JPH0723Y2 - ポテトハーベスタの選別装置 - Google Patents
ポテトハーベスタの選別装置Info
- Publication number
- JPH0723Y2 JPH0723Y2 JP1988133741U JP13374188U JPH0723Y2 JP H0723 Y2 JPH0723 Y2 JP H0723Y2 JP 1988133741 U JP1988133741 U JP 1988133741U JP 13374188 U JP13374188 U JP 13374188U JP H0723 Y2 JPH0723 Y2 JP H0723Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sorting
- potatoes
- conveying device
- potato harvester
- roller chain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本考案はじゃがいも等を掘り取り、選別してコンテナに
積み込むポテトハーベスタにおける選別装置の構成に関
するものである。
積み込むポテトハーベスタにおける選別装置の構成に関
するものである。
（ロ）従来技術 従来から、ポテトハーベスタにおいて、実開昭58−1178
20号公報や実開昭59−52824号公報のような選別装置が
公知とされていたのである。
20号公報や実開昭59−52824号公報のような選別装置が
公知とされていたのである。
また、他の従来のポテトハーベスタに用いられていた選
別装置は、同一出願人による特開平１−191614号の如
く、土落とし装置から小芋選別装置を経て、主選別装置
へ送られ、該主選別装置は第５図に示すように、幅広の
ローラーチェーン上の左右に仕切板を設け、該仕切板の
終端部両側にシュート、更にシュート下方にコンテナを
配設して、選別作業者を主選別装置の両側に配置して選
別作業を行っていたのである。
別装置は、同一出願人による特開平１−191614号の如
く、土落とし装置から小芋選別装置を経て、主選別装置
へ送られ、該主選別装置は第５図に示すように、幅広の
ローラーチェーン上の左右に仕切板を設け、該仕切板の
終端部両側にシュート、更にシュート下方にコンテナを
配設して、選別作業者を主選別装置の両側に配置して選
別作業を行っていたのである。
（ハ）考案が解決しようとする問題点 しかし、従来のような構成であると、小芋選別装置にお
いては、小芋と同じ大きさの土塊が混じり再度選別を行
う必要があり、また、主選別装置においては通常芋と大
芋の二種類にしか選別できず、通常芋から更に種芋等を
選別する必要があり、機体上での選別作業後に選別作業
を何回も繰り返す必要があったのである。
いては、小芋と同じ大きさの土塊が混じり再度選別を行
う必要があり、また、主選別装置においては通常芋と大
芋の二種類にしか選別できず、通常芋から更に種芋等を
選別する必要があり、機体上での選別作業後に選別作業
を何回も繰り返す必要があったのである。
（ニ）問題を解決するための手段 本考案はこのような点に鑑み、次の如く構成したもので
ある。
ある。
掘取搬送装置Ｂにて芋を掘り起こして縦搬送装置Ｃにて
上方へ搬送し、該縦搬送装置Ｃ上部から、土落とし装置
Ｄを経て、主選別装置Ｅにて選別するポテトハーベスタ
において、主選別装置Ｅの中央部両側に選別作業者が着
座する椅子を配置し、該主選別装置Ｅをローラーチェー
ン27により構成し、該ローラーチェーン27の上に、選別
作業者が拾い上げ選別した芋を投入し分離する仕切板
を、少なくとも四ケ所以上に設け、それぞれの仕切板終
端にシュートを設け、該シュート下方にコンテナを配設
したものである。
上方へ搬送し、該縦搬送装置Ｃ上部から、土落とし装置
Ｄを経て、主選別装置Ｅにて選別するポテトハーベスタ
において、主選別装置Ｅの中央部両側に選別作業者が着
座する椅子を配置し、該主選別装置Ｅをローラーチェー
ン27により構成し、該ローラーチェーン27の上に、選別
作業者が拾い上げ選別した芋を投入し分離する仕切板
を、少なくとも四ケ所以上に設け、それぞれの仕切板終
端にシュートを設け、該シュート下方にコンテナを配設
したものである。
（ホ）実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面に示した
実施例の構成に基づいて、本考案の構成を説明する。
実施例の構成に基づいて、本考案の構成を説明する。
第１図はポテトハーベスタ全体側面図、第２図は本考案
の選別装置側面図、第３図は同じく平面図、第４図は他
の実施例を示す側面図である。
の選別装置側面図、第３図は同じく平面図、第４図は他
の実施例を示す側面図である。
第１図にて全体構成から説明する。シャーシ１前端上に
運転席Ａ及びエンジン室が設けられ、シャーシ１後部に
取付フレーム２を垂設して、該取付フレーム２下端に掘
取搬送装置Ｂの後端を枢支し、該掘取搬送装置Ｂは前輪
５と後輪６の間に配設され、掘取搬送装置Ｂの前上部と
運転席Ａ後部のシャーシ１上に立設した支持フレーム３
との間に油圧シリンダー４を介装して掘取搬送装置Ｂを
昇降可能としている。
運転席Ａ及びエンジン室が設けられ、シャーシ１後部に
取付フレーム２を垂設して、該取付フレーム２下端に掘
取搬送装置Ｂの後端を枢支し、該掘取搬送装置Ｂは前輪
５と後輪６の間に配設され、掘取搬送装置Ｂの前上部と
運転席Ａ後部のシャーシ１上に立設した支持フレーム３
との間に油圧シリンダー４を介装して掘取搬送装置Ｂを
昇降可能としている。
該掘取搬送装置Ｂの前上部にはディガー７の上端が枢支
され、モーターにてディガー７下部を揺動して振動を与
えて芋を浮き上がらせて掘り起こし、ディガー７下部の
後部から掘取搬送装置Ｂの後端の枢支部までコンベア９
が配設されている。該コンベア９は幅広のローラーチェ
ーンで構成しており、搬送途中の振動で土を落とすよう
にしているのである。
され、モーターにてディガー７下部を揺動して振動を与
えて芋を浮き上がらせて掘り起こし、ディガー７下部の
後部から掘取搬送装置Ｂの後端の枢支部までコンベア９
が配設されている。該コンベア９は幅広のローラーチェ
ーンで構成しており、搬送途中の振動で土を落とすよう
にしているのである。
前記シャーシ１後端には縦搬送装置Ｃの下部が枢支さ
れ、該縦搬送装置Ｃは側面視「く」の字状に構成されて
コンベア11を巻回し、該コンベア11には多数のタイン11
a,11a・・・を突出して芋を搬送できるようにしてい
る。該コンベア11の下端は前記コンベア９後方に位置さ
せ、該コンベア９後端と縦搬送装置Ｃ下端との間には受
継フォーク10が設けられている。
れ、該縦搬送装置Ｃは側面視「く」の字状に構成されて
コンベア11を巻回し、該コンベア11には多数のタイン11
a,11a・・・を突出して芋を搬送できるようにしてい
る。該コンベア11の下端は前記コンベア９後方に位置さ
せ、該コンベア９後端と縦搬送装置Ｃ下端との間には受
継フォーク10が設けられている。
該縦搬送装置Ｃ上部の「く」の字状曲げ部分の前方には
受継樋20が設けられ、該受継樋20は前下端が枢支され回
動自在とし、コンベア11のタイン11aから芋を受けるよ
うにしている。
受継樋20が設けられ、該受継樋20は前下端が枢支され回
動自在とし、コンベア11のタイン11aから芋を受けるよ
うにしている。
該受継樋20前方には土落とし装置Ｄが配設され、該土落
とし装置Ｄ終端から座席19後方に本考案の選別装置Ｅが
設けられている。
とし装置Ｄ終端から座席19後方に本考案の選別装置Ｅが
設けられている。
前記前輪５はミッションケース12より前下方に突出た伝
動ケース13よりフロントデフケースに動力を伝えて駆動
し、後輪６へはミッションケース12後面からユニバーサ
ルジョイント14を介してリヤデフケース15に動力を伝え
て駆動している。
動ケース13よりフロントデフケースに動力を伝えて駆動
し、後輪６へはミッションケース12後面からユニバーサ
ルジョイント14を介してリヤデフケース15に動力を伝え
て駆動している。
また、ミッションケース12後面に突出したPTO軸よりユ
ニバーサルジョイント16を介してギヤケース17に動力を
伝え、該ギヤケース17の出力軸にプーリーを固設して、
該プーリーよりベルトを介して主選別装置Ｅ、掘取搬送
装置Ｂを駆動し、該掘取搬送装置Ｂの駆動軸に固設した
スプロケットより縦搬送装置Ｃ下端の駆動軸上に固設し
たスプロケットを駆動し、該縦搬送装置Ｃ上端の従動ス
プロケットからチェーンを介して土落とし装置Ｄを駆動
している。
ニバーサルジョイント16を介してギヤケース17に動力を
伝え、該ギヤケース17の出力軸にプーリーを固設して、
該プーリーよりベルトを介して主選別装置Ｅ、掘取搬送
装置Ｂを駆動し、該掘取搬送装置Ｂの駆動軸に固設した
スプロケットより縦搬送装置Ｃ下端の駆動軸上に固設し
たスプロケットを駆動し、該縦搬送装置Ｃ上端の従動ス
プロケットからチェーンを介して土落とし装置Ｄを駆動
している。
本考案の主選別装置Ｅは第２図，第３図に示すように、
側板22,22の後端に駆動軸23を横架し、前端に従動軸24
を横架し、駆動軸23、従動軸24上にそれぞれスプロケッ
ト25,25,26,26を固設してローラーチェーン27を巻回し
ている。
側板22,22の後端に駆動軸23を横架し、前端に従動軸24
を横架し、駆動軸23、従動軸24上にそれぞれスプロケッ
ト25,25,26,26を固設してローラーチェーン27を巻回し
ている。
該ローラーチェーン27の搬送上面の両側には略三分の一
ずつを仕切るように、後方から平面視弓状の仕切板30,3
0,31,31,32,32が搬送方向に向かって連続的に側板22,22
に取付けられている。
ずつを仕切るように、後方から平面視弓状の仕切板30,3
0,31,31,32,32が搬送方向に向かって連続的に側板22,22
に取付けられている。
該仕切板30,30,31,31,32,32の終端部の側板22,22には、
切欠22a,22a,22b,22b,22c,22cが設けられ、それぞれの
切欠にシュート33,33,34,34,35,35が固設され、また、
主選別装置Ｅの出口端にもシュート36が固設され、主選
別装置Ｅの中央部両側に選別作業者が着座する椅子41,4
1がシャーシ上に固定され、前記シュート34,34は作業者
の作業領域を確保するために斜めに配設されている。
切欠22a,22a,22b,22b,22c,22cが設けられ、それぞれの
切欠にシュート33,33,34,34,35,35が固設され、また、
主選別装置Ｅの出口端にもシュート36が固設され、主選
別装置Ｅの中央部両側に選別作業者が着座する椅子41,4
1がシャーシ上に固定され、前記シュート34,34は作業者
の作業領域を確保するために斜めに配設されている。
前記シュート33,34,35,36下方のシャーシ１上にはコン
テナ37,38,39,40が載置され、それぞれのコンテナには
例えば、コンテナ37は土塊または種芋、コンテナ38は小
芋、コンテナ39は大芋、コンテナ40はその他の精芋を集
める如く選別できるように配設しているのである。
テナ37,38,39,40が載置され、それぞれのコンテナには
例えば、コンテナ37は土塊または種芋、コンテナ38は小
芋、コンテナ39は大芋、コンテナ40はその他の精芋を集
める如く選別できるように配設しているのである。
また第４図に示すように、一組みの仕切板、シュート、
コンテナを省略して、主選別装置Ｅの両側中央に作業者
が着座する椅子41,41を設けて、そのローラーチェーン2
7上面の前後に仕切板42,43,44,45、その終端にシュート
46,47,48,49、その下方にコンテナ50,51,52,53を配置
し、主選別装置Ｅ終端にシュート36、コンテナ40を配置
して、例えば、一側の選別者は仕切板42内に小芋、仕切
板43内に大芋を選別し、他側の選別者は仕切板44内に土
塊、仕切板45内に種芋を選別し、コンテナ40内に精芋を
投入するようにすることもできるのである。
コンテナを省略して、主選別装置Ｅの両側中央に作業者
が着座する椅子41,41を設けて、そのローラーチェーン2
7上面の前後に仕切板42,43,44,45、その終端にシュート
46,47,48,49、その下方にコンテナ50,51,52,53を配置
し、主選別装置Ｅ終端にシュート36、コンテナ40を配置
して、例えば、一側の選別者は仕切板42内に小芋、仕切
板43内に大芋を選別し、他側の選別者は仕切板44内に土
塊、仕切板45内に種芋を選別し、コンテナ40内に精芋を
投入するようにすることもできるのである。
（ヘ）考案の効果 以上のような構成により、本考案は次のような効果が得
られるのである。
られるのである。
第１に、ローラーチェーン27の側部に選別作業者を配置
し、手作業による選別を行うことが出来、選別精度を向
上することが可能となったのである。
し、手作業による選別を行うことが出来、選別精度を向
上することが可能となったのである。
第２に、選別作業者が手作業で選別した芋を、ローラー
チェーン27の上に設けた仕切板の部分に投入し、別の経
路でシュートとコンベアに分離するので、選別する種類
を増やし、選別後に別にシュートに入れたり、コンベア
に入れたりする必要が無くなったのである。
チェーン27の上に設けた仕切板の部分に投入し、別の経
路でシュートとコンベアに分離するので、選別する種類
を増やし、選別後に別にシュートに入れたり、コンベア
に入れたりする必要が無くなったのである。
第３に、手作業による選別を行うので、精芋内に混じる
土塊等も選別することができ、出荷時の作業が軽減でき
たのである。
土塊等も選別することができ、出荷時の作業が軽減でき
たのである。
第１図はポテトハーベスタ全体側面図、第２図は本考案
の選別装置側面図、第３図は同じく平面図、第４図は他
の実施例を示す側面図、第５図は従来の主選別装置平面
図である。 Ｂ…掘取搬送装置 Ｃ…縦搬送装置 Ｄ…土落とし装置 Ｅ…主選別装置 30,31,32,42,43,44,45…仕切板 33,34,35,36,46,47,48,49…シュート 37,38,39,40,50,51,52,53…コンテナ
の選別装置側面図、第３図は同じく平面図、第４図は他
の実施例を示す側面図、第５図は従来の主選別装置平面
図である。 Ｂ…掘取搬送装置 Ｃ…縦搬送装置 Ｄ…土落とし装置 Ｅ…主選別装置 30,31,32,42,43,44,45…仕切板 33,34,35,36,46,47,48,49…シュート 37,38,39,40,50,51,52,53…コンテナ
Claims (1)
- 【請求項１】掘取搬送装置Ｂにて芋を掘り起こして縦搬
送装置Ｃにて上方へ搬送し、該縦搬送装置Ｃ上部から、
土落とし装置Ｄを経て、主選別装置Ｅにて選別するポテ
トハーベスタにおいて、主選別装置Ｅの中央部両側に選
別作業者が着座する椅子を配置し、該主選別装置Ｅをロ
ーラーチェーン27により構成し、該ローラーチェーン27
の上に、選別作業者が拾い上げ選別した芋を投入し分離
する仕切板を、少なくとも四ヶ所以上に設け、それぞれ
の仕切板終端にシュートを設け、該シュート下方にコン
テナを配設したことを特徴とするポテトハーベスタの選
別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988133741U JPH0723Y2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | ポテトハーベスタの選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988133741U JPH0723Y2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | ポテトハーベスタの選別装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0255516U JPH0255516U (ja) | 1990-04-23 |
| JPH0723Y2 true JPH0723Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31391885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988133741U Expired - Lifetime JPH0723Y2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | ポテトハーベスタの選別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2900208B2 (ja) * | 1992-07-14 | 1999-06-02 | 小橋工業株式会社 | 農産物収穫機 |
| JP2769756B2 (ja) * | 1991-12-17 | 1998-06-25 | 小橋工業株式会社 | 農産物収穫機 |
| JP2956863B2 (ja) * | 1991-12-17 | 1999-10-04 | 小橋工業株式会社 | 農産物収穫機 |
| JP2014150753A (ja) * | 2013-02-06 | 2014-08-25 | Bunmei Noki Kk | 馬鈴薯収集作業機 |
| JP6161060B2 (ja) * | 2013-03-19 | 2017-07-12 | 田中工機株式会社 | 農作物搬送装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58117820U (ja) * | 1982-02-05 | 1983-08-11 | 株式会社山見藤見鉄工所 | 馬鈴薯収穫機 |
| JPS5952824U (ja) * | 1982-09-30 | 1984-04-06 | セイレイ工業株式会社 | 選別装置を持つた掘取収穫機 |
-
1988
- 1988-10-13 JP JP1988133741U patent/JPH0723Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0255516U (ja) | 1990-04-23 |
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