JPS6225575Y2 - - Google Patents

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JPS6225575Y2
JPS6225575Y2 JP8369182U JP8369182U JPS6225575Y2 JP S6225575 Y2 JPS6225575 Y2 JP S6225575Y2 JP 8369182 U JP8369182 U JP 8369182U JP 8369182 U JP8369182 U JP 8369182U JP S6225575 Y2 JPS6225575 Y2 JP S6225575Y2
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JP
Japan
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floating seal
mold
cylindrical body
locking protrusion
floating
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JP8369182U
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JPS58186254U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はブルドーザーの下転輪、遊動輪等の
軸に嵌められて使用されるフローテイングシール
の改良に関する。
フローテイングシール11は第1図のように2
個一組として使用される。即ち、ゴム製のOリン
グ13,13を外周面に嵌めた一対の筒体のフロ
ーテイングシール11,11を用意して遊動輪1
5等の軸17に嵌める。そして、外側からカラー
19を押し当てて、遊動輪15等の端部20とか
かるカラー19によつてこれら一対のフローテイ
ングシール11,11を挟持し固定する。この結
果、フローテイングシール11,11を取り付け
た遊動輪15等においては軸17周面から潤滑油
の漏出および外部から軸17周面への泥水等の浸
入は防止される。
従来この種のフローテイングシール11は第2
図に示すように筒体21の一端周縁に、外方向に
湾曲した係止突条23を有するとともに、筒体2
1の外周面にOリングを支持するための他端に向
かつて幅厚となる斜面25が形成されている。即
ち、このフローテイングシール11は筒体21の
外周面に適宜間隔をあけて斜面25の突端部と係
止突条23が設けられているため鋳型形成にあた
つて、所謂背偏倚部(back draft)が形成され、
よつてフローテイングシールを鋳造するには第3
図に示すような、中子25′を用いた鋳型27を
必要とした。
ここに考案者はかかるフローテイングシール1
1の鋳造能率を向上させるため第4図に示すよう
に、背偏倚部(back draft)でも容易に型抜けで
きる。すくなくとも模型29における係止突条2
3のキヤビテイ30を形成する部分31がゴム製
である模型29を使用して中子のいらない鋳型3
3を形成しようとした。しかし、フローテイング
シール11の係止突条23は一連であるとともに
その直径は一般的なもので40〜200mm程度と小さ
いため、鋳型33から模型29を抜出する際係止
突条23を形成する部分31はキヤビテイ30内
で自由がきかず、所謂逃げが少ないため抜けにく
く場合によつては鋳型33を破壊することもあつ
た。
この考案の目的はかかる不都合を解消するため
にゴム等の可撓性材料を少なくとも背偏倚部
(back draft)となる部分へ使つてなる模型を使
用して中子のいらない鋳型を形成する際、鋳型を
破壊することなく型抜けが容易にできるフローテ
イングシールを提供することである。
以下この考案の実施例を第5〜7図に基づいて
説明する。
フローテイングシール41は高さの極めて低い
筒体43を有する。この筒体43の一耐縁には外
方向に湾曲した複数の係止突条45,45,……
が一体成形されている。係止突条45,45,…
…はゴム製のOリング13を筒体43に嵌めた際
係止して外れるのを防止する。筒体43の外周面
には他端に向かつて幅厚となる斜面47が形成さ
れている。この斜面47はOリング13を係止突
条45,45,……に係止した際他端からOリン
グ13が外れないように支持する。
この考案は以上のように筒体の一端縁に、外方
向に湾曲した複数の係止突条が形成されていると
ともに、外周面には前記突条の先端部から適宜間
隔を開けてOリング支持部が突設されていること
を特徴とするフローテイングシールであるから、
鋳型を形成するにあたつて、中子がいらないよう
に係止突条のキヤビテイをゴム製の模型を用いて
形成すれば、模型における係止突条のキヤビテイ
を形成する部分は断続的に複数個であるため型抜
きの際両端から互いに押圧されることはない。よ
つて型抜けは容易にでき、鋳型を破壊することは
ない。又、この考案は係止突条が断続的に複数で
あり、従来のように一連でないためフローテイン
グシール自体の質量は軽くなり運搬が容易であ
る。その上、各係止突条には端部があるゆえOリ
ングを係止しやすい。
このようにこの考案の実用的価値は甚だ大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はフローテイングシールの使用状態を示
した断面図、第2図は従来のフローテイングシー
ルの斜視図、第3図は同フローテイングシールを
鋳造する鋳型の断面図、第4図は同フローテイン
グシールの鋳型をゴム模型を用いて形成する状態
図、第5図はこの考案に係るフローテイングシー
ルの実施例の平面図、第6図は同側面図、第7図
は第5図における−線断面図である。 41……フローテイングシール、43……筒
体、45……係止突条、47……Oリング支持
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒体の一端縁に、外方向に湾曲した複数の係止
    突条が形成されているとともに、外周面には前記
    突条の先端部から適宜間隔を開けてOリング支持
    部が突設されていることを特徴とするフローテイ
    ングシール。
JP8369182U 1982-06-04 1982-06-04 フロ−テイングシ−ル Granted JPS58186254U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8369182U JPS58186254U (ja) 1982-06-04 1982-06-04 フロ−テイングシ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8369182U JPS58186254U (ja) 1982-06-04 1982-06-04 フロ−テイングシ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58186254U JPS58186254U (ja) 1983-12-10
JPS6225575Y2 true JPS6225575Y2 (ja) 1987-06-30

Family

ID=30092680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8369182U Granted JPS58186254U (ja) 1982-06-04 1982-06-04 フロ−テイングシ−ル

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JP (1) JPS58186254U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63318369A (ja) * 1987-06-22 1988-12-27 Hitachi Constr Mach Co Ltd フロ−テイングシ−ル
WO2006009181A1 (ja) * 2004-07-21 2006-01-26 Eagle Industry Co., Ltd. シール装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58186254U (ja) 1983-12-10

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