JPH06308833A - トナー現像装置及びトナー濃度制御方法 - Google Patents

トナー現像装置及びトナー濃度制御方法

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JPH06308833A
JPH06308833A JP5101207A JP10120793A JPH06308833A JP H06308833 A JPH06308833 A JP H06308833A JP 5101207 A JP5101207 A JP 5101207A JP 10120793 A JP10120793 A JP 10120793A JP H06308833 A JPH06308833 A JP H06308833A
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toner
conveying
pressure
developing device
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JP5101207A
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English (en)
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Hisao Okada
久雄 岡田
Takao Kumasaka
隆夫 熊坂
Noboru Tokuyasu
徳安  昇
Yuzuru Shimazaki
譲 嶋崎
Susumu Tateyama
晋 立山
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Koki Holdings Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー濃度検出手段の種類に係りなく、簡単
な構成により、常時、現像剤のトナー濃度を正確に検出
できるトナー現像装置を提供する。 【構成】 トナーと磁性キャリアを含む現像剤を現像剤
搬送路に沿って撹拌搬送させる現像剤撹拌搬送手段2、
3と、現像剤搬送路に搬送される現像剤の圧力を部分的
に増大させる圧力増大手段と、部分的に圧力の増大した
部分の現像剤のトナー濃度を検出する濃度検出手段8と
を備えたトナー現像装置において、圧力増大手段は、現
像剤搬送路の内面の一部に形成した粗面部9からなる。
現像剤撹拌搬送手段3により撹拌搬送されてきた現像剤
は、粗面部9の抵抗によって搬送速度が低下し、多くの
現像剤が滞留するので、現像剤の圧力が増大する。この
ため、トナー帯電量等に影響されずに正確なトナー濃度
が検出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トナー現像装置及びト
ナー濃度制御方法に係わり、特に、トナーと磁性キャリ
アを含んだ現像剤のトナー濃度を検出する際に、周囲温
度や湿度の影響によるトナー濃度の誤検出を少なくした
トナー現像装置、及び、トナー濃度検出値に基づいて正
確なトナー補給が行えるトナー濃度制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、トナー現像装置においては、現
像を行う度ごとに、トナーと磁性キャリアを含んだ現像
剤の中から少量のトナーが消費されるため、常時、現像
剤中のトナー濃度を監視していて、前記トナー濃度が所
定の下限値を下回ったことが検出されたときには、不足
した分量のトナーを新たにトナー現像装置内に補給し、
速やかにトナー濃度を所要の値にまで回復させるように
している。
【0003】この現像剤中のトナー濃度を監視するトナ
ー濃度検出装置としては、現像剤の反射光量を測定する
光学的検知手段、現像剤の透磁率を測定する磁気的検知
手段、現像剤の誘電率を測定する電気的検知手段、現像
剤の体積や密度を測定する物理的検知手段等が知られて
いるが、いずれの検知手段においても、トナー濃度検出
部において、現像剤の撹拌が十分でなかったり、必要と
する量の現像剤が存在しなかったりする場合は、正しい
トナー濃度を検出することができず、それによって不必
要時にトナーが補給されたり、必要時にトナーが補給さ
れないという弊害が生じることになる。
【0004】前記弊害を除くために、トナー濃度検出部
に現像剤を集中させたり、トナー濃度検出装置側に現像
剤を強制的に回流させたりして、トナー濃度検出部にお
ける現像剤の圧力を実質的に増大させ、この圧力増大手
段によって正確なトナー濃度を測定するようにしたトナ
ー現像装置が既に開発されており、この種のトナー現像
装置としては、例えば、特開昭63−149677号、
特開昭63−208076号、特開昭62−63969
号、特開昭62−75568号、特開昭63−5357
8号、特開昭63−149664号等に開示のものがあ
る。
【0005】前記特開昭63−149677号及び特開
昭63−208076号に開示のものは、いずれも現像
剤搬送路を部分的に狭くし、トナー濃度検出部に現像剤
を充満させたものであり、前記特開昭62−63969
号に開示のものは、現像剤撹拌手段の一部に搬送中断部
を設け、トナー濃度検出部における現像剤の圧力を増大
させたものであり、前記特開昭62−75568号に開
示のものは、現像剤撹拌手段の一部の撹拌羽根を切欠
し、トナー濃度検出装置側に現像剤を回流させたもので
あり、前記特開昭63−53578号に開示のものは、
トナー濃度検出部の現像剤搬送路を所定の極率で湾曲さ
せ、トナー濃度検出装置付近の現像剤の付着、滞留を防
止したものであり、前記特開昭63−149664号に
開示のものは、現像剤搬送路内に現像剤を滞留させる凹
部を設け、ここに滞留した現像剤のトナー濃度を検出し
ているものである。
【0006】また、トナー現像装置おいて、トナー濃度
検知装置を現像剤撹拌搬送手段の近くに配置すると、現
像剤撹拌搬送手段の動作に伴うトナー濃度の変動分も合
わせて検出されるものであるが、このトナー濃度の変動
分を実質的に除くようにした変動分除去手段も既に開発
されており、その変動分除去手段の一例としては、特開
昭62−270982号に開示のものがある。この場
合、前記特開昭62−270982号に開示のものは、
検出出力から前記トナー濃度の変動周波数成分を除去す
るローパスフィルタを用いたり、前記変動周波数成分よ
り高い周波数によってトナー濃度検知装置の検出出力を
アナログ−デジタル変換した後、変動の1周期の時間平
均を求めたりしているものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記圧
力増大手段を備えたトナー現像装置は、いずれのもの
も、トナー濃度を正確に測定できるとの点で一定の成果
は期待できるものの、使用されるトナー濃度検出センサ
の種類が特定されていたり、圧力増大手段の構成が比較
的複雑であったりする等の問題がある。
【0008】とりわけ、トナー濃度検出センサとして磁
気的検知手段を用いた場合、即ち、磁気センサを用いて
トナー濃度の検出を行う場合には、以下に述べるよう
に、磁気センサに特有の各種の問題が発生する。
【0009】まず、前記磁気センサにおいては、トナー
濃度の変化に基づく現像剤の透磁率の変化が検出される
他に、それ以外の要因、例えば、トナー帯電量の変化に
基づく現像剤の透磁率の変化も同時に検出される。この
場合、トナー現像装置に、鉄粉やフェライト等の比較的
大きな透磁率を有する磁性キャリアを含んだ現像剤を用
いたときは、トナー濃度の変化に基づく現像剤の透磁率
の変化が大きく表われるので、トナー濃度変化時の検出
出力の変化は、前記トナー濃度変化以外の要因、例え
ば、トナー帯電量の変化による検出出力の変化に比べて
相当大きくなり、前記トナー濃度変化以外の要因が存在
していても、ほぼ正確なトナー濃度が測定できる。とこ
ろが、トナー現像装置に、樹脂キャリア等の比較的小さ
な透磁率を有するキャリアを含んだ現像剤を用いた場合
は、現像剤の透磁率の絶対値がもともと小さく、トナー
濃度の変化に基づく現像剤の透磁率の変化が顕著に表わ
れないので、トナー濃度検出時の検出出力の変化は、前
記トナー濃度変化以外の要因、例えば、トナー帯電量の
変化による検出出力の変化と区別がつき難くなり、正確
にトナー濃度の検出を行うことができないことになる。
【0010】次に、トナー帯電量と磁気センサの検出出
力との関係についてを見ると、図10に示すように、ト
ナー帯電量の増大に伴って磁気センサの検出出力が順次
低下する特性になり、特に、トナー帯電量が増大したと
きには、トナー濃度が変化しないとしても、磁気センサ
の検出出力が大きく変化し、それによって磁気センサが
トナー濃度の変化があったものと誤検出することにな
る。
【0011】さらに、トナー帯電量は、周囲環境、特
に、湿度の影響を受け易く、湿度が低いときはトナー帯
電量が大きく、湿度が高いときはトナー帯電量が小さく
なり、現像剤撹拌量の多少によってもトナー帯電量が変
化する。このように、湿度や現像剤撹拌時間が大きく変
化したときには、トナー帯電量が相当量変化し、前述の
場合と同様に、トナー濃度が変化しないとしても、磁気
センサの検出出力が大きく変化し、それによって磁気セ
ンサがトナー濃度の変化があったものと誤検出すること
になる。
【0012】この他にも、前記変動分除去手段を備えた
トナー現像装置においては、トナー濃度の変動周波数成
分を除去するローパスフィルタを用いる場合に、そのロ
ーパスフィルタを構成する各回路素子の値を大きし、回
路時定数を大きくする必要があるが、各回路素子の値を
大きくすれば、磁気センサの検出出力の減衰量が大きく
なったり、回路インピーダンスが高くなり、雑音や誘導
の影響を受けやすくなるという問題があり、また、磁気
センサの検出出力をアナログ−デジタル変換する場合に
は、アナログ−デジタル変換器や平均演算回路等を必要
とし、全体的に高価になってしまうという問題がある。
【0013】本発明は、前記各問題点を除くものであっ
て、その1つの目的は、トナー濃度検出手段の種類に係
りなく、簡単な構成により、常時、現像剤のトナー濃度
を正確に検出できるトナー現像装置を提供することにあ
る。
【0014】また、本発明の他の目的は、トナー濃度検
出出力の中に、トナー濃度の変動周波数成分が重畳され
ていても、簡単な手段により、現像剤のトナー濃度を正
確に検出できるトナー現像装置におけるトナー濃度制御
方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記1つの目的の達成の
ために、本発明は、トナーと磁性キャリアとを含んだ現
像剤を現像剤搬送路に沿って撹拌搬送させる現像剤撹拌
搬送手段と、前記現像剤搬送路に形成配置され、前記現
像剤搬送路に搬送される前記現像剤の圧力を部分的に増
大させる圧力増大手段と、前記部分的に圧力の増大した
部分の現像剤中のトナー濃度を検出する濃度検出手段と
を備えたトナー現像装置において、前記圧力増大手段
を、以下に挙げる乃至のいずれかによって構成した
第1の手段を備える。
【0016】.前記現像剤搬送路の内面の一部分を粗
面形成したもの、 .前記現像剤搬送路の一部分に永久磁石を配置したも
の、 .前記現像剤搬送路の現像剤搬送方向折返し部分を、
半球状の外壁部と搬送路内部にやや突出させた隔壁とで
構成したもの、 .前記現像剤撹拌搬送手段が配置されない部分に設置
され、前記現像剤搬送路の外壁部を貫通したピストン型
加圧部材と、前記ピストン型加圧部材を選択的に駆動動
作させる駆動手段とからなるもの、 .前記現像剤搬送路内の一部に前記現像剤搬送路の外
壁に並行する仕切板を配置し、この仕切板配置部分の前
記現像剤搬送路の断面積を縮小させるとともに前記現像
剤撹拌搬送手段の搬送羽根の径を縮小させ、かつ、前記
仕切板の前記現像剤搬送路下流端部に、前記現像剤搬送
路の外壁と前記仕切板との間の通路を選択的に開閉する
シャッター手段を設けたもの。
【0017】また、前記他の目的の達成のために、本発
明は、トナーと磁性キャリアを含んだ現像剤を現像剤搬
送路に沿って撹拌搬送させ、前記現像剤の撹拌搬送の途
上で前記現像剤のトナー濃度を検出し、このとき得られ
たトナー濃度検出値に基づいて選択的にトナー補給を行
うようにしたトナー現像装置におけるトナー濃度制御方
法において、前記トナー濃度検出値と予め設定した第1
の比較値とを比較し、前記トナー濃度検出値が前記第1
の比較値以下になったときに前記トナー補給を行い、ま
た、前記トナー濃度検出値と前記第1の比較値よりも低
い予め設定した第2の比較値とを比較し、前記トナー濃
度の検出値が前記第2の比較値以上になったときに前記
トナー補給を停止させる第2の手段を備える。
【0018】
【作用】前記第1の手段によれば、現像剤搬送路内を撹
拌されながら搬送されてきた現像剤は、前記乃至の
いずれかの構成部分においてその搬送速度が遅くなり、
この搬送速度の低下によって現像剤が多く滞留するよう
になり、前記乃至のいずれかの構成部分における現
像剤の圧力は増大する。この場合、図10は、現像剤に
加えられる圧力とトナー濃度検出出力との関係を示すも
ので、現像剤の圧力を増大させたときには、トナー帯電
量の多少に係りなく、トナー濃度検出出力が一定にな
り、トナー帯電量に関係なく、トナー濃度を正確に検出
することができるようになる。
【0019】また、前記第2の手段によれば、トナー補
給を開始する第1の比較値と、トナー補給を停止する前
記第1の比較値よりも低い第2の比較値とを予め設定
し、かつ、前記第1の比較値と前記第2の比較値との差
を、トナー濃度検出出力の変動周波数成分の振幅よりも
大きく設定しているので、前記トナー濃度検出出力の変
動周波数成分が重畳されているにも係らず、トナー補給
の開始点とトナー補給の停止点とが個別に検出され、前
記トナー濃度検出出力の変動周波数成分の振幅変化に応
じて、トナー補給の開始とトナー補給の停止とが交互に
切換え発生することがない。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0021】図1は、本発明に係わるトナー現像装置の
第1の実施例を示す要部構成図であり、(a)は全体構
成を示す断面図、(b)はそのA−A’線から見た断面
図である。また、図2は、図1に示された実施例におけ
るトナー濃度センサの配置部分を示す部分拡大図であ
る。
【0022】図1及び図2において、1は現像ロール、
2は第1の搬送スクリュー(現像剤撹拌搬送手段)、3
は第2の搬送スクリュー(現像剤撹拌搬送手段)、4は
隔壁、5は現像機容器、6はトナーホッパー、7はトナ
ー、8は磁気センサ(トナー濃度センサ)、9は現像剤
搬送路の外壁内面に形成された粗面部、10は現像剤で
ある。
【0023】そして、現像機容器5の開口部に現像ロー
ル1が配置され、現像機容器5の内部に第1の搬送スク
リュー2と第2の搬送スクリュー3が並設される。第1
の搬送スクリュー2と第2の搬送スクリュー3の間に隔
壁4が設けられ、現像機容器5の上部にトナー7を収納
したトナーホッパー8が設けられる。搬送スクリュー3
から隔壁4、第1の搬送スクリュー2、現像ロール1に
至り、さらに、現像ロール1から第2の搬送スクリュー
3に戻る通路は、現像剤搬送路を構成し、この現像剤搬
送路における第2の搬送スクリュー3に対向した現像機
容器5の外壁に磁気センサ8が装着され、同じくこの外
壁の内面に粗面部9が形成される。この場合、磁気セン
サ8は、粗面部9に対して現像剤搬送方向(矢印で示さ
れている)の上流側に配置されている。
【0024】前記構成において、磁性キャリアとトナー
からなる2成分現像剤10は、第1の搬送スクリュー2
及び第2の搬送スクリュー3の回転により撹拌され、こ
の撹拌と同時に、現像剤搬送方向(図の矢印方向)に搬
送される。この場合、前記現像剤10が第2の搬送スク
リュー3により撹拌搬送され、粗面部9の形成領域に到
達すると、現像剤10と現像機容器5の外壁内面(粗面
部9)との間の摩擦が増大して、現像剤10の搬送速度
が低下し、現像剤10が比較的多く滞留するようになる
ので、現像剤10の圧力が増大する。この現像剤10の
圧力増大現象は、図2に示されるように、前記粗面部9
の形成領域だけでなく、前記粗面部9に対して現像剤搬
送方向の上流側にある現像剤10にも表われるので、こ
の現像剤搬送方向の上流側部分に磁気センサ8を配置す
れば、加圧状態にある現像剤10におけるトナー濃度を
測定することができ、トナー帯電量等の影響を受けない
正確なトナー濃度検出出力を得ることができる。
【0025】なお、磁気センサ8の取付け位置は、図示
の位置に限られるものではなく、現像機容器7の他の
面、例えば、図1(b)の下側部分の外壁に取り付ける
ようにしてもよい。
【0026】続く、図3は、本発明に係わるトナー現像
装置の第2の実施例を示す要部構成図であり、(a)は
図1(b)に示された断面構成に対応する断面図、
(b)は磁気センサの配置部分を示す部分拡大図であ
る。
【0027】図3において、11は永久磁石であり、そ
の他、図1に示された構成要素と同じ構成要素には同じ
符号を付けている。
【0028】そして、前記第1の実施例と本実施例との
相違は、前記第1の実施例が現像機容器5の外壁内面に
粗面部9を形成したのに対し、本実施例が前記現像機容
器5の外壁に永久磁石11を取付け配置した点だけであ
って、その他、前記第1の実施例と本実施例との間に構
成上の違いはない。
【0029】前記構成による本実施例の動作は、現像剤
10が第2の搬送スクリュー3により撹拌搬送され、永
久磁石11の配置領域に到達すると、現像剤10がこの
永久磁石11に磁気的に吸引されて、現像剤10の搬送
速度が低下し、図3(b)に示されるように、現像剤1
0が永久磁石11の配置領域及び前記永久磁石11の配
置領域に対する現像剤搬送方向の上流側に比較的多く滞
留するので、現像剤10の圧力が増大する。このため、
前記現像剤搬送方向の上流側部分に磁気センサ8を配置
すれば、前記第1の実施例と同様に、加圧状態にある現
像剤10におけるトナー濃度を測定することができ、ト
ナー帯電量等の影響を受けない正確なトナー濃度検出出
力を得ることができる。
【0030】続いて、図4は、本発明に係わるトナー現
像装置の第3の実施例を示す要部構成図である。
【0031】図4において、4’は現像剤搬送折り返し
部が曲面形状に構成された現像機容器、5’はこの現像
剤搬送折り返し部内に突出した端部を有する隔壁であ
り、その他、図1に示された構成要素と同じ構成要素に
は同じ符号を付けている。
【0032】そして、現像機容器4’の曲面形状部分に
隔壁5’の端部が突出し、この突出した端部に対向し
て、現像機容器4’の曲面形状部分の外壁に磁気センサ
8が取付けられる。
【0033】前記構成による本実施例の動作は、現像剤
10が第1の搬送スクリュー2によって撹拌搬送され、
現像剤搬送折り返し部の入口に到達すると、現像剤10
は第1の搬送スクリュー2に押され、現像剤搬送折り返
し部の曲面形状に沿って搬送される。このとき、現像剤
搬送折り返し部は、内部に隔壁5’の端部が突出し、現
像剤搬送路の間隔が狭くなっており、現像剤搬送路の断
面積が小さくなっているので、現像剤10が前記現像剤
搬送路の間隔が狭い部分及びこの間隔が狭い部分に対す
る現像剤搬送方向の上流側に比較的多く滞留し、現像剤
10の圧力が増大する。そこで、前記間隔が狭い部分の
現像剤搬送折り返し部、本実施例においては現像剤搬送
折り返し部の頂点部分に磁気センサ8を配置すれば、前
記第1の実施例と同様に、加圧状態にある現像剤10に
おけるトナー濃度を測定することができ、トナー帯電量
等の影響を受けない正確なトナー濃度検出出力を得るこ
とができる。
【0034】なお、本実施例においても、磁気センサ8
の配置部分は、図示の位置に限られず、加圧状態にある
現像剤10が存在する部分であれば、現像剤搬送折り返
し部のどのような部分に取り付けても構わない。
【0035】次いで、図5は、本発明に係わるトナー現
像装置の第4の実施例を示す要部構成図であり、(a)
は全体構成を示す断面構成図、(b)はそのA−A’線
から見た断面構成図である。
【0036】図5において、12はピストン型加圧手
段、13はソレノイド(駆動手段)であり、その他、図
1に示された構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付
けている。
【0037】そして、ピストン型加圧手段12は、第2
の搬送スクリュー3が配置されていない現像機容器5の
外壁部分を貫通し、かつ、その軸方向に可動できるよう
に配置構成され、このピストン型加圧手段12を動作さ
せるソレノイド13は、現像機容器5の前記外壁部分に
前記ピストン型加圧手段12に対応して配置される。
【0038】前記構成における本実施例の動作は、現像
剤10が第2の搬送スクリュー3によって撹拌搬送さ
れ、ピストン型加圧手段12の配置部分に到達した際
に、ソレノイド13に電流を通流させ、ピストン型加圧
手段12を図5(a)に示された矢印方向に可動させ
る。このピストン型加圧手段12の可動により、その部
分に存在する現像剤10が加圧されるので、前記ピスト
ン型加圧手段12の加圧部に対向した現像機容器5の外
壁部分に磁気センサ8を配置すれば、前記第1の実施例
と同様に、加圧状態にある現像剤10におけるトナー濃
度を測定することができ、トナー帯電量等の影響を受け
ない正確なトナー濃度検出出力を得ることができる。
【0039】この場合、本実施例は、トナー濃度の検出
を行うときに限ってピストン型加圧手段12を可動さ
せ、現像剤10の加圧を行っている。このため、トナー
濃度の検出を行わないときは、ピストン型加圧手段12
が現像剤搬送路に突出しないので、現像剤10をスムー
ズに搬送させることができる。なお、前記ピストン型加
圧手段12は、図示のように、加圧部の中央を凹ませた
形状にすれば、現像剤10を加圧したときに、現像剤1
0が前記加圧部の加圧から漏れるのを防止することがで
き、トナー濃度の検出時の安定性を高めることができ
る。
【0040】続く、図6は、本発明に係わるトナー現像
装置の第5の実施例を示す要部構成図である。
【0041】図6において、14は仕切板、15はシャ
ッター(シャッター手段)であり、その他、図1に示さ
れた構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付けてい
る。
【0042】そして、仕切板14は、現像機容器5の外
壁に並行するように設けられ、シャッター15は、仕切
板14における現像剤搬送方向の下流側端部に設けられ
る。この仕切板14の配置部分は、第2の搬送スクリュ
ー3の径が他の部分よりも縮小され、それに合わせて隔
壁4の厚さが他の部分よりも厚くなるように構成され
る。現像機容器5の外壁と仕切板14との間は、現像剤
搬送路のバイパス路を形成し、そのバイパス路内におけ
る現像機容器5の外壁部分に磁気センサ8が取り付けら
れる。
【0043】前記構成における本実施例の動作は、現像
剤10が第2の搬送スクリュー3によって撹拌搬送さ
れ、仕切板14の配置部分に到達した際に、現像剤10
の多くは第2の搬送スクリュー3によって撹拌搬送され
るが、現像剤10の残部はバイパス路内に押し込まれ
る。このとき、バイパス路には現像剤10を搬送させる
手段が存在しないため、現像剤10の搬送速度が遅くな
り、しかも、後から順に現像剤10が押し込まれてくる
ので、現像剤10はバイパス路内に多く滞留し、現像剤
10の圧力が増大する。そこで、このバイパス路内の現
像機容器5の外壁部分に磁気センサ8を配置すれば、本
実施例も前記第1の実施例と同様に、加圧状態にある現
像剤10におけるトナー濃度を測定することができ、ト
ナー帯電量等の影響を受けない正確なトナー濃度検出出
力を得ることができる。
【0044】また、本実施例においては、前記バイパス
路の出口付近に配置されているシャッター15を図示の
矢印方向に回転駆動させ、前記バイパス路を閉じるよう
にすると、前記バイパス路に押し込まれる現像剤10の
圧力が速やかに増大するようになるので、磁気センサ8
によるトナー濃度の測定時に、検出出力をいち早く安定
させることができる。この他にも、シャッター15を閉
じたときには、シャッター15を開いている場合に比べ
て、現像剤10の圧力を増大させることが可能になり、
トナー帯電量等の影響をさらに受けない正確なトナー濃
度検出出力を得ることができる。
【0045】なお、本実施例においても、磁気センサ8
の配置個所は、図示の位置に限られるものではなく、バ
イパス路内で加圧状態にある現像剤10が存在する部分
であれば、どのような個所であっても構わない。
【0046】ところで、磁気センサ8によるトナー濃度
の測定は、正確なトナー濃度検出を行うために、現像剤
10の圧力が一定値以上にある場合に限って、トナー濃
度検出を行うことが望ましい。
【0047】図7は、前述のような場合に対応できるト
ナー濃度検出手段の一例を示す回路構成図である。
【0048】図7において、16は圧力センサ、17は
比較回路、18はゲートバッファ(ゲート手段)であ
り、その他、図1に示された構成要素と同じ構成要素に
は同じ符号を付けている。
【0049】そして、圧力センサ16は、現像剤10の
圧力を検出するもので、磁気センサ8に隣接配置され
る。比較回路17は、入力端子が圧力センサ16の出力
と基準圧力設定手段(図示なし)の出力に接続され、出
力端子がゲートバッファ18の制御端子に接続される。
ゲートバッファ18は、入力端子が磁気センサ8の出力
に接続され、制御端子に印加される制御電圧がハイのと
き、入力端子に印加される電圧を出力するとともに、そ
の電圧を保持するものである。
【0050】本例のトナー濃度検出手段は、次のような
動作を行う。
【0051】磁気センサ8は、常時、現像剤10のトナ
ー濃度を測定検出し、その検出出力値をゲートバッファ
18の入力端子に供給する。また、圧力センサ16は、
現像剤10の圧力を測定し、その圧力測定値Psを比較
回路17の一方の入力端子に供給する。比較回路17
は、前記測定値Psと他方の入力端子に供給される基準
圧力値Pthとの電圧比較を行い、前記測定値Psが前
記基準圧力値Pthより大きいときにハイレベルの電圧
を発生し、前記測定値Psが前記基準圧力値Pthに達
しないときにはローレベルの電圧を発生する。電圧保持
機能を有するゲートバッファ18は、制御端子に印加さ
れる電圧がハイレベルのとき、入力端子に供給されたト
ナー濃度検出出力値を保持するとともに、出力端子から
外部回路に伝送させ、一方、制御端子に印加される電圧
がローレベルのとき、入力端子に供給されたトナー濃度
検出出力値を内部で遮断させ、出力端子に伝送させない
ものである。
【0052】このように、本例によれば、トナー濃度検
出出力を、現像剤10の圧力が一定値以上のときだけ出
力させるようにしているので、トナー帯電量等の影響を
受けない正確なトナー濃度検出出力のみを得ることがで
き、このトナー濃度検出出力を用いてトナー補給を行う
ようにすれば、常時、適切なトナー補給を行うことがで
きる。
【0053】以上説明した前述の各実施例のものを含む
この種のトナー現像装置においては、トナー濃度の検出
時に、特に、磁気センサ8を第1の搬送スクリュー2ま
たは第2の搬送スクリュー3の近傍に配置している場合
に、前記第1の搬送スクリュー2または第2の搬送スク
リュー3の撹拌搬送動作により、現像剤10の密度等が
周期的に変動し、トナー濃度検出出力の中に前記周期的
な変動成分が含まれるようになることが知られている。
そして、前記周期的な変動成分を含んだトナー濃度検出
出力を用いてトナー補給の制御を行ったときには、前記
周期的な変動成分の振幅の最大値及び最小値の近くにお
いて、それぞれトナー補給の開始及び停止の制御が行わ
れることがあって、本来のトナー補給の開始及び停止の
制御ができなくなる。このため、トナー現像装置におい
ては、正しくトナー補給の開始及び停止が制御されるト
ナー濃度制御方法を採用する必要がある。
【0054】図8は、前記制御が行われる本発明のトナ
ー濃度制御方法の一実施例を示す構成図であり、図9
(a)乃至(e)は、図8に示された実施例の動作を説
明する信号波形図である。
【0055】図8及び図9において、19はトナー補給
ロール、20はロール駆動モーター、21は第1の比較
回路、22は第2の比較回路、23はインバータ、24
はSRフリップフロップ回路、25はトランジスタ、2
6はリレー、27は駆動コイル、28はリレー接点、2
9はトナー濃度検出出力であり、その他、図1に示され
た構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付けている。
【0056】そして、トナー補給ロール19は、トナー
ホッパー6のトナー補給口に設けられるもので、ロール
駆動モーター20と機械的に結合され、ロール駆動モー
ター20によって回転駆動される。ロール駆動モーター
20は、リレー26の接点27を介して電源回路(図示
なし)に接続される。第1の比較回路21は、入力端子
が磁気センサ8の出力と第1の比較値発生手段(図示な
し)の出力に接続され、出力端子がインバータ23を介
してSRフリップフロップ回路24の反転セット端子S
に接続される。第2の比較回路22は、入力端子が磁気
センサ8の出力と第2の比較値発生手段(図示なし)の
出力に接続され、出力端子がSRフリップフロップ回路
24の反転リセット端子Rに接続される。SRフリップ
フロップ回路24の出力端子Qはトランジスタ25のベ
ースに接続され、トランジスタ25のコレクタはリレー
26の駆動コイル27を介して電源回路(図示なし)に
接続される。この場合、SRフリップフロップ回路24
は、反転セット端子Sに供給される電圧がハイレベルか
らローレベルに転移すると、出力端子Qの電圧はハイレ
ベルに変化し、反転リセット端子Rに供給される電圧が
ハイレベルからローレベルに転移すると、出力端子Qの
電圧はハイレベルに変化する。また、前記第1の比較値
発生手段は、第1の比較値Vth1 を発生し、前記第2の
比較値発生手段は、第1の比較値Vth1 より小さい第2
の比較値Vth2 を発生するもので、前記第1の比較値V
th1 と前記第2の比較値Vth2 との差は、トナー濃度検
出出力値Vsに含まれる周期的な変動成分のピーク対ピ
ーク値よりも大きいように選択される。
【0057】前記構成による本実施例においては、以下
に述べるような動作が行われる。
【0058】磁気センサ8は、トナー現像機内を循環す
る現像剤10のトナー濃度を測定検出し、検出出力値V
sのトナー濃度検出出力29を発生する。この場合、前
記検出出力値Vsは、第1の搬送スクリュー2の現像剤
撹拌動作に伴う周期的な変動成分が重畳されている。次
いで、前記検出出力値Vsは、第1の比較回路21及び
第2の比較回路22に供給され、第1の比較回路21に
おいて前記第1の比較値Vth1 と電圧比較され、同時
に、第2の比較回路22において前記第2の比較値V
th2 と電圧比較される。
【0059】この電圧比較に際して、まず、トナー現像
機内のトナー濃度が適正であって、そ図9(c)に示さ
れるように、前記検出出力値Vsの全振幅が、第1の比
較値Vth1 よりも小さく、かつ、第2の比較値Vth2
りも大きい範囲内にあるとすれば、第1の比較回路21
の出力電圧V1 は連続してローレベルになり、第2の比
較回路22の出力電圧V2 は連続してハイレベルにな
る。そして、前記ローレベルの出力電圧V1 は、インバ
ータ23で反転されてハイレベルに変換された後、SR
フリップフロップ回路24の反転セット端子Sに供給さ
れ、前記ハイレベルの出力電圧V2 は、SRフリップフ
ロップ回路24の反転リセット端子Rに供給されるが、
SRフリップフロップ回路24は、未だセット状態に変
換されないので、その出力端子Qの出力電圧V0 はロー
レベルのままである。このとき、前記ローレベルの出力
電圧V0 は、トランジスタ25をカットオフさせ、その
カットオフによりリレー26が駆動されないので、ロー
ル駆動モーター20は非駆動状態に維持され、トナーホ
ッパー6のトナー7はトナー現像機内に補給されない。
【0060】次に、トナー現像機内のトナーが消費され
て行き、前記検出出力値Vsが増大して、図9(b)に
示されるように、前記検出出力値Vsの正側振幅が前記
第1の比較値Vth1 を上回った状態(全振幅が前記第2
の比較値Vth2 よりも大きい状態)である、トナー濃度
が適正濃度よりやや低い状態に移行すると、第1の比較
回路21の出力電圧V1 は、ハイレベル部分とローレベ
ル部分が交互に繰返し生じるものになり、第2の比較回
路22の出力電圧V2 は連続してハイレベルになる。そ
して、前記ハイレベル部分とローレベル部分を有する出
力電圧V1 が、インバータ23で反転されてローレベル
部分とハイレベル部分を有する電圧に変換された後、S
Rフリップフロップ回路24の反転セット端子Sに供給
され、前記ハイレベルの出力電圧V2 が、反転リセット
端子Rに供給されると、フリップフロップ回路24は、
反転セット端子Sにハイレベルからローレベルに転移す
る電圧が印加されてセット状態に変換され、その出力端
子Qの出力電圧V0 はハイレベルに変換される。このと
き、このハイレベルの出力電圧V0 は、トランジスタ2
5をターンオンさせ、それによりリレー26の駆動コイ
ル27を付勢させ、その接点28を閉成するので、ロー
ル駆動モーター20が回転駆動され、トナーホッパー6
内のトナー7がトナー現像機内に補給されるようにな
る。
【0061】続いて、トナー現像機内にトナーが補給さ
れ、再び、図9(c)に示されるように、前記検出出力
値Vsの全振幅が、第1の比較値Vth1 よりも小さく、
かつ、第2の比較値Vth2 よりも大きい範囲内にある、
トナー濃度が適正濃度状態になると、前記検出出力値V
sの全振幅が、第1の比較値Vth1 よりも小さく、か
つ、第2の比較値Vth2 よりも大きい範囲内に戻るよう
になる。そして、前記ローレベルの出力電圧V1 は、イ
ンバータ23で反転されてハイレベルに変換された後、
SRフリップフロップ回路24の反転セット端子Sに供
給され、前記ハイレベルの出力電圧V2 は、SRフリッ
プフロップ回路24の反転リセット端子Rに供給される
が、SRフリップフロップ回路24は、未だリセット状
態に変換されないので、その出力端子Qの出力電圧V0
はハイレベルのままになっている。このため、このハイ
レベルの出力電圧V0 は、トランジスタ25を導通させ
続け、リレー26の駆動によりロール駆動モーター20
を連続して回転駆動させるので、トナーホッパー6内の
トナー7がトナー現像機内に補給され続ける。
【0062】次いで、トナー現像機内にトナーが補給さ
れ続け、それにより前記検出出力値Vsが減少し、図9
(d)に示されるように、前記検出出力値Vsの負側振
幅が前記第2の比較値Vth2 を下回った状態(全振幅は
前記第1の比較値Vth1 よりも小さい状態)である、ト
ナー濃度が適正濃度よりやや高い状態になると、第1の
比較回路21の出力電圧V1 は連続してローレベルにな
り、第2の比較回路22の出力電圧V2 はハイレベル部
分とローレベル部分が交互に繰返し生じるものになる。
そして、前記ローレベルの出力電圧V1 は、インバータ
23で反転されてハイレベルに変換された後、SRフリ
ップフロップ回路24の反転セット端子Sに供給され、
前記ハイレベル部分とローレベル部分を有する出力電圧
2 は、直接SRフリップフロップ回路24の反転リセ
ット端子Rに供給される。この状態において、SRフリ
ップフロップ回路24は、反転リセット端子Rにハイレ
ベルからローレベルに転移する電圧が印加されてリセッ
ト状態に変換されるので、その出力端子Qの出力電圧V
0 は、ハイレベルからローレベルに変換する。このと
き、前記ローレベルの出力電圧V0 は、トランジスタ2
5をカットオフさせ、そのカットオフによりリレー26
の駆動を停止させるので、ロール駆動モーター20は非
駆動状態に変換され、トナーホッパー6内のトナー7が
トナー現像機に補給されなくなる。
【0063】ここで、トナー現像機内のトナーが消費さ
れて行くと、再度、図9(c)に示されるように、トナ
ー濃度が適正濃度になる状態に戻るが、それ以後は前述
の動作が繰返される。
【0064】これまでの本実施例の説明は、トナー消費
に対してその補給が適正に行われるトナー濃度制御動作
について述べたものであるが、過剰なトナー消費または
過剰なトナー補給が行われるたときには、図9(a)ま
たは(e)に示されるような、トナー濃度が低すぎる状
態またはトナー濃度が高すぎる状態に移行することがあ
り、本実施例においても、こうした状態にも対処できる
必要がある。
【0065】最初に、図9(a)に示されるように、前
記検出出力値Vsがかなり増大し、前記検出出力値Vs
の全振幅が前記第1の比較値Vth1 よりも大きい状態
(当然に、前記第2の比較値Vth2 よりも大きい状態)
である、トナー濃度が適正濃度より低すぎる状態になる
と、第1の比較回路21の出力電圧V1 及び第2の比較
回路22の出力電圧V2 は、いずれも連続してハイレベ
ルになる。このとき、前記ハイレベルの出力電圧V
1 は、インバータ23で反転されてローレベルの電圧に
変換された後、SRフリップフロップ回路24の反転セ
ット端子Sに供給され、前記ハイレベルの出力電圧V2
は、SRフリップフロップ回路24の反転リセット端子
Rに供給されるが、SRフリップフロップ回路24は、
その反転セット端子Sに、ハイレベルからローレベルに
転移する電圧が既に印加されてセット状態に変換されて
いるか、または、今回のトナー濃度の検出時に印加され
るハイレベルからローレベルに転移する電圧によりセッ
ト状態に変換されるので、その出力端子Qの出力電圧V
0 はハイレベルになる。そして、このハイレベルの出力
電圧V0 は、トランジスタ25を導通させ、それにより
リレー26を駆動してロール駆動モーター20を回転駆
動させるので、トナーホッパー6内のトナー7がトナー
現像機に補給される。
【0066】続く、図9(e)に示されるように、前記
検出出力値Vsがかなり減少し、前記検出出力値Vsの
全振幅が前記第2の比較値Vth2 よりも小さい状態(当
然に、前記第1の比較値Vth1 よりも小さい状態)であ
る、トナー濃度が適正濃度よりかなり高い状態になる
と、今度は、第1の比較回路21の出力電圧V1 及び第
2の比較回路22の出力電圧V2 がともに連続してロー
レベルになり、次いで、前記ローレベルの出力電圧V1
は、インバータ23で反転されてハイレベルに変換され
た後、SRフリップフロップ回路24の反転セット端子
Sに供給され、前記ローレベルの出力電圧V2 は、SR
フリップフロップ回路24の反転リセット端子Rに供給
される。このとき、SRフリップフロップ回路24は、
その反転リセット端子Rに、ハイレベルからローレベル
に転移する電圧が既に印加されてリセット状態に変換さ
れているか、または、今回のトナー濃度の検出時に印加
されるハイレベルからローレベルに転移する電圧により
リセット状態に変換されるので、その出力端子Qの出力
電圧V0 はローレベルになる。そして、このローレベル
の出力電圧V0 は、トランジスタ25をカットオフさ
せ、そのカットオフによりリレー26の駆動が停止し、
ロール駆動モーター20が非駆動状態になって、トナー
ホッパー6内のトナー7がトナー現像機に補給されない
ものである。
【0067】このように、本実施例によれば、磁気セン
サ8の検出出力値Vsに第1の搬送スクリュー2または
第2の搬送スクリュー3の撹拌動作による周期的な変動
成分が重畳されていても、前記検出出力値Vsの周期的
な変動成分を積極的に利用してトナー補給の開始及びト
ナー補給の停止の制御を行っているので、トナー現像機
内を循環する現像剤のトナー濃度を、常時、適正な濃度
範囲内に維持させることができる。
【0068】なお、本実施例においては、第1の比較値
th1 及び第2の比較値Vth2 を、第1の比較値発生手
段及び第2の比較値発生手段から得たものとして説明し
ているが、第1の比較値Vth1 及び第2の比較値Vth2
は、基準電圧を抵抗分圧によって得るようにしてもよ
い。実際に、第1の比較値Vth1 及び第2の比較値Vth
2 を設定するときは、記録画像の濃度変化が許容される
範囲内のトナー濃度変動範囲を定め、その範囲に基づい
てそれらの値を設定する。
【0069】なお、前述の各実施例においては、トナー
濃度センサ8として磁気センサを用いた場合の説明をし
てきたが、本発明のトナー濃度センサ8は磁気センサを
用いたものに限られるものではなく、他の種類のトナー
濃度センサを用いることができるのは勿論である。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるト
ナー現像装置によれば、簡単な構成の圧力増大手段を用
いて、撹拌搬送される現像剤の搬送速度を低下させ、現
像剤を多く滞留させることにより現像剤の圧力を増大さ
せているので、トナー濃度センサの種類に係りなく、ま
た、トナー帯電量等の影響を受けることなく、現像剤の
トナー濃度を正確に検出することができるという効果が
ある。
【0071】また、本発明に係わるトナー濃度制御方法
にによれば、トナー濃度検出出力中に、撹拌搬送手段の
現像剤撹拌動作によって生じる周期的な変動成分が重畳
されていたとしても、その周期的な変動成分を積極的に
利用したトナー濃度検出を行っているので、前記周期的
な変動成分を除去するための回路部分を必要とせずに、
正確なトナー補給の開始及びトナー補給の停止の制御が
実行できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるトナー現像装置の第1の実施例
を示す要部構成図である。
【図2】図1に示された実施例における磁気センサの配
置部分を示す部分拡大構成図である。
【図3】本発明に係わるトナー現像装置の第2の実施例
を示す要部構成図である。
【図4】本発明に係わるトナー現像装置の第3の実施例
を示す要部構成図である。
【図5】本発明に係わるトナー現像装置の第4の実施例
を示す要部構成図である。
【図6】本発明に係わるトナー現像装置の第5の実施例
を示す要部構成図である。
【図7】現像剤の圧力が一定値以上にある場合に限って
トナー濃度検出を行うトナー濃度検出手段の一例を示す
回路構成図である。
【図8】本発明に係わるトナー濃度制御方法の一実施例
を示す構成図である。
【図9】図8に示された実施例の動作を説明するための
信号波形図である。
【図10】トナー帯電量をパラメータとした際の、現像
剤の圧力とトナー濃度検出出力との関係を示す特性図で
ある。
【符号の説明】
1 現像ロール 2 第1の搬送スクリュー(現像剤撹拌搬送手段) 3 第2の搬送スクリュー(現像剤撹拌搬送手段) 4、4’ 隔壁 5、5’ 現像機容器 6 トナーホッパー 7 トナー 8 磁気センサ(トナー濃度センサ) 9 現像剤搬送路の外壁内面に形成された粗面部 10 現像剤現像ロール 11 永久磁石 12 ピストン型加圧手段 13 ソレノイド(駆動手段) 14 仕切板 15 シャッター(シャッター手段) 16 圧力センサ 17 比較回路 18 ゲートバッファ(ゲート手段) 19 トナー補給ロール 20 ロール駆動モーター 21 第1の比較回路 22 第2の比較回路 23 インバータ 24 SRフリップフロップ回路 25 トランジスタ 26 リレー 27 駆動コイル 28 リレー接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳安 昇 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 嶋崎 譲 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 立山 晋 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機 株 式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーと磁性キャリアとを含んだ現像剤
    を現像剤搬送路に沿って撹拌搬送させる現像剤撹拌搬送
    手段と、前記現像剤搬送路に形成配置され、前記現像剤
    搬送路に搬送される前記現像剤の圧力を部分的に増大さ
    せる圧力増大手段と、前記部分的に圧力の増大した部分
    の現像剤中のトナー濃度を検出する濃度検出手段とを備
    えたトナー現像装置において、前記圧力増大手段は、前
    記現像剤搬送路の内面の一部分を粗面形成したものであ
    ることを特徴とするトナー現像装置。
  2. 【請求項2】 トナーと磁性キャリアとを含んだ現像剤
    を現像剤搬送路に沿って撹拌搬送させる現像剤撹拌搬送
    手段と、前記現像剤搬送路に形成配置され、前記現像剤
    搬送路に搬送される前記現像剤の圧力を部分的に増大さ
    せる圧力増大手段と、前記部分的に圧力の増大した部分
    の現像剤中のトナー濃度を検出する濃度検出手段とを備
    えたトナー現像装置において、前記圧力増大手段は、前
    記現像剤搬送路の一部分に永久磁石を配置したものであ
    ることを特徴とするトナー現像装置。
  3. 【請求項3】 トナーと磁性キャリアとを含んだ現像剤
    を現像剤搬送路に沿って撹拌搬送させる現像剤撹拌搬送
    手段と、前記現像剤搬送路に形成配置され、前記現像剤
    搬送路に搬送される前記現像剤の圧力を部分的に増大さ
    せる圧力増大手段と、前記部分的に圧力の増大した部分
    の現像剤中のトナー濃度を検出する濃度検出手段とを備
    えたトナー現像装置において、前記圧力増大手段は、前
    記現像剤搬送路の現像剤搬送方向折返し部分を、半球状
    の外壁部と搬送路内部にやや突出させた隔壁とで構成し
    たものであることを特徴とするトナー現像装置。
  4. 【請求項4】 前記濃度検出手段は、前記半球状の外壁
    部の頂点近傍に設置されていること特徴とする請求項3
    記載のトナー現像装置。
  5. 【請求項5】 トナーと磁性キャリアとを含んだ現像剤
    を現像剤搬送路に沿って撹拌搬送させる現像剤撹拌搬送
    手段と、前記現像剤搬送路に形成配置され、前記現像剤
    搬送路に搬送される前記現像剤の圧力を部分的に増大さ
    せる圧力増大手段と、前記部分的に圧力の増大した部分
    の現像剤中のトナー濃度を検出する濃度検出手段とを備
    えたトナー現像装置において、前記圧力増大手段は、前
    記現像剤撹拌搬送手段が配置されない部分に設置され、
    前記現像剤搬送路の外壁部を貫通したピストン型加圧部
    材と、前記ピストン型加圧部材を選択的に駆動動作させ
    る駆動手段とからなるものであることを特徴とするトナ
    ー現像装置。
  6. 【請求項6】 前記濃度検出手段は、前記ピストン型加
    圧部材の加圧部に対面した位置に設置されていることを
    特徴とする請求項5記載のトナー現像装置。
  7. 【請求項7】 トナーと磁性キャリアとを含んだ現像剤
    を現像剤搬送路に沿って撹拌搬送させる現像剤撹拌搬送
    手段と、前記現像剤搬送路に形成配置され、前記現像剤
    搬送路に搬送される前記現像剤の圧力を部分的に増大さ
    せる圧力増大手段と、前記部分的に圧力の増大した部分
    の現像剤中のトナー濃度を検出する濃度検出手段とを備
    えたトナー現像装置において、前記圧力増大手段は、前
    記現像剤搬送路内の一部に前記現像剤搬送路の外壁に並
    行する仕切板を配置し、この仕切板配置部分の前記現像
    剤搬送路の断面積を縮小させるとともに前記現像剤撹拌
    搬送手段の搬送羽根の径を縮小させ、かつ、前記仕切板
    の前記現像剤搬送路下流端部に、前記現像剤搬送路の外
    壁と前記仕切板との間の通路を選択的に開閉するシャッ
    ター手段を設けたものであることを特徴とするトナー現
    像装置。
  8. 【請求項8】 前記濃度検出手段は、前記現像剤搬送路
    の外壁と前記仕切板との間の通路部分の、前記シャッタ
    ー手段に近接した位置に設置されていることを特徴とす
    る請求項7記載のトナー現像装置。
  9. 【請求項9】 前記濃度検出手段は、隣接配置された圧
    力検出手段の検出圧力が所定の範囲内にあるときに限っ
    て、前記検出圧力を有効にするゲート手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のトナー
    現像装置。
  10. 【請求項10】 トナーと磁性キャリアを含んだ現像剤
    を現像剤搬送路に沿って撹拌搬送させ、前記現像剤の撹
    拌搬送の途上で前記現像剤のトナー濃度を検出し、この
    とき得られたトナー濃度検出値に基づいて選択的にトナ
    ー補給を行うようにしたトナー現像装置におけるトナー
    濃度制御方法において、前記トナー濃度検出値と予め設
    定した第1の比較値とを比較し、前記トナー濃度検出値
    が前記第1の比較値以下になったときに前記トナー補給
    を行い、また、前記トナー濃度検出値と前記第1の比較
    値よりも低い予め設定した第2の比較値とを比較し、前
    記トナー濃度の検出値が前記第2の比較値以上になった
    ときに前記トナー補給を停止させることを特徴とするト
    ナー現像装置におけるトナー濃度制御方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の比較値と前記第2の比較値
    との差は、前記トナー濃度検出値の変動幅よりも大きく
    なるように設定されていることを特徴とする請求項10
    記載のトナー現像装置におけるトナー濃度制御方法。
  12. 【請求項12】 前記トナー濃度検出値と予め設定した
    第1の比較値との比較及び前記トナー濃度検出値と前記
    第2の比較値との比較は、一方方向への電圧レベルの転
    移に応答して、出力電圧のレベル状態が変換する双安定
    回路によって行われることを特徴とする請求項10記載
    のトナー現像装置におけるトナー濃度制御方法。
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