JPH0631050Y2 - コンクリート曲線桁用型枠装置 - Google Patents
コンクリート曲線桁用型枠装置Info
- Publication number
- JPH0631050Y2 JPH0631050Y2 JP7301589U JP7301589U JPH0631050Y2 JP H0631050 Y2 JPH0631050 Y2 JP H0631050Y2 JP 7301589 U JP7301589 U JP 7301589U JP 7301589 U JP7301589 U JP 7301589U JP H0631050 Y2 JPH0631050 Y2 JP H0631050Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame member
- formwork
- vertical
- side frame
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Machines For Laying And Maintaining Railways (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、モノレール用の種々のコンクリート曲線桁
を製作する場合に使用する型枠装置に関するものであ
る。
を製作する場合に使用する型枠装置に関するものであ
る。
従来、モノレールのコンクリート曲線桁用型枠装置とし
ては、特開昭59−102001号公報により公表され
ているように、レール上を走行する搬送台車の上部に、
底部型枠の下部に取付けられた左右移動用ローラを載置
し、前記底部型枠の左右両側の上部に設けたピンに、側
部型枠の下部に設けたピン受けを嵌合し、各側部型枠の
外面に固定された縦枠材の上部に型枠吊杆の下部を固定
し、コンクリート基礎に立設固定した支柱の上部に、左
右方向に延長する型枠支持梁の基端部を固定し、前記型
枠吊杆の上部に取付けた車輪を型枠支持梁の下部フラン
ジに載置し、前記縦枠部と支柱との間にスペーサおよび
調整ジャッキを介在させた構造のものが知られている。
ては、特開昭59−102001号公報により公表され
ているように、レール上を走行する搬送台車の上部に、
底部型枠の下部に取付けられた左右移動用ローラを載置
し、前記底部型枠の左右両側の上部に設けたピンに、側
部型枠の下部に設けたピン受けを嵌合し、各側部型枠の
外面に固定された縦枠材の上部に型枠吊杆の下部を固定
し、コンクリート基礎に立設固定した支柱の上部に、左
右方向に延長する型枠支持梁の基端部を固定し、前記型
枠吊杆の上部に取付けた車輪を型枠支持梁の下部フラン
ジに載置し、前記縦枠部と支柱との間にスペーサおよび
調整ジャッキを介在させた構造のものが知られている。
前記従来のコンクリート曲線桁用型枠装置の場合は、コ
ンクリート曲線桁の曲率を調整するための調整ジャッキ
を使用しているので、その調整ジャッキを作動させるた
めの液圧発生装置および減圧制御装置が必要になり、そ
のため型枠設備の製作費が高くなるという問題がある。
ンクリート曲線桁の曲率を調整するための調整ジャッキ
を使用しているので、その調整ジャッキを作動させるた
めの液圧発生装置および減圧制御装置が必要になり、そ
のため型枠設備の製作費が高くなるという問題がある。
この考案は、減圧制御装置を付属させた減圧発生装置お
よび液圧発生装置により作動される調整ジャッキを用い
ることなく、簡単な手段によって桁の曲率を調整できる
コンクリート曲線桁用型枠装置を提供することを目的と
するものである。
よび液圧発生装置により作動される調整ジャッキを用い
ることなく、簡単な手段によって桁の曲率を調整できる
コンクリート曲線桁用型枠装置を提供することを目的と
するものである。
前記目的を達成するために、この考案のコンクリート曲
線桁用型枠装置においては、左右方向に延長する底部枠
材1とその両端に固定された側部枠材2とからなる多数
の型枠支持フレーム3が、前後方向に間隔をおいて配置
されて基盤4に載置され、前後方向に延長する底部型枠
5は、各型枠支持フレーム3における底部枠材1の中間
部に載置されて、左右方向位置調節可能に固定され、前
記底部型枠5の左右両側に側部型枠6の下部が固定さ
れ、前記側部枠材2の上部および下部に前後方向に延長
する横向き長孔7が設けられ、前記側部型枠6の外側
に、側部枠材2に対向する位置において縦枠材8が設け
られ、その縦枠材8の上部および下部に、上下方向に延
長する縦向き長孔9が設けられ、その縦向き長孔9に挿
通されたボルト10により縦枠材8が側部型枠6に固定
され、前記側部枠材2と縦枠材8との間に、ねじ式長さ
調節支持部材11が上下方向に間隔をおいて配置され、
そのねじ式長さ調節支持部材11の一端部にピン結合さ
れている取付金具12と側部枠材2とは、前記横向き長
孔7に挿通されたボルト13により連結され、前記ねじ
式長さ調節支持部材11の他端部の連結金具14は前記
縦枠材8にピン結合されている。
線桁用型枠装置においては、左右方向に延長する底部枠
材1とその両端に固定された側部枠材2とからなる多数
の型枠支持フレーム3が、前後方向に間隔をおいて配置
されて基盤4に載置され、前後方向に延長する底部型枠
5は、各型枠支持フレーム3における底部枠材1の中間
部に載置されて、左右方向位置調節可能に固定され、前
記底部型枠5の左右両側に側部型枠6の下部が固定さ
れ、前記側部枠材2の上部および下部に前後方向に延長
する横向き長孔7が設けられ、前記側部型枠6の外側
に、側部枠材2に対向する位置において縦枠材8が設け
られ、その縦枠材8の上部および下部に、上下方向に延
長する縦向き長孔9が設けられ、その縦向き長孔9に挿
通されたボルト10により縦枠材8が側部型枠6に固定
され、前記側部枠材2と縦枠材8との間に、ねじ式長さ
調節支持部材11が上下方向に間隔をおいて配置され、
そのねじ式長さ調節支持部材11の一端部にピン結合さ
れている取付金具12と側部枠材2とは、前記横向き長
孔7に挿通されたボルト13により連結され、前記ねじ
式長さ調節支持部材11の他端部の連結金具14は前記
縦枠材8にピン結合されている。
底部型枠5と底部枠材1との結合を解いた状態で、左右
方向の一方のねじ式長さ調節支持部材11を短縮すると
共に、左右方向の他方のねじ式長さ調節支持部材11を
伸長すると、底部型枠5およびその左右両側に固定され
た一対の側部型枠6とからなる桁用型枠の曲率が調整さ
れる。
方向の一方のねじ式長さ調節支持部材11を短縮すると
共に、左右方向の他方のねじ式長さ調節支持部材11を
伸長すると、底部型枠5およびその左右両側に固定され
た一対の側部型枠6とからなる桁用型枠の曲率が調整さ
れる。
また底部型枠5を底部枠材1に固定し、かつ各側部型枠
6を、側部枠材2により長さ調節支持部材11および縦
枠材8を介して支持すると、前記桁用型枠が安定状態で
支持される。さらに前記長さ調節支持部材11の一端部
にピン結合された取付金具12を、側部枠材2に対し前
後方向の位置を調節して固定することができ、また縦枠
材8を、側部型枠6に対し上下方向の位置を調節して固
定することができる。
6を、側部枠材2により長さ調節支持部材11および縦
枠材8を介して支持すると、前記桁用型枠が安定状態で
支持される。さらに前記長さ調節支持部材11の一端部
にピン結合された取付金具12を、側部枠材2に対し前
後方向の位置を調節して固定することができ、また縦枠
材8を、側部型枠6に対し上下方向の位置を調節して固
定することができる。
次にこの考案を図示の例によって詳細に説明する。
図面はこの考案の一実施例を示すものであって、左右方
向に延長する水平な鋼製底部枠材1の両端部に垂直な鋼
製側部枠材2の下端部がボルト15により固定されて、
上向き開口溝形の型枠支持フレーム3が構成され、前記
底部枠材1における上部フランジ16に、その上部フラ
ンジ16の中間部の左右両側において左右方向に延長す
る長孔17が設けられ、かつ前記側部枠材2における内
側フランジ18の上部および下部の前後両側に、それぞ
れ前後方向に延長する横向き長孔7が設けられている。
向に延長する水平な鋼製底部枠材1の両端部に垂直な鋼
製側部枠材2の下端部がボルト15により固定されて、
上向き開口溝形の型枠支持フレーム3が構成され、前記
底部枠材1における上部フランジ16に、その上部フラ
ンジ16の中間部の左右両側において左右方向に延長す
る長孔17が設けられ、かつ前記側部枠材2における内
側フランジ18の上部および下部の前後両側に、それぞ
れ前後方向に延長する横向き長孔7が設けられている。
多数の型枠支持フレーム3が、前後方向に間隔をおいて
配置されて、コンクリート製基盤4に載置され、前記底
部枠材1における下部フランジ19が前記基盤4に対し
アンカーボルト20により固定され、前後方向に延長す
る金属製底部型枠5は、各型枠支持フレーム3における
底部枠材1の中央上部にわたって延長するように配置さ
れ、その底部枠材1と底部型枠5との間に型枠キャンバ
ー調整部材21が介在され、かつ底部型枠5の左右両側
に固定されたブラケット22に、縦螺杆23を上端部が
ボルトからなるピン24により着脱自在に連結され、さ
らに前記縦螺杆23は底部枠材1における上部フランジ
16の長孔17に挿通され、縦螺杆23に螺合された上
部ナット25および下部ナット26が上部フランジ16
に締付圧接されて、底部型枠5が底部枠材1に固定され
ている。
配置されて、コンクリート製基盤4に載置され、前記底
部枠材1における下部フランジ19が前記基盤4に対し
アンカーボルト20により固定され、前後方向に延長す
る金属製底部型枠5は、各型枠支持フレーム3における
底部枠材1の中央上部にわたって延長するように配置さ
れ、その底部枠材1と底部型枠5との間に型枠キャンバ
ー調整部材21が介在され、かつ底部型枠5の左右両側
に固定されたブラケット22に、縦螺杆23を上端部が
ボルトからなるピン24により着脱自在に連結され、さ
らに前記縦螺杆23は底部枠材1における上部フランジ
16の長孔17に挿通され、縦螺杆23に螺合された上
部ナット25および下部ナット26が上部フランジ16
に締付圧接されて、底部型枠5が底部枠材1に固定され
ている。
底部型枠5の上面の左右両側に、前後方向に延長する金
属製側部型枠6が載置され、かつ底部型枠5の側部と側
部型枠6の下部の水平な帯状座板28とは楔式クランプ
29により着脱自在に結合され、その楔式クランプ29
は、ピン30により中間部が枢着されている一対のクラ
ンプアーム31,32と各クランプアーム31,32の
基端部間に挿入される締付楔33とにより構成されてい
る。
属製側部型枠6が載置され、かつ底部型枠5の側部と側
部型枠6の下部の水平な帯状座板28とは楔式クランプ
29により着脱自在に結合され、その楔式クランプ29
は、ピン30により中間部が枢着されている一対のクラ
ンプアーム31,32と各クランプアーム31,32の
基端部間に挿入される締付楔33とにより構成されてい
る。
側部型枠6の外側の上部および下部に、側部枠材2に対
向する位置において、複数のボルト挿通用透孔を有する
金属製連結座板35が溶接により固定され、上下の連結
座板35にわたって延長するように配置された縦枠材8
に、連結座板35の透孔に重なる位置において上下方向
に延長する縦向き長孔9が設けられ、その縦向き長孔9
と前記透孔とにわたって挿通されたボルト10により、
縦枠材8が各連結座板35に結合され、前記縦枠材8
は、前後方向に間隔をおいて平行に配置された一対の縦
枠杆36と、各縦枠杆36の間に介在されて溶接により
固着された複数のスペーサ37とにより構成されてい
る。
向する位置において、複数のボルト挿通用透孔を有する
金属製連結座板35が溶接により固定され、上下の連結
座板35にわたって延長するように配置された縦枠材8
に、連結座板35の透孔に重なる位置において上下方向
に延長する縦向き長孔9が設けられ、その縦向き長孔9
と前記透孔とにわたって挿通されたボルト10により、
縦枠材8が各連結座板35に結合され、前記縦枠材8
は、前後方向に間隔をおいて平行に配置された一対の縦
枠杆36と、各縦枠杆36の間に介在されて溶接により
固着された複数のスペーサ37とにより構成されてい
る。
型枠支持フレーム3における側部枠材2と縦枠材8との
間に、左右方向に延長する2本のねじ式長さ調節支持部
材11が上下方向に間隔をおいて配置され、前記ねじ式
長さ調節支持部材11の一端部と取付金具12とは前後
方向に延長するピン38により枢着され、かつ前記取付
金具12におけるボルト挿通用透孔を有する取付座板は
側部枠材2の内面に当接され、その取付座板の透孔と前
記横向き長孔7とにわたって挿通されたボルト13によ
り、前記取付金具12が側部枠材2に固定され、さらに
前記ねじ式長さ調節支持部材11の他端部の連結金具1
4は、縦枠材8における一対の縦枠杆36の間に挿入さ
れて、前後方向に延長するピン39により枢着されてい
る。
間に、左右方向に延長する2本のねじ式長さ調節支持部
材11が上下方向に間隔をおいて配置され、前記ねじ式
長さ調節支持部材11の一端部と取付金具12とは前後
方向に延長するピン38により枢着され、かつ前記取付
金具12におけるボルト挿通用透孔を有する取付座板は
側部枠材2の内面に当接され、その取付座板の透孔と前
記横向き長孔7とにわたって挿通されたボルト13によ
り、前記取付金具12が側部枠材2に固定され、さらに
前記ねじ式長さ調節支持部材11の他端部の連結金具1
4は、縦枠材8における一対の縦枠杆36の間に挿入さ
れて、前後方向に延長するピン39により枢着されてい
る。
左右方向に延長する角鋼管40の両端部に、水平な座板
41が連結板42を介して固定され、かつ垂直な連結ピ
ン43が、座板41および角鋼管40にわたって挿通さ
れると共に、その角鋼管40に対し溶接により固着され
て、側部型枠間隔保持具44が構成され、前記連結ピン
43の下部は座板41の下面から突出している。
41が連結板42を介して固定され、かつ垂直な連結ピ
ン43が、座板41および角鋼管40にわたって挿通さ
れると共に、その角鋼管40に対し溶接により固着され
て、側部型枠間隔保持具44が構成され、前記連結ピン
43の下部は座板41の下面から突出している。
多数の側部型枠間隔保持具44が前後方向に間隔をおい
て配置され、側部型枠間隔保持具44の両端の座板41
が側部型枠6の上端板45に載置されると共に、前記連
結ピン43が上端板45に設けられたピン孔に挿通さ
れ、左右両側の側部型枠6と底部型枠5とにより囲まれ
た空間にコンクリートが打設されて、コンクリート曲線
桁46が製造される。
て配置され、側部型枠間隔保持具44の両端の座板41
が側部型枠6の上端板45に載置されると共に、前記連
結ピン43が上端板45に設けられたピン孔に挿通さ
れ、左右両側の側部型枠6と底部型枠5とにより囲まれ
た空間にコンクリートが打設されて、コンクリート曲線
桁46が製造される。
第10図および第11図はねじ式長さ調節支持部材11
の構造の一例を示すものであって、外管47に内管48
が摺動自在に嵌挿され、その内管48に多数のピン孔4
9が内管長手方向に間隔をおいて設けられ、前記外管4
7の一端部にピン孔を有するブラケット50が固定され
ると共に、前記内管48の突出端部にピン孔を有する連
結金具14が固定され、かつ前記外管47の他端側の直
径方向の両側に、外管長手方向に延長するスリット51
が設けられると共に、雄ねじ52が設けられ、前記内管
48のピン孔49と外管47のスリット51とにわたっ
て支承ピン53が挿通され、さらに外管47の雄ねじ5
2に、支承ピン53の両側において、回動用ハンドル5
4を有する第1雌ねじ部材55と、回動用ハンドル56
を有する第2雌ねじ部材57とが螺合されている。
の構造の一例を示すものであって、外管47に内管48
が摺動自在に嵌挿され、その内管48に多数のピン孔4
9が内管長手方向に間隔をおいて設けられ、前記外管4
7の一端部にピン孔を有するブラケット50が固定され
ると共に、前記内管48の突出端部にピン孔を有する連
結金具14が固定され、かつ前記外管47の他端側の直
径方向の両側に、外管長手方向に延長するスリット51
が設けられると共に、雄ねじ52が設けられ、前記内管
48のピン孔49と外管47のスリット51とにわたっ
て支承ピン53が挿通され、さらに外管47の雄ねじ5
2に、支承ピン53の両側において、回動用ハンドル5
4を有する第1雌ねじ部材55と、回動用ハンドル56
を有する第2雌ねじ部材57とが螺合されている。
前記第1雌ねじ部材55を雄ねじ52の先端側に配置し
た状態で、第2雌ねじ部材57を正回転すると、その第
2雌ねじ部材57により支承ピン53を介して内管48
が突出方向に移動される。また第1雌ねじ部材55を回
動して支承ピン53に圧接させると、支承ピン53が第
1雌ねじ部材55および第2雌ねじ部材57により把持
されて、支承ピン53の抜け出しが防止される。
た状態で、第2雌ねじ部材57を正回転すると、その第
2雌ねじ部材57により支承ピン53を介して内管48
が突出方向に移動される。また第1雌ねじ部材55を回
動して支承ピン53に圧接させると、支承ピン53が第
1雌ねじ部材55および第2雌ねじ部材57により把持
されて、支承ピン53の抜け出しが防止される。
この考案の型枠装置の場合、コンクリート曲線桁の曲率
に応じて、側部枠材2に対する取付金具12の前後方向
取付位置を調整できるので、長さ調節支持部材11を側
部型枠6に対しほぼ直角に配置することができ、また底
部型枠5と底部枠材1との間に介在される型枠キャンバ
ー調整部材21の厚さの変化に応じて、側部型枠6に対
する縦枠材8の上下方向の取付位置を調整できるので、
長さ調節支持部材11をほぼ水平に設置することができ
る。
に応じて、側部枠材2に対する取付金具12の前後方向
取付位置を調整できるので、長さ調節支持部材11を側
部型枠6に対しほぼ直角に配置することができ、また底
部型枠5と底部枠材1との間に介在される型枠キャンバ
ー調整部材21の厚さの変化に応じて、側部型枠6に対
する縦枠材8の上下方向の取付位置を調整できるので、
長さ調節支持部材11をほぼ水平に設置することができ
る。
この考案は前記のように構成されているので、以下に記
載するような効果を奏する。
載するような効果を奏する。
底部型枠5と底部枠材1との結合を解いた状態で、左右
方向の一方のねじ式長さ調節支持部材11を短縮すると
共に、左右方向の他方のねじ式長さ調節支持部材11を
伸長するという簡単な操作を行なうことにより、液圧式
調整ジャッキを用いることなく、桁用型枠の曲率を容易
に調整することができ、そのためコンクリート曲線桁用
型枠装置を低コストで製作することができ、かつ底部型
枠5を底部枠材1に固定し、かつ各側部型枠6を、側部
枠材2によって長さ調節支持部材11および縦枠材8を
介して支持することにより、桁用型枠を安定状態で支持
することができ、さらに前記長さ調節支持部材11の一
端部にピン結合された取付金具12を、側部枠材2に対
し前後方向の位置を調節して固定することができるの
で、コンクリート曲線桁の曲率変化にも容易に対応する
ことができ、しかも縦枠材8を側部型枠6に対し上下方
向の位置を調節して固定することができるので、桁用型
枠のキャンバーにも容易に対応することができる。
方向の一方のねじ式長さ調節支持部材11を短縮すると
共に、左右方向の他方のねじ式長さ調節支持部材11を
伸長するという簡単な操作を行なうことにより、液圧式
調整ジャッキを用いることなく、桁用型枠の曲率を容易
に調整することができ、そのためコンクリート曲線桁用
型枠装置を低コストで製作することができ、かつ底部型
枠5を底部枠材1に固定し、かつ各側部型枠6を、側部
枠材2によって長さ調節支持部材11および縦枠材8を
介して支持することにより、桁用型枠を安定状態で支持
することができ、さらに前記長さ調節支持部材11の一
端部にピン結合された取付金具12を、側部枠材2に対
し前後方向の位置を調節して固定することができるの
で、コンクリート曲線桁の曲率変化にも容易に対応する
ことができ、しかも縦枠材8を側部型枠6に対し上下方
向の位置を調節して固定することができるので、桁用型
枠のキャンバーにも容易に対応することができる。
図面はこの考案の一実施例を示すものであって、第1図
はコンクリート曲線桁用型枠装置を示す縦断正面図、第
2図はその一部切欠側面図、第3図は第1図における底
部型枠固定部を拡大して示す縦断正面図、第4図は底部
型枠と側部型枠との連結部を示す縦断正面図、第5図は
第1図のA−A線断面図、第6図は第1図のB−B線断
面図、第7図は第3図のC−C線断面図、第8図は第1
図における側部型枠間隔保持具と側部型枠との連結部を
拡大して示す縦断正面図、第9図はその側面図、第10
図はねじ式長さ調節支持部材の平面図、第11図はその
ねじ式長さ調節支持部材における長さ調節部を拡大して
示す縦断側面図である。 図において、1は底部枠材、2は側部枠材、3は型枠支
持フレーム、4は基盤、5は底部型枠、6は側部型枠、
7は横向き長孔、8は縦枠材、9は縦向き長孔、10は
ボルト、11はねじ式長さ調節支持部材、12は取付金
具、13はボルト、14は連結金具、16は上部フラン
ジ、17は長孔、18は内側フランジ、21は型枠キャ
ンバー調整部材、23は縦螺杆、24はピン、25は上
部ナット、26は下部ナット、29は楔式クランプ、3
5は連結座板、36は縦枠杆、38および39はピン、
40は角鋼管、41は座板、42は連結板、43は連結
ピン、44は側部型枠間隔保持具、45は上端板、46
はコンクリート曲線桁である。
はコンクリート曲線桁用型枠装置を示す縦断正面図、第
2図はその一部切欠側面図、第3図は第1図における底
部型枠固定部を拡大して示す縦断正面図、第4図は底部
型枠と側部型枠との連結部を示す縦断正面図、第5図は
第1図のA−A線断面図、第6図は第1図のB−B線断
面図、第7図は第3図のC−C線断面図、第8図は第1
図における側部型枠間隔保持具と側部型枠との連結部を
拡大して示す縦断正面図、第9図はその側面図、第10
図はねじ式長さ調節支持部材の平面図、第11図はその
ねじ式長さ調節支持部材における長さ調節部を拡大して
示す縦断側面図である。 図において、1は底部枠材、2は側部枠材、3は型枠支
持フレーム、4は基盤、5は底部型枠、6は側部型枠、
7は横向き長孔、8は縦枠材、9は縦向き長孔、10は
ボルト、11はねじ式長さ調節支持部材、12は取付金
具、13はボルト、14は連結金具、16は上部フラン
ジ、17は長孔、18は内側フランジ、21は型枠キャ
ンバー調整部材、23は縦螺杆、24はピン、25は上
部ナット、26は下部ナット、29は楔式クランプ、3
5は連結座板、36は縦枠杆、38および39はピン、
40は角鋼管、41は座板、42は連結板、43は連結
ピン、44は側部型枠間隔保持具、45は上端板、46
はコンクリート曲線桁である。
Claims (1)
- 【請求項1】左右方向に延長する底部枠材1とその両端
に固定された側部枠材2とからなる多数の型枠支持フレ
ーム3が、前後方向に間隔をおいて配置されて基盤4に
載置され、前後方向に延長する底部型枠5は、各型枠支
持フレーム3における底部枠材1の中間部に載置され
て、左右方向位置調節可能に固定され、前記底部型枠5
の左右両側に側部型枠6の下部が固定され、前記側部枠
材2の上部および下部に前後方向に延長する横向き長孔
7が設けられ、前記側部型枠6の外側に、側部枠材2に
対向する位置において縦枠材8が設けられ、その縦枠材
8の上部および下部に、上下方向に延長する縦向き長孔
9が設けられ、その縦向き長孔9に挿通されたボルト1
0により縦枠材8が側部型枠6に固定され、前記側部枠
材2と縦枠材8との間に、ねじ式長さ調節支持部材11
が上下方向に間隔をおいて配置され、そのねじ式長さ調
節支持部材11の一端部にピン結合されている取付金具
12と側部枠材2とは、前記横向き長孔7に挿通された
ボルト13により連結され、前記ねじ式長さ調節支持部
材11の他端部の連結金具14は前記縦枠材8にピン結
合されているコンクリート曲線桁用型枠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7301589U JPH0631050Y2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | コンクリート曲線桁用型枠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7301589U JPH0631050Y2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | コンクリート曲線桁用型枠装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0314253U JPH0314253U (ja) | 1991-02-13 |
JPH0631050Y2 true JPH0631050Y2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=31611468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7301589U Expired - Lifetime JPH0631050Y2 (ja) | 1989-06-23 | 1989-06-23 | コンクリート曲線桁用型枠装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631050Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0645640U (ja) * | 1992-11-18 | 1994-06-21 | 嘉郎 長坂 | 切粉細断装置 |
CN107724673B (zh) * | 2017-11-29 | 2023-06-20 | 中国建筑一局(集团)有限公司 | 弧形建筑的凸模板组件、凹模板组件及其组成的模板体系 |
-
1989
- 1989-06-23 JP JP7301589U patent/JPH0631050Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0314253U (ja) | 1991-02-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN208347302U (zh) | 用于混凝土框架楼板和梁整体成型的高支模结构 | |
JPH0631050Y2 (ja) | コンクリート曲線桁用型枠装置 | |
CN100480162C (zh) | 扶梯桁架三维整体成型装置 | |
JPH0752887Y2 (ja) | 型枠パネル支持装置 | |
JP2750666B2 (ja) | プレキャストコンクリート部材用可動型枠 | |
CN113279590A (zh) | 一种用于固定墩身预埋钢筋的胎具 | |
JPH03107098A (ja) | 走行式型枠支保工 | |
JPH03275803A (ja) | 高架構造物の移動構築装置 | |
CN207735837U (zh) | 一种drrs构架体组装工装 | |
CN220768812U (zh) | 一种用于角部的花篮式悬挑工字钢连接装置 | |
CN214352227U (zh) | 一种钢支撑法兰拼装台 | |
CN221720987U (zh) | 一种具有调整弧度的挂具 | |
CN111677003A (zh) | 一种地铁车站的模板快拆支撑结构 | |
CN215615757U (zh) | 一种车架零件摩擦焊接用稳定部件 | |
CN219987380U (zh) | 一种可调限距的型材固定装置 | |
CN219261744U (zh) | 一种梁模板夹具 | |
JP3657544B2 (ja) | 架設作業車 | |
CN220645340U (zh) | 一种建筑框架梁加固结构 | |
CN215316664U (zh) | 轨道车辆侧墙自动焊及组焊通用工装 | |
CN216840640U (zh) | 一种可调节的建筑工程用施工模板装置 | |
CN215168392U (zh) | 一种支撑装置 | |
CN221621085U (zh) | 一种螺柱焊用汽车定位抓具 | |
JPH02190571A (ja) | パネル支持具 | |
CN219450466U (zh) | 一种可调节的轻型内模框架结构 | |
CN221502754U (zh) | 一种定型化装配式钢结构胎架 |