JPH0630522B2 - リニアモ−タ式搬送装置 - Google Patents

リニアモ−タ式搬送装置

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JPH0630522B2
JPH0630522B2 JP60262065A JP26206585A JPH0630522B2 JP H0630522 B2 JPH0630522 B2 JP H0630522B2 JP 60262065 A JP60262065 A JP 60262065A JP 26206585 A JP26206585 A JP 26206585A JP H0630522 B2 JPH0630522 B2 JP H0630522B2
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JP
Japan
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stop section
magnetic pole
carriage
motor type
linear motor
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JP60262065A
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JPS62123905A (ja
Inventor
勉 新谷
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、工場内等で、所定の位置に物品を搬送する
のに好適なリニアモータ式搬送装置に関する。
[従来の技術] この種のリニアモータ式搬送装置にあっては、予め決め
られた位置に台車を停止させることが重要である。そこ
で、従来、次のような停止方法がとられていた。
(1)台車側に永久磁石を取り付けるとともに、地上側の
停止位置に磁石用コイルを設け、台車が停止位置にきた
ときにこのコイルを励磁し、永久磁石を吸引して停止さ
せる。
(2)上記(1)の方法等により、台車の荒位置決めを行い、
その後、シリンダにて台車全体を浮かし、台車に設けら
れた孔に、下方(または上方)より円錐状の位置決めピ
ンを挿入して、高精度の位置決めを行う。
(3)低速走行中の台車の後端をシリンダで押し、台車の
先端側に設けたストッパに押し付けて位置決めする。い
わゆるフォローアップ方式である。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、上述した従来の位置決め方法にあっては、次
のような欠点があった。
まず、(1)の方法は、構成が簡単で、位置決め時間が短
いという長所があるが、高精度の位置決めができない。
また、(2)、(3)の方法は、装置が複雑になる。
この発明は、このような背景の下になされたもので、構
造が簡単で、かつ、高精度の位置決めを行うことのでき
るリニアモータ式搬送装置を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するためにこの発明は、台車側に設け
られた1次巻線と、地上側に設けられた2次側との相互
作用により、前記台車を走行および停止させるリニアモ
ータ式搬送装置において、永久磁石をN/S極交互に所
定のピッチで配設してなる磁極を前記地上側の停止区間
に設けるとともに、前記磁極を検出する磁極センサと前
記台車が前記停止区間にあることを検出する停止区間検
出センサとを前記台車に設け、前記台車が前記停止区間
にきた時には、前記磁極、前記磁極センサ、前記停止区
間検出センサおよび前記1次巻線よりブラシレスリニア
サーボモータを構成し、前記台車を前記停止区間内の所
定位置に停止させることを特徴とする。
上記構成によれば、台車停止区間では、ブラシレスリニ
アサーボモータとして作用させて、停止制御できるの
で、高精度の位置決めを行うことができる。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。
第1図はこの発明の一実施例によるリニアモータ式搬送
装置の構成を示す概略図である。図において、1は地上
側に敷設された2次側である。この2次側は、停止区間
(以下、ステーションという)ST1,ST2……と、
これらの間(以下、走行区間という)R1,R2……と
では、異なる構成を持っている。すなわち、ステーショ
ンSTi(i=1,2……)では、帯状の鉄板2上に、
永久磁石3のN極とS極とを交互に配置した形になって
おり、また、走行区間Riでは、上記鉄板2上にアルミ
板または銅板4を敷設した構成となっている。
次に、10は、2次側1上を走行する台車である。台車
10には、1次巻線11が取り付けられ、集電器12を
通して供給される3相交流によって進行磁界を発生す
る。ここで、この進行磁界の山と谷との間の距離と、永
久磁石3の磁極ピッチとは対応するようになっている。
台車10の前部には、永久磁石3の磁極を検出する磁極
センサ13と、台車10がステーションSTiにきたこ
とを検出する停止区間検出センサ14とが取り付けら
れ、上記永久磁石3、1次巻線11および磁極センサ1
3がブラシレスリニアサーボモータ15を構成する。な
お、上記センサ13,14の出力は、集電器16を介し
て、サーボコントローラ20に送られる。
サーボコントローラ20は、例えば、3相交流を整流す
る順変換器と、この順変換器から出力される直流を可変
周波数、可変電圧の交流に変換する逆変換器と、磁極セ
ンサ13から送られてくる信号によって、前記逆変換器
のスイッチング素子をオン/オフ制御する制御回路等か
ら構成され、給電線21および集電器12を介して、逆
変換器の出力を1次巻線11に供給する。なお、第1図
中、17は台車10の走行ローラ、22は集電器16を
通して供給されるセンサ信号をサーボコントローラ20
に送るための伝送線である。
このような構成によれば、走行区間Riでは、1次巻線
11と2次側1とがリニアインダクションモータとして
作用し、この駆動力によって台車10が加減速走行す
る。一方、台車10がステーションSTiに入ると、停
止区間検出センサ14がこれを検出し、サーボコントロ
ーラ20はブラシレスリニアサーボモータ15の制御モ
ードに入る。すなわち、サーボコントローラ20は、磁
極センサ13からの信号によって、永久磁石3の磁極位
置を逐次検出し、逆変換器のスイッチングを制御して、
所定の位置に台車10を停止させる。
この実施例によれば、リニアインダクションモータとブ
ラシレスリニアサーボモータ15の長所を十分に生かし
た制御を行うことができる。つまり、リニアインダクシ
ョンモータは、構造が簡単であるが高精度の位置決めが
困難であるのに対し、ブラシレスリニアサーボモータは
構造は複雑であるが、高精度の位置決めができるという
長所を持っている。従って、走行区間Riはリニアイン
ダクションモータとして作用し、ステーションSTiで
はブラシレスリニアサーボモータとして作用する本実施
例によれば、適正な設備投資で、高精度の位置決めが可
能である。
第2図は、2次側1の変形例を示すものである。図にお
いて、30は地上に敷設された帯状の非磁性材(例えば
アルミ板またはステンレス板)である。そして、ステー
ションSTiにおいては、この非磁性材30の上に、直
方体状の磁極31……が僅かの間隙を隔てて配置され、
この間隙に永久磁石32……が向きを交互にして介装さ
れている。一方走行区間Riにおいては、非磁性材30
の上に、鉄板33、アルミあるいは銅板34を順次積層
して2次側を形成する。
この2次側によっても、上記と同様、走行区間Riでリ
ニアインダクションモータを、ステーションSTiでブ
ラシレスリニアサーボモータを構成し得ることは明らか
である。
なお、上記実施例では、集電器12,16を用いたが、
走行区間の短い場合は、集電器を省き、給電線21や伝
送線22に直結してもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によるリニアモータ式搬
送装置は、普通の走行区間ではリニアインダクションモ
ータとして作用し、停止区間ではブラシレスリニアサー
ボモータとして作用するので、簡単な構成で、高精度の
位置決めが可能である。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明の一実施例によりリニアモータ式搬
送装置の構成を示す概略図、第2図は2次側の変形例を
示す縦断面図である。 1……2次側、3……永久磁石、10……台車、11…
…1次巻線、13……磁極センサ、15……ブラシレス
リニアサーボモータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】台車側に設けられた1次巻線と、地上側に
    設けられた2次側との相互作用により、前記台車を走行
    および停止させるリニアモータ式搬送装置において、永
    久磁石をN/S極交互に所定のピッチで配設してなる磁
    極を前記地上側の停止区間に設けるとともに、前記磁極
    を検出する磁極センサと前記台車が前記停止区間にある
    ことを検出する停止区間検出センサとを前記台車に設
    け、前記台車が前記停止区間にきた時には、前記磁極、
    前記磁極センサ、前記停止区間検出センサおよび前記1
    次巻線よりブラシレスリニアサーボモータを構成し、前
    記台車を前記停止区間内の所定位置に停止させることを
    特徴とするリニアモータ式搬送装置。
JP60262065A 1985-11-21 1985-11-21 リニアモ−タ式搬送装置 Expired - Lifetime JPH0630522B2 (ja)

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JPS62123905A JPS62123905A (ja) 1987-06-05
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JP2006027421A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Asyst Shinko Inc リニアモータ式搬送装置

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