JPH0631222Y2 - ベアリング担持用保持具 - Google Patents

ベアリング担持用保持具

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JPH0631222Y2
JPH0631222Y2 JP1990089035U JP8903590U JPH0631222Y2 JP H0631222 Y2 JPH0631222 Y2 JP H0631222Y2 JP 1990089035 U JP1990089035 U JP 1990089035U JP 8903590 U JP8903590 U JP 8903590U JP H0631222 Y2 JPH0631222 Y2 JP H0631222Y2
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JP
Japan
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bearing
ring
holder
outer peripheral
synthetic resin
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JP1990089035U
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JPH0446228U (ja
Inventor
雅英 平山
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Daiwa Chemical Industries Ltd
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Daiwa Chemical Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C41/00Other accessories, e.g. devices integrated in the bearing not relating to the bearing function as such
    • F16C41/04Preventing damage to bearings during storage or transport thereof or when otherwise out of use
    • F16C41/045Devices for provisionally retaining needles or rollers in a bearing race before mounting of the bearing on a shaft

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はベアリング担持用保持具に関する。更に詳しく
は内輪を具有しないベアリングの複数個の環状列を弾性
担持する保持具に関し、ニードルベアリングを構成する
ニードルローラーや外輪への塵埃の浸入から保護しベア
リングの精度が低下するのを防止し、また繰り返し使用
して資源節約を図るものである。
(従来の技術及び解決しようとする課題〕 従来、ベアリングを収納する支持体又はケースとして、
紙管を用いたものでは剥離する微細な紙屑がベアリング
の精度を低下させることが多く、又紙管の劣化等もあっ
た。このため塩化ビニル材製のパイプが使用されたが使
い捨てのため廃棄処理や資源節約で難点があった。ベア
リング等の支持体としては実公昭41−6088号が公
知であり、また、本考案者は、実公昭59−29141
号において合成樹脂材製の密封されたチューブ、さらに
実開昭59−141086号において合成樹脂材製の薄
肉円筒体の挿口縁部の内径をベアリングの外径より大き
くなるように外方へやや拡開した収納ケース、その他を
提案している。
この種ベアリングの担持用成形体やチューブ等では、ベ
アリングの精度の低下をもたらす塵埃の侵入防止のほ
か、複数個のニードルベアリングの安定した挟持状態の
維持する必要と共に、繰り返し使用した場合に変形や損
傷等をできるだけ回避できることが望ましい。この点で
はたとえばウレタン系合成樹脂成形材が提案され使用さ
れるようになっているが、該ウレタン系樹脂製保持具或
いは止栓では通常注型又は真空引き併用で成型作業が行
なわれており、外径寸法や幅が変化する度に成形時間が
かなり必要であった為製造コストに影響を及ぼし勿論内
部にも該樹脂成形材が充填されており1ケ当たりのコス
トが高いものであった。
本考案は、ウレタン系合成樹脂成形材からなる両端開放
型の輪環型筒状体と、該筒状体の両端外周縁部には弧状
傾斜面を形成すると共に、ローラーに接する外周側壁面
部にはサンドブラストが施され、内輪を具有しないベア
リングに填装したニードルローラーをベアリングの外側
に内接させるためローラーに接する直径と略同一外径に
該筒状体を形成してなるベアリング担持用保持具を提供
することを目的としている。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
上記目的を達成するために、本考案のベアリング担持用
保持具においては、ベアリングを環状列に挟持し当接せ
しめ弾性担持のため、ウレタン系合成樹脂の如き弾性機
能を備え、かつ耐摩耗性ならびに耐熱性、耐寒性等を有
するものから選ばれている。また、内部充填した従来の
円柱切断型の樹脂成形体と違って内径を空洞化した輪環
型筒状体とし、縮径或いは拡径の変形及び復元容易性を
備えてベアリングの外輪に内接させ担持するのに効果的
であると共に、使用樹脂材の節約ならびに成形時間の短
縮、歩留りの向上により製造コストの低減を図ることが
できる。
本考案のベアリング担持用保持具は、外径と共に内径を
併せ具有する輪環型筒状の円筒形状であるが、通常ウレ
タン系合成樹脂を使用したこの種保持具の持つ耐摩耗
性、反撥回復弾性等に加え、内径を空洞化により原料樹
脂の節減と共に樹脂固化時間の短縮を図ることができ、
製品の安定、精度向上及びコスト低減、歩留り向上する
ために働く。さらに射出成形法を採択することにより大
量生産が可能となり、また、金型を多数個取りのできる
ように構成することもでき、スプルランナーの再利用等
を併せ、製品精度の向上及びコスト低減できるように働
く。
〔実施例〕
以下実施例について図面を参照して説明する。第1図は
本考案にかかるベアリング担持用保持具の装着状態を示
す一部切欠斜視図、第2図は該保持具の断面図である。
第1図において、各ニードルローラー1は外輪環状リン
グ3と、本考案に係るウレタン系合成樹脂成形材製の両
端開口した内部空洞部6を有するベアリング担持用保持
具2に担持されており、該保持具2は外輪環状リング3
に内装させる為に各ニードルローラー1に接する直径と
略同一外径に形成し、かつ両端外周縁部4,4′には弧
状傾斜面5,5′を形成すると共に、ローラーに接する
外周側壁面部7にはサンドブラストが施されており、内
輪を具有しないベアリングに填装したニードルローラー
1をベアリングの外側に内装させる為ローラーに接する
直径と略同一外径に内部空洞部6を有する輪環型筒状体
を形成し弾性担持してなる概略構成となっている。
本考案はこの様な構成からなり、該保持具2は、ウレタ
ン系合成樹脂成形材よりなり、耐摩耗性、耐熱性の他、
反撥回復性、原形保持性等に優れており、しかも内部充
填されておらず略3mm程度の肉厚を持った輪環型筒状体
で軽量であると共に、各ニードルローラー1と柔軟に接
触し弾性担持した状態で装着することができる。また、
本考案に係る保持具2では、その成形に際し射出時に金
型内面の表面積を増やすことによりガス抜きを支障なく
行なう為にサンドブラスト加工処理が行なわれ、外周側
壁面部7にはサンドブラストが施されており、該保持具
2の装着時においてもスリップ防止等の作用を奏する構
成となっている。
さらに、本考案に係る保持具2は堅牢でかつ耐摩耗性、
原型保持性等に優れているので回収して反復使用できる
と共に、両端外周縁部4,4′には弧状傾斜面5,5′
を形成しており、装着時に確実に把持して挿入でき、回
収して反復使用の際にも両端縁部が傾斜縁であるため損
傷や欠落し難い構成となっている。
第3図は、内部空洞部6の形態の異なる別実施例であ
り、本考案の要旨を逸脱しない限りにおいて種々の形態
を採用することができる。
また、顔料等による着色が可能であり、生産精度別又は
製品管理を行なうことができ、回収して反復使用する場
合にも着色標識を活用することができる。
〔考案の効果〕
本考案は上記の様な構成からなり、ウレタン系合成樹脂
成形材による耐摩耗性、反撥回復弾性、原形保持性等の
長所を十分に発揮し得るのみならず、該保持具は内部空
洞の輪環型筒状であるため軽量であり、両端開放型で方
向性がなく、しかも両端縁部には弧状傾斜面を形成し、
また外周側壁面部にはサンドブラストが施された構成の
ため、挿脱或いは装着が極めて容易であり作業性の向上
を図ることができる。
また、本考案に係る保持具は、両端開放型でその構造は
簡単であり、注型成形、及び真空引併用成形、或いは射
出成形のいずれの成形方法でも成形可能であり、大きな
金型を必要とせず、たとえば多数個取りにより大量生産
が可能であり、しかも従来内部充填の製品では長い成形
時間を要しコストがかかる難点を解消でき、また、使用
原料を節約できるので製造原価の節減に寄与できる。
さらに、回収して再使用を繰り返す場合にも、ウレタン
系合成樹脂の耐摩耗性、耐衝撃性等の特性により堅牢で
あり、しかも両端縁部には弧状傾斜面を設けた傾斜縁と
なっているため損傷、欠落を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はニードルベアリングに本考案の保持具を装着し
た状態を示す斜視図、第2図は該保持具の縦断面図、第
3図は別実施例を示す変形例の縦断面図である。 1……ニードルローラー、2……ベアリング担持用保持
具、3……外輪環状リング、4,4′……両端外周縁
部、5,5′……弧状傾斜面、6……内部空洞部、7…
…外周側壁面部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウレタン系合成樹脂成形材からなる両端開
    放型の輪環型筒状体と、該筒状体の両端外周縁部には弧
    状傾斜面を形成すると共に、ローラーに接する外周側壁
    面部にはサンドブラストが施され、内輪を具有しないベ
    アリングに填装したニードルローラーをベアリングの外
    側に内接させるためローラーに接する直径と略同一外径
    に該筒状体を形成してなるベアリング担持用保持具。
JP1990089035U 1990-08-24 1990-08-24 ベアリング担持用保持具 Expired - Lifetime JPH0631222Y2 (ja)

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JPH0446228U JPH0446228U (ja) 1992-04-20
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