JPH06304975A - 射出成形機の射出制御装置 - Google Patents

射出成形機の射出制御装置

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JPH06304975A
JPH06304975A JP11787193A JP11787193A JPH06304975A JP H06304975 A JPH06304975 A JP H06304975A JP 11787193 A JP11787193 A JP 11787193A JP 11787193 A JP11787193 A JP 11787193A JP H06304975 A JPH06304975 A JP H06304975A
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pressure
injection
speed
control valve
maximum
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JP11787193A
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Kenji Sugita
健二 杉田
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Meiki Seisakusho KK
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Meiki Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御機構を簡略化し、変動する流動圧に十分
対応して確実で安定した制御状態を維持するとともに供
給油圧の損失圧力を少なくすること。 【構成】 サーボ流量制御弁の一次側圧力を射出シリン
ダの流動圧の最高圧力Pfmaxよりもプラスαの圧力値P
h に設定するために、圧力センサ16、流動最高圧力検出
器21、プラス圧力設定器22、演算機能アンプ23および出
力アンプ24を備える。また、ポンプを可変吐出量型と
し、ポンプの吐出量を調節するソレノイド弁を制御し
て、サーボ流量制御弁の一次側管路に供給されるポンプ
吐出量を、射出シリンダの射出速度の最高設定速度Fom
axにプラスαの速度値Fh に設定するため、多段速度設
定器30、最高設定速度検出器31、プラス速度設定器32、
演算機能アンプ23、出力アンプ24を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出スクリュ駆動用供
給油圧の損失圧力を少なくした射出成形機の射出制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機の射出速度制御におい
て、応答速度を上げて精密成形加工を行うために射出速
度を制御する流量制御弁にサーボ弁を使用している。こ
のサーボ弁の制御は、実際の射出速度を検出して制御す
るクローズドループを前提にしており、圧力制御弁をサ
ーボ流量制御弁とポンプとの間に設けるため、サーボ流
量制御弁の絞り効果によってサーボ流量制御弁の一次側
圧力が上昇するので、圧力制御弁として電磁リリーフ弁
の設定圧を回路最高圧力Pmax にする必要があった。
【0003】しかし、図5の射出ストロークに対する流
動圧の特性曲線から明らかなように実際の流動圧Pf は
回路最高圧力Pmax よりかなり低く、この圧力差はエネ
ルギー損失となる。
【0004】このため、射出スクリュの供給油圧の損失
圧力を少なくした射出成形機の構成が、特開昭61−2
66217号公報に開示されている。これによると、射
出中に射出シリンダ内で変化する流動圧を検出する圧力
センサと、所定のプラス圧力を付加するための電気信号
を出力するプラス圧力設定器とを備え、図6に示すよう
に射出シリンダの流動圧、すなわちサーボ流量制御弁の
二次側圧力を絶えず検知し、その二次圧力よりもプラス
αの圧力を電磁リリーフ弁の設定圧に制御している。
【0005】しかしながら、この場合、短時間で1サイ
クルが終了する射出ストロークの流動圧を常時監視し、
さらにこの流動圧に所定の圧力値がプラスされた圧力に
電磁リリーフ弁の設定圧を制御することになるため、制
御機構部品が多くなり、コストの増加をもたらし、さら
にその保守管理の信頼性および故障時の対応が迅速に行
うことができないという問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような事情から、
本発明は制御機構を簡略化すると共に、耐えず変化する
射出工程中の流動圧に十分対応でき、確実でしかも安定
した制御状態を維持して射出スクリュ駆動用供給油圧の
損失圧力を少なくした射出成形機の射出制御装置を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、スクリュを駆動する射出シリンダおよび
駆動モータの各アクチュエータと、該アクチュエータの
いずれか一方の作動に切換える方向切換弁と、前記スク
リュを前進させるため、ポンプに接続された供給管路か
ら分岐して前記射出シリンダの供給口に接続される管路
に設けられたサーボ流量制御弁と、該サーボ流量制御弁
の一次側圧力を所定の圧力に設定する圧力制御弁と、成
形開始時に前記圧力制御弁の設定圧を予め所望の最高圧
に設定する手動圧力設定器と、を備える射出成形機の射
出制御装置において、射出中に前記射出シリンダ内で変
化する流動圧を検出する圧力センサと、この圧力センサ
から得られた射出工程の1サイクルにおける流動最高圧
を検出する流動最高圧力検出器と、所定のプラス圧力を
付加するためのプラス圧力設定器と、前記検出器とプラ
ス圧力設定器との出力を加算する演算機能アンプと、こ
の演算機能アンプからの出力を電流値に変換して前記圧
力制御弁に出力する出力アンプとを備え、前記圧力制御
弁の設定圧を最高流動圧に対して前記所定のプラス圧力
分だけ高い圧力値に制御したことを特徴としている。
【0008】また、他の発明では、上記発明と異なる構
成として、ポンプを可変吐出量型とし、このポンプの斜
板の偏位量を調節するソレノイド弁と、前記射出シリン
ダの射出速度を多段階に設定する多段速度設定器と、成
形開始時に前記可変吐出量ポンプの吐出量を予め所望の
最高値に設定するため前記吐出量に比例した流量速度を
手動で設定する速度設定器とを備えており、さらに、射
出中に前記多段速度設定器で設定された射出速度の最大
値を検出する最高設定速度検出器と、所定のプラス速度
を付加するためのプラス速度設定器と、前記速度検出器
とプラス速度設定器との出力を加算する演算機能アンプ
と、この演算機能アンプからの出力を電流値に変換して
前記ソレノイド弁に出力する出力アンプとを備え、前記
可変吐出量ポンプの吐出速度を前記最高設定速度検出器
の設定速度に対して前記所定のプラス速度分だけ高い速
度に制御したことを特徴とことを特徴としている。
【0009】
【作用】このような構成により、請求項1の発明では、
圧力センサから検出される射出シリンダの流動圧の最高
値を流動最高圧力検出器で検知し、演算機能を持つアン
プにてその流動最高圧力にプラスα(20〜30kgf/cm
2 )になる出力を圧力制御弁に与えて、実際に変化する
流動圧の最高値をサーボ流量制御弁の一次側管路に接続
される圧力制御弁の設定圧に設定して制御する。
【0010】このため、回路最高圧力とこの設定圧との
差分が射出工程における各1サイクルごとに省エネルギ
ー成分となるので、サーボ流量制御弁の一次側圧力を回
路の最高圧力に設定することによるエネルギーの損失を
解消できる。
【0011】また、請求項2の発明では、可変吐出量ポ
ンプを使用するサーボ回路において、ポンプの吐出量
(もしくはこれに比例する吐出速度)を制御するため、
多段速度設定器の設定値に対応する射出シリンダの実際
の射出速度を検出し、その最高射出速度を最高設定速度
検出器の設定速度として出力し、これにその設定値の1
0〜15%の速度をプラスして演算機能アンプから出力
し、これを電流値に変換する出力アンプの出力によっ
て、可変ポンプの斜板の偏位量を調節するソレノイド弁
を制御する。
【0012】これにより、成形開始時に手動の速度設定
器により定められたサーボ流量制御弁の一次側管路にお
ける最大流量または最大速度に対して演算機能アンプか
らの設定速度の差分に見合う流量だけ、可変ポンプの吐
出量を削減することができ、エネルギーの損失を抑える
ことができる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】図1において、1は射出装置であり、射出
スクリュ2を前進・後退動させる複数の射出シリンダ3
を備え、かつ、加熱筒(図示略)内で溶融された樹脂を
油圧モータ4の駆動により射出スクリュ2を回転させて
混練させた後、金型内に溶融樹脂を充填させるようにな
っている。
【0015】射出シリンダ3と油圧モータ4の各アクチ
ュエータを駆動させる油圧回路には作動媒体としての油
液が定吐出量のポンプ5により供給される。本実施例の
油圧回路では、ポンプ5の出口側の管路を分岐させ、各
々の管路6,7にカートリッジ弁8,9を設けている。
このカートリッジ弁8,9はポンプ5からの圧油を射出
シリンダ3に通じる管路10,または油圧モータ4に通
じる管路11へ各々選択するためのものであり、カート
リッジ弁8,9の各弁を開閉するために4ポート3位置
の電磁パイロット方向切換弁12が設けられている。
【0016】管路10と射出シリンダ3の入口側管路1
3との間には、流量を絞って射出速度を制御するサーボ
流量制御弁14が設けられており、このサーボ流量制御
弁14の一次側管路、すなわち管路10の側路には比例
電磁式リリーフ弁である圧力制御弁15が設けられてい
る。この電磁圧力制御弁15は、サーボ流量制御弁14
の一次側圧力が所定の設定圧に達すると圧油をタンクT
へ戻すようになっている。この設定圧は後述するように
本発明の射出制御装置の電気回路により制御される。
【0017】また、サーボ流量制御弁14の二次側管
路、すなわち管路13に圧力センサ16が取り付けられ
ており、この圧力センサ13は射出前進中の射出シリン
ダ3内の流動圧を検出する。
【0018】射出スクリュ2を後退させるための油圧回
路として、ポンプ5の出口側で分岐した管路17と射出
スクリュ2の前進中には射出シリンダ3からの圧油の出
口側管路となる管路18との間に、4ポート2位置電磁
切換弁19を設けており、この電磁切換弁19の通電時
には、管路17からの圧油を管路18から射出シリンダ
3へ供給して射出スクリュ2を後退させるようになって
いる。
【0019】さらに、本発明の実施例では、圧力制御弁
15の設定圧を制御するために、図2に示す電気系統ブ
ロックで構成される電気回路が設けられている。この電
気回路は、圧力センサ16、手動圧力設定器20、流動
最高圧力検出器21、プラス圧力設定器22、演算機能
アンプ23、および出力アンプ24を備えている。
【0020】圧力センサ16は射出シリンダ前進中の流
動圧Pf を検出し、次段に設けた流動最高圧力検出器2
1は、この圧力センサ16の信号を入力して、その流動
最高圧力Pf max を検出する。プラス圧力設定器22
は、流動最高圧力Pf max の約10〜15%に相当する
プラス圧力α、例えば20kgf/cm2 の付加圧力を与える
ものであり、演算機能アンプ23は、流動最高圧力検出
器21とプラス圧力設定器22の各出力を入力して(P
f max +α)の設定圧力Ph を出力する。また、出力ア
ンプ24は(Pf max +α)の圧力信号を電流値に換算
して比例電磁式リリーフ弁15に出力する。
【0021】一方、手動圧力設定器20は、従来の装置
に設けられていたものであるが、ここでは、成形開始時
に、出力アンプ24を介して比例電磁リリーフ弁15の
圧力を所定の回路最高圧力Pmax に保持し、成形品が常
に安定した良品となるまでこの状態を続行する。
【0022】本発明では、成形状態が安定した時点で、
流動最高圧力検出器21および演算機能アンプ23を起
動させ、回路圧力を自動演算して、次の射出サイクルか
ら圧力センサ16から得られたサーボ流量制御弁14の
一次側の回路最高圧力を(Pf max +α)の圧力に設定
し、これを出力アンプ24を介して比例電磁式リリーフ
弁15に与える。
【0023】この結果、流動圧Pf に対する圧力損失
は、手動圧力設定器20による回路最高圧力Pmax から
設定圧力Ph =(Pf max +α)を差し引いた部分だ
け、少なくなり、油圧回路の省エネ効果が達成される。
【0024】次に、本発明の第2実施例を図3および図
4を用いて説明する。図3において、図1と相違する構
成は、ポンプ50が可変吐出量型のものであり、射出シ
リンダ3内の流動圧を検出する圧力センサをなくしたこ
とであり、図4の電気回路では、射出シリンダの射出速
度を多段階に設定するための多段速度設定器30と、実
際に射出中の射出シリンダの1サイクルにおける最高設
定速度を検出する最高設定速度検出器31を備え、さら
に図2と同様な構成として、手動流量(速度)設定器4
0、プラス速度設定器32、演算機能アンプ23、およ
び出力アンプ24を備えている。
【0025】また、この可変ポンプ50の吐出量を制御
するためにサーボ回路が設けられており、このサーボ回
路は、サーボ弁51とばね付勢された電磁式比例ソレノ
イド弁52を有し、ソレノイド弁52に供給されるパイ
ロット油圧により可変吐出量ポンプの斜板の偏位量を調
節している。可変ポンプの吐出量(速度)は、上記電気
回路により、実際の設定速度プラスαに自動設定され、
エネルギー損失を小さくする。可変ポンプにおける吐出
量(速度)の自動設定は、射出速度設定の最大値を検出
し、演算機能を持つアンプ23にてその設定最大値+α
になるようにする。αは設定最大値の約10〜15%で
ある。
【0026】次に、本実施例の装置における射出スクリ
ュの前進動作中の射出制御について説明する。
【0027】油圧回路の定吐出量ポンプ5から供給され
る油圧は、ポンプ5が駆動されると供給管路を通ってカ
ートリッジ弁8,9の一次側に供給される。このカート
リッジ弁8,9はパイロット方向切換弁12によって、
その中立位置でポンプ5からの管路17のパイロット圧
で弁を押圧して油の供給をカットしている。ここで、ま
ず、切換弁12が通電されてオフセット位置aになる
と、カートリッジ弁9から圧油を管路11へ供給して油
圧モータ4を駆動させる。
【0028】次に、オフセット位置bになると、カート
リッジ弁8から油が抜けてサーボ流量制御弁14の一次
側に圧油が供給される。
【0029】したがって、切換弁12のb位置でサーボ
流量制御弁14に圧油が供給されるとともに、射出シリ
ンダの入口側管路13で流量が絞られて射出ストローク
中あらかじめ設定された射出速度で、射出スクリュ2を
前進させることになる。このとき、実際の射出シリンダ
3内の流動圧は、図7に示す圧力曲線Pf のようになっ
ている。
【0030】また、サーボ流量制御弁14によって、射
出速度を制御しているので、ポンプ吐出量は射出速度の
調整速度範囲内に対応する流量よりも大きくしなければ
ならない(一般には回路最高圧力Pmax )。
【0031】しかし、本実施例における圧力制御弁15
の設定圧Ph は、圧力センサ16により検出される射出
シリンダ3内の流動圧Pf の流動最高圧力Pf max に、
プラスαの圧力値を付加したものとされており(図7参
照)、サーボ流量制御弁14の一次側への圧油の供給
は、この圧力制御弁15の設定圧まで供給可能である。
【0032】すなわち、サーボ流量制御弁14の二次側
圧力としての射出シリンダ3の流動圧の最高値よりも、
プラスα(約20〜30kgf/cm2 )だけ、サーボ流量制
御弁14の一次側圧力を高くすることができる。
【0033】また、可変吐出量ポンプ50を用いる第2
実施例においては、従来、図8で示すようにサーボ流量
制御弁14の一次側の流量はポンプ50の最大流量(速
度)Fmax に設定されるが、実際の設定速度(流量)F
o は最大流量よりかなり低い。
【0034】このため、図9に示すように、サーボ流量
制御弁14の二次側速度である射出設定速度の最大値F
o max に対して一次側の設定速度Fh を(Fo max +
α)に定めることにより、ポンプ50の吐出量を最適に
して、エネルギー損失を極力少なくすることができる。
ここで、αはFo max の10〜15%の値である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば、定吐出量ポンプを用いる油圧回路で
は、サーボ流量制御弁の一次側圧力を、圧力制御弁の最
高設定圧でなく、射出シリンダの流動圧の最高圧力より
もプラスαの圧力値に設定しており、このため、耐えず
変化する射出工程中の流動圧に対応して射出サイクル毎
に自動設定された回路圧力でスクリュを前進させること
ができ、しかも、制御機構を簡略化すると共に、確実で
安定した制御状態を維持して供給油圧の損失圧力を少な
くすることができる。
【0036】また、可変吐出量ポンプを用いる油圧回路
では、ポンプの吐出量を調節するソレノイド弁を制御し
て、サーボ流量制御弁の一次側管路に供給されるポンプ
吐出量を、射出シリンダの射出速度の最高設定速度にプ
ラスαの速度値に設定することにより、ポンプからの余
分な吐き出し流量を削減してエネルギーの損失を少なく
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る射出成形機の射出制御装置に使用
する第1実施例の油圧回路図である。
【図2】図1の油圧回路と連動する、本発明の射出制御
装置の電気回路ブロック図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す油圧回路図である。
【図4】図3の油圧回路と連動する、本発明の射出制御
装置の電気回路ブロック図である。
【図5】従来の射出成形機での射出工程における流動圧
Pf と回路最高圧力Pmax との関係を示す射出ストロー
ク対圧力の特性曲線図である。
【図6】従来例の射出制御装置における射出ストローク
対圧力の特性曲線図である。
【図7】本発明に係る射出制御装置における第1実施例
の射出ストローク対圧力の特性曲線図である。
【図8】可変吐出量ポンプを用いたときの従来の射出ス
トローク対速度(流量)の特性曲線図である。
【図9】本発明の第2実施例における射出ストローク対
速度(流量)特性曲線図である。
【符号の説明】
1 射出装置 2 スクリュ 3 射出シリンダ 4 油圧モータ 5 ポンプ 12 方向切換弁 14 サーボ流量制御弁 15 圧力制御弁 16 圧力センサ 20 手動圧力設定器 21 流動最高圧力検出器 22 プラス圧力設定器 23 演算機能アンプ 24 出力アンプ 30 多段速度設定器 31 最高設定速度検出器 32 プラス速度設定器 40 手動流量(速度)設定器 50 可変吐出量ポンプ 52 ソレノイド弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリュを駆動する射出シリンダおよび駆
    動モータの各アクチュエータと、 該アクチュエータのいずれか一方の作動に切換える方向
    切換弁と、 前記スクリュを前進させるため、ポンプに接続された供
    給管路から分岐して前記射出シリンダの供給口に接続さ
    れる管路に設けられたサーボ流量制御弁と、 該サーボ流量制御弁の一次側圧力を所定の圧力に設定す
    る圧力制御弁と、 成形開始時に前記圧力制御弁の設定圧を予め所望の最高
    圧に設定する手動圧力設定器と、を備える射出成形機の
    射出制御装置において、 射出中に前記射出シリンダ内で変化する流動圧を検出す
    る圧力センサと、この圧力センサから得られた射出工程
    の1サイクルにおける流動最高圧を検出する流動最高圧
    力検出器と、所定のプラス圧力を付加するためのプラス
    圧力設定器と、前記圧力検出器とプラス圧力設定器との
    出力を加算する演算機能アンプと、この演算機能アンプ
    からの出力を電流値に変換して前記圧力制御弁に出力す
    る出力アンプとを備え、 前記圧力制御弁の設定圧を最高流動圧に対して前記所定
    のプラス圧力分だけ高い圧力値に制御したことを特徴と
    する射出制御装置。
  2. 【請求項2】スクリュを駆動する射出シリンダおよび駆
    動モータの各アクチュエータと、 該アクチュエータのいずれか一方の作動に切換える方向
    切換弁と、 前記スクリュを前進させるため、可変吐出量ポンプに接
    続された供給管路から分岐して前記射出シリンダの供給
    口に接続される管路に設けられたサーボ流量制御弁と、 前記可変吐出量ポンプの斜板の偏位量を調節するソレノ
    イド弁と、 前記サーボ流量制御弁の一次側圧力を所定の圧力に設定
    する圧力制御弁と、 前記射出シリンダの射出速度を多段階に設定する多段速
    度設定器と、 成形開始時に前記可変吐出量ポンプの吐出量を予め所望
    の最高値に設定するため前記吐出量に比例した流量速度
    を手動で設定する速度設定器と、を備える射出成形機の
    射出制御装置において、 射出中に前記多段速度設定器で設定された射出速度の最
    大値を検出する最高設定速度検出器と、 所定のプラス速度を付加するためのプラス速度設定器
    と、前記速度検出器とプラス速度設定器との出力を加算
    する演算機能アンプと、この演算機能アンプからの出力
    を電流値に変換して前記ソレノイド弁に出力する出力ア
    ンプとを備え、 前記可変吐出量ポンプの吐出速度を前記最高設定速度検
    出器の設定速度に対して前記所定のプラス速度分だけ高
    い速度に制御したことを特徴とする射出制御装置。
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