JPH06310675A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH06310675A
JPH06310675A JP5097881A JP9788193A JPH06310675A JP H06310675 A JPH06310675 A JP H06310675A JP 5097881 A JP5097881 A JP 5097881A JP 9788193 A JP9788193 A JP 9788193A JP H06310675 A JPH06310675 A JP H06310675A
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JP
Japan
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lower electrode
film
trench
forming
dielectric layer
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JP5097881A
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Toshiyuki Ooashi
敏行 大芦
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 DRAMのトレンチタイプのメモリセルにお
いて、微細なメモリセルサイズでも必要な記憶容量の確
保を可能にする。 【構成】 MOSキャパシタ25の下部電極26を、ト
レンチ19内壁表面に形成された下部電極膜26aと、
その表面に形成された凸状導電膜30a,bとで構成す
ることによって、下部電極26の表面形状が凹凸を有す
るように形成し、記憶容量として用いる面積を増加させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置に関し、
特に、DRAM(Dynamic Random Ac
cess Memory)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置は、コンピュータなど
の情報処理機器の目覚ましい普及によってその需要が急
速に拡大している。また、機能的にも、メモリーの大規
模記憶容量や高速動作性等が要求され、これに伴って、
半導体装置の高集積化および高速応答性ならびに高信頼
性に関する技術開発が進められている。
【0003】DRAMは、記憶情報のランダムな入出力
が可能で、多数の記憶情報を記憶する領域であるメモリ
セルアレイと、外部との入出力に必要な周辺回路とから
構成される。図8は、DRAMの構成を示すブロック図
である。図において、1は記憶情報のデータ信号を蓄積
するためのメモリセルアレイで、単位記憶情報を蓄積す
るためのメモリセルがマトリックス状に規制正しく配列
されている。2はメモリセルアレイ1内のメモリセルを
選択するためのアドレス信号を外部から受けるためのロ
ウアンドカラムアドレスバッファ、3および4は上記ア
ドレス信号を解読することによってメモリセルを指定す
るためのロウデコーダおよびカラムデコーダ、5は指定
されたメモリセルに蓄積された記憶情報の信号を増幅し
て読み出すセンスリフレッシュアンプである。6および
7はデータ入出力のためのデータインバッファおよびデ
ータアウトバッファ、8はクロック信号を発生させるた
めのクロックジェネレータである。
【0004】図9はメモリセルの構成を説明するための
4ビット分の等価回路図である。DRAMのメモリセル
は、電荷を記憶するMOSキャパシタとその電荷を転送
するMOSトランジスタとで構成されるのが特徴であ
る。図9に示すメモリセル9は、1個のMOSトランジ
スタ10と1個のMOSキャパシタ11とから成る、い
わゆる1トランジスタ1キャパシタ型のメモリセルであ
る。このタイプのメモリセル9は構造が簡単であるた
め、メモリセルアレイの集積度を向上させることが容易
であり、大容量のDRAMに広く用いられている。
【0005】また、DRAMのメモリセルは、MOSキ
ャパシタの構造によっていくつかのタイプに分けること
ができるが、その1つにトレンチタイプのメモリセルが
ある。図10は従来のトレンチタイプのメモリセルの構
造を示す断面図である。図において、12はシリコン単
結晶等から成る半導体基板(以後、基板と称す)、13
はメモリセルの周囲を囲んで、隣接するメモリセルと電
気的に分離するフィールド絶縁膜、14a,14bは基
板12に所定の間隔を隔てて形成されたソース・ドレイ
ン領域、15は基板12上に形成されたゲート絶縁膜、
16はゲート絶縁膜15を介してソース・ドレイン領域
14a,14bの間の基板12上に形成され、ワード線
となるゲート電極、17はソース・ドレイン領域14
a,14b、ゲート絶縁膜15、およびゲート電極16
で構成されるMOSトランジスタである。また18はM
OSキャパシタ、19は基板12の垂直方向に溝を掘っ
て形成したトレンチで、その側面をMOSキャパシタ1
8の記憶容量として用いるものである。20はソース・
ドレイン領域の一方14aに接続されたMOSキャパシ
タ18の下部電極、21は下部電極20上に形成された
MOSキャパシタ18の誘電体層、22は誘電体層21
上に形成された上部電極である。23は層間絶縁膜、2
4は層間絶縁膜23上に形成され、ソース・ドレイン領
域の他方14bに接続されたビット線である。
【0006】次に、このように構成されるDRAMのメ
モリセルの製造方法を、図11〜図14に基づいて以下
に示す。まず、基板12の所定領域に、例えばLOCO
S法により厚いフィールド絶縁膜13を形成し(図1
1)、次いでホトリソグラフィ法および異方性ドライエ
ッチング法を用いて、フィールド絶縁膜13に隣接する
所定領域に基板12の垂直方向に溝を掘り、トレンチ1
9を形成する(図12)。次に、基板12上の全面に例
えば、多結晶シリコン等から成る導電膜を減圧CVD法
により堆積し、ホトリソグラフィ法およびエッチング法
を用いてこの導電膜を選択的に除去して、トレンチ19
内壁に下部電極20を形成する(図13)。
【0007】次に、基板12上の全面に、例えば、シリ
コン窒化膜等の絶縁膜を形成し、ホトリソグラフィ法お
よびエッチング法を用いてこの絶縁膜を選択的に除去し
て、トレンチ19内壁の下部電極20上に誘電体層21
を形成する。次に、基板12上の全面に、トレンチ19
内を埋め込むように多結晶シリコン等から成る導電膜を
堆積し、ホトリソグラフィ法およびエッチング法を用い
てこの導電膜を選択的に除去して、上部電極22を形成
する(図14)。
【0008】次に、ゲート絶縁膜15、ゲート電極16
およびソース・ドレイン領域14a,14bを順次形成
してMOSトランジスタ17を形成した後、基板12上
の全面に層間絶縁膜23を例えばCVD法により形成
し、ホトリソグラフィ法およびエッチング法を用いて選
択的に除去して開口部を形成する。次に、層間絶縁膜2
3上の全面に、例えば、タングステンシリサイド膜等の
導電膜を、例えばスパッタ法により被着し、ホトリソグ
ラフィ法およびエッチング法を用いて所定の形状にパタ
ーニングすることにより、層間絶縁膜23の開口部を介
してソース・ドレイン領域の一方14bに接続されたビ
ット線24を形成する(図10参照)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】DRAMの記憶領域と
しての安定動作および信頼性の観点から、1ビットのメ
モリセルに蓄える電荷は、メモリセルサイズが縮小され
てもほぼ一定に維持する必要がある。しかしながら従来
のトレンチタイプのメモリセルは、以上のように構成さ
れているため、DRAMの高集積化に伴ってメモリセル
サイズが縮小されると、キャパシタ18面積も同時に縮
小され、キャパシタ18容量を維持するのが困難であっ
た。そのためにキャパシタ18の誘電体層21を薄くす
る方法が考えられるが、誘電体層21を薄くすると誘電
体層21の信頼性が低下するという問題点があった。
【0010】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたものであって、微細なメモリサイズに
おいても、微細な領域でキャパシタ容量を確保できる高
集積化に適した、トレンチタイプのDRAMのメモリセ
ルを得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体装
置は、MOSキャパシタの下部電極がトレンチ内壁全面
に、表面形状に凹凸を有して形成され、この下部電極表
面を被覆するMOSキャパシタの誘電体層が上記下部電
極の表面形状に沿った所定厚さの膜状に形成され、さら
にこの誘電体層表面で囲まれる上記トレンチ中央部がM
OSキャパシタの上部電極によって埋め込まれたもので
ある。
【0012】また、この発明に係る半導体装置の製造方
法は、半導体基板に、この半導体基板と垂直方向に溝を
掘ってトレンチを形成する工程と、このトレンチ内壁全
面に下部電極膜を形成する工程と、この下部電極膜が形
成された上記トレンチ内に、異方性膜形成方法により絶
縁膜と導電膜とを交互に形成する工程と、上記絶縁膜お
よび導電膜の中央部分を柱状に除去した後上記絶縁膜の
残存部分をさらに除去することによって、上記下部電極
膜表面に上記導電膜を凸状に形成して、この下部電極膜
と凸状導電膜とで構成されるMOSキャパシタの下部電
極を形成する工程と、上記下部電極表面を被覆するよう
にMOSキャパシタの誘電体層を形成する工程と、上記
誘電体層表面で囲まれる上記トレンチ内にMOSキャパ
シタの上部電極を埋め込むように形成する工程とを有す
るものである。
【0013】
【作用】この発明による半導体装置は、MOSキャパシ
タの下部電極の表面形状に凹凸を有し、この下部電極表
面を被覆するMOSキャパシタの誘電体層が、下部電極
の表面形状に沿った所定厚さの膜状に形成されている。
このため誘電体層の下部電極と接する面および上部電極
と接する面の双方が、凹凸を有する分だけ従来のものよ
り面積が増加する。すなわち、記憶容量として用いる面
積が従来のトレンチタイプのメモリセルよりも増加する
ため、微細なメモリサイズでも十分な容量の確保ができ
る。
【0014】また、この発明による半導体装置の製造方
法は、MOSキャパシタの下部電極を形成するのに、ト
レンチ内壁に下部電極膜を形成した後、トレンチ内に絶
縁膜と導電膜とを交互に埋め込んでその中央部分を除去
し、さらに残存した絶縁膜を除去することにより、下部
電極膜とその表面に凸状に形成された導電膜とで下部電
極を形成する。このため下部電極の表面形状が確実に十
分な凸部を有するため、誘電体層の表面積、すなわち記
憶容量として用いる面積を確実に増加させることができ
る。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。なお、従来の技術と重複する箇所は、適宜説明を
省略する。図1はこの発明の一実施例によるDRAMの
トレンチタイプのメモリセルの構造を示す断面図であ
る。図において、12〜17、19、23、24は従来
のものと同じもの、25はトレンチ19内に形成された
MOSキャパシタ、26はトレンチ19内壁に、表面形
状が凹凸を有して形成され、ソース・ドレイン領域の一
方14aに接続されたMOSキャパシタ25の下部電
極、27は下部電極26の表面を覆って形成されたMO
Sキャパシタ25の誘電体層、28は誘電体層27で囲
まれたトレンチ19内中心部に埋め込まれた上部電極で
ある。
【0016】次に、このように構成されるDRAMのメ
モリセルの製造方法を図2〜図7に基づいて以下に示
す。まず、従来のものと同様に、基板12にフィールド
絶縁膜13を形成し、所定領域にトレンチ19を形成す
る(図11,図12参照)。次に、基板12上の全面に
例えば多結晶シリコン等から成る導電膜を減圧CVD法
により堆積し、ホトリソグラフィ法およびエッチング法
を用いてこの導電膜を選択的に除去して、トレンチ19
内壁に下部電極膜26aを形成する(図2)。
【0017】次に、基板12上の全面に、シリコン酸化
膜等の絶縁膜および多結晶シリコン等の導電膜を、絶縁
膜29a、導電膜30a、絶縁膜29b、導電膜30b
の順に、例えばコリメーションスパッタ法等の異方性膜
形成方法によって堆積する。続いて、ホトリソグラフィ
法により基板12上のトレンチ19部分にのみレジスト
パターンを形成し、ウェットエッチング法あるいはドラ
イエッチング法によってエッチングを繰り返すことによ
り、トレンチ19内以外の絶縁膜29a,bおよび導電
膜30a,bを順次除去して、トレンチ19内にのみ残
存させる(図3)。次に、シリコン酸化膜および多結晶
シリコンとのエッチング選択性の高い膜、例えばシリコ
ン窒化膜を基板12上の全面に堆積後、全面に異方性ド
ライエッチング法を用いて、トレンチ19内の側壁にシ
リコン窒化膜の枠31を形成する(図4)。
【0018】次に、シリコン窒化膜の枠31をマスクに
異方性ドライエッチング法によってエッチングを繰り返
すことにより、トレンチ19内の導電膜30b、絶縁膜
29b、導電膜30a、および絶縁膜29aの中央部分
を除去する(図5)。次に、基板12にウェットエッチ
ング法を用いて、シリコン窒化膜の枠31と絶縁膜29
a,bを除去する。これにより、下部電極膜26aとそ
の表面に凸状に形成された導電膜30a,bとで構成さ
れるMOSキャパシタ25の下部電極26が形成される
(図6)。
【0019】次に、基板12上の全面に、例えば薄いシ
リコン窒化膜等のカバレジ性が良くしかも誘電率の高い
膜を形成後、この膜をホトリソグラフィ法およびエッチ
ング法を用いて選択的に除去して、トレンチ19内の下
部電極26上にMOSキャパシタ25の誘電体層27を
形成する。次いで、基板12上の全面に、トレンチ19
内の最下部まで成膜されるように、比較的薄い多結晶シ
リコン等の導電膜を形成後、ホトリソグラフィ法および
エッチング法を用いて選択的に除去して、トレンチ19
内に埋め込まれたMOSキャパシタ25の上部電極28
を形成する。この時この上部電極28は完全にトレンチ
19内部に埋まらなくても、少なくとも誘電体層27上
には形成されるためMOSキャパシタ26の性能には影
響しない(図7)。
【0020】その後、従来のものと同様にMOSトラン
ジスタ17、層間絶縁膜23およびビット線24を形成
し(図1参照)、所定の処理を施してDRAMのメモリ
セルを完成する。
【0021】以上のように製造されるDRAMのメモリ
セルでは、MOSキャパシタ25の下部電極26が、ト
レンチ19内壁に形成された下部電極膜26aと、その
表面に形成された凸状の導電膜30a,bとで構成され
る。この凸状の導電膜30a,bが下部電極26表面の
凸部となるため、下部電極26の表面積を確実に増加さ
せることができる。従って誘電体層27の表面積、すな
わち記憶容量として用いる面積を従来のトレンチタイプ
のメモリセルよりも増加できる。
【0022】なお、上記実施例において、MOSキャパ
シタ25の下部電極26の一部となる凸状の導電膜30
a,bの断面形状は同心円の他に同心楕円、星型、十字
型などであっても良い。
【0023】また、凸状の導電膜30a,bは二層とし
たが、一層もしくは三層以上であっても良く、層数が多
いほど下部電極26の表面積、すなわち記憶容量として
用いる面積を増やすことができる。
【0024】また、上記実施例では、ビット線24とし
て、スパッタ法により被着されたタングステンシリサイ
ド膜を示したが、他の導電膜でも良く、多結晶シリコン
膜、金属シリサイド膜、金属膜、TiN膜、あるいはこ
れらの膜を交互に重ね合わせた複合膜であっても良い。
【0025】また、上記実施例では、ビット線24は直
接ソース・ドレイン領域の一方14bに接続されている
が、何等かの導電膜を介して接続されていても良い。
【0026】また、MOSトランジスタ17の構造とし
てLDD構造を図示したが、他の構造でも同様の効果を
示す。
【0027】また、LOCOS法によるフィールド絶縁
膜13による素子間分離を示したが、他の分離法でも良
く、例えばフィールドシールド分離方法やトレンチ分離
方法でも同様の効果を示す。
【0028】
【発明の効果】以上の様に、この発明によればMOSキ
ャパシタの下部電極の表面形状を凹凸を有するように形
成したので、記憶容量として使用する面積が、従来のト
レンチタイプのメモリセルよりも増加させることができ
るため、微細なメモリサイズでも十分な容量の確保が可
能となり高集積化に対応できる半導体装置が得られる。
【0029】また、トレンチ内壁に下部電極膜を形成し
た後、その表面に凸状の導電膜を形成することによって
下部電極を形成したため、下部電極表面に確実に十分な
凸部を形成でき、MOSキャパシタの記憶容量として使
用する面積の増加した半導体装置を、安定して高い信頼
性で製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による半導体装置の構造を
示す断面図である。
【図2】この発明の一実施例による半導体装置の製造方
法の一工程を示す断面図である。
【図3】この発明の一実施例による半導体装置の製造方
法の一工程を示す断面図である。
【図4】この発明の一実施例による半導体装置の製造方
法の一工程を示す断面図である。
【図5】この発明の一実施例による半導体装置の製造方
法の一工程を示す断面図である。
【図6】この発明の一実施例による半導体装置の製造方
法の一工程を示す断面図である。
【図7】この発明の一実施例による半導体装置の製造方
法の一工程を示す断面図である。
【図8】DRAMの構成を示すブロック図である。
【図9】DRAMのメモリセルの等価回路図である。
【図10】従来の半導体装置の構造を示す断面図であ
る。
【図11】従来の半導体装置の製造方法の一工程を示す
断面図である。
【図12】従来の半導体装置の製造方法の一工程を示す
断面図である。
【図13】従来の半導体装置の製造方法の一工程を示す
断面図である。
【図14】従来の半導体装置の製造方法の一工程を示す
断面図である。
【符号の説明】
12 半導体基板 14a,b ソース・ドレイン領域 15 ゲート絶縁膜 16 ゲート電極 17 MOSトランジスタ 19 トレンチ 24 ビット線 25 MOSキャパシタ 26 下部電極 26a 下部電極膜 27 誘電体層 28 上部電極 29a,b 絶縁膜 30a,b 導電膜
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】なお、上記実施例において、MOSキャパ
シタ25の下部電極26の一部となる凸状の導電膜30
a,bの断面形状は同心円の他に同心楕円、星型、十字
型などであっても良い。この場合、トレンチ19内中央
部をエッチングする際(図5参照)使用するマスクとし
ては、上記実施例ではシリコン窒化膜の枠31を使用し
たが、ホトリソグラフィ法によって形成されたマスクを
用いる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に、ソース・ドレイン領域と
    ゲート絶縁膜とワード線となるゲート電極とで構成され
    るMOSトランジスタと、下部電極と誘電体層と上部電
    極とで構成されるMOSキャパシタと、ビット線とを有
    し、上記MOSキャパシタが、上記半導体基板にこの半
    導体基板と垂直方向に形成されたトレンチ内に配設さ
    れ、上記ソース・ドレイン領域の一方が上記下部電極と
    接続され、他方が上記ビット線と接続された半導体装置
    において、上記下部電極が上記トレンチ内壁全面に、表
    面形状に凹凸を有して形成され、この下部電極表面を被
    覆する上記誘電体層が、上記下部電極の表面形状に沿っ
    た所定厚さの膜状に形成され、さらにこの誘電体層表面
    で囲まれる上記トレンチ中央部が上記上部電極によって
    埋め込まれていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板に、この半導体基板と垂直方
    向に溝を掘ってトレンチを形成する工程と、このトレン
    チ内壁全面に下部電極膜を形成する工程と、この下部電
    極膜が形成された上記トレンチ内に、異方性膜形成方法
    により絶縁膜と導電膜とを交互に形成する工程と、上記
    絶縁膜および導電膜の中央部分を柱状に除去した後上記
    絶縁膜の残存部分をさらに除去することによって、上記
    下部電極膜表面に上記導電膜を凸状に形成して、この下
    部電極膜と凸状導電膜とで構成されるMOSキャパシタ
    の下部電極を形成する工程と、上記下部電極表面を被覆
    するようにMOSキャパシタの誘電体層を形成する工程
    と、上記誘電体層表面で囲まれる上記トレンチ内にMO
    Sキャパシタの上部電極を埋め込むように形成する工程
    とを有することを特徴とする請求項1記載の半導体装置
    の製造方法。
JP5097881A 1993-04-23 1993-04-23 半導体装置およびその製造方法 Pending JPH06310675A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020080291A1 (ja) * 2018-10-17 2020-04-23 太陽誘電株式会社 トレンチキャパシタおよびトレンチキャパシタの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020080291A1 (ja) * 2018-10-17 2020-04-23 太陽誘電株式会社 トレンチキャパシタおよびトレンチキャパシタの製造方法

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