JPH0630430U - ショ−トサ−キット防止用防風体 - Google Patents

ショ−トサ−キット防止用防風体

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JPH0630430U
JPH0630430U JP6784692U JP6784692U JPH0630430U JP H0630430 U JPH0630430 U JP H0630430U JP 6784692 U JP6784692 U JP 6784692U JP 6784692 U JP6784692 U JP 6784692U JP H0630430 U JPH0630430 U JP H0630430U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
cab
baffle plate
kit
prevent
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6784692U
Other languages
English (en)
Inventor
陽一郎 小檜山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Publication of JPH0630430U publication Critical patent/JPH0630430U/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラジエタのショ−トサ−キットを防止できか
つ、耐久性の高いバッフルプレ−トを提供することを目
的とするものである。 【構成】 トラックのキャブ3の下面とラジエタ1との
隙間を閉塞し、ショ−トサ−キットを防止するバッフル
プレ−ト10であって、このバッフルプレ−ト10は一
端を上記ラジエタ1に固定すると共に上記キャブ3の下
面とラジエタ1の距離方向に伸縮自在に形成され、か
つ、上記バッフルプレ−ト10の他端と上記キャブ3の
下面には、両者を着脱自在に結合する第1、第2の磁石
11、13が設けられているものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ラジエタのショ−トサ−キットを防止するために、このラジエ タとキャブの隙間を閉塞するショ−トサ−キット防止用防風体に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、トラックにおいては、ラジエタを通過した風が再びラジエタ の前方に回りこむ事態(ショ−トサ−キット)を防止するために、ラジエタとキ ャブ(キャビン)との隙間を埋めるバッフルプレ−ト(防風体)を設けている。
【0003】 すなわち、図3中1はラジエタである。このラジエタ1は、高さ方向中途部 を車体の長手方向に沿って設けられたフレ−ム2のキャブ3の下側に対応する位 置に固定されて設置されている。また、このラジエタ1の通風方向に沿う裏面に はラジエタファンシェラウド4が取着されている。
【0004】 また、このシェラウド4内には、上記フレ−ム2に固定されたエンジン5か ら導出された駆動軸5aに設けられたラジエタファン6が配置されている。した がって、このエンジン5が作動することで、上記ラジエタファン6が回転し、ラ ジエタ1に矢印(イ)で示すように外気を導入するようになっている。
【0005】 このラジエタ1内には、エンジン5内を流通しこのエンジン5を冷却する冷 却水が流れている。したがって、エンジン5内を冷却することによって熱せられ た冷却水は、ラジエタ1に導入された外気によって冷却され再びエンジン5内を 流通しこのエンジン5を冷却するようになっている。
【0006】 一方、図に7で示すのは上述したバッフルプレ−トである。このバッフルプ レ−ト7は下端部を上記ラジエタ1の上部に固定して設けられている。また、こ のバッフルプレ−ト7の上端は、上記キャブ3の下面に設けられた受け板8に弾 性的に当接し、座屈状態で上記キャブ3と上記ラジエタ1との隙間を埋めるよう に構成されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来例には、次に説明するような解決すべき課題があっ た。
【0008】 すなわち、上記キャブ3は、道路のうねり等に起因して走行時に上下振動す る。その振幅は例えば約±40mm程度である。上記バッフルプレ−ト7は、こ の振幅を吸収できるように、上端部を座屈状態で上記受け板8に弾性的に当接さ せて設けられているが、このような構成では使用を続けた場合に「へたり」が生 じやすく、上記バッフルプレ−ト7の上端と上記キャブ3の下面との間に隙間が 開き、ショ−トサ−キットを有効に防止できないということがある。また、この ため頻繁にバッフルプレ−ト7の交換が必要になり、メンテンナンス上も問題が あった。
【0009】 この発明は、このような事情に鑑みて成されたもので、ラジエタのショ−ト サ−キットを防止できかつ、耐久性の高い防風体(バッフルプレ−ト)を提供す ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案は、トラックのキャブの下面とラジエタとの隙間を閉塞し、ショ− トサ−キットを防止する防風体において、上記防風体は一端を上記ラジエタに固 定すると共に上記キャブの下面とラジエタの距離方向に伸縮自在に形成され、か つ、上記防風体の他端と上記キャブの下面の少なくともどちらか一方には、両者 を着脱自在に結合する磁石が設けられていることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】 このような構成によれば、防風体はキャブの振動にしたがって伸縮し、ショ −トサ−キットを有効に防止する。
【0012】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図1、図2を参照して説明する。なお、従来例 と同一の構成要素には同一符号を付してその説明は省略する。
【0013】 図3に示すように上記ラジエタ1の上記フレ−ム2の上側に位置する外周面 には、この発明のバッフルプレ−ト10(防風体)が設けられている。このバッ フルプレ−ト10は、ジャバラ状(ジグザグ)に曲成され、上記ラジエタ1の外 側方向に伸縮自在に設けられている。また、このバッフルプレ−ト10の外側面 は略コの字形状をなし、この外側面の全長に亘って帯状の第1の磁石11が貼着 されている。
【0014】 また、図1(a)に示すキャブ3は同図(b)に示すように転動(チルトア ップ)可能に設けられている。そして、同図(a)に示すように、このキャブ3 の下面には、上記バッフルプレ−ト10の外側面の形状に対応する略コの字状の 受け板12が設けられている。この受け板12の内周面には、上記第1の磁石1 1と吸脱自在に設けられた第2の磁石13が貼着されている。
【0015】 したがって、図1(b)に示すように上記キャブ3を上記第1、第2の磁石 11、13の吸着力に抗してチルトアップした場合には、上記バッフルプレ−ト 10の上端は上記キャブ3の下面から離脱するようになっている。
【0016】 一方、上記キャブ3を閉じた場合には、再び図1(a)に示すように上記第 1、第2の磁石11、13は吸着し、上記バッフルプレ−ト10は上記ラジエタ 1と上記キャブ3の下面との隙間を閉塞するようになっている。
【0017】 この状態で上記エンジン5を作動させた場合には、上記ラジエタ1を通過し た外気が上記ラジエタ1の全面に回り込むこと(ショ−トサ−キット)が防止さ れるから、ラジエタ1の冷却効率を維持することができる。
【0018】 このような構成によれば、従来例(図3)のように上記バッフルプレ−ト7 とキャブ3の下面との接続を上記バッフルプレ−ト7の弾性力で行うのではなく 、上記バッフルプレ−ト10を伸縮自在なジャバラ構造とし、かつキャブ3との 接続は第1、第2の磁石11、13の吸引力を利用して行うようにしたので、キ ャブ3の開閉や走行中の振動により、このバッフルプレ−ト10に「へたり」が 生じたりすることは少ない。 なお、この考案は上記一実施例に限定されるものではなく、考案の要旨を変 更しない範囲で種々変形可能である。
【0019】 例えば、上記一実施例では、上記バッフルプレ−ト10と受け板12の双方 にそれぞれ第1、第2の磁石11、13を設けたが、これに限定されるものでは なく、どちらかが一方が磁性体であれば、片方のみに磁石を設ければ良い。
【0020】 また、上記一実施例では、受け板12を設けたがこれに限定されるものでは なく、上記キャブ3の下面が磁性体であれば、この受け板12および第2の磁石 13はなくても良い。
【0021】
【考案の効果】
以上のべたように、この考案は、トラックのキャブの下面とラジエタとの隙 間を閉塞し、ショ−トサ−キットを防止する防風体において、
【0022】 上記防風体は一端を上記ラジエタに固定すると共に上記キャブの下面とラジ エタの距離方向に伸縮自在に形成され、かつ、上記防風体の他端と上記キャブの 下面の少なくともどちらか一方には、両者を着脱自在に結合する磁石が設けられ ているものである。
【0023】 このような構成によれば、防風体をキャブの振動に応じて伸縮自在に設けた ので、キャブの開閉や走行中の振動により、この防風体に「へたり」が生じたり することは少ない。このことにより、ラジエタのショ−トサ−キットを有効に防 止することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、この考案の一実施例を示す縦断面
図、(b)は、同じく、キャブのチルトアップ状態を示
す縦断面図。
【図2】同じく、要部を示す斜視図。
【図3】従来例を示す縦断面図。
【符号の説明】
1…ラジエタ、3…キャブ、10…バッフルプレ−ト
(防風体)、11…第1の磁石、13…第2の磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックのキャブの下面とラジエタとの
    隙間を閉塞し、ショ−トサ−キットを防止する防風体に
    おいて、 上記防風体は一端を上記ラジエタに固定すると共に上記
    キャブの下面とラジエタの距離方向に伸縮自在に形成さ
    れ、かつ、上記防風体の他端と上記キャブの下面の少な
    くともどちらか一方には、両者を着脱自在に結合する磁
    石が設けられていることを特徴とするショ−トサ−キッ
    ト防止用防風体。
JP6784692U 1992-09-30 1992-09-30 ショ−トサ−キット防止用防風体 Withdrawn JPH0630430U (ja)

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JP6784692U JPH0630430U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 ショ−トサ−キット防止用防風体

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Publication Number Publication Date
JPH0630430U true JPH0630430U (ja) 1994-04-22

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ID=13356733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6784692U Withdrawn JPH0630430U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 ショ−トサ−キット防止用防風体

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JP (1) JPH0630430U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09193673A (ja) * 1996-01-18 1997-07-29 Nissan Motor Co Ltd ラジエータの上部カバー構造
WO2020059583A1 (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 いすゞ自動車株式会社 ベルマウスの取付構造

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970306