JP2000291713A - ベローズ型空気ばね - Google Patents

ベローズ型空気ばね

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JP2000291713A
JP2000291713A JP10382999A JP10382999A JP2000291713A JP 2000291713 A JP2000291713 A JP 2000291713A JP 10382999 A JP10382999 A JP 10382999A JP 10382999 A JP10382999 A JP 10382999A JP 2000291713 A JP2000291713 A JP 2000291713A
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/703Bellows

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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベローズ型空気ばねにおいて、外層ゴムシー
トの重ね合わせ接合部の周方向の歪みをできる限り小さ
くすることができて経時使用に伴う前記接合部の剥離の
低減を図る。 【解決手段】 円筒状のゴムベローズ1は内層ゴムシー
ト2、プライタイヤコード3,4、外層ゴムシート5の
順に積層一体化してなる。外層ゴムシート5の巻始端部
5aと巻終端部5bとは重ね合わせ状に接合してなり、
この重ね合わせ接合部8はゴムベローズ1の軸線Oと直
角な方向Xに対し或る角度θ3 を付けて傾斜させてあ
る。その接合部8の周方向の歪εは[(D3 −D2 )/
2 ]×Sinθ3 で表される。従って、θ3 が小さくな
るにつれて歪εが小さくなり、上記接合部8の剥離を低
減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄道車両等に取付け
られるるベローズ型空気ばねの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道車両用のベローズ型空気ばねとし
て、図11に示すごとき構造のものがある。このベロー
ズ型空気ばねは、車体12下部と車輪(図示せず)の上
側との間に原形円筒状のゴムベローズ21を上下ビード
押え板13,14で圧縮変形状態に取り付けている。1
5は積層ゴムからなるストッパーである。従来の上記ゴ
ムベローズ21は、加硫前の成型グリーンの状態では図
8に示すように上下端に開口6,7を有する縦長の円筒
形状を呈している。このゴムベローズ21は、これの一
部断面を図9に示すごとく、円筒状に巻かれた内層ゴム
シート2と、この内層ゴムシート2の外周に巻かれたナ
イロンやポリエステル等の合成繊維よりなる簾状のプラ
イタイヤコード3,4、及びこの外層のプライタイヤコ
ード4の外周に円筒状に巻かれた外層ゴムシート5とを
積層一体化してなる。この場合、内外層ゴムシート2,
5のそれぞれの巻始端部と巻終端部とは重ね合わせ状に
接合するが、それぞれの重ね合わせ接合部はゴムベロー
ズ21の軸線Oに対して平行に設けている。図8に外層
ゴムシート5の重ね合わせ接合部8がゴムベローズ21
の軸線Oに対して平行に設けられていることを示してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記ゴムベ
ローズ21は成型後の加硫時、使用時に形状及び外径を
異変化する。とくに、ゴムベローズ21に空気を封入し
た使用状態では周方向に大きく伸ばされることが多く、
外層ゴムシート5の重ね合わせ接合部8にも周方向に大
きな歪みが生じる。外層ゴムシート5の軸線Oに対して
平行な重ね合わせ接合部8にはその歪み量に比例した力
がかかって剥離力として大きく働き、これが外層ゴムシ
ート5の重ね合わせ接合部8を剥離させる原因になって
いた。
【0004】また、外層ゴムシート5の重ね合わせ接合
部8を剥離させるもう一つの原因としては次のようなこ
とが考えられる。
【0005】ゴムベローズ1は、成型後、図12に示す
ように内側のゴム袋9と外側の金型10によって加硫さ
れる。この加硫時には外層ゴムシート5の重ね合わせ接
合部8が金型10の内面に押し付けられるので、その表
面は平坦になるが、その内面に隆起する厚肉の過剰なゴ
ムボリューム部11が生じる。この接合部8における過
剰なゴムボリューム部11のゴムの一部が隣接するプラ
イタイヤコード4,4間に進入してコード間隔を押し拡
げ、そのコード密度が粗くなる。そのため、図13に示
すごとく使用時にゴムベローズ21に空気を封入する
と、その部分の単位幅当たりのプライタイヤコード4に
かかる応力が大きくなり、外層ゴムシート5の重ね合わ
せ接合部8の過剰なゴムボリューム部11が外側に凸状
に膨れて外層ゴムシート5の表面歪みを大きくしたり、
また耐圧力が低下したりする。
【0006】とくに、ゴムベローズ21の軸線Oと直角
の横方向の横剛性を利用する空気ばねでは、その横剛性
の特性上の制約からプライタイヤコード4の貼付角β
(図8参照)が、一般にゴムベローズ21の軸線Oに近
付いて75゜〜85゜位の範囲に設定してある。このた
め、外層ゴムシート5の重ね合わせ接合部8を上記のよ
うにゴムベローズ21の軸線Oと平行にしてあると、プ
ライタイヤコード4と外層ゴムシート5の重ね合わせ接
合部8とが平行に近くなり、外層ゴムシート5の重ね合
わせ接合部8に生じている過剰なゴムボリューム部11
により、プライタイヤコード4,4の間隔が粗くなって
しまう。このため、図14に示すごとく加硫されたゴム
ベローズ21に空気を封入すると、プライタイヤコード
4,4の間隔が粗くなった外層ゴムシート5の重ね合わ
せ接合部8が外側に湾曲して膨れる現象が生じる。これ
はゴムベローズ21の単位幅当たりのコード密度が粗い
ための当然の結果である。したがって、図14に示すご
とく外層ゴムシート5の重ね合わせ接合部8に周方向に
引っ張る力Wが大きくなる。
【0007】このように外層ゴムシート5の重ね合わせ
接合部8に周方向に引張る力Wが大きくかかることによ
っても、外層ゴムシート5の重ね合わせ接合部8に剥離
発生を引き起こす原因になる。
【0008】そこで本発明は、上記のような、成型時に
外層ゴムシートを円筒状に巻くとともに、その巻始端部
と巻終端部とを重ね合わせ接合するというベローズ型空
気ばねにおいて、外層ゴムシートの重ね合わせ接合部は
ゴムベローズの軸心に対して或る角度を付けるという工
夫を施すことによって外層ゴムシートの重ね合わせ接合
部の周方向の歪みをできる限り小さく抑えることができ
て剥離発生を防止でき、耐久性に優れるベローズ型空気
ばねを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、円筒状に巻か
れた内層ゴムシートと、この内層ゴムシートの外周に1
層又は2層以上巻かれた簾状のプライタイヤコード、及
びこのプライタイヤコードの外周に円筒状に巻かれた外
層ゴムシートとを積層一体化してなり、前記外層ゴムシ
ートの巻始端部と巻終端部とは重ね合わせ状に接合して
いる円筒状のゴムベローズからなるベローズ型空気ばね
において、前記外層ゴムシートの重ね合わせ接合部が、
ゴムベローズの軸線に対して斜交する方向に傾斜状に設
けられていることに特徴を有するものである。
【0010】このように外層ゴムシートの重ね合わせ接
合部はゴムベローズの軸線に対して斜交させてあると、
前述した従来品のごとくゴムベローズの軸線と平行にす
る外層ゴムシートの重ね合わせ接合部の周方向の歪より
も、外層ゴムシートの重ね合わせ接合部の周方向の歪を
小さくすることができる。すなわち、D2 をゴムベロー
ズの加硫形状の外径、D3 をゴムベローズの空気封入形
状時の外径、θ3 を空気封入形状時の外層ゴムシートの
重ね合わせ接合部のゴムベローズの軸線と直角の横方向
に対する傾斜角とすれば、本発明品及び従来品でのそれ
ぞれの歪εは次のように表される。
【0011】
【数1】
【0012】
【数2】
【0013】このように本発明の上記構成によれば、従
来品に比較して、外層ゴムシートの重ね合わせ接合部の
周方向の歪εをsin θ3 倍だけ小さくできる。
【0014】外層ゴムシートの重ね合わせ接合部の傾斜
角θ3 を小さくするほど周方向の歪εが小さくなるが、
60゜未満にするとその重ね合わせ接合部がゴムベロー
ズの円周方向に長くなり、それだけ接合作業に長時間を
要して作業性に劣るため実用的ではなく、70゜を越え
ると歪εをほとんど小さくすることができないため、上
記外層ゴムシートの重ね合わせ接合部の傾斜角θ3 は、
ゴムベローズの軸線と直角の横方向に対して60゜〜7
0゜の範囲に設定することが好ましい。
【0015】外層ゴムシートの重ね合わせ接合部は、ゴ
ムベローズの軸線に対して或る角度を付けて傾斜するよ
う貼付される最外層のプライタイヤコードの傾斜方向と
は逆方向に傾斜させておくことが、外層ゴムシートの重
ね合わせ接合部でもコード密度が粗くなることはなく、
その接合部表面の歪みは正常であり、耐圧力も低下する
ことがなくて好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るベローズ型空
気ばねの一実施例を図面に基づいて説明する。図1はベ
ローズ型空気ばねのゴムベローズの成型形状を一部破断
した状態で示す正面図、図2は図1におけるA−A線拡
大断面図、図3は同ベローズ型空気ばねのゴムベローズ
の加硫形状を一部破断した状態で示す正面図、図4は同
空気ばねの使用例を一部破断した状態で示す正面図、図
5は同空気ばねの加硫されたゴムベローズの接合部の断
面図、図6は同空気ばねの加硫されたゴムベローズのプ
ライタイヤコードの配列状態を示す正面図、図7は同空
気ばねの加硫されたゴムベローズに内圧を封入したとき
の外層ゴムシートの接合部の断面図である。
【0017】図1及び図2に示すように、本発明に係る
ベローズ型空気ばねのゴムベローズ1は、前述した従来
のゴムベローズ21の断面構造と同様に、円筒状に巻か
れた内層ゴムシート2と、この内層ゴムシート2の外周
に巻かれたナイロンやポリエステル等の合成繊維よりな
る簾状のプライタイヤコード3,4、及びこのプライタ
イヤコード4の外周に円筒状に巻かれた外層ゴムシート
5とを積層一体化してなり、上下端に開口6,7を有す
る円筒形状に成型されている。図2にその一部の断面を
示すように、内外層ゴムシート2,5のそれぞれの巻始
端部2a,5aと巻終端部2b,5bとはそれぞれ重ね
合わせ状に接合してなる。その外層ゴムシート5の重ね
合わせ接合部8は、図1に示すごとくゴムベローズ1の
軸線Oに対し斜交するように傾斜させてあり、つまりゴ
ムベローズ1の軸線Oと直角な方向Xに対して角度θ1
を付けて成型してある。外層ゴムシート5の重ね合わせ
接合部8の幅(重ね代)b0 は5〜7mm程度とする。
【0018】ここで、本発明のように外層ゴムシート5
の重ね合わせ接合部8をゴムベローズ1の軸線Oに対し
て斜交するよう設けたゴムベローズ1と、図8に示す従
来のように外層ゴムシート5の重ね合わせ接合部8を軸
線Oに対して平行に設けたゴムベローズ21における、
各外層ゴムシート5の重ね合わせ接合部8での周方向の
歪を比較すると、以下の通りである。
【0019】ただし、本発明のゴムベローズ1及び従来
のゴムベローズ21において、両者に成型形状の外径D
1 、加硫形状の外径D2 、使用時の外径D3 には差はな
く、また重ね合わせ接合部8の幅b,b´も等しいもの
とする。図8に示す従来のゴムベローズ21では、加硫
時の重ね合わせ接合部8の幅をbとし、図11に示すご
とく使用時に伸びた幅をb´とすれば、加硫時から使用
時の重ね合わせ接合部8の周方向の歪量εは次のように
表される。
【0020】
【数3】
【0021】図1に示す本発明のゴムベローズ1では、
加硫時の重ね合わせ接合部8の幅をbとし、図4に示す
ごとく使用時に伸びた幅をb´とすれば、加硫時から使
用時の重ね合わせ接合部8の周方向の歪量εは、従来の
ゴムベローズ21の場合と等しく、次のように表され
る。
【0022】
【数4】 である。
【0023】しかし、重ね合わせ接合部8の幅bに対し
て直角方向の真の歪を考えると、
【0024】
【数5】
【0025】となり、外層ゴムシート5の重ね合わせ接
合部8の角度θ3 が小さくなるにつれ歪が小さくなり、
従って接合部8の剥離を軽減することができる。
【0026】上記角度θ1 は60゜〜70゜が好まし
い。60゜未満にするとその重ね合わせ接合部8がゴム
ベローズ1の円周方向に長くなり、それだけ接合作業に
長時間を要して作業性に劣るため実用的ではなく、70
゜を越えると歪εをほとんど小さくすることができない
からである。
【0027】上記外層ゴムシート5の重ね合わせ接合部
8は、図1及び図6に示すように、最外層のプライタイ
ヤコード4の貼付角度β(75゜〜85゜)の傾き方向
とは逆方向になるように傾けることが、以下の理由によ
り外層ゴムシート5の重ね合わせ接合部8の剥離防止
上、一層効果的である。
【0028】ゴムベローズ1は、冒頭にも述べたよう
に、成型後、加硫されるが、この加硫は図5に示すよう
に内側のゴム袋9と外側の金型10によって行われる。
この加硫された時の外層ゴムシート5の重ね合わせ接合
部8の断面には、図5に示すごとく過剰なゴムボリュー
ム部11が生じ、この過剰なゴムボリューム部11によ
ってプライタイヤコード3,4が内側に湾曲している
が、プライタイヤコード4,4間隔は粗くなりにくい。
また、図6は加硫されたゴムベローズ1の外層ゴムシー
ト5の重ね合わせ接合部8の外層ゴム5を剥がした状態
でプライタイヤコード4の配列状態を見ており、これか
らもコード4,4間隔が粗くなっていないことが判る。
【0029】これは、図6のように外層ゴムシート5の
重ね合わせ接合部8がプライタイヤコード4の貼付角度
βの傾き方向とは逆方向になるように傾斜しているの
で、プライタイヤコード4と外層ゴムシート5の接合部
8がかなりの交差角γを有することになるので、コード
4,4間隔が粗くならないのである。
【0030】すなわち、図13は従来のゴムベローズ2
1の外層ゴムシート5の重ね合わせ接合部8の幅bに影
響されているプライタイヤコード4の長さL1 を示して
おり、その長さL1 が長いほど、外層ゴムシート5の重
ね合わせ接合部8の過剰なゴムボリューム部11による
コード間隔を押し拡げる力に対する抵抗力が小さい。こ
のため、過剰なゴムボリューム部11のゴムの一部が隣
接するプライタイヤコード4,4間に進入してコード間
隔を拡げ易くなり、コード密度が粗になる。これに対
し、図6は本発明の外層ゴムシート5の重ね合わせ接合
部8の幅bに影響されているプライタイヤコード4の長
さL2 を示しており、従来のプライタイヤコード4の長
さL1 よりもかなり短くなっており、従って外層ゴムシ
ート5の重ね合わせ接合部8の過剰なゴムボリューム部
11によるコード4,4間隔を拡げる力に対する抵抗力
が大きく、コード4,4間隔が拡がりにくくなり、コー
ド密度が粗にならず、その全体のコード4,4間隔がほ
ぼ揃っているのである。
【0031】図7は加硫されたゴムベローズ1に内圧P
を封入したときの外層ゴムシート5の重ね合わせ接合部
8の状態を示しており、コード密度が前述のように揃っ
ているため、他部分に比べても均等に膨らみ、その表面
歪は小さい。また、外層ゴムシート5の重ね合わせ接合
部8の幅bによる過剰なゴムボリューム部11のみ膨れ
るので、その接合部8の周方向の引張り力Wも小さい。
したがって、外層ゴムシート5の重ね合わせ接合部8の
剥離防止に効果的である。
【0032】
【発明の効果】本発明のベローズ型空気ばねによれば、
外層ゴムシートの重ね合わせ接合部をゴムベローズの軸
線に対して斜交するよう傾斜させるという簡単な手段
で、外層ゴムシートの重ね合わせ接合部の周方向の歪み
をできる限り小さくすることができて経時使用に伴う外
層ゴムの重ね合わせ接合部の剥離発生をよく防止でき、
耐久性に優れるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベローズ型空気ばねのゴムベローズの成型形状
を一部破断した状態で示す正面図である。
【図2】図1におけるA−A線拡大断面図である。
【図3】同空気ばねのゴムベローズの加硫形状を一部破
断した状態で示す正面図である。
【図4】同空気ばねの使用例を一部破断した状態で示す
正面図である。
【図5】同空気ばねの加硫されたゴムベローズの接合部
の断面図である。
【図6】同空気ばねの加硫されたゴムベローズのプライ
タイヤコードの配列状態を示す正面図である。
【図7】同空気ばねの加硫されたゴムベローズに内圧を
封入したときの外層ゴムシートの接合部の断面図であ
る。
【図8】従来例の空気ばねのゴムベローズの成型形状を
一部破断した状態で示す正面図である。
【図9】図8におけるB−B線拡大断面図である。
【図10】従来例の空気ばねのゴムベローズの加硫形状
を一部破断した状態で示す正面図である。
【図11】従来例の空気ばねの使用例を一部破断した状
態で示す正面図である。
【図12】従来例の空気ばねの加硫されたゴムベローズ
の接合部の断面図である。
【図13】従来例の空気ばねの加硫されたゴムベローズ
のプライタイヤコードの配列状態を示す正面図である。
【図14】従来例の空気ばねの加硫されたゴムベローズ
に内圧を封入したときの外層ゴムシートの接合部の断面
図である。
【符号の説明】
1 ゴムベローズ 2 内層ゴムシート 3,4 プライタイヤコード 5 外層ゴムシート 8 重ね合わせ接合部 O ゴムベローズの軸線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状に巻かれた内層ゴムシートと、こ
    の内層ゴムシートの外周に1層又は2層以上巻かれた簾
    状のプライタイヤコード、及びこのプライタイヤコード
    の外周に円筒状に巻かれた外層ゴムシートとを積層一体
    化してなり、前記外層ゴムシートの巻始端部と巻終端部
    とは重ね合わせ状に接合している円筒状のゴムベローズ
    からなるベローズ型空気ばねにおいて、 前記外層ゴムシートの重ね合わせ接合部が、ゴムベロー
    ズの軸線に対して斜交する方向に傾斜状に設けられてい
    ることを特徴とするベローズ型空気ばね。
  2. 【請求項2】 前記外層ゴムシートの重ね合わせ接合部
    は、前記ゴムベローズの軸線と直角の横方向に対して6
    0゜〜70゜の角度をつけて傾斜させてある請求項1記
    載のベローズ型空気ばね。
  3. 【請求項3】 前記外層ゴムシートの重ね合わせ接合部
    は、前記ゴムベローズの軸線に対して或る角度を付けて
    傾斜するよう貼付されている前記最外層のプライタイヤ
    コードの傾斜方向とは逆方向に傾斜させている請求項1
    又は2記載のベローズ型空気ばね。
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Cited By (3)

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