JP2000307495A - 無線通信システム - Google Patents
無線通信システムInfo
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- JP2000307495A JP2000307495A JP11565799A JP11565799A JP2000307495A JP 2000307495 A JP2000307495 A JP 2000307495A JP 11565799 A JP11565799 A JP 11565799A JP 11565799 A JP11565799 A JP 11565799A JP 2000307495 A JP2000307495 A JP 2000307495A
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- Japan
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- frequency
- communication system
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の公共放送受信アンテナ及び複数の音響
映像機器と複数の音声／画像再生装置の接続を無線化す
ると共に、各音声／画像再生装置で所望の信号を再生す
る。 【解決手段】 公共放送受信アンテナで受信した信号
と、音響映像機器から出力した信号を、音声／画像再生
装置に伝送する無線通信システムにおいて、ミリ波を搬
送波として利用することで、公共放送信号受信用アンテ
ナ1で受信した信号と音響映像機器８から出力した信号
の全てを同時伝送し、音声／画像再生装置６で所望の信
号を再生する。
映像機器と複数の音声／画像再生装置の接続を無線化す
ると共に、各音声／画像再生装置で所望の信号を再生す
る。 【解決手段】 公共放送受信アンテナで受信した信号
と、音響映像機器から出力した信号を、音声／画像再生
装置に伝送する無線通信システムにおいて、ミリ波を搬
送波として利用することで、公共放送信号受信用アンテ
ナ1で受信した信号と音響映像機器８から出力した信号
の全てを同時伝送し、音声／画像再生装置６で所望の信
号を再生する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システム
に係り、特に、公共放送信号及び出力端子を有する音響
映像機器と音声／画像再生装置との間の信号伝送を行う
ための無線通信システムに関する。
に係り、特に、公共放送信号及び出力端子を有する音響
映像機器と音声／画像再生装置との間の信号伝送を行う
ための無線通信システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】図５に従来例による、複数の公共放送信
号受信アンテナ及び複数の音響映像機器の信号と複数の
音声／画像再生装置の接続方法を示す。複数の公共放送
信号受信アンテナ１は各々有線ケーブル２を介して放送
信号合成器３に接続される。合成された信号は分配器４
で分配された後、有線ケーブル５を介して複数の音声／
画像再生装置６に接続された放送信号分配器７に接続さ
れる。放送信号分配器７で各公共放送信号に分配され、
音声／画像再生装置６の各公共放送に適合したアンテナ
端子に各々接続される。
号受信アンテナ及び複数の音響映像機器の信号と複数の
音声／画像再生装置の接続方法を示す。複数の公共放送
信号受信アンテナ１は各々有線ケーブル２を介して放送
信号合成器３に接続される。合成された信号は分配器４
で分配された後、有線ケーブル５を介して複数の音声／
画像再生装置６に接続された放送信号分配器７に接続さ
れる。放送信号分配器７で各公共放送信号に分配され、
音声／画像再生装置６の各公共放送に適合したアンテナ
端子に各々接続される。
【０００３】また、ビデオカメラ、ドアホン、ビデオテ
ープレコーダー、ビデオディスク装置などの出力端子を
有する音響映像機器８は、有線ケーブル２を介して分配
器４に接続される。分配器４で分配された後、有線ケー
ブル５を介して複数の音声／画像再生装置６に接続され
たセレクタ９に接続され、セレクタ９によって所望の音
響映像機器の信号を選択する。セレクタ９で選択された
信号は、音声／画像再生装置６に配信される。
ープレコーダー、ビデオディスク装置などの出力端子を
有する音響映像機器８は、有線ケーブル２を介して分配
器４に接続される。分配器４で分配された後、有線ケー
ブル５を介して複数の音声／画像再生装置６に接続され
たセレクタ９に接続され、セレクタ９によって所望の音
響映像機器の信号を選択する。セレクタ９で選択された
信号は、音声／画像再生装置６に配信される。
【０００４】一方、音声／画像を無線で送信する技術と
しては、例えば特開平７-１５６１９号公報に開示され
た技術がある。図６に前記従来のシステムを無線伝送で
実現する場合を示す。図５と同一構成箇所は同一符号を
付して説明を省略する。音響映像機器８は、有線ケーブ
ル２を介して送信機１０に接続される。送信機内に設け
られたセレクタ１１によって選択された音響映像機器の
信号が無線信号１２によって送信される。前記無線送信
された信号は複数の音声／画像再生装置６に接続された
受信機１３で受信され、音声／画像再生装置６に配信さ
れる。
しては、例えば特開平７-１５６１９号公報に開示され
た技術がある。図６に前記従来のシステムを無線伝送で
実現する場合を示す。図５と同一構成箇所は同一符号を
付して説明を省略する。音響映像機器８は、有線ケーブ
ル２を介して送信機１０に接続される。送信機内に設け
られたセレクタ１１によって選択された音響映像機器の
信号が無線信号１２によって送信される。前記無線送信
された信号は複数の音声／画像再生装置６に接続された
受信機１３で受信され、音声／画像再生装置６に配信さ
れる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ケーブ
ル接続する部分は、音響映像機器や音声／画像再生装置
の設置場所がケーブル長さで決まってしまい、接地場所
に困ったり、部屋の美観を損たり、あるいは、音響映像
機器、音声／画像再生装置または受信する公共放送の増
加や移動のたびに配線工事を行う必要があり、そのたび
ごとに費用がかかったりする。音響映像機器の信号を無
線送信する部分は、セレクタで選択した信号しか音声／
画像再生装置で受信することができず、音声／画像再生
装置が複数台あっても同じ信号しか受信できない。
ル接続する部分は、音響映像機器や音声／画像再生装置
の設置場所がケーブル長さで決まってしまい、接地場所
に困ったり、部屋の美観を損たり、あるいは、音響映像
機器、音声／画像再生装置または受信する公共放送の増
加や移動のたびに配線工事を行う必要があり、そのたび
ごとに費用がかかったりする。音響映像機器の信号を無
線送信する部分は、セレクタで選択した信号しか音声／
画像再生装置で受信することができず、音声／画像再生
装置が複数台あっても同じ信号しか受信できない。
【０００６】本発明は上記点に鑑みてなされたものであ
り、本発明の目的は、公共放送受信アンテナ及び音響映
像機器と音声／画像再生装置の接続を無線化すると共
に、複数の公共放送受信アンテナ及び複数の音響映像機
器と複数の音声／画像再生装置との通信構成を容易にで
き、複数の音声／画像再生端末において各々の所望の信
号を再生できる無線通信システムを提供することにあ
る。
り、本発明の目的は、公共放送受信アンテナ及び音響映
像機器と音声／画像再生装置の接続を無線化すると共
に、複数の公共放送受信アンテナ及び複数の音響映像機
器と複数の音声／画像再生装置との通信構成を容易にで
き、複数の音声／画像再生端末において各々の所望の信
号を再生できる無線通信システムを提供することにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係る無線通信シ
ステムは、公共放送受信アンテナで受信した信号と、音
響映像機器から出力した信号を、音声／画像再生装置に
伝送する無線通信システムにおいて、公共放送受信アン
テナで受信した信号と、音響映像機器から出力した信号
の全てをミリ波を搬送波として利用することで同時伝送
することを特徴とする。
ステムは、公共放送受信アンテナで受信した信号と、音
響映像機器から出力した信号を、音声／画像再生装置に
伝送する無線通信システムにおいて、公共放送受信アン
テナで受信した信号と、音響映像機器から出力した信号
の全てをミリ波を搬送波として利用することで同時伝送
することを特徴とする。
【０００８】また、本発明は、公共放送受信アンテナで
受信した信号と、音響映像機器から出力した信号を、ア
ップコバーターにて、ミリ波帯域に周波数変換して全て
の信号を同時に無線送信し、受信した信号をダウンコン
バータで周波数変換して、音声／画像再生装置各々で所
望の信号を再生できるようにしたことを特徴とする。
受信した信号と、音響映像機器から出力した信号を、ア
ップコバーターにて、ミリ波帯域に周波数変換して全て
の信号を同時に無線送信し、受信した信号をダウンコン
バータで周波数変換して、音声／画像再生装置各々で所
望の信号を再生できるようにしたことを特徴とする。
【０００９】また、本発明は、音響映像機器から出力し
た信号を公共放送の未使用チャンネルに、前記公共放送
信号の変調形態に従って変調した信号と、公共放送受信
アンテナで受信した信号を、アップコンバーターにて、
ミリ波帯域に周波数変換して全ての信号を同時に無線送
信し、受信した信号をダウンコンバータで周波数変換し
て、外部信号入力端子がない音声／画像再生装置でも音
響映像機器の信号を再生できるようにしたことを特徴と
する。
た信号を公共放送の未使用チャンネルに、前記公共放送
信号の変調形態に従って変調した信号と、公共放送受信
アンテナで受信した信号を、アップコンバーターにて、
ミリ波帯域に周波数変換して全ての信号を同時に無線送
信し、受信した信号をダウンコンバータで周波数変換し
て、外部信号入力端子がない音声／画像再生装置でも音
響映像機器の信号を再生できるようにしたことを特徴と
する。
【００１０】さらに、本発明は、前記アップコンバータ
に、スペクトラム拡散による符号化、前記ダンコンバー
タに、スペクトラム拡散による復号化の機能を付加する
ことで音響映像機器から出力したプライベート信号に暗
号化を施してから無線送信することを特徴とする。これ
により、プライベート情報の盗聴や漏洩の危険が減少す
る。
に、スペクトラム拡散による符号化、前記ダンコンバー
タに、スペクトラム拡散による復号化の機能を付加する
ことで音響映像機器から出力したプライベート信号に暗
号化を施してから無線送信することを特徴とする。これ
により、プライベート情報の盗聴や漏洩の危険が減少す
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。 （実施の形態１）図１は、本発明の第１の実施の形態を
示す。図５と同一構成箇所は同一符号を付して説明を省
略する。複数の公共放送信号受信アンテナ１で受信した
信号は、放送信号合成器３で合成される。前記放送信号
合成器３で合成された信号及び音響映像機器８の信号は
アップコンバータ１４に入力される。
細に説明する。 （実施の形態１）図１は、本発明の第１の実施の形態を
示す。図５と同一構成箇所は同一符号を付して説明を省
略する。複数の公共放送信号受信アンテナ１で受信した
信号は、放送信号合成器３で合成される。前記放送信号
合成器３で合成された信号及び音響映像機器８の信号は
アップコンバータ１４に入力される。
【００１２】図2に公共放送信号の周波数配列を示す。
１８はＶＨＦ（Ｌｏｗ）、１９はＶＨＦ（Ｈｉｇｈ）、
２０はＵＨＦ、２１はＢＳのＩＦ、２２はＣＳのＩＦ
（Ｖｅｒｔｉｃａｌ）、２３はＣＳのＩＦ（Ｈｏｒｉｚ
ｏｎｔａｌ）の周波数帯域を示す。
１８はＶＨＦ（Ｌｏｗ）、１９はＶＨＦ（Ｈｉｇｈ）、
２０はＵＨＦ、２１はＢＳのＩＦ、２２はＣＳのＩＦ
（Ｖｅｒｔｉｃａｌ）、２３はＣＳのＩＦ（Ｈｏｒｉｚ
ｏｎｔａｌ）の周波数帯域を示す。
【００１３】アップコンバータ１４は、以下のような動
作を行う。すなわち、音響映像機器の信号は、図２の使
用されていない周波数帯域に変換されて配列され、前記
配列された信号と公共放送信号は、ミリ波信号をローカ
ル周波数として周波数変換され、上側波帯を利用する。
ミリ波を利用することで、帯域１.５ＧＨｚ以上、３０
０チャンネル以上の公共放送信号及び音響映像機器の信
号を同時に伝送することができる。
作を行う。すなわち、音響映像機器の信号は、図２の使
用されていない周波数帯域に変換されて配列され、前記
配列された信号と公共放送信号は、ミリ波信号をローカ
ル周波数として周波数変換され、上側波帯を利用する。
ミリ波を利用することで、帯域１.５ＧＨｚ以上、３０
０チャンネル以上の公共放送信号及び音響映像機器の信
号を同時に伝送することができる。
【００１４】さらに、ミリ波帯域はその性質上、空気中
での減衰が激しいので想定エリア外に信号がもれること
が少なく、また、一般家屋の屋内のふすまやモルタル壁
を通過できるので送信機と受信機の間に障害物があって
も無線伝送することができる。さらにまた、電子機器の
ノイズはミリ波よりはるかに低周波数であるため、前記
ノイズの影響を受けにくい。また、機器のサイズは利用
する信号の波長の減少につれて小さくなるので、ミリ波
を利用することで機器を小型化できる。
での減衰が激しいので想定エリア外に信号がもれること
が少なく、また、一般家屋の屋内のふすまやモルタル壁
を通過できるので送信機と受信機の間に障害物があって
も無線伝送することができる。さらにまた、電子機器の
ノイズはミリ波よりはるかに低周波数であるため、前記
ノイズの影響を受けにくい。また、機器のサイズは利用
する信号の波長の減少につれて小さくなるので、ミリ波
を利用することで機器を小型化できる。
【００１５】図２の周波数配列において、音響映像機器
の信号を、１８９５ＭＨｚより高周波数側に配列すれ
ば、９０ＭＨｚより低周波数側に配列する場合に比べ
て、ローカル周波数との周波数間隔が離れるのでローカ
ル周波数抑圧回路の影響が減少し、アップコンバータ１
４の性能が向上する。さらに、アップコンバータ１４の
周波数帯域が許す限り音響映像機器信号用チャンネル数
をとることができる。
の信号を、１８９５ＭＨｚより高周波数側に配列すれ
ば、９０ＭＨｚより低周波数側に配列する場合に比べ
て、ローカル周波数との周波数間隔が離れるのでローカ
ル周波数抑圧回路の影響が減少し、アップコンバータ１
４の性能が向上する。さらに、アップコンバータ１４の
周波数帯域が許す限り音響映像機器信号用チャンネル数
をとることができる。
【００１６】また、図２の周波数配列では、例えば、２
２２ＭＨｚから４７０ＭＨｚは未使用領域であるが、こ
こに音響映像機器の信号を配列すれば、１８９５ＭＨｚ
より高周波数側に配列する場合に比べて、伝送可能な音
響映像機器信号用チャンネル数に制限がでてくるが、ア
ップコンバータ１４の周波数帯域が狭くてすみ、アップ
コンバータ１４の性能が向上する。
２２ＭＨｚから４７０ＭＨｚは未使用領域であるが、こ
こに音響映像機器の信号を配列すれば、１８９５ＭＨｚ
より高周波数側に配列する場合に比べて、伝送可能な音
響映像機器信号用チャンネル数に制限がでてくるが、ア
ップコンバータ１４の周波数帯域が狭くてすみ、アップ
コンバータ１４の性能が向上する。
【００１７】アンテナ１５から無線送信された信号はア
ンテナ１６で受信し、ダウンコンバータ１７に入力され
る。公共放送用の信号は、ダウンコンバータ１７によ
り、各公共放送信号に周波数変換され放送信号分配器７
に出力される。音響映像機器用のチャンネルの信号は、
ダウンコンバータ１７により周波数変換され、チャンネ
ルに応じてセレクタ９の各入力端子に出力される。放送
信号分配器７により、公共放送信号の種類ごとに分配さ
れ、音声／画像再生装置６の各公共放送に対応するアン
テナ端子に入力される。一方、セレクタ９で所望の音響
映像機器を選択し、セレクタ９から音声／画像再生装置
６の外部信号入力端子に入力される。
ンテナ１６で受信し、ダウンコンバータ１７に入力され
る。公共放送用の信号は、ダウンコンバータ１７によ
り、各公共放送信号に周波数変換され放送信号分配器７
に出力される。音響映像機器用のチャンネルの信号は、
ダウンコンバータ１７により周波数変換され、チャンネ
ルに応じてセレクタ９の各入力端子に出力される。放送
信号分配器７により、公共放送信号の種類ごとに分配さ
れ、音声／画像再生装置６の各公共放送に対応するアン
テナ端子に入力される。一方、セレクタ９で所望の音響
映像機器を選択し、セレクタ９から音声／画像再生装置
６の外部信号入力端子に入力される。
【００１８】（実施の形態２）図３は、本発明の第２の
実施の形態を示す。図１と同一構成箇所は同一符号を付
して説明を省略する。音響映像機器８の出力信号は、各
々変調器２４で、公共放送が利用している周波数帯域内
の未使用チャンネルに、その公共放送の信号形態に従っ
て変調される。例えば、図２に示したＵＨＦの周波数帯
域２０内のチャンネルは、各地域ごとに異なるが、未使
用チャンネルがいくつか存在する。前記未使用チャンネ
ル内でユーザーが指定したチャンネルの周波数帯域に、
ＵＨＦ放送の信号形態に従って変調され、配列される。
実施の形態を示す。図１と同一構成箇所は同一符号を付
して説明を省略する。音響映像機器８の出力信号は、各
々変調器２４で、公共放送が利用している周波数帯域内
の未使用チャンネルに、その公共放送の信号形態に従っ
て変調される。例えば、図２に示したＵＨＦの周波数帯
域２０内のチャンネルは、各地域ごとに異なるが、未使
用チャンネルがいくつか存在する。前記未使用チャンネ
ル内でユーザーが指定したチャンネルの周波数帯域に、
ＵＨＦ放送の信号形態に従って変調され、配列される。
【００１９】前記配列された音響映像機器の信号と公共
放送信号は合成器２５に入力される。合成器２５で合成
された信号はアップコンバータ２６で、ミリ波信号をロ
ーカル周波数として周波数変換され、上側波帯を利用す
る。前記周波数変換された信号は、アンテナ１５から無
線送信される。無線送信された信号はアンテナ１６で受
信し、ダウンコンバータ２７で周波数変換し、放送信号
分配器７で公共放送信号の種類ごとに分配し、音声／画
像再生装置６の各公共放送に対応するアンテナ端子に入
力される。このようにすることで、音声／画像再生装置
に外部信号入力端子がない場合でも、公共放送の未使用
チャンネルを利用することで、音響映像機器の信号の再
生をすることができる。
放送信号は合成器２５に入力される。合成器２５で合成
された信号はアップコンバータ２６で、ミリ波信号をロ
ーカル周波数として周波数変換され、上側波帯を利用す
る。前記周波数変換された信号は、アンテナ１５から無
線送信される。無線送信された信号はアンテナ１６で受
信し、ダウンコンバータ２７で周波数変換し、放送信号
分配器７で公共放送信号の種類ごとに分配し、音声／画
像再生装置６の各公共放送に対応するアンテナ端子に入
力される。このようにすることで、音声／画像再生装置
に外部信号入力端子がない場合でも、公共放送の未使用
チャンネルを利用することで、音響映像機器の信号の再
生をすることができる。
【００２０】（実施の形態３）図４は、本発明の第３の
実施の形態を示す。図１のアップコンバータ１４または
図３のアップコンバータ２６に次の機能を設ける。すな
わち、スペクトラム拡散による符号化のための装置２８
により暗号化を行ったのち、ＲＦ回路２９によりアップ
コンバートする。また、図１のダウンコンバータ１７ま
たは図３のダウンコンバータ２７に次の機能を設ける。
すなわち、ＲＦ回路３０によりダウンコンバートしたの
ち、スペクトラム拡散による復号化のための装置３１に
より暗号化解除を行う。このようにすることで、音響映
像機器で送信する信号がプライベートな信号の場合で
も、盗聴や漏洩の危険が減少する。また、ミリ波を搬送
波に利用しているのでスペクトラム拡散により１チャン
ネルあたりの占有周波数帯域が増加しても、伝送可能チ
ャンネル数への影響はほんどない。
実施の形態を示す。図１のアップコンバータ１４または
図３のアップコンバータ２６に次の機能を設ける。すな
わち、スペクトラム拡散による符号化のための装置２８
により暗号化を行ったのち、ＲＦ回路２９によりアップ
コンバートする。また、図１のダウンコンバータ１７ま
たは図３のダウンコンバータ２７に次の機能を設ける。
すなわち、ＲＦ回路３０によりダウンコンバートしたの
ち、スペクトラム拡散による復号化のための装置３１に
より暗号化解除を行う。このようにすることで、音響映
像機器で送信する信号がプライベートな信号の場合で
も、盗聴や漏洩の危険が減少する。また、ミリ波を搬送
波に利用しているのでスペクトラム拡散により１チャン
ネルあたりの占有周波数帯域が増加しても、伝送可能チ
ャンネル数への影響はほんどない。
【００２１】
【発明の効果】以上のように本発明の無線通信システム
によれば、ミリ波を利用することで、複数の公共放送信
号及び複数の音響映像機器の全チャンネルを複数の音声
／画像再生端末に無線で同時送信できるので、ケーブル
が不要になり、複数台ある音声／画像再生端末で各々接
続構成を変更しなくても、所望のチャンネルを選択して
再生でき、音響映像機器や音声／画像再生装置の設置場
所が限定されにくくなり、設置場所の制限が緩和される
と共に、設置場所の変更も容易となり、送受信エリア外
の妨害を受けにくく、妨害を与えにくい。また他の電子
機器からのノイズの影響を受け難い。
によれば、ミリ波を利用することで、複数の公共放送信
号及び複数の音響映像機器の全チャンネルを複数の音声
／画像再生端末に無線で同時送信できるので、ケーブル
が不要になり、複数台ある音声／画像再生端末で各々接
続構成を変更しなくても、所望のチャンネルを選択して
再生でき、音響映像機器や音声／画像再生装置の設置場
所が限定されにくくなり、設置場所の制限が緩和される
と共に、設置場所の変更も容易となり、送受信エリア外
の妨害を受けにくく、妨害を与えにくい。また他の電子
機器からのノイズの影響を受け難い。
【００２２】さらに、スペクトラム拡散を利用すること
で、プライベート信号を伝送する場合でも盗聴や漏洩の
危険が減少する。
で、プライベート信号を伝送する場合でも盗聴や漏洩の
危険が減少する。
【図１】本発明の第１の実施の形態による無線通信シス
テムを示すブロック図である。
テムを示すブロック図である。
【図２】公共放送の周波数配列を示す図である。
【図３】本発明の第２の実施の形態による無線通信シス
テムを示すブロック図である。
テムを示すブロック図である。
【図４】本発明の第３の実施の形態によるスペクトラム
拡散による暗号化を示すブロック図である。
拡散による暗号化を示すブロック図である。
【図５】従来例による有線通信システムを示すブロック
図である。
図である。
【図６】従来例による有線／無線通信システムを示すブ
ロック図である。
ロック図である。
１…公共放送信号受信アンテナ ２、５…ケーブル ３…放送信号合成器 ４…分配器 ６…音声／画像再生装置 ７…放送信号分配器 ８…音響映像機器 ９、１１…セレクタ １０…送信機 １２…無線信号 １３…受信機 １４、２６…アップコンバータ １５、１６…アンテナ １７、２７…ダウンコンバータ ２４…変調器 ２５…合成器 ２８…スペクトラム拡散による符号化のための装置 ２９…アップコンバータのＲＦ回路 ３０…ダウンコンバータのＲＦ回路 ３１…スペクトラム拡散による復号化のための装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5K022 AA01 AA12 EE01 EE21 5K072 AA19 BB03 BB04 BB14 BB25 BB27 CC32 DD15 GG01 GG39 GG40 GG44
Claims (4)
- 【請求項１】 公共放送受信アンテナで受信した信号
と、音響映像機器から出力した信号を、音声／画像再生
装置に伝送する無線通信システムにおいて、公共放送受
信アンテナで受信した信号と、音響映像機器から出力し
た信号とを、ミリ波を利用して同時伝送することを特徴
とする無線通信システム。 - 【請求項２】 公共放送受信アンテナで受信した信号
と、音響映像機器から出力した信号を、アップコンバー
タにてミリ波帯域に周波数変換して前記信号を同時に無
線送信し、受信した信号をダウンコンバータで周波数変
換して、音声／画像再生装置で再生できるようにしたこ
とを特徴とする請求項１に記載の無線通信システム。 - 【請求項３】 音響映像機器から出力した信号を、公共
放送の未使用チャンネルに、前記公共放送信号の変調形
態に従って変調した信号と、公共放送受信アンテナで受
信した信号を、アップコンバータにてミリ波帯域に周波
数変換して前記信号を同時に無線送信し、受信した信号
をダウンコンバータで周波数変換して、音声／画像再生
装置で再生できるようにしたことを特徴とする請求項１
に記載の無線通信システム。 - 【請求項４】 音響映像機器から出力した信号に対し
て、スペクトラム拡散による符号化及び復号化を施した
ことを特徴とする請求項２または３に記載の無線通信シ
ステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11565799A JP2000307495A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 無線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11565799A JP2000307495A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 無線通信システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000307495A true JP2000307495A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14668081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11565799A Pending JP2000307495A (ja) | 1999-04-23 | 1999-04-23 | 無線通信システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000307495A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002033862A1 (fr) * | 2000-10-18 | 2002-04-25 | Sharp Kabushiki Kaisha | Dispositif de radiocommunication, dispositif d'emission et dispositif de reception |
| JP2005323341A (ja) * | 2004-04-05 | 2005-11-17 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 送受信システム及び受信装置 |
-
1999
- 1999-04-23 JP JP11565799A patent/JP2000307495A/ja active Pending
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