JPS5930037Y2 - ゴム製袋体 - Google Patents

ゴム製袋体

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Publication number
JPS5930037Y2
JPS5930037Y2 JP14213379U JP14213379U JPS5930037Y2 JP S5930037 Y2 JPS5930037 Y2 JP S5930037Y2 JP 14213379 U JP14213379 U JP 14213379U JP 14213379 U JP14213379 U JP 14213379U JP S5930037 Y2 JPS5930037 Y2 JP S5930037Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
rubber
rubber bag
bag body
reinforcing
adhesive area
Prior art date
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Expired
Application number
JP14213379U
Other languages
English (en)
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JPS5659540U (ja
Inventor
哲治 三枝
廣次 増田
Original Assignee
株式会社ブリヂストン
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、オイルフェンス、ゴム堰、緊急膨張用浮力
体さらには防舷材の如き緩衝材などどして現在広く使用
されており、中に流体を充填することにより使用に供さ
れるゴム製袋体の改良に関するものである。
複数枚の帯状生ゴムシー トを重ね合せるとともに、こ
れらの帯状ゴムシート・間で゛それらの幅方向の中央部
に離型材を自装置し、これを加硫一体化した後離型材を
除去し、さらに両端を封lhしてゴl、製袋体とする技
術の開発が近隼盛んに行われている。
しかしながら、二〇ようにして構成される通常のゴム製
袋体の強度を高めるために、上述の帯状生ゴムシートに
補強層を埋設した場合には、加硫時にその補強層が収縮
するため、帯状生ゴムシートの外周に巻回した複強層の
コーティングゴムが、離型材の端縁との接触によって損
傷され、袋体内に圧入した流体が毛細管現象により補強
層のコードを伝って漏出するおそれがあった。
この結果、ゴム製袋体は偏平化し、オイルフェンスで゛
あれば、浮力を失い、海面に浮上していることが出来ず
、ゴム堰であれば、堰高さが低下して堰の役をなさず、
緩衝材であれば、緩衝能力を失うという欠点があった。
この考案は、従来技術のこのような問題を有利に解決す
るものであり、とくに、ゴム製袋体内周面の少なくとも
非接着域の幅方向端部分に、単繊維織布からなる補強ゴ
ムシートを配設することにより、加硫時の収縮によって
補強ゴムシー 1−のコテイングゴムが離型材で損傷さ
れても、毛細管作用による内部流体の漏出を単繊維織布
にて確実に防止するゴス8製袋体を提供するものである
以下にこの考案を図示例に基いて説明する。
第1図において、1はたとえば′成形ブレス−Lに載置
した天然ゴl、その他からなる帯状生ゴムシト、2は帯
状生ゴムシートに埋設した補強層を示し、この補強層は
コード、帆布などをゴムコーティングしてなる。
帯状生ゴムシー1−1の−L面に、その長さ方向へ延在
し、かつ、その幅方向へ離間する単繊維織布からなる補
強ゴムシー 1〜としてのゴム引き帆布3を二枚配置し
、そしてこれらの各帆布3を、帯状生ゴムシー )へ1
の偏力゛向中間部で゛両帆布3に跨がって位置させた離
へす材4の各側部を挾み込むようほぼ11字状に折り返
す。
二こで゛離型材4としては、約1−〇〜15μのセロフ
ァン、ポリゴスチルフィルムなどの離型シー 1・の他
、タルク、シリコンなどの離型剤を用いることもで゛き
る。
次いで゛、第2図に示すように折り返したゴム引き帆布
3のL部に帯状生ゴムシーi−1と同一寸法の他の帯状
生ゴムシー1−5を被せる。
なお、この生ゴムシー1〜5も前述の生ゴムシート1と
同様の補強層6を有することはもちろんである。
さらに、好よしては帯状生ゴムシー1−1.5の両側部
において、両生ゴムシート間の隙間に充填ゴム7を埋め
込み、また必要に応じてこの外周に、たとえば第3図に
示すように、他の補強層8および外皮ゴム9を配置し、
そし、て最後に、たとえばプレス加硫を行なって各部材
を加硫接着する。
このことにより、中央部に非接着域10を有する袋体1
1が形成される。
なお、ゴムコーティングした単繊維織布よりなるゴム引
き帆布3は、少なくとも非接着域10の幅方向端部分、
すなわち、第3図に示すように非接着域10がほぼ楕円
形をなす場合には、その長軸方向の両端部分に配置され
ることが必要である。
従って、楕円形の全周にわたって固着してもよいことは
・もちろんである。
かくして得られるゴム製袋体によれば、加硫時の補強層
2,6およびゴム引き帆布3の収縮により、離型材4の
側縁がゴム引き帆布2と接触してそのコーティングゴム
を損傷しても、ゴム引き帆布3は単繊維織布からなって
いるので、毛細管作用によって内部流体が繊維方向へ漏
出することがなく、このため、内部流体の漏出事故を確
実に防止し得る他、元気による袋体の膨張変形に対し、
内外の径差に基いてゴム層内に生じる周差によって補強
層相互の張力差による効率の低下に対して補強強化を有
することができ、さらに、非接着域10への元気に際し
、その幅方向部への応力集中に起因する裂開を、ゴム引
き帆布によって充分に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第2図はゴム製袋体の製造過程を示す斜視図、
第3図はこの考案の実施例を示す斜視図である。 1.5・・・・・・帯状生ゴムシート、2,6・・・・
・・補強層、3・・・・・・ゴム引き帆布、10・・・
・・・非接着域。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 補強層を埋設した帯状ゴムシートよりなり、中央部に非
    接着域を有するゴム製袋体において、このゴム製袋体の
    内周面の、少なくとも前記非接着域の幅方向端部分に、
    単繊維織布からなる補強ゴムシー1〜を有してなるゴム
    製袋体。
JP14213379U 1979-10-16 1979-10-16 ゴム製袋体 Expired JPS5930037Y2 (ja)

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JP14213379U JPS5930037Y2 (ja) 1979-10-16 1979-10-16 ゴム製袋体

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JPS5659540U JPS5659540U (ja) 1981-05-21
JPS5930037Y2 true JPS5930037Y2 (ja) 1984-08-28

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