JPH06310065A - イオン源装置 - Google Patents

イオン源装置

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JPH06310065A
JPH06310065A JP5123572A JP12357293A JPH06310065A JP H06310065 A JPH06310065 A JP H06310065A JP 5123572 A JP5123572 A JP 5123572A JP 12357293 A JP12357293 A JP 12357293A JP H06310065 A JPH06310065 A JP H06310065A
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JP
Japan
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plasma chamber
cathode
plasma
cover plate
main
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JP5123572A
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English (en)
Inventor
Takashi Mikami
隆司 三上
Koji Miyake
浩二 三宅
Hideaki Tawara
英明 田原
Katsuo Matsubara
克夫 松原
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特性劣化のない安定したイオンビームを長時
間にわたって引き出す。 【構成】 マイクロ波放電のプラズマ生成により電子を
発生する電子放出源としてのマイクロ波プラズマカソー
ド20と、カソード20の蓋板13に形成された電子放
出孔14から電子が供給され直流放電により生成した主
プラズマ22を閉じ込める主プラズマ室2と、主プラズ
マ室2のカソード20に対向する位置に設けられ主プラ
ズマ22からイオンビームを引き出す引出電極4とを備
えたイオン源装置において、蓋板13の主プラズマ室2
側の面がグラファイト,炭化珪素,窒化チタニウム,炭
化チタニウム,窒化クロム,酸化アルミニウム,窒化珪
素,窒化ホウ素のうちの少なくとも1つから形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子放出源にマイクロ
波プラズマカソード(以下MPカソードという)を用い
たイオン源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のイオン源装置は図6に示す構成に
なっている。同図において、1はステンレス等の非磁性
体の金属製の主筐体、2は主筐体1により形成された主
プラズマ室、3は主筐体1の両側に形成された開口部、
4は一方の開口部3に取り付けられたイオンビーム引出
電極であり、電位の異なる第1電極5,第2電極6,第
3電極7から構成されている。8は主筐体1のフランジ
及び各電極5,6,7間に介在された絶縁体、9は主筐
体1の外側に設けられた円筒状の磁場、即ちカスプ磁場
発生用の永久磁石又は電磁石である。
【0003】10は非磁性金属材料からなる副筐体、1
1は副筐体10により形成された副プラズマ室、12,
13は副筐体10の両側の非磁性金属材料の蓋板,非磁
性金属材料或いは強磁性金属材料からなる蓋板、14は
蓋板13の中央の電子放出孔、15は副筐体10と主筐
体1間の絶縁体、16は副プラズマ室11へのガスの導
入口である。
【0004】17はマイクロ波導入用の同軸ケーブル、
18は同軸ケーブル17の先端のアンテナ、19は副筐
体10の外側に設けられた環状の永久磁石又は電磁石で
あり、副プラズマ室11に電子サイクロトロン共鳴(E
CR)条件以上の磁場を発生する。20は副筐体10,
副プラズマ室11,蓋板12,13,電子放出孔14,
導入口16,同軸ケーブル17,アンテナ18,磁石1
9からなるMPカソードである。なお、主プラズマ室2
に電子を導入して直流放電を発生させるため、主筐体
1,副筐体10間に、副筐体10をカソード電位,主筐
体1をアノード電位とする直流電圧が印加される。
【0005】そして、副筐体10はカソード電位に保持
され、アンテナ18の先端部がマイクロ波放電を引き起
し易いように副プラズマ室11の壁面に近接して設けら
れている。つぎに、導入口16からガスを供給し、副プ
ラズマ室11に同軸ケーブル17,アンテナ18を介し
てマイクロ波が導入されると、副プラズマ室11がマイ
クロ波空洞共振器条件で形成されていない場合でも、ア
ンテナ18の先端部と副プラズマ室11の壁面との間の
高電界によりマイクロ波放電が容易に発生し、導入口1
6からのガスが電離されて副プラズマ21が生成され
る。
【0006】そして、主プラズマ室2が副プラズマ室1
1より高い電位にバイアスされているため、副プラズマ
21の生成で電離された電子が電子放出孔14を通って
主プラズマ室2に放出され、主プラズマ室2では、供給
された電子により直流放電が持続し、主プラズマ室2内
の希ガス等のイオン化ガスが電離されて主プラズマ22
が生成される。つぎに、引出電極3のビーム引出し作用
により、生成された主プラズマ22からイオンがイオン
ビームとなってスパッタ室等に導出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記装置におい
て、イオン源を動作させた場合、主プラズマ22とMP
カソード20との電位差によりイオンが加速される。
【0008】従って、蓋板13の主プラズマ室2側がイ
オンによりスパッタリングが起こって損耗したり、スパ
ッタリングにより生じた粒子が主筐体1の内面及び第1
電極5に付着したりする。この現象は、アルゴン等のス
パッタリング効率の高いプラズマを用いた場合に顕著で
ある。特に第1電極5に付着した粒子が薄膜状に堆積し
た場合、イオン源運転の時間と共に第1電極5から剥離
が生じる。これはイオンビームを引き出す際に、主プラ
ズマ22と第1電極5でのシース面が変化することを意
味し、特性劣化が生じ、安定したイオンビームを長時間
にわたって引き出すことができないという問題点があ
る。請求項1の本発明は前記の点に留意し、蓋板からの
スパッタリング粒子を減少させ、スパッタリング粒子の
蓋板,引出電極,副筐体への付着を減少させ、特性劣化
のない安定したイオンビームを長時間にわたって引き出
せるようにしたイオン源装置を提供することを目的とす
る。
【0009】また、電子放出孔14を通過したイオンや
副プラズマ21により副プラズマ室11の内面がスパッ
タリングされ、副プラズマ室11の損耗を引き起こし、
さらにスパッタリング粒子は蓋板13の副プラズマ室1
1側に付着する。この現象は、前記と同様、スパッタリ
ング効率の高いプラズマを用いた場合に顕著である。そ
して付着した膜は時間と共に剥離し、剥離した膜がアン
テナ18と接触して短絡し、特性劣化が生じるという問
題点がある。請求項2の本発明は前記の点に留意し、副
プラズマ室の損耗を減少させ、アンテナの短絡を防止し
たイオン源装置を提供することを目的とする。
【0010】また、電子放出孔14からの電子の向きと
は反対側、即ちMPカソード20側に向かって主プラズ
マ22中のイオンが加速され、この加速されたイオンに
より電子放出孔14の近傍がスパッタリングされて損耗
し、孔径が大きくなり、また、高密度の副プラズマ21
により電子放出孔14の副プラズマ21に対向する部分
がスパッタリングされて損耗し、孔径が大きくなる。こ
の現象は、前記と同様、スパッタリング効率の高いプラ
ズマを用いた場合に顕著である。その結果として特性劣
化が生じるという問題点がある。請求項3の本発明は前
記の点に留意し、電子放出孔の損耗を減少させたイオン
源装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、マイクロ波放電のプラズマ生成により電子を発生す
る電子放出源としてのマイクロ波プラズマカソードと、
カソードの蓋板に形成された電子放出孔から電子が供給
され直流放電により生成した主プラズマを閉じ込める主
プラズマ室と、主プラズマ室のカソードに対向する位置
に設けられ前記主プラズマからイオンビームを引き出す
引出電極とを備えたイオン源装置において、
【0012】請求項1の本発明は、蓋板の主プラズマ室
側の面が、グラファイト,炭化珪素,窒化チタニウム,
炭化チタニウム,窒化クロム,酸化アルミニウム,窒化
珪素,窒化ホウ素のうちの少なくとも1つから形成され
たものである。請求項2の本発明は、副プラズマ室の内
面が、グラファイト,炭化珪素,窒化チタニウム,炭化
チタニウム,窒化クロムのうちの少なくとも1つから形
成されたものである。請求項3の本発明は、電子放出孔
部の内面又は主プラズマ室側或いは副プラズマ室側の少
なくとも1箇所の面がグラファイト,炭化珪素,窒化チ
タニウム,炭化チタニウム,窒化クロムのうちの少なく
とも1つから形成されたものである。
【0013】
【作用】前記のように構成された本発明の請求項1のイ
オン源装置は、マイクロ波プラズマカソードの蓋板の主
プラズマ室側の面を、グラファイト,炭化珪素,窒化チ
タニウム,炭化チタニウム,窒化クロム,酸化アルミニ
ウム,窒化珪素,窒化ホウ素のうちの少なくとも1つか
ら形成したため、蓋板からのスパッタリング粒子が減少
し、蓋板,引出電極,副筐体への膜の付着が減少し、特
性劣化の少ない安定したイオンビームが長時間にわたっ
て引き出せる。
【0014】また、本発明の請求項2のイオン源装置
は、マイクロ波プラズマカソードの副プラズマ室の内面
を、グラファイト,炭化珪素,窒化チタニウム,炭化チ
タニウム,窒化クロムのうちの少なくとも1つから形成
したため、マイクロ波プラズマカソードの副プラズマ室
の内面の損耗が減少し、スパッタリング粒子の付着によ
るアンテナの短絡が防止される。
【0015】さらに本発明の請求項3のイオン源装置
は、電子放出孔部の内面又は主プラズマ室側或いは副プ
ラズマ室側の少なくとも1箇所を、グラファイト,炭化
珪素,窒化チタニウム,炭化チタニウム,窒化クロムの
うちの少なくとも1つから形成したため、電子放出孔の
損耗が減少する。
【0016】
【実施例】実施例について図1ないし図5を参照して説
明する。それらの図において、図6と同一符号は同一も
しくは相当するものを示す。
【0017】(実施例1)まず、実施例1を示した図1
において、図6と異なる点は、蓋板13の主プラズマ室
2側にスパッタリング率の低いパイロカーボンから形成
した板状のカバー板23を配設した点である。
【0018】つぎに実験結果について説明する。カバー
板23の厚みが3mmで、MPカソード20にイオン化
用ガスとしてアルゴンを導入し、主プラズマ22の直流
の放電電流が2アンペアになるように副プラズマ21よ
り電子放出孔14を通して電子を主プラズマ22に供給
し、アノード,カソード間に160ボルトの放電電圧を
印加し、この条件でイオンビームの引き出しを100時
間行った。一方、カバー板23の材質のみをステンレス
鋼とし、装置の構成及び運転条件を前記と同様にして実
験を行った。
【0019】その結果、前者の場合は、第1電極5に付
着した膜は膜厚測定が困難な程度の薄膜であり、イオン
ビームの電流量は運転時間内において変化は認められな
かった。しかし、後者の場合は、第1電極5に付着した
膜は剥離を生じ、その結果、イオンビームの電流量は時
間と共に減少し、100時間後、初期電流の7割程度と
なった。
【0020】このように、蓋板13の主プラズマ室2側
にスパッタリング率の低いカバー板23を配設したこと
により、スパッタリング粒子の第1電極5の付着防止及
び安定した長時間のイオンビームの引き出しが可能にな
る。
【0021】(実施例2)つぎに実施例2を示した図2
において、図1と異なる点は、パイロカーボンから形成
した円筒状のカバー板24を副プラズマ室11の内面に
配設した点である。そして、前記カバー板24とステン
レス鋼から形成したカバー板とを、前記実施例の実験例
と同様の条件で比較実験した結果、カバー板24が2m
mの前者の場合では、前記実施例1と同様の効果が得ら
れたが、後者の場合では、アンテナ18の短絡により4
0時間で連続運転が不能となった。
【0022】このように、副プラズマ室11の内面にス
パッタリング率の低いカバー板24を配設したことによ
り、副プラズマ室11の内面の損耗及びアンテナ18の
短絡防止及び安定した長時間のイオンビームの引き出し
が可能になる。
【0023】(実施例3)つぎに実施例3を示した図3
において、図1と異なる点は、電子放出孔部の内面にパ
イロカーボンから形成した環状体25を配設し、電子放
出孔14を形成した点である。そして、前記環状体25
とタンタルから形成した環状体とを、前記実施例1の実
験例と同様の条件で比較実験した結果、電子放出孔14
の孔径がφ3mmにおいて、前者の場合、電子放出孔1
4の孔径は、ほとんど変化を認められず、イオンビーム
引き出し特性に変化はなかった。しかし、後者の場合、
電子放出孔14の孔径の変化により、イオンビーム引き
出し特性は初期状態の8割程度となった。
【0024】このように電子放出孔部の内面にスパッタ
リング率の低い環状体25を配設したことにより、電子
放出孔14の損耗を減少させることが可能になる。な
お、前記実施例3では、環状体25を電子放出孔部の内
面に配設しているが、これに限らず、電子放出孔部の内
面,主プラズマ室2側,副プラズマ室11側の少なくと
も1箇所に配設するようにしてもよい。
【0025】また、前記実施例1では、カバー板23の
材料としてスパッタリング率の低いパイロカーボンを用
いたが、これに限らず、炭化珪素,窒化チタニウム,炭
化チタニウム,窒化クロム,酸化アルミニウム,窒化珪
素,窒化ホウ素のうちの少なくとも1つを用いても前記
と同様の効果が得られ、実施例2及び実施例3では、グ
ラファイト,炭化珪素,窒化チタニウム,炭化チタニウ
ム,窒化クロムのうちの少なくとも1つを用いても前記
と同様の効果が得られる。
【0026】さらに前記各実施例では、カバー板23,
24,環状体25を配設したが、これに限らず、蓋板1
3,副プラズマ室11の内面,電子放出孔部の内面又は
主プラズマ室2側或いは副プラズマ室11側の少なくと
も1箇所の面の材質を前記材料のうちの少なくとも1つ
から形成してもよい。また前記箇所の面に前記材料のう
ち少なくとも1つからなる皮膜を形成するようにしても
よい。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明の請
求項1のイオン源装置は、マイクロ波プラズマカソード
20の蓋板13の主プラズマ室2側の面を、グラファイ
ト,炭化珪素,窒化チタニウム,炭化チタニウム,窒化
クロム,酸化アルミニウム,窒化珪素,窒化ホウ素のう
ちの少なくとも1つから形成したため、蓋板13からの
スパッタリング粒子を減少させ、蓋板13,引出電極
4,副筐体19への膜の付着を減少させ、特性劣化の少
ない安定したイオンビームを長時間にわたって引き出す
ことができる。
【0028】また、本発明の請求項2のイオン源装置
は、マイクロ波プラズマカソード20の副プラズマ室1
1の内面を、グラファイト,炭化珪素,窒化チタニウ
ム,炭化チタニウム,窒化クロムのうちの少なくとも1
つから形成したため、マイクロ波プラズマカソード20
の副プラズマ室11の内面の損耗を減少させ、スパッタ
リング粒子の付着によるアンテナ18の短絡を防止する
ことができる。
【0029】さらに本発明の請求項3のイオン源装置
は、電子放出孔部の内面又は主プラズマ室2側或いは副
プラズマ室11側の少なくとも1箇所をグラファイト,
炭化珪素,窒化チタニウム,炭化チタニウム,窒化クロ
ムのうちの少なくとも1つから形成したため、電子放出
孔14の損耗を減少することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の切断正面図である。
【図2】本発明の実施例2の切断正面図である。
【図3】本発明の実施例3の切断正面図である。
【図4】従来例の切断正面図である。
【符号の説明】
2 主プラズマ室 4 引出電極 13 蓋板 14 電子放出孔 20 マイクロ波プラズマカソード 22 主プラズマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松原 克夫 京都市右京区梅津高畝町47番地 日新電機 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ波放電のプラズマ生成により電
    子を発生する電子放出源としてのマイクロ波プラズマカ
    ソードと、該カソードの蓋板に形成された電子放出孔か
    ら前記電子が供給され直流放電により生成した主プラズ
    マを閉じ込める主プラズマ室と、該主プラズマ室の前記
    カソードに対向する位置に設けられ前記主プラズマから
    イオンビームを引き出す引出電極とを備えたイオン源装
    置において、 前記蓋板の前記主プラズマ室側の面が、グラファイト,
    炭化珪素,窒化チタニウム,炭化チタニウム,窒化クロ
    ム,酸化アルミニウム,窒化珪素,窒化ホウ素のうちの
    少なくとも1つから形成されたイオン源装置。
  2. 【請求項2】 内部に副プラズマ室を形成し,マイクロ
    波放電のプラズマ生成により電子を発生する電子放出源
    としてのマイクロ波プラズマカソードと、該カソードの
    蓋板に形成された電子放出孔から前記電子が供給され直
    流放電により生成した主プラズマを閉じ込める主プラズ
    マ室と、該主プラズマ室の前記カソードに対向する位置
    に設けられ前記主プラズマからイオンビームを引き出す
    引出電極とを備えたイオン源装置において、 前記副プラズマ室の内面が、グラファイト,炭化珪素,
    窒化チタニウム,炭化チタニウム,窒化クロムのうちの
    少なくとも1つから形成されたイオン源装置。
  3. 【請求項3】 内部に副プラズマ室を形成し,マイクロ
    波放電のプラズマ生成により電子を発生する電子放出源
    としてのマイクロ波プラズマカソードと、該カソードの
    蓋板に形成された電子放出孔から前記電子が供給され直
    流放電により生成した主プラズマを閉じ込める主プラズ
    マ室と、該主プラズマ室の前記カソードに対向する位置
    に設けられ前記主プラズマからイオンビームを引き出す
    引出電極とを備えたイオン源装置において、 前記電子放出孔部の内面又は前記主プラズマ室側或いは
    前記副プラズマ室側の少なくとも1箇所の面が、グラフ
    ァイト,炭化珪素,窒化チタニウム,炭化チタニウム,
    窒化クロムのうちの少なくとも1つから形成されたイオ
    ン源装置。
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