JPH063067Y2 - 金属パネル - Google Patents

金属パネル

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JPH063067Y2
JPH063067Y2 JP5121187U JP5121187U JPH063067Y2 JP H063067 Y2 JPH063067 Y2 JP H063067Y2 JP 5121187 U JP5121187 U JP 5121187U JP 5121187 U JP5121187 U JP 5121187U JP H063067 Y2 JPH063067 Y2 JP H063067Y2
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JP
Japan
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plate
projecting
main
mounting
screw
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JP5121187U
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JPS63159032U (ja
Inventor
幸郎 緒方
Original Assignee
株式会社オガタ工藝
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、施工現場での加工作業がはぶけるように工
場ですべて加工された建築物の内外装用金属パネルに関
する。
〔従来の技術〕 従来の金属パネルは、第6図に示すように、板状体1
と、この板状体1の周辺所要位置で、上記周辺の後縁か
ら板状体1の表面に平行して外方に突出するビス等の止
具の挿通孔2を有する取付片3とから成り、上記の取付
片3は、板状体1の周辺に鋲4を介し固着したものと、
板状体1の周辺から連なって突出(図示省略)したもの
がある。
又、上記の金属パネルは、挿通孔に挿通したビスを施工
面に前もって並列状に支持させてあるバー材のネジ孔に
ねじ込んだり、或いは施工面に直接釘や木ネジを介し取
付けている。
〔考案が解決しようとする課題〕
建物の立地関係で近辺を通過する車輌などから受ける振
動によってパネルや施工面に外力が発生すると、固着部
分に逃げの余裕がないため、ネジ又は鋲に大きな剪断力
が作用してネジや鋲を切断する。
このため、主板が剥離(落下)する問題があった。
また、パネルの目地幅を調整する場合、ネジを取り外し
て挿通孔を加工したり、或いは取付片とバー材とに新し
い挿通孔やネジ孔を設けなければならないので、著しく
手数がかかると共に、施工費の上昇原因となり、現場で
の加工作業をはぶく工場生産の目的が無意味となる問題
もあった。
又、振動などの影響によりパネルや施工面に歪みが発生
した場合、固着部分に逃げの余裕がないので、ビスが剪
断してパネルが剥離(落下)する問題もあった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案は金属製の主
板と、この主板の周辺所定位置から施工面に平行するよ
う外方に向け突出させた突出板と、この突出板から連な
って上記突出板の表面に所定の間隔を存し対向するよう
に折り返した折り返し板と、この折り返し板と上記突出
板との間に上記主板の辺に対して平行移動し、かつ接近
及び離反移動するよう両端部間を嵌入した取付板と、こ
の取付板の両端に設けた透孔とから成り、取付け部分に
遊び(逃げ)を構成したものである。
〔作用〕
突出板と折り返し板との間に取付板の両端部間を嵌入す
る。
次いで、取付板の両端の透孔に挿通したビスを施工面の
バー材のネジ孔にねじ込みながら取付板を固定し、施工
面に対して取付板を介し順次主板を取付ける。
また、折り返し板を有する突出板は、取付板の長手方向
と幅方向とにスライドして、主板の移動が許容される。
〔実施例〕
次に、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
図において、11は金属製の主板である。
上記の主板11は、図示の場合、ステンレスなどの金属
板のプレス成形により主壁12の全周縁から連ねて主壁
12の裏面方向に突出する周壁13を設けて構成した
が、鋳込みなどで製造されたものであってもよい。
また、主板11の周縁所定位置には、施工面に平行し、
かつ外方に向け突出する突出板17が設けられており、
突出板17には、突出板17から連なって突出板17の
表面に所定の間隔を存し対向するよう折り返した折り返
し板18が設けられている。
上記の突出板17は、図示の場合、周壁13の裏面に重
ねて鋲15を介し固定した板状体16の後縁からL形に
屈曲連成したが、周壁13の後縁から屈曲連成すること
もある。
なお、折り返し板18を有する突出板17は、図示の場
合四辺の各辺の両端部に設けたが、一つの対向する二辺
に設けることもある。
19は、突出板17と折り返し板18との間に両端部間
を嵌入する取付板で、嵌入した取付板19は、周壁13
に対して平行移動し、かつ周壁13に対して接近及び離
反方向に移動(突出板17の突出方向の幅に対して取付
板19の幅を小さくしてある)するようになっている。
20は、取付板19の両端に設けたビスの挿通用透孔で
ある。
なお、図示のように取付板19の両端部(透孔20より
少し内側)に屈曲部21を設けて、突出板17と取付板
19の両端部との裏面が面一になるようにしてある。
また、主板11は、図示の方形状に限定されることな
く、六角等であってもよい。
さらに、主板11を順次取付けたとき、上下並びに左右
の取付板19が衝突しないように位置をずらせてある。
次に主板11の取付け方法を説明する。
第5図に示すように、施工面Aに支持させてある並列バ
ー材Bのねじ孔bに透孔20に挿通したビスCをネジ込
んで順次主板11を取付ける。
上記取付けた主板11の目地幅を調整する場合、各ビス
Cを少し緩め、そして主板11を移動させる。
このとき、折り返し板18を有する突出板17は、取付
板19の長手方向と幅方向とにスライドして、主板11
の移動が許容される。
しかして、調整後にビスCを締め付けて、バー材Bと取
付板19とで突出板17を挾着する。
なお、図示のように透孔20を取付板19の幅方向に長
い長孔としておくことにより、突出板17以外に取付板
19も幅方向に若干移動させることができる。
図中22は目地材である。
〔効果〕
以上のように、この考案に係る金属パネルによれば、金
属パネルの取付け後にビスを緩めて金属パネルを移動さ
せ、そして目地幅を簡単かつ迅速に調整することができ
るので、ネジ孔やネジの挿通孔を新しく設けるような手
間のかかる現場作業が不要となる。
また、振動などの影響により金属パネルや施工面に歪み
が発生しても、取付板に対し突出板、或いは突出板に対
し取付板が移動するので、ビスに無理な力が作用せず、
ビスの剪断がない。
このため、金属パネルの落下を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る金属パネルの正面図、第2図は
同上の要部を示す拡大正面図、第3図は同側面図、第4
図は同斜視図、第5図は取付け状態を示す一部切欠側面
図、第6図は従来の金属パネルの斜視図である。 11……主板、17……突出板、 18……折り返し板、19……取付板、 20……透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属製の主板と、この主板の周辺所定位置
    から施工面に平行するよう外方に向け突出させた突出板
    と、この突出板から連なって上記突出板の表面に所定の
    間隔を存し対向するように折り返した折り返し板と、こ
    の折り返し板と上記突出板との間に上記主板の辺に対し
    て平行移動し、かつ接近及び離反移動するよう両端部間
    を嵌入した取付板と、この取付板の両端に設けた透孔と
    から成る金属パネル。
JP5121187U 1987-04-02 1987-04-02 金属パネル Expired - Lifetime JPH063067Y2 (ja)

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JP5121187U JPH063067Y2 (ja) 1987-04-02 1987-04-02 金属パネル

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Publication Number Publication Date
JPS63159032U JPS63159032U (ja) 1988-10-18
JPH063067Y2 true JPH063067Y2 (ja) 1994-01-26

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