JPH0630643Y2 - 結束ヘッド傾斜装置付自動結束機 - Google Patents

結束ヘッド傾斜装置付自動結束機

Info

Publication number
JPH0630643Y2
JPH0630643Y2 JP3704489U JP3704489U JPH0630643Y2 JP H0630643 Y2 JPH0630643 Y2 JP H0630643Y2 JP 3704489 U JP3704489 U JP 3704489U JP 3704489 U JP3704489 U JP 3704489U JP H0630643 Y2 JPH0630643 Y2 JP H0630643Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
binding
head
machine
frame
bundling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3704489U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02129005U (ja
Inventor
徹夫 笠谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kohan Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kohan Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kohan Kogyo Co Ltd filed Critical Kohan Kogyo Co Ltd
Priority to JP3704489U priority Critical patent/JPH0630643Y2/ja
Publication of JPH02129005U publication Critical patent/JPH02129005U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0630643Y2 publication Critical patent/JPH0630643Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、帯金を使用する自動結束機の改良に関し、よ
り詳しくは、結束ヘッドの被結束体への適切なアプロー
チを図るための改良に関するものである。
〔従来の技術〕
帯金を用いる自動結束機が、物流業界に大きく活用され
ているが、従来の自動結束機において大きな1つの盲点
は、結束ヘッドが被結束体に対して一定の方向から一定
の角度で当接するものとして常識的に考えられ、そのよ
うに使用されて来た。すなわち、結束ヘッドが上面から
水平に、あるいは側面から垂直に、更には斜め方向から
その進行方向に真直ぐに、それぞれ被結束体に当接し離
隔する形で使用され、したがつて例えば上面から下降し
ながら結束ヘッドが角度を変換して斜めに当接する等の
当接形態は見られなかつた。
このことは、結束されるべき物品の形状が、例えば大型
の山形鋼を伏せたような形状すなわち、結束ヘッドを当
接すべき面が斜めになつている物品に対しての帯金によ
る自動結束機の適用は、傾めの或る特定の角度をもつ方
向からのみの適用以外は不可能で、いきおいその物品の
みの専用機となり、まつたく不経済な結束機となつてし
まうものであつた。したがつて、大型形鋼の結束は針金
による結束が専らであり、帯金自動結束機のアプローチ
は断念された状態であつた。
〔本考案が解決しようとする問題点〕
帯金を用いた自動結束機の用途拡張と、物流業界の結束
作業の完全合理化へのアプローチを目的として、本考案
者は各種実験を試み、結束ヘッド当接面の変化に巧みに
対応する自動結束機の開発に鋭意取り組み、遂に本考案
の結束ヘッド傾斜装置付自動結束機を提供するに至つ
た。
〔問題を解決するための手段〕
前述の問題を解決するために次の手段を適用して対処し
た。
すなわち、帯金を用いて物品を結束する自動結束機にお
いて、結束ヘッドを傾斜させて該結束ヘッドを被結束物
の1面に密着または極めて密着的に接触対応させるため
に、結束ヘッドを保持するヘッドフレームと、該ヘッド
フレームの1端の両側を結束機のフレームに回動可能に
軸支する回動軸と、基部を結束機のフレームに揺動可能
に軸着した流体シリンダーおよび該流体シリンダーのピ
ストンロッドに結合された連結桿をもつ結束ヘッド傾斜
装置と、前記連結桿と前記ヘッドフレームの他の1端を
連節する連結ピンとを具備せしめたことである。
〔作用〕
本考案の結束ヘッド傾斜装置付自動結束機の作用につい
て、実施例図面の第3図並びに第5図を参照しながら説
明する。
結束機1の所定結束位置に搬入された被結束物90に対し
て、ヘッド昇降装置25が作動して結束ヘッド20を下降し
はじめると、被結束物90の結束ヘッド20当接面の角度を
予め結束ヘッド傾斜装置30の制御機(図示せず)に調節
設定してある設定値に従つてエアシリンダー35が作動を
はじめ、したがつて、結句ヘッド20は下降しながら、回
動軸34を中心として時計方向に回動傾斜していくもので
ある。そして、エアシリンダー35の外筒に設けてあるピ
ストンロッドストロークセンサー(図示しないがリード
スイッチを用いた)により前記制御器の設定値に基づき
所定のストロークを進んで停止するが、該エアシリンダ
ー35は更にブレーキ付きシリンダーであり、その停止は
確実に所定ストロークをキープする。かくて結束ヘッド
20の傾斜角度は被結束物90の形斜面にマッチしたものと
なる。そして結束ヘッド20は、その下部に設けた被結束
物タッチセンサー(図示しないが公知のものである)に
よつて、被結束物90への近接位置で減速し、被結束物90
の形斜面にソフトタッチして停止するものである。
かくて、結束ヘッド20が公知の作動を実施して被結束物
90を帯金結束する。結束作動が終了すると、エアシリン
ダー35およびヘッド昇降装置25の復元作動により結束ヘ
ッド20は旧位置に復帰する。
〔実施例〕
以下本考案の好適な1実施例を図面に従つて詳しく説明
する。
第1図に本考案の結束ヘッド傾斜装置付自動結束機(以
下単に結束機という)の正面図、第2図にその側面図を
示したが、結束機1はフレーム10に上下摺動可能に結束
ヘッド20をヘッド昇降装置25と共に懸架している。ま
た、結束ヘッド20を約 の範囲内で回転軸34を中心に回動傾斜させる結束ヘッド
傾斜装置30を具備し、本考案の結束機1の重要な役割を
果している。更に、案内枠41を開閉するエアシリンダー
45をもつ帯金案内装置40および帯金供給用のディスペン
サー50を備えている。なお、結束ヘッド20を横方向に移
動調整可能にするためのパワーシリンダー29をフレーム
10と結束ヘッド昇降装置25との間に設けて、結束ヘッド
20のセンタリングの役を務める。
なお、ここに図示した結束機1は、等辺または不等辺の
山形鋼,L型鋼等を主対象とし、勿論一般的な上辺水平
面をもつ被結束物をも結束するためのものであり、ガー
ダー5により中空懸架方式を採つている。
第3図に結束ヘッド傾斜装置30の拡大正面図を示し、第
4図にその側面図を示したが、該結束ヘッド傾斜装置30
は、結束機1のフレーム10にその基部を揺動可能に軸着
しそのピストンロッド31の先端に連結桿32を連接してい
るエアシリンダー35(他の流体シリンダーを用いること
もできる)を具備しており、前記結束ヘッド20のヘッド
フレーム21(図示がやや不明確であるが、結束ヘッド20
の主要部である帯金送給引締装置,帯金重合部接合装
置,余剰帯金切断装置等を収容保持しているものであ
る)の1端の両側を結束機1のフレーム10に回動可能に
回動軸34,34で軸支すると共に、前記ヘッドフレーム21
の他の1端を、前記結束ヘッド傾斜装置30の連結桿32に
連結ピン33で連接して、結束ヘッド20を、約 前記回動軸34を中心に回動傾斜可能にしている。
結束ヘッド20の昇降方向に対して被結束物90(後述第5
図参照)の該結束ヘッド20を当接すべき面が何度傾斜し
ているかによつて、結束ヘッド20の傾斜角度を可変調節
設定することができるものであるが、これは、エアシリ
ンダー35の外筒にピストンのストロークを感知するピス
トンロッドストロークセンサー(図示せず)によつて、
エアシリンダー35へのエアー供給をコントロールするこ
とにより行うものであり、その制御は図示しなかつたけ
れども結束ヘッド傾斜装置30の制御器によつて制御する
ものである。なお、エアシリンダー35はブレーキ付きシ
リンダーであり、その停止精度は極めて高いものであ
る。
前記制御器は、被結束物90の結束ヘッド当接面の角度に
よつて予め結束ヘッド20の傾斜角度を調節設定すること
にしている。
なお、結束ヘッド傾斜装置30のピストンロッド21露出部
には防塵と保護のため蛇腹36で被覆が施されている。
第5図に、本考案の結束機1で結束ヘッド20の被結束物
90への当接面が傾斜している場合の結束ヘッド20の当接
状況を例示したが、結束ヘッド傾斜装置30によつて結束
ヘッド20が被結束物90に完全にマッチした形で接触し、
従つて帯金80が被結束物90に適切に回周された形で結束
されることが充分理解されると考える。
なお、本結束機1の作動、特に結束ヘッド30の作動につ
いては、前記〔作用〕の項で詳細に説明したのでここで
は述べない。
〔効果〕
本考案の実施により、一般的な形態の被結束物は勿論、
型鋼等結束ヘッドの当接面が傾斜している被結束物に対
しても巧みに結束ヘッドを傾斜させることにより密着し
て確実な帯金結束ができる自動結束機が実現し、帯金結
束の広範囲な適用が可能となり物流界に大きく貢献する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の1実施例を示すものであり、第1図は
その正面図、第2図はその側面図である。 第3図は本考案の要部を示す拡大正面図、第4図はその
側面図である。第5図は結束ヘッド傾斜装置の被結束物
への当接状況を示す拡大正面図である。 1……結束機、5……ガーダー 10……フレーム、20……結束ヘッド 21……ヘッドフレーム、25……ヘッド昇降装置 29……パワーシリンダー 30……結束ヘッド傾斜装置 31……ピストンロッド、32……連結桿 33……連結ピン、34……回動軸 35……エアシリンダー、36……蛇腹 40……帯金案内装置、41……案内枠 45……エアシリンダー、50……ディスペンサー 80……帯金、90……被結束物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯金を用いて物品を結束する自動結束機に
    おいて、結束ヘッドを傾斜させて該結束ヘッドを被結束
    物の一面に密着または極めて密着的に接触対応させるた
    めに、結束ヘッドを保持するヘッドフレームと、該ヘッ
    ドフレームの1端の両側を結束機のフレームに回動可能
    に軸支する回動軸と、基部を結束機のフレームに揺動可
    能に軸着した流体シリンダーおよび該流体シリンダーの
    ピストンロッドに結合された連結桿をもつ結束ヘッド傾
    斜装置と、前記連結桿と前記ヘッドフレームの他の一端
    を連結する連結ピンとを具備することを特徴とする結束
    ヘッド傾斜装置付自動結束機。
JP3704489U 1989-03-29 1989-03-29 結束ヘッド傾斜装置付自動結束機 Expired - Fee Related JPH0630643Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3704489U JPH0630643Y2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29 結束ヘッド傾斜装置付自動結束機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3704489U JPH0630643Y2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29 結束ヘッド傾斜装置付自動結束機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02129005U JPH02129005U (ja) 1990-10-24
JPH0630643Y2 true JPH0630643Y2 (ja) 1994-08-17

Family

ID=31543804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3704489U Expired - Fee Related JPH0630643Y2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29 結束ヘッド傾斜装置付自動結束機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0630643Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02129005U (ja) 1990-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108570770A (zh) 床垫围边机及其控制方法
KR102196697B1 (ko) 다관절 로봇팔을 이용한 h형 강재빔 전용 플라즈마 절단가공기
CN210967676U (zh) 一种焊接变位机及自动焊接系统
US6375178B1 (en) Dual cylinder work piece positioner
JPH0630643Y2 (ja) 結束ヘッド傾斜装置付自動結束機
CN207695894U (zh) 一种立式自动焊接机
JPH1029143A (ja) バリ取装置
JPH11226831A (ja) 板材加工装置のワーククランプ装置
JPH0742590Y2 (ja) 板材加工機におけるクランプ支持装置
CN219818649U (zh) 一种具有定位功能的数控焊接设备
JPS6110865Y2 (ja)
JPH0683166U (ja) 自走式溶接装置
JP2523657B2 (ja) ワイヤボンディング方法
JP2002086311A (ja) 線材コイルの線材クランプ装置
JPS5920431B2 (ja) 円筒材のt型接合箇所の溶接装置
JPH0357338Y2 (ja)
JPH034448Y2 (ja)
JP2530777Y2 (ja) ワークの飛出防止装置
JPS6228372Y2 (ja)
SU1682104A1 (ru) Установка дл автоматической сварки длинномерных изделий
JPH0692451A (ja) 板材ハンドリング装置及び板材の搬送方法
JPS6312853Y2 (ja)
JP2763599B2 (ja) 竪型帯鋸盤
JPH0743053Y2 (ja) ボンベ搬出装置
JPS628930Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees