JPH06304420A - 塗装ブース水槽内の塗料スラツジ廃棄装置 - Google Patents

塗装ブース水槽内の塗料スラツジ廃棄装置

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JPH06304420A
JPH06304420A JP5120761A JP12076193A JPH06304420A JP H06304420 A JPH06304420 A JP H06304420A JP 5120761 A JP5120761 A JP 5120761A JP 12076193 A JP12076193 A JP 12076193A JP H06304420 A JPH06304420 A JP H06304420A
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JP
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water
water tank
paint sludge
sludge
coating
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JP5120761A
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Hisashi Sugimoto
久 杉本
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Original Assignee
Asahi Sunac Corp
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  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水槽内の塗料スラツジを塗装ブースや循環系
統に固着するトラブルを起こすことなく効率良く廃棄す
る。 【構成】 水槽1に張られた水aの中には処理液剤cが
予め投入され、水中に落下した塗料スラツジは粘着性の
無いゲル状に凝集されて水槽1内に沈澱する。ゲル化し
た塗料スラツジの混じつた汚濁水をポンプ6で汲み上げ
て供給口3から沈澱槽2内に連続して送り込むと、塗料
スラツジAが底部に次第に沈澱する。上澄水は押圧板1
5に設けたフイルタ18でろ過されてさらに清浄な浄化
水となつて透孔17を通つてその上に溢れ、取出口9か
ら取り出されて水槽1に還流される。沈澱槽2内に塗料
スラツジAが一定量溜まつたら、排出口7が開かれると
ともにピストンロツド13が進出して押圧板15が下動
し、塗料スラツジAが押圧力を受けて排出口7から押し
出されて廃棄される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装ブース内に生じた
余剰の塗料スラツジを回収除去するための水槽内に溜ま
つた塗料スラツジを廃棄する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】塗装ブース内において被塗物の実際の塗
装に供されることなく飛散しあるいはブース壁面等に付
着した塗料を、水洗浄によりあるいはウオータカーテン
を用いることにより、塗装ブースの底面に設置した水槽
内の水の中に吸着させて回収除去するシステムは公知で
ある。
【0003】この塗料スラツジの混じつた水槽内の汚濁
水は、時間が経過すると塗料スラツジ中に生息するバク
テリアが腐敗するのに起因して悪臭を発生するため、で
きるだけ頻繁に水槽内の塗料スラツジを廃棄することが
好ましい。
【0004】従来、水槽内の塗料スラツジを廃棄するた
めには、汚濁水中に塗料を固化させる凝固剤を投入し
て、浮いた固形物を作業者がすくい取つたり、循環系統
に回してろ過機に通す方法や、あるいは、凝固剤を使用
しないまま汚濁水を汲み上げて遠心分離機にかける方法
が採られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、人力で
すくい取るのは大変な労力が必要であるし、循環系統に
回した場合でも、従来の凝固剤は塗料スラツジを粘着性
のある固形物とするのであるから、循環系統等の塗装ブ
ース諸装置に硬い塊を生じさせて、それらの早期の機能
低下を招いていた。
【0006】また、凝固剤を使用しないで遠心分離機に
かける方法では、塗料スラツジと浄化水との分離に限度
があつて、すなわち、スラツジの回収効率が悪くて作業
に時間が掛かる欠点があつた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の塗装ブース水槽
内の塗料スラツジ廃棄装置は、叙上の点に鑑み完成され
たものであつて、請求項1の発明は、水槽内の水の中に
投入して用いられ、その水中に混入した塗料スラツジを
ゲル化して凝集、沈澱させる能力を持つた処理液剤と、
水槽内の汚濁水を汲み上げるポンプと、そのポンプで汲
み上げられた汚濁水の供給口を周面の上端部に設けると
ともに、沈澱した塗料スラツジを排出する開閉弁付きの
排出口を底部に、浄化水の取出口を供給口の上方位置に
夫々設けた沈澱槽と、その沈澱槽内に上下方向の摺動自
由に嵌装され、その下動により下面側に押圧力を作用さ
せるとともに、ろ過用のフイルタを備えた押圧板と、そ
の押圧板をピストンロツドに取り付けて沈澱槽の上面に
下向きに設置され、常にはピストンロツドが後退して押
圧板を供給口と取出口の間に位置させ、ピストンロツド
の進出により押圧板を下動させる流体圧シリンダとを備
えた構成とした。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の構成に加え
て、沈澱槽にその沈澱槽内に沈澱した塗料スラツジの界
面レベルを検出する検出手段を設けるとともに、その検
出信号に基づいて流体圧シリンダの進退駆動と排出口の
開閉弁の開閉を制御する制御手段を設けた構成とした。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または2の構
成に加えて、押圧板が供給口と取出口の間の位置におい
て上下の微動を繰り返すように、流体圧シリンダのピス
トンロツドに一定距離の進退運動を繰り返させる制御手
段を設けた構成とした。
【0010】請求項4の発明は、請求項1、2または3
の構成に加えて、沈澱槽の底部側にバイブレータを装着
した構成とした。
【0011】請求項5の発明は、請求項2の構成に加え
て、塗料スラツジの界面レベルの検出手段が、塗料スラ
ツジより小さく水よりも大きい比重を持つ液体と釣り合
うフロートを備えていて、そのフロートに対流防止用の
網が張られている構成とした。
【0012】
【発明の作用及び効果】請求項1の発明では、以下のよ
うに作用する。水槽内の水の中に処理液剤を投入してお
くと、水槽内に吸着された塗料スラツジは、処理液剤の
機能によりゲル状に凝集されて固形化しないままに水槽
内に沈澱する。
【0013】適宜時間の経過後に、そのゲル化した塗料
スラツジの混じつた汚濁水をポンプで汲み上げて供給口
から沈澱槽内に連続して送り込むと、その処理液剤によ
つてゲル化された塗料スラツジは、撹拌されても再凝集
して元の分離された状態に戻る性質を有するから、塗料
スラツジが沈澱槽の底部に次第に沈澱し、上方の水は、
押圧板に設けられたフイルタでろ過されてさらに清浄な
浄化水となつて取出口から取り出され、ブース内の水槽
へ還流されて再利用される。
【0014】沈澱槽内に塗料スラツジが溜まつたら、ポ
ンプを停止するとともに排出口の開閉弁を開き、流体圧
シリンダのピストンロツドを進出させて押圧板を下動さ
せると、沈澱した塗料スラツジが上方から押圧力を受け
ることにより、排出口から押し出されて廃棄される。
【0015】すなわち、請求項1の発明によれば、水槽
内の汚濁水をポンプで沈澱槽に汲み上げてそこに沈澱し
た塗料スラツジを流体圧シリンダの駆動力で押し出して
廃棄するのであるから、人力が不要であつて廃棄作業自
体がきわめて簡単となり、また、処理液剤の機能によつ
て塗料スラツジが粘着性のないゲル化された状態となつ
ているから、循環廃棄系統に塗料スラツジが固化して固
着することがなくて故障等のトラブルを起こすこともな
く、さらに、上記のように沈澱槽の底部に塗料スラツジ
を沈澱させてその底部の排出口から押し出して廃棄する
のであるから、効率良く廃棄することができる効果があ
る。
【0016】請求項2の発明では、塗料スラツジが沈澱
槽内に一定量溜まつたところでそれを押し出し、廃棄が
完了したところで再度沈澱による塗料スラツジの回収動
作に戻すように作用させることができ、すなわち廃棄作
業の自動化に対応することができる。
【0017】請求項3の発明では、押圧板を上澄水の中
で微振動させることによつて、そこに設けたフイルタの
目詰まりを防止することができる。
【0018】請求項4の発明では、沈澱槽の底部に振動
を加えることにより、塗料スラツジを高密度に溜めるこ
とができ、廃棄効率をさらに高めることができる。
【0019】請求項5の発明では、沈澱した塗料スラツ
ジの界面に位置するフロートに張られた網が、汚濁水の
供給に伴つて生ずる対流を遮り、対流に起因して沈澱し
た塗料スラツジが舞い上がるのを阻止して、効率良く塗
料スラツジを沈澱回収することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1、2は第1実施例を示し、符号1は、水
洗塗装ブースの底面に設置された水槽であつて、被塗物
の塗装に供されることなく飛散しあるいはブース壁面等
に付着した余剰塗料が、その水槽1内に張られた水aの
中に吸着されることによつて回収除去されるようになつ
ている。
【0021】その水槽1内の水aの中には、塗料スラツ
ジを微粒子に分解してゲル状に凝集させて沈澱させる能
力を持つた処理液剤が予め投入されるようになつてお
り、例えば、株式会社日進化研からNIXの商品名で販
売されている処理液剤が好適である。
【0022】水槽1の側方には、縦長の円筒形をなす沈
澱槽2が、図示しない脚により底部を設置面より浮かせ
た状態で設置されている。
【0023】その沈澱槽2の上端部の周面には汚濁水の
供給口3が開口され、その供給口3にポンプ6を介設し
た汲上管5の一端が接続されて、他端が上記の水槽1の
底部に嵌入されている。また、沈澱槽2の底面の中心に
は、電磁開閉弁8を備えた排出口7が開口されていると
ともに、上記の供給口3の一定寸法上方位置に、浄化水
の取出口9が開口され、そこに接続された還流管10が
水槽1側に導かれている。
【0024】沈澱槽2の上面の中心には、エアシリンダ
12が下向きに取り付けられ、そのピストンロツド13
の先端に、沈澱槽2の内周に水密にかつ摺動自由に嵌合
する押圧板15が結合されている。この押圧板15は、
複数の透孔17を形成した上板16の下面側にフイルタ
18が張設された構造となつており、常にはエアシリン
ダ12のピストンロツド13が後退して、押圧板15が
上記の汚濁水の供給口3と浄化水の取出口9の間に位置
するようになつている。
【0025】沈澱槽2内にはまた、水の比重よりも大き
く塗料スラツジの比重よりも小さい、例えば1.05 程
度の比重を持つ液体と釣り合うことができ、かつ、磁性
体を埋設したリング形のフロート20が昇降自由に収容
されているとともに、沈澱槽2の高さ方向の略中央部と
底部の周面に、上下一対の磁気センサ21が取り付けら
れており、各磁気センサ21は、上記したエアシリンダ
12の進退、排出口7の電磁開閉弁8の開閉、並びにポ
ンプ6の駆動と停止を制御する図示しない制御装置に接
続されている。なお、上記のフロート20の内周には、
対流防止用の網22が張られている。
【0026】また、沈澱槽2の周面の下側の磁気センサ
21の少し上方位置には圧力センサ24が取り付けられ
ているとともに、底部の周面にはバイブレータ25が取
り付けられている。
【0027】さらに、沈澱槽2の排出口7の下方には回
収槽27が設置され、その下面にはヒータ28が装置さ
れている。
【0028】続いて、本第1実施例の作動を図2のフロ
ーチヤートを参照して説明する。まず、水槽1内に水a
を張つて、その中にpH調整液bを投入してpH10〜
11に調整したのち、既述した処理液剤cを投入する。
【0029】余剰の塗料スラツジが水槽1の水aの中に
落下すると、その中の処理液剤bの機能により、塗料ス
ラツジはゲル状に凝集されて固形化しないままに水槽1
内に沈澱する。それに伴い、塗料スラツジ中に生息して
いるバクテリアも凝集し、その腐敗に起因する悪臭の発
生が抑えられて水交換が長期にわたり不要となる。
【0030】適宜時間が経過したら、そのゲル化した塗
料スラツジAの混じつた汚濁水をポンプ6で汲み上げて
汲上管5を通して供給口3から沈澱槽2内に連続して送
り込む。その場合、塗料スラツジAは水槽1の底面に沈
澱しているので、底面側に差し込まれた汲上管5により
塗料スラツジAが効率良く汲み上げられる。
【0031】上記の処理液剤cによつてゲル化された塗
料スラツジAは、撹拌されても再凝集して元の分離され
た状態に戻る性質を有するから、塗料スラツジAが沈澱
槽2の底部に次第に沈澱し、沈澱量が増えるに従つてそ
の界面レベルの位置を示すフロート20が次第に上昇す
る。上澄水は、押圧板15に設けられたフイルタ18で
ろ過されてさらに清浄な浄化水となつて上板16の透孔
17を通つてその上に溢れ、取出口9から取り出されて
還流管10を通つてブース内の水槽1へ戻される。
【0032】その際、バイブレータ25を駆動して沈澱
槽2の底部を振動させると、塗料スラツジAが高密度に
溜められる。また、フロート20に網22が張られてい
ることによつて、汚濁水の供給に伴つて生ずる対流をそ
の上面の部分に限り、対流に起因して沈澱した塗料スラ
ツジAが舞い上がるのが阻止される。
【0033】また、エアシリンダ12のピストンロツド
13を一定距離の間で繰り返し進退させて、押圧板15
を供給口3と取出口9の間において上澄水の中で上下に
振動させると、汚濁水の供給と浄化水の取り出しを継続
したまま、そこに設けたフイルタ18の目詰まりを防止
することができる。
【0034】沈澱槽2内に塗料スラツジAが一定量溜ま
り、それが図1の鎖線に示すように、フロート20が上
側の磁気センサ21の位置に上昇したことで検出される
と、ポンプ6が停止されるとともに排出口7の電磁開閉
弁8が開かれ、それとともにエアシリンダ12のピスト
ンロツド13が進出する。
【0035】それにより、押圧板15が、上澄水をその
上方に逃がしつつ下動し、沈澱した塗料スラツジAの上
面に押圧力を作用させることによつて、塗料スラツジA
が排出口7から押し出されて回収槽27内に排出され
る。
【0036】その際、圧力センサ24の検出圧が一定値
を超えていたら、押圧体15のフイルタ18が目詰まり
を起こしていることが判る。
【0037】塗料スラツジAの一定量の排出が終わつ
て、それが同じく鎖線に示すようにフロート20が下側
の磁気センサ21の位置まで下降したことで検出される
と、ピストンロツド13が後退して押圧板15が元の上
昇位置に後退するとともに、排出口7の電磁開閉弁8が
閉じ、またポンプ6が再駆動されて、上記した動作が繰
り返される。
【0038】回収槽27内に排出された塗料スラツジ
は、汚泥廃棄物として廃棄される。また、ヒータ28で
加熱することにより塗料スラツジに含まれた水分を飛ば
し、乾燥した粉末状の廃プラスチツクとして廃棄しても
良く、そうすると取り扱いが容易になる。
【0039】このように本第1実施例によれば、汚濁水
をポンプ6で沈澱槽2に汲み上げてその中に沈澱した塗
料スラツジAをエアシリンダ12の駆動力で押し出して
廃棄するのであるから、人力が不要であつて廃棄作業自
体が簡単となるのはもちろんのこと、処理液剤cの機能
で塗料スラツジAが粘着性のないゲル化された状態とな
つているため、ポンプ6や沈澱槽2等の循環廃棄系統に
塗料スラツジが固化して固着することがなくて故障等の
トラブルを起こすおそれがなく、また、沈澱槽2の底部
に塗料スラツジAを沈澱させてその底部の排出口7から
押し出して廃棄するのであるから、効率良く廃棄するこ
とができる。
【0040】また、上記のように沈澱槽2から取り出さ
れた浄化水は水槽1内に戻されて再度ブース内における
塗料スラツジ除去用水として利用され、また、その中に
混入されている処理液剤cは、凝集、沈澱能力を長く維
持するので、液剤cの補充量も少量で済んできわめて経
済的である。
【0041】図3、4は第2実施例を示し、上記の第1
実施例と相違するのは、エアシリンダ12aのピストン
ロツド13aに取り付けた押圧板15の上側に、沈澱槽
2aの内周に水密にかつ摺動自由に嵌合する閉塞押し板
31が、常には浄化水の取出口9の上方に位置するよう
に取り付けられ、また下側には、図4に示すように、複
数個ずつの透孔34を互い違いに対応するように形成し
た2枚の板33を間隔を空けて配してなる仕切板32
が、常には汚濁水の供給口3の下方に位置するように取
り付けられた構造となつている。
【0042】そして、汚濁水を供給口3から押圧板15
と仕切板32との間に供給し、塗料スラツジAを仕切板
32の透孔34を通して沈澱させ、ピストンロツド13
aの進出により上澄水を介して沈澱した塗料スラツジA
に押圧力を作用させて排出口7から押し出すようになつ
ており、上記第1実施例と同様の効果が得られのに加え
て、汚濁水の供給に伴う対流が押圧板15と仕切板32
の間に限られ、沈澱した塗料スラツジAが舞い上がるの
をより確実に防止する。
【0043】図5は第3実施例を示し、前記した第1実
施例の沈澱槽2の後段に、その沈澱槽2から排出された
塗料スラツジAを上部の供給口3からさらに受け入れて
塗料スラツジAの再度の沈澱を促し、エアシリンダ41
で駆動される閉塞押し板42の下降によりその沈澱した
塗料スラツジAを底部の排出口7から押し出して廃棄す
るようにした二次沈澱槽40を接続したものであつて、
塗料スラツジAをより高濃度な状態で排出することがで
きる。
【0044】もちろん、前記した第2実施例の沈澱槽2
aの後段に上記の二次沈澱槽40を接続して用いること
も可能である。
【0045】なお、本発明は、塗料スラツジを強制的に
水槽内に落下させるウオータカーテンを付設した塗装ブ
ースにおける水槽から塗料スラツジを廃棄する場合にも
同様に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図である。
【図2】その作動のフローチヤートである。
【図3】第2実施例の構成図である。
【図4】仕切板の部分拡大断面図である。
【図5】第3実施例の構成図である。
【符号の説明】
a:水 c:処理液剤 A:(ゲル化された)塗料スラ
ツジ 1:水槽 2、2a:沈澱槽 3:(汚濁水の)
供給口 6:ポンプ 7:(塗料スラツジAの)排出口
8:電磁開閉弁 9:(浄化水の)取出口 12、1
2a:エアシリンダ 13、13a:ピストンロツド
15:押圧板 18:フイルタ 20:フロート 2
1:磁気センサ 22:網 25:バイブレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C02F 1/52 ZAB G 7918−4D

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装ブース内に生じた余剰の塗料スラツ
    ジを該塗装ブースの底面に設置した水槽内の水の中に吸
    着させて回収除去するようにした水洗式塗装ブースの、
    前記水槽内の塗料スラツジを廃棄する装置であつて、 前記水槽内の水の中に投入して用いられ、該水中に混入
    した塗料スラツジをゲル化して凝集、沈澱させる能力を
    持つた処理液剤と、 前記水槽内の汚濁水を汲み上げるポンプと、 該ポンプで汲み上げられた汚濁水の供給口を周面の上端
    部に設けるとともに、沈澱した塗料スラツジを排出する
    開閉弁付きの排出口を底部に、浄化水の取出口を前記供
    給口の上方位置に夫々設けた沈澱槽と、 該沈澱槽内に上下方向の摺動自由に嵌装され、その下動
    により下面側に押圧力を作用させるとともに、ろ過用の
    フイルタを備えた押圧板と、 該押圧板をピストンロツドに取り付けて前記沈澱槽の上
    面に下向きに設置され、常には前記ピストンロツドが後
    退して前記押圧板を前記供給口と前記取出口の間に位置
    させ、前記ピストンロツドの進出により前記押圧板を下
    動させる流体圧シリンダと、を備えたことを特徴とする
    塗装ブース水槽内の塗料スラツジ廃棄装置。
  2. 【請求項2】 前記沈澱槽に該沈澱槽内に沈澱した塗料
    スラツジの界面レベルを検出する検出手段を設けるとと
    もに、該検出信号に基づいて前記流体圧シリンダの進退
    駆動と前記排出口の開閉弁の開閉を制御する制御手段を
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の塗装ブース水
    槽内の塗料スラツジ廃棄装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧板が前記供給口と前記取出口の
    間の位置において上下の微動を繰り返すように、前記流
    体圧シリンダの前記ピストンロツドに一定距離の進退運
    動を繰り返させる制御手段を設けたことを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の塗装ブース水槽内の塗料
    スラツジ廃棄装置。
  4. 【請求項4】 前記沈澱槽の底部側にバイブレータを装
    着したことを特徴とする請求項1、請求項2または請求
    項3に記載の塗装ブース水槽内の塗料スラツジ廃棄装
    置。
  5. 【請求項5】 前記塗料スラツジの界面レベルの検出手
    段が、塗料スラツジより小さく水よりも大きい比重を持
    つ液体と釣り合うフロートを備えていて、該フロートに
    対流防止用の網が張られていることを特徴とする請求項
    2に記載の塗装ブース水槽内の塗料スラツジ廃棄装置。
JP5120761A 1993-04-23 1993-04-23 塗装ブース水槽内の塗料スラツジ廃棄装置 Pending JPH06304420A (ja)

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