JP3100465U - 綴り紐を利用した毛布の衿カバー - Google Patents

Abstract

【課題】　従来では毛布のカバーはあるが毛布自体が柔らかい為、毛布とカバーが分離してしまう為、衿の部分と裾の部分を糸で縫い付けて使用している。もう一つの方法はバスタオル等を利用して衿部分に掛け、糸で縫い付けて使用しているが両者も洗濯の度にいちいち糸をほごき、又縫いつける作業を一冬に何回も何枚もしなくてはならない。
【解決手段】　本考案はこの面倒で時間のかかる作業を解消する為に考案されたもので、長方形の布地（１）を横に二つ折りにし、端側に長さ５ｃｍの長方形の布テープ（２）を所定間隔に６ヶ所に綴り紐状（４）が通る様に両端を縫い付け、反対側には重合して布テープ（２）の位置に合わせ、ハトメ（３）を並列に２個づつ所定間隔に付ける。綴り紐状（４）を６ヶ所に通して、使用する毛布の衿部分を布地（１）で挟む様に掛け重合させて綴り紐状を毛布とハトメに通して結んで固定する。
【選択図】　　　図３

Description

考案の詳細な説明

考案が解決しようとする課題

　この考案は毛布の織成が荒いので綴り紐状で容易に通ることを利用した毛布の衿カバーである。従来では毛布のカバーはあるが、毛布自体が柔らかい為、カバーと毛布が分離してカバーの中で毛布が丸まってしまう。その為、衿の部分と裾の部分を糸で縫い付けて使用している。しかし、カバーをしてしまうと本来の毛布の暖か味が損なわれてしまう。もう一つの方法はバスタオル等を利用して衿部分に掛けて糸で縫い付けて使用しているが、両者も洗濯の度にいちいち糸をほごき、又縫い付ける作業を一冬に何回も何枚もしなくてはならない。

課題を解決するための手段

　本考案は、この面倒で時間のかかる作業を解消する為に考案されたもので、以下図面と共に説明すれば、肌触りのよい布地（１）を縦６０ｃｍ、横１ｍの長方形を横に二つ折りにし端側に長さ５ｃｍの長方形の布テープ（２）を所定間隔に６ヶ所に綴り紐状が通る様に両端を縫い付け、反対側には重合して布テープ（２）の位置に合わせ、ハトメ（３）を並列に２個づつ、所定間隔に付ける。そして布テープ（２）に綴り紐状（４）をそれぞれ６ヶ所に通す。

考案の効果

　綴り紐状は先端が細く硬くて丈夫なので、毛布の様な織成の荒い生地は容易に通すことが出来る。使用する毛布の衿部分に布地（１）を挟む様に掛け、綴り紐状（４）を毛布に回しながら通し、さらにハトメ（３）にも通し重合させて、綴り紐状（４）で結んで固定する。この様な構成であるので綴り紐状（４）の結び目を解けばすぐ布地（１）がはずせ、着脱が容易である為、洗濯も簡単に出来便利である。

長方形の布地の端側に布テープを縫い付け、反対側にハトメを所定間隔に付けた平面図である。 第１図の布テープに綴り紐を通した拡大図である。 毛布に長方形の布地と重合させ、綴り紐で結んだ斜視図である。

符号の説明

　　１　長方形の布地
　　２　布テープ
　　３　ハトメ
　　４　綴り紐

Claims (1)

1. 　布地１に布テープ２とハトメ３を付けて綴り紐状４で重合して固定した毛布の衿カバー

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