JPH06312776A - 電子部品の包装装置 - Google Patents

電子部品の包装装置

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JPH06312776A
JPH06312776A JP5092856A JP9285693A JPH06312776A JP H06312776 A JPH06312776 A JP H06312776A JP 5092856 A JP5092856 A JP 5092856A JP 9285693 A JP9285693 A JP 9285693A JP H06312776 A JPH06312776 A JP H06312776A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging
cardboard box
partition member
electrolytic capacitor
trays
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5092856A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Mizuguchi
均 水口
Toshinori Tamura
俊典 田村
Toshiyuki Kitagawa
俊之 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5092856A priority Critical patent/JPH06312776A/ja
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輸送途上の荷扱いや振動によって段ボール箱
が横になったとしても、この段ボール箱内に2つ並べて
収納した包装用トレーが互いに乗り上げることのない電
子部品の包装装置を提供することを目的とする。 【構成】 複数個の収納用凹部12aに陽極リード端子
14aと陰極リード端子14bを具備する電解コンデン
サ(電子部品)14を収納した状態の樹脂製の包装用ト
レー12を2つ並べて段ボール箱11内に収納した時、
2つの包装用トレー12の間に耳部13a,13bを有
する中仕切り部材13を入れることにより、この中仕切
り部材13で包装用トレー12が互いに乗り上げるのを
防止するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電解コンデンサ等の電子
部品の包装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品のプリント基板への自動
実装化が進んできて、比較的大きな電子部品においても
その傾向が強くなってきており、これらの電子部品を収
納する包装用トレーを用いた包装装置が現在では主流に
なりつつある。
【0003】以下に一例として従来の包装用トレーを用
いた電解コンデンサの包装装置について説明する。
【0004】図4(a)(b)は従来の電解コンデンサ
を収納する樹脂製の包装用トレーを示す平面図と側断面
図である。この図4(a)(b)において、1は樹脂製
の包装用トレーで、この包装用トレー1は電解コンデン
サを収納する収納用凹部1aを複数個一体に形成すると
ともに、その下方に電解コンデンサの陽極リード端子と
陰極リード端子を収納する端子保護部1bを一体に突出
形成している。
【0005】図5は従来の包装用トレー1に電解コンデ
ンサを収納した状態を示したもので、すなわち、電解コ
ンデンサ2の陽極リード端子2aと陰極リード端子2b
が端子保護部1bに収納されるように電解コンデンサ2
を包装用トレー1の収納用凹部1aに収納し、そしてこ
の収納状態の包装用トレー1を図6に示すように2つ並
べて上蓋の無い段ボール箱3内に収納し、この後、段ボ
ール製の上蓋4をかぶせて段ボール箱3の開口部を閉塞
し、そしてさらにこれらをテープおよびバンド(いずれ
も図示せず)で縛ることにより、電解コンデンサ2の包
装を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の電解コンデンサの包装方法においては、電解コ
ンデンサ2を収納用凹部1aに収納した包装用トレー1
を包装する場合、この収納状態の包装用トレー1を単に
2つ並べて上蓋の無い段ボール箱3内に収納し、そして
段ボール製の上蓋4をかぶせて段ボール箱3の開口部を
閉塞するとともに、これらをテープおよびバンドで縛る
ことにより包装を行っているため、この包装された段ボ
ール箱3を輸送した際に、この輸送途上の荷扱いや振動
によって段ボール箱3が横になった場合、段ボール箱3
内に2つ並べて収納した包装用トレー1が互いに乗り上
げることになり、これにより、包装用トレー1の収納用
凹部1aに収納した電解コンデンサ2は収納用凹部1a
からはみ出し、そしてこの電解コンデンサ2の陽極リー
ド端子2aと陰極リード端子2bは樹脂製の包装用トレ
ー1に突き刺さることになるため、この包装用トレー1
を用いて電解コンデンサ2のプリント基板への自動実装
を行う場合、樹脂製の包装用トレー1に突き刺さった電
解コンデンサ2の陽極リード端子2aと陰極リード端子
2bを取り外したり、再度この電解コンデンサ2を包装
用トレー1の収納用凹部1aに入れ直さなければなら
ず、自動実装に支障をきたすという問題点を有してい
た。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、輸送途上の荷扱いや振動によって段ボール箱が横に
なったとしても、この段ボール箱内に2つ並べて収納し
た包装用トレーが互いに乗り上げることのない電子部品
の包装装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電子部品の包装装置は、上蓋の無い段ボール
箱と、この段ボール箱内に収納され、かつ複数個の収納
用凹部を有する樹脂製の包装用トレーと、前記段ボール
箱の開口部を閉塞する段ボール製の上蓋とを有し、前記
収納用凹部にリード端子を具備する電子部品を収納した
状態の包装用トレーを2つ並べて前記段ボール箱内に収
納した時、2つの包装用トレーの間に耳部を有する中仕
切り部材を入れるようにしたものである。
【0009】
【作用】上記構成によれば、収納用凹部にリード端子を
具備する電子部品を収納した状態の樹脂製の包装用トレ
ーを2つ並べて段ボール箱内に収納した時、2つの包装
用トレーの間に耳部を有する中仕切り部材を入れるよう
にしているため、輸送途上の荷扱いや振動によって段ボ
ール箱が横になったとしても、2つの包装用トレーの動
きは耳部を有する中仕切り部材によって阻止されること
になり、これにより、段ボール箱内に2つ並べて収納し
た包装用トレーが互いに乗り上げるということはなくな
るため、従来のように包装用トレーの収納用凹部に収納
した電子部品が収納用凹部からはみ出し、そしてこの電
子部品のリード端子が樹脂製の包装用トレーに突き刺さ
るということもなくなって、電子部品のプリント基板へ
の自動実装を支障なくスムーズに行わせることができる
ものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。図1は本発明の一実施例における電解コ
ンデンサの包装装置の分解斜視図を示したもので、11
は上蓋のない段ボール箱で、この段ボール箱11内に包
装用トレー12を2つ並べて収納する。この場合、2つ
の包装用トレー12の間には両端にそれぞれ逆方向に折
曲した耳部13a,13bを有する中仕切り部材13を
入れるものである。そして包装用トレー12を2つ並べ
て収納した段ボール箱11の開口部は段ボール製の上蓋
14Aによって閉塞され、この後、これらをテープおよ
びバンド(いずれも図示せず)で縛ることにより、包装
を行うものである。
【0011】前記包装用トレー12はポリスチレン、ポ
リプロピレン、ポリ塩化ビニル等の樹脂材料を用いて真
空成型することにより構成されるもので、この包装用ト
レー12には、電解コンデンサ14を収納する収納用凹
部12aを複数個一体に形成するとともに、その下方に
電解コンデンサ14の陽極リード端子14aと陰極リー
ド端子14bを収納する端子保護部12bを一体に突出
形成している。
【0012】また前記中仕切り部材13は図2に示すよ
うに段ボールで構成され、かつ両端にそれぞれ逆方向に
折曲した耳部13a,13bを有している。この場合、
中仕切り部材13は段ボール以外の樹脂や金属で構成し
てもよいものである。
【0013】(表1)は上記した本発明の一実施例にお
ける包装装置により包装を行ったものと、従来の包装装
置により包装を行ったものについて、それぞれ落下試験
を行った際の包装用トレーへの電解コンデンサのリード
端子の突きささり数を測定した結果を示したものであ
る。
【0014】
【表1】
【0015】この(表1)から明らかなように、本発明
の一実施例における包装装置により包装を行ったものは
突きささり数はゼロであったが、従来の包装装置により
包装を行ったものは突きささりが発生していた。
【0016】これは、本発明の一実施例が収納用凹部1
2aに陽極リード端子14aと陰極リード端子14bを
具備する電解コンデンサ14を収納した状態の樹脂製の
包装用トレー12を2つ並べて段ボール箱11内に収納
した時、2つの包装用トレー12の間に、両端にそれぞ
れ逆方向に折曲した耳部13a,13bを有する中仕切
り部材13を入れるようにしているため、輸送途上の荷
扱いや振動によって段ボール箱11が横になったとして
も、2つの包装用トレー12の動きは耳部13a,13
bを有する中仕切り部材13によって阻止され、これに
よって、段ボール箱11内に2つ並べて収納した包装用
トレー12が互いに乗り上げるということはなくなり、
かつ電解コンデンサ14が包装用トレー12の収納用凹
部12aからはみ出すこともなくなるからである。
【0017】図3(a)(b)(c)(d)は本発明の
電解コンデンサの包装装置に用いられる中仕切り部材1
3の他の実施例を示したもので、図3(a)は両端に同
方向に折曲した耳部15a,15bを有する中仕切り部
材15を用いたものである。図3(b)は一端に両側に
延びる耳部16a,16bを設けた中仕切り部材16を
用いたものである。図3(c)は両端にそれぞれ両側に
延びる耳部17a,17b,17c,17dを設けた中
仕切り部材17を用いたものである。図3(d)は一方
の包装用トレー12を取り囲む中仕切り部材18を用い
たものである。
【0018】上記した図3(a)(b)(c)(d)に
示す中仕切り部材15,16,17,18を用いても、
上記本発明の一実施例と同様の作用効果を奏するもので
ある。
【0019】なお、上記本発明の一実施例においては、
樹脂製の包装用トレー12の収納用凹部12aに陽極リ
ード端子14aと陰極リード端子14bを具備する電解
コンデンサ14を収納したものについて説明したが、こ
の電解コンデンサ以外のリード端子を具備する電子部品
にも、本発明の電子部品の包装装置は適用できるもので
ある。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明の電子部品の包装装
置は、収納用凹部にリード端子を具備する電子部品を収
納した状態の樹脂製の包装用トレーを2つ並べて段ボー
ル箱内に収納した時、2つの包装用トレーの間に耳部を
有する中仕切り部材を入れるようにしているため、輸送
途上の荷扱いや振動によって段ボール箱が横になったと
しても、2つの包装用トレーの動きは耳部を有する中仕
切り部材によって阻止されることになり、これにより、
段ボール箱内に2つ並べて収納した包装用トレーが互い
に乗り上げるということはなくなるため、従来のように
包装用トレーの電子部品収納用凹部に収納した電子部品
が収納用凹部からはみ出し、そしてこの電子部品のリー
ド端子が樹脂製の包装用トレーに突き刺さるということ
もなくなって、電子部品のプリント基板への自動実装を
支障なくスムーズに行わせることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電解コンデンサの包
装装置の分解斜視図
【図2】同包装装置に用いられる中仕切り部材の一実施
例を示す斜視図
【図3】(a)〜(d)他の実施例を示す中仕切り部材
を用いて2つの包装用トレーを段ボール箱に収納した状
態を示す平面図
【図4】(a)従来の包装用トレーを示す平面図 (b)同包装用トレーの側断面図
【図5】従来の包装用トレーに電解コンデンサを収納し
た状態を示す側断面図
【図6】従来例を示す電解コンデンサの包装装置の分解
斜視図
【符号の説明】
11 段ボール箱 12 包装用トレー 12a 収納用凹部 13 中仕切り部材 13a,13b 耳部 14 電解コンデンサ 14a 陽極リード端子 14b 陰極リード端子 15 中仕切り部材 15a,15b 耳部 16 中仕切り部材 16a,16b 耳部 17 中仕切り部材 17a,17b,17c,17d 耳部 18 中仕切り部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上蓋の無い段ボール箱と、この段ボール
    箱内に収納されかつ複数個の収納用凹部を有する樹脂製
    の包装用トレーと、前記段ボール箱の開口部を閉塞する
    段ボール製の上蓋とを有し、前記収納用凹部にリード端
    子を具備する電子部品を収納した状態の包装用トレーを
    2つ並べて前記段ボール箱内に収納した時、2つの包装
    用トレーの間に耳部を有する中仕切り部材を入れるよう
    にした電子部品の包装装置。
JP5092856A 1993-04-20 1993-04-20 電子部品の包装装置 Pending JPH06312776A (ja)

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JP5092856A JPH06312776A (ja) 1993-04-20 1993-04-20 電子部品の包装装置

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ID=14066080

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JP5092856A Pending JPH06312776A (ja) 1993-04-20 1993-04-20 電子部品の包装装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102233999A (zh) * 2010-04-27 2011-11-09 亚企睦自动设备有限公司 电子部件片搬运体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102233999A (zh) * 2010-04-27 2011-11-09 亚企睦自动设备有限公司 电子部件片搬运体
JP2011230215A (ja) * 2010-04-27 2011-11-17 Akim Kk 電子部品片搬送体

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