JPH0630764Y2 - 紙葉類の振分け装置 - Google Patents

紙葉類の振分け装置

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JPH0630764Y2
JPH0630764Y2 JP1986073278U JP7327886U JPH0630764Y2 JP H0630764 Y2 JPH0630764 Y2 JP H0630764Y2 JP 1986073278 U JP1986073278 U JP 1986073278U JP 7327886 U JP7327886 U JP 7327886U JP H0630764 Y2 JPH0630764 Y2 JP H0630764Y2
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JP
Japan
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belt
path
transport
sorting
distribution plate
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JP1986073278U
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JPS62183664U (ja
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知行 中西
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、例えば現金自動預金支払機で挟持搬送され
る紙幣、伝票、カード、定形用紙、有価証券等の紙葉類
を搬送方向に能率よく振分け操作する紙葉類の振分け装
置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種の紙葉類の振分け装置は、紙葉類を挟持搬
送する一方の搬送路と他方の搬送路との分岐部に、紙葉
類を振分け操作する振分け板を配設し、この振分け板の
振分け操作に基づいて、搬送されてきた紙葉類を所定の
方向に振分け処理している。
しかし、この振分け板を駆動制御するには、各振分け板
毎にソレノイド等の独立した駆動装置を要し、このため
にコスト高や装置全体の大型化を誘引し、ことに近年、
紙葉類の搬送処理能力を高めた分析数の多い搬送路にあ
っては、多くの振分け板に対応した多くの駆動装置を要
する問題を有していた。
(ハ)考案が解決しようとする課題 この考案は、ソレノイド等の振分け板専用の駆動装置を
要することなく、搬送路の搬送力を利用して振分け制御
できるようにした紙葉類振分け装分け装置の提供を目的
とする。
(ニ)課題を解決するための手段 この考案は、第1搬送路と第2搬送路との搬送分岐部に
位置し、前記第1搬送路のベルトによる搬送力を受けて
回動するベルト支持ローラを設け、このベルト支持ロー
ラと、前記振分け板の回転軸と同軸に設けられたプーリ
との間に、前記ベルト支持ローラが紙葉類の第1搬送路
から第2搬送路への搬送に対応する回転のとき、前記振
分け板を振分けガイド位置に可動させる方向に動力伝導
する伝導ベルトを張設すると共に、前記振分け板が振分
けガイド位置と復帰位置とに可動した後の該振分け板へ
の伝導力を吸収するトルクリミッタ機構を介装した紙葉
類の振分け装置であることを特徴とする。
(ホ)考案の効果 この考案によれば、搬送路からの搬送力を受けて回転す
るベルト支持ローラに連動して振分け板に、搬送路から
の動力が伝導され、この伝導力で振分け板を振分け制御
するように設けてあるため、振分け板はソレノイドやモ
ータ等の駆動装置を要することなく、振分け操作するこ
とができる。
このため、振分け板毎に独立した各々の駆動装置を要せ
ず、駆動装置を削減できると共に、確実に低コスト化、
ならびに小型化を図ることができる。
さらに、搬送路の送り方向を変換すると同時に、自動的
に所定の送り方向に振分け方向が切換えられる自然な振
分け動作となり、搬送路の搬送力を駆動源とする搬送路
に適した振分け構造となる。
さらに、前述の振分け板切換え動力は搬送路から搬送力
を受け入れるベルト支持ローラとベルトにより伝導する
ので、振分け板の近傍から動力伝導が得られて構造が簡
素化され、また、振分け板の動力伝導構造をリンク機構
で構成する場合に比しても簡単である。
(ヘ)考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はレシートの搬送装置に装備されるレシート振分け
装置を示し、第1図〜第3図において、このレシート振
分け装置11は、レシート12を放出方向に搬送する放
出搬送路13と、これより分岐搬送される回収搬送路1
4と、この搬送分岐部に配設される振分け板15とから
構成される。
上述の放出搬送路13は、始端側が、上ベルト16と、
この上ベルト16の挟持面に対設される挟持ローラ17
とで斜め上方へ延びる始端側放出路13aが形成され、
終端側が、上ベルト16の下面側に対設される下ベルト
18とで水平方向に挟持搬送する終端側放出路13bが
形成される。この上ベルト16は、各上ベルト支持ロー
ラ19…によって、放出方向に沿った所定形状のループ
状に張設されている。
回収搬送路14は、上述の終端側放出路13bと略平行
して内部側に延びる下ベルト18と、この下ベルト18
の上面側に対設される回収ベルト20とで形成され、下
ベルト18は下ベルト支持ローラ21…によって、回収
方向に沿った所定形状のループ状に張設され、また回収
ベルト20も両端部がプーリ22…によって、回収部ま
での搬送長さを有して、ループ状に張設されている。
そして、これら両搬送路13,14の搬送分岐部に、前
述の振分け板15の装備され、始端側放出路13aより
搬送されてきたレシート12を、図中左方の放出方向
と、右方の回収方向とに振分け制御する。
この振分け板15は、垂直壁23に水平に軸支された上
部回動軸24に、レシート幅に対応して数個軸着され、
この回動軸24の回動操作で、該振分け板15は回動操
作される。そして、この振分け板15の長く延びた先端
側を、放出側と回収側とに振分け傾動させて、搬送され
てきたレシート12を、放出搬送路13側か、回収搬送
路14側かのいずれかに、振分け処理する。
ところで、上述の振分け板15を回動操作する駆動源と
しては、下ベルト18の搬送力を受けて正・逆回転する
下ベルト支持ローラ21の回転力を、この振分け板15
に伝導させて、ソレノイド等を要することなく、回動操
作するように設けている。
これは、振分け板15の上部回動軸24に固定した上部
プーリ25と、その下方に位置する下ベルト支持ローラ
21の下部回動軸26に固定した下部プーリ27との間
を、動力伝導用の丸ベルト28で張設することにより、
下ベルト18からの駆動力が、順次下ベルト支持ローラ
21,下部回動軸26,下部プーリ27,丸ベルト2
8,上部プーリ25,上部回動軸24を介して振分け板
15に伝導され、下ベルト18からの搬送駆動力を、こ
の振分け板15の振分け駆動力に有効に利用している。
このとき、振分け板15の振分け方向は、下ベルト18
がレシート放出方向に駆動されると、下ベルト支持ロー
ラ21が放出方向に回転して、振分け板15を放出許容
した位置に振分け動作し、逆に下ベルト18がレシート
回収方向に駆動されると、下ベルト支持ローラ21が回
収方向に回転して、振分け板15を回収許容した位置に
振分け動作する。
これにより、両搬送路13,14の送り方向が変換され
ると同時に、自動的に所定の送り方向に振分け方向が切
換えられる自然な振分け動作となり、搬送路13,14
の搬送力を駆動源とするレシート12の挟持搬送路に適
した振分け構造となる。
また、振分け板15の振分け位置の規制手段としては、
振分け板15の周面に、振分け傾動量に対応する一定長
さの周溝29を刻設し、この周溝29に、垂直壁23に
突設されたストッパピン30を係合させ、振分け板15
が所定量回動した時点で、周溝29の溝端部がストッパ
ピン30で係合されて、各々所定の振分け動作される正
・逆方向の回動位置で位置規制される。
この位置規制後は、これに伴って回転停止される下ベル
ト支持ローラ21と、下ベルト18との間がスリップす
るトルクリミッタ機構が働いて、伝導力を吸収し、振分
け板15に過負荷がかからないように構成している。
なお、必要に応じて、下ベルト支持ローラ21と下部プ
ーリ27との間に、すべり作用をなすトルクリミッタ機
構を装備して構成してもよい。
図中、31は軸支部材、32は位置決めネジである。
このように構成されたレシート振分け装置は、通常、第
1図に示すように、レシート12を放出する方向に、上
・下ベルト16,18が駆動されることで、これに連動
して振分け板15が放出方向に設定され、レシート12
の放出を許容した状態にあり、レシート12はこの振分
け板15の振分け操作によって、放出方向に搬送され
る。
そして、所定の入力信号に基づいて、第2図に示すよう
に、レシート12を回収する方向に、上・下ベルト1
6,18が駆動されることで、これに連動して振分け板
15が、回収方向に方向変換され、レシート12は終端
側放出路13bより、回収搬送路14側へ搬送されて、
内部の回収部へと取込まれる。
上述のように、下ベルトからの搬送力を受けて回転する
下ベルト支持ローラに連動して振分け板に、下ベルトか
らの動力が伝導され、この伝導力で振分け板を振分け制
御するように設けてあるため、振分け板はソレノイド等
の駆動装置を要することなく、振分け操作することがで
きる。
この考案の構成は、上述の実施例との対応において、 この考案の紙葉類の振分け装置は、レシート振分け装置
11に対応し、 以下同様に、 紙葉類は、レシート12に対応し、 第1搬送路は、放出搬送路13に対応し、 第2搬送路は、回収搬送路14に対応し、 振分け板は、振分け板15に対応し、 ベルト支持ローラは、下ベルト支持ローラ21に対応
し、 振分け板の回転軸は、上部回動軸24に対応し、 伝導ベルトは、丸ベルト28に対応し、 トルクリミッタ機構は、下ベルト支持ローラ21と、下
ベルト18とのスリップに対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図および第2はレシート振分け装置の側面図、 第3図はレシート振分け装置の要部縦断面図である。 11…レシート振分け装置 12…レシート 13…放出搬送路 14…回収搬送路 15…振分け板 21…下ベルト支持ローラ 24…上部回動軸 28…丸ベルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類を挟持してベルトにより正逆に搬送
    する第1搬送路と、 この第1搬送路から分岐されており、紙葉類を挟持して
    ベルトにより正逆転に搬送する第2搬送路と、 これら搬送路の搬送分岐部に配設され、第1搬送路から
    の紙葉類を第2搬送路に振分けガイドする振分け板とを
    備えた紙葉類の振分け装置であって、前記搬送分岐部に
    位置し、前記第1搬送路のベルトによる搬送力を受けて
    回動するベルト支持ローラを設け、 このベルト支持ローラと、前記振分け板の回転軸と同軸
    に設けられたプーリとの間に、前記ベルト支持ローラが
    紙葉類の第1搬送路から第2搬送路への搬送に対応する
    回転のとき、前記振分け板を振分けガイド位置に可動さ
    せる方向に動力伝導する伝導ベルトを張設すると共に、
    前記振分け板が振分けガイド位置と復帰位置とに可動し
    た後の該振分け板への伝導力を吸収するトルクリミッタ
    機構を介装した 紙葉類の振分け装置。
JP1986073278U 1986-05-14 1986-05-14 紙葉類の振分け装置 Expired - Lifetime JPH0630764Y2 (ja)

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JPS62183664U JPS62183664U (ja) 1987-11-21
JPH0630764Y2 true JPH0630764Y2 (ja) 1994-08-17

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JP1986073278U Expired - Lifetime JPH0630764Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 紙葉類の振分け装置

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JPS6217663U (ja) * 1985-07-15 1987-02-02

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JPS62183664U (ja) 1987-11-21

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