JPH06310671A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH06310671A
JPH06310671A JP5099501A JP9950193A JPH06310671A JP H06310671 A JPH06310671 A JP H06310671A JP 5099501 A JP5099501 A JP 5099501A JP 9950193 A JP9950193 A JP 9950193A JP H06310671 A JPH06310671 A JP H06310671A
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JP
Japan
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electrode
pattern
storage electrode
capacitor
phase shift
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JP5099501A
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Masami Aoki
正身 青木
Seiichi Takedai
精一 竹大
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電極の総表面積をより大きくすることがで
き、DRAMセルに必要なキャパシタ容量の増大をはか
り得る半導体記憶装置を提供すること。 【構成】 シリコン基板上に形成された、一部にSNコ
ンタクト部11を有する絶縁膜24と、この絶縁膜上2
4にSNコンタクト部11を覆うように形成された電極
13とを備えた半導体記憶装置において、電極13は最
小加工寸法よりも小さい幅の溝14により複数に分離さ
れ、かつ分離された各電極はSNコンタクト部11に埋
め込まれた電極材料により電気的に接続されていること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電極パターンの改良を
はかった半導体装置に係わり、特にスタック型キャパシ
タ構造を有するダイナミックRAM(DRAM)等の蓄
積電極パターンの改良をはかった半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体記憶装置は高集積化,大容
量化の一途を辿っており、特に1個のMOSFETと1
個のMOSキャパシタから構成されるMOSダイナミッ
クRAM(DRAM)においては、メモリセルの微細化
への研究が進んでいる。このようなメモリセルの微細化
に伴い、情報(電荷)を蓄積するキャパシタの面積は減
少し、この結果メモリ内容が誤って読み出されたり、或
いはα線などによりメモリ内容が破壊されるソフトエラ
ーなどが問題になっている。
【0003】上記の問題を解決し、高集積化,大容量化
をはかるための方法として、占有面積を増大することな
く実質的にキャパシタの占有面積を拡大し、キャパシタ
容量を増やして蓄積電荷量を増大させるための様々な方
法が提案されている。その1つに、次のようなスタック
型キャパシタ構造を有するDRAMがある。
【0004】このDRAMは、図8(a)に平面図を、
図8(b)に(a)の矢視F−F′断面図を示すように
構成される。基板81上に素子分離領域82(821
822 …)及び素子領域89(891 ,892 …)を形
成し、さらにワード線83(831 ,832 …)を形成
してMOSトランジスタが構成され、また蓄積電極84
(841 ,842 …),キャパシタ絶縁膜85,プレー
ト電極86を形成してキャパシタが構成されている。な
お、87は蓄積電極コンタクト、88は層間絶縁膜、9
0(901 ,902 …)はビット線を示している。
【0005】しかしながら、この構造では投影面積及び
蓄積電極の平面パターンの周辺長が十分大きくないため
に、DRAMセルに必要なキャパシタ容量を稼ぐには、
蓄積電極の高さを十分に高くしなければならない。この
ため、蓄積電極よりも上の配線から蓄積電極より下の層
にコンタクトをとるのが困難になるという問題があっ
た。
【0006】そこで最近、1メモリセル当りのキャパシ
タの表面積をさらに効果的に増大させるために、位相シ
フトマスクを用いる方法が提案されている。この方法で
は、図9(a)に示すような位相シフタ91を用いるこ
とにより、位相が180°回転し、位相シフタ91のエ
ッジに沿って光強度が0になる。このため、ネガ型レジ
ストを用いることにより、位相シフタ91のエッジに沿
ってレジストが除去されて、最小加工寸法よりも微細な
スペースが形成される。これは、いわゆるエッジ利用型
位相シフト・マスクである。
【0007】この方法でエキシマ・ステッパ等を用いる
と、0.1〜0.2μmのスペースが実現される。その
結果として、図9(b)に示したような蓄積電極(S
N)92の形状が実現される。なお、93は最小設計ル
ールで形成されたコンタクト部である。このSN形状
は、従来の単純SN構造に比べて総表面積が約2.5倍
になるため、同じSN高さで同じキャパシタ絶縁膜厚で
比較すると、CS が従来の2.5倍になる。
【0008】しかしながら、この方法は蓄積電極の平面
的な面積の増大により表面積の増大をはかっているた
め、基板表面に蓄積電極を横方向に広げる余裕がなけれ
ばならず、素子が微細化してくると蓄積電極の平面的な
面積拡大効果も小さくなり、十分なキャパシタ容量を確
保できなくなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように従来、蓄積
電極高さをさほど大きくすることなく、DRAMセルに
必要なキャパシタ容量を確保する手段として位相シフト
を用いる方法があるが、この方法を用いても電極の表面
積の増大には限界があり、十分なキャパシタ容量を確保
することは困難となってきている。
【0010】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
もので、その目的とするところは、電極の総表面積をよ
り大きくすることができ、DRAMセルに必要なキャパ
シタ容量の増大等に寄与し得る半導体装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、電極の
上面だけではなく側面の面積拡大をはかることにより、
総表面積の拡大をはかることにある。即ち本発明は、半
導体基板上に形成された、一部にコンタクト部を有する
絶縁膜と、この絶縁膜上にコンタクト部を覆うように形
成された電極とを備えた半導体装置において、電極は最
小加工寸法よりも小さい幅の溝により複数に分離され、
かつ分離された各電極はコンタクト部に埋め込まれた導
電材料により電気的に接続されていることを特徴とす
る。
【0012】また本発明は、半導体基板上にスイッチン
グ素子とキャパシタからなるメモリセルを複数個配置し
た半導体装置において、前記キャパシタの一方の電極を
成し前記スイッチング素子と接続される蓄積電極は、最
小加工寸法より小さい幅の溝により複数に分離され、か
つ分離された各電極は前記スイッチング素子とのコンタ
クト部で該コンタクト部に埋め込まれた導電材料により
電気的に接続されていることを特徴とする。
【0013】ここで、本発明の望ましい実施態様として
は、次のものが上げられる。 (1) メモリセルの蓄積電極間の分離に位相シフトパター
ンのエッジ部を用いることにより、最小加工寸法より小
さい分離間隔で、投影面積及び平面パターン周辺長の大
きい蓄積電極を形成すること。 (2) 半導体基板上にMOSトランジスタ及びこのトラン
ジスタのソース・ドレインの一方に接続されるキャパシ
タを形成したメモリセルを複数個配置してなる半導体記
憶装置において、1つのメモリセルに接続されるキャパ
シタの蓄積電極を、長方形等の多角形パターンの位相シ
フタを組み合わせた位相シフトマスクによって形成する
ことで、蓄積電極の分離パターンを形成するのと同時
に、最小加工寸法より細い溝を形成すること。 (3) 位相シフトマスクの蓄積電極パターンを構成する位
相シフタの境界線が、蓄積電極コンタクトパターンと交
差する点を持つこと。
【0014】
【作用】本発明によれば、最小加工寸法よりも小さい幅
の溝により分離された各電極をコンタクト部の導電膜に
より接続することにより、分離された各電極を1つの電
極として機能させることができる。そしてこの場合、溝
を設けたことにより側面の面積が増大するため、電極の
総表面積は格段に大きくなる。従って、DRAMの蓄積
電極等に適用した場合、蓄積電極面積の増大をはかりキ
ャパシタ容量の増大をはかることが可能となる。
【0015】また、電極パターンの形成に、位相シフト
法を利用することにより、電極を最小加工寸法より小さ
い分離幅で分離するのと同時に、最小加工寸法より小さ
い溝を形成することができ、総表面積の大きな電極を簡
易に形成することが可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例1)図1は本発明の第1の実施例に係わる半導
体記憶装置(DRAM)を説明するためのもので、
(a)は2分割型の位相シフトマスクの位相シフタのパ
ターンを示す平面図、(b)はこの位相シフトマスクを
用いて形成された仕上りのSN形状の平面パターンを示
す図、(c)は(b)におけるA−A′断面図である。
【0017】図1(b)には、蓄積電極(ストレージノ
ード:SN)コンタクト11(111 〜114 )に接続
される4つの蓄積電極パターンを示すが、各々の蓄積電
極13はそれぞれ2つに分離されている。図1(a)に
は、位相シフタ12を市松状に配置した位相シフトマス
クを示すが、位相シフタ12は蓄積電極13の1/2の
大きさに相当している。
【0018】図1(a)に示すような位相シフタ12を
用いて露光することにより、位相シフタ12を通過した
光とそれ以外の透明部を通過した光とで、これらの位相
が180°ずれるため、位相シフタ12のエッジに沿っ
て光強度が0になる。このため、ネガレジストを用いる
と、この境界部分のレジストが除去されて微細なスペー
スが形成される。
【0019】従って、図1(b)に示すように、1つの
蓄積電極13は、ウエハ垂直方向から見ると、2つの長
方形部分に分割された形状になる。しかし、図1(c)
に示すように断面図で見ると、2つの長方形部分に分離
しているスリット(細溝)14は、SNコンタクト11
を横切って形成されているため、2つの長方形部分は電
気的に分離されてはいない。
【0020】このSN形状は、最小加工寸法以下の分離
幅で隣のSNと分離されるのと同時に、最小加工寸法以
下のスリットを有する。従って、SNの総表面積は、従
来の単純SN構造に比べて約3〜4倍になるため、同じ
高さ,同じキャパシタ絶縁膜厚で比較すると、CS が3
〜4倍になる。つまり、従来の単純SN構造を形成する
のと同じ工程数で3〜4倍のCS が実現できることにな
る。これは、キャパシタ工程数が倍近くなるクラウン構
造にも匹敵するCS である。
【0021】次に、このSN形状を実現するための工程
を、図2(a)〜(c)を用いて説明する。まず、図2
(a)に示すように、シリコン基板20に素子分離用酸
化膜(図示せず)を形成した後、トランジスタ領域にチ
ャネルイオン注入を行い、ゲート絶縁膜21、ワード線
22を形成し、さらにソース・ドレインイオン注入を行
う。次いで、絶縁膜23,24を形成した後、SNコン
タクト11を開口し、SN電極となるポリシリコン膜2
5を堆積し、ドーピングを行う。
【0022】次いで、図1に示した位相シフトマスクを
用いて、図2(b)に示すように、ネガ型レジスト26
にパターニングを行う。ここで、レジスト26には同形
の長方形のパターンに形成されるが、このパターンをマ
スクとしてRIE等によりポリシリコン25を選択エッ
チングする。ここでのポイントは、RIE膜厚のコント
ロールである。ポリシリコン25の平坦部の膜厚をT
a,SNコンタクト孔部の膜厚をTbとすれば、エッチ
ング量Teを Ta<Te<Tb で表す範囲に制御する。
【0023】この条件では、SN電極13は、隣のSN
電極と分離されるが、スリット14はSNコンタクト部
11上に形成されるため、分離とスリット形成を一度の
エッチングで達成することができる。以上のプロセスで
図1(b)(c)に示すSN電極形状を形成することが
できる。
【0024】これ以降は、図2(c)に示すように、S
iO2 等のキャパシタ絶縁膜27,プレート電極28,
層間絶縁膜29を形成し、ビット線コンタクト18,ビ
ット線19を形成することにより、SN電極を有するD
RAMが製造される。
【0025】このように本実施例では、メモリセルの蓄
積電極パターンを、多角形パターンを組合せた位相シフ
トマスクによって形成することで、蓄積電極13を最小
分離寸法より小さい分離幅で分離すると同時に、最小分
離寸法以下のスリット14を形成することができる。そ
して、蓄積電極13をスリット14により分離し、分離
した各電極をSNコンタクト部11で接続しているの
で、蓄積電極13は1つの電極として機能することにな
り、その表面積が極めて大きくなる。従って、キャパシ
タ容量を十分に大きくすることができ、DRAMセルに
必要なキャパシタ容量を確保することができる。しか
も、蓄積電極高さをあまり大きくする必要がないことか
ら、蓄積電極13より上の配線から下の層にコンタクト
をとるのが困難になる等の不都合もない。
【0026】また、蓄積電極13のパターニングに位相
シフトマスクを用いていることから、分離する電極の幅
及び溝の幅を最小設計寸法以下に設定することができ、
これにより微細な蓄積電極パターンであってもその表面
積の増大をはかることができる。また、図1(a)に示
すように位相シフトマスクを用いることにより、各々の
蓄積電極分離とスリット形成を同時に行えることから、
製造プロセスの複雑化を招くこともない。 (実施例2)図3は本発明の第2の実施例に係わる半導
体記憶装置を説明するためのもので、(a)は4分割型
の位相シフトマスクの位相シフタのパターンを示す平面
図、(b)はこの位相シフトマスクを用いて形成された
仕上りSN形状の平面パターンを示す図である。
【0027】本実施例では、図3(a)に示すように、
蓄積電極33の1/4の大きさの位相シフタ32が市松
状に配置されている。1つの蓄積電極33は4つの部分
に分割された形状になるが、第1の実施例と同様に位相
シフタ32のエッジはSNコンタクト31を横切ってい
るため、これらの部分は電気的に分離されることはな
い。また本実施例では、スリット34が十字に形成され
るため、第1の実施例よりも表面積の増大効果は大き
い。 (実施例3)図4は本発明の第3の実施例に係わる半導
体記憶装置を説明するためのもので、(a)はくさび型
の位相シフトマスクの位相シフタのパターンを示す平面
図、(b)はこの位相シフトマスクを用いて形成された
仕上りSN形状の平面パターンを示す図である。
【0028】本実施例では、図4(a)に示すように、
1つの蓄積電極に対し矩形の各辺中央部からくさび型の
位相シフタ53がそれぞれ中心に向かってSNコンタク
ト部まで配置されており、さらに隣接する部分では位相
シフタと透明部が反転パターンとなっている。
【0029】このような位相シフトマスクを用いてネガ
型レジストを露光することにより、図4(b)に示すよ
うに、矩形の各辺中央部が凹んだパターンの蓄積電極4
3が得られる。このような形状でもSN電極の側面積の
増大に有効であり、キャパシタ面積の増大をはかること
ができる。 (実施例4)図5は、本発明の第4の実施例に係わる半
導体記憶装置のトレンチキャパシタ部分を示す模式図で
ある。本実施例では、前記図4(a)に示す位相シフト
マスクパターンをポジレジストに転写し、このレジスト
パターンをマスクとして、基板51にトレンチ型キャパ
シタのトレンチ52を形成している。
【0030】本実施例では、トレンチ側面積が増大する
ため同じCS を確保するためのトレンチ深さを浅くでき
る利点がある。このように、本発明に示す位相シフトパ
ターンは、スタック型ばかりでなく、トレンチ型キャパ
シタにも適用することが可能である。 (実施例5)図6は、本発明の第5の実施例に係わる半
導体記憶装置を説明するためのもので、(a)は縦穴型
の位相シフトマスクの位相シフタのパターンを示す平面
図、(b)はこの位相シフトマスクを用いて形成された
仕上りSN形状を示す斜視図である。
【0031】本実施例では、SN電極パターンの内部に
2つの位相シフタ62が配置されており、隣接する部分
では位相シフタ62と透明部が反転パターンとなってい
る。このような微小面積の位相シフタは、シフタエッジ
同士が接近しているために、シフタ領域全体が暗部とな
る“両エッジ効果”が生じ、結果としてシフタ部は孔6
4となってSN電極内部に形成される。従って、本実施
例によっても同様に蓄積電極63の表面積が増大する。 (実施例6)図7は、本発明の第6の実施例に係わる半
導体記憶装置を説明するためのもので、(a)は縦穴型
の位相シフトマスクの位相シフタのパターンを示す平面
図、(b)はこの位相シフトマスクを用いて形成された
仕上りSN形状を示す斜視図である。
【0032】本実施例では、SN電極パターンの内部に
4つの位相シフタ72が配置されており、隣接する部分
では位相シフタ72と透明部が反転パターンとなってい
る。このような微小面積の位相シフタであれば、第5の
実施例と同様に“両エッジ効果”が生じ、シフタ部は孔
74となってSN電極内部に形成される。従って、本実
施例によっても蓄積電極73の表面積が増大する。
【0033】なお、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではない。実施例では、SN電極パターンは4
角形パターンの組合わせで表わされたが、これは3角形
など他の多角形の組合わせパターンでもよい。さらに、
分割数は2個又は4個に限るものではなく、仕様に応じ
て適宜変更可能である。また、実施例では4F2 (F:
デザインルール)タイプのセルのレイアウトに適用した
パターンについて記述しているが、8F2 ,6F2 タイ
プのレイアウトにも同等に適用できる。
【0034】また、SN電極としては、多結晶シリコン
以外のW,Cu等のメタルを用いてもよく、さらに、単
層であっても積層構造であってもよい。さらに、キャパ
シタ絶縁膜としては、SiO2 に限らずNO膜,Ta2
5 膜,強誘電体膜等を用いることができる。同様に、
プレート電極の材質も適宜変更可能である。その他、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施する
ことができる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、電
極を微細溝により分離した構造としているので、電極の
上面だけではなく側面の面積拡大をはかり、電極の総表
面積の拡大をはかることができ、これによりDRAMセ
ルに必要なキャパシタ容量の増大等に寄与することが可
能となる。
【0036】特に、DRAMセルの蓄積電極パターン
を、多角形パターンを組合せた位相シフトマスクによっ
て形成することで、最小分離寸法より小さい分離幅で分
離すると共に、最小分離寸法以下の細溝を形成でき、総
表面積の大きな蓄積電極を形成できる。従って、蓄積電
極高さをさほど大きくすることなく、DRAMセルに必
要なキャパシタ容量を確保することができ、蓄積電極よ
り上の配線から下の層にコンタクトをとるのが困難にな
らないような蓄積電極の平面パターンを持つ半導体記憶
装置を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係わる半導体記憶装置を説明す
るためのもので、位相シフトマスクのパターン及び仕上
りのSN形状を示す図。
【図2】第1の実施例の半導体記憶装置の製造工程を示
す断面図。
【図3】第2の実施例に用いた位相シフトマスクのパタ
ーン及び仕上りSN形状を示す図。
【図4】第3の実施例に用いた位相シフトマスクのパタ
ーン及び仕上りSN形状を示す図。
【図5】第4の実施例におけるトレンチ型キャパシタの
トレンチ形状を示す図。
【図6】第5の実施例に用いた位相シフトマスクのパタ
ーン及び仕上がりSN形状を示す図。
【図7】第6の実施例に用いた位相シフトマスクのパタ
ーン及び仕上がりSN形状を示す図。
【図8】従来のDRAMセルの概略構成を示す図。
【図9】従来の位相シフトマスクのパターン及び仕上が
りSN形状を示す図。
【符号の説明】
11,31,41…蓄積電極(SN)コンタクト 12,32,42,62,72…位相シフタ 13,33,43,63,73…蓄積電極 14,34,64,74…スリット(細溝) 18…ビット線コンタクト 19…ビット線 20…シリコン基板 21…ゲート絶縁膜 22…ワード線 25…ポリシリコン膜 26…ネガ型レジスト 27…キャパシタ絶縁膜 28…プレート電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に形成された、一部にコンタ
    クト部を有する絶縁膜と、この絶縁膜上にコンタクト部
    を覆うように形成され、かつ最小加工寸法よりも小さい
    幅の溝により複数に分離された電極とを具備し、前記分
    離された各電極は前記コンタクト部に埋め込まれた導電
    材料により電気的に接続されてなることを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】半導体基板上にスイッチング素子とキャパ
    シタからなるメモリセルを複数個配置した半導体装置に
    おいて、 前記キャパシタの一方の電極を成し前記スイッチング素
    子と接続される蓄積電極は、最小加工寸法より小さい幅
    の溝により複数に分離され、かつ分離された各電極は前
    記スイッチング素子とのコンタクト部で該コンタクト部
    に埋め込まれた導電材料により電気的に接続されてなる
    ことを特徴とする半導体装置。
JP5099501A 1993-04-26 1993-04-26 半導体装置 Pending JPH06310671A (ja)

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