JP4491508B1 - 養生用シート及びその設置方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置する際の手間を減らしつつ、隣接するシート同士の隙間から小さな物体がシートよりも外側に落下することを抑制することのできる養生用シート及びその設置方法を提供する。
【解決手段】養生用シート10は、矩形シート状のシート本体20と、シート本体20において平行をなして長手方向に延びる第1外周縁21および第2外周縁22のうち第1外周縁21に形成され、第1外周縁21の外周端側へそれぞれ延びて2枚のシート状に分岐する表分岐部21a及び裏分岐部21bを備える。シート本体20における第2外周縁22の長手方向の両端部と表分岐部21aの長手方向の両端部とに、複数の養生用シート10を並べて配置したときに重ね合わせ可能な貫通孔(鳩目31)が形成されている。シート本体20の第2外周縁22及びその内周部23を含む部分と裏分岐部21bとを重ね合わせた状態で固定可能な面ファスナ41,42を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、建設工事現場の足場等に設置される養生用シート及びその設置方法に関する。
この種の養生用シートにおいて、隣接するシート同士の隙間から小さな物体がシートよりも外側に落下することを防止するものがある(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載のものは、図5に示すように、互いに隣接するメッシュシート410の上下の外周縁420および左右の外周縁430を重ね合わせたときに、それぞれの一対の取付け孔420a,430aが互いに重なり合うように形成されている。そして、重なり合う一対の取付け孔430a(取付け孔420a)に掛け渡すように結束紐をそれぞれ挿通して、メッシュシート410の裏側にある足場の支柱61に各結束紐を結束している。
ところで、特許文献1に記載のものは、重なり合う一対の取付け孔430a(取付け孔420a)に掛け渡すように結束紐をそれぞれ挿通して結束するものであるため、メッシュシート410の設置に非常に多くの手間がかかる。
こうした課題に対して、図6に示すように、足場の支柱61にクランプ本体470aを取付けるとともに、クランプ本体470aに突設された「L」字形の挿通部材470bに防護シート510の取付け孔531が挿通されるようにするものがある(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2に記載のものによれば、防護シート510に形成された各取付け孔531に結束紐を挿通して結束する必要がないため、防護シート510を設置する際の手間を減らすことができる。
実開昭64−33854号公報 特開2000−204767号公報
しかしながら、特許文献2に記載のものにおいて、クランプ470によって防護シート510の上端部および下端部のみを固定した場合には、左右に隣接する防護シート510同士の隙間から小さな物体がシート510よりも外側に落下するおそれがある。ここで、特許文献1に記載のメッシュシート410を特許文献2に記載のクランプ470によって固定することが考えられる。この場合には、メッシュシート410の左右の外周縁430が重ね合わされるため、メッシュシート410同士の隙間から小さな物体がシートよりも外側に落下することが抑制されるとも考えられる。
ところが、実際の建設工事現場では風の影響があり、高層建築物の足場にあっては強風に晒されることも多い。このため、特許文献1に記載のメッシュシート410を特許文献2に記載のクランプ470によって固定したとしても、メッシュシート410の長手方向の中間部では重なり合うメッシュシート410の面同士が風の影響で離れることとなる。その結果、メッシュシート410の長手方向の中間部において、その面同士の隙間から小さな物体がシートよりも外側に落下するおそれがある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、設置する際の手間を減らしつつ、隣接するシート同士の隙間から小さな物体がシートよりも外側に落下することを抑制することのできる養生用シート及びその設置方法を提供することを主たる目的とするものである。
上記課題を解決するための手段および作用効果について以下に述べる。
第1の発明は、養生用シートであって、矩形シート状のシート本体と、前記シート本体において平行をなして長手方向に延びる第1外周縁および第2外周縁のうち第1外周縁に形成され、第1外周縁の外周端側へそれぞれ延びて2枚のシート状に分岐する第1分岐部及び第2分岐部と、前記シート本体における第2外周縁の長手方向の両端部と前記第1分岐部の長手方向の両端部とに形成されて、本養生用シートにおける前記シート本体の前記第1分岐部と前記第2分岐部とで隣接する養生用シートの前記第2外周縁を挟み込んだときに重ね合わせ可能な貫通孔と、本養生用シートにおける前記シート本体の前記第1分岐部と前記第2分岐部とで隣接する養生用シートの前記第2外周縁を挟み込んだときに、隣接する養生用シートにおける前記シート本体の第2外周縁及びその内周側を含む部分と本養生用シートにおける前記第2分岐部とを重ね合わせた状態で固定可能な固定構造とを備えることを特徴とする。
第1の発明によれば、矩形シート状のシート本体において平行をなして長手方向に延びる第1外周縁および第2外周縁のうち第1外周縁に、第1外周縁の外周端側へそれぞれ延びて2枚のシート状に分岐する第1分岐部及び第2分岐部が形成されているため、複数の養生用シートを短手方向で隣接させて配置したときに、隣接するシートの第2外周縁を本シートの第1外周縁に形成された第1分岐部と第2分岐部とで挟み込むことができる。そして、前記シート本体における第2外周縁の長手方向の両端部と、前記第1分岐部の長手方向の両端部とに、本養生用シートにおける前記シート本体の前記第1分岐部と前記第2分岐部とで隣接する養生用シートの前記第2外周縁を挟み込んだときに重ね合わせ可能な貫通孔が形成されているため、隣接するシートにおける第2外周縁の長手方向の両端部に形成された貫通孔と、本シートにおける第1分岐部の長手方向の両端部に形成された貫通孔とを重ね合わせて、クランプの挿通部材等を挿通してシートを固定することができる。このため、隣接するシートの第2外周縁を本シートの第1外周縁の第1分岐部と第2分岐部とで挟み込んだ状態で、隣接するシートの第2外周縁と本シートの第1分岐部とを長手方向に引っ張った状態とすることができる。その結果、シートの長手方向の両端部を固定することによりシートを設置することができるため、シートを設置する際の手間を減らすことができる。
また、本養生用シートにおける前記シート本体の前記第1分岐部と前記第2分岐部とで隣接する養生用シートの前記第2外周縁を挟み込んだときに、隣接する養生用シートにおける前記シート本体の第2外周縁及びその内周側を含む部分と本養生用シートにおける前記第2分岐部とを重ね合わせた状態で固定可能な固定構造を備えるため、隣接するシートの第2外周縁を本シートの第1外周縁の第1分岐部と第2分岐部とで挟み込んだ状態で、隣接するシートの第2外周縁及びその内周側を含む部分に本シートの第2分岐部を重ね合わせて固定することができる。このため、隣接するシートの第2外周縁及びその内周側を含む部分の面と、本シートの第2分岐部の面との間に隙間が生じることを抑制することができる。したがって、隣接するシートの第2外周縁の面と本シートの第1分岐部の面とが風等により離れたとしても、それらの面同士の隙間が本シートの第2分岐部によって塞がれることとなる。その結果、シートが風の影響を受けたとしても、隣接するシート同士の隙間から小さな物体がシートよりも外側に落下することを抑制することができる。なお、隣接する養生用シートにおける前記シート本体の第2外周縁及びその内周側を含む部分と本養生用シートにおける前記第2分岐部とを重ね合わせた状態で固定可能な固定構造は、シート本体の長手方向の所定位置において第2外周縁及びその内周側を含む部分と第2分岐部とを固定可能なものであればよい。
また、隣接する養生用シートにおける前記シート本体の第2外周縁及びその内周側を含む部分と本養生用シートの前記第2分岐部とに、シート本体の短手方向に延びるように面ファスナを設けることにより、これらの面ファスナの少なくとも一部を密着させて固定することができる。その結果、クランプと面ファスナとによって容易に養生用シートを固定することができる。
また更に、第1分岐部をシート本体と一体に形成するとともに、シート本体に第2分岐部を取付けるようにすれば、貫通孔の形成される第1分岐部の強度を確保することができるとともに、養生用シートの構成を簡素にすることができる。
さらに、第1の発明は、前記シート本体における第2外周縁の長手方向の両端部と前記第1分岐部の長手方向の両端部とに形成された前記貫通孔同士を結ぶ線分と平行をなして前記貫通孔よりも前記シート本体の外周端側に配設されるとともに、平行をなす前記線分よりも短く形成されて両端部が前記シート本体に固定された紐を備えているため、シート全体を広げて貫通孔にクランプ等を適用してシートを引っ張った状態にすると、シートを設置する前よりも紐が伸ばされた状態となる。このため、貫通孔よりもシート本体の外周端側に配設された紐に張力が発生した状態となり、この紐の張力によってシートの外周を直線状に保持することができる。したがって、シートの面を押すような力が作用した場合であっても、シートの外形が内周側に変形することを抑制することができる。その結果、隣接するシート同士に隙間が生じることを更に抑制することができる。
の発明は、第の発明において、前記紐は、更に中間部が前記シート本体に固定されているため、シートが設置されて紐が伸ばされた状態になったときに、その固定された中間部を両端部側へそれぞれ引っ張ることができる。このため、紐の両端部のみがシート本体に固定されている場合と比較して、シート本体の中間部に紐の張力を効率的に伝えることができるため、シートの外形が内周側に変形することを更に抑制することができる。
隣接するシートのシート本体における第2外周縁の長手方向の両端部に形成された貫通孔と、本シートにおける第1分岐部の長手方向の両端部に形成された貫通孔とを重ね合わせてクランプの挿通部材等を挿通させる場合には、本シートの第2分岐部とクランプの挿通部材等との干渉が問題となる。
この点、第の発明は、第1又は第2の発明において、前記シート本体の第2分岐部は、前記シート本体の長手方向において、前記シート本体における第2外周縁の長手方向の両端部と前記第1分岐部の長手方向の両端部とに形成された前記貫通孔よりも内側にのみ設けられているため、本シートの第2分岐部はクランプの挿通部材等を避けることができる。その結果、シート本体の第1外周縁の外周端側へそれぞれ延びて2枚のシート状に分岐する第1分岐部及び第2分岐部を備える養生用シートであっても、クランプ等により問題なく設置することができる。
また、第の発明は、第1又は第2の発明において、前記シート本体の第2分岐部には、前記シート本体における前記第1分岐部の長手方向の両端部に形成された前記貫通孔に重ね合わされる位置に貫通孔が形成されているため、シート本体の第1分岐部に形成された貫通孔と第2分岐部に形成された貫通孔とに共にクランプの挿通部材等を挿通させてシートを固定することができる。このような構成によっても、クランプ等により問題なくシートを設置することができる。さらに、シート本体の第2分岐部を長手方向に引っ張った状態することができるため、隣接するシートの第2外周縁と本シートの第2分岐部とに隙間が生じることを抑制することができる。なお、前記シート本体における前記第1分岐部の長手方向の両端部に形成された前記貫通孔と前記シート本体の第2分岐部に形成された上記貫通孔とで、隣接する養生用シートにおける前記シート本体の第2外周縁及びその内周側を含む部分と本養生用シートにおける前記第2分岐部とを重ね合わせた状態で固定可能な固定構造を構成することもできる。
第5の発明は、第1〜第4のいずれかの発明において、前記第2分岐部は前記第1分岐部よりも前記シート本体における前記第1外周縁の外周端側へ長く延びるように形成され、前記固定構造は、本養生用シートにおける前記シート本体の前記第1分岐部と前記第2分岐部とで隣接する養生用シートの前記第2外周縁を挟み込んだときに、隣接する養生用シートにおいて前記シート本体の短手方向の第2外周縁に形成された貫通孔よりも内側の部分と本養生用シートの前記第2分岐部とを固定可能であるため、隣接するシートの第2外周縁およびその内周側を含む部分と本シートの第2分岐部とが重なり合う幅を、隣接するシートの第2外周縁と本シートの第1分岐部とが重なり合う幅よりも広くすることができる。その結果、シートを設置する位置やクランプの構成等による制約から、隣接するシートの第2外周縁と本シートの第1分岐部とが重なり合う幅を広くすることができない場合であっても、隣接するシート同士に隙間が生じることを抑制することができる。
隣接するシートの第2外周縁と本シートの第1外周縁とが重なり合う状態において、隣接するシートの第2外周縁及びその内周側を含む部分と本シートの第2分岐部とを固定する固定構造が設けられていない部分では、シートの面を押すような力が作用した場合に外周縁同士の重なり合う幅が狭くなるようにシートがずれることとなる。こうしたシートのずれが大きくなった場合には、シートの外周縁同士の重なり合いがなくなって隙間が生じるおそれがある。ここで、このようなシートのずれは、シート本体の第2外周縁及びその内周側を含む部分と第2分岐部とを固定する固定構造からの距離が長い部分ほど大きくなる。一方、長手方向の全長にわたって連続的な固定構造を設けた場合には、シートのコストが増加することとなる。
この点、第の発明は、第1〜第のいずれかの発明において、前記固定構造は、本養生用シートにおける前記シート本体の前記第1分岐部と前記第2分岐部とで隣接する養生用シートの前記第2外周縁を挟み込んだときに、前記シート本体の長手方向の両端部と中間部の所定間隔毎の位置とにおいて、隣接する養生用シートの前記シート本体の第2外周縁及びその内周側を含む部分と本養生用シートの前記第2分岐部とを固定可能であるため、シート本体の長手方向において両端部と中間部の所定間隔毎の位置とにおいて上記シートのずれを抑制することができる。このため、長手方向の全長にわたって連続的な固定構造を設けることなく、固定構造からの距離の長い部分が形成されることを抑制することができる。その結果、シートのコストが増加することを抑制しつつ、シート同士に隙間が生じることを抑制することができる。さらに、シート本体の長手方向の両端部において、隣接するシートの第2外周縁及びその内周側を含む部分と本シートの第2分岐部とを固定可能であるため、本シートの長手方向の両端部から第2分岐部がめくれることを抑制することができる。
の発明は、第1〜第のいずれかの発明において、前記シート本体における第2外周縁と前記第1分岐部とに形成された前記貫通孔は、本養生用シートにおける前記シート本体の前記第1分岐部と前記第2分岐部とで隣接する養生用シートの前記第2外周縁を挟み込んだときに、それぞれ重なり合うように前記シート本体の短手方向に並んで2つ形成されているため、この並んで形成された2つの貫通孔にクランプの2つの挿通部材等を挿通させることにより、2つの貫通孔の間隔分だけ隣接するシートの第2外周縁と本シートの第1分岐部とが重なり合う幅を確保することができる。その結果、隣接するシートの第2外周縁が本シートの第1分岐部と第2分岐部との間から外れることを抑制することができるとともに、シートの面を押すような力が作用してシートがずれたとしてもシートの外周縁同士の重なり合いがなくなることを抑制することができる。さらに、並んで形成された2つの貫通孔にクランプの2つの挿通部材等を挿通させることにより、1つの貫通孔にクランプの挿通部材等を挿通させる場合と比較して、クランプの挿通部材を中心としたシートの回転を抑制することができる。このため、シートの外周縁が移動することを抑制することができ、隣接するシート同士に隙間が生じることを更に抑制することができる。
の発明は、上述したいずれかの養生用シートからなる第1の養生用シート及び第2の養生用シートをクランプによって足場に設置する方法であって、前記第1の養生用シートにおける前記シート本体の前記第1分岐部と前記第2分岐部とで、前記第2の養生用シートの第2外周縁を挟み込む工程と、前記第2の養生用シートの前記シート本体における第2外周縁の長手方向の両端部と、前記第1の養生用シートにおける前記第1分岐部の長手方向の両端部とに、重ね合わせ可能なように形成された前記貫通孔を互いに重ね合わせる工程と、前記互いに重ね合わされた貫通孔に前記クランプの挿通部材を挿通させてクランプを前記足場の支柱に固定する工程と、前記第2の養生用シートにおける前記シート本体の第2外周縁及びその内周側を含む部分と前記第1の養生用シートの前記第2分岐部とを重ね合わせた状態で前記固定構造により固定する工程とを備えることを特徴とする。
の発明によれば、前記第1の養生用シートにおける前記シート本体の前記第1分岐部と前記第2分岐部とで、前記第2の養生用シートの第2外周縁が挟み込まれる。そして、前記第2の養生用シートの前記シート本体における第2外周縁の長手方向の両端部と、前記第1の養生用シートにおける前記第1分岐部の長手方向の両端部とに、重ね合わせ可能なように形成された貫通孔が互いに重ね合わせられ、前記互いに重ね合わされた貫通孔に前記クランプの挿通部材が挿通されてクランプが足場の支柱に固定される。このため、第2の養生用シートの第2外周縁を第1の養生用シートにおける第1外周縁の第1分岐部と第2分岐部とで挟み込んだ状態で、第2の養生用シートの第2外周縁と第1の養生用シートの第1分岐部とを長手方向に引っ張った状態とすることができる。その結果、シートの長手方向の両端部をクランプによって固定することによりシートを設置することができるため、シートを設置する際の手間を減らすことができる。
また、第2の養生用シートの第2外周縁を第1の養生用シートにおける第1外周縁の第1分岐部と第2分岐部とで挟み込んだ状態で、前記第2の養生用シートにおける前記シート本体の第2外周縁及びその内周側を含む部分と前記第1の養生用シートの前記第2分岐部とが前記固定構造により固定される。このため、第2の養生用シートの第2外周縁及びその内周側を含む部分の面と、第1の養生用シートにおける第2分岐部の面との間に隙間が生じることを抑制することができる。したがって、第2の養生用シートにおける第2外周縁の面と第1の養生用シートにおける第1分岐部の面とが風等により離れたとしても、それらの面同士の隙間が第1の養生用シートの第2分岐部によって塞がれることとなる。その結果、シートが風の影響を受けたとしても、隣接するシート同士の隙間から小さな物体がシートよりも外側に落下することを抑制することができる。
さらに、第8の発明は、前記互いに重ね合わされた貫通孔に前記クランプの挿通部材を挿通させてクランプを前記足場の支柱に固定することにより、前記第1の養生用シート及び前記第2の養生用シートを引っ張った状態にして前記紐が伸ばされた状態とする。このため、貫通孔よりもシート本体の外周端側に配設された紐に張力が発生した状態となり、この紐の張力によってシートの外周を直線状に保持することができる。したがって、シートの面を押すような力が作用した場合であっても、シートの外形が内周側に変形することを抑制することができる。その結果、隣接するシート同士に隙間が生じることを更に抑制することができる。
養生用シートを示す正面図。 図1の養生用シートを足場に設置する態様を示す正面図。 図1の3−3線断面図。 養生用シートの変形例を示す正面図。 従来の養生用シートを足場に設置する態様を示す正面図。 従来の養生用シートを足場に固定するクランプを示す斜視図。
以下、一実施形態について図1〜3を参照しつつ説明する。
図1に示すように、養生用シート10は矩形シート状のシート本体20を備えている。シート本体20はメッシュ状に形成されており、通気性および透光性を有している。シート本体20は、平行をなして長手方向に延びる第1外周縁21と第2外周縁22とを備えている。すなわち、第1外周縁21及び第2外周縁22は、シート本体20の長辺側の外周縁である。
第1外周縁21は、2枚のシート状に分岐しており、表側に配置された表分岐部21a(第1分岐部)と、シート本体20の裏側に配置された裏分岐部21b(第2分岐部)とを備えている。表分岐部21aは、シート本体20の長手方向の全長にわたって一定幅の帯状に形成されている。裏分岐部21bは、表分岐部21aから端部21c及び端部21dの部分を除いた長さで一定幅の帯状に形成されている。表分岐部21aと裏分岐部21bとは、シート本体20の中央側の端部位置が一致している。すなわち、シート本体20において、裏分岐部21bが縫い付けられている縫付け部21eよりも外周側の部分が表分岐部21aとなっている。表分岐部21a及び裏分岐部21bは、シート本体20の第1外周縁21に形成されて第1外周縁21の外周端側へそれぞれ延びている。第1外周縁21の表分岐部21aと第2外周縁22とは、シート本体20の短手方向において等しい幅で形成されている。このため、複数の養生用シート10を短手方向に並べて第1外周縁21と第2外周縁22とが重なるように配置したときに、表分岐部21aと裏分岐部21bとで第2外周縁22を挟み込むことができるとともに、第1外周縁の表分岐部21aと第2外周縁22とを重ね合わせることができる。そして、裏分岐部21bは表分岐部21aよりも広い幅で形成されているため、裏分岐部21bは表分岐部21aよりもシート本体20の外周端側へ張り出している。換言すれば、裏分岐部21bは、表分岐部21aよりもシート本体20における第1外周縁21の外周端側へ長く延びている。このため、複数のシート10を第1外周縁21と第2外周縁22とが重なるように配置したときに、第2外周縁22及びその内周側の内周部23と第1外周縁21の裏分岐部21bとが重なり合う幅を、第2外周縁22と第1外周縁21の表分岐部21aとが重なり合う幅よりも広くすることができる。
第1外周縁21における表分岐部21aの端部21cと、第2外周縁22の端部22cとには、一対の鳩目31によってそれぞれ一対の貫通孔が形成されている。これらの鳩目31は、養生用シート10を短手方向に並べて配置したときに重ね合わせることが可能な位置に取付けられている。このため、複数の養生用シート10を短手方向に並べて設置する場合に、1枚目のシート(本シート)における表分岐部21aの一対の貫通孔と、2枚目のシート(隣接するシート)における第2外周縁の一対の貫通孔とを重ね合わせて、クランプの挿通部材を挿通させることができる。また、第1外周縁21における表分岐部21aの端部21dと、第2外周縁22の端部22dとには、シート本体20の長手方向において所定間隔で一対の鳩目31が取付けられている。複数の養生用シート10を短手方向に並べて配置したときに、これらの鳩目31によって形成される貫通孔も重ね合わせることが可能であり、クランプの挿通部材を挿通させることができる。養生用シート10は、長手方向の長さが5400mmに設定され、短手方向において表分岐部21aに取付けられた一対の鳩目31同士の中央から第2外周縁22に取付けられた一対の鳩目31同士の中央までの長さが1800mmに設定されている。そして、表分岐部21aの端部21dと、第2外周縁22の端部22dとには、シート本体20の長手方向において所定間隔で鳩目31が取付けられているため、クランプとの位置関係に応じて使用する貫通孔を選択することができる。このため、足場の支柱においてクランプを固定することのできる位置に制約がある場合であっても、養生用シート10を長手方向に適切に引っ張ることができる。
シート本体20の裏分岐部21bは、シート本体20の長手方向において、シート本体20における第2外周縁22の端部22c,22dと、第1外周縁21における表分岐部21aの端部21c,21dとに取付けられた鳩目31よりも内側にのみ設けられている。このため、複数の養生用シート10を短手方向に並べて配置したときに、これらの鳩目31によって形成される貫通孔が裏分岐部21bによって覆われることを避けることができる。
第1外周縁21における裏分岐部21bの長手方向の両端部と、シート本体20において第2外周縁22よりも内周側の内周部23とには、一対の面ファスナ41,42(固定構造)がそれぞれ設けられている。面ファスナ41,42は、互いの面を密着させることによりその密着させた部分を固定するものである。面ファスナ41は裏分岐部21bの表側の面に設けられ、面ファスナ42は内周部23の裏側の面に設けられている。面ファスナ41と面ファスナ42とは、同寸法の矩形状に形成されるとともに、シート本体20の長手方向において同じ位置に設けられている。シート本体20の短手方向に関して、表分岐部21aに取付けられた鳩目31から面ファスナ41までの距離と、第2外周縁22に取付けられた鳩目31から面ファスナ42までの距離とは略等しく設定されている。このため、複数の養生用シート10を短手方向に並べて配置して、表分岐部21aに取付けられた一対の鳩目31と第2外周縁22に取付けられた一対の鳩目31とを重ね合わせたときに、面ファスナ41と面ファスナ42とを重ね合わせることができる。なお、シート本体20の長手方向の中央部にも面ファスナ41,42が同様に設けられている。
シート本体20において、平行をなして長手方向に延びる第1外周縁21と第2外周縁22とには紐51bが配設され、平行をなして短手方向に延びる短辺側の外周縁26には紐51aが配設されている。これらの紐51a,51bは、シート本体20の外周縁に沿って設けられた補強部材54とシート本体20の外周縁とを重ねて折返した内部に配置されている。そして、この折返した部分が縫い付けられることにより、紐51a,51bはシート本体20の外周縁に対してそれぞれ平行に保持されている。紐51a,51bは、シート本体20の長手方向および短手方向において鳩目31よりも外周端側に配設されている。換言すれば、紐51a,51bは、シート本体20における第2外周縁22の長手方向の両端部と、第1外周縁21における表分岐部21aの長手方向の両端部とに形成された貫通孔(鳩目31)同士を結ぶ線分に対して、平行をなして貫通孔よりもシート本体20の外周端側に配設されている。紐51aの両端部は、糸52によってシート本体20に縫い付けられている。さらに、紐51aはシート本体20の短手方向において1/3幅の間隔毎に縫い付けられている。このため、紐51aが引っ張られた場合には、この縫い付けられた部分が紐51aの張力によって引っ張られることとなる。また、紐51aは、シート本体20の短手方向の両端部において最も端側に取付けられた鳩目31同士を結ぶ線分よりも短く形成されている。このため、弛みがないようにシート本体20を短手方向に引っ張った場合には、紐51aが伸ばされた状態となる。なお、シート本体20における第1外周縁21の表分岐部21aと第2外周縁22とに配設された紐51bも、紐51aと同様の態様で配設されている。すなわち、紐51bは、シート本体20の長手方向において、紐51bの両端部および1/3幅の間隔毎の部分が縫い付けられるとともに、シート本体20の長手方向の両端部において最も端側に取付けられた鳩目31同士を結ぶ線分よりも短く形成されている。
次に、図2を参照して、複数の養生用シート10を短手方向に並べて建設工事現場の足場に設置する方法を説明する。なお、図2において、右側のシートを第1の養生用シート10、左側のシートを第2の養生用シート10と称する。
第1の養生用シート10と第2の養生用シート10とが重なり合う部分において、第1の養生用シート10におけるシート本体20の表分岐部21aと裏分岐部21bとで、第2の養生用シート10の第2外周縁22を挟み込む。ここで、第1の養生用シート10における第1外周縁21の表分岐部21aと第2の養生用シート10の第2外周縁22とは、シート本体20の短手方向において等しい幅で形成されている。このため、第1の養生用シート10の表分岐部21aと裏分岐部21bとの間に、第2の養生用シート10の第2外周縁22を奥まで挿入したときに、第1の養生用シート10における第1外周縁21の表分岐部21aと第2の養生用シート10の第2外周縁22とが重なり合うこととなる。
このとき、第2の養生用シート10のシート本体20における第2外周縁22の長手方向の両端部に形成された一対の貫通孔(一対の鳩目31)と、第1の養生用シート10における表分岐部21aの長手方向の両端部に形成された一対の貫通孔(一対の鳩目31)とが重ね合わされた状態となる。これらの重ね合わされた一対の貫通孔の位置には裏分岐部21bが設けられていないため、これらの貫通孔が裏分岐部21bによって覆われることはない。したがって、足場の支柱61に仮留めしておいたクランプ70の挿通部材70bをこれらの重ね合わされた貫通孔に挿通させる。ここで、足場は、支柱61の他に水平材62等を含んで構成されている。このため、クランプ70は、水平材62等を避けた位置に仮留めされている。表分岐部21aの端部21dに所定間隔で取付けられた鳩目31においては、支柱61に固定されたクランプ70の位置に応じていずれかの鳩目31を選択して使用する。そして、クランプ70を締め付けて支柱61に固定することにより、第1の養生用シート10の表分岐部21aと第2の養生用シート10の第2外周縁22とをシート本体20の長手方向に引っ張った状態とする。これらの貫通孔は、シート本体20の短手方向に並んで一対として形成されているため、この一対の貫通孔にクランプ70の2つの挿通部材70bを挿通させることにより、一対の貫通孔の間隔分だけ第2の養生用シート10の第2外周縁22と第1の養生用シート10の表分岐部21aとが重なり合う幅を確保することができる。さらに、短手方向に並んで形成された一対の貫通孔にクランプ70の2つの挿通部材70bを挿通させることにより、1つの貫通孔にクランプの挿通部材を挿通させる場合と比較して、クランプの挿通部材を中心とした養生用シート10の回転を抑制することができる。なお、複数の養生用シート10が短手方向で重なり合う他の部分についても同様にクランプ70により養生用シート10を固定する。また、養生用シート10を長手方向に並べて設置する場合には、例えば上側のシート10における表分岐部21aの端部21dに形成された貫通孔と下側のシートにおける表分岐部21aの端部21cに形成された貫通孔とを重ね合わせてクランプ70の挿通部材70bを挿通させるようにする。したがって、複数の養生用シート10が短手方向および長手方向に重なり合う部分では、4枚の養生用シート10の貫通孔を重なり合わせてクランプ70の挿通部材70bを挿通させる。
こうして第1および第2の養生用シート10の貫通孔にクランプ70の挿通部材70bが挿通されてクランプ70が固定されると、養生用シート10がクランプ70によって引っ張られた状態となる。ここで、養生用シート10のシート本体20の外周端に沿って配設された紐51a,51bは、シート本体20の四隅に取付けられた鳩目31よりもシート本体20の外周端側に配設されているとともに、四隅の鳩目31同士の距離よりも短く設定されている。このため、養生用シート10がクランプ70によって固定されると、紐51a,51bが伸ばされた状態となる。したがって、紐51a,51bに張力が発生した状態となり、シート本体20の外周を直線状に保持することができる。そして、養生用シート10の面を押すような力が作用した場合であっても、養生用シート10が押された方向に移動することや養生用シート10の外形が内周側に変形することを抑制することができる。また、紐51a,51bは、両端部と両端部からそれぞれ1/3の長さの位置が糸によって縫い付けられている。このため、紐51a,51bに張力が発生すると、この縫い付けられた部分が紐51a,51bの両端部側へそれぞれ引っ張られた状態となる。したがって、紐51a,51bの両端部から1/3の長さの位置に紐51a,51bの張力を効率的に伝えて、養生用シート10の外周縁の弛みを抑制することができる。
次に、第1の養生用シート10における裏分岐部21bの表側の面に設けられた面ファスナ41を、第2の養生用シート10におけるシート本体20の裏側の面に設けられた面ファスナ42に密着させて固定する。面ファスナ41,42は、裏分岐部21bの長手方向の両端部および中央部に設けられているため、面ファスナ41,42を過剰に設けることなく、第1の養生用シート10における裏分岐部21bの最低限必要な部分を第2の養生用シート10におけるシート本体20の裏側の面に固定することができる。すなわち、養生用シート10の面を押すような力が作用した場合には、第1の養生用シート10の裏分岐部21bと第2の養生用シート10の第2外周縁22及びその内周部23とが重なり合う幅が狭くなるように養生用シート10がずれることとなる。これに対して、裏分岐部21bの長手方向の両端部および中央部を面ファスナ41,42によって固定した場合には、両端部のみを面ファスナ41,42によって固定した場合と比較して養生用シート10のずれ幅を略半分にすることができる。
第1および第2の養生用シート10が重なり合う部分について、図3を参照して説明する。図3は、図1の3−3線断面であり、これらのシート10をクランプ70及び面ファスナ41,42で固定する態様を示している。
第2の養生用シート10のシート本体20における第2外周縁22に形成された一対の貫通孔(一対の鳩目31)と、第1の養生用シート10における表分岐部21aに形成された一対の貫通孔(一対の鳩目31)とが重ね合わされた状態において、これらの一対の貫通孔がクランプ70の一対の挿通部材70bによって挿通される。このとき、第1の養生用シート10の裏分岐部21bは、第2の養生用シート10の第2外周縁22と足場の支柱61との間を通して、クランプ70の下側から第2の養生用シート10の面ファスナ42側に配置されている。なお、シート本体20の長手方向において裏分岐部21bの他方(下側)の端部はクランプ70の上側から第2の養生用シート10の面ファスナ42側に配置されている。すなわち、裏分岐部21bは、シート本体20の長手方向に配置された2つのクランプ70の間を通されている。
このとき、面ファスナ41と面ファスナ42とが対向した状態となっているため、これらの面ファスナ41,42を密着させて固定する。このように面ファスナ41,42が固定されると、第2の養生用シート10の第2外周縁22が第1の養生用シート10の表分岐部21aと裏分岐部21bとで挟み込まれて互いに当接した状態となる。したがって、これらの重ね合わされた3枚のシート状部分の間に隙間が生じることが抑制される。ここで、風等の影響により、第1の養生用シート10における表分岐部21aの面と第2の養生用シート10における第2外周縁22の面との間に隙間が生じたとしても、この隙間が第1の養生用シート10の裏分岐部21bによって塞がれることとなる。
また、第1の養生用シート10における裏分岐部21bに設けられた面ファスナ41は、第2の養生用シート10の第2外周縁22よりも内周側の内周部23に設けられた面ファスナ42に固定される。このため、裏分岐部21bが第2外周縁22及び内周部23と重なり合う幅は、表分岐部21aが第2外周縁22と重なり合う幅よりも広くなる。したがって、表分岐部21aが第2外周縁22と重なり合う幅はクランプ70の一対の挿通部材70bの間隔によって制限されるものの、裏分岐部21bが第2外周縁22及び内周部23と重なり合う幅をより広くすることができる。
以上詳述した本実施の形態によれば、以下の優れた効果が得られる。
矩形シート状のシート本体20において平行をなして長手方向に延びる第1外周縁21および第2外周縁22のうち第1外周縁21に、第1外周縁21の外周端側へそれぞれ延びて2枚のシート状に分岐する表分岐部21a及び裏分岐部21bが形成されているため、複数の養生用シート10を短手方向で隣接させて配置したときに、隣接するシート10の第2外周縁22を本シート10の第1外周縁21に形成された表分岐部21aと裏分岐部21bとで挟み込むことができる。そして、シート本体20における第2外周縁22の長手方向の端部22c,22dと、表分岐部21aの長手方向の端部21c,21dとに重ね合わせ可能な一対の貫通孔(鳩目31)が形成されているため、隣接するシート10における第2外周縁22の長手方向の端部21c,21dに形成された一対の貫通孔(鳩目31)と、本シート10における表分岐部21aの長手方向の端部21c,21dに形成された一対の貫通孔(鳩目)とを重ね合わせて、クランプ70の挿通部材70bを挿通してシート10を固定することができる。このため、隣接するシート10の第2外周縁22を本シート10の第1外周縁21の表分岐部21aと裏分岐部21bとで挟み込んだ状態で、隣接するシート10の第2外周縁22と本シート10の表分岐部21aとを長手方向に引っ張った状態とすることができる。その結果、シート10の長手方向の両端部を固定することによりシート10を設置することができるため、シート10を設置する際の手間を減らすことができる。
また、シート本体20の第2外周縁22及びその内周側の内周部23を含む部分と裏分岐部21bとを重ね合わせた状態で固定可能な面ファスナ41,42を備えるため、隣接するシート10の第2外周縁22を本シート10の第1外周縁21の表分岐部21aと裏分岐部21bとで挟み込んだ状態で、隣接するシート10の第2外周縁22及び内周部23を含む部分に本シート10の裏分岐部21bを重ね合わせて固定することができる。このため、隣接するシート10の第2外周縁22及び内周部23を含む部分の面と、本シート10の裏分岐部21bの面との間に隙間が生じることを抑制することができる。したがって、隣接するシート10の第2外周縁22の面と本シート10の表分岐部21aの面とが風等により離れたとしても、それらの面同士の隙間が本シート10の裏分岐部21bによって塞がれることとなる。その結果、シート10が風の影響を受けたとしても、隣接するシート10同士の隙間から小さな物体がシート10よりも外側に落下することを抑制することができる。
裏分岐部21bは表分岐部21aよりもシート本体20における第1外周縁21の外周端側へ長く延びるように形成され、面ファスナ41,42は、シート本体20の長手を方向において第2外周縁22に形成された貫通孔よりも内側の内周部23と裏分岐部21bとを固定可能であるため、隣接するシート10の第2外周縁22および内周部23を含む部分と本シート10の裏分岐部21bとが重なり合う幅を、隣接するシート10の第2外周縁22と本シート10の表分岐部21aとが重なり合う幅よりも広くすることができる。その結果、シート10を設置する位置やクランプ70の構成による制約から、隣接するシート10の第2外周縁22と本シート10の表分岐部21aとが重なり合う幅を広くすることができない場合であっても、隣接するシート10同士に隙間が生じることを抑制することができる。
養生用シート10は、シート本体20における第2外周縁22の長手方向の端部22c,22dと表分岐部21aの長手方向の端部21c,21dとに形成された貫通孔(鳩目31)同士を結ぶ線分と平行をなしてこれらの貫通孔よりもシート本体20の外周端側に配設された紐51a,51bを備えている。これらの紐51a,51bは、その平行をなす線分よりも短く形成されて両端部がシート本体20に固定されている。このため、シート10全体を広げて貫通孔にクランプ70を適用してシート10を引っ張った状態にすると、シート10を設置する前よりも紐51a,51bが伸ばされた状態となる。このため、貫通孔よりもシート本体20の外周端側に配設された紐51a,51bに張力が発生した状態となり、この紐51a,51bの張力によってシート10の外周を直線状に保持することができる。したがって、シート10の面を押すような力が作用した場合であっても、シート10の外形が内周側に変形することを抑制することができる。その結果、隣接するシート10同士に隙間が生じることを更に抑制することができる。
紐51a,51bは、両端部および中間部がシート本体20に固定されているため、シート10が設置されて紐51a,51bが伸ばされた状態になったときに、その固定された中間部を両端部側へそれぞれ引っ張ることができる。このため、紐51a,51bの両端部のみがシート本体20に固定されている場合と比較して、シート本体20の中間部に紐51a,51bの張力を効率的に伝えることができるため、シート10の外形が内周側に変形することを更に抑制することができる。
隣接するシート10のシート本体20における第2外周縁22の長手方向の端部22c,22dに形成された貫通孔と、本シート10における表分岐部21aの長手方向の端部21c,21dに形成された貫通孔とを重ね合わせてクランプ70の挿通部材70bを挿通させる場合には、本シート10の裏分岐部21bとクランプ70の挿通部材70bとの干渉が問題となる。
この点、シート本体20の裏分岐部21bは、シート本体20の長手方向において、シート本体20における第2外周縁22の長手方向の端部22cと端部22dとに形成された貫通孔よりも内側にのみ設けられ、また表分岐部21aの長手方向の端部21cと端部21dとに形成された貫通孔よりも内側にのみ設けられているため、本シート10の裏分岐部21bはクランプ70の挿通部材70bを避けることができる。その結果、シート本体20の第1外周縁21の外周端側へそれぞれ延びて2枚のシート状に分岐する表分岐部21a及び裏分岐部21bを備える養生用シート10であっても、クランプ70により問題なく設置することができる。
隣接するシート10の第2外周縁22と本シート10の第1外周縁21とが重なり合う状態において、隣接するシート10の第2外周縁22及びその内周側の内周部23を含む部分と本シート10の裏分岐部21bとを固定する面ファスナ41,42が設けられていない部分では、シート10の面を押すような力が作用した場合に第1外周縁21と第2外周縁22との重なり合う幅が狭くなるようにシート10がずれることとなる。こうしたシート10のずれが大きくなった場合には、シート10の第1外周縁21と第2外周縁22との重なり合いがなくなって隙間が生じるおそれがある。ここで、このようなシート10のずれは、シート本体20の第2外周縁22及び内周部23を含む部分と裏分岐部21bとを固定する面ファスナ41,42からの距離が長い部分ほど大きくなる。一方、長手方向の全長にわたって連続的な面ファスナ41,42を設けた場合には、シート10のコストが増加することとなる。
この点、面ファスナ41,42は、シート本体20の長手方向の両端部と中央部とにおいて、シート本体20の第2外周縁22及び内周部23を含む部分と裏分岐部21bとを固定可能であるため、シート本体20の長手方向において両端部と中央部とにおいて上記シート10のずれを抑制することができる。このため、長手方向の全長にわたって連続的な面ファスナ41,42を設けることなく、面ファスナ41,42からの距離の長い部分が形成されることを抑制することができる。その結果、シート10のコストが増加することを抑制しつつ、シート10同士に隙間が生じることを抑制することができる。さらに、シート本体20の長手方向の両端部において、隣接するシート10の第2外周縁22及び内周部23を含む部分と本シート10の裏分岐部21bとを固定可能であるため、本シート10の長手方向の両端部から裏分岐部21bがめくれることを抑制することができる。
シート本体20における第2外周縁22と表分岐部21aとに形成された貫通孔は、シート本体20の短手方向に並んで一対として形成されているため、この並んで形成された一対の貫通孔にクランプ70の一対の挿通部材70bを挿通させることにより、一対の貫通孔の間隔分だけ隣接するシート10の第2外周縁22と本シート10の表分岐部21aとが重なり合う幅を確保することができる。その結果、隣接するシート10の第2外周縁22が本シート10の表分岐部21aと裏分岐部21bとの間から外れることを抑制することができるとともに、シート10の面を押すような力が作用してシート10がずれたとしてもシート10の第1外周縁21と第2外周縁22との重なり合いがなくなることを抑制することができる。さらに、並んで形成された一対の貫通孔にクランプ70の一対の挿通部材70bを挿通させることにより、1つの貫通孔にクランプの挿通部材を挿通させる場合と比較して、クランプ70の挿通部材70bを中心としたシート10の回転を抑制することができる。このため、シート10の外周縁21,22が移動することを抑制することができ、隣接するシート10同士に隙間が生じることを更に抑制することができる。
なお、本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。
上記実施形態では、第2の養生用シート10のシート本体20における第2外周縁22に形成された一対の貫通孔(一対の鳩目31)と、第1の養生用シート10における表分岐部21aに形成された一対の貫通孔(一対の鳩目31)とを重ね合わせて、これらの貫通孔にクランプ70の挿通部材70bを挿通した後に、面ファスナ41,42を密着させて固定するようにしたが、これらの順番を逆にすることもできる。
上記実施形態では、シート本体20における第2外周縁22と表分岐部21aとに形成された貫通孔は、シート本体20の短手方向に並んで一対として形成されるようにしたが、それら一対の貫通孔同士の中央に単独の貫通孔を形成するようにしてもよい。この場合であっても、複数の養生用シート10を上記実施形態と同様の間隔で並べて設置することができる。
上記実施形態では、面ファスナ41,42は、シート本体20の長手方向の両端部と中央部とにおいて、シート本体20の第2外周縁22及びその内周側の内周部23を含む部分と裏分岐部21bとを固定可能に設けられたが、シート本体20の長手方向においてこれらとは異なる位置に所定間隔毎に面ファスナ41,42を設けるようにしてもよい。また、シート本体20の長手方向の全長にわたって連続的な面ファスナ41,42を設けることもできる。
上記実施形態では、本シート10の裏分岐部21bとクランプ70の挿通部材70bとの干渉を避けるために、シート本体20の長手方向において、シート本体20の裏分岐部21bを表分岐部21aの長手方向の端部21cと端部21dとに形成された貫通孔よりも内側にのみ設けるようにしたが、図4に示すように、シート本体20の裏分岐部21bをシート本体20の長手方向の全長にわたって設けるとともに、表分岐部21aに形成された貫通孔と重ね合わされる位置に貫通孔を形成するようにしてもよい。この場合には、シート本体20の表分岐部21aに形成された貫通孔と裏分岐部21bに形成された貫通孔とに共にクランプ70の挿通部材70bを挿通させて養生用シート110を固定することができる。このような構成によっても、クランプ70により問題なくシート110を設置することができる。さらに、シート本体20の裏分岐部21bを長手方向に引っ張った状態することができるため、隣接するシート110の第2外周縁22と本シート110の裏分岐部21bとに隙間が生じることを抑制することができる。なお、面ファスナ141a,142aと面ファスナ141b,142bとは、シート本体20の長手方向の両端に設けられている。また、裏分岐部21bは第2外周縁22と当接した状態でクランプ70によって固定されるため、面ファスナ141a,142a、面ファスナ141b,142b、及び裏分岐部21bの表分岐部21aよりも外周端側に張り出した部分を省略することもできる。
上記実施形態では、紐51a,51bの両端部および中間部をシート本体20に固定するようにしたが、紐51a,51bの両端部のみをシート本体20に固定することもできる。
上記実施形態では、紐51a,51bは、シート本体20における第2外周縁22の長手方向の端部22c,22dと表分岐部21aの長手方向の端部21c,21dとに形成された貫通孔(鳩目31)同士を結ぶ線分と平行をなして、その平行をなす線分よりも短く形成されるようにしたが、その平行をなす線分と同じ長さに形成することもできる。その場合であっても、養生用シート10の面を押すような力が作用した場合には、紐51a,51bが伸ばされた状態となるため、紐51a,51bに張力を発生させることができる。なお、こうした紐51a,51bを省略することもできる。
上記実施形態では、第1外周縁21において裏分岐部21bの表分岐部21aよりも外周側に張り出した部分に面ファスナ41を設けるとともに、第2外周縁22よりも内周側の内周部23に面ファスナ42を設けるようにしたが、第1外周縁21において裏分岐部21bの表分岐部21aと重なり合う部分に面ファスナ41を設けるとともに、第2外周縁22に面ファスナ42を設けることもできる。この場合には、裏分岐部21bの表分岐部21aよりも外周端側に張り出した部分を省略してもよい。
上記実施形態では、シート本体20の長手方向において一方の端部に一対の鳩目31を1つ取付けるとともに他方の端部に一対の鳩目31を4つ取付けるようにしたが、これらの数は適宜変更することができる。
上記実施形態では、長手方向に延びる第1外周縁21に外周端側へそれぞれ延びて2枚のシート状に分岐する表分岐部21a及び裏分岐部21bを形成するようにしたが、短手方向に延びる短辺側の外周縁26に同様の表分岐部および裏分岐部を形成することもできる。この場合は、複数の養生用シートを長手方向に並べて設置する際に、短手方向に延びる外周縁26同士に隙間が生じることを抑制することができる。また、短手方向に延びる外周縁26では、長手方向に延びる第1外周縁21及び第2外周縁22に比べて、養生用シート10の面を押すような力が作用したときの変形量が小さくなり、外周縁26同士の間に隙間が生じにくい。したがって、上側のシートの表分岐部と裏分岐部とで下側のシートの外周縁26を挟み込むだけの構成として面ファスナを省略してもよい。
上記実施形態では、養生用シート10を1800mm×5400mmの寸法規格に対応させて形成したが、例えば1800mm×3600mm等、その他の寸法規格に対応させて形成することもできる。この場合には、養生用シートの寸法に応じて、面ファスナ41,42の数や紐51a,51bを固定する箇所の数を適宜調整することが望ましい。
上記実施形態では、シート本体20の長手方向において、表分岐部21の両端部と第2外周縁22の両端部とをクランプ70により固定するようにしたが、表分岐部21の中央部と第2外周縁22の中央部とを補助的に固定する面ファスナ41,42等を設けるようにしてもよい。
上記実施形態では、隣接する養生用シート10におけるシート本体20の第2外周縁22及びその内周側の内周部23を含む部分と本養生用シート10における裏分岐部21bとを重ね合わせた状態で固定する構造として面ファスナ41,42を採用したが、互いに係合して固定されるボタン等のその他の固定構造を採用することもできる。
上記実施形態では、クランプ70によって養生用シート10を固定するようにしたが、養生用シート10に形成された貫通孔(鳩目30)に挿通可能な挿通部材を有する固定装置であれば、その他の固定装置を採用することもできる。また、建設工事現場の足場に限らず、他の施設に養生用シート10を設置することもできる。
10…養生用シート、20…シート本体、21…第1外周縁、21a…第1分岐部としての表分岐部、21b…第2分岐部としての裏分岐部、22…第2外周縁、31…鳩目、41,42…固定構造としての面ファスナ。

Claims (8)

  1. 養生用シートであって、
    矩形シート状のシート本体と、
    前記シート本体において平行をなして長手方向に延びる第1外周縁および第2外周縁のうち第1外周縁に形成され、第1外周縁の外周端側へそれぞれ延びて2枚のシート状に分岐する第1分岐部及び第2分岐部と、
    前記シート本体における第2外周縁の長手方向の両端部と前記第1分岐部の長手方向の両端部とに形成されて、本養生用シートにおける前記シート本体の前記第1分岐部と前記第2分岐部とで隣接する養生用シートの前記第2外周縁を挟み込んだときに重ね合わせ可能な貫通孔と、
    本養生用シートにおける前記シート本体の前記第1分岐部と前記第2分岐部とで隣接する養生用シートの前記第2外周縁を挟み込んだときに、隣接する養生用シートにおける前記シート本体の第2外周縁及びその内周側を含む部分と本養生用シートにおける前記第2分岐部とを重ね合わせた状態で固定可能な固定構造と、
    前記シート本体における第2外周縁の長手方向の両端部と前記第1分岐部の長手方向の両端部とに形成された前記貫通孔同士を結ぶ線分と平行をなして前記貫通孔よりも前記シート本体の外周端側に配設されるとともに、前記シート本体を広げて前記貫通孔の位置で前記シート本体を引っ張る前の状態において、平行をなす前記線分よりも短く形成されて両端部が前記シート本体に固定された紐と、
    を備えていることを特徴とする養生用シート。
  2. 前記紐は、更に中間部が前記シート本体に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の養生用シート。
  3. 前記シート本体の第2分岐部は、前記シート本体の長手方向において、前記シート本体における第2外周縁の長手方向の両端部と前記第1分岐部の長手方向の両端部とに形成された前記貫通孔よりも内側にのみ設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の養生用シート。
  4. 前記シート本体の第2分岐部には、前記シート本体における前記第1分岐部の長手方向の両端部に形成された前記貫通孔に重ね合わされる位置に貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項1又2に記載の養生用シート。
  5. 前記第2分岐部は、前記第1分岐部よりも前記シート本体における第1外周縁の外周端側へ長く延びるように形成され、
    前記固定構造は、本養生用シートにおける前記シート本体の前記第1分岐部と前記第2分岐部とで隣接する養生用シートの前記第2外周縁を挟み込んだときに、隣接する養生用シートにおいて前記シート本体の短手方向の第2外周縁に形成された貫通孔よりも内側の部分と本養生用シートの前記第2分岐部とを固定可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の養生用シート。
  6. 前記固定構造は、本養生用シートにおける前記シート本体の前記第1分岐部と前記第2分岐部とで隣接する養生用シートの前記第2外周縁を挟み込んだときに、前記シート本体の長手方向の両端部と中間部の所定間隔毎の位置とにおいて、隣接する養生用シートの前記シート本体の第2外周縁及びその内周側を含む部分と本養生用シートの前記第2分岐部とを固定可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の養生用シート。
  7. 前記シート本体における第2外周縁と前記第1分岐部とに形成された前記貫通孔は、本養生用シートにおける前記シート本体の前記第1分岐部と前記第2分岐部とで隣接する養生用シートの前記第2外周縁を挟み込んだときに、それぞれ重なり合うように前記シート本体の短手方向に並んで2つ形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の養生用シート。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の養生用シートからなる第1の養生用シート及び第2の養生用シートをクランプによって足場に設置する方法であって、
    前記第1の養生用シートにおける前記シート本体の前記第1分岐部と前記第2分岐部とで、前記第2の養生用シートの第2外周縁を挟み込む工程と、
    前記第2の養生用シートの前記シート本体における第2外周縁の長手方向の両端部と、前記第1の養生用シートにおける前記第1分岐部の長手方向の両端部とに、重ね合わせ可能なように形成された前記貫通孔を互いに重ね合わせる工程と、
    前記互いに重ね合わされた貫通孔に前記クランプの挿通部材を挿通させてクランプを前記足場の支柱に固定することにより、前記第1の養生用シート及び前記第2の養生用シートを引っ張った状態にして前記紐が伸ばされた状態とする工程と、
    前記第2の養生用シートにおける前記シート本体の第2外周縁及びその内周側を含む部分と前記第1の養生用シートの前記第2分岐部とを重ね合わせた状態で前記固定構造により固定する工程と、
    を備えることを特徴とする養生用シートの設置方法。
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