JPH0630579Y2 - 自動変速機のパ−キング装置 - Google Patents

自動変速機のパ−キング装置

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JPH0630579Y2
JPH0630579Y2 JP1987046994U JP4699487U JPH0630579Y2 JP H0630579 Y2 JPH0630579 Y2 JP H0630579Y2 JP 1987046994 U JP1987046994 U JP 1987046994U JP 4699487 U JP4699487 U JP 4699487U JP H0630579 Y2 JPH0630579 Y2 JP H0630579Y2
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JP
Japan
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pole
parking
shaft
side cover
transmission case
Prior art date
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JP1987046994U
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JPS63154374U (ja
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繁行 日景
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用自動変速機のパーキング装置の改良に
関するものである。
(従来の技術) この種の従来装置としては、例えば第5図〜第7図に示
すものがある。第5図は、トヨタ自動車株式会社製のA
240型自動変速機の一部を示すもので、第6図は同じ
くトヨタ自動車株式会社製のA 140型自動変速機の一
部を示すものであり、第7図はマツダ株式会社製のEC
−AT型自動変速機の一部を示すものである。
図中aはトランスタミッションケース、b(第6,7図
参照)はサイドカバー、cはパーキングポール、dはこ
のパーキングポールcの基部をトランスミッションケー
スaに枢支するポールシャフト、eはポールリターンス
プリングである。
また第5図のfは、ポールシャフトdをトランスミッシ
ョンケースaに固定するためポールシャフトdに一部嵌
入すると共に、ボルトgによってケースaに固定したポ
ールシャフトクランプであり、hはポールリターンスプ
リングeを取りつけるためにケースaに添設したプレー
ト、iはこのプレートhにボルトjによって装着したス
リーブで、第5図の装置では、このスリーブiにポール
リターンスプリングeが嵌合すると共に、そのスプリン
グeの一端部がプレートhに係止されており、スプリン
グeの他端部がパーキングポールcに係止されている。
また第6図のポールシャフトdには、スプリングeの脱
落を阻止するための鍔kが形成されており、第7図のポ
ールシャフトdには、環状溝が形成されており、この
溝にスプリングeの脱落阻止用のEリングmが嵌装さ
れている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上述した従来装置は、構成部品数が多く、
構造が比較的複雑であるため、加工および組立工数が増
加する結果、製造コストが嵩むという問題点があった。
すなわち第5図の装置は、ポールシャフトクランプf、
ボルトg、プレートh、スリーブi、ボルトjを使用し
ているため、構成部品数が多い。また第6図の装置は、
ポールシャフトdに鍔kを形成するための余分な加工が
必要であり、第7図の装置はポールシャフトdに環状溝
を形成するための加工と、Eリングmとが余分に必要
である。
(問題点を解決するための手段) 上述の問題点を解決するため本考案においては、サイド
カバーと対向するトランスミッションケースに、パーキ
ングポールの基部を両持式に枢支するための軸受部を形
成し、この軸受部に丸棒状のポールシャフトを挿通し、
このポールシャフトによりパーキングポールの基部を枢
支し、軸受部とサイドカバーとの間のポールシャフトに
コイル状のポールリターンスプリングを嵌装し、このス
プリングの一端部をパーキングポールに設けた孔に係止
し、他端部とトランスミッションケースの壁面に係止
し、前記ポールリターンスプリングのポールシャフトか
らの抜け止めをサイドカバーにより行なうようにして自
動変換機のパーキング装置を構成する。
(作用) 上述のように本考案においては、トランスミッションケ
ースとサイドカバーとの空間を利用して、この間に存在
するポールシャフトにコイル状のポールリターンスプリ
ングを脱落しないように嵌装したから、ポールシャフト
は丸棒状で何等余分な加工を必要としない上に、上述し
た従来装置で必要とした余分な部品は全く不要である。
したがって本考案によれば従来装置と比較して構成部品
数が少く、構造が比較的簡単である上に、加工および組
立工数も減少するから、その分製品コストを低下するこ
とができる。
(実施例) 以下、第1図〜第4図について本考案の一実施例を説明
する。図中1は自動変換機のトランスミッションケー
ス、2はオイルパン、3(第2図参照)はサイドカバ
ー、4はリダクションシャフト、5はアイドラギヤ、6
はアイドラギヤ5と噛合または離脱するパーキングポー
ル、7は自動変換機のコントロールレバー(図示せず)
の作動をパーキングポール6に伝えるためトランスミッ
ションケース1に横設したマニュマルシャフト、8(第
3図参照)はマニュアルシャフトレバー、9はインヒビ
タスイッチ、10(第4図参照)はマニュアルシャフト7
の他端部に固着したロッドプレート、11はロッドプレー
ト10の遊端部に一端部を連結したパーキングロッド、12
はパーキングロッド11の先端部に設けたカム、13はパー
キングロッド11に嵌装したコイルスプリング、14はトラ
ンスミッションケース1にボルト15により固定したサポ
ート部材である。
本実施例においては、第1図および第2図に示すよう
に、サイドカバー3と対向するトランスミッションケー
ス1に、パーキングポール6の基部を両持式に枢支する
ための軸受部1aを形成し、この軸受部1aに丸棒状の
ポールシャフト16を挿通し、このポールシャフト16によ
りパーキングポール6の基部を枢支すると共に、軸受部
1aとサイドカバー3との間のポールシャフト16にコイ
ル状のポールリターンスプリング17を嵌装し、このスプ
リング17の一端部17aをパーキングポール6に設けた孔
6aに係止すると共に、他端部17bを第1図に示すよう
にトランスミッションケース1の壁面に係止する。
(考案の効果) 上述のように本考案においては、トランスミッションケ
ース1とサイドカバー3との空間を利用して、この間に
存在するポールシャフト16にコイル状のポールリターン
スプリング17を脱落しないように嵌装したから、ポール
シャフト16は丸棒状で何等余分な加工を必要としない上
に、上述した従来装置で必要とした余分な部品は全く不
要となる。
したがって本考案によれば、従来装置と比較して構成部
品数が少く構造が比較的簡単である上に、加工および組
立工数も減少するから、その分製造コストを低下するこ
とができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を付した自動変速機の部分断面図、 第2図はその一部を断面で示す底面図、 第3図は第1図のIII矢視図、 第4図は第1図のIV−IV断面図、 第5図〜第7図は各種の従来装置を示す部分断面図であ
る。 1……トランスミッションケース 1a……軸受部、2……オイルパン 3……サイドカバー 4……リダクションシャフト 5……アイドラギヤ、6……パーキングポール 6a……孔、7……マニュアルシャフト 16……ポールシャフト 17……ポールリターンスプリング 17a……一端部、17b……他端部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイドカバー3と対向するトランスミッシ
    ョンケース1に、パーキングポール6の基部を両持式に
    枢支するための軸受部1aを形成し、この軸受部1aに
    丸棒状のポールシャフト16を挿通し、このポールシャ
    フト16によりパーキングポール6の基部を枢支し、軸
    受部1aとサイドカバー3との間のポールシャフト16
    にコイル状のポールリターンスプリング17を嵌装し、
    このスプリング17の一端部17aをパーキングポール
    6に設けた孔6aに係止し、他端部17bをトランスミ
    ッションケース1の壁面に係止し、前記ポールリターン
    スプリング17のポールシャフト16からの抜け止めを
    サイドカバー3により行なうようにしたことを特徴とす
    る自動変速機のパーキング装置。
JP1987046994U 1987-03-31 1987-03-31 自動変速機のパ−キング装置 Expired - Lifetime JPH0630579Y2 (ja)

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JPS63154374U JPS63154374U (ja) 1988-10-11
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JP3928202B2 (ja) * 1997-02-20 2007-06-13 マツダ株式会社 自動変速機のパーキング構造
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