JPH0630551Y2 - 車輌におけるヘッドランプ装置 - Google Patents

車輌におけるヘッドランプ装置

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JPH0630551Y2
JPH0630551Y2 JP1988011251U JP1125188U JPH0630551Y2 JP H0630551 Y2 JPH0630551 Y2 JP H0630551Y2 JP 1988011251 U JP1988011251 U JP 1988011251U JP 1125188 U JP1125188 U JP 1125188U JP H0630551 Y2 JPH0630551 Y2 JP H0630551Y2
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JP
Japan
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bonnet
headlamp
radiator
grill
vehicle
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JP1988011251U
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清繁 前沢
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、土建機等の車輌におけるヘッドランプ装置に
関する。
(従来の技術) 土建機等のヘッドランプを損傷する可能性のある車輌で
は、ボンネットのフロントグリルにヘッドランプ取付部
を設け、ここにヘッドランプを前方に露出するように取
付け、このヘッドランプの損傷を防止するためにヘッド
ランプの前方に透過性を有するプロテクタを取付けるよ
うにしていた。
(考案が解決しようとする課題) 従って、従来の場合ヘッドランプを保護するために、別
途プロテクタを設ける必要があるので、製造が面倒で、
材料費及び組付工賃が高く付き、また外観上体裁もよく
ないという問題があった。
本考案は上記問題点に鑑み、製造容易でかつ安価に提供
でき、しかも外観上の体裁のよいヘッドランプ装置を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この技術的課題を解決する本考案の技術的手段は、ボン
ネット37のフロントグリル46に、ボンネット37内
のラジエータ35に冷却空気を供給するための複数のス
リット47が設けられ、ボンネット37内のフロントグ
リル46後方に、ラジエータ35とフロントグリル46
との間を塞ぐように防塵用ネット51が設けられた車輌
において、 ボンネット37内のフロントグリル46後方に、前記ス
リット47を通して車体前方を照射するようにヘッドラ
ンプ55が設けられ、該ヘッドランプ55が、防塵用ネ
ット51に設けた開口孔56から前方に露出するように
配置されている点にある。
(作用) ヘッドランプ55により、ボンネット37内のフロントグリ
ル46後方からスリット47を通して車体前方を照らすこと
ができる。ヘッドランプ55の前方にフロントグリル46が
あるため、作業中等のヘッドランプ55が外部の物と衝当
して破損する惧れがなくなり、ヘッドランプ55をフロン
トグリル46によって確実に保護し得る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第3図は車輌一例としてのトラクタ1を示し、前部には
フロントローダ2が、後部にはバックホー3が装着され
ている。フロントローダ2は、トラクタ側部に着脱自在
な左右一対の支柱4、この支柱4から上下揺動自在に前
方延出されたブーム5、このブーム5先端に揺動自在に
取付けられたバケット6、ブーム昇降用シリンダ7、バ
ケット揺動用シリンダ8及び支柱4とトラクタ前部との
間に着脱自在に渡架されるブレイス9とで構成されてい
る。
バックホー3は、トラクタ後部に連結装置10を介して着
脱自在に取付けられた本体11、この本体11に上下揺動自
在に取付けられた第一ブーム12、この第一ブーム12に上
下揺動自在に取付けられた第二ブーム13、この第二ブー
ム13先端に揺動自在に取付けられたバケット14、各ブー
ム12,13の昇降用シリンダ15、16及びバケット揺動用シリ
ンダ17とで主構成されている。18は操作パネルである。
トラクタ1にはハンドル22、座席23、安全フレーム24等
を備えた運転席が設けられている。座席23は、フロント
ローダ2とバックホー3の各操作ができるよう、前後方
向の向きが変更自在とされている。25は計器パネルであ
る。
第1図及び第2図はトラクタ1の前部構造を示し、同図
において、32はトラクタ1のエンジンで、このエンジン
32の両側下部に左右一対のフレーム33が前方突出状に設
けられている。このフレーム33の下方に、図示省略の前
輪を支持する前車軸が横設されている。
エンジン32の左側上部にはマフラ34が、エンジン32の前
方近傍には前面に防塵ネットを有するラジエータ35がそ
れぞれ配置され、且つ、ラジエータ35の前部にエアクリ
ーナ36が設けられ、これらエンジン32、マフラ34、ラジ
エータ35及びエアクリーナ36はボンネット37で覆われて
いる。38はボンネット37の前部に設けられた左右一対の
フロントグリルサポートで、その下端が各フレーム33に
取付けられている。
エンジン32の下部後面にはクラッチハウジング41、ミッ
ションケース42が連設されている。エンジン32の後方近
傍に燃料タンク43が設けられている。
前記ボンネット37は、フロントローダ2、バックホー3
の作業に耐え得るよう、比較的肉厚の鋼板により形成さ
れ、エンジン32及びマフラ34等の上部側方及び上方を覆
う上部ボンネット44と、エンジン32等の下部側方を覆う
左右一対の側板からなる下部ボンネット45と、下部ボン
ネット45の前面の開口を施蓋するフロントグリル46とを
備えている。フロントグリル46には複数のスリット47が
設けられ、ここからラジエータ35に冷却風を供給できる
ようになっている。
下部ボンネット45の前端は前記フロントグリルサポート
38に着脱自在に内嵌固定され、下部ボンネット45はラジ
エータ35側部近傍に配設されている。フロントグリルサ
ポート38に、フロントグリル46が着脱自在に取付けられ
ている。フロントグリルサポート38の上端に、上部ボン
ネット44がヒンジ49を介して枢支され、上部ボンネット
44は上下方向に開閉自在とされている。
51はボンネット44内のフロントグリル46後方に設けた防
塵用ネットで、ラジエータ35とフロントグリル46との間
を塞ぐように配置され、防塵用ネット51の上端部及び下
端部は、左右のフロントグリルサポート38を連結する上
下連結枠52,53にビス等によって固着されている。
55は左右一対のヘッドランプで、ボンネット44内のフロ
ントグリル46後方に設けられている。このヘッドランプ
55は、防塵用ネット51に設けた開口孔56から前方に露出
するように配置されると共に、上下連結枠52,53に溶接
等により突設した取付ブラケット57及びグリルサポート
38に溶接等により突設した左右一対の取付ブラケット58
を介して、左右一対のグリルサポート38に夫々固定さ
れ、ヘッドランプ55はフロントグリル46のスリット47を
通して車体前方を照明するようになっている。
第4図は非常停止装置の回路図を示し、同図において、
61はキースイッチで、第3図に示すように計器パネル25
の下部に取付けられている。62は非常停止ボタンで、第
3図に示すようにバックホー3の操作パネル18に取付け
られている。この非常停止ボタン62は常閉型でアンロッ
ク型でかつ防水型である。63は停止ソレノイドで、作動
によりエンジン32の燃料カット弁を動作させてエンジン
32への燃料供給を停止する。64はバッテリ、65はタイマ
リレーで、キースイッチ61又は非常停止ボタン62のオフ
によってタイマーリレー65の一次側に電流が流れなくな
ると、バッテリ64からタイマーリレー65の二次側に電流
が流れ、これによってタイマーリレー65のタイマが作動
すると同時に、停止ソレノイド63に電流を流して停止ソ
レノイド63を作動し、またタイマーリレー65のタイムア
ップにより停止ソレノイド63への電流を停止し、停止ソ
レノイド63の作動を停止するようになっている。従っ
て、キースイッチ61のオフ操作又は非常停止ボタン62の
押圧操作により、停止ソレノイド63が一定期間(タイム
アップ期間)作動し、エンジン32への燃料の供給を停止
し、これによりエンジン32を非常停止するように構成さ
れている。従って、フロントローダ2による作業時には
キースイッチ61のオフ操作により、またバックホー3に
よる作業時には非常停止ボタン62の押圧操作により、夫
々エンジン32を簡単に非常停止することができるように
なっている。
(考案の効果) 本考案によれば、ボンネット37内のフロントグリル46後
方に、該フロントグリル46のスリット47を通して車体前
方を照明するようにヘッドランプ55が設けられているの
で、ヘッドランプ55をフロントグリル46によって損傷し
ないように保護でき、従ってヘッドランプ55を保護する
ための特別のプロテクタは不要になり、構造が簡単で製
造容易になると共に、材料費及び組立工賃を節約でき
て、安価に提供し得る。また、ヘッドランプ55が、防
塵用ネット51に設けた開口孔56から前方に露出する
ように配置されているので、ヘッドランプ55及び防塵
用ネット51を、それらの照明及び防塵の機能が十分発
揮されるように、フロントグリル46のすぐ後方に一緒
に配置でき、しかも防塵用ネット51でヘッドランプ5
5の機能を損ねたり、逆にヘッドランプ55で防塵用ネ
ット51の機能を損ねたりする恐れもなくなり、その実
用的効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はトラクタ前部
の側断面図、第2図は同正面図、第3図はトラクタの全
体側面図、第4図は非常停止装置の回路図である。 1……トラクタ、35……ラジエータ、37……ボンネッ
ト、46……フロントグリル、47……スリット、55……ヘ
ッドランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボンネット37のフロントグリル46に、
    ボンネット37内のラジエータ35に冷却空気を供給す
    るための複数のスリット47が設けられ、ボンネット3
    7内のフロントグリル46後方に、ラジエータ35とフ
    ロントグリル46との間を塞ぐように防塵用ネット51
    が設けられた車輌において、 ボンネット37内のフロントグリル46後方に、前記ス
    リット47を通して車体前方を照射するようにヘッドラ
    ンプ55が設けられ、該ヘッドランプ55が、防塵用ネ
    ット51に設けた開口孔56から前方に露出するように
    配置されていることを特徴とする車輌におけるヘッドラ
    ンプ装置。
JP1988011251U 1988-01-29 1988-01-29 車輌におけるヘッドランプ装置 Expired - Lifetime JPH0630551Y2 (ja)

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JPH01114450U JPH01114450U (ja) 1989-08-01
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JPS6037447U (ja) * 1983-08-23 1985-03-15 井関農機株式会社 動力車輌における前照灯支持装置

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JPH01114450U (ja) 1989-08-01

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