JPH0631062Y2 - 養生メッシュシート単体 - Google Patents

養生メッシュシート単体

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JPH0631062Y2
JPH0631062Y2 JP12273888U JP12273888U JPH0631062Y2 JP H0631062 Y2 JPH0631062 Y2 JP H0631062Y2 JP 12273888 U JP12273888 U JP 12273888U JP 12273888 U JP12273888 U JP 12273888U JP H0631062 Y2 JPH0631062 Y2 JP H0631062Y2
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mesh sheet
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curing mesh
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英世 岡本
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建築工事現場の外壁面に沿って張設するため
の養生用又は防音用或は危険防止用の養生メッシュシー
ト、殊に布等の柔軟で可撓性のある素材により形成され
た養生メッシュシートを形成するための養生メッシュシ
ート単体の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
布等の柔軟で可撓性のある素材により形成された養生メ
ッシュシート単体を用いて、建築工事現場の外壁面に沿
って養生メッシュシートを垂下張設するには、第4図に
示すように、養生メッシュシート単体(a)の周縁に形
成された縁部(1a)(2a)(3a)(4a)を、他の養生メッシュシ
ート単体(b),(c),(d),(e)の縁部(2b)(1
c)(4d)(3e)に横地どうし、縦地どうしを突き合わせ、突
き合わされた縁部(1a)(2b),(2a)(1c),(3a)(4d),(4a)
(3e)に設けた相対する鳩目(5)(6),(5)
(7),(5)(8),(5)(9)に紐等の緊縛体(1
0)を挿通して緊縛し、多数の養生メッシュシート単体を
連結して養生メッシュシートを形成し、垂下張設する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前述の養生メッシュシートを形成する養生メッシュシー
ト単体(a),(b),(c),(d),(e)におい
ては、養生金網(ネットフレーム)と異なり、これを巻
き込み、又は折畳んで小嵩にして運搬することができる
利点がある反面、養生メッシュシート単体が柔軟で可撓
性のある素材で形成されている関係で、養生メッシュシ
ート単体(a)の下方に接続された他の養生メッシュシ
ート単体(c)の重量により、又養生メッシュシート単
体(a),(b),(c),(d),(e)の収縮等の
変形により横地方向の接続部が一直線状に決まらず、第
5図に示すように鳩目(5)(6),(5)(7)との
間に位置する縁部(2a)(1c)が彎入して開き、間隙(11)が
形成される。上記間隙(11)から工事材料例えばパイプ等
が養生メッシュシートの外側にとびだして路上に落下
し、作業員、通行人に当る等人身事故、その他の事故を
おこす危険があった。
上記の危険を防止するため、第4図鎖線をもって示すよ
うに各養生メッシュシート単体の裏面下側に垂れ布(12)
を縫いつけ前記間隙(11)を掩閉していたが、この垂れ布
(12)の存在は養生メッシュシートを足場パイプ結束ロー
プにより結束する際邪魔になるばかりでなく垂れ布(12)
が存在するために養生メッシュシートの取付に手数と時
間を要し非能率的であった。
本考案は上部に位置する養生メッシュシート単体と、そ
の下部に位置する養生メッシュシート単体との間に間隙
を生ずることなく、横地方向に一直線状の接続部を形成
して両者を連結することができ、従って工事材料が養生
メッシュシートの外側にとびだして路上に落下すること
なく安全であり、又養生メッシュシートの張設後に垂れ
布の取付けをする作業を必要とせず、従って迅速能率的
に養生メッシュシートの垂下張設をおこなうことができ
る養生メッシュシート単体を提供することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記課題を解決するため、 左右縁部(23)(24)の縦地方向に等間隔に鳩目(27)(28)を
設け、上下縁部(21)(22)の横地方向に横方向に近接した
一対の鳩目(25a)(25b),(26a)(26b)を複数対設け、上下
縁部(21)(22)の各対の鳩目(25a)(26a),(25b)(26b)が上
下関係において対向位置に設けられ、下縁部(22)の側の
裏側に裏当シート(32)の上縁を固定して垂下し、上記裏
当シート(32)の横地方向であって前記下縁部の各対の鳩
目(26a)(26b)と対応する位置に鳩目(33a)(33b)を設けた
ことを特徴とする養生メッシュシート単体なる手段を有
するものである。
〔作用〕
養生メッシュシート単体(A)の下縁部(22)と裏当シー
ト(32)との間に、下方から他の養生メッシュシート
(B)の上縁部(41)を挟入し、上記上縁部(41)の横地方
向に、横方向に近接した一対の鳩目(45a)(45b)と、前記
養生メッシュシート(A)の下縁部(22)の一対の鳩目(2
6a)(26b)とを重ね合せ、更に裏当シート(32)の一対の鳩
目(33a)(33b)を前記鳩目(45a)(45b)に重ね合せ、緊縛体
(70)の一端を鳩目(26a)(45a)(33a)を経て鳩目(33b)(45
b)(26b)に挿通し、緊縛し、これを各対の鳩目において
おこなうため、下方に位置する他の養生メッシュシート
(B)の上縁(41)は養生メッシュシート(A)の下側と
裏当シート(32)との間に挟入して重ね合わされ、且横地
方向の各対の鳩目において横方向に緊縛されているため
横地方向の接続部は一直線状に接続され、接続部間に間
隙(11)が生ずることがない。
〔実施例〕
養生メッシュシート単体(A)は、第1図乃至第3図に
示すように合成樹脂糸、綿糸、その他の強靱な素材の糸
をもって長方形又は正方形のネットを形成するか、長方
形又は正方形の合成樹脂シート又は布地に多数の小透孔
を形成してメッシュシート(30)を形成する。上記メッシ
ュシート(30)の上下縁の横地方向には夫々上下縁部(21)
(22)を、左右縁の縦地方向には夫々左右縁部(23)(24)を
形成する。左右縁部(23)(24)には縦方向に夫々一定間隔
を形成して表裏に貫通する鳩目(27)(27)(27)(27)…,(2
8)(28)(28)…を形成し、左右縁部(23)(24)の鳩目(27)(2
8)が対称位置か、ほぼ対称位置にあるようにする。
上下縁部(21)(22)には横方向に近接した、一対の鳩目(2
5a)(25b),(26a)(26b)を複数対設ける。而して、各対を
形成する近接した鳩目(25a)(25b),(26a)(26b)の間隔は
等しく、又各対の間隔も等しく形成する。更に又上下縁
部(21)(22)に設けた前記鳩目(25a)(25b),(26a)(26b)は
上下に対向位置にあるようにする。(31)は縫込ロープで
ある。
上記のように形成された養生メッシュシート単体(A)
の下側裏面に第2図、第3図に示すごとく裏当シート(3
2)の上縁寄りを固定して裏当シート(32)の下縁は開放垂
下しておく。図示において裏当シート(32)の上縁寄りを
固定する手段として、下縁部(22)の上縁に横地方向に裏
当シート(32)の上縁寄りを縫着した実施例を示したが、
裏当シート(32)の上縁寄りは、下縁部(22)の上方の左右
縁部(23)(24)及びメッシュシート(30)に縫着してもよ
い。(29)は縫着糸である。上記のごとく養生メッシュシ
ート単体(A)の下側裏面に取付けられた裏当シート(3
2)の前記養生シート(A)の下縁部(22)に設けた互に近
接した一対の鳩目(26a)(26b),(26a)(26b)…と対応する
位置に鳩目(33a)(33b),(33a)(33b)…を設ける。こゝに
対応する位置とは、鳩目(26a)(33a),(26b)(33b)…が対
向する位置に設ける場合と、鳩目(26a)(33b),(26b)(33
b)…が多少齟齬する場合も包含する。
上記のごとく構成された本考案の実施例の養生メッシュ
シート単体(A)の下縁部(22)と、裏当シート(32)の下
側との間に上記シート単体(A)の下位に位置する他の
養生メッシュシート単体(B)の上縁部(41)を挟入し、
養生メッシュシート(A)(B)及び裏当シート(32)の
各々に設けられた横方向に近接した一対の鳩目の複数
対、(26a)(45a)(33a),(26b)(45b)(33b),…が略対応す
る位置にあるようにし紐等の緊縛体(70)の一端を鳩目(2
6a)(45a)(33a)を挿通し更に鳩目(33b)(45b)(26b)に挿通
して緊縛体(70)の両端を結束する。尚縦地方向の左右縁
部(23)(24)に設けられた鳩目(27)(27)(27)…,(28)(28)
(28)…は従来公知の養生メッシュシート(a)即ち第4
図に示す養生メッシュシートと同様縦地方向に等間隔に
鳩目(27)(28)を設け、左右に位置する養生メッシュシー
ト単体(C)(D)の右左縁部(54)(63)と左右縁部(23)
(54),(24)(63)を突き合わせ鳩目(27)(58),(28)(67)に
挿通した緊縛体(70)により緊縛する。
〔考案の効果〕
本考案は以上述べた構成であるから、上部に位置する養
生メッシュシート単体との間に間隙を生ずることなく、
横地方向に一直線状の接続部を形成して両者を連結する
ことができ、従って工事材料が養生メッシュシートの外
側にとび出して路上に落下することなく、安全であり、
養生メッシュシート張設後、別体の垂れ布の取付けを必
要とせず、従って迅速能率的に養生メッシュシートの垂
下張設をおこなうことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示すものであっ
て、第1図は本考案の実施例の養生メッシュシート単体
を用いて養生メッシュシートを形成し、垂下張設した状
態を示す正面図、第2図は第1図の一部の拡大正面図、
第3図は第2図X−X′の縦断面図,第4図は公知の養
生メッシュシート単体を用いて養生メッシュシートを形
成し、垂下張設した状態を示す正面図,第5図は第4図
の一部の拡大図である。 (21)……上縁部、(22)……下縁部、(23)……左縁部、(2
4)……右縁部、(25a)(25b)……一対の鳩目、(26a)(26b)
……一対の鳩目、(27)(28)……鳩目、(32)……裏当シー
ト、(33a)(33b)……一対の鳩目。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右縁部(23)(24)の縦地方向に等間隔に鳩
    目(27)(28)を設け、上下縁部(21)(22)の横地方向に横方
    向に近接した一対の鳩目(25a)(25b),(26a)(26b)を複数
    対設け、上下縁部(21)(22)の各対の鳩目(25a)(26a),(2
    5b)(26b)が上下関係において対向位置に設けられ、下縁
    部(22)の側の裏側に裏当シート(32)の上縁を固定して垂
    直し、上記裏当シート(32)の横地方向であって前記下縁
    部の各対の鳩目(26a)(26b)と対応する位置に鳩目(33a)
    (33b)を設けたことを特徴とする養生メッシュシート単
    体。
JP12273888U 1988-09-21 1988-09-21 養生メッシュシート単体 Expired - Lifetime JPH0631062Y2 (ja)

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JP4491501B1 (ja) * 2009-01-06 2010-06-30 株式会社伝栄興業 養生用シート
JP4491508B1 (ja) * 2009-10-22 2010-06-30 株式会社伝栄興業 養生用シート及びその設置方法

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JPH0245238U (ja) 1990-03-28

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