JPH06312911A - 抗生体処理用組成物 - Google Patents

抗生体処理用組成物

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JPH06312911A
JPH06312911A JP12463593A JP12463593A JPH06312911A JP H06312911 A JPH06312911 A JP H06312911A JP 12463593 A JP12463593 A JP 12463593A JP 12463593 A JP12463593 A JP 12463593A JP H06312911 A JPH06312911 A JP H06312911A
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JP
Japan
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vinylidene chloride
composition
antibiotic
latex
hiba oil
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Withdrawn
Application number
JP12463593A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Konno
勉 今野
Hiroaki Shinohara
寛明 篠原
Toshiichi Tomizawa
敏一 冨沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kureha Corp
Original Assignee
Kureha Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒバ油を有効成分として含有し、しかも基材
に十分な付着性を有する上、長期間にわたって有効に持
続される抗生体性を付与することのできる抗生体処理用
組成物は提供すること。 【構成】 塩化ビニリデンラテツクスとヒバ油とが混合
分散されてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒノキ科アスナロ属に
分類されるヒバから得られる精油(本明細書において
「ヒバ油」という。)による抗生体性を付与するための
抗生体処理用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】青森ヒバ(学名「ヒノキアスナロ」)
は、日本において豊富な蓄積量を有する天然資源である
が、一般にヒバ材は樹液の滲出が激しく、汚れが甚だし
くてしかも寸法安定性が小さいため、家具調度類の原材
料としての用途は非常に制約されている。そこで、ヒバ
資源活用のために、ヒバ材の新しい有効な活用法、利用
法の開発および提供が望まれている。そして、このよう
な背景の中で、近年、ヒバ材に含有されているヒバ油に
着目したヒバ資源の活用法が期待され、また幾つかの実
際的用途が提案されている。これは、ヒバ油に含有され
ている抗生体活性成分による抗菌作用、抗黴作用、防腐
作用、害虫忌避作用、芳香鎮静作用、その他の有用な作
用効果を利用しようとするものである。
【0003】例えば、特開昭49−93527号公報に
は、ヒバ油を単独であるいは乳剤などの組成物の剤型で
害虫忌避剤として用いることが提案されており、特開昭
63−91316号公報には、ヒバ油をカゼインおよび
魚肉蛋白質と混合してなる組成物を入浴剤として用いる
ことが提案されている。更に特開昭64−40402号
公報には、ヒバ油から抽出分離して得られるヒノキチオ
ールおよびβ−ドラブリンを消毒・殺菌剤の有効成分と
して利用することが提案され、各種の化粧品、薬剤、歯
磨剤、入浴剤などに配合することが提案されている。
【0004】また、特開昭62−84804号公報に
は、ヒノキ科またはスギ科の植物の樹木、枝葉、根から
水蒸気蒸留法によって害虫忌避剤として有用な精油が得
られることが記載されており、また、当該精油が石ケン
用香料、浴用料、殺菌剤や防臭剤の芳香料などとして使
用されることも知られている。
【0005】このように、種々の抗生体作用を有するヒ
バ油の有効利用法の一つとして、基材にヒバ油を塗布し
あるいは含浸させることにより、当該基材に抗生体性を
付与する試みがなされている。しかしながら、ヒバ油が
単に塗布された場合においては、当該ヒバ油が短期間の
うちに散失してしまい、長期間にわたってその抗生体作
用が持続されない、という問題点がある。また、ヒバ油
は大気と触れると変質して抗生体作用が失われるように
なり、また基材などの特質が損なわれる場合もある。
【0006】一方、基材にヒバ油を含浸させる場合にお
いては、基材が木材のように内部に多数の微小空隙を有
するものであるときには、比較的多量のヒバ油が含浸さ
れることができ、しかも当該空隙内にヒバ油が取り込ま
れて保持されるため、当該ヒバ油が外部に散失すること
が或る程度制御されるが、ヒバ油は基材に対する付着性
が低くて散失速度が大きいものであり、また含浸量を多
くするに従って散失の程度が激しくなる。このため、ヒ
バ油単独では、基材に対して、多量のヒバ油を保持させ
て長期間にわたって有効に持続される抗生体性を付与す
ることが困難である。
【0007】以上のような問題に対して、ヒバ油または
その有効成分であるヒノキチオールを、包接化合物に包
接させることによって徐放性の抗菌剤を得、これにより
抗菌効果が長期間にわたって持続されるようにすること
が特開平2−40304号公報において提案されてお
り、更にそのような抗菌剤と粘接着剤とによってシート
を処理することが、例えば特開平1−135355号公
報において提案されている。しかしながら、これらの抗
菌剤は、なお種々の基材に対する付着性が低いものであ
り、また粘接着剤を用いる場合には、それによってヒバ
油の有効な抗生体性が十分に発揮されなくなる、という
問題点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来に
おいては、ヒバ油を用いて基材に長期間にわたって有効
に持続される抗生体性を付与することは困難であった。
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであ
って、その目的は、ヒバ油を有効成分として含有し、し
かも基材に対して十分な付着性を有する上、長期間にわ
たって有効に持続される抗生体性を付与することのでき
る抗生体処理用組成物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の抗生体処理用組
成物は、塩化ビニリデンラテツクスとヒバ油とが混合分
散されてなることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の抗生体処理用組成物は、塩化ビニリデ
ンラテツクスとヒバ油とが混合分散されてなるものであ
って、基材に対して良好な付着性を有すると共に、塩化
ビニリデンラテツクスによって適当なヒバ油滲出抑制作
用が得られ、しかも塩化ビニリデンラテツクスが優れた
ガスバリヤー性を有することにより、ヒバ油が大気と十
分に遮断されて変質することが防止される。従って、当
該抗生体処理用組成物が基材に適用されることにより、
基材に対する付着性が十分に高く、長期間にわたって有
効に持続される抗生体性を付与することができる。
【0011】以下、本発明について具体的に説明する。
本発明においては、塩化ビニリデンラテツクスとヒバ油
とを混合分散させ、ここに得られる混合分散液を抗生体
処理用組成物とする。
【0012】以上において、塩化ビニリデンラテツクス
は、いわば基剤としての作用を果たすものである。この
塩化ビニリデンラテツクスとしては、種々のものを用い
ることができるが、その具体例としては、例えば、塩化
ビニリデン50〜95重量%と、塩化ビニリデンと共重
合可能な単量体5〜50重量%とよりなる単量体組成物
を、通常の重合方法によって乳化重合して得られるラテ
ックスを挙げることができる。
【0013】塩化ビニリデンラテツクスを得るための単
量体組成物において、塩化ビニリデンの割合が50重量
%未満の場合には、得られる塩化ビニリデンラテツクス
の特長であるガスバリヤー性が低いものとなる傾向があ
り、一方、95重量%を超える場合に、得られる塩化ビ
ニリデンラテツクスが、基材に対する付着性の低いもの
となるおそれがある。
【0014】また、塩化ビニリデンと共重合可能な単量
体としては、メチルアクリレート、エチルアクリレー
ト、プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、2−
エチルヘキシルアクリレート、オクチルアクリレート、
メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピ
ルメタクリレート、ブチルメタクリレート、2−エチル
ヘキシルメタクリレート、オクチルメタクリレート、ア
クリル酸、アクリル酸メチル、イタコン酸、アクリロニ
トリル、メタクリロニトリル、塩化ビニル、酢酸ビニ
ル、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレー
ト、その他の単量体を挙げることができる。
【0015】単量体組成物の重合は、通常、水性媒体に
よる乳化重合によって行われる。乳化重合においては、
一般に乳化剤が使用されるが、この乳化剤としては、ア
ニオン性乳化剤、カチオン性乳化剤およびノニオン性乳
化剤から選ばれた適宜のものが単量体組成物に対して例
えば0.1〜3.0重量%程度の割合で用いられる。勿
論、乳化剤を使用せずに乳化重合する方法によって得ら
れる塩化ビニリデンラテツクスを用いることもできる。
【0016】本発明において用いられる塩化ビニリデン
ラテツクスは、通常、その平均粒子径が800〜200
0Åの範囲にあるものが好ましく、このような塩化ビニ
リデンラテツクスを用いることにより、基材に対して良
好な塗工性、付着性を有する抗生体処理用組成物を得る
ことができる。
【0017】本発明に用いられるヒバ油は、青森ヒバを
始めとするヒノキ科アスナロ属に分類される樹木の枝
葉、根茎、木皮、本幹などをそのまま、あるいはそれら
のチップ、鋸屑などの砕片を原料とし、これを水蒸気蒸
留法、圧搾法、溶媒抽出法、超臨界抽出法、その他の常
法に従って精油として採取されるものである。具体的に
は、特開昭64−38496号公報に開示されているよ
うに、水蒸気接触面および油接触面に耐熱性合成樹脂な
どを被覆処理した抽出装置を用いることができ、この場
合には、鉄分などが含有されない良質のヒバ油を得るこ
とができる。
【0018】本発明の抗生体処理用組成物は、乳化液状
態の塩化ビニリデンラテツクスと、上記のヒバ油とを、
そのまま、あるいは適宜濃度を調整した上で、混合分散
することにより、得ることができる。ここに、塩化ビニ
リデンラテツクスとヒバ油との割合は、特に制限される
ものではないが、塩化ビニリデンラテツクスの固形分に
対するヒバ油の割合が5〜50重量%、特に20〜40
重量%となる割合とされることが好ましい。そして、ヒ
バ油の割合が過小である場合には、得られる抗生体処理
用組成物の抗生体特性が弱いものとなり、過大の場合に
は、適用された処理基材において、初期のヒバ油の散失
が大きいために特性の変化が大きいものとなる。なお、
塩化ビニリデンラテツクスとしては、平均粒子径、その
他の特性が異なるものを2種以上用いることも可能であ
る。
【0019】塩化ビニリデンラテツクスとヒバ油との混
合分散のためには、通常の混合分散装置により、均一な
状態となるまで混合撹拌すればよく、特別な条件は不要
である。
【0020】本発明の抗生体処理用組成物には、必要に
応じて各種の添加剤を添加することができる。この添加
剤は、塩化ビニリデンラテツクスとヒバ油との混合分散
液に添加してもよいが、それぞれの混合分散処理におい
て添加することも可能である。ここに、添加剤として
は、例えば界面活性剤、分散安定剤、着色剤、増粘剤、
その他を挙げることができる。
【0021】本発明の抗生体処理用組成物が適用される
基材の種類は特に制限されるものではなく、抗生体処理
が必要とされる種々の物品、材料、製品などを基材とし
て用いることができ、その具体例としては、例えば木
材、紙、プラスチック成型品、プラスチックフィルム、
その他の生体の作用を受ける有機質物質を挙げることが
できる。
【0022】基材が、例えば加工木材のように、その内
部に多数の空隙を有するものである場合には、抗生体処
理用組成物を含浸処理によって適用されることが好まし
く、これにより多量の抗生体処理用組成物を当該基材に
含有させることができる。一方、基材がそのような多空
隙性でない場合には、通常、塗布によって基材の表面に
抗生体処理用組成物が適用される。
【0023】抗生体処理用組成物を塗布のための具体的
手段としては、各種の塗布手段をそのまま利用すること
ができ、例えばハケ塗り法、浸漬塗布法、スプレー法、
各種のコート法などを挙げることができる。
【0024】本発明の抗生体処理用組成物が適用された
処理基材においては、当該組成物に含有されている塩化
ビニリデンラテツクスが膜状体となって当該基材に高い
付着性で付着して固定されるようになり、その結果、含
有されるヒバ油が当該塩化ビニリデンラテツクスによっ
て保持されるので適度のヒバ油滲出抑制作用が発揮さ
れ、更に当該塩化ビニリデンラテツクスによる優れたガ
スバリヤー性によってヒバ油が大気から遮断されるた
め、長期間にわたって有効に持続される抗生体性を付与
することができる。
【0025】具体的には、本発明の抗生体処理用組成物
が適用された処理基材は、ヒバ油の抗生体活性成分によ
る抗菌作用、抗黴作用、防腐作用、害虫忌避作用、芳香
鎮静作用、その他の有用な作用効果が当該処理基材にお
いて長期間にわたって発揮されるものとなる。
【0026】本発明の抗生体処理用組成物が適用された
処理基材は、特に形態が制限されないので、目的とする
用途、利用分野に適した、あるいは好みに応じた任意の
最終形態を有するものとされる。
【0027】また、本発明の抗生体処理用組成物は、塩
化ビニリデンラテツクスが含有されていることにより、
それ自体が成膜性を有しており、従って通常の方法によ
ってフイルムとすることができる。ここに得られるフイ
ルムは、それ自体がヒバ油による抗生体性を有するもの
であるので、そのままで抗生体剤として用いることがで
き、あるいは抗生体性が求められている物品のための抗
生体性包装材料またはその構成材料としても有用であ
る。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明するが、
本発明がこれらによって限定されるものではない。ここ
に使用された塩化ビニリデンラテツクスおよびヒバ油は
以下のものである。
【0029】〔塩化ビニリデンラテツクス〕塩化ビニリ
デンラテックスは、塩化ビニリデン単量体85重量%
と、塩化ビニル単量体10重量%と、アクリル酸メチル
5重量%とよりなる合計100重量部の単量体にアクリ
ル酸1重量部を添加してなる単量体組成物を、界面活性
剤を含有する水100重量部に加えて乳化重合すること
により製造された、平均粒子径が約1200Å、固形分
が48重量%のものである。
【0030】〔ヒバ油〕青森ヒバの端材やおがくずを水
蒸気蒸留することにより、中性油成分92重量%と酸性
油成分8重量%からなるヒバ油を調製した。このヒバ油
の中性油成分にはツヨプセン86重量%(ヒバ油全体に
対する割合、以下同じ。)と、パラサイメン、G−ヒド
ロサイメン、セドロール、ウイドロール、その他の成分
合計6重量%とが含まれており、一方、酸性油成分には
ヒノキチオール1.0重量%、カルバクロール1.2重
量%、β−ドラブリン1.0重量%、その他4.8重量
%が含まれていた。
【0031】〔実験用試料の調製〕上記塩化ビニリデン
ラテツクスと上記ヒバ油を、塩化ビニリデンラテツクス
の固形分に対するヒバ油の割合が各々10重量%、20
重量%および40重量%となるよう混合し、これらの各
混合物から常法に従って厚さ約300μmのキヤストフ
イルムを作って3種類の本発明による試料を調製した。
これらを試料1〜試料3とする。また、化学分析に用い
られる濾紙(アドバンテック東洋(株)製、5C、目付
110g/m2 、厚さ250μm)に上記ヒバ油を単独
で塗布して対照試料を調製した。この対照試料における
ヒバ油の担持量は134g/m2 であった。
【0032】〔実験例〕以上のようにして得られた試料
および対照試料について、散失による抗生体性の変化を
調べるため、その各々を、換気が継続してなされている
室内に吊下して放置した。そして、放置日数が1日、3
0日および90日に到達した時点において、各試料およ
び対照試料から、縦20mm、横20mmの大きさの部
分を切り出して試験片を得、この各試験片について、下
記の方法に従って抗生体性を試験した。
【0033】〔抗生体性試験〕JIS−Z−2911に
規定されている方法に準じ、下記の供試菌株を接種した
ガラスシャーレを用意し、各試験片をシャーレの中央に
置き、これを下記の培養条件下に置いて培養し、所定の
培養期間の経過後における発育増殖状態を観察し、評価
した。結果は表1に示すとおりであった。
【0034】〔供試菌株〕 菌類: イ)IAM−1253 大腸菌 Escherichi
a coli ロ)IAM−1069 枯草菌 Bacillus s
ubtilis 黴類: ハ)IAM−7008 青黴 Penicillium
citrinum ニ)IAM−2093 黒黴 Aspergillus
niger
【0035】〔培養条件〕 菌類:培地 標準寒天培地(日水製薬社製) 培養温度 35℃ 培養期間 48時間 黴類:培地 ポテトデキストロース寒天培地(日水
製薬社製) 培養温度 25℃ 培養期間 120時間
【0036】〔評価の基準〕 ++:5mm以上の発育阻止帯の発生が認められる状態 +:2mm〜5mmの発育阻止帯の発生が認められる状
態 ±:2mm以下の発育阻止帯の発生が認められる状態 −:発育阻止帯の発生が認められない状態
【0037】
【表1】
【0038】以上の結果から、ヒバ油が塩化ビニリデン
ラテツクス中に混合分散されている試料1〜試料3にお
いては、ヒバ油の抗生体性が長い時間にわたって持続す
ることが明らかである。なお、放置日数が30日間を超
えた上記対照試料は、具体的な抗生体性は何も示さなか
った。また、ヒバ油が添加されずに塩化ビニリデンラテ
ツクスのみによる他の対照試料は、殆ど抗生体性を示さ
なかった。
【0039】
【発明の効果】本発明の抗生体処理用組成物は、塩化ビ
ニリデンラテツクスとヒバ油とが混合分散されてなるも
のであって、基材に対して良好な付着性を有すると共
に、塩化ビニリデンラテツクスによって適当なヒバ油滲
出抑制作用が得られ、しかも塩化ビニリデンラテツクス
が優れたガスバリヤー性を有することにより、ヒバ油が
大気と十分に遮断されて変質することが防止される。従
って、当該抗生体処理用組成物が基材に適用されること
により、基材に対する付着性が十分に高く、長期間にわ
たって有効に持続される抗生体性を付与することができ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニリデンラテツクスとヒバ油とが
    混合分散されてなることを特徴とする抗生体処理用組成
    物。
JP12463593A 1993-04-30 1993-04-30 抗生体処理用組成物 Withdrawn JPH06312911A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006158563A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Fukoku:Kk マットレス用芯材
CN103571107A (zh) * 2013-11-08 2014-02-12 苏州新颖新材料科技股份有限公司 一种高抗冲树脂抑菌薄膜及其制备方法

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