JPH0630457A - プロセッサ間通信装置 - Google Patents

プロセッサ間通信装置

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JPH0630457A
JPH0630457A JP4179616A JP17961692A JPH0630457A JP H0630457 A JPH0630457 A JP H0630457A JP 4179616 A JP4179616 A JP 4179616A JP 17961692 A JP17961692 A JP 17961692A JP H0630457 A JPH0630457 A JP H0630457A
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JP
Japan
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communication
layer
processor
unit
devices
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Application number
JP4179616A
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English (en)
Inventor
Moritsugu Nishida
盛嗣 西田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4179616A priority Critical patent/JPH0630457A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハードウェア仕様に依存せずに、未確認同時
通信を実現する。 【構成】 ツリー構造のマルチプロセッサシステムにお
いて、隣接する下位のプロセッサとの間で1対1、また
は未確認同時通信形式のデータリンク通信手段を提供す
るレイヤ2通信手段と、前記レイヤ2通信手段を利用し
て隣接しない下位のプロセッサと通信を行うレイヤ3通
信手段からなり、下位のプロセッサのレイヤ2通信手段
の方法によらず、下位の隣接しないプロセッサへ放送形
式で通信する手段を提供する。 【効果】 下位プロセッサのレイヤ2通信手段の仕様に
依存せずに下位プロセッサへ放送形式通信が可能になる
ので、下位プロセッサへ同一メッセージを同時配信する
場合の通信手順の簡略化に大きな効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のマイクロプロセッ
サをプロセッサ間通信でツリー構造に結合して使用する
構内自動交換機のプロセッサ間通信装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より構内自動交換機では数回線を1
つの回線制御装置に収容し、この装置を回線増設の単位
として回線の拡張性を図ると共に、各回線制御装置に実
装したプロセッサで回線制御を行い、交換処理を主装置
のプロセッサと分担することにより負荷の分散を行って
いる。また、液晶ディスプレイなどを備えた高機能の交
換機専用の電話機も、電話機の制御を行うプロセッサと
前記回線制御装置のプロセッサとでプロセッサ間通信を
行うことによって、電話機としての動作を行っている。
【0003】このように、構内自動交換機は従来から主
装置、回線制御装置、電話機という複数プロセッサのツ
リー構造をとり、隣接するプロセッサ間通信は共有メモ
リや時分割多重化ディジタル信号など結合形態に応じて
最適の方法がとられている。また、各プロセッサは処理
をいくつかに区分してそれぞれに使用メモリを割り当て
たタスクとして設計し、これらのタスクがプログラム設
計者が指定した優先順位に従って同時に実行されるマル
チタスク機能を有するオペレーティングシステムのもと
に動作している。
【0004】図5は従来のプロセッサ間通信装置を有す
る構内自動交換機に回線インタフェース装置4台と電話
機をそれぞれ2台ずつ合計8台接続した場合のブロック
図である。1は主装置、6、11、15、及び19は内
線電話機2台の回線制御を行う回線制御装置、10は内
線電話機である。また、2、8、13、17、及び21
は交換処理を行う制御部、3、7、9、12、14、1
8及び22は結線された回線制御装置、6、11、1
5、19、または電話機10と1対1のプロセッサ間通
信を行うレイヤ2通信部、5は結線された放送形レイヤ
2受信部16及び20へ1対多の確認なしプロセッサ間
通信(以下、放送形通信と呼ぶ)を行う放送形レイヤ2
送信部、4は内線制御装置1が前述した2タイプのプロ
セッサ間通信のうち、どちらのタイプが利用できるかを
記録するレイヤ2識別部である。また、前述した2タイ
プのプロセッサ間通信処理はオペレーティングシステム
上の1タスクとして区分され、優先順位に応じた並列処
理が行われている。
【0005】このような構成において交換処理を行う制
御部2が全電話機10へ同一メッセージを送信する場合
を説明する。まず、制御部2は送信するメッセージを作
成した後、放送形レイヤ2送信部5へ送信要求を行い、
回線制御装置15及び19へ放送形通信によりメッセー
ジを送信する。次に、レイヤ2識別部4により放送形通
信ができない回線制御装置番号6及び11を選び出し、
その個数分だけ前記のメッセージを複製してレイヤ2通
信部3へ送信要求を行い、回線制御装置6及び11へメ
ッセージを1対1の通信により送信する。
【0006】回線制御装置6、11、15、19の処理
手順はどれも同じなので、ここでは回線制御装置6を例
として説明する。前記メッセージを受信したレイヤ2通
信部7はこのメッセージを制御部8へ送信する。メッセ
ージを受信した制御部8はメッセージの内容が電話機へ
のメッセージであることを判定して、このメッセージを
接続電話機台数複製してレイヤ2通信部9へ送信し、レ
イヤ2通信部9は電話機毎のプロセッサ間通信により各
電話機へメッセージを送信する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
成では、制御部で宛先の判定やメッセージの複製を行う
ため、放送形レイヤ2送信部があるプロセッサとないプ
ロセッサで処理が異なり、プログラム設計の複雑化を招
いていた。また、主装置から隣接しない電話機へメッセ
ージを送信する手順がないので、回線制御装置で制御部
の処理とは無関係なメッセージ転送のための処理が必要
となり、交換処理や回線制御という交換機本来の処理と
プロセッサ間通信というリアルタイム性の異なる処理を
同じタスクでメッセージ受付順に処理することになり、
オペレーティングシステムが提供するマルチタスク機能
を効果的に使用できないという問題点を有していた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では以上の問題点
を解決するために、隣接するプロセッサとの間の通信を
行うレイヤ2通信部の上位手順としてレイヤ3通信部を
設け、このレイヤ3通信手順で送信先識別子としてツリ
ー構造の任意のポイントのプロセッサと、全回線制御装
置や全電話機という同一レベルの全ポイントのプロセッ
サを指定できるようにした。また、中継点での他のプロ
セッサへのメッセージの転送や、下位レベルへの放送形
送信の場合のメッセージの複写など、隣接しないプロセ
ッサ間通信に必要な処理を全て前記レイヤ3通信部で処
理する構成にした。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、送信側の制御部
はレイヤ3通信部へ宛先を指定して送信要求するだけで
1対1通信と放送形通信が行え、また、中継点のプロセ
ッサでは制御部がメッセージ転送処理に関与することが
なくなる。
【0010】
【実施例】以下に、図面により本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の一実施例のプロセッサ間通信装置を
有する構内自動交換機に回線インタフェース装置4台と
電話機をそれぞれ2台ずつ合計8台接続した場合のブロ
ック図である。23は主装置、24、25、26及び2
7は内線電話機2台の回線制御を行う回線制御装置、2
8は内線電話機である。また、29、30、31、32
及び33は交換処理を行う制御部、34、35、36、
37、38、39、40、41及び42は結線された回
線制御装置と電話機との間で1対1のプロセッサ間通信
を行うレイヤ2通信部、43は結線された放送形レイヤ
2受信部39及び41へ1対多の確認なしプロセッサ間
通信(以下、放送形通信と呼ぶ)を行う放送形レイヤ2
送信部、44は内線制御装置が前記2つのプロセッサ間
通信の内どちらのタイプが利用できるか記録するレイヤ
2識別部、45、46、47、48及び49はレイヤ3
通信部である。
【0011】以上の構成で主装置23から回線制御装置
24、25、26、27、または電話機28へメッセー
ジを送信する場合の手順を図2、図3、図4により説明
する。図2は主装置23の制御部29がレイヤ3通信部
45へ送信要求を行う場合のメッセージフォーマットで
ある。宛先番号として2バイト長の回線制御装置番号5
0と電話機番号51を使用する。この場合、FFFF
(16進数)は同階層の全装置を表し、0はその装置よ
り1階層上を表す。主装置23から回線制御装置24へ
送信する場合、宛先電話機番号51は0として送信し
(53)、全ての回線制御装置24、25、26、27
へ送信する場合は、更に回線制御装置番号50を(FF
FF)と指定する(54)。電話機に送信する場合も同
様に指定する(55、56)。
【0012】次に、図3により主装置23のレイヤ3通
信部45の処理手順を説明する。まず、送信要求を制御
部29から受信すると、宛先回線制御装置番号50を調
べ(ステップ1)、(FFFF)の場合はまず、放送形
レイヤ2送信部43により回線制御装置26及び、27
へ送信し(ステップ2)、つぎに放送形通信では送れな
かった回線制御装置番号50をレイヤ2識別部44によ
り選択し(ステップ3)、その装置の個数だけメッセー
ジを複製して、レイヤ2通信部34により1対1通信で
送信する(ステップ4、ステップ5)。一方、1から
(FFFF)の間の番号の場合は、レイヤ2通信部34
によりその番号の回線制御装置24、25、26、27
へ1対1の通信で送信する(ステップ6)。
【0013】次に、図4により回線制御装置30で主装
置23から受信したメッセージを制御部、または電話機
へ転送する手順を説明する。まず、送信要求をレイヤ2
通信部35から受信すると、宛先電話機番号51を調べ
(ステップ7)、0の場合は制御部30へ送信し(ステ
ップ8)、(FFFF)の場合は電話機28に対してレ
イヤ2送信部36により送信し(ステップ9、ステップ
10)、1から(FFFF)までの値の場合はレイヤ2
通信部36により該当する電話機へ送信する。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、プロセッサ間通
信を制御部から完全に分離し、放送形レイヤ2送信部の
有無にかかわらず制御部から使用できる。また、この処
理を交換処理や回線制御処理を行う制御部から分離して
別のタスクにすることにより、プロセッサ間通信と前記
処理をプログラム設計者の意図する優先順位で駆動する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に於けるプロセッサ間通信装置
を有する構内自動交換機に内線電話機2台を接続した場
合のブロック図
【図2】制御部が送信するメッセージフォーマットを示
す図
【図3】主装置のレイヤ3通信部の処理概要を示す図
【図4】回線制御装置のレイヤ3通信部の処理概要を示
す図
【図5】従来例に於けるプロセッサ間通信装置を有する
構内自動交換機に内線電話機2台を接続した場合のブロ
ック図
【符号の説明】
23 主装置 24,25,26,27 回線制御部 28 電話機 29,30,31,32,33 制御部 34,35,36,37,38,39,40,41,4
2 レイヤ2通信部 43 放送形レイヤ2送信部 44 レイヤ2識別部 45,46,47,48,49 レイヤ3通信部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセッサ間通信によりツリー構造で結合
    された複数のプロセッサからなるシステムにおいて、隣
    接するプロセッサと1対1の通信を行うレイヤ2通信部
    と、隣接する複数のプロセッサへ未確認同時通信を行う
    放送形レイヤ2通信部と、前記レイヤ2通信部及び前記
    放送形レイヤ2通信部とを使用して、隣接しないプロセ
    ッサとの通信を行うレイヤ3通信部と、隣接するプロセ
    ッサへ未確認同時通信が可能か否かを識別するレイヤ2
    識別部とからなり、前記レイヤ3通信部へ送信要求する
    場合の宛先番号によってツリー上の任意のプロセッサと
    の1対1通信と、任意の階層の全プロセッサへの未確認
    同時通信を使い分けることができ、後者を指定した場
    合、前記レイヤ3通信部で隣接する下位プロセッサとの
    通信方法を前記レイヤ2識別部により調べて、未確認同
    時通信ができないプロセッサに対しては送信メッセージ
    を複製して前記レイヤ2通信部を使用して1対1通信で
    送信することにより、通信経路上のプロセッサ間通信方
    法によらず未確認同時通信機能を実現することを特徴と
    するプロセッサ間通信装置。
JP4179616A 1992-07-07 1992-07-07 プロセッサ間通信装置 Pending JPH0630457A (ja)

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JP4179616A JPH0630457A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 プロセッサ間通信装置

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JP4179616A JPH0630457A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 プロセッサ間通信装置

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JPH0630457A true JPH0630457A (ja) 1994-02-04

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ID=16068871

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JP4179616A Pending JPH0630457A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 プロセッサ間通信装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5615650A (en) * 1994-11-11 1997-04-01 Kioritz Corporation Engine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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