JPH06310945A - 多チャネルfm受信方法および装置 - Google Patents

多チャネルfm受信方法および装置

Info

Publication number
JPH06310945A
JPH06310945A JP5100905A JP10090593A JPH06310945A JP H06310945 A JPH06310945 A JP H06310945A JP 5100905 A JP5100905 A JP 5100905A JP 10090593 A JP10090593 A JP 10090593A JP H06310945 A JPH06310945 A JP H06310945A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
frequency
channel
intermediate frequency
local oscillator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5100905A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2760254B2 (ja
Inventor
Hideji Aoyama
秀次 青山
Takao Funahashi
隆夫 鮒橋
Kiyoshi Kubo
潔 久保
Yasuhito Okawa
康仁 大川
Takeshi Sato
毅 佐藤
Hiroshi Takahashi
広志 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5100905A priority Critical patent/JP2760254B2/ja
Priority to US08/227,125 priority patent/US5517685A/en
Priority to CA002121390A priority patent/CA2121390C/en
Priority to EP94302694A priority patent/EP0622904B1/en
Priority to DE69423126T priority patent/DE69423126T2/de
Publication of JPH06310945A publication Critical patent/JPH06310945A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2760254B2 publication Critical patent/JP2760254B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 二重ループ構造あるいは三重ループ構造PL
L回路を有する第1局発信号生成手段により、簡単な回
路構成で入力信号間のリークの影響を低減し、イメージ
妨害を抑圧できる優れた多チャネルFM受信方法および
装置を提供する。 【構成】 中心周波数が所定周波数間隔で構成される多
チャネルFM入力信号に対し前記所定周波数の整数倍で
かつ周波数が可変の第1局発信号を生成するPLL回路
40と、前記第1局発信号を受け前記入力信号をアップ
コンバートし、前記FM入力信号スペクトルの隙間の任
意の周波数の2倍の周波数である第1中間周波数信号を
生成する第1ミクサ25と、一定周波数の第2局発信号
を生成する信号発生器31と、前記第2局発信号を受け
前記第1中間周波数信号をダウンコンバートし、第2中
間周波数信号を生成する第2ミクサ29とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、将来広帯域化が予想さ
れるBS,CSチューナーのフロントエンドとして、あ
るいはローカルエリアに於けるCATVサービス等に使
用される受信側フロントエンドとして利用される多チャ
ネルFM受信方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のFM受信方法および装置
は、ダウンコンバート方式を用いたものであった。図9
は従来の多チャネルFM受信装置の構成ブロック図を示
す。図9において、1は受信信号から多チャネルFM信
号を選別するハイパスフィルタ、2はハイパスフィルタ
1から得られるFM信号を所定のレベルに調整する利得
可変制御部である。3は所望のチャネルのFM信号をコ
ントローラ(図示せず)のチャネル選択指令に応じて選
択する可変バンドパスフィルタである。4は選択された
FM信号を増幅する広帯域増幅器である。5は局発信号
を受けて増幅器4から得られるFM信号をダウンコンバ
ートし、中間周波数信号を生成するダウンコンバートミ
クサである。6はダウンコンバートミクサ5から得られ
る中間周波数信号の不要成分を除去するSAW(Sur
face Acoustic Wave)フィルタであ
る。
【0003】7は直流制御信号に応じて出力信号の発振
周波数が変化するVCOである。8はVCO7からの出
力信号を入力して、ミクサ5に供給する局発信号と直流
制御信号を生成するための帰還信号とに分配する分配器
である。9は帰還信号を128分の1に分周するプリス
ケーラである。10はプリスケーラ9で分周された帰還
信号をコントローラ(特に、図示せず)のチャネル選択
指令により、さらにN分の1(Nは正の整数で、チャネ
ル選択信号に応じて変化する)に分周するプログラマブ
ル・プリスケーラである。
【0004】11は基準信号を生成する基準信号発生器
である。12は、プログラマブル・プリスケーラ10か
ら得られる帰還信号と前記基準信号との位相誤差を検出
して、位相誤差信号を生成する位相誤差検出回路であ
る。13は位相誤差信号を増幅する増幅器、14は位相
誤差信号の直流成分を抽出してVCO7への直流制御信
号とするローパスフィルタである。図9の構成により、
シングルスーパー受信方法による受信が行われる。
【0005】次に、図9の従来の多チャネルFM受信装
置の動作について説明する。いま、入力信号として約9
50MHzから2000MHzに配置されるBS(Broa
dcasting Satellite:放送衛星)フ
ォーマットに準じた多チャネルFM信号を受信したとす
る。入力された多チャネルFM信号は、ハイパスフィル
タ1で不要な低域成分が除去され利得可変制御部2で所
定のレベルに調整されて、可変周波数バンドパスフィル
タ3で所望のチャネルのみを選択して、イメージ妨害を
抑えている。その後、選択されたチャネルのFM信号を
増幅器4で増幅して、ダウンコンバートミクサ5で40
2.78MHzの中間周波数信号に変換して、SAWフィ
ルタ6を通過させた後、検波器(特に、図示せず)で検
波する。
【0006】また、ダウンコンバートするための局発信
号は、約1350MHzから2400MHzの周波数で発振
させ、これを10kHz程度の比較周波数でPLLシンセ
サイザー制御している。すなわち、VCO7からローパ
スフィルタ14に至るループ回路は、コントローラ(特
に、図示せず)により制御されるPLL回路15を構成
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のシングルスーパー受信方法では、チャネル数が増大
した場合、可変周波数バンドパスフィルタ3の可変周波
数範囲が広くなり、実現困難となる上、VCO8の発振
帯域も1オクターブを超えるレンジが必要となり、これ
も回路の複雑さをまぬがれ得ないという問題がある。更
に、局発信号が入力信号の帯域内に存在するため、複数
のチューナを並列駆動した場合、局発信号のリークが、
隣接するチューナに妨害を与えるという問題もあった。
【0008】本発明は前記従来の問題を解決するもので
あり、ダブルスーパー方式でチューニングすることによ
り、簡単な回路構成で、しかも、複数のチューナ間での
リークの影響を低減できるとともに、イメージ妨害を抑
圧できる優れた多チャネルFM受信方法および装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の多チャネルFM受信方法は、中心周波数が所
定周波数間隔で構成される多チャネルのFM入力信号を
受信して、前記所定周波数の整数倍でかつ周波数が可変
の第1局発信号を生成し、前記第1局発信号を受けて前
記入力信号をアップコンバートして前記FM入力信号の
スペクトルの任意の周波数の2倍の周波数の隙間とな
り、かつ、前記FM入力信号の周波数帯域、および前記
第1局発信号周波数帯域いずれとも重ならない第1中間
周波数信号を生成し、前記FM信号周波数帯域、第1局
発信号帯域、および第1中間周波数帯域のいずれとも重
ならない一定周波数の第2局発信号を受けて前記第1中
間周波数信号をダウンコンバートして第2中間周波数信
号を生成する。
【0010】また、上記目的を達成するための本発明の
多チャネルFM受信装置は、基準周波数を高くしてPL
LによるC/N抑圧性能を可能な限り良好にしたPLL
制御部と、それにより制御される第1局発信号生成手段
と、前記中心周波数が所定周波数間隔で構成される多チ
ャネルのFM入力信号をそのチャネル間相互干渉により
発生する歪み周波数スペクトル群を避けてコンバートで
きる第1中間周波数生成手段と、一定周波数の第2局発
信号を生成する第2局発信号生成手段と、前記第2局発
信号を受けて前記第1中間周波数信号をダウンコンバー
トし、第2中間周波数信号を生成する第2中間周波数生
成手段とを有する。
【0011】
【作用】前記構成による本発明の多チャネルFM受信方
法および装置は中心周波数が所定周波数間隔で構成され
る多チャネルのFM入力信号の周波数帯域と第1局発信
号周波数帯域と第1中間周波数帯域と第2局発信号帯域
とがすべて互いに重ならないような周波数設定になって
おり、かつ、第1局発信号生成手段のPLLの基準周波
数が理論限界まで高められるので困難な広帯域マイクロ
波帯発振器のC/N抑圧性能を可能な限り良好にするこ
とができ、結果として検波後の映像ベースバンド信号の
評価雑音を下げることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図を参
照して説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施例における多チ
ャネルFM受信装置の構成ブロック図である。図1にお
いて、21は、受信信号から低周波数帯域の不要成分を
除去して、多チャネルFM信号を選別するハイパスフィ
ルタである。22はハイパスフィルタ21から得られる
FM信号を所定のレベルに調整する利得可変制御部であ
る。23は利得可変制御部22から得られるFM信号を
増幅する広帯域増幅器である。24は増幅されたFM信
号の不要な高域成分を除去するローパスフィルタであ
る。25は第1局発信号を受けて、ローパスフィルタ2
4から得られるFM信号をアップコンバートし、第1中
間周波数信号を生成する第1中間周波数生成手段として
のアップコンバートミクサ(以下、「第1ミクサ」と記
す)である。
【0014】26は第1ミクサ25から得られる中間周
波数信号の不要成分を除去するバンドパスフィルタであ
り半波長タイプフィルタ、誘電体フィルタ等で構成され
る。27はバンドパスフィルタ26から得られる第1中
間周波数信号を増幅する狭帯域増幅器である。28は増
幅器27で増幅された第1中間周波数信号の不要成分を
除去するバンドパスフィルタであり半波長タイプフィル
タ、誘電体フィルタ等で構成される。29は第2局発信
号を受けて、バンドパスフィルタ28から得られる第1
中間周波数信号をダウンコンバートして、第2中間周波
数信号を生成する第2中間周波数生成手段としてのダウ
ンコンバートミクサ(以下、「第2ミクサ」という)で
ある。30はこの第2中間周波数信号の不要成分を除去
するバンドパスフィルタである。31は第2局発信号を
生成して、第2ミクサ29に供給する信号発生器であ
る。
【0015】32は供給される直流制御信号に応じて、
出力信号の発振周波数が変化するVCOである。33は
VCO32からの出力信号を、第1ミクサ25に供給す
る第1局発信号と、直流制御信号を生成するための帰還
信号とに分配する分配器である。34は分配器33から
得られる帰還信号を8分の1に分周するプリスケーラで
ある。35はプリスケーラ34で分周された帰還信号を
コントローラ(特に、図示せず)からのチャネル選択指
令により、さらにN分の1(Nは107から192まで
の整数で、チャネル選択信号に応じて変化する)に分周
するプログラマブル・プリスケーラ(以下、第2分周器
と記す)である。
【0016】36は基準信号を生成する基準信号発生器
である。37はプログラマブル・プリスケーラ35から
得られる帰還信号と、基準信号発生器36から得られる
基準信号との位相誤差を検出して、位相誤差信号を生成
する位相誤差検出回路(以下、位相比較器と記す)であ
る。38は位相誤差信号を増幅する増幅器、39は位相
誤差信号の直流成分を抽出してVCO32への直流制御
信号とするローパスフィルタである。すなわち、VCO
32からローパスフィルタ39に至るループ回路は、P
LL回路40を構成する。
【0017】このPLL回路40は本システムの特徴と
なる良好な位相雑音を有する第1局発信号を得るために
後述の2重ループ構造のPLL回路、あるいは3重ルー
プ構造のPLL回路によって実現される。
【0018】次に、図1の構成の動作について説明す
る。図2は本発明の一実施例における多チャネルFM信
号の周波数スペクトル図を示す。図2において、(a)
および(b)は、入力信号である多チャネルFM信号を
示す図である。この入力信号は、図2(a)に示すよう
に、各チャネルの中心周波数が、38.36MHzの所
定周波数間隔となっている。また、図2(b)に示すよ
うに、入力信号の全チャネル数は86チャネルであり、
その中心周波数はf1=128.84MHzからf86
3389.44MHzまで、38.36MHzの周波数
間隔で構成されている(この周波数構成をチャネルプラ
ンと呼ぶ)。
【0019】前記多チャネルFM信号はハイパスフィル
タ21で100MHz以下の不要信号が除去され、利得可
変制御部22で振幅差が吸収された後、広帯域増幅器2
3で増幅される。さらに、ローパスフィルタ24で高帯
域のノイズ等の不要成分が除去されて、第1ミクサ25
のRFポートに供給される。第1ミクサ25のLOポー
トには、VCO32から分配器33を経て、38.36
MHzの間隔で、fL0 1(1)=4104.52MHzから
L01(86)=7365.12MHzまでの86チャネル
に応じた第1局発信号が供給される。
【0020】第1ミクサ25では、RFポートからの入
力信号が、LOポートの第1局発信号によりアップコン
バートされ、中心周波数fIF(1)=3975.68MHz
の第1中間周波信号が生成される。これらの周波数スペ
クトル分布を図2(c)に示す。この3975.68M
Hzの中間周波数の持つ意味として、以下の2点の特徴が
ある。
【0021】その一つの利点としては、第1ミクサ25
で発生するRFポートからの入力信号の2次高調波成分
が、第1中間周波数の帯域内に発生する事を避けるため
である。すなわち、3975.68MHzの中心周波数を
有するキャリアに最大の影響を与える1/2の周波数1
987.84MHzは、 1987.84MHz=128.84MHz+38.36MHz×48.46 であり、この周波数成分のエネルギーは、図2(b)に
示すチャネルプランの、f49とf50のほぼ中間の周波数
となるので、干渉が最小になるように設定されている。
【0022】もう一つの利点としては、この中間周波数
の信号を生成するための第1局発信号の周波数fLOが、
38.36MHzの整数倍となることである。以下にそ
の利点の理由を述べる。
【0023】第1ミクサ25に与える第1局発信号の周
波数は、VCO32から供給されるが、VCO32の発
振周波数レンジは、4.1GHzから7.4GHzとなり、
オクターブを超えてはいないが、その発振スペクトルの
位相雑音という観点からは、VCO32のフリーラン時
の位相雑音の影響を無視することはできない。
【0024】従って、PLL回路40によるC/N抑圧
効果を最大限に活かす必要が生ずる為、PLL回路40
における比較周波数を極力上げる事が好ましい。一方、
チャネルスペースは38.36MHzであり、VCO32
の出力を分周する初段のプリスケーラ34は、分周する
帰還信号が超高周波数のために、固定式のプリスケーラ
とならざるを得ない。したがって、現段階で可能な最高
比較周波数は、38.36MHzの1/8である4.79
5MHzが限度である。その結果、この周波数でロック可
能な第1局発信号の周波数fLOは、38.36MHzの整
数倍となり、第1中間周波数fIFを3975.68MHz
に限定すると都合が良い。
【0025】例えば、入力信号が、周波数f11=51
2.44MHzの第11チャネルの信号とすると、第1局
発周波数は下式となり、これは38.36MHzの倍数と
なっている。
【0026】 512.44MHz+3975.68MHz=4488.12MHz =117×38.36MHz 第1ミクサ25から出力される第1中間周波数信号は、
バンドパスフィルタ26、狭帯域増幅器27およびバン
ドパスフィルタ28を経た後、第2ミクサ29で第2中
間周波数である402.78MHzにダウンコンバートさ
れ、バンドパスフィルタ30で隣接チャネルの干渉が阻
止され、検波回路(特に、図示せず)で検波される。な
お、信号発生器31は、発振信号が固定周波数であるの
で比較的位相雑音性能の良好なDRO発振器で構成する
ことができる。
【0027】図3は本発明の第2の実施例における多チ
ャネルFM受信装置に適用されるPLL回路の構成ブロ
ック図である。図3において、41は、基準信号を発生
する基準信号発生器であり、42はこの基準信号を分配
する分配器である。この分配器42は、出力Dからはデ
ィジタル基準信号(方形波)を、出力Aからはアナログ
基準信号(正弦波)を出力する機能を持つ。43は供給
される直流電圧であるチューニング電圧に応じて発振周
波数が変化するVCOであり、44はVCO43からの
出力発振信号を帰還信号として分周するプリスケーラで
ある。45はプリスケーラ44で分周された帰還信号を
分配して、出力D1からは第1のディジタル帰還信号
を、出力D2からは第2のディジタル帰還信号を送出す
る分配器である。
【0028】46は分配器42からのディジタル基準信
号と、分配器45からの第1のディジタル帰還信号との
位相差を検出してディジタル位相誤差信号を出力するデ
ィジタル位相比較器である。47はこの位相誤差信号の
キャリア成分を除去して直流電圧を出力するチャージポ
ンプである。ディジタル位相比較器46およびチャージ
ポンプ47によりディジタル位相誤差検出手段を構成す
る。48は直流的にアイソレートされたミクサであり、
そのRFポートには分配器42からのアナログ基準信号
が供給され、LOポートには分配器45からの第2のデ
ィジタル帰還信号が供給される。また、通常GNDとす
る端子48aにはチャージポンプ47からの直流信号と
してディジタル位相誤差信号が供給される。49はミク
サ48からの出力信号の高域成分およびノイズ成分を除
去するローパスフィルタであり、その出力信号はVCO
43に供給されて、チューニング電圧として使用され
る。
【0029】次に、図3のPLL回路の動作について説
明する。ミクサ48のRFポートに供給されるアナログ
基準信号Vsと、LOポートに供給される第2のディジ
タル帰還信号Vfの位相が一致している場合には、アナ
ログ基準信号Vsの正の最大値のタイミングは、第2の
ディジタル帰還信号Vfの立ち上がりのタイミングと一
致しており、アナログ基準信号Vsの負の最大値のタイ
ミングは、第2のディジタル帰還信号Vfの立ち下がり
のタイミングと一致している。したがって、第2のディ
ジタル帰還信号Vfのパルスがハイレベルの期間のアナ
ログ基準信号Vsは、正の部分と負の部分とが等しくな
り、この期間の積分値がゼロとなる。
【0030】一方、位相がずれている場合には、第2の
ディジタル帰還信号Vfのパルスがハイレベルの期間の
アナログ基準信号Vsは、正の部分と負の部分とが異な
る大きさになるので、この期間の積分値はゼロとなら
ず、この積分値(符号も含めた値)は、位相ずれの量に
応じて変化することになる。したがって、ミクサ48の
IFポートからの出力信号をローパスフィルタ49で積
分することにより、位相誤差に応じたアナログ位相誤差
信号であるチューニング電圧がVCO43に供給される
ことになる。
【0031】図3に示すように、ミクサ48の端子48
aにはチャージポンプ47から出力される直流の位相誤
差信号Vc が供給される。したがって、アナログ位相誤
差信号にデジタル位相誤差信号が重畳された合成位相誤
差信号がVCO43に供給されることになる。
【0032】一般に、位相比較器がデジタル的に位相検
波をする場合は、その検波感度が高ければそれだけ、電
源電圧のリップル等の外乱ノイズの影響を受けやすく、
本来の位相情報のC/Nが悪くなる。この点アナログ位
相検波のほうが良好なC/Nを得ることができる。一
方、アナログ位相検波の場合は受動部品のみで構成でき
るのでC/Nは向上するが、位相情報の出力レベルが小
さくなるという欠点をもっている。
【0033】したがって、本実施例のように、PLL回
路にアナログ系とデジタル系の二重のフィードバックル
ープを形成することにより、アナログ位相誤差信号とデ
ジタル位相誤差信号とを合成して、これをVCOへのチ
ューニング電圧として利用することによって、アナログ
位相誤差信号により良好なC/N比を得ることができる
とともに、ディジタル位相誤差信号により広帯域なロッ
ク動作が可能となる。
【0034】図4は、本発明の第3の実施例における多
チャネルFM受信装置に適用されるPLL回路の構成ブ
ロック図である。図4において、51は基準信号を発生
する基準信号発生器であり、52はこの基準信号を分配
する分配器である。この分配器52は、出力Dからはデ
ィジタル基準信号(方形波)を、出力Aからはアナログ
基準信号(正弦波)を出力する機能を持つ。53は供給
される直流制御電圧であるチューニング電圧に応じて発
振周波数が変化するVCOであり、54はVCO53か
らの出力発振信号を帰還信号として分周して、基準信号
の周波数よりは高い周波数の、第1のディジタル帰還信
号を生成する上位プログラマブル・カウンタである。5
5はプログラマブル・カウンタ54で分周された第1の
ディジタル帰還信号をさらに分周して、第1のディジタ
ル帰還信号より低い周波数の第2のディジタル帰還信号
を生成する下位プログラマブル・カウンタである。56
は下位のプログラマブル・カウンタ55で分周された第
2のディジタル帰還信号を分配して出力する分配器であ
る。
【0035】57は分配器52からのディジタル基準信
号と、分配器55からの第2のディジタル帰還信号との
位相差を検出してディジタル位相誤差信号を出力するデ
ィジタル位相比較器である。58はこの位相誤差信号を
増幅および平滑し、そのキャリア成分を除去して直流電
圧を出力するチャージポンプである。ディジタル位相比
較器57およびチャージポンプ58により第1の位相誤
差検出手段を構成する。
【0036】59は直流的にはアイソレートされた下位
ミクサであり、そのRFポートには分配器52からアナ
ログ基準信号が供給され、LOポートには分配器55か
らの第2のディジタル帰還信号が供給される。また、通
常GNDとする端子59aにはチャージポンプ58から
の直流信号すなわちディジタル位相誤差信号が供給され
る。したがって、下位ミクサ59の出力ポートであるI
Fポートからは、アナログ基準信号と第2のディジタル
帰還信号との位相誤差信号に、ディジタル位相誤差信号
が重畳されて、第1の合成位相誤差信号として出力され
る。60は下位ミクサ59からの第1の位相誤差信号の
高域成分およびノイズ成分を除去するローパスフィルタ
である。下位ミクサ59およびローパスフィルタ60に
より第2の位相誤差検出手段を構成する。
【0037】61は分配器52から得られるアナログ基
準信号を上位のプログラマブル・カウンタ54の出力周
波数と同じ周波数成分を含む高調波アナログ基準信号に
変換する逓倍回路である。62は上位のプログラマブル
・カウンタ54の出力周波数と同じ周波数成分を通過さ
せるバンドパスフィルタである。このバンドパスフィル
タ62により、所望ロック周波数に相当する連続スペク
トルに制限される。63はバンドパスフィルタ62から
の高調波アナログ基準信号を増幅する増幅器である。
【0038】64は、下位ミクサ59と同様に、直流的
にはアイソレートされた上位ミクサであり、そのRFポ
ートには増幅器63で所定レベルに増幅された高調波ア
ナログ基準信号が供給され、LOポートにはプログラマ
ブル・カウンタ54からの第1のディジタル帰還信号す
なわち高調波ディジタル帰還信号が供給される。また、
通常GNDとする端子64aには、ローパスフィルタ6
0からの第1の合成位相誤差信号が供給される。
【0039】したがって、ミクサ64の出力ポートであ
るIFポートからは、高調波アナログ基準信号と第2の
デジタル帰還信号との位相誤差信号に、第1の合成位相
誤差信号が重畳されて、第2の合成位相誤差信号として
出力される。65はこの第2の合成位相誤差信号の高域
成分およびノイズ成分を除去するローパスフィルタであ
る。このローパスフィルタ65から出力される第2の合
成位相誤差信号が、チューニング電圧としてVCO53
にフィードバックされる。上位ミクサ64およびローパ
スフィルタ65により第3の位相誤差検出手段を構成す
る。
【0040】このように、本実施例によれば、第1の位
相誤差検出手段による第1のループであるデジタル位相
比較制御ループと、第2の位相誤差検出手段による第2
のループである下位位相比較ミクサ制御ループと、第3
の位相誤差検出手段による第3のループである上位位相
比較ミクサ制御ループの、三重のループを構成する。
【0041】次に、この第3の実施例の三重のループを
構成する理由について説明する。図5は、一般的な単ル
ープのPLL回路の構成ブロック図であり、VCO71
からの位相雑音信号は、1/Nの分周器72で分周され
て位相比較器73に入力される。一方、基準信号発生器
74からの基準信号も位相比較器73に入力されて位相
誤差信号が出力され、増幅器75で増幅された後、ロー
パスフィルタ76により比較周波数が除去されて直流成
分である制御信号がVCO71にフィードバックされ
る。したがって、理想的にはこの図5に示す単ループの
構成で問題はない。
【0042】しかし、実際は様々な問題を含んでいる。
例えば、VCO71の出力に存在するフリーラン時の位
相雑音信号のみが、そのまま周波数軸上で1/Nに分周
されて、その分周位相雑音信号が位相比較器73に入力
されるだけでなく、Nの値が大きい場合には、分周器7
2のカウンタのジッタが加算されることになる。そのた
め真の位相雑音の情報が失われる結果となる。したがっ
て、Nの値は小さいほうが良いことになる。
【0043】図6(a)及び図6(b)は、それぞれ比
較周波数が高い場合と低い場合の様子を示す波形図であ
る。この図において、81は比較周波数の波形、82は
VCO71にフィードバックされる制御電圧信号の波形
である。この図で、tc は制御タイミングを示し、td
は検知タイミングを示している。この図で明らかなよう
に、位相比較器73において、比較周波数を高くする
と、時間的にきめの細かい制御が可能となる。Nの値を
大きくとると比較周波数は低下するので、この点でもN
の値は小さいほうが良いことになる。
【0044】しかしながら、一方では、多チャネルFM
受信の場合には、図2に示すように、チャネルスペース
(この場合、38.36MHz)の点から、比較周波数
の上限が必ず存在することになり、単にNの値を小さく
して比較周波数を高くすることは新たな問題を生じさせ
ることになる。
【0045】さらに、ローパスフィルタ76のカットオ
フ周波数は、比較周波数を十分に落とす必要から、通常
は比較周波数の1/10〜1/100程度となり、その
結果VCO71にフィードバックする制御電圧信号の応
答が悪くなる。例えば、VCO71のフリーラン時の位
相雑音信号の帯域特性が、図7(a)に示すように1M
Hzである場合には、ローパスフィルタ76の特性で位
相雑音の改善状態が変化する。図7(b)はローパスフ
ィルタ76のカットオフ周波数が200kHzの場合の
位相雑音信号であり、図7(c)はローパスフィルタ7
6のカットオフ周波数が800kHzの場合の位相雑音
信号である。
【0046】したがって、VCO71のフリーラン時の
位相雑音信号が広帯域で、その周波数スペクトル分布が
広い場合には、単ループの構成だけでは十分な制御を行
うことができないという問題がある。
【0047】したがって、前記第3の実施例のように、
ディジタル位相検出ループの他に、周波数スペクトルの
異なる2つの位相検出ループを設けた三重ループ構造と
することにより、上記一連の問題の解決を図ることが可
能となる。
【0048】すなわち、PLL制御の最初の段階におい
ては、下位ミクサ59および上位ミクサ64から得られ
る位相誤差信号の出力レベルは極めて小さいので、チャ
ージポンプ58から得られる位相誤差信号によりVCO
引込動作にかかる。この引込動作によりロック電圧が決
定されると、VCO53の出力周波数は、まずその希望
周波数に近い帯域に誘導される。その後は、きめ細かな
制御を行うために、第1の合成位相誤差信号によりPL
L制御を行う。また同時に、周波数スペクトルの異なる
第2の位相誤差信号によりPLL制御を行う。
【0049】この場合において、逓倍器61は4.79
5MHzの整数倍の高調波信号を発生させる。図8はバ
ンドパスフィルタにより抽出される高調波信号fS1〜f
S86の周波数配置図である。さらに、バンドパスフィル
タ62で、図8に示す高調波信号fS1(周波数513.
065MHz)から、高調波信号fS86(周波数92
0.64MHz)までの周波数成分を抽出して、増幅器
63で増幅した後上位ミクサ64に供給する。その結
果、上位ミクサ64においては、チャネル1は高調波信
号fS1にロックさせ、チャネル86は高調波信号fS86
ロックさせるようにする。したがって、時間的にきめ細
かな制御が可能となり、ローパスフィルタ65のカット
オフ周波数を高くすることができる。ただし、ロック後
は、制御電圧信号であるチューニング電圧に4.795
MHzの高調波が存在するので、ローパスフィルタ65
には4.795MHzの整数倍のサイドバンドを除去す
るカットオフ特性をもたせる必要がある。
【0050】本多チャネルFM受信方法は前記実施例
(2)および(3)においても,これらのC/N抑圧特
性を良好にするための周波数関係に設定してあり、多チ
ャネルFM受信方法として極めて有効な方法となる。
【0051】
【発明の効果】本発明は上記作用説明より明らかな様
に、現状のBSフォーマットに準じたチャネルプラン
で、多チャネルFM入力信号が128.84MHzから3
389.44MHZまでの86チャネルのもので、かつ、
隣接する各チャネル間が38.36MHz間隔で存在する
FMの連続波を、イメージ妨害、ローカルリークの問題
なく選択受信できる方法および装置であり、第2中間周
波数と入力信号の一波(397.36MHZ)の間で発生
する干渉を除いて、扱う全ての基本波の周波数が、12
8.84MHzから7365.12MHzに亘って独立して
存在し得る広帯域システムを構成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における多チャネルFM
受信装置の構成ブロック図
【図2】本発明の一実施例における多チャネルFM信号
の周波数スペクトル図
【図3】本発明の第2の実施例における多チャネルFM
受信装置に適用するPLL回路の構成ブロック図
【図4】本発明の第3の実施例における多チャネルFM
受信装置に適用するPLL回路の構成ブロック図
【図5】一般的な単ループのPLL回路の構成ブロック
【図6】(a)比較周波数が高い場合の比較周波信号お
よび制御電圧信号の波形図 (b)比較周波数が低い場合の比較周波信号および制御
電圧信号の波形図
【図7】(a)VCOのフリーラン時の位相雑音信号の
帯域特性図 (b)ローパスフィルタのカットオフ周波数200kH
zの場合の位相雑音信号特性図 (c)ローパスフィルタのカットオフ周波数800kH
zの場合の位相雑音信号特性図
【図8】バンドパスフィルタにより抽出される高調波信
号の特性図
【図9】従来の多チャネルFM受信方法を適用した装置
の構成ブロック図
【符号の説明】
21 ハイパスフィルタ 22 利得可変制御部 23 広帯域増幅器 24 ローパスフィルタ 25 第1ミクサ 26 バンドパスフィルタ 27 狭帯域増幅器 28 バンドパスフィルタ 29 第2ミクサ 30 バンドパスフィルタ 31 信号発生器 32 VCO 33 分配器 34 第1分周器 35 第2分周器 36 基準信号発生器 37 位相比較器 38 増幅器 39 ローパスフィルタ 40 PLL回路
フロントページの続き (72)発明者 大川 康仁 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 佐藤 毅 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 高橋 広志 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心周波数が所定周波数間隔で構成され
    る多チャネルのFM入力信号を受信する多チャネルFM
    受信方法であって、前記所定周波数の整数倍でかつ周波
    数が可変の第1局発信号を生成し、前記第1局発信号を
    受けて前記FM入力信号をアップコンバートして前記F
    M入力信号のスペクトルの任意の周波数の2倍の周波数
    の隙間となり、かつ、前記FM入力信号の周波数帯域、
    および前記第1局発信号周波数帯域のいずれとも重なら
    ない第1中間周波数信号を生成し、前記FM入力信号周
    波数帯域、第1局発信号帯域、および第1中間周波数帯
    域のいずれとも重ならない一定周波数の第2局発信号を
    受けて前記第1中間周波数信号をダウンコンバートして
    第2中間周波数信号を生成することを特徴とする多チャ
    ネルFM受信方法。
  2. 【請求項2】 中心周波数が所定周波数間隔で構成され
    る多チャネルのFM入力信号を受信する多チャネルFM
    受信装置であって、前記所定周波数の整数倍でかつ周波
    数が可変の第1局発信号を生成する第1局発信号生成手
    段と、前記第1局発信号を受けて前記入力信号をアップ
    コンバートし、前記FM入力信号のスペクトルの任意の
    周波数の2倍の周波数の隙間となり、かつ、前記FM入
    力信号の周波数帯域および前記第1局発信号周波数帯域
    のいずれとも重ならない第1中間周波数信号を生成する
    第1中間周波数生成手段と、前記FM入力信号周波数帯
    域、第1局発信号帯域、および第1中間周波数帯域のい
    ずれとも重ならない一定周波数の第2局発信号を生成す
    る第2局発信号生成手段と、前記第2局発信号を受けて
    前記第1中間周波数信号をダウンコンバートし、第2中
    間周波数信号を生成する第2中間周波数生成手段とを有
    することを特徴とする多チャネルFM受信装置。
  3. 【請求項3】 前記第1局発信号生成手段は、二重ルー
    プ構造のPLL回路であることを特徴とする請求項2記
    載の多チャネルFM受信装置。
  4. 【請求項4】 前記第1局発信号生成手段は、三重ルー
    プ構造のPLL回路であることを特徴とする請求項2記
    載の多チャネルFM受信装置。
JP5100905A 1993-04-27 1993-04-27 多チャネルfm受信方法および装置 Expired - Fee Related JP2760254B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5100905A JP2760254B2 (ja) 1993-04-27 1993-04-27 多チャネルfm受信方法および装置
US08/227,125 US5517685A (en) 1993-04-27 1994-04-13 PLL circuit having a multiloop, and FM receiving method and apparatus able to utilize the same
CA002121390A CA2121390C (en) 1993-04-27 1994-04-15 Multiloop phase-locked loop circuit
EP94302694A EP0622904B1 (en) 1993-04-27 1994-04-15 PLL circuit having a multiloop, and FM receiving method and apparatus able to utilize the same
DE69423126T DE69423126T2 (de) 1993-04-27 1994-04-15 Mehrschleifenphasenregelkreis, FM-Empfangsverfahren und FM-Empfänger mit einem derartigen Phasenregelkreis

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5100905A JP2760254B2 (ja) 1993-04-27 1993-04-27 多チャネルfm受信方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06310945A true JPH06310945A (ja) 1994-11-04
JP2760254B2 JP2760254B2 (ja) 1998-05-28

Family

ID=14286363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5100905A Expired - Fee Related JP2760254B2 (ja) 1993-04-27 1993-04-27 多チャネルfm受信方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2760254B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011250403A (ja) * 2010-05-21 2011-12-08 Thales フレキシブルな広帯域周波数変換用の装置及び関連する人工衛星の遠隔操作受信機
JP2013017037A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Nippon Antenna Co Ltd レベル調整装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011250403A (ja) * 2010-05-21 2011-12-08 Thales フレキシブルな広帯域周波数変換用の装置及び関連する人工衛星の遠隔操作受信機
JP2013017037A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Nippon Antenna Co Ltd レベル調整装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2760254B2 (ja) 1998-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0172560B1 (en) Variable frequency synthesizer
JP3871727B2 (ja) 周波数合成装置
US5517685A (en) PLL circuit having a multiloop, and FM receiving method and apparatus able to utilize the same
US5548831A (en) FM Receiver having multiple IF stages
EP2873152B1 (en) Ultra low phase noise signal source
JP2710528B2 (ja) 低雑音微細周波数ステップシンセサイザ
US4742566A (en) AM receiver
US20050282517A1 (en) Radio frequency tuner
CN113225021B (zh) 超宽带恒温下变频器
JPH0946225A (ja) マイクロ波・ミリ波帯位相同期発振回路
US4194151A (en) Multifrequency generator
JP2760254B2 (ja) 多チャネルfm受信方法および装置
JP4076558B2 (ja) Am/fmラジオ受信機およびこれに用いる局部発振回路
EP1217723A2 (en) Quadrature modulator using a Phase Locked Loop
JPS5832810B2 (ja) 位相同期形ディジタル周波数シンセサイザ
US20050089119A1 (en) Receiver
JP2000286724A (ja) 無線通信機の送信部構成方式
US6990154B1 (en) Using an IF synthesizer to provide raster component of frequency channel spacing
Rohde et al. Digital PLL Synthesizers
JP2000299646A (ja) ダブルコンバージョンチューナ
JPH04192725A (ja) スーパーヘテロダイン受信回路
JPH06104778A (ja) 無線送信機
JPH11346171A (ja) 高周波信号の受信装置
JPH05252058A (ja) 無線送信機
US20090302896A1 (en) Signal conditioning circuit with a shared oscillator

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees