JPH06305127A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH06305127A
JPH06305127A JP5098070A JP9807093A JPH06305127A JP H06305127 A JPH06305127 A JP H06305127A JP 5098070 A JP5098070 A JP 5098070A JP 9807093 A JP9807093 A JP 9807093A JP H06305127 A JPH06305127 A JP H06305127A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写型インクジェット記録装置で、記録紙の
無駄や記録データの遺失を防止し、安定的に記録を行な
うこと。 【構成】 記録動作中、記録ヘッド2の動作状態を監視
し、動作不良の発生を検出する。動作不良発生時には記
録紙5への転写工程の前に事前にクリーニングブレード
9で転写ドラム1上のインク像の除去と、記録ヘッド2
の回復措置を構じたのちに、メモリー60に保持された
記録データにより再度記録動作を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置に関する。さらに詳細には、記録データに基づいて転
写媒体上に形成したインク像を記録媒体である記録紙に
転写して記録紙上にインク像記録を行なう転写型インク
ジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】転写型インクジェットプリンタは、記録
紙の紙質によらず高画質の記録が得られるという特徴を
有する。このような転写型のインクジェットプリンタと
しては、米国特許第4538156号明細書、米国特許
第5099256号明細書、特開昭62−92849号
公報に記載されている構成が知られている。
【0003】これらの装置においては、円筒状転写媒体
に対し、間隙を介して、複数のノズルを有するインクジ
ェット記録ヘッド(以後、記録ヘッドと呼ぶ)が設けら
れている。記録工程は、転写媒体へインク像を書き込む
書き込み工程と、記録媒体である記録紙を転写媒体に当
接させ、背後から押圧することによって記録紙上にイン
ク像を転写する転写工程から構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの装置では、記
録ヘッドに気泡や異物の流入することなどに起因する、
不定期的な吐出動作不良が発生し、かつ吐出動作不良が
発生した場合、記録ヘッドの回復動作を行うまで不吐出
が継続する傾向がある。特に紙質によらず高画質記録が
可能な転写型インクジェット記録装置では、記録ヘッド
に吐出動作不良が生じた場合の画像品質の劣化が著し
く、記録紙の無駄や記録データの遺失を引き起こすとい
った課題があった。
【0005】本発明は、この観点からなされたもので、
本発明の目的は、記録紙の無駄や記録データの遺失を防
止し、安定的に記録動作のできるインクジェット記録装
置を実現することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】記録データに基づき転写
媒体上の記録領域にインク像を形成し、このインク像を
記録媒体に転写して記録媒体上にインク像記録を行なう
インクジェット記録装置において、記録データを保持す
る記憶手段と、ノズルから選択的にインク滴を吐出可能
なインクジェット方式の記録ヘッドと、記録ヘッドから
のインク滴で形成されるインク像を担持する転写媒体
と、上記記録媒体を上記転写媒体と接触させインク像を
転写させる転写手段と、上記転写媒体上のインク像を除
去する除去手段と、記録ヘッドの動作不良を検出する検
出手段と、記録ヘッドの動作不良を回復する回復手段、
とを有する。
【0007】
【作用】上記方法によれば、記録動作中は、記録データ
を記憶手段により保持するとともに、記録ヘッドの動作
状態を監視し、動作不良時には記録媒体への転写を行う
より以前に転写媒体上のインク像の除去と記録ヘッドの
回復処置を構じ、しかるのちに保持された記録データに
より所定の記録を行うことができる。
【0008】
【実施例】以下実施例に従って本発明のインクジェット
記録方装置を説明する。
【0009】図1は第1実施例のインクジェットプリン
タの斜視図を示す。転写媒体である転写ドラム1上には
記録媒体である記録紙5の1ページに相当する記録領域
20を有する。転写ドラム1の周囲に、キャリッジ1
6、加熱手段である光照射装置4、除去手段であるクリ
ーニングブレード9、バックアップローラ3、が配置さ
れている。転写ドラム1は回転駆動装置17により矢印
Aの方向に回転駆動される。キャリッジ16は、キャリ
ッジ搖動手段15により矢印D方向に往復移動を行う。
【0010】記録ヘッド2にはインク容器84から供給
チューブ85を介してインクが供給される。インク容器
84は記録動作中は大気と連通されており記録ヘッド2
のインクの吐出とともに空気が流入し容器内が大気圧に
保たれる。回復動作時は加圧ポンプ83により強制的に
空気をインク容器84内に圧送することで圧力を高めて
記録ヘッド2のノズルからインクまたはこれに混入する
異物、気泡を噴出させることにより動作不良ノズルを回
復させる。
【0011】転写ドラム1は、熱良導体であるアルミニ
ウム製の素管の周囲に、表面層としてフロロシリコーン
ゴムを積層したものである。表面層は、インク像を剥離
し易い性質を持つことが望ましい。本実施例で用いたフ
ロロシリコーンゴムは、表面エネルギーが低く、剥離性
が高い性質を有し、さらに乳白色を呈し、光反射性が高
く好適である。
【0012】光照射装置4は、棒状ハロゲンランプから
なるヒーターランプ41の光を転写ドラム1に集光する
光輝アルミ板からなり、転写ドラム1の外周面に光照射
しこの上に担持するインク像を加熱し乾燥させる。
【0013】バックアップローラ3はアルミニウムの金
属ローラであり、荷重装置31により矢印Eの方向に移
動制御可能であり、転写媒体上のインク像を記録媒体に
転写する転写工程では転写ドラム1に押圧される構成に
なっている。転写工程では記録媒体である記録紙5を介
して転写ドラム1に押圧され矢印B方向に回転される。
【0014】インクは、インク溶媒である純水に、顔料
を、エマルジョン、界面活性剤等の添加物とともに分散
したものである。具体的には、顔料としてカーボンブラ
ック3wt%、エマルジョンとしてスチレン−アクリル
共重合体エマルジョン8wt%、保湿剤としてグリセリ
ン8wt%、水溶性樹脂としてポリビニルピロリドン6
wt%、界面活性剤を1wt%、さらに防腐剤等を適宜
数wt%添加して調整したインクを用いた。
【0015】クリーニングブレード9は、ウレタンゴム
の板状体であり、ブレード搖動装置14により矢印Hの
方向に回転駆動される。このときクリーニングブレード
9のエッジ部分が転写ドラム1の外周面に当接し、転写
ドラム1を回転駆動することによって転写ドラム1上の
インク像を除去するように構成されている。
【0016】キャリッジ16上には図2に断面図で示す
ように、記録ヘッド2、記録ヘッド駆動回路12、ライ
ンセンサー11、光源10、記録ヘッドの回復動作時に
ノズルから噴出されるインクを受けとめ、キャリッジ1
6に形成されたガーター溝88を介して回収容器86に
導くカバー部材87を有する。カバー部材87は回復動
作時に記録ヘッド2が矢印Cの方向に移動するとともに
図2中に実線で示す位置に回動する。記録動作中は図2
中に破線で示すように記録ヘッド2は転写ドラム1に近
接した位置に移動するとともにカバー部材87は記録ヘ
ッド2下方に収容される。記録ヘッド2は圧電素子を用
いる形式のインクジェット記録ヘッドであり、転写ドラ
ム1と対向する記録ヘッド2の前面に、転写ドラム1の
軸と平行な直線上に配置された複数個のノズルを等間隔
Qで有する。インク滴は転写ドラム1上で格子状の点に
選択的に配置されて所定のインク像を形成する。この格
子間隔をPとするとき、Q=P×N(Nは整数)の関係
を有する様に記録ヘッド2のノズル間隔を設定してい
る。記録データは記憶手段であるメモリー60に取り込
まれ、記録領域20内の所定の格子点に吐出すべく、制
御回路61を介して、記録ヘッド駆動回路12に伝送さ
れる。記録ヘッド駆動回路12は信号線13で接続され
る記録ヘッド2の圧電素子に所定の電気信号を印加し、
インク滴の吐出動作を行う。
【0017】光源10はノズルに対応した位置に光源駆
動回路70で駆動される発光素子71をライン状に構成
する。発光素子71からの光は、レンズ72により転写
媒体上に集光される。ラインセンサー11は転写媒体1
上のインク滴を検出するもので、転写媒体1で反射した
反射光を受光する受光素子73をライン状に有する。受
光素子73の出力は検出回路74に送られて、転写媒体
1上のインク滴の有無を検知する。インク滴が存在する
場合は、上記インク中の主としてカーボンブラックが光
を吸収するために、存在しない場合と比較して光反射量
が低下する。これによりインク滴の有無が検知される。
記録データと対応する所定の格子点にインク滴が無い場
合は記録ヘッド2の動作不良であることが検出される。
よって、記録ヘッド2の動作状態が常に監視できる。
【0018】次に、動作について説明する。記録動作
は、転写ドラム1上にへインク像を形成する書き込み工
程と、転写ドラム1上に形成された1ページ分のインク
像を記録紙に転写する転写工程の2工程から構成され
る。
【0019】まず第1の工程、転写ドラム1上へのイン
ク像形成工程を説明する。インク像はメモリー60に保
持された記録データに基づいて形成される。図7に像形
成過程を説明する。ノズルの配列ピッチをQ(ただしQ
=N*P)とし、本実施例の装置の走査方法を簡単に説
明するために、この整数Nをここでは4として説明す
る。この場合、転写ドラム4回転で転写ドラム1の記録
領域20に所定の格子間隔Pでインク像が形成される。
転写ドラム1の1回転につき記録ヘッドは矢印D方向に
Pだけ移動するように連続的に一定速度で移動する。間
隔Qで設けられた複数のノズルは矢印D方向に移動しな
がらインク像を形成する。転写ドラム1の1回転により
各ノズルによって書き込まれた部分はハッチングを施し
た部分601である。記録ヘッド2の移動量がQ(正確
にはQ−P)以上に達して全領域が走査される。このよ
うに、記録データに基づいて、記録ヘッド2の複数ノズ
ルから、選択的にインク滴を吐出し、転写ドラム1上に
所定のインク像の記録が行なわれる。
【0020】一方、記録ヘッド2の動作状態はこの書き
込み工程中は常に監視され、吐出動作不良の有無が検出
される。
【0021】動作不良が検出されないで所定の書き込み
工程が終了した場合は、次に第2の工程、転写工程には
いる。転写工程では、記録領域20に1ページ分のイン
ク像を担持した転写ドラム1は、光照射装置4を通過
し、光照射を受け、インク像が加熱され、インク溶媒が
蒸発し、乾燥状態のインク像が得られる。このインク像
は、回転にともなって、バックアップローラー3との当
接部に至る。このタイミングに合わせてバックアップロ
ーラ3を転写ドラム1と当接させ、記録紙5を当接部に
送り込む。記録紙5は、バックアップローラ3によって
圧力を印加され、転写ドラム1上のインク像が記録紙5
に転写される。
【0022】転写工程を経た後クリーニングブレード9
を転写媒体に当接し転写ドラム1を回転駆動すること
で、転写残りインク像を除去し、次のインク像形成工程
に入る。
【0023】次に、書き込み工程が終了する以前に動作
不良が検出された場合の動作を説明する。
【0024】この時は、動作不良が検出されるとともに
書き込み工程を中止し、記録ヘッド2を図2の矢印Cに
示す方向に移動するとともに、カバー部材87を図2中
に実線で示す位置に回動させる。しかるのちに加圧ポン
プ83によりインク容器84を加圧し、ノズルよりイン
クおよびこれに混入する異物、気泡を噴出させることに
より動作不良ノズルを回復させる。
【0025】さらに、転写媒体上にあるインク像はクリ
ーニングブレード9を転写ドラム1に当接した状態で回
転駆動することで除去する。
【0026】しかるのちにメモリー60に保持された記
録データに基づき、再度書き込み工程から行う。
【0027】本実施例によれば、転写媒体上のインク像
を構成するインク滴を検知することで記録ヘッド2の動
作不良を検出できる。動作不良時には記録媒体への転写
を行う前に、転写ドラム1上のインク像の除去と記録ヘ
ッド2の回復処置を構じ、しかるのちに、保持された記
録データにより所定の記録を行うことで、記録紙の無駄
や記録データの遺失が防止でき、安定した記録動作がで
きる。さらに本実施例では、動作不良が発生次第、書き
込み工程を中止し、回復処理を行うようにしたため、所
要時間の節減とインクの消費を低減できる特徴を有す
る。
【0028】次に第2実施例を図3および図4を用いて
説明する。図3は本実施例のインクジェットプリンタの
斜視図であり、転写ドラム1の外周には記憶領域20と
記憶領域20外に設けられた帯状のテスト領域21を有
する。記憶領域20には記録媒体に記録されるべきイン
ク像を形成する。テスト領域12には記録ヘッド2の動
作状態を検知するためのインク像パターンを形成する。
本実施例ではテスト領域12の前記格子点の全てをイン
ク滴で埋めるように全ノズルからインク滴を吐出する。
このようにして形成されたインク像パターンを以下では
ソリッド像と称する。
【0029】記録ヘッド2の上方にガイド軸61,62
に案内された往復台34を有する。往復台34上には転
写媒体1上のテスト領域21のソリッド像の光反射濃度
を検出する濃度検出装置7および記録ヘッド2の吐出不
良を回復させる吸引手段8が搭載されている。往復台3
4は移動装置30により転写媒体1の軸方向に沿って移
動できる。
【0030】濃度検出装置7は転写媒体1のテスト領域
12のソリッド像の光学濃度を検出するもので、図4に
断面図で示すように、光源駆動回路70により点灯制御
される発光素子71と、この光の転写媒体1からの反射
光を受光する受光素子73を有する。受光素子73の出
力は検出回路74に送られて、転写媒体1上のテスト領
域12のソリッド像が所定の反射濃度を有するかを検知
する。
【0031】吸引部材8は矢印Fの方向にバネによって
偏寄され記録ヘッド2が後退位置に来ると記録ヘッドの
前面を押圧する。吸引部材8は内部に吸引管路89、こ
れと接続されたパイプ91を有し、吸引ポンプ90によ
り記録ヘッド2からインクまたはこれに混入する異物、
気泡を吸い出し回収容器86に回収する。これにより、
異物の混入した動作不良ノズルを回復させる。以外の構
成は実施例1と同様であり説明を省略する。
【0032】次に動作を説明する。
【0033】書き込み工程では記録領域20にメモリー
に保持された記録データに基づいて前記格子点の所定の
位置にインク滴を吐出することでインク像が形成され
る。一方、テスト領域21には全ノズルからインク滴連
続吐出が行なわれ、この領域は転写ドラム1の軸方向に
延びる、塗りつぶされた帯状のソリッド像が形成され
る。動作不良ノズルが存在するとこれに対応する部分が
テスト領域12内で周方向に延びる帯状の空白部分とな
る。
【0034】所定の1ページ分のインク像形成後、往復
台34がテスト領域21が到達するタイミングに合わせ
て転写ドラム1の軸方向に走査し、濃度検出器7がテス
ト領域21のソリッド像の光学濃度を検知する。吐出動
作不良のノズルがあると、このノズルに相当する部分で
は転写ドラム1の表面層が露出し光反射率が高い。これ
によって動作不良ノズルの存在及びこの位置を検出する
ことができる。従って、濃度検出装置7の分解能は記録
ヘッドのノズル間隔Q(=P×N)と概略同等であれば
実用上十分な検出精度が得られる。動作不良ノズルが検
出された場合は、往復台34を動作不良ノズルの位置ま
で移動させて記録ヘッド2を後退させる。吸引部材8
は、図2に示したように矢印F方向にバネによって偏寄
されているため、記録ヘッド2の後退にともない記録ヘ
ッド2の前面からインクを吸い出し、動作不良ノズルを
回復させる。その他の動作は第1実施例と同じであり説
明を省略する。
【0035】本実施例では、転写媒体上に設けたテスト
領域21のソリッド像の反射濃度を検知して記録ヘッド
2の動作不良を検出する構成としたため、検出装置が安
価に構成できるという特徴を有している。また、インク
滴の集合であるソリッド像の反射濃度として検出するた
め、本実施例を、カラーインクジェット記録装置などに
供せられるインクなど、光吸収率の低いインクを用いた
場合においても、良好な検出精度を得ることができる。
また、ソリッド像から検知した反射濃度を、記録ヘッド
2からの吐出インク量の増減などの補正に用いることに
も容易に応用できる。
【0036】次に第3実施例を図5及び図6を用いて説
明する。図5は本実施例のインクジェットプリンタの斜
視図である。転写ドラム1は、外周が転写ドラム1と連
続性をもつ透明ガラスからなり、テスト領域21に対応
する部分に光出射域を有するプリズム51を有する。透
明ガラスはその平滑な表面性によりソリッド像の除去性
が良好である。
【0037】濃度検出装置7は図6に示すように、発光
素子71から光をプリズム51にほぼ垂直方向から入射
させて、さらにソリッド像下面にほぼ垂直に出射させて
受光素子73に入射する。本実施例では発光素子71に
白色ハロゲンランプ球、受光素子73にCdsセルを用
いた。
【0038】本実施例ではテスト領域21のソリッドイ
ンク像の光透過濃度を検出して動作不良ノズルの有無を
検出する。ソリッド像を担持した場合と動作不良により
所定のインク滴吐出が行なわれなかった場合の光透過濃
度の差から動作不良ノズルの有無を検出する。その他の
構成及び動作は第2実施例と同じであり説明を省略す
る。
【0039】本実施例によれば、光をテスト領域21を
介して垂直に入出射するように構成し、ソリッド像の光
透過濃度を検出する事により、より効率的に記録ヘッド
2の動作不良を検出することができるという特徴を有す
る。また転写ドラム1の表面層を光反射率の低い材質
(例えば黒色を呈するする材質)を用いた場合でも検出
が可能である。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、記録紙の無駄や記録デ
ータの遺失が防止でき、安定した記録動作ができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すインクジェットプリ
ンタの斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例のインクジェットプリンタ
に用いられる検出手段の構成を示す断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示すインクジェットプリ
ンタの斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例のインクジェットプリンタ
に用いられる検出手段の構成を示す断面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示すインクジェットプリ
ンタの斜視図である。
【図6】本発明の第3実施例のインクジェットプリンタ
に用いられる検出手段の構成を示す断面図である。
【図7】本発明の第1実施例のインクジェットプリンタ
の転写ドラム1へのインク像形成工程の動作を説明する
図である。
【符号の説明】
1 :転写ドラム(転写媒体) 2 :記録ヘッド 3 :バックアップローラ 4 :光照射装置 5 :記録紙(記録媒体) 7 :濃度検出装置 8 :吸引部材 9 :クリーニングブレード(除去手段) 10 :光源 11 :ラインセンサー 16 :キャリッジ 20 :記録領域 21 :テスト領域 51 :プリズム 60 :メモリー(記憶手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 29/17 29/46 D 9113−2C 9113−2C B41J 29/00 J

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録データに基づき転写媒体上の記録領
    域にインク像を形成し、このインク像を記録媒体に転写
    して記録媒体上にインク像記録を行なうインクジェット
    記録装置において、記録データを保持する記憶手段と、
    ノズルから選択的にインク滴を吐出可能なインクジェッ
    ト方式の記録ヘッドと、記録ヘッドからのインク滴で形
    成されるインク像を担持する転写媒体と、上記記録媒体
    を上記転写媒体と接触させインク像を転写させる転写手
    段と、上記転写媒体上のインク像を除去する除去手段
    と、記録ヘッドの動作不良を検出する検出手段と、記録
    ヘッドの動作不良を回復する回復手段、とを有すること
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 上記記録ヘッドの動作不良を検出する検
    出手段が、上記転写媒体上のインク像を検知するもので
    あることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記
    録装置。
  3. 【請求項3】 上記記録ヘッドの動作不良を検出する検
    出手段が、上記転写媒体上の記録領域外の領域に設けら
    れ、転写媒体上での作像状態を評価するためにインク像
    を形成するテスト領域と、上記領域に形成されたインク
    像の光反射濃度を検知する検出手段、からなることを特
    徴とする請求項1記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 上記記録ヘッドの動作不良を検出する検
    出手段が、上記転写媒体上の記録領域外の領域に設けら
    れ、転写媒体上での作像状態を評価するためにインク像
    を形成するテスト領域と、上記領域のインク像の光透過
    濃度を検知するものであることを特徴とする請求項1記
    載のインクジェット記録装置。
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