JPH0630742U - 光ファイバ表面温度センサ - Google Patents
光ファイバ表面温度センサInfo
- Publication number
- JPH0630742U JPH0630742U JP7250592U JP7250592U JPH0630742U JP H0630742 U JPH0630742 U JP H0630742U JP 7250592 U JP7250592 U JP 7250592U JP 7250592 U JP7250592 U JP 7250592U JP H0630742 U JPH0630742 U JP H0630742U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- emitting element
- light emitting
- measured
- surface temperature
- Prior art date
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- Pending
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- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発光素子と光ファイバを用いて被測定物の表
面の温度を光学的に検知する光ファイバ表面温度センサ
において、発光素子を被測定物に直接接触させずに被測
定物の表面温度を検知することができ、これによって測
定時に発光素子が割れたり、光ファイバから剥離した
り、発光素子の一部が欠けて不純物として被測定物に付
着することがないようにする。 【構成】 被覆2が除去された光ファイバ1がガラス管
3に挿入され、接着剤4によって被覆2と光ファイバ1
とガラス管3が固定され、その光ファイバ1の先端部1
aが,ガラス管3とともにファイバ軸に対して直角に研
磨され、その研磨された光ファイバ1の先端部1aにガ
リウムひ素などの半導体で構成された発光素子5が接着
剤4によって取りつけられる。この発光素子5に、銅な
どの熱伝導率の高い材料で形成された保護カバ−6が、
接着剤4を用いて取り付けられる。
面の温度を光学的に検知する光ファイバ表面温度センサ
において、発光素子を被測定物に直接接触させずに被測
定物の表面温度を検知することができ、これによって測
定時に発光素子が割れたり、光ファイバから剥離した
り、発光素子の一部が欠けて不純物として被測定物に付
着することがないようにする。 【構成】 被覆2が除去された光ファイバ1がガラス管
3に挿入され、接着剤4によって被覆2と光ファイバ1
とガラス管3が固定され、その光ファイバ1の先端部1
aが,ガラス管3とともにファイバ軸に対して直角に研
磨され、その研磨された光ファイバ1の先端部1aにガ
リウムひ素などの半導体で構成された発光素子5が接着
剤4によって取りつけられる。この発光素子5に、銅な
どの熱伝導率の高い材料で形成された保護カバ−6が、
接着剤4を用いて取り付けられる。
Description
【0001】
本考案は、光ファイバ表面温度センサに関する。
【0002】
光ファイバ表面温度センサは、従来、図2に示すように、被覆2が除去された 光ファイバ1がガラス管3に挿入され、接着剤4によって被覆2と光ファイバ1 とガラス管3が固定され、その光ファイバ1の先端部1aが,ガラス管3ととも にファイバ軸に対して直角に研磨され、その研磨された光ファイバ1の先端部1 aにガリウムひ素などの半導体で構成された発光素子5が接着剤4によって取り つけられ、発光素子5を被測定物に接触させると、発光素子5の温度が被測定物 の表面温度と同等になるように構成されている。
【0003】 ここで、測定器(図示していない)から光ファイバ1を通じて、発光素子5を 発光させるための励起光が送り込まれる。これによって発光素子5より発光する 光の波長は、励起光の波長と異なり、かつ発光素子5の温度によって変化する。 すなわち、被測定物の表面温度によって変化する波長の光を発し、その光が光フ ァイバ1を通じて測定器に送られて、測定器において、その波長が検出されるこ とにより被測定物の表面温度が測定され、表示される。
【0004】
しかしながら、上述した従来の光ファイバ表面温度センサは、測定時、発光素 子5を被測定物に接触させるので、発光素子5がガリウムひ素などの半導体で形 成されて脆いことと相まって、測定時に発光素子5が割れたり、発光素子5の一 部が欠けて不純物として被測定物に付着することがある。 また、発光素子5は接着剤4によって光ファイバ1に取り付けられるが、測定 時に外部から加わる力によって発光素子5が光ファイバ1から剥離することがあ る。
【0005】 そこで本考案は、発光素子と光ファイバを用いて被測定物の表面の温度を光学 的に検知する光ファイバ表面温度センサにおいて、発光素子を被測定物に直接接 触させずに被測定物の表面温度を検知することができ、これによって測定時に発 光素子が割れたり、光ファイバから剥離したり、発光素子の一部が欠けて不純物 として被測定物に付着することがないようにしたものである。
【0006】
本考案においては、接着剤で取り付けられた発光素子に、熱伝導率の高い材料 で形成した保護カバ−を取り付ける。
【0007】
上記のように構成された本考案の光ファイバ表面温度センサにおいては、測定 時、保護カバ−を被測定物に接触させると、保護カバ−の熱伝導率が高いことか ら、被測定物からの熱が保護カバ−を介して発光素子に伝わり、発光素子の温度 が被測定物の表面温度と同等になる。この状態で、測定器から光ファイバを通じ て、発光素子を発光させる励起光を送り込むと、発光素子の発する光の波長が励 起光の波長と異なり、かつ発光素子の温度によって、発する光の波長が変化する 。すなわち被測定物の表面温度によって変化する波長の光を発し、その光が光フ ァイバを通じて測定器に送られて、測定器において、その波長が検出されること により被測定物の表面温度が測定され、表示される。
【0008】
図1は、本考案の光ファイバ表面温度センサの一例で、被覆2が除去された光 ファイバ1がガラス管3に挿入され、接着剤4によって被覆2と光ファイバ1と ガラス管3が固定され、その光ファイバ1の先端部1aが,ガラス管3とともに ファイバ軸に対して直角に研磨され、その研磨された光ファイバ1の先端部1a にガリウムひ素などの半導体で構成された発光素子5が接着剤4によって取りつ けられる。 この発光素子5に、銅などの熱伝導率の高い材料で形成された保護カバ−6が 、接着剤4を用いて取り付けられる。
【0009】 ここで、測定時に保護カバ−6を被測定物に接触させると、保護カバ−6の熱 伝導率が高いことから、被測定物からの熱が保護カバ−6を介して発光素子5に 伝わり、発光素子5の温度が被測定物の表面温度と同等になる。この状態で、測 定器(図示していない)から光ファイバ1を通じて、発光素子5を発光させる励 起光を送り込むと、発光素子5の発する光の波長が励起光の波長と異なり、かつ 発光素子5の温度によって、発する光の波長が変化する。すなわち被測定物の表 面温度によって変化する波長の光を発し、その光が光ファイバ1を通じて測定器 に送られて、測定器において、その波長が検出されることにより被測定物の表面 温度が測定され、表示される。
【0010】
本考案によれば、上述したように発光素子を被測定物に接触させずに被測定物 の表面温度を検知することができ、測定時に発光素子が割れたり、光ファイバか ら剥離したり、発光素子の一部が欠けて不純物として被測定物に付着することが ない。
【図1】本考案の光ファイバ表面温度センサの一例を示
す図である。
す図である。
【図2】従来の光ファイバ表面温度センサの一例を示す
図である。
図である。
1 光ファイバ 1a 光ファイバ先端 2 被覆 3 ガラス管 4 接着剤 5 発光素子 6 保護カバ−
Claims (1)
- 【請求項1】光ファイバ先端に、発光素子と熱伝導率の
高い材料で形成した保護カバ−を取り付けた光ファイバ
表面温度センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7250592U JPH0630742U (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 光ファイバ表面温度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7250592U JPH0630742U (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 光ファイバ表面温度センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0630742U true JPH0630742U (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=13491272
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7250592U Pending JPH0630742U (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 光ファイバ表面温度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0630742U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009287970A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Yamatake Corp | 蛍光温度センサ |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP7250592U patent/JPH0630742U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009287970A (ja) * | 2008-05-27 | 2009-12-10 | Yamatake Corp | 蛍光温度センサ |
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