前記搬送装置28の水
平状の第2搬送部に搬送される農作物の良否を選別する
と共に、この第2搬送部の両外側に設置されている送り
装置32に良品の農作物をそれぞれ移し、この後端の開
口部33から農作物を収納袋29に放出させて収納して
いる。なお、不良品は送り装置32の後端から地上に落
下させる。
【0016】回収装置30には、フレーム22の後端に
それぞれ立設させた支柱34に油圧シリンダなどの昇降
装置(図示省略)により昇降できる受板35を設けてあ
る。そして、収穫作業の開始等には、図示のように受板
35を上方に、逆に収納袋29内の農作物の量が増えた
場合は、受板35を下方に位置させ、送り装置32の開
口部33から放出され、収納袋29までの農作物の落下
距離を小さくし、農作物同志の衝撃力を弱めて、その損
傷を防いでいる。
それぞれ立設させた支柱34に油圧シリンダなどの昇降
装置(図示省略)により昇降できる受板35を設けてあ
る。そして、収穫作業の開始等には、図示のように受板
35を上方に、逆に収納袋29内の農作物の量が増えた
場合は、受板35を下方に位置させ、送り装置32の開
口部33から放出され、収納袋29までの農作物の落下
距離を小さくし、農作物同志の衝撃力を弱めて、その損
傷を防いでいる。
【0017】次に、本発明の要旨である搬送装置28の
構成について説明する。図2,図3に示すように、この
搬送装置28は、急傾斜状の第1搬送部36と水平状の
第2搬送部37とで一体化され、循環回行できるように
構成されている。
構成について説明する。図2,図3に示すように、この
搬送装置28は、急傾斜状の第1搬送部36と水平状の
第2搬送部37とで一体化され、循環回行できるように
構成されている。
【0018】さらに詳しく説明すると、この搬送装置2
8の先端は、前記の掘取具27の後方に所定間隔を設け
て設置されており、所定間隔に配した横杆38,38,
…の両端部をゴムなどの弾性体の平ベルトやローラチェ
ーンなどの無端回行体39,39に固定してある。この
無端回行体39,39の先端部は、軸40に設けたガイ
ドローラ41に、後端部は駆動軸42に設けたスプロケ
ットなどの駆動輪43にそれぞれ掛渡した上、複数の径
小なガイドローラ44,44,…を無端回行体39,3
9に配して、この搬送装置28を前記する急傾斜状の第
1搬送部36と水平状の第2搬送部37とを維持するよ
うに構成してある。
8の先端は、前記の掘取具27の後方に所定間隔を設け
て設置されており、所定間隔に配した横杆38,38,
…の両端部をゴムなどの弾性体の平ベルトやローラチェ
ーンなどの無端回行体39,39に固定してある。この
無端回行体39,39の先端部は、軸40に設けたガイ
ドローラ41に、後端部は駆動軸42に設けたスプロケ
ットなどの駆動輪43にそれぞれ掛渡した上、複数の径
小なガイドローラ44,44,…を無端回行体39,3
9に配して、この搬送装置28を前記する急傾斜状の第
1搬送部36と水平状の第2搬送部37とを維持するよ
うに構成してある。
【0019】45は搬送装置28に所定間隔ごとに設け
た受部であり、この受部45は、丸棒など外観が円形状
で、且つ若干後方に弯曲させた複数の爪46,46,…
をコ字形の支持体47の支持部48に立設させてある。
そして、この支持体47の両基端部は、軸受49を介し
て横杆38に、支持部48を前方の横杆38の下側に位
置させ、且つ、さらに前方の横杆38,38から爪4
6,46を突出させて、ストッパ50を配して回動自在
に設置してある。
た受部であり、この受部45は、丸棒など外観が円形状
で、且つ若干後方に弯曲させた複数の爪46,46,…
をコ字形の支持体47の支持部48に立設させてある。
そして、この支持体47の両基端部は、軸受49を介し
て横杆38に、支持部48を前方の横杆38の下側に位
置させ、且つ、さらに前方の横杆38,38から爪4
6,46を突出させて、ストッパ50を配して回動自在
に設置してある。
【0020】この実施例では、図4のように支持部48
は取付けた横杆38の前方2個先の横杆38の下側に位
置させ、その爪46,46,…は、この2個先の横杆3
8の前から突出させてあるが、これに限定されるもので
なく、1個或いは3個先など任意に変更できる。この受
部45に代え、図5の受部51は、各爪46,46,…
の先端部に丸棒製の連結杆52を配して、バケット形状
にすることができる。
は取付けた横杆38の前方2個先の横杆38の下側に位
置させ、その爪46,46,…は、この2個先の横杆3
8の前から突出させてあるが、これに限定されるもので
なく、1個或いは3個先など任意に変更できる。この受
部45に代え、図5の受部51は、各爪46,46,…
の先端部に丸棒製の連結杆52を配して、バケット形状
にすることができる。
【0021】このような構成により受部45,51は、
その軸受49,49を介して爪46,46,…が、前方
の横杆38,38間から突出自在な起伏状態となる。特
に、搬送装置28の第1搬送部36において、掘起こし
た農作物を上方に持ち上げる搬送には、受部45,51
の爪46,46,…を起立させて、これに農作物を効率
よく保持させることが大切である。
その軸受49,49を介して爪46,46,…が、前方
の横杆38,38間から突出自在な起伏状態となる。特
に、搬送装置28の第1搬送部36において、掘起こし
た農作物を上方に持ち上げる搬送には、受部45,51
の爪46,46,…を起立させて、これに農作物を効率
よく保持させることが大切である。
【0022】このため、第1搬送部36の裏面に、これ
に沿って急傾斜状に延びるガイド板53,53を配置
し、この第1搬送部36に位置する受部45,51の爪
46,46,…を強制的に起立させ、横間38,38間
から突出するように構成してある。
に沿って急傾斜状に延びるガイド板53,53を配置
し、この第1搬送部36に位置する受部45,51の爪
46,46,…を強制的に起立させ、横間38,38間
から突出するように構成してある。
【0023】一方、第2搬送部37においては、ガイド
板53,53を設けていないため、受部45,54の爪
46,46,…は、横杆38,38間に入り、この第2
搬送部37の横間38,38,…面は、平らな状態とな
り、作業者の選別作業の妨げとならず、農作物の選別が
容易となる。
板53,53を設けていないため、受部45,54の爪
46,46,…は、横杆38,38間に入り、この第2
搬送部37の横間38,38,…面は、平らな状態とな
り、作業者の選別作業の妨げとならず、農作物の選別が
容易となる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上の構成であり、次のよう
な効果がある。本発明の搬送装置は、従来3段のコンベ
ヤ構成の搬送手段が連続的に一体化されることにより、
農作物の搬送過程は一連の連続的な搬送ができ、従来の
農作物の打撲や損傷を防ぎ、製品価値が向上する。
な効果がある。本発明の搬送装置は、従来3段のコンベ
ヤ構成の搬送手段が連続的に一体化されることにより、
農作物の搬送過程は一連の連続的な搬送ができ、従来の
農作物の打撲や損傷を防ぎ、製品価値が向上する。
【0025】また、本発明は、従来のように異なる構成
のコンベヤの移行に伴う落差がなくなり、無落差の連続
的な搬送となり、その搬送速度を速く設定でき、作業効
率が著しく向上する。
のコンベヤの移行に伴う落差がなくなり、無落差の連続
的な搬送となり、その搬送速度を速く設定でき、作業効
率が著しく向上する。
【0026】掘取具で掘起こされた農作物は、急傾斜状
の第1搬送部の受部により確実に保持できる。しかも、
本発明の搬送装置は、一体化構成であれば、伝動装置の
省力化を図ることができ、部品点数が少なくなり、製品
コストが安価となる。
の第1搬送部の受部により確実に保持できる。しかも、
本発明の搬送装置は、一体化構成であれば、伝動装置の
省力化を図ることができ、部品点数が少なくなり、製品
コストが安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を備えた収穫機をトランクに牽引させた
概略側面図。
概略側面図。
【図2】本発明の一部省略側面図。
【図3】同斜視図。
【図4】受部の斜視図。
【図5】受部の他の例の斜視図。
【図6】従来の収穫機の概略側面図。
【符号の説明】 28 搬送装置 36 第1搬送部 37 第2搬送部 38 横杆 39 無端回行体 44 ガイドローラ 47,51 受部 53 ガイド板
Claims (3)
- 【請求項1】 フレームに設けた左右の側板の前後端に
軸架させた左右のガイドローラ及び駆動輪にそれぞれ無
端回行体を掛渡し、この無端回行体間に所定間隔に複数
の横杆を架設したコンベヤ構成の搬送装置において、こ
の搬送装置は複数のガイドローラを介して、急傾斜状の
第1搬送部と水平状の第2搬送部とに一体構成し、搬送
装置の横杆に所定間隔を設けて複数の爪を立設させた受
部を回動自在に取付け、さらに第1搬送部の両側に第1
搬送部に回行される受部の裏面が接する急傾斜状のガイ
ド板をそれぞれ設置したことを特徴とする収穫機の搬送
装置。 - 【請求項2】 受部に立設した各爪は、後方に若干弯曲
させたことを特徴とする請求項1記載の収穫機の搬送装
置。 - 【請求項3】 受部に立設させた各爪の先端部に連結杆
を配したことを特徴とする請求項1記載の収穫機の搬送
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5128200A JPH0817620B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 収穫機の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5128200A JPH0817620B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 収穫機の搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06315308A true JPH06315308A (ja) | 1994-11-15 |
JPH0817620B2 JPH0817620B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=14978946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5128200A Expired - Lifetime JPH0817620B2 (ja) | 1993-04-30 | 1993-04-30 | 収穫機の搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0817620B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021003090A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-14 | 株式会社クボタ | 野菜の搬送装置及び調製装置 |
JP2021003091A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-14 | 株式会社クボタ | 結球野菜の搬送装置及び調製装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5815365U (ja) * | 1981-07-23 | 1983-01-31 | 新電元工業株式会社 | 半導体装置 |
JPH0216909A (ja) * | 1988-07-04 | 1990-01-19 | Kubota Ltd | 玉葱収穫機 |
-
1993
- 1993-04-30 JP JP5128200A patent/JPH0817620B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5815365U (ja) * | 1981-07-23 | 1983-01-31 | 新電元工業株式会社 | 半導体装置 |
JPH0216909A (ja) * | 1988-07-04 | 1990-01-19 | Kubota Ltd | 玉葱収穫機 |
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JP2021003090A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-14 | 株式会社クボタ | 野菜の搬送装置及び調製装置 |
JP2021003091A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-14 | 株式会社クボタ | 結球野菜の搬送装置及び調製装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0817620B2 (ja) | 1996-02-28 |
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