JPH06307696A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JPH06307696A
JPH06307696A JP5093173A JP9317393A JPH06307696A JP H06307696 A JPH06307696 A JP H06307696A JP 5093173 A JP5093173 A JP 5093173A JP 9317393 A JP9317393 A JP 9317393A JP H06307696 A JPH06307696 A JP H06307696A
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JP
Japan
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air conditioner
current
crankcase heater
electromagnetic contactor
circuit
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Application number
JP5093173A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Saito
斉藤  勝彦
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁接触器の操作回路の故障を確実に検出す
ると共に、クランクケースヒータの標準化を可能にす
る。 【構成】 電磁接触器5がオフでクランクケースヒータ
4がオンのときに、電流検出器2によって入力電流値を
検出し、この電流値に基づいて電流検出器2が正常か否
かを判別し、電流検出器2が正常と判別された場合に、
電磁接触器5の操作回路にオン指令が与えられていると
きに電流検出器2によって検出された電流値に基づいて
電磁接触器5の操作回路が正常か否かを判別する。ま
た、クランクケースヒータ4がオンのときに電流検出器
2によって検出された電流値に基づいてクランクケース
ヒータ4への通電時間を制御してクランクケースヒータ
4の温度調整を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の制御や故
障診断を行う空気調和機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の制御装置の一例とし
て、実開平1−175429号公報に示される空気調和
機の運転制御装置の構成を図9に示す。この運転制御装
置は、室外気温を検出する室外温度検出サーミスタ51
と、この室外温度検出サーミスタ51の出力信号を設定
温度に対応した基準値と比較する比較器53と、空気調
和機の運転電流を検出するCT回路54と、比較器53
の出力およびCT回路54の出力を入力して空気調和機
を制御するマイクロコンピュータ55とを備えている。
【0003】この運転制御装置では、室外温度検出サー
ミスタ51によって室外気温を検出し、室外気温の上昇
に伴い電流制限値を階段状に低くし、CT回路54によ
って検出される運転電流が電流制限値を越えた場合、イ
ンバータ機種では運転周波数を低下させて運転電流を抑
制し、標準機では圧縮機をオフし、3分停止後、再起動
させる。なお、圧縮機のオン、オフは、電磁接触器によ
って圧縮機への通電をオン、オフすることによって行
う。
【0004】このような空気調和機の制御装置では、例
えば特開昭62−238933号公報に示されるよう
に、圧縮機の通電電流を検出し、この電流が基準電流よ
りも低い場合に異常と判断することによって故障診断が
可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような故障診断では、電磁接触器の操作回路の故障か、
電流検出回路の故障かを識別することができないため、
故障診断に時間がかかってしまうという問題点があっ
た。
【0006】また、従来の空気調和機におけるクランク
ケースヒータの制御では、電源電圧に関係なくクランク
ケースヒータに通電しているため、電圧仕様に合わせて
抵抗値を変えたクランクケースヒータを使用する必要が
あり、クランクケースヒータの標準化ができないという
問題点があった。
【0007】そこで本発明の第1の目的は、電磁接触器
の操作回路の故障を確実に検出でき、故障診断を容易に
する空気調和機の制御装置を提供することにある。
【0008】また、本発明の第2の目的は、クランクケ
ースヒータの標準化を可能にする空気調和機の制御装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の空
気調和機の制御装置は、空気調和機の入力電流又は入力
電圧を検出する検出手段と、この検出手段によって検出
された電流値又は電圧値に基づいて空気調和機の圧縮機
への通電をオン、オフする電磁接触器の操作回路を制御
する制御手段と、前記電磁接触器がオフ状態でかつ空気
調和機内の他の装置への電力供給時に前記検出手段によ
り検出された電流値又は電圧値に基づいて、前記検出手
段が正常か否かを判別する第1の判別手段と、この第1
の判別手段による判別結果と、前記制御手段から前記電
磁接触器の操作回路にオン指令が与えられているときに
前記検出手段によって検出された電流値又は電圧値とに
基づいて、前記電磁接触器の操作回路が正常か否かを判
別する第2の判別手段とを備えたものである。
【0010】請求項2記載の発明の空気調和機の制御装
置は、空気調和機の入力電流又は入力電圧を検出する検
出手段と、この検出手段によって検出された電流値又は
電圧値に基づいて、空気調和機の圧縮機の運転を制御す
る圧縮機制御手段と、を備えた空気調和機の制御装置に
おいて、前記検出手段によって検出された電流値又は電
圧値に基づいて、空気調和機のクランクケースヒータへ
の通電時間を決定する通電時間決定手段と、この通電時
間決定手段により決定された通電時間に従って前記クラ
ンクケースヒータの通電制御を行う通電制御手段とを備
えたものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、電磁接触器の操作回
路の異常検出を、圧縮機の過負荷制御のために用いられ
ている検出手段を利用して行う。すなわち、第1の判別
手段によって、電磁接触器がオフ状態でかつ、クランク
ケースヒータ等、空気調和機内の他の装置への電力供給
時に検出手段によって検出された電流値又は電圧値に基
づいて検出手段が正常か否かを判別し、次に第2の判別
手段によって、前記第1の判別手段の判別結果と、電磁
接触器の操作回路にオン指令が与えられているときに検
出手段によって検出された電流値又は電圧値とに基づい
て、電磁接触器の操作回路が正常か否かを判別する。こ
のようにして、請求項1記載の発明では検出手段の異常
と電磁接触器の操作回路の異常とが識別される。
【0012】請求項2記載の発明では、クランクケース
ヒータの温度調整を、圧縮機の過負荷制御のために用い
られている電流又は電圧の検出手段を利用して行う。す
なわち、この検出手段によって検出された電流値又は電
圧値に基づいて、クランクケースヒータ制御手段によっ
て空気調和機のクランクケースヒータへの通電時間を制
御してクランクケースヒータの温度調整を行う。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例について詳細に説明す
る。図1ないし図6は本発明の一実施例に係るものであ
る。
【0014】図1は本実施例の空気調和機の制御装置の
構成を示す。空気調和機は、電源1から電力が供給され
る圧縮機3とクランクケースヒータ4とを有している。
本実施例の空気調和機の制御装置は、マイクロコンピュ
ータ11による圧縮機3の過負荷制御に使用される入力
電流検出器2と、圧縮機3をオン、オフさせるための電
磁接触器5を備えている。電磁接触器5の接点5aは電
源1と圧縮機3の間の電源ライン上に介装され、入力電
流検出器2はこの接点5aと電源1との間における電源
ライン上に介装されている。また、電磁接触器5は操作
回路を構成する補助リレー(以下、リレーX1 と記
す。)6の接点6aを介して、電磁接触器5の接点5a
よりも上流側において電源ラインに接続されている。ま
た、クランクケースヒータ4は通電入切用リレー(以
下、リレーX2 と記す。)7の接点7aを介して、電磁
接触器5の接点5aよりも上流側において電源ラインに
接続されている。
【0015】制御装置はさらに、入力電流検出器2の電
流検出信号を波形整形してアナログ量に変換する電流検
出信号波形整形回路10と、この電流検出信号波形整形
回路10の出力をデジタル変換して入力すると共に、プ
ログラムの実行により圧縮機3の過負荷制御や異常判別
やクランクケースヒータ4の温度調整を含む空気調和機
の各種の制御を行うマイクロコンピュータ11と、電磁
接触器5の接点5aよりも上流側において電源ラインに
接続された制御用電源回路12と、マイクロコンピュー
タ11に接続された電流増幅器8、9および表示ランプ
13とを備えている。電流増幅器8、9はそれぞれリレ
ー6、7に接続されており、マイクロコンピュータ11
によってリレー6、7をオン、オフするようになってい
る。また、表示ランプ13はマイクロコンピュータ11
によって点灯が制御され、異常を通報するためのもので
ある。この表示ランプ13は異常の種類毎に設けるのが
望ましい。また、制御用電源回路12はリレー6、7お
よび表示ランプ13に電力を供給するようになってい
る。
【0016】次に本実施例の動作について説明する。
【0017】まず、本実施例における異常検出の動作に
ついて、図2のフローチャートを用いて説明する。空気
調和機では電源投入後、クランクケースヒータ4がオン
され、その後圧縮機の運転指令に応じてクランクケース
ヒータ4がオフされ、圧縮機3がオンされる。空気調和
機の電源が投入されると(S101)、リレーX2 7が
オンして、クランクケースヒータ4に通電される(S1
02)。この入力電流は入力電流検出器2によって検出
され(S103)電流検出信号波形整形回路10でアナ
ログ量に変換されたのち、マイクロコンピュータ11に
てデジタル値I(IN)に変換される。次に、I(IN)がICH
よりも大きいか否かを判断する(S104)。なお、I
CHはマイクロコンピュータ11のソフトウェア処理上で
のクランクケースヒータ回路異常判別比較データであ
る。ここで、I(IN)がICHよりも大きい場合(“Y”)
は電流検出回路(電流検出器2および電流検出信号判別
整形回路10)およびクランクケースヒータ回路は正常
と判断する(S107)。一方、S104でI(IN)がI
CH以下の場合(“N”)は、電流検出回路またはクラン
クケースヒータ回路が故障していると判断し(S10
5)、異常表示ランプ13を点灯して(S106)外部
に通報して終了する。
【0018】上述の動作で電流検出回路およびクランク
ケースヒータ回路が正常と判断された場合には(S10
4;Y)、次に圧縮機3の運転指令が与えられ、一方、
電流検出回路またはクランクケースヒータ回路が異常と
判断された場合は、運転指令は与えられない。圧縮機3
の運転指令が与えられると(S108;Y)、クランク
ケースヒータ4がオフ(リレーX2 7がオフ)され、電
磁接触器5がオン(リレーX1 6がオン)される(S1
09)。リレーX1 6がオンされると、クランクケース
ヒータ4がオフ(リレーX2 7がオフ)、電磁接触器5
がオン(リレーX1 6がオン)され、このときの入力電
流が検出される(S110)、そして、マイクロコンピ
ュータ11はデジタル値I(IN)を得て、次にI(IN)がI
CMよりも小さいか否かを判断する(S111)。なお、
CMはマイクロコンピュータ11のソフトウェア処理上
での電磁接触器の操作回路異常判別比較データである。
ここで、I(IN)がICM以上の場合(“N”)は電磁接触
器の操作回路は正常と判断し(S112)、終了する。
一方、I(IN)がICMより小さい場合(S111;Y)
は、電磁接触器の操作回路の異常と判断(S113)
し、異常表示ランプ13を点灯して(S114)外部に
通報して終了する。
【0019】次に、図3に示すタイミングチャートを参
照して、空気調和機の電源投入から電磁接触器の操作回
路の異常を検出するまでの動作について説明する。
(a)に示すように空気調和機の電源投入により、
(d)に示すようにリレーX2 7がオンされ、クランク
ケースヒータ4がオンする。このとき、(e)に示すよ
うに入力電流が検出され、この入力電流が、クランクケ
ースヒータ回路正常時の入力電流I1 であれば、(f)
に示すように正常と判断される。次に、(b)に示すよ
うに圧縮機の運転指令が与えられると、(d)に示すよ
うにリレーX2 7がオフされると共に、(c)に示すよ
うに電磁接触器5がオンされる。このとき、(e)に示
すように入力電流が検出され、この入力電流が、正常時
における電流値よりも小さければ、(f)に示すように
異常と判断される。
【0020】なお、電源オフ時には、入力電流検出信号
は零となるが、異常検出および異常表示のための回路の
電源電圧も零となり、異常表示は行われない。
【0021】ここで、図4を参照して、電磁接触器の操
作回路の異常を検出したときの動作について詳しく説明
する。図4に示すように、空気調和機は配管にて接続さ
れた室外機21および室内機22と、室内機22に接続
されたリモートコントロールユニット23とを備えてい
る。図1に示す構成のうち、圧縮機3およびクランクケ
ースヒータ4は室外機21内に設けられ、異常表示ラン
プ13はリモートコントロールユニット23に設けら
れ、マイクロコンピュータ11は室内機22内に設けら
れている。室内機22から室外機21へは圧縮機3のオ
ン、オフや冷房と暖房の切換の指令が送られるようにな
っている。電磁接触器の操作回路の異常が検出される
と、室外機21は室内機22からの運転指令に対して運
転不可の状態を保持する。室内機22は、常時、配管温
度と吸込温度との差を検出しており、室内機22から室
外機21へ運転指令を与えてから、ある一定時間後の配
管−吸込温度差が、ある一定温度差以内のとき、室内機
22は室外機21の異常と判断する。すると、室内機2
2はリモートコントロールユニット23へ異常コードを
送信し、リモートコントロールユニット23はこの異常
コードに従い異常表示を行う。
【0022】以上説明したように本実施例によれば、電
流検出回路の異常と電磁接触器の操作回路の異常とを識
別して検出することができるので、サービス時の故障診
断が容易になる。
【0023】また、電磁接触器の操作回路の異常検出
を、圧縮機3の過負荷制御のために使用される入力電流
検出器2を利用して行うことができるので、ソフトウェ
ア上の処理で実現でき、構成が簡単で安価になる。
【0024】次に、図5および図6を参照して、本実施
例におけるクランクケースヒータ4の温度調整の動作に
ついて説明する。
【0025】図5はクランクケースヒータ4の温度調整
の動作を示すフローチャートである。この動作では、電
源投入後、クランクケースヒータ4がオンの状態におい
て、S121で、電流検出器2によってクランクケース
ヒータ4の通電電流を検出し、その検出信号を電流検出
信号波形整形回路10にてアナログ量に変換し、マイク
ロコンピュータ11にてデジタル値に変換した値I(IN)
を得る。次にS122で、マイクロコンピュータ11に
よって、電流値I(IN)に対応したクランクケースヒータ
4の通電デューティ比を決定する。この場合、マイクロ
コンピュータ11は電流値に対応したデューティ比デー
タテーブルを持っておき、検出された電流値I(IN)に対
応したデューティ比データを検索するようにしても良い
し、検出された電流値I(IN)から演算でデューティ比を
求めるようにしても良い。次にS123で、求められた
デューティ比に基づいて、リレーX2 7のオン、オフ制
御を行い、クランクケースヒータ4への通電時間を制御
して温度調整を行って終了する。
【0026】図6は電源電圧が異なったときのクランク
ケースヒータ4の温度調整の動作を示すタイミングチャ
ートである。(a)に示すように電源電圧が変化する
と、(b)に示すように電磁接触器3がオフの状態で検
出される入力電流検出信号が(d)に示すように変化す
る。マイクロコンピュータ11はこの入力電流検出信号
に応じたクランクケースヒータ4の通電デューティ比を
決定し、(c)に示すようにリレーX2 7のオン、オフ
制御を行う。なお、図中、Tはクランクケースヒータ4
のオン、オフ周期、TONは通電時間を示す。
【0027】ここで、通電デューティ比の具体例を挙げ
る。例えば、クランクケースヒータ4の仕様を、200
V、100W、400Ωとする。受電180Vでは、ク
ランクケースヒータ4の通電電流値として0.45Aが
検出され、これを電圧に変換してマイクロコンピュータ
11内の処理にて通電デューティ比を100%に決定
し、制御する。次に電圧変動があり、受電220Vとな
った場合には、クランクケースヒータ4の通電電流値と
して0.55Aが検出され、これを電圧に変換してマイ
クロコンピュータ11内の処理にて通電デューティ比を
67%に決定し、制御する。このとき、電力は、180
Vのときと同様に81Wとなる。
【0028】このように本実施例によれば、圧縮機3の
過負荷制御のために使用される電流検出器2を利用して
クランクケースヒータ4の通電電流を検出し、クランク
ケースヒータ4の通電時間を調整して温度調整を行うこ
とができるので、電圧仕様の異なるクランクケースヒー
タ4を多種類用意する必要がなくなり、クランクケース
ヒータ4の標準化が可能となる。
【0029】次に本実施例の変形例について説明する。
【0030】図7は第1の変形例を示すものである。こ
の変形例は、図1における電流検出器2および電流検出
信号波形整形回路10の代わりに、電源電圧を検出する
電圧検出回路30を設けたものである。この変形例で
は、電源電圧を電圧検出回路30により検出し、検出さ
れた電圧値に対応したクランクケースヒータ4の通電デ
ューティ比をマイクロコンピュータ11にて決定し、ク
ランクケースヒータ4の通電時間を調整して温度調整を
行う。
【0031】図8は第2の変形例を示すものである。図
1における電流検出器2および電流検出信号波形整形回
路10の代わりに、電磁接触器5の接点5aと圧縮機3
の間の電源ラインにおける電圧を検出することによって
電磁接触器の操作回路の異常を検出する電磁接触器操作
回路異常検出回路31を設けたものである。この変形例
では、電磁接触器5がオンのときの接点5aと圧縮機3
の間の電源ラインにおける電圧を検出回路31によって
検出し、この電圧がある一定電圧(例えば20VAC)以
下のとき、電磁接触器の操作回路の異常と判断する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、電磁接触器がオフ状態でかつ空気調和機内の
他の装置への電力供給時に検出手段によって検出された
電流値又は電圧値に基づいて検出手段が正常か否かを判
別し、その判別結果と、電磁接触器の操作回路にオン指
令が与えられているときに検出手段によって検出された
電流値又は電圧値とに基づいて電磁接触器の操作回路が
正常か否かを判別するようにしたので、検出手段の異常
と電磁接触器の操作回路の異常とを識別して、電磁接触
器の操作回路の故障を確実に検出でき、故障診断が容易
になるという効果がある。
【0033】また、請求項2記載の発明によれば、検出
手段によって検出された電流又は電圧値に基づいてクラ
ンクケースヒータへの通電時間を制御してクランクケー
スヒータの温度調整を行うようにしたので、入力電圧の
如何によらずクランクケースヒータの標準化が可能にな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の空気調和機の制御装置の構
成を示す回路図である。
【図2】図1の制御装置における異常検出の動作を示す
フローチャートである。
【図3】図1の制御装置における異常検出の動作を示す
タイミングチャートである。
【図4】図1の制御装置における異常検出時の動作を説
明するための説明図である。
【図5】図1の制御装置におけるクランクケースヒータ
の温度調整の動作を示すフローチャートである。
【図6】図1の制御装置におけるクランクケースヒータ
の温度調整の動作を示すタイミングチャートである。
【図7】図1の制御装置の第1の変形例を示す回路図で
ある。
【図8】図1の制御装置の第2の変形例を示す回路図で
ある。
【図9】従来の空気調和機の運転制御装置の構成を示す
回路図である。
【符号の説明】
1 電源 2 入力電流検出器 3 圧縮機 4 クランクケースヒータ 5 電磁接触器 10 電流検出信号波形整形回路 11 マイクロコンピュータ 13 異常表示ランプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機の入力電流又は入力電圧を検
    出する検出手段と、 この検出手段によって検出された電流値又は電圧値に基
    づいて空気調和機の圧縮機への通電をオン、オフする電
    磁接触器の操作回路を制御する制御手段と、 前記電磁接触器がオフ状態でかつ空気調和機内の他の装
    置への電力供給時に前記検出手段により検出された電流
    値又は電圧値に基づいて、前記検出手段が正常か否かを
    判別する第1の判別手段と、 この第1の判別手段による判別結果と、前記制御手段か
    ら前記電磁接触器の操作回路にオン指令が与えられてい
    るときに前記検出手段によって検出された電流値又は電
    圧値とに基づいて、前記電磁接触器の操作回路が正常か
    否かを判別する第2の判別手段と、を具備することを特
    徴とする空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】 空気調和機の入力電流又は入力電圧を検
    出する検出手段と、 この検出手段によって検出された電流値又は電圧値に基
    づいて、空気調和機の圧縮機の運転を制御する圧縮機制
    御手段と、 を備えた空気調和機の制御装置において、 前記検出手段によって検出された電流値又は電圧値に基
    づいて、空気調和機のクランクケースヒータへの通電時
    間を決定する通電時間決定手段と、 この通電時間決定手段により決定された通電時間に従っ
    て前記クランクケースヒータの通電制御を行う通電制御
    手段と、を具備することを特徴とする空気調和機の制御
    装置。
JP5093173A 1993-04-20 1993-04-20 空気調和機の制御装置 Pending JPH06307696A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105115099A (zh) * 2015-07-21 2015-12-02 广东美的制冷设备有限公司 空调器脏堵检测方法及装置
JP2017083137A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 シャープ株式会社 補助ヒータを備えた電気機器

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