JPH06314228A - 医用画像ファイリング制御装置 - Google Patents

医用画像ファイリング制御装置

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JPH06314228A
JPH06314228A JP10397093A JP10397093A JPH06314228A JP H06314228 A JPH06314228 A JP H06314228A JP 10397093 A JP10397093 A JP 10397093A JP 10397093 A JP10397093 A JP 10397093A JP H06314228 A JPH06314228 A JP H06314228A
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Application number
JP10397093A
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English (en)
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Masayoshi Suzuki
正慶 鈴木
Nobuaki Arai
暢朗 新井
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アプリケーションプロセスからの要求による
所望の1の記憶装置より所望の他の記憶装置又は所望の
1の記憶媒体より所望の他の記憶媒体への医用画像の登
録を各記憶装置に付属のファイルマネージャを用いて行
う医用画像ファイリング制御装置において、画像の登録
を、各記憶装置内の画像を管理するファイルマネージャ
の存在を考慮せずに行い得、画像の記憶装置の接続数が
増加し、ファイルマネージャ数が多くなっても、画像の
登録処理を制御するアプリケーションプロセスを複雑,
膨大化させることがないようにする。 【構成】 個々のファイルマネージャ321〜339の
操作上の相違を吸収し、アプリケーションプロセス30
1〜309側において、各ファイルマネージャを操作上
共通のものとして扱い可能とするファイルコントローラ
310を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アプリケーションプロ
セスからの要求による所望の1の記憶装置より所望の他
の記憶装置又は所望の1の記憶媒体より所望の他の記憶
媒体への医用画像(単に画像ともいう。なお、本明細書
において画像とはディジタル化された画像データをい
う。)の登録を各記憶装置に付属のファイルマネージャ
を用いて行う医用画像ファイリング制御装置において、
前記画像の登録を、各記憶装置内の画像を管理するプロ
セス(ファイルマネージャ)の存在(操作方法(仕様を
含む))を考慮せずに行い得る医用画像ファイリング制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4に医用画像ファイリングシステムの
全体構成を示す。この図4において、10は、伝送線に
光ファイバなどを用いてなる高速ローカルエリアネット
ワーク、11a,11bは画像の表示などを行う画像ワ
ークステーション、13,14,15,16はX線C
T,MRI,CR(Computed Radiography)及びDR
(Digital Radiography)などの画像発生装置、12
a,12b,12c,12dは画像発生装置13〜16
から受信した種々のフォーマットで構成された画像を同
一の画像フォーマットに変換すると共に、画像のバッフ
ァとしても使用可能なコンバータである。
【0003】また、18a,18bは画像を内部記憶装
置(図示せず)に格納し、かつ外部記憶装置、特に光デ
ィスクなどの大容量記憶媒体を複数個格納可能な大容量
外部記憶装置17a,17bを制御して画像登録(画像
コピー)などを行う医用画像ファイリング制御装置、1
9は画像の属性情報を管理し、画像検索などを行うデー
タベース装置である。
【0004】図5に前記医用画像ファイリング制御装置
18(18a,18b)の構成を示す。21は装置各部
を制御するMPUユニット、22はプログラムや各種テ
ーブルなどを格納するメモリユニットである。23は画
像処理を行う画像処理ユニットや画像表示を行う画像表
示ユニットなどを備えてなるワークスーテションユニッ
トで、これを備えることにより医用画像ファイリング制
御装置18は医用画像ワークスーテションとして機能可
能となる。
【0005】24は前記ネットワーク10と医用画像フ
ァイリング制御装置18を接続するための画像入出力イ
ンターフェースからなるネットワークインターフェー
ス、25は画像、画像情報テーブルやその他の各種テー
ブル、プログラムなどを格納する内部記憶装置としての
磁気ディスク装置26とのインターフェース、27はフ
ロッピディスク装置28とのインターフェースである。
【0006】29は外部記憶装置(光ディスク装置)3
0と医用画像ファイリング制御装置18を接続するため
のインターフェース、31は外部記憶装置(光磁気ディ
スク装置)32と医用画像ファイリング制御装置18を
接続するためのインターフェース、33は外部記憶装置
(8mmなどの磁気テープ装置)34と医用画像ファイ
リング制御装置18を接続するためのインターフェー
ス、35は医用画像ファイリング制御装置18内の各ユ
ニット,インターフェース間を接続するための主バスで
ある。
【0007】図4,図5において、各画像発生装置13
〜16で発生した画像は、画像発生装置13〜16に接
続したコンバータ12a〜12dに転送され、コンバー
タ12a〜12d内で画像フォーマット変換など必要な
処理がなされた後、ネットワーク10を介して大容量外
部記憶装置17(17a,17b);30〜34を制御
する医用画像ファイリング制御装置18(18a,18
b)に画像を送信する。画像を受信した医用画像ファイ
リング制御装置18(18a,18b)は、受信画像を
磁気ディスク装置26などの一時バッファ(内部記憶装
置)に画像を格納する。その後、画像は大容量の外部記
憶装置内17(17a,17b);30〜34の記憶媒
体に登録され、長期的に保存される。ところで、この種
の医用画像ファイリング制御装置18(18a,18
b)では、大容量の外部記憶装置17(17a,17
b);30〜34に画像を登録(コピー)する場合、画
像登録要求を受けた医用画像ファイリング制御装置18
(18a,18b)は、登録要求に応じて、画像を格納
している記憶装置(コピー元記憶装置)から画像を登録
する記憶装置(コピー先記憶装置)に登録処理を行って
いる。
【0008】この場合、従来の医用画像ファイリング制
御装置は、画像の登録処理(コピー処理)を行うプロセ
ス(アプリケーションプロセス)は、コピー元記憶装置
のプロセス(ファイルマネージャ)とコピー先記憶装置
のプロセス(ファイルマネージャ)を使用してその登録
処理を行うものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】一般に医用画像ファイ
リングシステムにおいては、画像の記憶装置を複数備え
るが、このような場合、上記のような従来の医用画像フ
ァイリング制御装置では、コピー元及びコピー先の記憶
装置に応じて使用するファイルマネージャの存在(操作
方法(仕様を含む))を考慮して画像登録処理を行う必
要があり、接続する記憶装置が増加すれば増加するほど
使用するファイルマネージャ数が多くなり、画像の登録
処理を制御するプロセス(アプリケーションプロセス)
が複雑、かつ、膨大化し、その作成時やメンテナンス時
の手間や時間が大幅に増大するという問題点があった。
【0010】すなわち、 (1)アプリケーションプロセスは、各記憶装置を管理
するプロセス(ファイルマネージャ)の手順に従い、そ
の記憶装置にアクセスする必要がある。このファイルマ
ネージャの操作方法(仕様を含む)は記憶装置により異
なり、このため、アプリケーションプロセス(アプリケ
ーションプログラム)を作成するに際しては、個々のフ
ァイルマネージャの関数名や引数など、多大な要素を理
解する必要があり、その作成時やメンテナンス時の手間
や時間が大幅に増大するという問題点があった。 (2)複数のアプリケーションプロセスの同時要求に対
する順序割り付け(プライオリティ)の調定も複雑にな
った。
【0011】本発明の目的は、画像の記憶装置の接続数
が増加し、ファイルマネージャ数が多くなっても、画像
の登録処理を制御するプロセス(アプリケーションプロ
セス)を複雑,膨大化させることがなく、その作成時や
メンテナンス時の手間や時間を増大させることのない医
用画像ファイリング制御装置を提供することにある。本
発明の他の目的は、複数のアプリケーションプロセスの
同時要求に対する順序割り付け(プライオリティ)の調
定も容易な医用画像ファイリング制御装置を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的は、アプリケー
ションプロセスからの要求による所望の1の記憶装置よ
り所望の他の記憶装置又は所望の1の記憶媒体より所望
の他の記憶媒体への医用画像の登録を各記憶装置に付属
のファイルマネージャを用いて行う医用画像ファイリン
グ制御装置において、個々のファイルマネージャの操作
上の相違を吸収し、前記アプリケーションプロセス側に
おいて、各ファイルマネージャを操作上共通のものとし
て扱い可能とするファイルコントローラを、前記アプリ
ケーションプロセスとファイルマネージャとの間に設け
ることにより達成される。
【0013】上記他の目的は、上記医用画像ファイリン
グ制御装置において、画像登録を指示するキューテーブ
ルを画像登録の優先順位に応じて1つ以上備え、前記フ
ァイルコントローラは、それらテーブルの優先順位及び
同一テーブル内の優先順位に従い、所望の1の記憶装置
から所望の他の記憶装置又は所望の1の記憶媒体より所
望の他の記憶媒体への画像登録を行うことにより達成さ
れる。
【0014】
【作用】ファイルコントローラは、前記アプリケーショ
ンプロセスとファイルマネージャとの間にあって、個々
のファイルマネージャの操作上の相違を吸収し、アプリ
ケーションプロセス側において、各ファイルマネージャ
を操作上共通のものとして扱い可能とする。
【0015】これにより、上位のアプリケーションプロ
セスは、各記憶装置を管理するファイルマネージャの種
々コマンドを意識せずに使用することが可能になり、か
つ、接続する記憶装置が増えても、各記憶装置のファイ
ルマネージャを制御する制御プロセス上記ファイルコン
トローラのみを変更するだけで、上位のアプリケーショ
ンプロセスを変更することなく使用することが可能とな
る。
【0016】また、前記ファイルコントローラは、画像
登録の優先順位に応じて1つ以上備えられた画像登録を
指示するキューテーブルの優先順位及び同一テーブル内
の優先順位に従い、所望の1の記憶装置から所望の他の
記憶装置又は所望の1の記憶媒体より所望の他の記憶媒
体への画像登録を行う。
【0017】これにより、複数のアプリケーションプロ
セスの同時要求に対する順序割り付け(プライオリテ
ィ)の調定も容易になる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明による医用画像ファイリング制御
装置の一実施例の要部を示すブロック図である。この図
1において、341及び342は本発明装置の内部記憶
装置である磁気ディスク装置及びフロッピディスク装置
で、図5中の26,28に相当するものである。343
〜349は、光ディスク装置、光磁気ディスク装置、8
mm磁気テープ装置などの各種大容量外部記憶装置で、
図5中の30,32,34に相当するものである。
【0019】331〜339は、各々接続した記憶装置
341〜349を直接制御するドライブインターフェー
スであるドライバである。321〜329は、各々接続
した記憶装置341〜349に対して、画像など(画像
以外のデータも含む)のファイルを登録、読み出し、参
照、削除など各種コマンドをサポートするファイルマネ
ージャである。以上の構成は従来装置と特に変るところ
はない。
【0020】310は、ファイルマネージャ321〜3
29を制御するファイルコントローラで、個々のファイ
ルマネージャ321〜329の操作上の相違を吸収し、
後述アプリケーションプロセス側において、各ファイル
マネージャ321〜329を操作上共通のものとして扱
い可能とするもので、後述アプリケーションプロセスと
前記ファイルマネージャ321〜329との間に設けら
れている。301〜309は、画像の登録、読み出し、
画像データベース(図4参照)への画像属性情報の登
録、検索などの各種アプリケーションプロセスである。
なお、これらアプリケーションプロセス301〜30
9、ファイルコントローラ310、ファイルマネージャ
321〜329は、ここでは前記メモリユニット22
(図5参照)内に格納されたプログラム及びこのプログ
ラムにより駆動される各種デバイスからなるものとす
る。
【0021】次に上述本発明装置の動作について説明す
る。いま、例えばアプリケーションプロセス301を画
像のコピー要求(画像登録要求)プロセスとし、磁気デ
ィスク装置341から光ディスク装置343へ画像をコ
ピーする要求であるものとする。
【0022】アプリケーションプロセス301から画像
の登録要求を受けたファイルコントローラ310は、コ
ピー要求の要求内容を解読し、その画像のコピー元の記
憶装置及びコピー先の記憶装置を判別する。この判別に
より、使用するファイルマネージャが確定され、指定さ
れた画像をコピー元の記憶装置からコピー先の記憶装置
にコピー処理を行う。上記のように本実施例では、コピ
ー元の記憶装置が磁気ディスク装置341であるため、
使用するコピー元のファイルマネージャはファイルマネ
ージャ321であり、コピー先の記憶装置が光ディスク
装置343であるので、使用するコピー先のファイルマ
ネージャはファイルマネージャ323である。
【0023】ファイルコントローラ310は、指定され
たデータセット名の画像をファイルマネージャ321を
使用して読み出し、指定されたデータセット名で画像を
ファイルマネージャ323を使用して登録する。このよ
うに、ファイルコントローラ310がどのファイルマネ
ージャを使用して行えばよいかを判断し、かつ、そのフ
ァイルマネージャのシーケンスに基づき処理を行うた
め、上位のアプリケーションプロセス(ここではアプリ
ケーションプロセス301)はコピー元のデバイス名と
データセット名及びコピー先のデバイス名とデータセッ
ト名をセットし、ファイルコントローラ310にコピー
要求を行えばよい。
【0024】次に、ファイルコントローラ310がアプ
リケーションプロセス301〜309よりコピー要求を
受理してからコピー処理を終了するまでの動作を図2を
併用して説明する。
【0025】図2は、ファイルコントローラ310が上
位のアプリケーションプロセス301〜309より画像
のコピー要求を受けるために設けたキューテーブルの構
造の一例を示す図である。ファイルコントローラ310
は、前記医用画像ファイリングシステム(又は医用画像
ファイリング制御装置のシステム)が稼働中、常にこの
キューテーブル401〜409を監視し、キューテーブ
ル401〜409の状態変化によって指定された動作を
行う。
【0026】このため、このキューテーブルが単一であ
ると、複数のアプリケーションプロセス301〜309
からの要求は、全てその1つのキューテーブルに登録
(エントリ)する必要がある。更に、登録した順番にフ
ァイルコントローラ310は処理をするため(FIF
O:First In First Out)、急を要する要求に対して
は、既に登録された要求を処理するまで、その要求を待
たすことになる。
【0027】この問題を対処するために、キューテーブ
ルは少なくとも1つ以上有することとし、複数のキュー
テーブル401〜409を有する場合は、各々キューテ
ーブル401〜409に対して、優先度(プライオリテ
ィ)を付ける。ファイルコントローラ310は、その優
先度に従いキューテーブル401〜409を監視し、現
在処理している要求より優先度の高い要求が発生すれ
ば、現在の処理終了後、次に優先度の高い要求に対する
処理を行う。これについては、図3を併用して後述す
る。
【0028】このキューテーブル401〜409は、ヘ
ッダ部とキュー命令エントリ領域部からなり、ヘッダ部
の構造体(ヘッダ部構造体)411は、テーブルの識別
子、エントリ数、未使用エントリポインタ、次処理ポイ
ンタなどキューテーブルの状態を表す。また、キュー命
令エントリ領域部はキュー命令(コピー命令)をエント
リする領域で、キュー命令構造体の一例(キュー命令構
造体412)を挙げると、そのキュー命令のエントリ番
号、コピー元の記憶装置名を表す格納デバイス名と画像
の識別番号に相当するデータセット名からなるコピー元
ファイル名、コピー先の記憶装置名を表す格納デバイス
名と画像の識別番号に相当するデータセット名からなる
コピー先ファイル名、コピー処理終了時に終了ステータ
スを報告する終了報告先アドレス、コピー処理の結果を
表す終了ステータスなどで構成されている。
【0029】ファイルコントローラ310は、キュー命
令がエントリされているキューテーブルから、次処理ポ
インタの示すキュー命令構造体を取り出し、コピー元及
びコピー先のファイル名から各々の格納デバイス名より
使用するファイルマネージャを判別し、かつ、各々のデ
ータセット名を設定する。最低限これらの条件があれば
指定データをコピーすることが可能である。
【0030】コピー処理が終了し、その処理報告をキュ
ー命令構造体の終了報告先アドレスの示す場所にする。
これは、コピー要求をしたプロセスとは別なプロセスに
終了報告をすることを可能とする。これは、コピー要求
プロセスとコピー終了後のプロセスが別プロセスになる
場合があっても対処可能にするためである。例えば、画
像を磁気ディスク装置341から光ディスク装置343
にコピーした後、画像データベース19(図4参照)に
画像属性情報を登録する場合、コピー要求プロセス(ア
プリケーションプロセス)は、ファイルコントローラ3
10にコピー要求をして終了し、画像データベース登録
プロセス(アプリケーションプロセス)は、ファイルコ
ントローラ310からのコピー終了報告を受理して、画
像データベース登録を行う。システムがマルチタスクで
動作している場合、このように各々独立した機能を有す
るプロセス(アプリケーションプロセス)が存在するた
め、必ずしも要求を行ったプロセス(アプリケーション
プロセス)に終了報告をする必要がない。
【0031】次に、優先度の異なるキュー命令処理を図
3を併用して説明をする。図3は優先度の異なるキュー
テーブルが存在する場合のファイルコントローラ310
の動作をフローチャートに示したものである。まず、ア
プリケーションプロセス(ステップ500)からファイ
ルコントローラのキューテーブルにコピー要求が登録さ
れる(ステップ501)。コピー要求がなされるとファ
イルコントローラに割込みが発生し、ファイルコントロ
ーラの処理が起動する(ステップ502)。ファイルコ
ントローラは、優先度(プライオリティ)の高いキュー
テーブルからエントリ数をチェックし(ステップ50
3)、エントリ数が0以上で、かつ、プライオリティの
高いキューテーブルから次処理ポインタの示すキュー命
令を1レコード(構造体)抽出する(ステップ50
4)。
【0032】抽出したキュー命令よりコピー元の格納デ
バイス名を認識し、使用するファイルマネージャ及びデ
ータセット名を設定する(ステップ505)。次に、キ
ュー命令よりコピー先の格納デバイス名を認識し、使用
するファイルマネージャ及びデータセット名を設定する
(ステップ506)。そして、コピー元及びコピー先の
ファイルマネージャを使用して、指定画像のコピー処理
を行う(ステップ507)。コピー処理終了後、キュー
命令の構造体に含まれている終了報告先に終了報告を行
う(ステップ508)。次に、コピー処理を行った該当
キューテーブルのヘッダ部情報(エントリ数や各種ポイ
ンタ関係など)の更新を行う(ステップ509)。
【0033】これで、1つのコピー処理が終了し、ステ
ップ503の優先度の高いキューテーブルからエントリ
数をチェックする処理に戻り、仮にいま処理したキュー
テーブルより優先度の高いキューテーブルにコピー要求
が存在した場合は、そのキューテーブルに登録されてい
るキュー命令に対して、ステップ504〜ステップ50
9の処理を行う。これにより、常に優先度の高いキュー
命令を実行することが可能であり、処理の緊急度に応じ
てアプリケーションプロセスで設定することが可能とな
る。
【0034】これらの動作により、記憶装置を複数接続
した医用画像ファイリングシステムないし医用画像ファ
イリング制御装置において、画像などの各種データを登
録するアプリケーションプロセスは、接続した各種記憶
装置を制御するファイルマネージャの存在(操作方法
(仕様を含む))を考慮せずに、また緊急度に応じて、
登録処理を行うことが可能となる。
【0035】なお、上述実施例では単独の医用画像ファ
イリング制御装置について説明したが、このような装置
に、画像処理を行う画像処理ユニットや画像表示を行う
画像表示ユニットなどを備えてなるワークスーテション
ユニットを付加し、医用画像ワークスーテションを構成
した場合にも、医用画像ファイリング制御装置部分につ
き同様の効果が得られることは勿論である。また、前記
アプリケーションプロセス、ファイルマネージャ、ドラ
イバあるいは大容量外部記憶装置の数なども上述実施例
のみに限定されることはない。
【0036】更に上述実施例では、所望の1の記憶装置
より所望の他の記憶装置への画像登録について述べた
が、所望の1の記憶媒体より所望の他の記憶媒体への画
像登録(例えば同一記憶装置内での1の記憶媒体より他
の記憶媒体への画像登録)を行う場合についても同様の
効果が得られる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
プリケーションプロセスからの要求による所望の1の記
憶装置より所望の他の記憶装置又は所望の1の記憶媒体
より所望の他の記憶媒体への医用画像の登録を各記憶装
置に付属のファイルマネージャを用いて行う医用画像フ
ァイリング制御装置において、前記画像の登録を、各記
憶装置内の画像を管理するファイルマネージャの存在
(操作方法(仕様を含む))を考慮せずに行い得、した
がって、画像の記憶装置の接続数が増加し、ファイルマ
ネージャ数が多くなっても、画像の登録処理を制御する
アプリケーションプロセスを複雑,膨大化させることが
なく、その作成時やメンテナンス時の手間や時間を増大
させることがないという効果がある。
【0038】また、複数のアプリケーションプロセスの
同時要求に対する順序割り付け(プライオリティ)の調
定も容易になり、緊急度に応じた登録処理を行うことが
できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による医用画像ファイリング制御装置の
一実施例の要部を示すブロック図である。
【図2】図1中のファイルコントローラがアプリケーシ
ョンプロセスより画像のコピー要求を受けるために設け
たキューテーブルの構造の一例を示す図である。
【図3】優先度の異なるキューテーブルが存在する場合
のファイルコントローラの動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図4】医用画像ファイリングシステムの全体構成を示
すブロック図である。
【図5】図1中の医用画像ファイリング制御装置及び大
容量外部記憶装置部分を取り出して示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
10…ローカルエリアネットワーク 11a,11b…画像ワークステーション 12a,12b,12c,12d…コンバータ 13,14,15,16…画像発生装置 17,17a,17b…大容量外部記憶装置 18,18a,18b…医用画像ファイリング制御装置 19…データベース装置 21…MPUユニット 22…メモリユニット 23…ワークスーテションユニット 24…ネットワークインターフェース 25…磁気ディスク装置用インターフェース 26,341…磁気ディスク装置 27…フロッピディスク装置用インターフェース 28,342…フロッピディスク装置 29,31,33…大容量外部記憶装置用インターフェ
ース 30,32,34,343〜349…大容量外部記憶装
置 35…主バス 301〜309…アプリケーションプロセス 310…ファイルコントローラ 321〜329…ファイルマネージャ 331〜339…ドライバ(ドライブインターフェー
ス)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションプロセスからの要求に
    よる所望の1の記憶装置より所望の他の記憶装置又は所
    望の1の記憶媒体より所望の他の記憶媒体への医用画像
    の登録を各記憶装置に付属のファイルマネージャを用い
    て行う医用画像ファイリング制御装置において、個々の
    ファイルマネージャの操作上の相違を吸収し、前記アプ
    リケーションプロセス側において、各ファイルマネージ
    ャを操作上共通のものとして扱い可能とするファイルコ
    ントローラを、前記アプリケーションプロセスとファイ
    ルマネージャとの間に設けてなる医用画像ファイリング
    制御装置。
  2. 【請求項2】 画像登録を指示するキューテーブルを画
    像登録の優先順位に応じて1つ以上備え、前記ファイル
    コントローラは、それらテーブルの優先順位及び同一テ
    ーブル内の優先順位に従い、所望の1の記憶装置から所
    望の他の記憶装置又は所望の1の記憶媒体より所望の他
    の記憶媒体への画像登録を行う請求項1に記載の医用画
    像ファイリング制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ファイルコントローラは、所望の1
    の記憶装置から所望の他の記憶装置又は所望の1の記憶
    媒体より所望の他の記憶媒体への画像登録に対する終了
    報告を、登録要求をしたアプリケーションプロセス以外
    の所望のプロセスへも報告可能である請求項1に記載の
    医用画像ファイリング制御装置。
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