JPH06315273A - サーボ制御装置の地絡検出方法 - Google Patents
サーボ制御装置の地絡検出方法Info
- Publication number
- JPH06315273A JPH06315273A JP5101085A JP10108593A JPH06315273A JP H06315273 A JPH06315273 A JP H06315273A JP 5101085 A JP5101085 A JP 5101085A JP 10108593 A JP10108593 A JP 10108593A JP H06315273 A JPH06315273 A JP H06315273A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main circuit
- voltage
- servo
- ground fault
- capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
- Protection Of Static Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 過電流の流れる方向に関係なく、サーボモー
タの地絡を検出する。 【構成】 主回路電源を投入前に回生用トランジスタ５
をオフしたままでメインコンデンサ３に充電電圧がない
か確認する。充電電圧があればサーボモータ１９は地絡
していることになる。次に、サイリスタ２を点弧してメ
インコンデンサ３を充電し、コンデンサ電圧が安定した
時点で主回路電圧を調べ、主回路電圧が急峻に低下、上
昇すればサーボモータ１９は地絡していることになる。
最後に、パワートランジスタ６〜１０を順次オンし、主
回路電圧を調べ、主回路電圧が急峻に低下、上昇すれば
サーボモータ１９は地絡していることになる。
タの地絡を検出する。 【構成】 主回路電源を投入前に回生用トランジスタ５
をオフしたままでメインコンデンサ３に充電電圧がない
か確認する。充電電圧があればサーボモータ１９は地絡
していることになる。次に、サイリスタ２を点弧してメ
インコンデンサ３を充電し、コンデンサ電圧が安定した
時点で主回路電圧を調べ、主回路電圧が急峻に低下、上
昇すればサーボモータ１９は地絡していることになる。
最後に、パワートランジスタ６〜１０を順次オンし、主
回路電圧を調べ、主回路電圧が急峻に低下、上昇すれば
サーボモータ１９は地絡していることになる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はサーボ制御装置の地絡検
出方法に関する。
出方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】図４はサーボ制御装置の三相電圧形イン
バータの従来例の構成図である。この三相電圧形インバ
ータは、ＭＣＣＢ（電磁継電器）１と、サイリスタ２
と、メインコンデンサ３と、回生抵抗器４と、回生用ト
ランジスタ５と、Ｕ相上側パワートランジスタ６と、Ｖ
相上側パワートランジスタ７と、Ｗ相上側パワートラン
ジスタ８と、Ｕ相下側パワートランジスタ９と、Ｖ相下
側パワートランジスタ１０と、Ｗ相下側パワートランジ
スタ１１と、フライホイールダイオード１２〜１７と、
電流検出用抵抗１８と、三相交流モータ１９で構成され
ている。この場合、三相交流モータ１９のＵ相が地絡し
ているかどうかは、従来、Ａ点に並列に抵抗を接続し、
トランジスタ９をオンしてその両端の電圧を調べること
により行なわれていた。すなわち三相交流モータ１９の
Ｕ相が短絡していればトランジスタ９を通ってＮ点の方
に電流が流れるため抵抗の両端に電圧が生じることにな
る。
バータの従来例の構成図である。この三相電圧形インバ
ータは、ＭＣＣＢ（電磁継電器）１と、サイリスタ２
と、メインコンデンサ３と、回生抵抗器４と、回生用ト
ランジスタ５と、Ｕ相上側パワートランジスタ６と、Ｖ
相上側パワートランジスタ７と、Ｗ相上側パワートラン
ジスタ８と、Ｕ相下側パワートランジスタ９と、Ｖ相下
側パワートランジスタ１０と、Ｗ相下側パワートランジ
スタ１１と、フライホイールダイオード１２〜１７と、
電流検出用抵抗１８と、三相交流モータ１９で構成され
ている。この場合、三相交流モータ１９のＵ相が地絡し
ているかどうかは、従来、Ａ点に並列に抵抗を接続し、
トランジスタ９をオンしてその両端の電圧を調べること
により行なわれていた。すなわち三相交流モータ１９の
Ｕ相が短絡していればトランジスタ９を通ってＮ点の方
に電流が流れるため抵抗の両端に電圧が生じることにな
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の地絡検
出方法では、主回路が非動作時、過電流が上側のパワー
トランジスタ６を通って流れた場合にはサーボモータの
地絡を検出できないという欠点があった。本発明の目的
は、過電流の流れる方向に関係なく、サーボモータの地
絡を検出するサーボ制御装置の地絡検出方法を提供する
ことにある。
出方法では、主回路が非動作時、過電流が上側のパワー
トランジスタ６を通って流れた場合にはサーボモータの
地絡を検出できないという欠点があった。本発明の目的
は、過電流の流れる方向に関係なく、サーボモータの地
絡を検出するサーボ制御装置の地絡検出方法を提供する
ことにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の、サーボ制御装置の地絡検出方法は、主回
路電源を投入前に、回生回路をオフしたままで、メイン
コンデンサに充電電圧がないかどうか調べ、充電電圧が
あればサーボモータが地絡していると判断し、次に主回
路電源を投入して前記メインコンデンサを充電し、コン
デンサ電圧が安定した時点で主回路電圧が急峻に低下、
上昇しないか調べ、主回路電圧が急峻に低下、上昇すれ
ばサーボモータが地絡していると判断し、最後にパワー
トランジスタを動作させ主回路電圧が急峻に低下、上昇
しないか調べ、主回路電圧が急峻に低下、上昇していれ
ばサーボモータが地絡していると判断するものである。
に、本発明の、サーボ制御装置の地絡検出方法は、主回
路電源を投入前に、回生回路をオフしたままで、メイン
コンデンサに充電電圧がないかどうか調べ、充電電圧が
あればサーボモータが地絡していると判断し、次に主回
路電源を投入して前記メインコンデンサを充電し、コン
デンサ電圧が安定した時点で主回路電圧が急峻に低下、
上昇しないか調べ、主回路電圧が急峻に低下、上昇すれ
ばサーボモータが地絡していると判断し、最後にパワー
トランジスタを動作させ主回路電圧が急峻に低下、上昇
しないか調べ、主回路電圧が急峻に低下、上昇していれ
ばサーボモータが地絡していると判断するものである。
【０００５】
【作用】主回路電圧の変化によりサーボモータの地絡を
検出するので、主回路の動作／不動作にかかわらず、過
電流が上側のパワートランジスタを通って流れた場合で
も、地絡を検出できる。
検出するので、主回路の動作／不動作にかかわらず、過
電流が上側のパワートランジスタを通って流れた場合で
も、地絡を検出できる。
【０００６】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図１は本発明の一実施例のサーボ制御装置
のブロック図、図２はＣＰＵ２３が行なう地絡検出動作
を示すフローチャート、図３は主回路電圧の変化を示す
図である。本実施例は図３の従来例に、ＰＮ間の電圧
（主回路電圧）をＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換器２２と、
回生用トランジスタ５のオン／オフとパワートランジス
タ６〜１１のベースドライブ回路２４を制御するＣＰＵ
２３とからなる地絡検出回路が追加されて構成されてい
る。次に、以上のように構成された地絡検出回路の動作
を説明する。
て説明する。図１は本発明の一実施例のサーボ制御装置
のブロック図、図２はＣＰＵ２３が行なう地絡検出動作
を示すフローチャート、図３は主回路電圧の変化を示す
図である。本実施例は図３の従来例に、ＰＮ間の電圧
（主回路電圧）をＡ／Ｄ変換するＡ／Ｄ変換器２２と、
回生用トランジスタ５のオン／オフとパワートランジス
タ６〜１１のベースドライブ回路２４を制御するＣＰＵ
２３とからなる地絡検出回路が追加されて構成されてい
る。次に、以上のように構成された地絡検出回路の動作
を説明する。
【０００７】まず、主回路電源を投入前に回生用トラン
ジスタ５はオフしたままでメインコンデンサ３に充電電
圧がないか確認する（ステップ３１）。主回路電源を投
入前に地絡している場合、メインコンデンサ３は図３
（１）のＢのように充電されるのでそれを検出する。次
に、サイリスタ２を点弧して主回路電源を投入し、メイ
ンコンデンサ３を充電する（ステップ３２）。ＰＮ間の
電圧をＡ／Ｄ変換器２２より入力する（ステップ３
３）。コンデンサ電圧が安定した時点でＰＮ間の電圧が
急峻に低下、上昇しないか確認する（ステップ３４）。
最後に、パワートランジスタ６〜１１を順次動作させ
（ステップ３５）、ＰＮ間電圧が急峻に低下、上昇しな
いか確認する（ステップ３６）。パワートランジスタ動
作中に地絡した場合、Ｐ側の電圧は図３（２）のＣのよ
うに急峻に変化するのでこれを検出する。
ジスタ５はオフしたままでメインコンデンサ３に充電電
圧がないか確認する（ステップ３１）。主回路電源を投
入前に地絡している場合、メインコンデンサ３は図３
（１）のＢのように充電されるのでそれを検出する。次
に、サイリスタ２を点弧して主回路電源を投入し、メイ
ンコンデンサ３を充電する（ステップ３２）。ＰＮ間の
電圧をＡ／Ｄ変換器２２より入力する（ステップ３
３）。コンデンサ電圧が安定した時点でＰＮ間の電圧が
急峻に低下、上昇しないか確認する（ステップ３４）。
最後に、パワートランジスタ６〜１１を順次動作させ
（ステップ３５）、ＰＮ間電圧が急峻に低下、上昇しな
いか確認する（ステップ３６）。パワートランジスタ動
作中に地絡した場合、Ｐ側の電圧は図３（２）のＣのよ
うに急峻に変化するのでこれを検出する。
【０００８】このようにして主回路の動作／不動作にか
かわらず地絡を検出できる。
かわらず地絡を検出できる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、主回路電
圧の変化によりサーボモータの地絡を検出することによ
り、過電流の流れる方向に無関係に、すなわち主回路の
動作／不動作にかかわらず地絡を検出でき、パワートラ
ンジスタ等の主回路の保護ができる効果がある。
圧の変化によりサーボモータの地絡を検出することによ
り、過電流の流れる方向に無関係に、すなわち主回路の
動作／不動作にかかわらず地絡を検出でき、パワートラ
ンジスタ等の主回路の保護ができる効果がある。
【図１】本発明の一実施例のサーボ制御装置のブロック
図である。
図である。
【図２】ＣＰＵ２３が行なう地絡検出動作を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図３】主回路電源投入前と投入後の主回路電圧の変化
を示す図である。
を示す図である。
【図４】サーボ制御装置の三相電圧形インバータの従来
例の構成図である。
例の構成図である。
１ ＭＣＣＢ ２ サイリスタ ３ メインコンデンサ ４ 回生抵抗器 ５ 回生用トランジスタ ６ Ｕ相上側パワートランジスタ ７ Ｖ相上側パワートランジスタ ８ Ｗ相上側パワートランジスタ ９ Ｕ相下側パワートランジスタ １０ Ｖ相下側パワートランジスタ １１ Ｗ相下側パワートランジスタ １２〜１７ フライホイールダイオード １８ 電流検出用抵抗 １９ 三相交流モータ ２０ トランジスタ ２１ ダイオード ２２ Ａ／Ｄ変換器 ２３ ＣＰＵ ２４ ベースドライブ回路 ３１〜３６ ステップ
Claims (1)
- 【請求項１】 サーボ制御装置において、 主回路電源を投入前に、回生回路をオフしたままで、メ
インコンデンサに充電電圧がないかどうか調べ、充電電
圧があればサーボモータが地絡していると判断し、次に
主回路電源を投入して前記メインコンデンサを充電し、
コンデンサ電圧が安定した時点で主回路電圧が急峻に低
下、上昇しないか調べ、主回路電圧が急峻に低下、上昇
すればサーボモータが地絡していると判断し、最後にパ
ワートランジスタを動作させ主回路電圧が急峻に低下、
上昇しないか調べ、主回路電圧が急峻に低下、上昇して
いればサーボモータが地絡していると判断する、サーボ
制御装置の地絡検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5101085A JPH06315273A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | サーボ制御装置の地絡検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5101085A JPH06315273A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | サーボ制御装置の地絡検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06315273A true JPH06315273A (ja) | 1994-11-08 |
Family
ID=14291267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5101085A Pending JPH06315273A (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | サーボ制御装置の地絡検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06315273A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100478981B1 (ko) * | 2002-09-19 | 2005-03-28 | 김동림 | 저압옥내 배선의 직렬저항특성에 따른 배선용 차단기의 동작 진단 장치 |
| JP2006158065A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Mitsubishi Electric Corp | インバータ装置 |
| CN110579662A (zh) * | 2019-09-29 | 2019-12-17 | 重庆和诚电器有限公司 | 一种电力转换器地线故障识别、保护和供电恢复方法 |
-
1993
- 1993-04-27 JP JP5101085A patent/JPH06315273A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100478981B1 (ko) * | 2002-09-19 | 2005-03-28 | 김동림 | 저압옥내 배선의 직렬저항특성에 따른 배선용 차단기의 동작 진단 장치 |
| JP2006158065A (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-15 | Mitsubishi Electric Corp | インバータ装置 |
| CN110579662A (zh) * | 2019-09-29 | 2019-12-17 | 重庆和诚电器有限公司 | 一种电力转换器地线故障识别、保护和供电恢复方法 |
| CN110579662B (zh) * | 2019-09-29 | 2021-12-07 | 重庆和诚电器有限公司 | 一种电力转换器地线故障识别、保护和供电恢复方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |