JPH0630532Y2 - 車両用表示装置 - Google Patents
車両用表示装置Info
- Publication number
- JPH0630532Y2 JPH0630532Y2 JP16251987U JP16251987U JPH0630532Y2 JP H0630532 Y2 JPH0630532 Y2 JP H0630532Y2 JP 16251987 U JP16251987 U JP 16251987U JP 16251987 U JP16251987 U JP 16251987U JP H0630532 Y2 JPH0630532 Y2 JP H0630532Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- vehicle
- ceiling
- reflection
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は表示器の表示像を反射面に反射させることによ
り表示像の虚像を反射面の後方に視認するようにした車
両用表示装置に関する。
り表示像の虚像を反射面の後方に視認するようにした車
両用表示装置に関する。
従来、表示器の多様化による増設スペースの確保等を考
慮して投影装置を利用した表示装置の採用が提案されて
いる。
慮して投影装置を利用した表示装置の採用が提案されて
いる。
従来のこの種の表示装置として、表示面を上方に向けた
表示器をダッシュボード内に配設するとともに、運転席
側に傾斜させたハーフミラー等の反射板をダッシュボー
ド上面に設け、表示器の表示像を上記反射板で反射させ
て、表示像が反射板後方すなわち車両前方に視認される
ようにしたものがある(実開昭50−48576号)。
表示器をダッシュボード内に配設するとともに、運転席
側に傾斜させたハーフミラー等の反射板をダッシュボー
ド上面に設け、表示器の表示像を上記反射板で反射させ
て、表示像が反射板後方すなわち車両前方に視認される
ようにしたものがある(実開昭50−48576号)。
しかしながら、このような従来の装置ではフロントガラ
スを通して入射される車外の強い光が表示器の表示面に
照射されて視認性が著しく低下することがあり、また、
ダッシュボード内には他の機器が収納されていることも
あって表示器の収納スペースあるいは収納位置には制約
が多かった。
スを通して入射される車外の強い光が表示器の表示面に
照射されて視認性が著しく低下することがあり、また、
ダッシュボード内には他の機器が収納されていることも
あって表示器の収納スペースあるいは収納位置には制約
が多かった。
一方、上記のような問題点を解消するために表示器を車
室内の天井に設け、この天井位置にある表示器の表示像
を運転席前方の反射面で反射して視認できるようにした
ものが提案されている(実願昭62−056666
号)。
室内の天井に設け、この天井位置にある表示器の表示像
を運転席前方の反射面で反射して視認できるようにした
ものが提案されている(実願昭62−056666
号)。
しかしながら、第6図(a)に示したように後続車Aのヘ
ッドランプがハイビームのとき前の車両Bの天井面がリ
ヤウィンドから入射する光によって照らされ、また、後
続車Aがロービームのときであっても、同図(b)に示し
たように下り坂に差し掛かると前の車両Bの天井面が同
様に照らされることがある。
ッドランプがハイビームのとき前の車両Bの天井面がリ
ヤウィンドから入射する光によって照らされ、また、後
続車Aがロービームのときであっても、同図(b)に示し
たように下り坂に差し掛かると前の車両Bの天井面が同
様に照らされることがある。
したがって、前記のように天井に配設された表示器の反
射像を視認するような装置によると、通常反射面には第
4図(a)のように表示器が表示像だけが映しだされる
が、車両後方からの入射光によって第5図に示したよう
に表示器を収納したプロジェクタ10や天井面20が明
るくなり、第4図(b)のように表示像の周囲にプロジェ
クタ10や天井面20の明るい像10′,20′が映し
だされ、表示が見にくくなるという問題があった。
射像を視認するような装置によると、通常反射面には第
4図(a)のように表示器が表示像だけが映しだされる
が、車両後方からの入射光によって第5図に示したよう
に表示器を収納したプロジェクタ10や天井面20が明
るくなり、第4図(b)のように表示像の周囲にプロジェ
クタ10や天井面20の明るい像10′,20′が映し
だされ、表示が見にくくなるという問題があった。
本考案は、天井に設けた表示器の反射像を視認するよう
にした車両用表示装置において、車両後方からの入射光
による視認性の低下をなくすことを目的とする。
にした車両用表示装置において、車両後方からの入射光
による視認性の低下をなくすことを目的とする。
上記の目的を達成するためになした本考案の車両用表示
装置は、表示器の表示像を運転席前方に設けた反射面に
よって反射し、前記表示器の表示像を上記反射面の後方
に視認するようにした車両用表示装置において、前記表
示器が車室の天井内に配設され、該表示器の表示面とと
もに前記反射面に映される天井面の映り込み範囲の車両
後方側に該映り込み範囲よりも下方に突出した突出部分
を有することを特徴とする。
装置は、表示器の表示像を運転席前方に設けた反射面に
よって反射し、前記表示器の表示像を上記反射面の後方
に視認するようにした車両用表示装置において、前記表
示器が車室の天井内に配設され、該表示器の表示面とと
もに前記反射面に映される天井面の映り込み範囲の車両
後方側に該映り込み範囲よりも下方に突出した突出部分
を有することを特徴とする。
上記映り込み範囲は表示器の表示面とともに反射面に映
される天井面の部分であり、突出部分は映り込み範囲の
車両後方側でこの映り込み範囲よりも下方に突出してい
るため、車両後方から光が入射しても、突出部分の影が
映り込み範囲に形成されるようになるので、反射面には
表示器の表示像だけが映しだされるようになる。
される天井面の部分であり、突出部分は映り込み範囲の
車両後方側でこの映り込み範囲よりも下方に突出してい
るため、車両後方から光が入射しても、突出部分の影が
映り込み範囲に形成されるようになるので、反射面には
表示器の表示像だけが映しだされるようになる。
第1図および第2図は本考案の実施例を示す図である。
図において、1は駆動回路部1aに螢光表示管1bを組
み込んだ表示器、2は表示器1が配設されている車両の
天井部で、表示器1は螢光表示管1bの表示面が天井部
2の天井面2cより内部になるように配設されている。
これによって、螢光表示管1bからの散乱光による表示
器近傍の天井面の照り返しを防ぐことができる。
み込んだ表示器、2は表示器1が配設されている車両の
天井部で、表示器1は螢光表示管1bの表示面が天井部
2の天井面2cより内部になるように配設されている。
これによって、螢光表示管1bからの散乱光による表示
器近傍の天井面の照り返しを防ぐことができる。
3はダッシュボード4の上面に取り付けられた反射板
で、フロントガラス5側前方の視界の妨げにならないよ
うに透明板が用いられている。
で、フロントガラス5側前方の視界の妨げにならないよ
うに透明板が用いられている。
表示器1の螢光表示管1bは車速度などの情報を表示
し、その表示像は反射板3によって反射され、運転者6
によって車両前方位置に視認される。
し、その表示像は反射板3によって反射され、運転者6
によって車両前方位置に視認される。
これにより、ダッシュボード4内に表示器を設ける必要
がないのでダッシュボード4内のスペースを有効に利用
することができる。また、フロントガラスを通して入射
する外光の影響による視認性の低下をなくすことができ
る。
がないのでダッシュボード4内のスペースを有効に利用
することができる。また、フロントガラスを通して入射
する外光の影響による視認性の低下をなくすことができ
る。
天井部2には、螢光表示管1bの表示面に臨む開口部2
bの後方で下方に突出した突出部2aが形成されてお
り、第2図に示したように車両後部からの入射光があっ
ても開口部2bの近傍は突出部2aの陰になるようにな
っている。なお、この突出部2aは、運転者6の視点か
ら見て反射板3に映る天井の部分と表示器1の表示面が
陰になるように左右方向の幅と高さが設定してある。
bの後方で下方に突出した突出部2aが形成されてお
り、第2図に示したように車両後部からの入射光があっ
ても開口部2bの近傍は突出部2aの陰になるようにな
っている。なお、この突出部2aは、運転者6の視点か
ら見て反射板3に映る天井の部分と表示器1の表示面が
陰になるように左右方向の幅と高さが設定してある。
したがって、前記第6図で説明したようにリヤウィンド
を介して後続車のヘッドランプ等によって天井部が照ら
されても、反射面3には第4図(a)のように螢光表示管
1bの表示像のみが映しだされる。
を介して後続車のヘッドランプ等によって天井部が照ら
されても、反射面3には第4図(a)のように螢光表示管
1bの表示像のみが映しだされる。
上記の実施例では、表示器1の表示面近傍を周囲より奥
まった形状にするために、天井部に突出部2aを形成す
るようにしているが、これに限らず、第3図に示したよ
うにルームライトや空気清浄器等を内臓して車両天井に
設置される天井ユニット2a′を利用することができ
る。
まった形状にするために、天井部に突出部2aを形成す
るようにしているが、これに限らず、第3図に示したよ
うにルームライトや空気清浄器等を内臓して車両天井に
設置される天井ユニット2a′を利用することができ
る。
この場合、開口部2b′を天井ユニット2a′の車両前
方側の縁に接近させて形成し、表示器を設置するように
すばよい。
方側の縁に接近させて形成し、表示器を設置するように
すばよい。
上記の実施例では反射板をダッシュボード上面に取り付
けたものについて説明したが、本案はこれに限らずイン
ストルメントパネル面等に反射板を設けるようにしても
よいことはいうまでもない。
けたものについて説明したが、本案はこれに限らずイン
ストルメントパネル面等に反射板を設けるようにしても
よいことはいうまでもない。
以上説明したように本考案の車両用表示装置によれば、
天井に配設した表示器の表示像を運転席前方の反射面で
視認するようにした車両用表示装置において、表示器の
表示面とともに反射面に映される天井面の映り込み範囲
の車両後方側にこの映り込み範囲よりも下方に突出した
突出部分を設け、表示器周辺を車両後方からの入射光の
陰になるようにしたので車両後方からの入射光による視
認性の低下をなくすことができる。
天井に配設した表示器の表示像を運転席前方の反射面で
視認するようにした車両用表示装置において、表示器の
表示面とともに反射面に映される天井面の映り込み範囲
の車両後方側にこの映り込み範囲よりも下方に突出した
突出部分を設け、表示器周辺を車両後方からの入射光の
陰になるようにしたので車両後方からの入射光による視
認性の低下をなくすことができる。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す図、 第3図は突出部の他の実施例を示す図、 第4図は反射面での視認状態を説明する図、 第5図は車両後部からの入射光によって天井面が照らさ
れた状態を示す図、 第6図は後続車のヘッドランプによる影響を説明する図
である。 1……表示器、2……天井部、2a……突出部、2a′
……天井ユニット、3……反射板。
れた状態を示す図、 第6図は後続車のヘッドランプによる影響を説明する図
である。 1……表示器、2……天井部、2a……突出部、2a′
……天井ユニット、3……反射板。
Claims (1)
- 【請求項1】表示器の表示像を運転席前方に設けた反射
面によって反射し、前記表示器の表示像を上記反射面の
後方に視認するようにした車両用表示装置において、 前記表示器が車室の天井内に配設され、該表示器の表示
面とともに前記反射面に映される天井面の映り込み範囲
の車両後方側に該映り込み範囲よりも下方に突出した突
出部分を有することを特徴とする車両用表示装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16251987U JPH0630532Y2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 車両用表示装置 |
US07/884,292 US5229755A (en) | 1987-10-26 | 1992-05-13 | Indication display unit for vehicles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16251987U JPH0630532Y2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 車両用表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0168943U JPH0168943U (ja) | 1989-05-08 |
JPH0630532Y2 true JPH0630532Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=31446418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16251987U Expired - Lifetime JPH0630532Y2 (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 車両用表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0630532Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-26 JP JP16251987U patent/JPH0630532Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0168943U (ja) | 1989-05-08 |
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