JP3285923B2 - 起毛製品用抗菌剤組成物 - Google Patents
起毛製品用抗菌剤組成物Info
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- JP3285923B2 JP3285923B2 JP08508392A JP8508392A JP3285923B2 JP 3285923 B2 JP3285923 B2 JP 3285923B2 JP 08508392 A JP08508392 A JP 08508392A JP 8508392 A JP8508392 A JP 8508392A JP 3285923 B2 JP3285923 B2 JP 3285923B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、起毛製品用抗菌剤組成
物に関し、より詳しくは、作業用手袋、長靴等の内面に
保温用起毛を有する製品製造のための抗菌剤組成物に関
する。
物に関し、より詳しくは、作業用手袋、長靴等の内面に
保温用起毛を有する製品製造のための抗菌剤組成物に関
する。
【０００２】
【従来の技術】作業用手袋、長靴等には、保温性を向上
させるため、パイルを用いて内面に起毛処理を行なうこ
とが多い。 しかしながら、内面を起毛処理された手袋
や長靴（以下、「起毛製品」と略称する）では、その起
毛部分に汗等の湿気が残り、種々の微生物が繁殖して悪
臭が発生したり、変色したりすることが多く、場合によ
っては、病源性微生物が増殖することもある。 したが
って、起毛製品の起毛部における微生物の増殖を押さえ
ることが望まれていた。
させるため、パイルを用いて内面に起毛処理を行なうこ
とが多い。 しかしながら、内面を起毛処理された手袋
や長靴（以下、「起毛製品」と略称する）では、その起
毛部分に汗等の湿気が残り、種々の微生物が繁殖して悪
臭が発生したり、変色したりすることが多く、場合によ
っては、病源性微生物が増殖することもある。 したが
って、起毛製品の起毛部における微生物の増殖を押さえ
ることが望まれていた。
【０００３】従来、起毛製品における微生物の増殖抑制
方法としては、起毛部に抗菌剤を噴霧若しくは塗布する
方法、起毛に用いるパイルを抗菌処理する方法および起
毛製品の本体とパイルを接着する接着層に抗菌剤を配合
する方法が知られている。
方法としては、起毛部に抗菌剤を噴霧若しくは塗布する
方法、起毛に用いるパイルを抗菌処理する方法および起
毛製品の本体とパイルを接着する接着層に抗菌剤を配合
する方法が知られている。
【０００４】しかし、最初の方法は、起毛製品が人間の
皮膚等で擦られ、抗菌剤が脱落することが多いため、効
果が短期間で消滅するという欠点があった。 また、二
番目の方法は、接着層での微生物の増殖を防ぐことはで
きず、あまり効果が高いとはいい得なかった。
皮膚等で擦られ、抗菌剤が脱落することが多いため、効
果が短期間で消滅するという欠点があった。 また、二
番目の方法は、接着層での微生物の増殖を防ぐことはで
きず、あまり効果が高いとはいい得なかった。
【０００５】そこで、現在、微生物増殖抑制方法として
最後に述べた接着層に抗菌剤を配合する方法が注目され
ているが、この方法では使用できる抗菌剤数が少なく、
しかも起毛製品中で生育する全ての微生物に作用すると
は限らないという欠点があった。
最後に述べた接着層に抗菌剤を配合する方法が注目され
ているが、この方法では使用できる抗菌剤数が少なく、
しかも起毛製品中で生育する全ての微生物に作用すると
は限らないという欠点があった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、起毛製品中で
の微生物の増殖を、長期間にわたり有効に防ぐ手段の開
発が求められていた。
の微生物の増殖を、長期間にわたり有効に防ぐ手段の開
発が求められていた。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、起毛製品
中の微生物の増殖抑制方法を種々検討した。 そして、
起毛製品の特殊性を考慮すると、当該製品中で増殖する
微生物を幅広くしかも長期間にわたって抑制する抗菌剤
の開発が不可欠であるとの結論を得た。 そこで更に、
このような条件を満たす抗菌剤を広く検索したところ、
２−ベンズイミダゾリルカルバミン酸メチルとジンクピ
リチオンとを組み合わせた抗菌剤は効果が長く持続し、
しかも起毛製品内で増殖する全ての微生物に有効である
ことを見出し、本発明を完成した。
中の微生物の増殖抑制方法を種々検討した。 そして、
起毛製品の特殊性を考慮すると、当該製品中で増殖する
微生物を幅広くしかも長期間にわたって抑制する抗菌剤
の開発が不可欠であるとの結論を得た。 そこで更に、
このような条件を満たす抗菌剤を広く検索したところ、
２−ベンズイミダゾリルカルバミン酸メチルとジンクピ
リチオンとを組み合わせた抗菌剤は効果が長く持続し、
しかも起毛製品内で増殖する全ての微生物に有効である
ことを見出し、本発明を完成した。
【０００８】すなわち、本発明は起毛製品基体を２−ベ
ンズイミダゾリルカルバミン酸メチルとジンクピリチオ
ンとを含有する接着剤中に浸漬し、ついでパイルを静電
植毛してなる抗菌起毛製品およびその製造法を提供する
ものである。
ンズイミダゾリルカルバミン酸メチルとジンクピリチオ
ンとを含有する接着剤中に浸漬し、ついでパイルを静電
植毛してなる抗菌起毛製品およびその製造法を提供する
ものである。
【０００９】本発明の抗菌剤組成物に配合される成分は
何れも公知であり、容易に入手することのできるもので
ある。 このうち、２−ベンズイミダゾリルカルバミン
酸メチルは、エマルジョン、プラスチック、木材、皮
革、繊維、紙などの防カビ剤として、また、ジンクピリ
チオンは、シャンプー、リンスなど、化粧品の抗菌・防
カビ剤としてそれぞれ既に独立して使用されている化合
物である。
何れも公知であり、容易に入手することのできるもので
ある。 このうち、２−ベンズイミダゾリルカルバミン
酸メチルは、エマルジョン、プラスチック、木材、皮
革、繊維、紙などの防カビ剤として、また、ジンクピリ
チオンは、シャンプー、リンスなど、化粧品の抗菌・防
カビ剤としてそれぞれ既に独立して使用されている化合
物である。
【００１０】本発明の抗菌剤組成物は、この両成分を適
当な量範囲、例えば粉体としての重量比で２−ベンズイ
ミダゾリルカルバミン酸メチルとジンクピリチオンと
を、１：１〜４：１の量範囲で組み合わせることにより
調製される。
当な量範囲、例えば粉体としての重量比で２−ベンズイ
ミダゾリルカルバミン酸メチルとジンクピリチオンと
を、１：１〜４：１の量範囲で組み合わせることにより
調製される。
【００１１】本発明において使用される両成分は、いず
れも水不溶性の化合物であるので、本発明の抗菌剤組成
物は、一般には微粒子とした後、適当な乳化剤や懸濁剤
を用いて水に分散せしめたものとすることが好ましい。
この場合の微粒子径はできるだけ細かいことが好まし
く、特にその粒径が５０μｍ以下であることが望まし
い。
れも水不溶性の化合物であるので、本発明の抗菌剤組成
物は、一般には微粒子とした後、適当な乳化剤や懸濁剤
を用いて水に分散せしめたものとすることが好ましい。
この場合の微粒子径はできるだけ細かいことが好まし
く、特にその粒径が５０μｍ以下であることが望まし
い。
【００１２】本発明の抗菌剤組成物は、周知の方法によ
って製造された起毛製品の起毛部に塗布若しくは浸漬す
るか、製造工程の途中において、例えば接着剤層に混入
させれば良い。
って製造された起毛製品の起毛部に塗布若しくは浸漬す
るか、製造工程の途中において、例えば接着剤層に混入
させれば良い。
【００１３】起毛製品に塗布若しくは噴霧するときは、
起毛製品１ｃｍ2当たり０.００２〜０.０２ｇの本発明
抗菌剤組成物を用いれば良い。
起毛製品１ｃｍ2当たり０.００２〜０.０２ｇの本発明
抗菌剤組成物を用いれば良い。
【００１４】また、本発明の抗菌剤組成物を接着剤に添
加する場合、抗菌剤組成物を接着剤中に好ましくは０.
０１〜０.５重量％程度、特に好ましくは０.１〜０.３
重量％程度添加せしめればよい。
加する場合、抗菌剤組成物を接着剤中に好ましくは０.
０１〜０.５重量％程度、特に好ましくは０.１〜０.３
重量％程度添加せしめればよい。
【００１５】後者の方法による起毛製品の製造は、上記
した以外は公知方法によって実施される。 すなわち、
成型された手袋や長靴等の起毛製品基体を抗菌剤組成物
を含有した接着剤に浸漬させ、ついでこれにパイルを静
電植毛すれば良い。
した以外は公知方法によって実施される。 すなわち、
成型された手袋や長靴等の起毛製品基体を抗菌剤組成物
を含有した接着剤に浸漬させ、ついでこれにパイルを静
電植毛すれば良い。
【００１６】起毛製品基体としては、塩化ビニル、天然
ゴム等のものが挙げられる。 また、接着剤としては、
アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、塩ビアクリル系樹
脂等の接着樹脂が挙げられる。 更に、パイルとして
は、適当な太さおよび長さのものを利用することがで
き、その材質もポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ア
クリル繊維等の何れであっても良い。
ゴム等のものが挙げられる。 また、接着剤としては、
アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、塩ビアクリル系樹
脂等の接着樹脂が挙げられる。 更に、パイルとして
は、適当な太さおよび長さのものを利用することがで
き、その材質もポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ア
クリル繊維等の何れであっても良い。
【００１７】
【発明の効果】本発明の抗菌剤組成物は、手袋、長靴等
の起毛製品中で増殖する微生物を幅広くかつ長期間にわ
たって抑制し、臭い、変色等の問題、さらには病源性微
生物の問題を解決するので、起毛製品の商品価値の高揚
に極めて有用である。特に起毛処理において用いられる
接着剤中に配合した場合、少量の添加でも長期間にわた
って効果を失なわないので、工業的に極めて有利であ
る。
の起毛製品中で増殖する微生物を幅広くかつ長期間にわ
たって抑制し、臭い、変色等の問題、さらには病源性微
生物の問題を解決するので、起毛製品の商品価値の高揚
に極めて有用である。特に起毛処理において用いられる
接着剤中に配合した場合、少量の添加でも長期間にわた
って効果を失なわないので、工業的に極めて有利であ
る。
【００１８】
【実施例】次に実施例を挙げ、本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はこれら実施例になんら制約されるもの
ではない。
するが、本発明はこれら実施例になんら制約されるもの
ではない。
【００１９】実 施 例 １ 常法にしたがって調製した塩化ビニール製手袋の起毛部
に本発明の抗菌剤組成物（２−ベンズイミダゾリルカル
バミン酸メチル：ジンクピリチオン＝１：１）を表１お
よび表２に示した濃度で散布し、カビおよび細菌に対す
る抗菌作用を調べた。
に本発明の抗菌剤組成物（２−ベンズイミダゾリルカル
バミン酸メチル：ジンクピリチオン＝１：１）を表１お
よび表２に示した濃度で散布し、カビおよび細菌に対す
る抗菌作用を調べた。
【００２０】カビに対する抗菌作用は、カビの混合胞子
懸濁液*をポテトデキストローズ寒天培地に塗布し、こ
の上に直径３ｃｍに切り抜いた試験片を乗せ、２５℃で
７日間培養した後の生育阻止帯**を測定することにより
おこなった。また、細菌に対する抗菌作用は、大腸菌
（Escherichia coli）およびブドウ球菌（Staphylococc
us aureus）の懸濁液を標準寒天培地に塗布し、この上
に直径３ｃｍに切り抜いた試験片を乗せ、３７℃で２４
時間培養した後の生育阻止帯** を測定することにより行
なった。
懸濁液*をポテトデキストローズ寒天培地に塗布し、こ
の上に直径３ｃｍに切り抜いた試験片を乗せ、２５℃で
７日間培養した後の生育阻止帯**を測定することにより
おこなった。また、細菌に対する抗菌作用は、大腸菌
（Escherichia coli）およびブドウ球菌（Staphylococc
us aureus）の懸濁液を標準寒天培地に塗布し、この上
に直径３ｃｍに切り抜いた試験片を乗せ、３７℃で２４
時間培養した後の生育阻止帯** を測定することにより行
なった。
【００２１】* 混合胞子懸濁液：アスペルギルス・ニガ
ー（Aspergillus niger）、ペニシリウム・シトリナム
（Penicillium citrinum）、クラドスポリウム・クラド
スポリオイデス（Cladosporium cladosporioides）及び
アルタナリア（Alternaria sp.）の胞子を混合、懸濁し
たもの。
ー（Aspergillus niger）、ペニシリウム・シトリナム
（Penicillium citrinum）、クラドスポリウム・クラド
スポリオイデス（Cladosporium cladosporioides）及び
アルタナリア（Alternaria sp.）の胞子を混合、懸濁し
たもの。
【００２２】** 生育阻止帯：次の式により求めた。 Ｔ； 生成した阻止円の直径（ｍｍ） Ｄ； 試験片の直径（３０ｍｍ）
【００２３】カビに対する抗菌作用を表１に、細菌に対
する抗菌作用を表２にそれぞれ示す。
する抗菌作用を表２にそれぞれ示す。
【００２４】
【００２５】実 施 例 ２ 塩化ビニル製手袋を天然ゴム手袋に代える以外は実施例
１と同様にして本発明の抗菌剤組成物の抗菌作用を調べ
た。 この結果を表３および表４に示す。
１と同様にして本発明の抗菌剤組成物の抗菌作用を調べ
た。 この結果を表３および表４に示す。
【００２６】
【００２７】
【００２８】実施例１および２の結果から、本発明の抗
菌剤組成物は単に起毛製品に散布するだけでも効果があ
ることが明かとなった。
菌剤組成物は単に起毛製品に散布するだけでも効果があ
ることが明かとなった。
【００２９】実 施 例 ３ 本発明の抗菌剤組成物（２−ベンズイミダゾリルカルバ
ミン酸メチル：ジンクピリチオン＝１：１）を最終的に
表５および６に示した濃度となるようアクリル樹脂系接
着剤中に添加し、これに常法により調製した塩化ビニル
製手袋基体を浸漬し、更にパイルを電着植毛した。 得
られた手袋について、実施例１と同様にして、カビおよ
び細菌に対する抗菌作用を調べた。 この結果を表５お
よび表６に示す。
ミン酸メチル：ジンクピリチオン＝１：１）を最終的に
表５および６に示した濃度となるようアクリル樹脂系接
着剤中に添加し、これに常法により調製した塩化ビニル
製手袋基体を浸漬し、更にパイルを電着植毛した。 得
られた手袋について、実施例１と同様にして、カビおよ
び細菌に対する抗菌作用を調べた。 この結果を表５お
よび表６に示す。
【００３０】
【００３１】
【００３２】実 施 例 ４ 本発明の抗菌剤組成物（２−ベンズイミダゾリルカルバ
ミン酸メチル：ジンクピリチオン＝１：１）を最終的に
表７および８に示した濃度となるようアクリル樹脂系接
着剤中に添加し、これに常法により調製した天然ゴム製
手袋基体を浸漬し、更にパイルを電着植毛した。 得ら
れた手袋について、実施例１と同様にして、カビおよび
細菌に対する抗菌作用を調べた。 この結果を表７およ
び表８に示す。
ミン酸メチル：ジンクピリチオン＝１：１）を最終的に
表７および８に示した濃度となるようアクリル樹脂系接
着剤中に添加し、これに常法により調製した天然ゴム製
手袋基体を浸漬し、更にパイルを電着植毛した。 得ら
れた手袋について、実施例１と同様にして、カビおよび
細菌に対する抗菌作用を調べた。 この結果を表７およ
び表８に示す。
【００３３】
【００３４】
【００３５】この結果から明らかなように、接着剤中に
本発明の抗菌剤組成物を加えるとより優れた抗菌作用が
得られる。
本発明の抗菌剤組成物を加えるとより優れた抗菌作用が
得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A01N 47/18 A01N 43/40
Claims (2)
- 【請求項１】 起毛製品基体を２−ベンズイミダゾリル
カルバミン酸メチルとジンクピリチオンとを含有する接
着剤中に浸漬し、ついでパイルを静電植毛してなる抗菌
起毛製品。 - 【請求項２】 起毛製品基体を２−ベンズイミダゾリル
カルバミン酸メチルとジンクピリチオンとを含有する接
着剤中に浸漬し、ついでパイルを静電植毛してなる抗菌
起毛製品の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08508392A JP3285923B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 起毛製品用抗菌剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08508392A JP3285923B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 起毛製品用抗菌剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05255021A JPH05255021A (ja) | 1993-10-05 |
| JP3285923B2 true JP3285923B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=13848715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08508392A Expired - Lifetime JP3285923B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | 起毛製品用抗菌剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3285923B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009502485A (ja) | 2005-07-28 | 2009-01-29 | ハイ ボルテイジ グラフィックス インコーポレイテッド | 多孔質フィルムを有するフロック加工された物品 |
| US9193214B2 (en) | 2012-10-12 | 2015-11-24 | High Voltage Graphics, Inc. | Flexible heat sealable decorative articles and method for making the same |
| CN109744250A (zh) * | 2018-12-17 | 2019-05-14 | 嘉兴学院 | 一种白湿皮用复合型防霉剂及其制备方法 |
-
1992
- 1992-03-09 JP JP08508392A patent/JP3285923B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05255021A (ja) | 1993-10-05 |
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