JPH06311137A - 無線装置 - Google Patents

無線装置

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JPH06311137A
JPH06311137A JP9417393A JP9417393A JPH06311137A JP H06311137 A JPH06311137 A JP H06311137A JP 9417393 A JP9417393 A JP 9417393A JP 9417393 A JP9417393 A JP 9417393A JP H06311137 A JPH06311137 A JP H06311137A
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JP
Japan
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signal
data
video
sound
spread spectrum
Prior art date
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Pending
Application number
JP9417393A
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English (en)
Inventor
Goro Shinozaki
吾朗 篠崎
Koichi Numagami
幸一 沼上
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP9417393A priority Critical patent/JPH06311137A/ja
Publication of JPH06311137A publication Critical patent/JPH06311137A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声と映像を送受信することの出来る簡易型
のマルチメディア無線方式を提供すること。 【構成】 スペクトル拡散方式を用い、送受信機本体に
はカメラとマイクを接続するコネクタとを設け、これら
の音声と映像の信号を、A/D変換部でA/D変換し、
映像データをバッファメモリに記憶し、音声処理部及び
映像処理部で送信信号処理し、データ圧縮部でデータ圧
縮し、データ合成部にて合成し、送信バッファを介して
スペクトラム拡散変調部で変調し、アンテナから送出す
る。一方送信されてきた信号は高周波部(受信)で増幅
し、スペクトラム拡散復調部で復調し、帯域圧縮した状
態の信号にする。この信号をデータ分離部にて映像信号
と音声信号に分離し、データ伸長部で復元し、音声信号
と映像信号をD/A変換部でD/A変換して、音声はス
ピーカに、映像は表示部にそれぞれ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチメディア無線機に
関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル技術の進歩に伴いデジタル伝送
方式が、あらゆる面で注目されてきている。このことは
テレビなどの画像信号も例外ではない。従来から、一般
に無線通信を利用して音声を伝送する装置には、アマチ
ュア無線機、パーソナル無線機、小電力型のトランシー
バー、簡易無線機等の多種にわたるものが実用化されて
いる。また、これらの装置の伝送方式にはPCMやFM
などが用いられている。前記のPCMやFMなどの広帯
域通信方式は従来から高品質伝送のため広く使用されて
いるが、これらは伝送する情報そのものにより搬送波を
変調し、これにより周波数帯域を広げる方式である。従
ってこの方式を音声情報と映像情報等の複数の情報を伝
送するマルチメディア無線方式に応用する場合は画像を
デジタル伝送すると周波数帯域をさらに広げなければな
らないという問題があり、例えば、テレビ電話のように
静止画の場合は6〜9MHz、白黒テレビのように動画
の場合で約32〜48MHz位の帯域が必要になってし
まう。さらにチャンネル数が多くなると全体の周波数帯
が広くなり、広範囲に周波数帯が占有されてしまうため
他の目的で電波を利用することが困難になる。また、そ
れぞれのチャンネルの占有帯域幅を出来るだけ狭くし、
これにより全体のチャンネルの周波数帯を狭くしようと
すると、隣接チャンネルとの周波数が接近するためチャ
ンネル間の混信妨害が発生し易くなるという問題があ
る。また、それぞれの利用者ごとの情報を時分割して送
る時分割多重方式にすれば、チャンネル数は少なくて済
むが、この場合にはデジタル伝送方式になるためノイズ
等による障害に弱いという欠点を有する。この欠点は送
信パワーを大きくすることによって避けることができる
が、このようにすれば他チャンネルに妨害を与える結果
となりチャンネル間の混信妨害を解決することにはなら
ない。また、割り当てる周波数を増加しないで多数のチ
ャンネル間の通信を可能とするマルチチャンネル方式が
あるが、この方式は、使用していない空きチャンネルを
基地局で常時監視し、空チャンネルに割り込んで通話路
を開く方式であり、監視用基地局を開設して維持運営し
なければならず、このための費用がかさむなどの問題を
有していた。上記の理由から従来は音声信号と映像信号
を同時に送信あるいは受信する方式を実現する上で解決
しなければならない問題が多数存在した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
AMやFMなどの通信方式の無線機を音声と映像の両方
を伝送するマルチメディア無線方式として応用する場合
に、前記マルチメディア無線の占有帯域幅が広いため全
体の周波数帯域が広くなってしまい、チャンネル数を多
くできないという問題があった。またチャンネルの占有
帯域幅を狭くして全体にチャンネルの周波数帯域を狭く
しようとするとチャンネル間の混信妨害が発生するとい
う問題があり、さらに安定した送受信を行うためにS/
Nを向上させようとすると送信出力を大きくする必要が
あり、チャンネル間の混信妨害が発生する等の問題を有
していた。このような理由により、電話機により静止画
像を伝送する(テレビ電話)や、音声のみ伝送するコー
ドレス電話機、携帯電話機等は従来から実現可能であっ
たが、コードレステレビ電話というものは実現が困難で
あった。本発明は上述の問題を解決し、音声と映像を送
受信することの出来る簡易型のマルチメディア無線方式
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、マルチメディア無線の回路構成として、ス
ペクトル拡散方式を用い、送受信機本体にはカメラを接
続するコネクタとマイクを接続するコネクタとを設け、
マイクとカメラからの音声と映像の信号を、A/D変換
部でA/D変換し、映像データをバッファメモリに記憶
し、音声処理部及び映像処理部で送信信号処理し、デー
タ圧縮部でデータ圧縮し、誤り訂正符号化部で誤り訂正
符号化し、データ合成部にて音声データと映像データを
合成し、送信バッファを介してスペクトラム拡散変調部
で変調し、高周波部を介してアンテナから送出する。一
方スペクトル拡散方式で伝送されてきた信号をアンテナ
で受信し、アンテナ切換器を経由し、高周波部(受信)
で増幅し、スペクトラム拡散復調部で復調した後、帯域
圧縮した状態の信号にする。この信号をデータ分離部に
て映像信号と音声信号に分離し、誤り訂正符号化部で誤
り訂正し、データ伸長部で復元し、音声信号と映像信号
をD/A変換部でD/A変換して、音声はスピーカに、
映像は表示部にそれぞれ出力する。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、本発明によるマル
チメディア無線機においては、マイクから入力した音声
情報と、カメラから入力した映像情報を圧縮、合成し
て、スペクトル拡散方式により変調と復調を行ったの
で、音声情報と映像情報を同時に送信あるいは受信する
ことが容易となる。
【0006】
【実施例】以下図に基づいて本発明によるマルチメディ
ア無線機の実施例を詳細に説明する。図1においてマイ
ク14からの音声信号と、カメラ19からの映像信号の
それぞれをA/D変換部13及び18でA/D変換し、
映像の1フレーム分のデータをバッファメモリ31に記
憶する。この記憶した映像データと、前記A/D変換し
た音声信号を、音声処理部12及び映像処理部17で処
理し、データ圧縮部11及び16でデータ圧縮を行い、
必要に応じて誤り訂正符号化部10及び15で誤り訂正
符号化し、データ合成部9にて音声データと映像データ
を、例えば、時分割多重方式にて合成し、送信バッファ
8を介し所定の1次変調信号に変換し、さらにスペクト
ラム拡散変調部7で拡散変調を行い、この変調信号を高
周波部6(送信)にて搬送波に乗せ、送信側に切り換え
たアンテナ切換器2を経由してアンテナ1から送信す
る。一方受信の場合は、アンテナ1で受信し、受信側に
なっているアンテナ切換器2を経由し、高周波部(受
信)3で増幅し、スペクトラム拡散復調部4で復調して
帯域圧縮を行う。この信号をデータ分離部20にて映像
信号と音声信号に分離し、それぞれを必要に応じて誤り
訂正符号化部21、26で誤り訂正し、データ伸長部2
2、27で伸長し、D/A変換部24、29でD/A変
換し、音声はスピーカ30に、映像は表示部25にそれ
ぞれ出力する。
【0007】図2は、上記スペクトル拡散方式を用い
て、車載用などの比較的小型で軽量な送受信システムを
構成した場合の1実施例で、送受信機本体41にはカメ
ラ42を接続するコネクタ48とマイク43を接続する
コネクタ49とを設け、これらの信号をアンテナケーブ
ル47を介してアンテナから送信する。受信した映像出
力は送受信機本体41に設けられた映像用信号ケーブル
のコネクタ50とケーブル45を介し、音声出力は音声
用信号ケーブルのコネクタ51とケーブル46を介し出
力装置であるテレビ等に出力する。
【0008】スペクトル拡散方式には、直接拡散変調方
式、周波数ホッピング変調方式等がある。直接拡散方式
の場合は情報信号帯域幅よりはるかにビット速度の大き
いデジタル符号系列(例えば、疑似雑音コード等)によ
り搬送波を変調する。この場合の変調方式は符号と同じ
速度の位相変調である。従って受信側にて同じデジタル
符号系列で復調しなければ雑音と識別することができな
い。このようにして送信側と受信側で同じ符号系列を取
り決めることによって秘話通信が可能となる。周波数ホ
ッピング変調方式の場合は符号系列によって規定される
順序に従って、その符号状態に対応した搬送波周波数を
送信する方式で、搬送波周波数は符号状態の変化に同期
して周波数集合の要素間を次々とホッピングするもので
前記と同様に受信側で同じデジタル符号系列を有しなけ
れば、復調後の信号は雑音と識別することが困難であ
る。
【0009】上記のような構成にて、図3に示すよう
に、送信のブロック50にて1次変調する信号51を拡
散信号発生器の高速パルス52によりパルス変調すると
53に示すような位相変調波形が得られる。この変調し
た搬送波の周波数は、同図のブロック58内の電力スペ
クトル分布60に示すようにな広い周波数帯に拡散さ
れ、かつ、変調する前の電力スペクトル分布59と比較
して電力密度が小さくなるので混信妨害は発生しない。
54のブロックは受信の説明で、位相変調された受信波
55を拡散信号発生器の拡散信号56にて復調し、復調
波57を得ることができる。この復調された波形はブロ
ック61内の電力スペクトル分布63に示すように変調
する前の周波数帯内に集められ、復調する前の電力スペ
クトル分布62と比較して電力密度が大きくなる。
【0010】図4は、本発明における送信器と受信器の
構成図で、情報源80の信号によって搬送波発生器84
の搬送波を一次変調器81にて一次変調し、これを発生
器82からの疑似雑音信号によって二次変調し、アンテ
ナ85から送信する。受信した搬送波を局部発振器88
からの信号によって中間周波数に変換し、疑似雑音発生
器90からの疑似雑音によって符号の相関を照合し相関
検出をおこない、中間周波増幅器92によって増幅して
復調するようになっている。この復調した信号を再度疑
似雑音発生器90に戻し、符号の相関を照合し相関検出
をおこなうようにする。
【0011】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による無
線機によれば、スペクトル拡散方式を用いたので送信電
力を広い周波数帯に分散させることが出来、電力密度が
小さくなるので送信側が他チャンネルに対して妨害を与
える心配がなくなる。また、受信側においても他チャン
ネルからの妨害を受けにくくなるので伝送品質が向上す
る。また、符号化により送信側と受信側とで直接交信が
可能なのでランダムアクセスすることができ、マルチチ
ャンネルアクセス方式のように基地局を設置する必要が
なく、そのためのシステム費用がかからない。さらに場
合によっては秘話通信を容易に行うことができ、音声と
映像を送受信することの出来る簡易型のマルチメディア
無線機を提供することが可能となるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による送受信機のブロック図である。
【図2】本発明に車載型マルチメディア無線機の構成図
である。
【図3】従来のスペクトル拡散方式の説明図である。
【図4】従来のスペクトル拡散方式の説明図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 アンテナ切換器 3 高周波部 4 SS復調部 5 バッファ 6 高周波部 7 SS変調部 8 バッファ 9 データ合成部 10 誤り訂正符号化部 11 データ圧縮部 12 処理部 13 A/D変換部 14 マイク 15 誤り訂正符号化部 16 データ圧縮部 17 処理部 18 A/D変換部 19 カメラ 20 データ分離部 21 誤り訂正符号化部 22 データ伸長部 23 処理部 24 D/A変換部 25 表示部 26 誤り訂正符号化部 27 データ伸長部 28 処理部 29 D/A変換部 30 スピーカ 31 バッファメモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号と音声信号を入力して送信を行
    い、受信した映像信号と音声信号を出力することが可能
    な無線機において、入力した音声信号と映像信号を、そ
    れぞれA/D変換するA/D変換部と、このA/D変換
    したデータを圧縮するデータ圧縮部と、この圧縮したデ
    ータを合成するデータ合成部と、この合成したデータを
    送信バッファを介してスペクトラム拡散変調するスペク
    トラム拡散変調部と、この拡散変調した信号を高周波部
    を介してアンテナから送出する送信部と、アンテナから
    受信した高周波信号をアンテナ切換器を経由して高周波
    部で増幅しスペクトラム拡散復調して帯域圧縮するスペ
    クトラム拡散復調部と、この帯域圧縮した信号を映像信
    号と音声信号に分離するデータ分離部と、これら分離し
    たそれぞれのデータを伸長するデータ伸長部と、これら
    をD/A変換するD/A変換部と、音声信号を出力する
    スピーカと、映像信号を表示する表示部を備えたことを
    特徴とする無線装置。
JP9417393A 1993-04-21 1993-04-21 無線装置 Pending JPH06311137A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9417393A JPH06311137A (ja) 1993-04-21 1993-04-21 無線装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9417393A JPH06311137A (ja) 1993-04-21 1993-04-21 無線装置

Publications (1)

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JPH06311137A true JPH06311137A (ja) 1994-11-04

Family

ID=14102956

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JP9417393A Pending JPH06311137A (ja) 1993-04-21 1993-04-21 無線装置

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JP (1) JPH06311137A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19615571A1 (de) * 1995-04-19 1996-10-24 Hitachi Ltd Digitales Kameragerät

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04207592A (ja) * 1990-11-30 1992-07-29 Victor Co Of Japan Ltd ビデオ無線システム

Patent Citations (1)

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