JPH06311294A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06311294A
JPH06311294A JP5120668A JP12066893A JPH06311294A JP H06311294 A JPH06311294 A JP H06311294A JP 5120668 A JP5120668 A JP 5120668A JP 12066893 A JP12066893 A JP 12066893A JP H06311294 A JPH06311294 A JP H06311294A
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武和 熊谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータに負担をかけないデータ形態で
コンピュータへ画像データを送信し得るファクシミリ装
置を提供する。 【構成】 マイクロプロセッサ1は、データの圧縮/非
圧縮状態、イメージサイズ、解像度等のデータ形態につ
いて、不揮発性メモリ14内の送信対象の画像データの
データ形態とコンピュータ18に適したデータ形態との
一致性を判別し、データ形態が一致していないときは、
不揮発性メモリ14内の送信対象の画像データのデータ
形態をコンピュータ18に適したデータ形態に変換して
送信するよう、符号・復号部7、画像変換部8、インタ
ーフェース制御部10等を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データをコンピュ
ータへ伝送する機能を備えたファクシミリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータとの間で画像データ
を送受信する機能を備えたファクシミリ装置が知られて
いる。この種のファクシミリ装置では、画像メモリに蓄
積されている画像データをコンピュータへ送信する際に
は、画像メモリに蓄積されているデータ形式のままで送
信していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、コンピュータ
側では、ファクシミリ装置から受信した画像データを表
示、編集等する場合は、ソフトウェア、またはハードウ
ェアにより画像データの圧縮・伸張処理、イメージサイ
ズの変倍処理、解像度変換処理等を行う必要があった。
【0004】このため、ソフトウェアで対処した場合に
は、ソフトウェアの増大を招き、ソフトウェアの開発に
長時間を要する、コンピュータの処理速度が低下する等
の問題が発生していた。また、ハードウェアで対処した
場合には、コンピュータのコストアップを招く等の問題
が発生していた。
【0005】本発明は、このような事情の下になされた
もので、その目的は、コンピュータに負担をかけないデ
ータ形態でコンピュータへ画像データを送信し得るファ
クシミリ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、画像データをコンピュータとの間で送受
信するためのインターフェース部と、画像データを蓄積
する記憶部とを備えたファクシミリ装置において、前記
記憶部に蓄積された画像データを前記インターフェース
部を介して前記コンピュータに送信するに当たり、当該
記憶部内の送信対象の画像データのデータ形態と当該コ
ンピュータに適したデータ形態との一致性を判別する判
別手段と、当該判別手段により両データ形態が一致しな
いと判別された際、前記記憶部内の送信対象の画像デー
タのデータ形態を前記コンピュータに適したデータ形態
に変換して出力する出力制御手段とを備えている。
【0007】
【作用】判別手段は、例えば、データの圧縮/非圧縮状
態(圧縮されたファクシミリ符号データであるか、或い
は圧縮されていない生画像データであるか)、イメージ
サイズ、解像度等のデータ形態について、記憶部内の送
信対象の画像データのデータ形態と当該コンピュータに
適したデータ形態との一致性を判別する。この場合、判
別手段は、コンピュータから受信したコマンド、或いは
本ファクシミリ装置の操作に基づいて上記一致性を判別
する。
【0008】そして、出力制御手段は、判別手段によ
り、データの圧縮/非圧縮状態、イメージサイズ、解像
度等のデータ形態が一致していないと判別されたとき
は、記憶部内の送信対象の画像データのデータ形態をコ
ンピュータに適したデータ形態に変換して出力する。換
言すれば、コンピュータに負担をかけないデータ形態で
コンピュータへ画像データを送信するように制御する。
【0009】なお、記憶部は、他のファクシミリ装置或
いはコンピュータから受信した画像データ、または本フ
ァクシミリ装置にて読取られた画像データを記憶する。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は、本発明の第1〜第5実施例による
ファクシミリ装置の概略構成を示すブロック図であり、
本ファクシミリ装置は、マイクロプロセッサ1を中核と
して各種のファクシミリ処理を行うものであり、マイク
ロプロセッサ1には、データバス、コントロールバスか
らなるバスBUSを介して、操作パネル制御部2、スキ
ャナ制御部3、プリンタ制御部4、記憶制御部5、バッ
ファメモリ6、符号・復号部7、画像変換部8、通信制
御部9、およびインターフェース制御部10が接続され
ている。
【0012】そして、操作パネル制御部2には操作パネ
ル11が、スキャナ制御部3にはスキャナ12が、プリ
ンタ制御部4にはプリンタ13が、記憶制御部5には不
揮発性メモリ14が、通信制御部9にはNCU15、回
線16を介して他のファクシミリ装置等の通信装置が、
インターフェース制御部10には外部インターフェース
17を介してコンピュータ18が各々接続されている。
なお、マイクロプロセッサ1は、各種のプログラムがプ
リセットされたROM、各種制御に必要なデータ等を一
時記憶するRAMを含んでいる。
【0013】操作パネル11にはダイアル、各種の操作
スイッチが設けられ、これらダイアル、操作スイッチの
操作信号は、操作パネル制御部2の制御の下に所定の信
号形式に変換されてマイクロプロセッサ1に与えられ
る。スキャナ12は、スキャナ制御部3の制御の下に原
稿を光学的に読取って光電変換して電気的な画像信号を
形成する。この画像信号(画像データ)は、記憶制御部
5の制御の下にハードディスク、フレキシブルディスク
等の不揮発性メモリ14に蓄積される。プリンタ制御部
4は、不揮発性メモリ14に蓄積された画像データをド
ットパターン形式で印刷させるべくプリンタ13の印刷
動作を制御する。なお、記憶制御部5は、不揮発性メモ
リ14に蓄積した画像データに関して、画像No.イメ
ージサイズ、解像度、符号化方式、データサイズ、格納
場所等を管理している。
【0014】通信制御部9は、NCU14を介して他の
ファクシミリ装置等の通信装置との間で行うデータ通信
を制御する。また、インターフェース制御部10は、コ
ンピュータ18との間で行うコマンド、データの送受信
動作を駆動制御する。この際、通信対象の画像データ
は、マイクロプロセッサ1の制御の下に、バッファメモ
リ6に一時的に記憶される。符号・復号部7は、必要に
応じて送信対象の画像データを符号化して圧縮し、受信
した圧縮に係る画像データを復号して伸張する。画像変
換部8は、送信先の装置の能力に合わせて、送信対象の
画像データの解像度、イメージサイズ等を変換する。
【0015】なお、符号・復号部7は、MH符号を用い
た1次元符号化方式、2次元符号化方式としてのMR方
式や、フレーム内/フレーム間予測符号化方式等の予測
符号化方式等の各種の符号化方式で符号化を行えるよう
に構成されている。また、コンピュータ18は、不揮発
性メモリ14内の画像データを送信するように本ファク
シミリ装置に要求するときは、データ送信要求コマンド
を送信するが、そのデータ送信要求コマンドのパラメー
タとしては、送信に係る画像データの画像No.、出力
データ形式、イメージサイズ、解像度等を付加する。こ
の場合、要求する画像データの出力データ形式として
は、符号化により圧縮されていない生画像データと、フ
ァクシミリ符号化により圧縮されたファクシミリ符号デ
ータとがあるが、ファクシミリ符号データを要求する場
合には、符号化方式を指定する。
【0016】[第1実施例]次に、第1実施例に特有な
コンピュータ18への画像データの送信動作を図2のフ
ローチャートに従って説明する。
【0017】なお、第1実施例では、コンピュータ18
からのコマンド等により不揮発性メモリ14に蓄積され
る画像データは、全て圧縮処理(符号化処理)がなされ
ていない生画像データの状態で蓄積されるものとする。
例えば、コンピュータ18からのコマンドにより、他の
ファクシミリ装置から受信した画像データを不揮発性メ
モリ14に蓄積するように指令された場合は、プリンタ
13により印刷出力する場合と同様に受信に係る画像デ
ータ(ファクシミリ符号データ)を符号・復号部7によ
り復号することにより伸張し、生画像データの状態に戻
して不揮発性メモリ14に蓄積する。
【0018】図2において、コンピュータ18からの送
信要求コマンドにより、少なくとも画像No.、出力デ
ータ形式が指定されて不揮発性メモリ14に蓄積された
画像データの送信を要求されると、マイクロプロセッサ
1は、ROMにプリセットされた所定のアプリケーショ
ンプロクラムに従って、まず、送信要求コマンドの画像
No.、出力データ形式等のパラメータをチェックし、
正常であるか否かを判別する(ステップS21)。
【0019】その結果、送信要求コマンドのパラメータ
が異常であれば、そのまま終了する。一方、パラメータ
が正常であれば、出力データ形式対応のパラメータがフ
ァクシミリ符号データ、すなわち圧縮データを示してい
るか否かを判別する(ステップS22)。その結果、圧
縮データを示しておれば、符号・復号部7により、不揮
発性メモリ14に蓄積されている送信要求に係る生画像
データを、要求に係る符号化方式でファクシミリ符号に
変換して圧縮し、その圧縮に係るファクシミリ符号デー
タを対応の生画像データと共に不揮発性メモリ14に格
納して(ステップS23)、ステップS24に進む。こ
の際、圧縮に係るファクシミリ符号データに対しては、
対応の生画像データとは別の画像No.を割当てる。一
方、出力データ形式対応のパラメータが圧縮データを示
しておらず、生画像データを示しておれば、ステップS
23をスキップしてステップS24に進む。
【0020】ステップS24では、送信要求に係る画像
データ(ステップS23の処理を行った場合は、その処
理結果のファクシミリ符号データ)を不揮発性メモリ1
4から読出してバッファメモリ6に記憶し、インタフェ
ース制御部10に順次転送することにより、コンピュー
タ18へ送信させる。
【0021】次に、ファクシミリ符号データをコンピュ
ータ18へ送信した場合には、不揮発性メモリ14内の
当該ファクシミリ符号データを消去して(ステップS2
5)、終了する。なお、当然のことながら、生画像デー
タを送信した場合には、ステップS25での消去は実行
せずに終了する。
【0022】[第2実施例]次に、第2実施例に特有な
コンピュータ18への画像データの送信動作を図3のフ
ローチャートに従って説明する。
【0023】なお、第2実施例では、コンピュータ18
からのコマンド等により画像データを不揮発性メモリ1
4に蓄積する場合は、全て入力されたままの状態で蓄積
する。例えば、コンピュータ18からのコマンドによ
り、他のファクシミリ装置から受信した画像データ(フ
ァクシミリ符号データ)を不揮発性メモリ14に蓄積す
るように指令された場合は、受信したファクシミリ符号
データをそのまま蓄積する。また、コンピュータ18か
らのコマンドにより、スキャナ12にて原稿から読取っ
た画像データを不揮発性メモリ14に蓄積する場合は、
スキャナ12にて読取られ、スキャナ制御部3から与え
られた生画像データをそのまま蓄積する。
【0024】図3において、コンピュータ18からの送
信要求コマンドにより少なくとも画像No.、出力デー
タ形式が指定されて不揮発性メモリ14に蓄積された画
像データの送信を要求されると、マイクロプロセッサ1
は、ROMにプリセットされた所定のアプリケーション
プロクラムに従って、まず、送信要求コマンドの画像N
o.、出力データ形式等のパラメータをチェックし、正
常であるか否かを判別する(ステップS31)。
【0025】その結果、送信要求コマンドのパラメータ
が異常であれば、そのまま終了する。一方、パラメータ
が正常であれば、パラメータで示された出力データ形式
と、不揮発性メモリ14に蓄積されている送信要求に係
る画像データのデータ形式とを比較することにより、揮
発性メモリ14内の送信要求に係る画像データを伸張す
るか否かを判別する(ステップS32)。
【0026】伸張するか否かの判別は、次のようにして
行う。すなわち、パラメータで示された出力データ形式
と、揮発性メモリ14に蓄積されている送信要求に係る
画像データのデータ形式とが、符号化方式をも含めて完
全に一致している場合、および記憶に係るデータ形式が
生画像データの場合は、伸張しないと判別し、それ以外
の場合は、伸張すると判別する。
【0027】具体的には、記憶に係るデータ形式が生画
像データのときは、出力データ形式の如何を問わず常に
伸張しないと判別する。一方、記憶に係るデータ形式が
ファクシミリ符号データのときは、出力データ形式が生
画像データであれば伸張すると判別し、出力データ形式
がファクシミリ符号データであれば、その出力に係る符
号化方式が記憶に係るファクシミリ符号データの符号化
方式と一致しない場合に限り伸張すると判別し、双方の
符号化方式が一致する場合は伸張しないと判別する。
【0028】このようにして、伸張するか否かを判別し
た結果、伸張すると判別したときは、不揮発性メモリ1
4に蓄積されている送信要求に係る画像データ(ファク
シミリ符号データ)を、符号・復号部7により伸張して
生画像データに復号し、その生画像データを、ファクシ
ミリ符号データと共に不揮発性メモリ14に格納して
(ステップS33)、ステップS34に進む。この際、
復号に係る生画像データに対しては、対応するファクシ
ミリ符号データとは別の画像No.を割当てる。一方、
伸張しないと判別したときは、ステップS33をスキッ
プしてステップS34に進む。
【0029】ステップS34では、不揮発性メモリ14
内の送信要求に係る画像データを圧縮するか否かを判別
する。この判別は、次のようにして行う。すなわち、記
憶に係る出力対象の画像データのデータ形式が生画像デ
ータであり、かつ、出力データ形式がファクシミリ符号
データである場合、および、記憶に係る出力対象の画像
データのデータ形式がファクシミリ符号データであり、
かつ、出力データ形式がファクシミリ符号データであっ
て、双方の符号化方式が異なる場合に、圧縮すると判別
し、それ以外の場合は圧縮しないと判別する。
【0030】このようにして、圧縮するか否かを判別し
た結果、圧縮すると判別したときは、不揮発性メモリ1
4に蓄積されている送信要求に係る画像データ(生画像
データ)を、符号・復号部7によりファクシミリ符号化
して圧縮し、そのファクシミリ符号データを、対応する
生画像データと共に不揮発性メモリ14に格納して(ス
テップS35)、ステップS36に進む。
【0031】この際、圧縮に係るファクシミリ符号デー
タに対しては、対応する生画像データとは別の画像N
o.を割当てる。また、この際の圧縮対象の画像データ
は、ステップS33にて伸張処理を行った場合には、そ
の伸張処理に係る生画像データであり、この伸張処理に
係る生画像データは、圧縮処理の後に不揮発性メモリ1
4から消去する。一方、圧縮しないと判別したときは、
ステップS35をスキップしてステップS36に進む。
【0032】ステップS36では、送信要求に係る画像
データを不揮発性メモリ14から読出してバッファメモ
リ6に記憶し、インタフェース制御部10に順次転送す
ることにより、コンピュータ18へ送信させ、送信デー
タがファクシミリ符号データである場合には、そのファ
クシミリ符号データを不揮発性メモリ14から消去し
て、終了する。なお、ステップS35での圧縮処理に係
るファクシミリ符号データが不揮発性メモリ14に存在
する場合は、そのファクシミリ符号データを消去る。
【0033】[第3実施例]次に、第3実施例に特有な
コンピュータ18への画像データの送信動作を図4のフ
ローチャートに従って説明する。
【0034】なお、第3実施例では、第1実施例と同様
に、コンピュータ18からのコマンド等により不揮発性
メモリ14に蓄積される画像データは、全て圧縮処理
(符号化処理)がなされていない生画像データの状態で
蓄積されるものとする。
【0035】図4において、コンピュータ18からの送
信要求コマンドにより、少なくとも出力(送信要求)デ
ータの画像No.、イメージサイズが指定されて不揮発
性メモリ14に蓄積された画像データの送信を要求され
ると、マイクロプロセッサ1は、ROMにプリセットさ
れた所定のアプリケーションプロクラムに従って、ま
ず、送信要求コマンドの画像No.、出力イメージサイ
ズ等のパラメータをチェックし、正常であるか否かを判
別する(ステップS41)。
【0036】その結果、送信要求コマンドのパラメータ
が異常であれば、そのまま終了する。一方、パラメータ
が正常であれば、パラメータが示す出力イメージサイズ
と、不揮発性メモリ14に蓄積されている送信要求に係
る画像データのイメージサイズとを比較することによ
り、変倍するか否かを判別する(ステップS42)。す
なわち、双方のイメージサイズが等しい場合には変倍し
ないと判別し、異なる場合には変倍すると判別する。
【0037】そして、変倍すると判別したときは、不揮
発性メモリ14に蓄積されている送信要求に係る画像デ
ータのイメージサイズを、画像変換部8により要求に係
る出力イメージサイズに変倍し、その変倍に係る画像デ
ータを対応の画像データと共に不揮発性メモリ14に格
納して(ステップS43)、ステップS44に進む。こ
の際、変倍に係る画像データに対しては、対応の画像デ
ータとは別の画像No.を割当てる。一方、変倍しない
と判別したときは、ステップS43をスキップしてステ
ップS44に進む。
【0038】ステップS44では、送信要求に係る画像
データ(ステップS43の変倍処理を行った場合は、変
倍処理に係る画像データ)を不揮発性メモリ14から読
出してバッファメモリ6に記憶し、インタフェース制御
部10に順次転送することにより、コンピュータ18へ
送信させる。
【0039】次に、変倍処理に係る画像データを送信し
た場合には、不揮発性メモリ14内の変倍処理に係る画
像データを消去して(ステップS45)、終了する。な
お、変倍処理していない画像データを送信した場合に
は、ステップS45での消去は実行せず、そのまま終了
する。
【0040】[第4実施例]次に、第4実施例に特有な
コンピュータ18への画像データの送信動作を図5のフ
ローチャートに従って説明する。
【0041】なお、第4実施例においても、第1、第3
実施例と同様に、コンピュータ18からのコマンドによ
り不揮発性メモリ14に蓄積される画像データは、全て
圧縮処理(符号化処理)がなされていない生画像データ
の状態で蓄積されるものとする。
【0042】図5において、コンピュータ18からの送
信要求コマンドにより、少なくとも出力(送信要求)デ
ータの画像No.、解像度が指定されて不揮発性メモリ
14に蓄積された画像データの送信を要求されると、マ
イクロプロセッサ1は、ROMにプリセットされた所定
のアプリケーションプロクラムに従って、まず、送信要
求コマンドの画像No.、解像度等のパラメータをチェ
ックし、正常であるか否かを判別する(ステップS5
1)。
【0043】その結果、送信要求コマンドのパラメータ
が異常であれば、そのまま終了する。一方、パラメータ
が正常であれば、パラメータが示す解像度と、不揮発性
メモリ14に蓄積されている送信要求に係る画像データ
の解像度とを比較することにより、解像度変換するか否
かを判別する(ステップS52)。すなわち、双方の解
像度が等しい場合には解像度変換しないと判別し、異な
る場合には解像度変換すると判別する。
【0044】そして、解像度変換すると判別したとき
は、不揮発性メモリ14に蓄積されている送信要求に係
る画像データの解像度を、画像変換部8により要求に係
る解像度に変換し、その変換に係る画像データを対応の
画像データと共に不揮発性メモリ14に格納して(ステ
ップS53)、ステップS54に進む。この際、解像度
変換に係る画像データに対しては、対応の画像データと
は別の画像No.を割当てる。一方、解像度変換しない
と判別したときは、ステップS53をスキップしてステ
ップS54に進む。
【0045】ステップS54では、送信要求に係る画像
データ(ステップS53の解像度変換処理を行った場合
は、変換処理に係る画像データ)を不揮発性メモリ14
から読出してバッファメモリ6に記憶し、インタフェー
ス制御部10に順次転送することにより、コンピュータ
18へ送信させる。
【0046】次に、解像度変換処理に係る画像データを
送信した場合には、不揮発性メモリ14内の解像度変換
処理に係る画像データを消去して(ステップS55)、
終了する。なお、解像度変換処理していない画像データ
を送信した場合には、ステップS55での消去は実行せ
ず、そのまま終了する。
【0047】[第5実施例]次に、第5実施例に特有な
コンピュータ18への画像データの送信動作を図6のフ
ローチャートに従って説明する。
【0048】なお、第5実施例では、第1、第3、第4
実施例と同様に、コンピュータ18からのコマンドによ
り不揮発性メモリ14に蓄積される画像データは、全て
圧縮処理(符号化処理)がなされていない生画像データ
の状態で蓄積されるものとする。
【0049】図6において、コンピュータ18からの送
信要求コマンドにより、少なくとも出力(送信要求)デ
ータの画像No.、イメージサイズ、解像度が指定され
て不揮発性メモリ14に蓄積された画像データの送信を
要求されると、マイクロプロセッサ1は、ROMにプリ
セットされた所定のアプリケーションプロクラムに従っ
て、まず、送信要求コマンドの画像No.、出力イメー
ジサイズ等のパラメータをチェックし、正常であるか否
かを判別する(ステップS61)。
【0050】その結果、送信要求コマンドのパラメータ
が異常であれば、そのまま終了する。一方、パラメータ
が正常であれば、パラメータが示す出力イメージサイズ
と、不揮発性メモリ14に蓄積されている送信要求に係
る画像データのイメージサイズとを比較することによ
り、変倍するか否かを判別する(ステップS62)。す
なわち、双方のイメージサイズが等しい場合には変倍し
ないと判別し、異なる場合には変倍すると判別する。
【0051】そして、変倍すると判別したときは、不揮
発性メモリ14に蓄積されている送信要求に係る画像デ
ータのイメージサイズを、画像変換部8により要求に係
る出力イメージサイズに変倍し、その変倍に係る画像デ
ータを対応の画像データと共に不揮発性メモリ14に格
納して(ステップS63)、ステップS64に進む。こ
の際、変倍に係る画像データに対しては、対応の画像デ
ータとは別の画像No.を割当てる。一方、変倍しない
と判別したときは、ステップS63をスキップしてステ
ップS64に進む。
【0052】ステップS64では、パラメータが示す解
像度と、不揮発性メモリ14に蓄積されている送信要求
に係る画像データの解像度とを比較することにより、解
像度変換するか否かを判別する。すなわち、双方の解像
度が等しい場合には解像度変換しないと判別し、異なる
場合には解像度変換すると判別する。
【0053】そして、解像度変換すると判別したとき
は、不揮発性メモリ14に蓄積されている送信要求に係
る画像データの解像度を、画像変換部8により要求に係
る出力解像度に変換し、その変換に係る画像データを対
応の画像データと共に不揮発性メモリ14に格納して
(ステップS65)、ステップS66に進む。この場
合、解像度変換の対象となる画像データは、ステップS
63での変倍処理を行ったものが存在するときは、その
変倍処理に係る画像データとなる。また、解像度変換に
係る画像データの画像No.は、ステップS63での変
倍処理を行ったものが存在するときは、その変倍処理に
係る画像データを消去して、その変倍処理に係る画像デ
ータに割当てられたものを流用する。ステップS64に
て、解像度変換しないと判別したときは、ステップS6
5をスキップしてステップS66に進む。
【0054】ステップS66では、送信要求に係る画像
データ(変倍処理、または解像度変換処理を行った場合
は、それら処理に係る画像データ)を不揮発性メモリ1
4から読出してバッファメモリ6に記憶し、インタフェ
ース制御部10に順次転送することにより、コンピュー
タ18へ送信させる。
【0055】次に、変倍処理、または解像度変換処理に
係る画像データを送信した場合には、不揮発性メモリ1
4内の変倍処理、または解像度変換処理に係る画像デー
タを消去して(ステップS67)、終了する。なお、変
倍処理も解像度変換処理も行われていない画像データを
送信した場合には、ステップS67での消去は実行せ
ず、そのまま終了する。
【0056】このように、第1〜第5実施例では、コン
ピュータ18からの要求に係るデータ形態と、不揮発性
メモリ14に蓄積されている要求に係る画像データのデ
ータ形態とが異なるときは、本ファクシミリ装置側で要
求に係るデータ形態に変換して送信している。
【0057】なお、本発明は、上記の各実施例に限定さ
れることなく、例えば、画像データの圧縮/非圧縮、イ
メージサイズ、解像度の全てのデータ形態について、或
いはこれら各データ形態の任意の組合わせで、コンピュ
ータに適するよう変換して出力することも可能である。
この場合、圧縮/非圧縮とイメージサイズ、或いは解像
度とを組合わせるときは、圧縮/非圧縮処理の方を先に
行い、イメージサイズ変換(変倍)処理、或いは解像度
変換処理は後に行うとよい。
【0058】また、コンピュータに適するデータ形態
は、コンピュータからのコマンドに基づいて判別するこ
となく、本ファクシミリ装置の例えばROMに予め登録
されたデータ形態に基づいて判別することも可能であ
る。さらに、不揮発性メモリには、他のファクシミリ装
置、或いはコンピュータから転送された画像データを記
憶し、その画像データをデータ形態を適合させて送信す
るようにしてもよい。また、コンピュータからの要求に
応じて画像データを送信するのではなく、本ファクシミ
リ装置の操作パネルの操作に応じて自発的に送信するこ
とも可能である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンピュータに負担をかけないデータ形態でコンピュー
タへ画像データを送信することができるので、コンピュ
ータのソフトウェア開発に長時間を要したり、コンピュ
ータの処理速度の低下を招くことがなくなり、コンピュ
ータのコストアップも回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第5実施例によるファクシミリ
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例に特有な画像データの送信動作を示
すフローチャートである。
【図3】第2実施例に特有な画像データの送信動作を示
すフローチャートである。
【図4】第3実施例に特有な画像データの送信動作を示
すフローチャートである。
【図5】第4実施例に特有な画像データの送信動作を示
すフローチャートである。
【図6】第5実施例に特有な画像データの送信動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1…マイクロプロセッサ 5…記憶制御部 7…符号・復号部 8…画像変換部 9…通信制御部 10…インターフェース制御部 14…不揮発性メモリ 15…NCU 16…回線 17…インターフェース 18…コンピュータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データをコンピュータとの間で送受
    信するためのインターフェース部と、画像データを蓄積
    する記憶部とを備えたファクシミリ装置において、 前記記憶部に蓄積された画像データを前記インターフェ
    ース部を介して前記コンピュータに送信するに当たり、
    当該記憶部内の送信対象の画像データのデータ形態と当
    該コンピュータに適したデータ形態との一致性を判別す
    る判別手段と、 当該判別手段により両データ形態が一致しないと判別さ
    れた際、前記記憶部内の送信対象の画像データのデータ
    形態を前記コンピュータに適したデータ形態に変換して
    出力する出力制御手段と、 を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段は、前記データ形態として
    は、データの圧縮/非圧縮状態についての一致性を判別
    し、前記出力制御手段は、当該判別手段によりデータの
    圧縮/非圧縮状態が一致しないと判別された際、前記記
    憶部内の送信対象の画像データを前記コンピュータに適
    した圧縮、または非圧縮状態に変換して出力することを
    特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記判別手段は、前記データ形態として
    は、データのイメージサイズについての一致性を判別
    し、前記出力制御手段は、当該判別手段によりデータの
    イメージサイズが一致しないと判別された際、前記記憶
    部内の送信対象の画像データのイメージサイズを前記コ
    ンピュータに適したイメージサイズに変換して出力する
    ことを特徴とする請求項1、または請求項2記載のファ
    クシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記判別手段は、前記データ形態として
    は、データの解像度についての一致性を判別し、前記出
    力制御手段は、当該判別手段によりデータの解像度が一
    致しないと判別された際、前記記憶部内の送信対象の画
    像データの解像度を前記コンピュータに適した解像度に
    変換して出力することを特徴とする請求項1、請求項
    2、または請求項3記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 前記判別手段は、前記コンピュータから
    受信したコマンドに基づいて前記記憶部内の送信対象の
    画像データのデータ形態と当該コンピュータに適したデ
    ータ形態との一致性を判別することを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3、または請求項4記載のファク
    シミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記判別手段は、本ファクシミリ装置に
    予め登録された前記コンピュータに関する情報に基づい
    て前記記憶部内の送信対象の画像データのデータ形態と
    当該コンピュータに適したデータ形態との一致性を判別
    することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、
    請求項4、または請求項5記載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶部は、他のファクシミリ装置或
    いはコンピュータから受信した画像データ、または本フ
    ァクシミリ装置にて読取られた画像データを記憶するこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、または請求項6記載のファクシミリ装
    置。
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