JPH06304555A - オイルフェンスの製造方法 - Google Patents

オイルフェンスの製造方法

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JPH06304555A JP5121914A JP12191493A JPH06304555A JP H06304555 A JPH06304555 A JP H06304555A JP 5121914 A JP5121914 A JP 5121914A JP 12191493 A JP12191493 A JP 12191493A JP H06304555 A JPH06304555 A JP H06304555A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造時に離型紙を使用せず、しかも袋部を形
成するために使用した部材がムダとならないオイルフェ
ンスの製造方法を提供すること。 【構成】 片面に補強用の布3が露出した状態の加硫ゴ
ム製の板状部材4と、該加硫ゴム製の板状部材の布が露
出した側に配置された未加硫ゴム製の板状部材1とを、
その幅方向両端において湾曲させることにより上記加硫
ゴム製の板状部材4が内側に存在する偏平な二重構造の
筒状部材5を形成し、該筒状部材5の上下に補強用の未
加硫ゴム製の板状部材1,6を配置すると共に、その左
右にフィン部を形成するための未加硫ゴム製のスペーサ
ー7を配置し、その後、これらの部材を同時に加硫プレ
スすることにより、その内部に袋部8を有するオイルフ
ェンスを製造することとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オイルフェンスの製造
方法に関し、特に製造時に離型紙を使用しない新規なオ
イルフェンスの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オイルフェンスを製造する方法と
しては、例えば図11、或いは図12に示した方法があ
る。
【0003】ここで、図11に示した方法は、空気を入
れる袋部を形成するために離型紙を用いる方法であり、
図示したように未加硫ゴム101の間に、ポリエステル
フィルム等の離型紙102を介在させ、その上下に補強
用の未加硫ゴム103,103、及びその左右にフィン
部を形成するための未加硫ゴム製のスペーサー104,
104を配置し、その上下よりこれらの未加硫ゴム10
1,103,104を同時に加硫プレスすることによ
り、その内部に一本の袋部105を有するオイルフェン
スを製造するものである。また、オイルフェンス内に二
本の袋部を形成するためには、上記離型紙102を介在
させた筒状の未加硫ゴム101を2段重ね、その上下及
び左右に上記と同様、補強用の未加硫ゴム103,10
3、及び未加硫ゴム製のスペーサー104,104を配
置し、その上下よりこれらを加硫プレスすることにより
対処している。
【0004】また、図12に示した方法は、異種の未加
硫ゴム同志は加硫プレスしても接着しない性質を利用し
て、一体成形品のオイルフェンス内に空気を入れるため
の袋部を形成する方法であり、例えば図において部材1
06のみを未加硫のクロロプレンゴム製とし、他の補強
用ゴム部材107,108,109、及びスペーサー部
材110等を未加硫のスチレンブタジエンゴム製とする
ことにより、部材106と補強用ゴム部材107との間
に加硫プレス後においても接着しない間隙Xを形成し、
該間隙Xを空気を入れる袋部111として使用するもの
である。なお、部材106と補強用ゴム部材108との
間は、部材106の表面に露出した状態で存在するナイ
ロン繊維等を紡織して形成した布112に補強用ゴム部
材108が加硫プレス時に楔状に侵入し、両者106,
108間の接合がなされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先ず上
述した離型紙を用いる方法にあっては、オイルフェンス
の長手方向両端部も、図13に示したように空気注入口
113を除いて上記加硫プレス時に接着した状態となる
ため、挿入した離型紙102は加硫プレス後に取り出す
ことはできず、該離型紙102がオイルフェンス内に残
留した状態となる。そのため、残留した離型紙102が
オイルフェンス内において使用している間にクシャクシ
ャとなり、オイルフェンスの不使用時における平滑性を
阻害したり、或いはオイルフェンスの空気注入口113
を詰まらせたりすることがあった。
【0006】また、離型紙を用いてオイルフェンス内に
袋部を形成する方法では、形成される袋部105の両端
部114,114は鋭角な裂け目状となり、該袋部10
5に空気を注入してオイルフェンスを膨らませた場合、
袋部の端部114,114には図14に示したように応
力が集中し、該端部114,114からオイルフェンス
が裂けることがあった。さらに、離型紙を用いた方法で
は、例えば離型紙102が図15に示したように途中で
折れ曲がったり、或いは図16に示したように左右のい
ずれかにズレて未加硫ゴム101間に挿入されている場
合には、図中において斜線を施した部分も接着すること
となり、形成される袋部105はいびつとなったり、或
いは所定の内径を有しないものとなるため、該離型紙1
02の製造時における取扱いは慎重に行う必要が生じ、
作業性が悪いものとなっていた。また、上記の様な不都
合は、二枚の離型紙を用いてオイルフェンス内に二本の
袋部を形成する場合にも、同様に生じていた。
【0007】さらに、図12に示した異種の未加硫ゴム
を使用する方法にあっては、離型紙を使用しないため上
述した不都合は生じないものの、該方法で製造されるオ
イルフェンスの断面は、図17に示したように袋部11
1を形成するために挿入した異種の未加硫ゴム部材10
6等の厚み分だけ左右でその厚みが異なるものとなり、
該オイルフェンスを海面上に浮遊させた場合、厚みのあ
る方にオイルフェンスが傾き、この傾きを防止するため
別途ウエート等の装着が必要となる。また、挿入した異
種の未加硫ゴム部材106自体は、形成される袋部11
1の左右いずれか一方にしか存在しないため、オイルフ
ェンスの補強用部材としての作用を果たすものではなか
った。
【0008】本発明は、上述した従来の製造方法により
得られるオイルフェンスが有する課題に鑑み成されたも
のであって、その目的は、製造時に離型紙を使用せず、
しかも袋部を形成するために使用した部材が、オイルフ
ェンスの補強用部材、或いは仕切り用部材としての作用
を果たすオイルフェンスの製造方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、片面に補強用の布が露出した状態の加硫ゴ
ム製の長尺な板状部材と、該加硫ゴム製の板状部材の布
が露出した側に配置された未加硫ゴム製の長尺な板状部
材とを、その幅方向両端において湾曲させることによ
り、上記加硫ゴム製の板状部材が内側に存在する偏平な
多重構造の筒状部材を形成し、該筒状部材の上下に補強
用の未加硫ゴム製の長尺な板状部材を配置すると共に、
該筒状部材の左右にフィン部を形成するための未加硫ゴ
ム製の長尺なスペーサーを配置し、その後、これらの部
材を同時に加硫プレスすることにより、その内部に一本
の袋部を有するオイルフェンスを製造する(請求項1)
こととした。
【0010】また、本発明は、片面の幅方向両端部付近
に補強用の布が露出した状態の加硫ゴム製の長尺な板状
部材と、該加硫ゴム製の板状部材の布が露出した側に配
置された未加硫ゴム製の長尺な板状部材とを、その幅方
向両端において湾曲させることにより、上記加硫ゴム製
の板状部材が内側に存在する偏平な多重構造の筒状部材
を形成し、該筒状部材の上下に補強用の未加硫ゴム製の
長尺な板状部材を配置すると共に、該筒状部材の左右に
フィン部を形成するための未加硫ゴム製の長尺なスペー
サーを配置し、その後、これらの部材を同時に加硫プレ
スすることにより、その内部に二本の袋部を有するオイ
ルフェンスを製造する(請求項2)こととした。
【0011】
【作用】上記した本発明にかかるオイルフェンスの製造
方法によれば、加硫ゴム同士、或いは加硫ゴムと未加硫
ゴムとが接することとなる偏平な多重構造の筒状部材の
内周面は、加硫プレスしても接着せず、また、加硫ゴム
の補強用布が露出している側に接している未加硫ゴム
は、加硫プレス時に該未加硫ゴムが布の繊維間に楔状に
侵入して加硫ゴムとの間が接合され、かつ未加硫ゴム同
士が接することとなる筒状部材の上下或いは左右に配置
した未加硫ゴム製の部材は、加硫プレス時に接着するこ
とから、片面の全面に補強用の布が露出した状態の加硫
ゴム製の板状部材を使用した場合(請求項1)には、そ
の内部に一本の筒状袋部を有するオイルフェンスが製造
でき、また片面の幅方向両端部付近にのみ補強用の布が
露出した状態の加硫ゴム製の板状部材を使用した場合
(請求項2)には、その内部に二本の筒状袋部を有する
オイルフェンスが製造できる。なお、オイルフェンスに
形成された上記袋部は、その両端部が曲面の応力集中が
起きにくい構造となり、また、該袋部を形成するために
用いた加硫ゴム製の板状部材自体も、オイルフェンスの
補強用部材、或いは仕切り用部材としての作用を果たす
ものとなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明にかかるオイルフェンスの製造
方法の一実施例を示し、本発明を詳細に説明する。
【0013】ここで、図1〜図5は、請求項1にかかる
オイルフェンスの製造工程の一例を示したものであり、
先ず、図1に示した如く未加硫ゴム製の長尺な補強用板
状部材1上に、該板状部材1と同種の未加硫ゴム製の長
尺な板状部材2を重ね、更にその上方に前記板状部材2
よりも幅が狭く、かつ裏面にナイロン布3が露出した状
態の加硫ゴム製の長尺な板状部材4を重ねる。
【0014】次に、図2及び図3に示したように上記重
ね合わせた上2枚の板状部材2、4を、その幅方向両端
において折り曲げることにより上記加硫ゴム製の板状部
材4が内側に存在する偏平な二重構造の筒状部材5を形
成する。
【0015】その後、図4に示したように上記筒状部材
5上に未加硫ゴム製の長尺な補強用板状部材6を配置す
ると共に、その左右にフィン部を形成するための未加硫
ゴム製の長尺なスペーサー7を配置する。
【0016】そして最後に、上記各種部材1〜7を、図
5に示した如くその上下より同時に加硫プレスすること
により、オイルフェンスを製造する。
【0017】ここで、上記各種部材1〜7を加硫プレス
した際、加硫ゴム同士、或いは加硫ゴムと未加硫ゴムと
が接することとなる偏平な二重構造の筒状部材5の内周
面は、加硫プレスしても接着せず、また、加硫ゴムの補
強用ナイロン布3が露出している側に接している未加硫
ゴム製の板状部材2は、加硫プレス時に該未加硫ゴムが
布3の繊維間に楔状に侵入して加硫ゴム製の板状部材4
との間が接合され、かつ未加硫ゴム同士が接することと
なる筒状部材5の上下或いは左右に配置した未加硫ゴム
製の部材1,6,7は、加硫プレス時に接着することか
ら、内部に一本の筒状袋部8を有するオイルフェンス9
が製造できる。
【0018】このオイルフェンス9に形成される上記袋
部8は、図6及び図7に示したようにその両端部10,
10が曲面の応力集中が起きにくい構造となり、また、
袋部8の左右の厚みは同一となると共に、該袋部8を形
成するために用いた加硫ゴム製の板状部材2自体も、オ
イルフェンス9の補強用部材としての作用を果たすもの
となる。
【0019】また、図8及び図9は、請求項2にかかる
オイルフェンスの製造方法に使用する加硫ゴム製の板状
部材、及び該加硫ゴム製の板状部材の加硫プレス時にお
ける配置の一例を示したものであり、同図から明らかな
ように、本請求項にかかる加硫ゴム製の板状部材11
は、その幅方向両端付近にのみ補強用のナイロン布12
が露出しており、該加硫ゴム製の板状部材11は、その
外周を包む未加硫ゴム製の長尺な板状部材2と共に、そ
の幅方向両端において上記補強用のナイロン布12が露
出した部分の加硫ゴム製の板状部材11を含む部分で湾
曲させられることにより、上記加硫ゴム製の板状部材1
1が内側に存在する偏平な二重構造の筒状部材13が形
成され、その状態で加硫プレスされる。
【0020】この請求項2にかかるオイルフェンスの製
造方法は、前記した請求項1のオイルフェンスの製造方
法とは、上記した使用する加硫ゴム製の板状部材11の
構造、及び該加硫ゴム製の板状部材11の加硫プレス時
における配置のみが異なるものであるため、図9におい
て前記実施例と同一部材には同一符号を付し、その製造
工程の詳細は省略する。
【0021】この請求項2にかかる製造方法の場合は、
加硫プレスした際、加硫ゴム同士、或いは加硫ゴムと未
加硫ゴムとが接することとなる偏平な二重構造の筒状部
材13の内周面は、加硫プレスしても接着せず、先ずこ
の部分に第1の筒状袋部14が形成される。また、加硫
ゴムの補強用ナイロン布12が露出している側に接して
いる未加硫ゴム製の板状部材2は、該補強用ナイロン布
12が露出している加硫ゴム製の板状部材11の両端付
近においては、加硫プレス時に該未加硫ゴムが露出して
いる布12の繊維間に楔状に侵入して加硫ゴム製の板状
部材11との間が接合されるが、その他の中間部分にお
いては、布12を介すことなく加硫ゴムと未加硫ゴムと
が接することとなるため、加硫プレスしても接着せず、
この部分に第2の筒状袋部15が形成される。したがっ
て、請求項2にかかるオイルフェンスの製造方法によれ
ば、内部に二本の筒状袋部14,15を有するオイルフ
ェンス16が製造できる。
【0022】このオイルフェンス16に形成される上記
筒状袋部14,15は、図10に示したように、その両
端部17,17が応力集中の起きにくい構造となり、ま
た、該袋部14,15を形成するために用いた加硫ゴム
製の板状部材11は、オイルフェンス16内に2気室を
画成するための仕切り用部材としての作用を果たすもの
となる。
【0023】以上、本発明の実施例に付き説明したが、
本発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて、各種の変形及び変更が可能
である。
【0024】例えば、上記実施例においては、加硫ゴム
製の長尺な板状部材4,11を包む未加硫ゴム製の長尺
な板状部材2を一枚のみ使用し、内側に加硫ゴム製の板
状部材4,11が存在する偏平な二重構造の筒状部材
5,13を形成したが、未加硫ゴム製の長尺な板状部材
2を多数枚使用し、更に強度の高い多重構造の筒状部材
5,13としてもよい。
【0025】また、上記実施例においては、形成された
筒状部材5,13の内側に存在する加硫ゴム製の長尺な
板状部材4,11の幅方向両端の間には、その外周を包
む未加硫ゴム製の長尺な板状部材2の一部が侵入した二
重構造の筒状部材5,13となっている(図5,図9等
参照)が、内側に存在する加硫ゴム製の長尺な板状部材
4,11の幅方向両端を当接させ、その外周のみを未加
硫ゴム製の板状部材2によって包んだ構造としてもよ
い。
【0026】
【発明の効果】以上、説明した本発明にかかるオイルフ
ェンスの製造方法は、袋部を形成するために加硫ゴム製
の板状部材を使用することに最大の特徴を有するもので
あり、該方法により得られたオイルフェンスは、形成さ
れる袋部の両端が曲面の応力集中が起きにくい構造とな
り、また、該袋部を形成するために用いた加硫ゴム製の
板状部材自体も、オイルフェンスの補強用部材、或いは
仕切り用部材としての作用を果たすものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1のオイルフェンスの製造方法の一実施
例を示した第1工程図である。
【図2】請求項1のオイルフェンスの製造方法の一実施
例を示した第2工程図である。
【図3】請求項1のオイルフェンスの製造方法の一実施
例を示した第3工程図である。
【図4】請求項1のオイルフェンスの製造方法の一実施
例を示した第4工程図である。
【図5】請求項1のオイルフェンスの製造方法の一実施
例を示した第5工程図である。
【図6】請求項1のオイルフェンスの製造方法により得
られたオイルフェンスの部分断面図である。
【図7】請求項1のオイルフェンスの製造方法により得
られたオイルフェンスの断面図である。
【図8】請求項2のオイルフェンスの製造方法において
使用する加硫ゴム製の板状部材の一実施例を示した概念
的な断面図である。
【図9】請求項2のオイルフェンスの製造方法の一実施
例を示した概念的な断面図である。
【図10】請求項2のオイルフェンスの製造方法により
得られたオイルフェンスの断面図である。
【図11】従来のオイルフェンスの製造方法の一例を示
した概念的な断面図である。
【図12】従来のオイルフェンスの製造方法の他の例を
示した概念的な断面図である。
【図13】図11の製法により得られたオイルフェンス
の長手方向端部を示した斜視図である。
【図14】図11の製法により得られたオイルフェンス
の断面図である。
【図15】図11の製法途中の部分断面図である。
【図16】図11の製法途中の部分断面図である。
【図17】図12の製法により得られたオイルフェンス
の断面図である。
【符号の説明】
1 未加硫ゴム製の補強用板状部材 2 未加硫ゴム製の板状部材 3 ナイロン布 4 加硫ゴム製の板状部材 5 二重構造の筒状部材 6 未加硫ゴム製の補強用板状部材 7 スペーサー 8 袋部 9 オイルフェンス 10 袋部の端部 11 加硫ゴム製の板状部材 12 ナイロン布 13 二重構造の筒状部材 14 第1の袋部 15 第2の袋部 16 オイルフェンス 17 袋部の端部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面に補強用の布が露出した状態の加硫
    ゴム製の長尺な板状部材と、該加硫ゴム製の板状部材の
    布が露出した側に配置された未加硫ゴム製の長尺な板状
    部材とを、その幅方向両端において湾曲させることによ
    り、上記加硫ゴム製の板状部材が内側に存在する偏平な
    多重構造の筒状部材を形成し、該筒状部材の上下に補強
    用の未加硫ゴム製の長尺な板状部材を配置すると共に、
    該筒状部材の左右にフィン部を形成するための未加硫ゴ
    ム製の長尺なスペーサーを配置し、その後、これらの部
    材を同時に加硫プレスすることにより、その内部に一本
    の袋部を有するオイルフェンスを製造することを特徴と
    するオイルフェンスの製造方法。
  2. 【請求項2】 片面の幅方向両端部付近に補強用の布が
    露出した状態の加硫ゴム製の長尺な板状部材と、該加硫
    ゴム製の板状部材の布が露出した側に配置された未加硫
    ゴム製の長尺な板状部材とを、その幅方向両端において
    湾曲させることにより、上記加硫ゴム製の板状部材が内
    側に存在する偏平な多重構造の筒状部材を形成し、該筒
    状部材の上下に補強用の未加硫ゴム製の長尺な板状部材
    を配置すると共に、該筒状部材の左右にフィン部を形成
    するための未加硫ゴム製の長尺なスペーサーを配置し、
    その後、これらの部材を同時に加硫プレスすることによ
    り、その内部に二本の袋部を有するオイルフェンスを製
    造することを特徴とするオイルフェンスの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006336334A (ja) * 2005-06-02 2006-12-14 Yokohama Rubber Co Ltd:The ゴム製袋体及びその製造方法
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