JPH06305578A - コンテナ荷役装置 - Google Patents

コンテナ荷役装置

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JPH06305578A
JPH06305578A JP11515293A JP11515293A JPH06305578A JP H06305578 A JPH06305578 A JP H06305578A JP 11515293 A JP11515293 A JP 11515293A JP 11515293 A JP11515293 A JP 11515293A JP H06305578 A JPH06305578 A JP H06305578A
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Japan
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container
frame
trolley
transport ship
quay
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Toshiyuki Adachi
俊行 安達
Hideo Yamaga
秀夫 山賀
Yasuo Terasawa
康夫 寺澤
Shin Horiba
伸 堀場
Takashi Miyajima
隆 宮島
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Ship & Ocean Zaidan
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Ship & Ocean Zaidan
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 岸壁に接岸したコンテナ輸送船へのコンテナ
の荷役作業を、短時間で能率的に行うことができる。 【構成】 岸壁1に移動可能に配置された架構6と、架
構6の上部に設けられた、岸壁1に接岸するコンテナ輸
送船2上に延びるレール8と、レール8に走行可能に配
置されたトロリー9と、架構6の底板6aに一端が軸着さ
れたランプ13と、架構6の底板6a上から、ランプ13を通
り、コンテナ輸送船2の甲板に向けて移動可能なコンテ
ナ移送用台車15と、トロリー9とコンテナ移送用台車15
とを連結する連結ロッド16とからなっており、コンテナ
3は、架構6のレール8に配置されたトロリー9によっ
て移動するコンテナ移送用台車15により、ランプ13を通
り、コンテナ輸送船2上に移送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンテナを、コンテ
ナ輸送船に積み込みまたは積み降ろすためのコンテナ荷
役装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、貨物が収容されたコンテナの海上
輸送を迅速に行うために、コンテナ輸送船の高速化が進
められており、これと共に、コンテナ輸送船に対するコ
ンテナの積み込みおよび積み降ろし等、コンテナ荷役の
迅速化が要求されている。
【0003】図3は、従来のコンテナ荷役装置の一例を
示す概略正面図である。図3に示すように、岸壁1に
は、ガントリークレーン4が移動可能に設けられてお
り、岸壁1上に搬入されたコンテナ3を、ガントリーク
レーン4によって吊り上げ、そして、岸壁1に接岸して
いるコンテナ輸送船2の甲板2a上に吊り降ろす。このよ
うにして、貨物が収容されたコンテナ3は、コンテナ輸
送船2に積み込まれる。コンテナ輸送船2からのコンテ
ナ3の積み降ろしは、上記と逆の動作によって行われ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した、ガントリー
クレーン4によるコンテナ輸送船2へのコンテナ3の荷
役は、コンテナスプレッダーへのコンテナの連結、クレ
ーンワイヤの巻き上げ、ガーダー上の横行、クレーンワ
イヤの巻き降ろし、コンテナスプレッダーからのコンテ
ナの開放等の手順によって行われるために、1つのコン
テナの荷役作業に長時間を要し、上述したコンテナ荷役
の迅速化に応えることができない。
【0005】従って、この発明の目的は、上述した問題
を解決し、岸壁からコンテナ輸送船へのコンテナの荷役
作業を、短時間に能率的に行うことができる舶用コンテ
ナ荷役装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のコンテナ荷役
装置は、岸壁上をその長さ方向に移動可能な架構と、前
記架構の上部に設けられた、前記岸壁に接岸するコンテ
ナ輸送船の甲板上方に延びるレールと、前記レールにこ
れに沿って走行可能に配置されたトロリーと、前記架構
底板の海側端部に一端が軸着された、その他端が前記コ
ンテナ輸送船の船側に至る、前記架構底板と前記コンテ
ナ輸送船との間に懸け渡されるランプと、前記架構の底
面上から、前記ランプを通り前記コンテナ輸送船の甲板
上に向けて移動可能なコンテナ移送用台車と、前記トロ
リーと前記コンテナ移送用台車とを連結する連結ロッド
とからなることに特徴を有するものである。
【0007】
【作用】この発明の装置によれば、コンテナを、岸壁の
荷役場所に位置する架構の底板上のコンテナ移送用台車
に載置した上、コンテナ移送用台車に連結ロッドによっ
て連結されたトロリーを、架構に設けられたレールに沿
って移動させることにより、コンテナ移送台車を、岸壁
上の架構の底板からランプを通ってコンテナ輸送船の甲
板上に設けられたコンテナ置台に向って走行させ、コン
テナ置台上にコンテナを載置することができる。従っ
て、コンテナの荷役を短時間で容易に行うことができ
る。
【0008】
【実施例】次に、この発明の装置を図面を参照しながら
説明する。図1は、この発明の装置の一実施態様を示す
概略正面図、図2はその概略斜視図である。図面に示す
ように、岸壁1上には、その長さ方向に敷設されレール
5に沿って移動可能な、その底面に車輪7を有する架構
6が設けられている。架構6の上部には、岸壁1に接岸
したコンテナ輸送船2の甲板2aの上方に延びるレール8
が固定されており、架構6の下部には、その上にコンテ
ナ移送用台車15が位置される底板6aが設けられている。
レール8には、これに沿って移動可能なトロリー9が設
けられている。
【0009】レール8の中間部所定位置には、トロリー
牽引装置10が設けられており、トロリー牽引装置10に
は、その両側端に設けられたローラ11、11を介して、レ
ール8の長さ方向にチェーン12が懸け回されており、チ
ェーン12の一端はトロリー9の前面に固定され、そし
て、チェーン12の他端はトロリー9の後面に固定されて
いる。従って、トロリー牽引装置10を駆動することによ
り、トロリー9はレール8に沿って移動する。
【0010】架構6の底板6aの海側端部には、その他端
がコンテナ輸送船2の船側2bに至るランプ13の一端が、
ピン14によって軸着されている。ランプ13の他端は、レ
ール8に設けられたモータ18により、その上端部が巻き
取り巻き戻し可能なワイヤ22によって支持されている。
【0011】トロリー9の下部には、下方に向けた保持
枠9aが固定されており、保持枠9aの下端には、その上に
コンテナ3が載置されるコンテナ移送用台車15が、連結
ロッド16を介して連結されている。17は、連結ロッド16
とコンテナ移送用台車15とを連結するピン、17' は、保
持枠9aと連結ロッド16とを連結するピンである。従っ
て、トロリー牽引装置10を駆動し、トロリー9をレール
8に沿って移動させることにより、トロリー9に連結ロ
ッド16を介して連結されたコンテナ移送用台車15は、架
構6の底板6aから、ランプ13を通りコンテナ輸送船2の
甲板2a上に向けて移動する。
【0012】図2に示すように、架構6の底板6a上に
は、ローラコンベア19が設けられている。岸壁1上に
は、架構6の底板6a上にコンテナ3を誘導するための、
その上面にローラコンベア19が設けられたコンテナ誘導
用ローラ板20が配置されている。
【0013】図2に示すように、岸壁1に接岸したコン
テナ輸送船2のコンテナ積み込み位置に、この発明のコ
ンテナ荷役装置Aを位置させ、架構6の底板6aに一端が
軸着されそしてワイヤ22によりレール8に支持されてい
るランプ13の他端を、モータ18によるワイヤ22の巻き戻
しにより、コンテナ輸送船2の船側2bに架け渡す。
【0014】その上にコンテナ3が載置されたパレット
21を、コンテナ誘導用ローラ板20を通って架構6の底板
6aに位置するコンテナ移送用台車15上に載置し、図示し
ないジャッキによってパレット21を押し上げる。次い
で、トロリー牽引装置10を駆動し、トロリー9をレール
8に沿って移動させる。その結果、トロリー9の保持枠
9aの下端に、連結ロッド16を介して連結されているコン
テナ移送用台車15は、架構6の底板6aから、ランプ13を
通りコンテナ輸送船2の甲板2a上に向けて移動する。
【0015】このようにして甲板2a上を移動するコンテ
ナ移送用台車15は、甲板2a上に設けられたコンテナ置台
6に至る。そこでジャッキダウンすることによって、コ
ンテナ5は、パレット21と共にコンテナ置台6上載置さ
れる。このようにして、貨物が収容されたコンテナ3
は、甲板2a上に設けられたコンテナ置台6の所定位置に
積み込まれる。コンテナ輸送船2から岸壁1上へのコン
テナ3の積み降ろしは、上記と逆の動作によって行われ
る。
【0016】上述したように、この発明の装置によれ
ば、コンテナ3は、架構6のレール8に配置されたトロ
リー9によって移動するコンテナ移送用台車15により、
架構6の底板6aから、ランプ13を通りコンテナ輸送船2
の甲板2a上に向けて移動する。従って、岸壁1上からコ
ンテナ輸送船2へのコンテナの荷役を、極めて短時間で
能率的に行うことができる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の装置によ
れば、岸壁からコンテナ輸送船へのコンテナの荷役作業
を、短時間に能率的に行うことができる工業上有用な効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の装置の一実施態様を示す概略正面図
である。
【図2】この発明の装置の一実施態様を示す概略斜視図
である。
【図3】従来の荷役装置の概略正面図である。
【符号の説明】
A コンテナ荷役装置、 1 岸壁、 2 コンテナ輸送船、 2a 甲板、 2b 船側、 3 コンテナ、 4 ガントリークレーン、 5 レール、 6 架構、 6a 底板、 7 車輪、 8 レール、 9 トロリー、 9a 保持枠、 10 トロリー牽引装置、 11 ローラ、 12 チェーン、 13 ランプ、 14 ピン、 15 コンテナ移送用台車、 16 連結ロッド、 17 ピン、 18 モータ、 19 ローラコンベア、 20 コンテナ誘導用ローラ板、 21 パレット、 22 ワイヤ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安達 俊行 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 山賀 秀夫 東京都中央区築地5丁目6番4号 三井造 船株式会社内 (72)発明者 寺澤 康夫 東京都中央区築地5丁目6番4号 三井造 船株式会社内 (72)発明者 堀場 伸 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内 (72)発明者 宮島 隆 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 岸壁上をその長さ方向に移動可能な架構
    と、前記架構の上部に設けられた、前記岸壁に接岸する
    コンテナ輸送船の甲板上方に延びるレールと、前記レー
    ルにこれに沿って走行可能に配置されたトロリーと、前
    記架構底板の海側端部に一端が軸着された、その他端が
    前記コンテナ輸送船の船側に至る、前記架構底板と前記
    コンテナ輸送船との間に懸け渡されるランプと、前記架
    構底板上から、前記ランプを通り前記コンテナ輸送船の
    甲板上に向けて移動可能なコンテナ移送用台車と、前記
    トロリーと前記コンテナ移送用台車とを連結する連結ロ
    ッドとからなることを特徴とするコンテナ荷役装置。
JP11515293A 1993-04-20 1993-04-20 コンテナ荷役装置 Expired - Fee Related JP2828560B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6966106B1 (en) * 2002-01-14 2005-11-22 Itrec B.V. Method and apparatus for transporting and running tubulars
EP2374743A1 (en) * 2009-12-17 2011-10-12 Korea Advanced Institute of Science and Technology Quay-wall system for loading and unloading containers, mobile harbor and transporting device for use therein

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