JPH03268920A - 射出成形機 - Google Patents

射出成形機

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JPH03268920A
JPH03268920A JP6903590A JP6903590A JPH03268920A JP H03268920 A JPH03268920 A JP H03268920A JP 6903590 A JP6903590 A JP 6903590A JP 6903590 A JP6903590 A JP 6903590A JP H03268920 A JPH03268920 A JP H03268920A
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control
pressure
signal
speed
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Kazumitsu Omori
大森 和光
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Meiki Seisakusho KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/77Measuring, controlling or regulating of velocity or pressure of moulding material
    • B29C2045/773Zero point correction

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は射出速度及び可塑化時の背圧制御にサーボ弁を
用いた射出成形機に関する。
(従来の技術) 射出成形機において精密成形のためにサーボ弁を使用す
る場合、射出速度、射出保圧及びスクリュ背圧の制御を
一つのサーボ弁にて連続的に行っていた。
(発明か解決しようとする課題) しかしなから、かがるサーボ弁による制御においては、
特に射出速度の速度制御から射出保圧の圧力制御への切
換時にショックを生じやすいことや、サーボ弁のスプー
ルとボディの間におけるニュートラル時のラップ代に起
因するサーボ弁自体の機械的な応答速変の遅れと制御不
能域の発生が精密成形上間開となっていた。
(課題を解決するための手段) このような課題を解決するために本発明にあっては、加
熱箭にスクリュを挿嵌し、該スフr)ユを往復動可能と
するための射出シリンダと、該スクリュを任意の回転数
で回転可能とするためのオイルモータを設け、油圧ポン
プの吐出側油路に電磁式流量制御弁を設け、該電磁式流
量制御弁を通過した吐出油を該射出シリンダまたは該オ
イルモータに択一的に選択して供給する電磁切換弁を設
け、該電磁切換弁と該射出シリンダの前進側油室との間
にサーボ弁を設け、該油圧ポンプと該i磁式流量制御弁
とを結ぶ油路の途中から分岐して電磁式圧力制御弁を設
けるとともに、該射出シリンダの前進側油室の油圧力を
検出するための油圧検出器と該スクリュの速度を検出す
るための速度検出器を設ける一方、射出成形機のコント
ローラに射出時全開信号発生部、射出時全開信号発生部
、射出油圧制御信号発生部、背圧制御信号を生部および
オープンループ・クローズドループ切換信号発生部を設
け、射出工程制御時における射出速度制御を前記サーボ
弁の流量調整のための開度制御により行うための電気的
手段として、該割出速度制御II信号発学部から出力さ
れる射出速度制御信号と前記速度検出器の出力とを加算
して偏差信号を出力する加′W器と、該射出速度制御信
号と該偏差信号との加算信号を出力する加算器と、射出
工程制御時における該サーボ弁自体の機械的な応答速度
の遅れを最少とするための零点設定器と、該加算信号と
該零点設定器の出力とを加算して該サーボ弁の開度制御
用信号を出力する加算器を設けるとともに、前記電磁式
流量制御弁の開度を全開とする前記射出時全開信号発生
部からの出力信号を該電磁式流量制御弁に入力するため
の回路と、前記電磁式圧力制御弁の圧力を射出流動圧力
よりも高い圧力に制御する射出油圧制御信号発生NCか
らの出力信号を¥i電磁式圧力制御弁に入力するための
回路を設け、可塑化計蟻工程制御時における前記スフリ
フの背圧制御を前記サーボ弁の圧力調整のための開度制
御により行うための電気的手段として、前記背圧制御信
号発生部から出力される背圧制御信号と前記油圧検出器
の出力とを加算して背圧偏差信号を出力する加算器と、
背圧制御時における該サーボ井目体の機械的な応答速度
の遅れを最少とするための零点設定器と、該背圧偏差信
号と該零点設定器の出力とを加算して該サーボ弁の圧力
調整のための開度制御用信号を出力する加算器を設けた
ものであり、射出保圧制御を、前記電磁式圧力制御弁に
より行うための制御信号を前記射出油圧制御信号発生部
から出力せしめ、前記オープンループ・クローズドルー
プ切換信号発生部からの出力信号により該射出保圧制御
をクローズドループで行うようにするとともに、前記サ
ーボ弁の開度を保持流量に見合った開度とする制御信号
を前記射出速度制御信号発生部から出力せしめるように
したり、スクリュの位置を検出するための位置検出器を
設け、予め設定したスクリュ位置に対応して前記射出速
度、射出保圧および背圧のプログラム制御を可能とした
ものである。
(作用) 射出速度の制御時には速度の設定信号と偏差信号を加算
した制御信号をサーボ弁に供給して該サーボ弁の流量調
整のための開度制御可能な構成とし、射出保圧制御は電
磁式圧力制御弁の圧力制御によるものとし、スクリュ背
圧の制御時には、圧力の偏差信号のみを制御信号として
サーボ弁の開度制御可能な構成ゝとし、さらに、サーボ
弁のいずれの開度制御においても該サーボ弁のスプール
とボディの初期ラップ代に基づく機械的な応答速度の遅
れを最少とするための零点設定器を設けているので、射
出速度の速度制御から射出保圧の圧力制御への切換時に
おけるショックや、サーボ井目体の機械的な応答速度の
遅れと制御不能域の発生を排除する。
(実施例) 以下本発明をより具体的に明らかにするために一実施例
を示した図面に従って説明する。
第1図に於いて、1は射出成形機の加熱筒であり2は該
加執筒1に回転巨つ往lf動可能に挿嵌したスフリフで
ある。
3は該スクリj2に供給する1宗料を貯習するためのホ
・ソバである。
4は該スフリフ2を前進・後退させるための射出シリン
ダであり、4Aは該射出シリンダ4のピストンである。
4Bは該ピストン4Aによって画成される該射出シリン
ダ4の前進側油室であり、4Cは後退側油室である。
5は該スクリュ2を回転させるためのオイルモータであ
る。
10は油圧源としてのポンプである。
11は電磁式流量制御弁であって、その1次側が該ポン
プ10と管路で接続されている。
12は電磁式圧力制御弁であって、該ポンプ10と電磁
式流量制御弁11とを接続する管路の途中から分岐して
所謂ブリードオフの状態で設けである。
13は電磁切換弁であって、電磁式流量制御弁11の2
次側と管路で接続されている。138および13bはそ
れぞれ該電磁切換弁13のソレノイドである。
14は電磁切換弁13、電磁式流量制御弁11を介して
ポンプ10に通じるPポート、タンクに連通ずるTポー
ト、射出シリンダ4の前進側油室4Bと通じるAボート
および本例では盲ポートとしているBポートの合計4つ
のポートをもち、トルクモーフの作動によってフラッパ
を変位させ油圧によってスプールを移動させるサーボ弁
である。
該サーボ弁14はニュートラル時には全てのポートが断
となっているが、射出時にはPポートとAボートが通と
なり、可塑化計櫃時においてスクリュ2が回転する時A
ポートとTポートが連通するようになっている。
前記電磁切換弁13の2次側において1つのポートは該
サーボ弁14のPポートと、他のポートが射出シリンダ
4の後退側油室4Cとそれぞれ通じており、該N磁切換
弁13のソレノイド13aおよび13bが共に非励磁の
時雨ポートは合流してタンクに連通し、ポンプ10に連
なるポートは断となっている。そして該ソレノイド13
aが励磁された時に、該ポンプ10と該サーボ弁140
回路が連通し、該射出シリンダ4の後退側油室4Cはタ
ンクに連通ずる。一方該ソレノイド13bが励磁された
時は、該ポンプ10と該射出シリンダ4の後退側油室4
Cの回路が連通し、該サーボ弁14のPポートはタンク
に連通ずる。
15は1ii11式流量制御弁11と電磁切換弁13と
を接続する管路の途中から分岐して設けた電磁切換弁で
あり、15aは該電磁切換弁15のソレノイドである。
該電磁切換弁15はソレノイド15aの非励磁下ではオ
イルモータ5の入側油路をタンクに連通せしめ、励磁下
においてポンプ1oと該オイルモータ5の入側油路を連
通せしめるようになっている。
20はスクリュ2の回転数を検出し、電気信号として出
力するスクリュ回転数検出器である。
21は射出シリンダ4の前進側油室4Bの油圧を電気信
号に変換して出力する油圧検出器である。
22はスクリュ2の前進連関を、23は位置を検出し、
それぞれ電気信号として出力する速度検出器と位置検出
器である。
30は制御信号発生用のコントローラでアル。
30Aは該コントローラ30の射出信号発生部、30B
は射出時全開信号発生部、30Cは射出速度制御信号発
生部、30Dは射出油圧制御信号発生部、30Eはオー
プンループ・クローズドループ切換信号発生部、30F
は可塑化信号発生部、30Gはスクリュ回転制御信号発
生部、30Hは可塑化時最高圧力信号発生部、301は
背圧@御信号発生部である。
31乃至38のそれぞれは加W器である。
39乃至44のそれぞれは開閉器である。
45乃至48のそれぞれはPID補信器である。
49乃至5工のそれぞれは増幅器である。
ここで種々テストの結果最も良好な結果を得た設定信号
と偏差信号の加算型による射出連関制御回路および偏差
信号のみによる背圧制御回路の要部についてそれぞれ説
明する。
加算型の射出制御回路の要部はコントローラ30の射出
速度制御信号発生部30Cからの極性が正の制御信号と
速度検出器22からの極性が負の出力信号が加算される
加算器32および該射出速度制御信号発生部30Cから
の制御信号と該加算器32の出力を加算する加算器33
とよりなる。該加算′l!i32と加算器33との間に
はPID補償部46が設けである。加算器32の出力は
設定信号とフィードバック信号の差、即ち偏差信号であ
りこの偏差信号と該加算器32を迂回した設定信号が加
算器33で加算される加算型となっている。
一方背圧制御回路にはコントローラ3oの背圧制御信号
発生部3Orからの極性が正の制御信号と油圧検出器2
1からの極性が負の出力信号が加算される加算器35が
設けてあり、設定信号とフィードバック信号の差である
偏差信号を出力する。
そして該加算器35の後にはPID補l′11f部47
が設けである。
52はサーボ弁14のPボートにおけるスプールラント
とボディの初期ラップ代を、53はTボートにおける初
期ラップ代をそれぞれ最少とするようにトルクモータに
予め定めた出力を与えて、該サーボ弁14の機械的な応
答速度の遅れを最少とするための零点設定器である。サ
ーボ弁14のニュートラル位置では全てのボートCP、
T、AB)を断とする7娶があるが、いかにサーボ弁の
加工精度が良いといえども、そのために一般的にスプー
ルラントとボディの間に該スプールの最大ストロークの
数パーセントのラップ代を設けている。しかしこのラッ
プ代が応答速度の遅れや制御不能域、例えば射出速度の
立ち上がり遅れや低背圧域の精密制御不能等の不見合を
生じせしめることになる。このため、射出制御時の零点
調整信号を設定し出力するための零点設定器52と背圧
制御時の零点調整信号を設定し出力するための零点設定
器53をに設けている。
ところで、本実施例に用いているサーボ弁14は、射出
制御時には例えばスプールが左方に移動するにつれてP
ボートからAボートへの開度が増大し、背圧制御時には
右方に移動するにつれてAボートからTボートへの開度
が増大するようにな−。
ている。即ち、射出制御時と背圧制御時ではサーボ弁1
4の開度に対するスプールの移動方向が左右逆の関係と
な−1ているのである。このため零点設定器52と零点
設定器53の零点調整信号も正負逆の極性をもつものと
しており、本例では3零、重設定器53の出力信号を負
の極性をもったものとしている。
次に作動について説明する。
射出工程の開始にあたって、コントローラ30の射出信
号発生部30A、射出時全開信号発生部30B、射出速
度制御信号発生部30C1射出油圧制御信号発生部30
Dから同時−斉に所定の信号が出力される。また電磁切
換弁13のソレノイド13aもこの時励磁される。
該射出信号発生部30Aからの射出開始信号により開閉
器39が作動し、該射出時全開信号発生部30Bからの
出力信号が該開閉器39を経て増幅器49に入力される
。該増幅器49で増幅出力された射出時全開信号が電磁
式流量制御弁11に入力されことにより、!s電電磁式
流側制御弁全開となる。
該射出速度制御信号発生部30Cからは予め設定部(図
示せず)に設定した設定値に基づく射出連関制御信号が
出力され加算器32と33に入力される。該加算器32
では速度検出器22からの出力信号と射出時全開信号と
が加算される。該速度検出器の出力信号と射出連関制御
信号とは互いに正負逆の極性とされておりスクリュ2の
実際の前進速度をとらえたフィードバック信号である負
の極性をもつ該速度検出器22からの出力信号と設定信
号の偏差が該加算器32から出力される。
該偏差はPID補償器46を経て加算器33に入力され
、前記設定値に基づく射出連関制御信号と加算され、そ
の加算信号が加算器34に入力される。
加算器34にはさらに零点設定器52からの零点調整信
号が入力される。
開閉器41は既に説明した開閉器39と同時に作動する
ので、該加算器34からの出力信号は該開閉器41、増
幅器50を経てサーボ弁14に入力され該サーボ弁14
は所定の開度に制御される。
該射出油圧制m信号発生部30Dからの出力信号が加算
器38、増幅器51を経て電磁式圧力制御弁12に入力
され、該電磁式圧力制御弁12の圧力が常に射出シリン
ダ4の前進側油室4B内の流動圧力よりも高い圧力にて
制御される。ただしこの時の該電磁式圧力制御弁12の
圧力は開閉器44が作動していないので油圧検出器21
の出力信号が作用しないオーブンループの状態で制御さ
れる。
電磁切換弁13のソレノイド13aが励磁されているの
で、ポンプ10から吐出される圧油が全開状態の電磁式
流量制御弁11、該電磁切換弁13を経てサーボ弁14
で流量制御され射出シリンダ4の前進側油室4Bに導か
れる。該前進側油室4Bに導かれた圧油がピストン4A
に作用し、後退側油室4Cが電磁切換弁13を経てタン
クと連通しているので、該ピストン4Aひいてはスクリ
ュ2が設定連関に基づいて前進する。
該スクリュ2の前進速度が速度検出器22により検出さ
れ加算器32に、位置が位置検出器23により検出され
コントローラ30にそれぞれ入力される。以後設定位置
における射出速度制御がヒに述べた制御ループにより続
行される。
射出前進工程における射出速度制御が終了すると、次に
保圧工程に移りコントローラ30のオープンループ・ク
ローズドループ切換信号発生部30Eから開閉器44を
作動させるための信号が発せられる。このため油圧検出
器21からの出力信号が加算器37において射出油圧制
御信号発生部30Dからの射出油圧制御信号に加算され
、該加算された出力信号がPIDID補償器48び開閉
器44を経て加算器38に入力され射出油圧制御信号発
生部30Dからの射出油圧制御信号と加算され、増幅器
51で増幅されて電磁式圧力制御弁12に出力される。
即ち保圧工程にあっては射出前進工程と異なり該電磁式
圧力制御弁12の圧力をフィードバックコントロールす
ることにより所定の保圧制御を行うのである。そしてサ
ーボ弁14には保持流量に見合った信号を与えるように
射出速度制御信号発生部30Cから制御信号が出力され
る。
位置検出器23の検出信号をコントローラ30にフィー
ドバックすることにより、任意の設定位置において、保
圧を変化させてコントロールすることができる。
以上説明したように、射出工程における前進工程にあっ
てはサーボ弁14による流量制御が、保圧工程にあって
は電磁式圧力制御弁12による圧力制御がそれぞれ基本
となっているのである。
射出工程が終了すると、可塑化計量工程に移行する。
可塑化計量工程では、オイルモータ5が回転することに
よりスクリュ2が回転せしめられ、ホッパ3に貯留され
た原料が該回転するスクリュの作用により前方へと移送
される途中で加熱筒1からの伝熱と自らの剪断発熱によ
って加熱溶融される。
加熱溶融された原料は適切なスクリュ背圧を受けなから
フリユ2の前方に徐々に貯留さね所定量が計量されると
可塑化計量工程は終了する。
以下可塑化計量工程について詳しく説明する。
可塑化計量工程になると、コント臼−ラ30の可塑化信
号発生部30F、スクリュ回転制御信号発生部30G、
可塑化時最高圧力信号発生部30H1背圧制御信号発生
部30Tから同時−斉に所定の信号か出力される。この
時電磁切換弁15のソレノイド158が励磁され、電磁
切換弁13のソレノイドは全て非励磁状態となる。
該可塑化信号発生部30Fの出力信号が開閉器40.4
2.43に入力され該開閉器40.42.43がそれぞ
れ作動する。
スクリュ回転制御信号発生部30Gからの正極性の制御
信号が加算器31に入力され、スクリュ回転数検出器2
0の負極性の検出信号2該加算器31において加算され
る。演算の結果、出力される偏差信号がPID補償部4
5、開閉器4o、増幅器49を経て電磁式流量制御弁1
1にλカされ、該電磁式流量制御弁11の開度が制御さ
れる。既に述べたように電磁切換弁15のソレノイド1
5aが励磁されているので、ポンプI0から吐出される
圧油が該制御下にある電磁式流量制御弁11、該電磁切
換弁15を通ってオイルモータ5に導入される。その結
果該オイルモータ5ひいてはスクリュ2が所定の回転数
で回転する。
この時可塑化時最高圧力信号発生部30Hからの出力が
開閉器42、増幅器51を絆で電磁式圧力制御弁12に
入力されるので、該電磁式圧力制御弁12は最高圧力に
保持される。
背圧制御は射出シリンダ4の前進側油室4B内の圧力を
サーボ弁14により所定の値に制御することにより行わ
れる。
背圧制御信号発生部301からの出力信号が加算器35
に入力され、射出シリンダ4の前進側油室4B内の油圧
力を検出して出力する油圧検出器21からのフィードバ
ック信号と該加算器35において加算される。該加算器
35における演算結果が偏差信号として出力され、PI
DID補償子47て加算器36に入力され零点設定器5
3の出力信号と加算される。
射出制御回路においてはPID補償部46と零点調整用
油W器34間に加算器33を設け、偏差信号と設定信号
を加算する加算型回路としているが、背圧制御回路では
該加算器33に相当する加算器を設けることなく偏差信
号のみに基づく回路とな−)でいる。
該加算器36から出力される零点調整された偏差信号は
、開閉器43、増幅器50を経てサーボ弁14に制御信
号として入力される。該入力された制a信号によりサー
ボ弁14は、射出シリンダ4の前進側油室4Bからタン
クへ遡がす油の量を制御することにより、スクリュ背圧
を所定の圧力に制御する。
位置検出器23の検出信号をコントローラ3oにフィー
ドバックすることにより、任意の設定位置において、背
圧を変化させてコントa−ルすることができる。
以上のループが継続し、スクリュ2の前方に可塑化溶融
された原料が所定量貯留されると、その分後退した該ス
クリュ2の位置を検知した位置検出器23からの信号に
基づき、該スクリュ2の回転が停止トせLめられ可塑化
計蝋工程が終了する。
サックバックその他でスクリュ2の後退作動が必要な場
合は、詳しい説明は省略するが、電磁切換弁13のソレ
ノイド13bを励磁し、電磁式流量制御弁11により流
量を制御されたポンプ10の吐出油を射出シリング4の
後退側油室4Cに供給するとともに、サーボ弁14を前
進側油室4Bとタンクを連通させるファンクションに切
換えることにより容易に行うことができる。
(効果) 射出速度制御はサーボ弁による流量制御、射出保圧制御
は電磁式圧力制御弁による圧力制御、そして背圧制御は
該サーボ弁による圧力制御とし、さらに該サーボ弁自体
の機械的な応答速度の遅れを最少とするための零点設定
器を設けたので、射出速度制御から射出保圧制御への切
換時におけるショックや、該サーボ弁の応答速度の遅れ
や制御不能域をなくして、例えばディスクやレンズ等の
超精密成形が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を説明するたy)の要部ブロ
ックダイヤグラムである。 1 加熱筒       2・スクリュ4°射出シリン
ダ   4B 前進側油室5 オイルモータ   10
・ポンプ 11・電磁式流量制御弁 12:電磁式圧力制御弁 13・電磁切換弁    14 サーボ弁15、電磁切
換弁    2に位置検出器30 コントローラ 30A:射出信号発生部 30B:射出時全開信号発生部 30C−射出速度制御信号発生部 30D=射出油圧制御信号発生部 30E  オープンループ・クローズドループ切換信号
発生部 30I  背圧制御信号発生部 32.33.34.35. 36.37.38加算器 41.43.44・開閉器 47 48:PID補償器 50.51  増幅器 53・零点設定器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、加熱筒にスクリュを挿嵌し、該スクリュを往復動可
    能とするための射出シリンダと、該スクリュを任意の回
    転数で回転可能とするためのオイルモータを設け、油圧
    ポンプの吐出側油路に電磁式流量制御弁を設け、該電磁
    式流量制御弁を通過した吐出油を該射出シリンダまたは
    該オイルモータに択一的に選択して供給する電磁切換弁
    を設け、該電磁切換弁と該射出シリンダの前進側油室と
    の間にサーボ弁を設け、該油圧ポンプと該電磁式流量制
    御弁とを結ぶ油路の途中から分岐して電磁式圧力制御弁
    を設けるとともに、該射出シリンダの前進側油室の油圧
    力を検出するための油圧検出器と該スクリュの速度を検
    出するための速度検出器を設けたことを特徴とする射出
    成形機。 2、射出成形機のコントローラに射出速度制御信号発生
    部、射出時全開信号発生部、射出油圧制御信号発生部、
    背圧制御信号発生部およびオープンループ・クローズド
    ループ切換信号発生部を設け、射出工程制御時における
    射出速度制御を前記サーボ弁の流量調整のための開度制
    御により行うための電気的手段として、該射出速度制御
    信号発生部から出力される射出速度制御信号と前記速度
    検出器の出力とを加算して偏差信号を出力する加算器と
    、該射出速度制御信号と該偏差信号との加算信号を出力
    する加算器と、射出工程制御時における該サーボ弁自体
    の機械的な応答速度の遅れを最少とするための零点設定
    器と、該加算信号と該零点設定器の出力とを加算して該
    サーボ弁の開度制御用信号を出力する加算器を設けると
    ともに、前記電磁式流量制御弁の開度を全開とする前記
    射出時全開信号発生部からの出力信号を該電磁式流量制
    御弁に入力するための回路と、前記電磁式圧力制御弁の
    圧力を射出流動圧力よりも高い圧力に制御する射出油圧
    制御信号発生部からの出力信号を該電磁式圧力制御弁に
    入力するための回路を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載の射出成形機。 3、可塑化計量工程制御時における前記スクリュの背圧
    制御を前記サーボ弁の圧力調整のための開度制御により
    行うための電気的手段として、前記背圧制御信号発生部
    から出力される背圧制御信号と前記油圧検出器の出力と
    を加算して背圧偏差信号を出力する加算器と、背圧制御
    時における該サーボ弁自体の機械的な応答速度の遅れを
    最少とするための零点設定器と、該背圧偏差信号と該零
    点設定器の出力とを加算して該サーボ弁の圧力調整のた
    めの開度制御用信号を出力する加算器を設けたことを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の射出成形機。 4、前記射出工程制御時における射出保圧制御を、前記
    電磁式圧力制御弁により行うための制御信号を前記射出
    油圧制御信号発生部から出力せしめ、前記オープンルー
    プ・クローズドループ切換信号発生部からの出力信号に
    より該射出保圧制御をクローズドループで行うようにす
    るとともに、前記サーボ弁の開度を保持流量に見合った
    開度とする制御信号を前記射出速度制御信号発生部から
    出力せしめるようにした請求項2又は請求項3に記載の
    射出成形機。 5、スクリュの位置を検出するための位置検出器を設け
    、予め設定したスクリュ位置に対応して前記射出速度、
    射出保圧および背圧のプログラム制御を可能とした請求
    項2乃至請求項4の何れかに記載の射出成形機。
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