JPH06315235A - 電圧補償装置 - Google Patents

電圧補償装置

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JPH06315235A
JPH06315235A JP5099259A JP9925993A JPH06315235A JP H06315235 A JPH06315235 A JP H06315235A JP 5099259 A JP5099259 A JP 5099259A JP 9925993 A JP9925993 A JP 9925993A JP H06315235 A JPH06315235 A JP H06315235A
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JP
Japan
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voltage
output
capacitor
terminal
power supply
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JP5099259A
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Masayoshi Saitou
政与志 齋藤
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定常時の損失が非常に少い電圧補償装置を提
供する。 【構成】 電圧補償装置100−1の入力側にあるコン
デンサC102は、常時は直流電源200の出力2で充
電されている。何らかの原因で直流電源200の出力1
の電圧V1が低下し電圧検出回路104の検出しきい値
V2以下になると、トランスT101,トランジスタQ
101,ダイオードD101,コンデンサC101から
なるDC−DCコンバータが動作を開始する。DC−D
Cコンバータはフィードバック制御により出力端子10
3から電圧V2の電力を負荷300に供給し、直流電源
200の出力1における電圧降下を補償する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流電源装置、特に入
力電源や負荷の瞬時変動等の障害に対して安定な電圧を
要求される、電子回路用直流電源装置の出力電圧低下の
補償装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電圧低下の補償装置としては、ブ
ースタコンバータに代表される、直列型電圧補償装置が
用いられてきた。図9にこの従来型の電圧補償装置の例
(従来例)を示す。
【0003】図において、直流電源200は、補償対象
の直流電源である。
【0004】直流電源200の出力端子202は電圧補
償装置100の入力端子102に、グランド201には
電圧補償装置100のグランド端子101及び負荷30
0の一方の端子が接続される。電圧補償装置100の出
力端子103には負荷300のもう一方の端子が接続さ
れる。
【0005】電圧補償装置100は、コンデンサC10
2,コンデンサC101,トランスT101,ダイオー
ドD101,トランジスタQ101,電圧検出回路10
4,PWM回路105から構成される。
【0006】出力端子103には、ダイオードD101
のカソード,コンデンサC101の一方の端子及び電圧
検出回路104が接続される。
【0007】入力端子102には、トランスT101の
1次巻線N1の一方の端子,2次巻線N2の一方の端
子,コンデンサC101のもう一方の端子が接続され
る。1次巻線N1のもう一方の端子はトランジスタQ1
01のコレクタ端子に接続される。
【0008】トランスT101の2次巻線N2のもう一
方の端子はダイオードD101のアノードに接続され
る。
【0009】電圧検出回路104の出力は、PWM回路
105の入力へ接続され、PWM回路105の出力は、
トランジスタQ101のベースに接続される。
【0010】次に、図9に示す従来例の動作を説明す
る。
【0011】定常時は、直流電源200の出力が電圧補
償装置100を直列に介して負荷300に電力を供給す
る。また電圧補償装置100のコンデンサC102は直
流電源200の出力で充電される。
【0012】電圧検出回路104は、その電圧検出のし
きい値である電圧V2が直流電源200の出力電圧V1
より低く設定される。したがって電圧検出回路104の
出力信号を受けて動作するPWM回路105は出力を停
止し、トランジスタQ101は、おフ状態を保持する。
【0013】この状態では、入力端子102に入った電
力は、2次巻線N2,ダイオードD101を介して負荷
300に供給される。
【0014】何等かの障害によって、直流電源200の
出力電圧V1が低下して、V1<V2となった場合、電
圧検出回路104はこの障害を検出して、PWM回路1
05に信号を送出する。PWM回路105は電圧検出回
路104の出力信号を受けて、トランジスタQ101を
スイッチングする。コンデンサC102に充電されてい
た電力は、トランジスタQ101のスイッチング動作で
オン,オフされ、これにより発生したトランスT101
の2次側の交流電力は、ダイオードD101で整流、コ
ンデンサC101で平滑して入力端子102の電圧に重
畳して負荷300に供給する。
【0015】この様に、補償対象の直流電源200の出
力電圧が正常な状態では動作を停止し、電圧異常が発生
した時のみ動作することによって、異常時の電圧低下を
補償する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来例では、定
常時でも負荷と直列にトランスの2次巻線とダイオード
が挿入されるため、定常時すなわち電圧補償装置の非動
作時にも一定の損失が発生し、定常時における、システ
ム全体の効率を低下させてしまうという問題がある。
【0017】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、定常時の損失が非常に少ない電圧補
償装置を提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、電圧補償装置を次の(1),(2),
(3)の通りに構成する。
【0019】(1)直流電源の出力側に並列に接続され
る出力端と、前記直流電源により常時充電されるコンデ
ンサと、このコンデンサを電源とし、前記出力端の電圧
低下の際、この出力端に所定の直流電圧を供給するDC
−DCコンバータとを備えた電圧補償装置。
【0020】(2)コンデンサは、直流電源の出力側に
おける、当該電圧補償装置の出力端が接続される出力端
とは異なる出力端に接続される前記(1)記載の電圧補
償装置。
【0021】(3)コンデンサは、直流電源の出力側に
おける当該補償装置の主力端が接続される出力端に、定
電流回路,抵抗等の入出力分離手段を介して接続される
前記第(1)記載の電圧補償装置。
【0022】
【作用】前記(1),(2),(3)の構成により、出
力端の電圧降下の際、スイッチング電源は、所定の電圧
を出力端に供給する。
【0023】
【実施例】以下本発明を実施例により詳しく説明する。
【0024】(実施例1)図1は実施例1である“電圧
補償装置”の回路図である。
【0025】図において、直流電流200は、補償対象
の直流電源であり、複数の直流出力を有する。直流電源
200の第1の出力端子202,グランド端子201に
は負荷300が接続される。
【0026】負荷300と並列となるように本実施例の
電圧補償装置100−1の出力端子103,グランド端
子101が接続される。電圧補償装置の入力端子102
に直流電源200の第2の出力端子203が接続され
る。
【0027】電圧補償装置100−1は、コンデンサC
101,102、トランスT101、ダイオードD10
1、トランジスタQ101、電圧検出回路104、PW
M回路105から構成される。
【0028】出力端子103にはダイオードD101の
カソード、コンデンサC101の一方の端子及び電圧検
出104が接続される。
【0029】入力端子102には、コンデンサC10
2、トランスT101の1次巻線N1の一方の端子が接
続される。巻線N1のもう一方の端子はトランジスタQ
101のコレクタ端子に接続される。
【0030】トランスT101の2次巻線N2の一方の
端子はダイオードD101のアノードに接続される。
【0031】コンデンサC101のもう一方の端子、コ
ンデンサC102のもう一方の端子、トランジスタQ1
01のエミッタ端子、2次巻線N2のもう一方の端子は
グランドに接続される。
【0032】電圧検出回路104の出力は、PWM回路
105の入力へ接続され、PWM回路105の出力は、
トランジスタQ101のベースに接続される。
【0033】次に、本実施例の動作を説明する。
【0034】定常時は、直流電源200の第1の出力が
負荷300に電力を供給するとともに、第2の出力がコ
ンデンサC102を充電する。
【0035】トランジスタQ101,トランスT10
1,ダイオードD101,コンデンサC101は、フラ
イバック型のDC/DCコンバータであり、トランジス
タQ101がオンの時に電力をトランスT101に蓄
え、オフの時に電力をダイオードD101を介して放出
する。コンデンサC101は平滑用であり、出力される
脈流を直流に変換する。
【0036】出力電圧の制御が可能であり、トランジス
タQ101のスイッチングパルス幅や周波数を変えるこ
とにより、トランスT101に入力された電圧を所定の
電圧に変換してコンデンサC101の両端から出力する
ことができる。
【0037】PWM回路104は、トランジスタQ10
1の動作パルス幅を決定する回路で電圧検出回路104
からの信号に応じてパルス幅を決定する。
【0038】電圧検出回路104は、設定値電圧V2が
直流電源200の第一の出力電圧V1より低く設定さ
れ、設定値電圧V2でフィードバック制御される。
【0039】従って、定常時は直流電源200の出力が
直接に負荷300に供給される。出力端子103の電圧
は、直流電源200の出力電圧V1と同一であり、電圧
検出回路104は、出力端子103の電圧が設定値V2
より高いと判定してPWM回路105に電圧を低下する
ように信号を送出する。
【0040】よって電圧検出回路104の出力レベルに
応じて出力パルス幅を決定するPWM回路を105は出
力パルスをしぼるよう動作する。パルス幅をしぼって
も、出力端子103の電圧はV1のままなので、トラン
ジスタQ101は、最小パルス幅つまりオフ状態を保持
する。また、第2の出力によりコンデンサC102は常
に充電される。
【0041】何等かの障害によって、出力電圧V1が低
下して、V1<V2となった場合、電圧検出回路104
は、パルス幅を広げるように出力レベル変化させる。P
WM回路105は電圧検出回路104の出力信号を受け
て、トランジスタQ101への出力パルス幅を変化させ
る。そしてフィードバック制御により、出力電圧をV2
に一定にしようとする。
【0042】トランジスタQ101のスイッチング動作
で発生したトランスT101の2次側の交流電力は、ダ
イオードD101で整流し、コンデンサC101で平滑
して出力端子103から出力する。
【0043】出力端子103,202の電圧がV2に上
昇すると、その状態を保持するように電圧補償装置10
0−1はフィードバック制御によりパルス幅を制御す
る。
【0044】この状態は、コンデンサC102の電荷が
減少しコンデンサ端子電圧が制御可能範囲を越えるか、
直流電源200の障害が回復して電圧が定常の値に戻る
まで続く。
【0045】この様に、補償対象の直流電源の出力電圧
が正常な状態では停止状態で殆ど電力を消費せず、電圧
低下が発生した時のみ動作することによって、定常状態
でのシステム効率を低下させること無く、異常時には電
圧低下を効果的に補償できる。
【0046】(実施例2)図2に本実施例の回路図を示
す。
【0047】本実施例は、入力電圧と出力電圧の極性が
逆の場合の例である。
【0048】すなわち、本実施例と実施例1との相違点
は、ダイオードD101の極性を変え、出力電圧の極性
を反転させている点である。
【0049】その他の接続及び動作については、実施例
1と同様なのでここでの説明は省略する。
【0050】(実施例3)図3に本実施例の回路図を示
す。
【0051】本実施例は、DC/DCコンバータにフォ
ーワード型を使用した例であり、比較的電力が大きい場
合に使用される。
【0052】実施例1との相違点は、転流ダイオードD
102と平滑用チョークコイルL101が付加された点
である。
【0053】動作的には、DC/DCコンバータ部の動
作がフライバック型からフォーワード型に変わったこと
のみで、その他の動作については、実施例1と同様であ
るので、DC/DCコンバータの動作についてのみ説明
する。
【0054】トランジスタQ101,トランスT10
1,ダイオードD101,ダイオードD102,チョー
クコイルL101,コンデンサC101は、フォーワー
ド型のDC/DCコンバータを構成し、トランジスタQ
101により矩形波交流に変換された電力をトランスT
101で絶縁及び変圧して、ダイオードD101で整流
したのちダイオードD102,チョークコイルL10
1,コンデサC101で平滑し所定の電圧に変換して出
力する。
【0055】出力電圧の制御が可能であり、トランジス
タQ101のスイッチングパルス幅や周波数を変えるこ
とにより、トランスT101に入力された電圧を所定の
直流電圧に変換して、コンデンサC101の両端から出
力することができる。
【0056】その他の動作については実施例1と同一な
ので説明を省略する。
【0057】(実施例4)図4に本実施例の回路図を示
す。
【0058】本実施例は、DC/DCコンバータに昇圧
型チョッパーを使用した例であり、入力電圧が出力電圧
より低い場合にのみ使用される。
【0059】実施例1との相違点は、トランスT101
がチョークコイルL101に置き換えられた点である。
【0060】動作的には、DC/DCコンバータ部の動
作が昇圧型チョッパーに変わったことのみで、その他の
動作については、実施例1と同様であるので、DC/D
Cコンバータの動作についてのみ記述する。
【0061】トランジスタQ101,チョークコイルL
101,ダイオードD101,コンデンサC101は、
昇圧型チョッパーを構成し、トランジスタQ101がオ
ンの時に電力をチョークコイルL1に蓄え、オフの時に
蓄えられた電力を入力電圧に積み上げてダイオードD1
を介して放出する。コンデンサC101は平滑用であ
り、出力される脈流を直流に変換する。
【0062】出力電圧の制御が可能であり、トランジス
タQ101のスイッチングパルス幅や周波数を変えるこ
とにより、入力された電圧に所定の電圧を積み上げてコ
ンデンサC101の両端から出力することができる。但
し、電圧を下げる能力は無いので必ず入力電圧は、出力
電圧より低く無ければならない。
【0063】その他の動作については実施例1と同一な
ので説明を省略する。
【0064】(実施例5)図5に本実施例に回路図を示
す。
【0065】図において、直流電源200は、補償対象
の直流電源である。直流電源200の出力端子202,
グランド端子201には負荷300が接続される。
【0066】負荷300と並列となるように本実施例の
電圧補償装置100−2の入出力端子110,グランド
端子101が接続される。
【0067】本実施例においては、端子110は入力と
出力の共通端子である。
【0068】電圧補償装置100−2は、コンデンサC
101,コンデンサC102,トランスT101,ダイ
オードD101,トランジスタQ101,電圧検出回路
104,PWM回路105,定電流回路106から構成
される。
【0069】入出力端子110には、ダイオードD10
1のカソード,コンデンサC101,電圧検出回路10
4及び定電流回路106が接続される。
【0070】定電流回路106のもう一方の端子には、
コンデンサC102、トランスT101の1次巻線N1
の一方の端子が接続される。1次巻線N1のもう一方の
端子はトランジスタQ101のコレクタ端子に接続され
る。
【0071】トランスT101の2次巻線N2の一方の
端子はダイオードD101のアノードに接続される。コ
ンデンサC101のもう一方の端子,コンデンサC10
2のもう一方の端子,トランジスタQ101のエミッタ
端子,2次巻線N2のもう一方の端子はグランドに接続
される。
【0072】電圧検出回路104の出力は、PWM回路
105の入力へ接続され、PWM回路105の出力は、
トランジスタQ101のベースに接続される。
【0073】次に、本実施例の動作を説明する。
【0074】トランジスタQ101,トランスT10
1,ダイオードD101,コンデンサC101は、フラ
イバック型のDC/DCコンバータを構成しており、ト
ランジスタQ101がオンの時に電力をトランスT10
1に蓄え、オフの時に電力をダイオードD101を介し
て放出する。コンデンサC101は平滑用であり、出力
される脈流を直流に変換する。
【0075】出力電圧の制御が可能であり、トランジス
タQ101のスイッチングパルス幅や周波数を変えるこ
とにより、T101に入力された電圧を所定の電圧に変
換して、コンデンサC101の両端から出力することが
できる。
【0076】PWM回路104は、トランジスタQ10
1の動作パルス幅を決定する回路で電圧検出回路104
からの信号に応じてパルス幅を決定する。
【0077】電圧検出差回路104は、その設定値電圧
V2が直流電源200の出力電圧V1より低く設定さ
れ、設定値電圧V2で電圧補償装置100−2はフィー
ドバック制御される。
【0078】従って、定常時は直流電源200の出力が
電圧補償装置100−2を並列に介して負荷300に電
力を供給し、入出力端子110の電圧は、直流電源20
0の出力電圧V1と同一であり、電圧検出回路104
は、入出力端子110の電圧が設定値V2より高いと判
定してPWM回路105に電圧を低下するように信号を
送出する。
【0079】よって電圧検出回路104の出力レベルに
応じて出力パルス幅を決定するPWM回路105は出力
パルスをしぼるよう動作する。パルス幅をしぼっても入
出力端子110の電圧はV1のままなので、トランジス
タQ101は、最小パルス幅つまりオフ状態を保持す
る。また、定電圧回路106によりコンデンサC102
は常に充電される。
【0080】何等かの障害によって、直流電源200の
出力電圧V1が低下して、V1<V2となった場合、電
圧検出回路104は障害を検出して、PWM回路105
に信号を送出する。PWM回路105は電圧検出回路1
04の出力信号を受けて、トランジスタQ101のパル
ス幅を広げる、すなわち、スイッチングする。トランシ
ズタQ101のスイッチング動作で発生した交流電力
は、ダイオードD101で整流し、コンデンサC101
で平滑して入出力端子110から出力する。
【0081】このように、実施例1の同様に、補償対象
の直流電源の出力電圧が正常な状態では動作を停止し、
電圧異常が発生した時のみスイッチング動作することに
よって、定常状態での損失は殆どなく、異常時には電圧
低下を効果的に補償できる。
【0082】(実施例6)図6に本実施例の回路図を示
す。
【0083】図6に於ける図5との相違点は、定電流回
路が抵抗R101で置き換えられたことである。その他
は図5と同様である。
【0084】抵抗R101の値は、直流電源200の出
力電圧V1に応じてコンデンサC102に適当な充電電
流が得られるように任意に設定する。
【0085】出力電圧V1に応じて抵抗R101の値を
変える必要が有る他は、実施例5と同様の補償動作を実
現できる。
【0086】(実施例7)図7に本実施例の回路図を示
す。
【0087】本実施例は、DC/DCコンバータにフォ
ーワード型を使用した例であり、比較的電力が大きい場
合に使用される。
【0088】実施例5との相違点は、転流ダイオードD
102と平滑用チョークコイルL101が付加された点
である。
【0089】動作的には、DC/DCコンバータ部の動
作がフライバック型からフォーワード型に変わったこと
のみで、DC/DCコンバータの動作についてのみ記述
する。
【0090】トランジスタQ101,トランスT10
1,ダイオードD101,ダイオードD102,チョー
クコイルL101,コンデンサC101は、フォーワー
ド型のDC/DCコンバータを構成しており、トランジ
スタQ101により矩形波交流に変換された電力をトラ
ンスT101で絶縁及び変圧して、ダイオードD101
で整流したのちダイオードD102,チョークコイルL
101,コンデンサC101で平滑し所定の電圧に変換
して出力する。
【0091】出力電圧の制御が可能であり、トランジス
タQ101のスイッチングパルス幅や周波数を変えるこ
とにより、トランスT101に入力された電圧を所定の
電圧に変換して、コンデンサC101の両端から出力す
ることができる。
【0092】その他の動作については実施例5と同一な
ので説明を省略する。
【0093】(実施例8)図8に本実施例の回路図を示
す。
【0094】本実施例は、DC/DCコンバータに昇圧
型チョッパーを使用した例であり、入力電圧が出力電圧
より低い場合にのみ使用される。
【0095】実施例5との相違点は、トランスT101
がチョークコイルL101に置き換えられた点である。
【0096】動作的には、DC/DCコンバータ部の動
作が昇圧型チョッパーに変わったことのみで、その他の
動作については、実施例5と同様であるので、DC/D
Cコンバータの動作についてのみ説明する。
【0097】トランジスタQ101,チョークコイルL
101,ダイオードD101,コンデンサQ101がオ
ンの時に電力をチョークコイルL1に蓄え、オフの時に
蓄えられた電力を入力電圧に積み上げてダイオードD1
を介して放出する。コンデンサC101は平滑用であ
り、出力される脈流を直流に変換する。
【0098】出力電圧の制御が可能であり、トランジス
タQ101のスイッチングパルス幅や周波数を変えるこ
とにより、入力された電圧に所定の電圧を積み上げてコ
ンデンサC101の両端から出力することができる。但
し、電圧を下げる能力は無いので必ず入力電圧は、出力
電圧より低くなければならない。
【0099】その他の動作については実施例5と同一な
ので説明を省略する。
【0100】なお、実施例5〜実施例8において、コン
デンサC102は、定電流回路106或は抵抗R101
を介して充電されている。これは、直流電源200の出
力電圧低下時に、DC−DCコンバータの出力がコンデ
ンサC102の電圧に影響されないように、入力と出力
を分離するためである。よってこの入出力分離手段とし
ては定電流回路,抵抗に限らず、インピーダンスとして
動作する適宜の回路を用いることができる。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、直
流電源の電圧低下を補償する電圧補償装置において、補
償装置の定常時損失をほとんど皆無にすることができ、
システムの効率を殆ど低下させることなく、瞬時電圧低
下等の電力障害の補償が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の回路図
【図2】 実施例2の回路図
【図3】 実施例3の回路図
【図4】 実施例4の回路図
【図5】 実施例5の回路図
【図6】 実施例6の回路図
【図7】 実施例7の回路図
【図8】 実施例8の回路図
【図9】 従来例の回路図
【符号の説明】
100−1 電圧補償装置 104 電圧検出回路 106 定電流回路 200 直流電源 C102 コンデンサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源の出力側に並列に接続される出
    力端と、前記直流電源により常時充電されるコンデンサ
    と、このコンデンサを電源とし、前記出力端の電圧低下
    の際、この出力端に所定の直流電圧を供給するDC−D
    Cコンバータとを備えたことを特徴とする電圧補償装
    置。
  2. 【請求項2】 コンデンサは、直流電源の出力側におけ
    る、当該電圧補償装置の出力端が接続される出力端とは
    異なる出力端に接続されることを特徴とする請求項1記
    載の電圧補償装置。
  3. 【請求項3】 コンデンサは、直流電源の出力側におけ
    る当該補償装置の主力端が接続される出力端に、定電流
    回路,抵抗等の入出力分離手段を介して接続されること
    を特徴とする請求項1記載の電圧補償装置。
JP5099259A 1993-04-26 1993-04-26 電圧補償装置 Withdrawn JPH06315235A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100368907B1 (ko) * 1999-12-22 2003-01-24 주식회사 셀라인텔레콤 이동단말기용 배터리의 직류 충전장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100368907B1 (ko) * 1999-12-22 2003-01-24 주식회사 셀라인텔레콤 이동단말기용 배터리의 직류 충전장치

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