JPH06311854A - レシチン製剤 - Google Patents

レシチン製剤

Info

Publication number
JPH06311854A
JPH06311854A JP5123185A JP12318593A JPH06311854A JP H06311854 A JPH06311854 A JP H06311854A JP 5123185 A JP5123185 A JP 5123185A JP 12318593 A JP12318593 A JP 12318593A JP H06311854 A JPH06311854 A JP H06311854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lecithin
starch
powder
granular
particle size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5123185A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3109699B2 (ja
Inventor
Satoshi Sakurada
敏 桜田
Takashi Murata
崇 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshin Oil Mills Ltd
Original Assignee
Nisshin Oil Mills Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Oil Mills Ltd filed Critical Nisshin Oil Mills Ltd
Priority to JP05123185A priority Critical patent/JP3109699B2/ja
Publication of JPH06311854A publication Critical patent/JPH06311854A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3109699B2 publication Critical patent/JP3109699B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【構成】 粉末状または顆粒状レシチンと平均粒子径が
10μm以下好ましくは2〜10μmの澱粉とを、重量
比で10/90〜80/20に混合した粉体を含有して
なるレシチン製剤。 【効果】 粉末状および顆粒状レシチンの粉体流動性、
固結防止性が高まる。また該レシチン製剤は取り扱いが
容易で、他の粉体との均一混合、レシチン成分の溶解・
分散性を向上せしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉末状または顆粒状レ
シチンと特定粒子径の澱粉とを混合した粉体を含有して
なる、粉体流動性が高く、固結、固化しにくいレシチン
製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】中性油脂等とレシチンとの混合物であ
る、いわゆるペースト状レシチンを溶剤抽出もしくは溶
剤分別処理して得られる粉末状または顆粒状レシチン
(以下とくに断らない限り、粉末・顆粒レシチンとい
う。)は乳化剤、保湿剤、滑剤等として種々の産業で利
用されている。かかる粉末・顆粒レシチンは、それ自体
の粉体流動性が十分でないこともさることながら、空気
中に放置すると比較的短時間に吸湿し、粉体流動性がな
くなり、固結しやすい。そのため粉末・顆粒レシチンの
取り扱いに当たっては、容器中に完全に密閉し、吸湿剤
を共存させたり、冷蔵庫で保存したりする等の細心の注
意を必要とした。また、使用する際に粉末・顆粒レシチ
ンの流動性が悪かったりブロッキングを起こしている
と、他の粉体との混合が困難になったり、水溶液への分
散性が悪くなるという問題点も有していた。
【0003】これらの問題点を改善するために、これま
では粉末・顆粒レシチンに、例えばリン酸三カルシウ
ム、ソルビトール、マンニトール等の固結防止剤を添加
し、より粉体流動性があり、固結しにくいものに加工し
たり(特公昭35−8731号、公報等)、デキストリ
ンや乳糖等を賦形剤として粉末・顆粒レシチンと混合
し、固結しにくいものとする(特公昭61−61773
号公報)等の手法が試みられてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のよう
な、粉末・顆粒レシチンの粉体流動性、固結防止性を改
善するために提案されたレシチン製剤の性状といえば、
例えば1か月程度の短期間の室温保存ではブロッキング
や固結現象は見られないものの、室温で6か月以上の長
期保存や高湿度下での保存では、依然として粉体流動性
が低下しブロッキングを起こすという問題点があった。
したがって本発明は、上記問題点に鑑み、長期室温保存
あるいは高湿度下で保存しても、粉体流動性があり固結
しにくいレシチン製剤を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の、本発明にかかるレシチン製剤の構成は、粉末状また
は顆粒状レシチンと平均粒子径が10μm以下の澱粉と
を、粉末状または顆粒状レシチン/澱粉=10/90〜
80/20の重量比率で混合した粉体を含有してなるも
のである。本発明においては、使用する澱粉の粒子サイ
ズが重要であり、平均粒子径が10μm以下であること
を必須とし、好ましくは2〜10μmである。平均粒子
径が10μmを超えると本発明の目的とする粉体流動
性、固結防止性の点で改善効果がなく、2μm未満の平
均粒子径のものは工業的生産の点から高コストになり、
また物性的にも凝集現象をひき起こすので好ましくな
い。また本発明では、かかる澱粉とレシチンとの混合比
率も重要である。澱粉との混合において、粉末・顆粒レ
シチン含量の割合を10未満にするとレシチン製剤とし
てのレシチンの添加効果が得られにくく、逆に80を超
えて混合するとレシチン製剤の粉体流動性が低下してし
まう。
【0006】本発明に用いられるレシチンとしては粉末
状レシチンまたは顆粒状レシチンがあり、これらはホス
ファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、
ホスファチジルセリン、ホスファチジルイノシトール、
ホスファチジン酸、それらのリゾ体、スフィンゴミエリ
ン等の各種リン脂質および中性脂質等を含む粗レシチン
混合物を有機溶剤で処理してほとんどの中性脂質等を除
去したもの、これをさらに有機溶剤等で分別して得られ
るものである。かかる溶剤処理により前記リン脂質の純
度を高めたものを、常法により粉砕処理して粉末状レシ
チンとなし、また造粒処理して顆粒状レシチンとなす。
本発明において、粉末・顆粒レシチンの平均粒子径は約
100μm〜約3mmのものが好ましい。100μmよ
り小さいものでは凝集しやすく、3mmを超えると本発
明の粉体状製剤として不適である。また粉末・顆粒レシ
チンのレシチン分はアセトン不溶分として約90重量%
以上のものが望ましく、レシチン以外の成分としてのグ
リセリド等の中性脂質は10重量%程度まで含むもので
あってもさしつかえない。
【0007】なお前記粗レシチンの原料は、特に限定さ
れるものではなく、天然物および合成物起源の公知のも
のが使用できる。天然物原料では動物、植物あるいは微
生物の組織、例えば卵黄、脳組織、油糧種子、果肉、果
実等があり、実用的には卵黄、牛や豚の脳、大豆、菜
種、ひまわり等が至便である。また前記の各種リン脂質
を化学的に合成する際の反応物を対象とすることもで
き、これに中間体を含むものであってもよい。かかる原
料を常法により、例えば極性および/または非極性有機
溶剤で抽出すれば粗レシチン混合物を得ることができ
る。
【0008】さらに本発明では、前記の動植物あるいは
合成物起源のレシチンを酵素もしくは化学的に加水分解
またはエステル基交換したもの、水素添加したもの、ホ
スファチジル基転移したもの、およびそれらを溶剤分別
したもの等も使用できる。また前記の有機溶剤としては
アセトン、エタノール、メタノール、プロパノール、ヘ
キサン、シクロヘキサン、ベンゼン、クロロホルム等を
単独または適宜混合して使用することができる。
【0009】本発明において、澱粉は食品、化粧品をは
じめとする各種分野で利用されているものが使用できる
が、粉末状であり、その平均粒子径は10μm以下であ
ることを必要とし、好ましくは2〜10μmである。澱
粉の種類としては穀類や植物根茎部から得られるもの
で、小麦澱粉、米澱粉、コーンスターチ、ジャガイモ澱
粉、サツマイモ澱粉等が例示でき、またこれらの分解物
であってもよく、単独もしくは混合して使用できる。本
発明ではとりわけ米澱粉が好適である。かかる澱粉は、
前記原料に磨砕、水洗、酸あるいはアルカリ処理、篩
別、沈澱分級、乾燥、粉砕等の処理を適宜に組み合わせ
て施し、製造することができ、あるいは市販品をそのま
ま利用してもよい。
【0010】なお市販の澱粉製品は、一般に粒子サイズ
が均一でないものが多いが、平均粒子径が10μm以下
であれば本発明ではさしつかえない。10μmを超える
ものは、これをジェットミル、マイクロナイザー、コト
イドミル等の超微粉砕装置を用いて微粉化処理し、分級
選別することにより、本発明で使用できる平均粒子径の
微粉とすることができる。
【0011】本発明のレシチン製剤を調製するには、例
えば次のように行えばよい。すなわち前記の粉末・顆粒
レシチンと前記澱粉とを、重量比率で粉末・顆粒レシチ
ン/澱粉=10/90〜80/20に配合し、これをV
型混合機、リボンブレンダー等の粉体に圧力を加えない
攪拌式混合機で、比較的ゆるやかに例えば10〜500
rpm で5〜60分間混合すればよい。この際、粉末・顆
粒レシチンと澱粉とを同時に攪拌し混合してもよいが、
より均一な仕上がりのレシチン製剤を得るためには、粉
末・顆粒レシチンを攪拌しながら、これに澱粉を添加し
て混合する方式が好ましい。なお本発明のレシチン製剤
には、必要に応じて他の粉末状原料、例えば調味料、香
料、賦形剤、薬剤、着色材、増粘多糖類、界面活性剤等
を配合することができる。また、平均粒子径が10μm
以下の澱粉および/または澱粉分解物の量が、粉末・顆
粒レシチンに対して前記の比率を満足していれば、平均
粒子径が10μmを超える澱粉および/または澱粉分解
物を併用することも可能である。
【0012】
【実施例】以下に実施例をもって本発明をさらに詳細に
説明する。 実施例1〜8および比較例1〜11 第1表に示す配合のレシチン製剤を調製した。即ち、寿
ミックスウエル混合機VI−5型((株)徳寿工作所製)
を用い、回転数50rpm の条件で粉末状または顆粒状レ
シチンと澱粉とを均一に混合後、20メッシュの篩処理
をし、本発明のレシチン製剤を得た(実施例1〜8)。
また比較例として、レシチンと従来の固結防止剤、澱粉
分解物または澱粉を用い、同様に処理してレシチン製剤
を調製した(比較例1〜11)。これら調製した粉体に
ついて、室温、40℃(湿度50%)、40℃(湿度8
0%)で開放状態にて保存し、その粉体性状を観察し
た。結果を第2表および第3表に示す。
【0013】
【表1】
【0014】注)表中の( )内の数字は、配合量を示
す。 ベイシスLP-20 〔高純度粉末大豆レシチン、日清製油
(株)製:アセトン不溶分97%〕 ベイシスLP-21B〔高純度顆粒状大豆レシチン、日清製油
(株)製:アセトン不溶分97%〕 ベイシスLP-20E〔高純度粉末酵素分解大豆レシチン、日
清製油(株)製:アセトン不溶分96%〕 ベイシスLP-20H〔高純度粉末水添大豆レシチン、日清製
油(株)製:アセトン不溶分98%〕 ききょう〔米澱粉、松谷化学工業(株)製:平均粒子径
5.4μm〕 微粒二酸化ケイ素〔市販品:平均粒子径2.1μm〕 澱粉分解物A〔市販品:DE(直接還元糖比率)=7、
平均粒子径220μm〕 澱粉分解物B〔市販品:DE=11、平均粒子径77μ
m〕 馬鈴薯澱粉〔試薬:平均粒子径40μm〕 トウモロコシ澱粉〔試薬:平均粒子径14μm〕 小麦澱粉〔市販品を沈澱法により分級処理し、乾燥、粉
砕したもの:粒度測定器(島津製作所製SA−2形)に
よる平均粒子径4μm〕
【0015】
【表2】
【0016】
【表3】
【0017】第2表および第3表から明らかなように、
本発明のレシチン製剤は室温にて6ヵ月間もの長期間に
わたり、また40℃で高湿度条件下に保存しても粉体流
動性が高く、固結防止が可能である。これに対して従来
の固結防止剤や平均粒子径が10μm以上の澱粉のみを
単に混合しても同様の性状は得られない。
【0018】
【発明の効果】本発明に係るレシチン製剤は、粉体流動
性が高く、固結することなく、室温で長時間また高温高
度下に保存してもその流動性を保つ。そのため取り扱い
やすく、他の粉体への均一混合が容易になる。またレシ
チン成分のブロッキングを防止でき溶解・分散性を向上
できるため、水溶液として使用することも可能である。
以上の如き特徴を有する本発明のレシチン製剤は、食
品、化粧品、飼料、工業用をはじめとするあらゆる分野
において広く使用することができる。たとえば食品業界
では、製菓、製パン、菓子類、パスタ、マカロニ、麺
類、乳製品、クリーム、粉末油脂等の品質改良剤や乳化
剤として使用することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉末状または顆粒状レシチンと平均粒子径
    が10μm以下の澱粉とを、粉末状または顆粒状レシチ
    ン/澱粉=10/90〜80/20(重量比率)で混合
    した粉体を含有してなるレシチン製剤。
  2. 【請求項2】澱粉の平均粒子径が2〜10μmである請
    求項1に記載のレシチン製剤。
  3. 【請求項3】澱粉が米澱粉または米澱粉と他の澱粉との
    混合物である請求項1または2に記載のレシチン製剤。
JP05123185A 1993-04-28 1993-04-28 レシチン製剤 Expired - Lifetime JP3109699B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05123185A JP3109699B2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 レシチン製剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05123185A JP3109699B2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 レシチン製剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06311854A true JPH06311854A (ja) 1994-11-08
JP3109699B2 JP3109699B2 (ja) 2000-11-20

Family

ID=14854300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05123185A Expired - Lifetime JP3109699B2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 レシチン製剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3109699B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003299444A (ja) * 2002-04-10 2003-10-21 Taiyo Kagaku Co Ltd 粉末状レシチン製剤
JP2007508808A (ja) * 2003-09-04 2007-04-12 ビオグルト ビオガルデ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト リン脂質ベースの配合物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003299444A (ja) * 2002-04-10 2003-10-21 Taiyo Kagaku Co Ltd 粉末状レシチン製剤
JP2007508808A (ja) * 2003-09-04 2007-04-12 ビオグルト ビオガルデ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト リン脂質ベースの配合物

Also Published As

Publication number Publication date
JP3109699B2 (ja) 2000-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE1492973A1 (de) Verfahren zur Aufbereitung von Weizenkleber
JPS6012958A (ja) 容易に分散する食物繊維製品及びその製法
EP0153870A1 (en) Method for the production of a powder product
KR0132347B1 (ko) 냉동분쇄 어육 첨가용 품질 개량제 및 이것을 사용한 냉동 분쇄 어육의 제조방법
US20100034956A1 (en) Highly Water Dispersible Powder and Production Method Thereof
RU2308206C2 (ru) Мягкая бульонная таблетка и способ ее производства
DE1517044A1 (de) Verfahren zur Vitaminierung von Nahrungs- und Futtermitteln
IL95535A (en) Manufacture of fatty foods containing chlorella
JP3109699B2 (ja) レシチン製剤
WO2005023011A2 (de) Formulierung auf phospholipidbasis
JP3467028B2 (ja) ミネラル含有食品組成物
JP2019135217A (ja) 粉状組成物、粉状組成物の製造方法、ドライアイ改善剤、肌質改善剤、飲食物、化粧品、及びペットフード
JPH09191855A (ja) カルシウム強化剤
JPH07274842A (ja) 酸化安定性の良い飼料
JPH05252875A (ja) 燐脂質組成物及びその製造方法
JP3327757B2 (ja) ビサボラン型セスキテルペン組成物およびその製造法
US4350716A (en) Process for the production of a fine grained multiple lactate and its use as a baking agent
JP7101324B1 (ja) 酸化亜鉛含有組成物および飲食品
DE2745035A1 (de) Als futtermittelzusatz verwendbares zinkbacitracinpraeparat und verfahren zu seiner herstellung
JP4242475B2 (ja) ビタミンk1組成物およびその製造法
JP2506676B2 (ja) 可塑性油脂組成物とその製造法
JP2987558B2 (ja) 水分散性のプロポリス組成物及びその製造方法
GB878793A (en) Storage-stable sweet corn powder and the production thereof
JP7021396B2 (ja) 鉄含有組成物
JP4902827B2 (ja) 粉末油脂

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130914

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term