JPH06308866A - 電子写真記録装置 - Google Patents

電子写真記録装置

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Publication number
JPH06308866A
JPH06308866A JP9448093A JP9448093A JPH06308866A JP H06308866 A JPH06308866 A JP H06308866A JP 9448093 A JP9448093 A JP 9448093A JP 9448093 A JP9448093 A JP 9448093A JP H06308866 A JPH06308866 A JP H06308866A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scraper
toner
waste toner
blade
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP9448093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Ishikawa
一正 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP9448093A priority Critical patent/JPH06308866A/ja
Publication of JPH06308866A publication Critical patent/JPH06308866A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブレード対向ローラ,磁性体ローラにおい
て、ブレード部材のめくれや折れをなくすようにする。 【構成】 トナー搬送の磁性体ローラ16の回転軸心に対
して角度を持たせてスクレーパ17を配置することによ
り、突起等の荷重集中が掛かる部分に分力を生じさせ
て、スクレーパ17のめくれや引っ掛かりを抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真記録装置に係
り、特に、廃トナー回収装置部におけるクリーニングブ
レードあるいは各種スクレーパ等のブレード当接機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の電子写真記録装置における
感光体周りの要部の構成図であり、1はブレード対向ロ
ーラ2とテンションローラ3,4により張架されたベル
ト状の感光体、5は感光体1に当接するクリーニングブ
レード、6は回収羽根7を内蔵した廃トナータンク、8
はトナー補給タンクであって、前記廃トナータンク6と
トナー補給タンク8を一体的に結合して交換部品である
クリーナ・トナー・マガジン(以下、CTMという)9が
構成される。なお、トナー補給タンク8内の10はトナー
搬出機構である。
【0003】また、11は現像ユニットであり、トナー収
容室12とトナー量検出器13とトナー補給機構14とを有し
ている。スクリュからなるトナー搬出機構10とトナー補
給機構14とは落下ダクト15で接続されている。
【0004】このような構成において、クリーニングブ
レード5により感光体1から掻き落とされた廃トナー
は、回収羽根7がa方向へ回転することにより下部へ搬
送されるが、bのような形状で溜まってしまい、廃トナ
ータンク6の上部空間が無駄になるという問題があっ
た。
【0005】このため、図5に示すように、基本的には
図4の構成と同様であるが(同一部材には同一符号を付
した)、廃トナータンク6内の磁性体ローラ16の磁力を
利用し、トナーを引き付け、スクレーパ17により掻き落
とすことで、b′のようにトナーを回収し、廃トナータ
ンク6のより上部の空間まで利用することが考えられ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図6は前記従来例に係
る磁性体ローラとスクレーパの配置関係を示す斜視図で
あるが、図6に示すように、磁性体ローラ16の回転軸心
Oと、磁性体ローラ16とスクレーパ17との当接部分Sが
平行であると、Cに示すような突起が磁性体ローラ16の
表面に形成された場合、磁性体ローラ16の回転トルクT
が図7のように突起Cに集中して掛かってしまい、F=
T/rという過大な力により、突起Cによりスクレーパ
17にめくれ17aが生じたり、折れが生じるという問題が
あった。同様のことは、前記ブレード対向ローラ2とク
リーニングブレード5との関係についても言える。
【0007】本発明の目的は、ブレード対向ローラ,磁
性体ローラにおいて、ブレード部材のめくれや折れをな
くすことができる電子写真記録装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、感光体に摺接するクリーニングブレード
によって掻き落とされた廃トナーを回収する廃トナータ
ンクと、現像ユニットに未使用のトナーを補給するトナ
ー補給タンクとを一体に結合して交換可能としたクリー
ナ・トナー・マガジンを備えた電子写真記録装置におい
て、前記廃トナータンク内に磁性体ローラを設けると共
に、この磁性体ローラの回転軸心に対して角度を持って
当接するようにスクレーパを配置したことを特徴とす
る。
【0009】また、ベルト状感光体に摺接するクリーニ
ングブレードによって掻き落とされた廃トナーを回収す
る廃トナータンクと、現像ユニットに未使用のトナーを
補給するトナー補給タンクとを一体に結合して交換可能
としたクリーナ・トナー・マガジンを備えた電子写真記
録装置において、前記クリーニングブレードと前記ベル
ト状感光体を介して対向するブレード対向ローラの軸心
に対して角度を持って当接するように前記クリーニング
ブレードを配置したことを特徴とする。
【0010】
【作用】前記構成の電子写真記録装置によれば、トナー
搬送の磁性体ローラの回転軸心に対して角度を持たせて
スクレーパを配置することにより、荷重集中部分に分力
が生じるのでスクレーパのめくれや引っ掛かりを抑えら
れる。
【0011】また、ブレード対向ローラの軸心に対して
クリーニングブレードを角度を持って配置することによ
り、荷重集中部分に分力が生じるのでブレードのめくれ
や引っ掛かりを抑えられる。
【0012】その結果、廃トナーの搬送が可能となり、
さらに画像領域外の突起等の公差が緩くなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、図4,図5に基づいて説明した部材と対応
する部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0014】図1は本発明の第1実施例に係る磁性体ロ
ーラとスクレーパの配置関係を示す正面図であり、磁性
体ローラ16の回転軸心Oに対してスクレーパ17を角度α
°傾けて当接させる。このとき、荷重集中部分になる突
起Cがあると、突起Cにおいて力FはF1とF2の2力
に分別されることになる。
【0015】しかるに、スクレーパ17をめくり上げる力
F2は、F2=F×cosα°であり、例えばα°を30°
にとれば、F2=0.866Fとなり、約13.4%力が小さ
くなり、45°にとれば、30%力が減少する。
【0016】このことから、スクレーパ17の当接圧,ス
クレーパ17の厚さによって、角度α°を適当に選定する
ことにより、めくれやトルク過大が最大になる欠点を解
消することが可能となる。
【0017】また、前記F1の力を利用してトナーを搬
送することも可能となり、図4,図5に示すスクリュ1
0,14による搬送部分に代えて、F1の力を利用したト
ナー搬送が適用可能である。
【0018】具体的に説明すると、図2は本発明の第2
実施例に係る感光体周りの要部の構成図、図3は図2の
廃トナータンクの透視斜視図であり、この第2実施例に
おいては、磁性体ローラ16の回転を逆にして、スクレー
パ17をカウンタ方式で当接させて廃トナーを搬送してい
る。その結果、2点鎖線で示した廃トナータンク6のd
部の空間が一部必要なくなり、図3のように廃トナータ
ンク6の一部6aに廃トナーを送り込むこと(矢印T方
向)が可能になることにより、機器内部のe領域が有効
利用可能となる。
【0019】また、ブレード対向ローラ2に対しても、
クリーニングブレード5を上述のように配置することで
同様の効果が得られる。
【0020】なお、感光体ドラムを用いる装置において
は、ドラム軸心に対してクリーニングブレード5を上述
のように傾斜させて配置すれば、同様の効果が得られ
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子写真
記録装置は、請求項1記載の構成によれば、トナー搬送
の磁性体ローラの回転軸心に対して角度を持たせてスク
レーパを配置することにより、荷重集中部分に分力を生
じさせることができて、スクレーパのめくれや引っ掛か
りを抑えることができる。
【0022】請求項2記載の構成によれば、ブレード対
向ローラの軸心に対してクリーニングブレードを角度を
持って配置することにより、荷重集中部分に分力を生じ
させることができて、ブレードのめくれや引っ掛かりを
抑えることができる。
【0023】その結果、本発明では廃トナーの搬送が可
能となり、さらに画像領域外の突起等の公差を緩めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真記録装置の第1実施例におけ
る磁性体ローラとスクレーパの配置関係を示す正面図で
ある。
【図2】本発明の第2実施例における感光体周りの要部
の構成図である。
【図3】本発明の第2実施例における廃トナータンクの
透視斜視図である。
【図4】従来例における感光体周りの要部の構成図であ
る。
【図5】他の従来例における感光体周りの要部の構成図
である。
【図6】従来例の磁性体ローラとスクレーパの配置関係
を示す斜視図である。
【図7】従来例の不具合状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…感光体、 2…ブレード対向ローラ、 3…テンシ
ョンローラ、 5…クリーニングブレード、 6…廃ト
ナータンク、 8…トナー補給タンク、 9…CTM
(クリーナ・トナー・マガジン)、 16…磁性体ローラ、
17…スクレーパ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体に摺接するクリーニングブレード
    によって掻き落とされた廃トナーを回収する廃トナータ
    ンクと、現像ユニットに未使用のトナーを補給するトナ
    ー補給タンクとを一体に結合して交換可能としたクリー
    ナ・トナー・マガジンを備えた電子写真記録装置におい
    て、前記廃トナータンク内に磁性体ローラを設けると共
    に、この磁性体ローラの回転軸心に対して角度を持って
    当接するようにスクレーパを配置したことを特徴とする
    電子写真記録装置。
  2. 【請求項2】 ベルト状感光体に摺接するクリーニング
    ブレードによって掻き落とされた廃トナーを回収する廃
    トナータンクと、現像ユニットに未使用のトナーを補給
    するトナー補給タンクとを一体に結合して交換可能とし
    たクリーナ・トナー・マガジンを備えた電子写真記録装
    置において、前記クリーニングブレードと前記ベルト状
    感光体を介して対向するブレード対向ローラの軸心に対
    して角度を持って当接するように前記クリーニングブレ
    ードを配置したことを特徴とする電子写真記録装置。
JP9448093A 1993-04-21 1993-04-21 電子写真記録装置 Pending JPH06308866A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9448093A JPH06308866A (ja) 1993-04-21 1993-04-21 電子写真記録装置

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JPH06308866A true JPH06308866A (ja) 1994-11-04

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ID=14111451

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JP9448093A Pending JPH06308866A (ja) 1993-04-21 1993-04-21 電子写真記録装置

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JP (1) JPH06308866A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6456820B1 (en) * 2000-06-27 2002-09-24 Konica Corporation Cleaning blade
JP2012210498A (ja) * 2009-04-14 2012-11-01 Dyson Technology Ltd 掃除機ヘッド

Cited By (2)

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US6456820B1 (en) * 2000-06-27 2002-09-24 Konica Corporation Cleaning blade
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